とりとめもなく



 「私の唯一の人」

「たとえ脱獄しても、あなたと離れて暮らすくらいなら死んだ方がましだ。
 死ぬことなど少しも怖くはない」

「あなたが居なくなったら、嘆き悲しむのは公爵夫人だけではないわ。
 いいえ…、それよりももっと…。
 あなたが死んだら、私も生きていません。
 お願いです。私のために逃げて下さい。
 お願いです。私のために生きて下さい。」

情熱のバルセロナより。
牢屋のラヴシーンが大好きです。
シェイクスピアばりのクサイ台詞が大好きです。










久々に水先輩観て感傷的になりました。

なにかにつけ、思い出す。
舞台とか本とか音楽とか、
何かが琴線に触れる度に胸が詰まる。
悪い感情はないけど、少し息苦しい。
気持ちだけでは生きていけないから、
気持ちだけで突っ走ってる作品に惹かれるのかもしれない。
無い物ねだりをしてしまう。
足るを知るで生きてきたのに、欲が出てしまった。

明日何が起きるか分からない世の中で
明日死ぬかもしれない人生で
そういうのに怯えたり期待しながら生きていて
後悔はしたくないって思ってた。
だけど選べる程の度胸もなかった。
悲しいとか、寂しいとかでは泣けなかったのに
ただ悔しくて涙が出た。




愛していたし、愛されていたけど
それだけで良かったの
ずいぶん楽になったわ
自由だもの
とりあえず
なんとなく生きてきた

2009年11月27日(金)



 連休

仕事終わりに、友人宅にお邪魔しました。

近くの居酒屋でご飯〜。
テレビでラピュタが放送されてたので、ジブリ話に花が咲きました。
「自分の中のジブリBEST3は何?理由も」

1.ナウシカ
 見た回数と世界観。ナウシカに憧れた女子は多いはず。
 だけど、原作読んで少し観点が変わったなぁ。
 好きなのは変わらなかったけど。

2.ポニョ
 グランマンマーレの声がゆりちゃん…ってのもあるけど、
 自分的に、裏読み深読みし放題なので。

3.ラピュタ
 冒険モノの王道。食べ物の描写半端無い。
 登場人物も全部好き。

でも、もののけ、千と千尋、紅の豚あたりも捨てがたい。
なんかこの三作って「赤」のイメージあるな。

そんな金曜の夜。


二日目。土曜日。
朝ご飯はラピュタパン(笑)
トーストに目玉焼きを乗せるだけ。簡単で美味しい!!

昼から車を飛ばして本州へ向かいました。
初の開門海峡!
海は仕事の研修のときに渡った事があるけど、橋は初めて。
海の県境を越えて、山口へ。

目的地は下関。
水族館【海響館】
シロナガスクジラの骨格標本や、豊富すぎるフグコーナーが売りです。

以下感想。
「生簀(いけす)みたい」「捌きたい」「美味しそう」「お腹空いた」

(´∀`)

イルカとアシカのショーも寒い中満喫しました。
イルカプールの赤ちゃんが可愛いいい。
コースから外れた所にあるから、見逃しやすいけど是非見て欲しい。
ほんと可愛いんだ。ちっこい。めんこい。

水族館を楽しんだあとは、近くの下関市場へ。
お寿司がタイムサービスで100円!
フグやイクラやらウニやらホタテやら豪勢に行きました。
フグの味噌汁もうまぁい(*´艸`)至福を噛みしめた。

こういう場所で食べると美味しさ倍増するよね。
シロナガスクジラの形した雲が、光に縁取られて綺麗でした。


満腹になったあとは、九州に戻り、小倉駅へ。
何をするかというと、友人の路上です(*´∀`)お供

「歌わせるからね」という言葉を冗談と受け止めていたら
本気(とかいてマジとry)だったらしく…。
寒さなんて恥ずかしさで吹き飛ぶね!
でも意外と面白くて。友人のギターと合わせるのも楽しくて。
更に磨きのかかった友人の歌も聴けて。
友人のバンドや知り合いの人も遊びに来てくれて。
わいわいがやがや楽しかった。
またやりたいw

日付を超えたあたりで終了。
帰りにお酒を買って、家でのんびり語らいながら就寝。

濃くて楽しい日でした。

2009年11月22日(日)



 love

「人生ってつらいだろ。
 だから、夢中になれる何かを探してたんだ。
 生きている意味を。
 それがこれだ。」


【Michael Jackson THIS IS IT】



レイトショーで見てきました。
なんて言ったらいいんだろう。
正直、マイケルが死んだ事が信じられずにいました。
え、マイケルって死ぬの?コンサートの為の大がかりなドッキリじゃないの?
ってくらい信じていませんでした。絶対スリラーで復活するって思ってた。

