とりとめもなく



 疲れた

毎日毎日、数字と書類と顔をつきあわせていたら
いつの間にか二月が終わろうとしています。
疲れた。去年の秋から数字合わせと書類作成しか記憶にないよ。

職場の工事がようやく終わり、それ関連の諸々の書類にむきーとなりながら
延期されてた行事も次から次へとやってきて、
監査に向けての大量の資料作成・整理に追われ、
しかも一年分の明細を消してしまうという大失態をやらかし、
死ぬ気で終わらせました。
ようやく一息付けそうです。

明日が無事に終われば。

週末は友達の結婚式。
その翌週は中高とお世話になったお姉さんの二次会。
更にその翌週は水先輩の初日。

明日終われば幸せが待ってる。
落ち着いたら少しのんびりしたい。
ミスサイゴンのキャスト感想も書きたい。
頑張ろう。

2009年02月23日(月)



 目覚めれば

ミスサイゴン博多座公演、気付けば後半戦。
なんだかんだで別所さん除く、全キャスト観ました。
バレンタインチケ最高!団体割引最高!!

初見はストーリーに打ちのめされ、
三回目くらいでやっとキャストを観る余裕が出来てきました。
見る度に違う舞台なので、ほんと脳がスパークスパーク。

キャスト別に感想述べようか、組み合わせ別に述べようか迷う所です。
組み合わせ別のキャスト順でいきます。

2009年02月16日(月)



 時は来た

ミスサイゴン 博多座公演

1/4のプレビューから、計3回ほど観ました。
いつもはすらすら出てくる感想が何故か出てこない。
素直に面白かった、感動したっていう思いは勿論あるんだけど
初見、二回目、三回目と観る度に最後に思う事が違う。

キャストが違うせいもあるんだけど、
人が変わるだけでこんなにも違う色を出す作品を観たことがない。
そのせいか、いつもとは違うはまりかたをしています。

ライヴCDで毎日毎日聞いてたら、考えすぎて息が詰まってきました。
歌詞結構違うなぁ。今の方が分かりやすく改訳されてる。


「名はブイドイ 地獄で産まれたゴミクズ
 我々の全ての罪の証拠だ 忘れない彼らはみんな我らの子」
アトランタでジョンが歌う【ブイドイ】。
アメリカ兵と現地の女性との間に出来た子ども達。
退役した兵士達は、父親を探す活動を行ってる。
アメラジアンの将来は、父親にかかってるといっても過言ではない。

実際の兵士の中には、自分の娘だと、
血の