エンドロールの、マイケルの子ども達に捧ぐ、の言葉で
ようやく、もう居ないんだと、実感が沸いてきました。

伝説の人が、更に階段を昇ってしまった。
誰も手が届かない場所に行ってしまった。
漠然と、悲しくて泣きました。

育ちや外見のゴシップや噂が常に付きまとう人生で
それでも確かな愛を持っていた人。

昔見たドキュメンタリーで
熱狂的なファンが泣きながら「マイケル抱きしめて愛してる」と言ったとき
マイケルは「僕も愛してるよ」と、ファンを抱きしめていました。
なんて人なんだろうと、本気で驚きました。
もしナイフでも持ってたらどうするんだ。


私の陳腐な言葉では語れない。
本番が実現してたら、どれだけ最高のステージになってたんだろう。
King of Pop
このリハが最後の映像かと思うと、本当に悲しいし悔しいし寂しい。
けど、マイケルが伝えたかったものは確かにスクリーンの中にあった。
欠片だけでも見て欲しい。


「忍耐と理解を。そして冒険を。」

2009年11月16日(月)



 着付け

先月から着付け教室行ってます。
浴衣と半幅帯しか出来なかったので、ちゃんと着たいなぁと思って。

いつも行ってる着物屋さんの無料着付け教室☆
しかし最後に修了試験があるという本格的なもの。
毎回みっちり2時間+αくらいはしています。
着物の着方から、名古屋帯、袋帯と段階重ねて練習しています。

毎週木曜日に通ってるんですが、今日で6回目が終わりました。
修了試験まであと2回。
いや、ラスト1回が試験だから、実質あと1回。
きゃー………(´・ω・)

帯さえ選べば大丈夫な筈…。
見た目で選んだ今日の帯は滅茶苦茶締めにくかった…。
やわらかくてボリュームのある帯はほんと締めにくい…。
博多織の固さが好きです。ぴしっとしてて。
まぁこれも練習、です。頑張ります。

新品だったチョコレートの着物も段々着慣れてきましたw
早く街着にしたいなー。寒いからストールと手袋して。帽子も欲しいなー。
ボブウィッグどんなのにしようかなぁ。
楽しみ楽しみ(*´∀`)

2009年11月12日(木)



 秋の夜長に

なんか突然語りたくなった。

宝塚の荻田浩一作品と斉藤恒芳の音楽が大好きです。

「パサージュ」「バビロン」「螺旋のオルフェ」
「ロマンチカ」「マラケシュ」「タランテラ」「ソロモンの指輪」

オギー作品は、痛み、哀愁、別離、孤独といったものが多く、
時に胸に詰まります。
しかし、そういった世界観に、うまく役者を当てはめていくので、
「あぁ、そう、こういう役観たかった!」っていう歓びと
「こういう役もいけるんだな」っていう発見と、沢山楽しませてくれるものでもあります。



“華やか”
“きらびやか”
“豪華”

そういったイメージが強い宝塚。
スパンコールぎらぎらだし、娘役は豪華なドレスや髪飾りを付けてるし、
羽根もでかい、メイクも濃い、豆電球何個使ってんだよってセットも多い。
いえ、そんな一般的な宝塚も大っ好きです。

オギー作品は、派手なのも勿論ありますが、
どちらかというと逆のモノが多く、
裸足で、ワンピース一枚で、地毛で繰り広げられる
繊細なダンスシーンや、余韻の残る音楽。
照明やセットに至るまで、意味を考えてしまったり、
盆回しやセリの使い方がツボに入ったり、
贔屓の出ていない舞台でも、あ、DVD欲しいなって思ってしまいます。

だったら宝塚に限らず、そういう劇団や舞台を観ればいいって話しなんですが、
宝塚のなんというか、性別を超えたもののハコというか、
あの独特の雰囲気の中でしか味わえないものだと思うんです。

うまいダンサーやシンガーでも勿論見応えはあると思う。
でもそれはダンサーやシンガー、そのものを楽しむもので
どうしても技術という視点で観てしまいそうな自分が居て、
また違うものなんだと思います。


そんなオギーも、雪組「ソロモンの指輪」で宝塚を去ってしまいました。

真面目に悲しいです。
ほんと、水先輩がトップの時にオギー作品に巡り会えた事は
ファンとしては凄く幸せだなぁと思います。極楽鳥、とっても素敵でした。

一つ不満を言うなら、時間が30分だったこと。
短いんじゃぁぁぁ。せめて一時間んんん。

水先輩のDVDを揃え終わったら
オギー作品も揃えてみよう。

2009年11月09日(月)



 moon

 9月、ヴァンパイアに心奪われ
10月、再会と別れに節目を思い
そして、11月、寒さに身体が驚いてます。

なんか夏から、沢山の事があった。
どれも良い経験。一つ一つが良い思い出。
知り合いも増えたし、旅行も楽しかった。
新しくし始めたこともあるし、終わったこともある。
逆に、またやり始めたことも。
笑って。悩んで。

変わってしまったもの
どうしようもないもの
捨てられないもの
生きていく上で必要無くても
大事にしたいものがある。


「あれもラヴ、これもラヴ。」

前だけは向いて歩いていこう。

2009年11月01日(日)
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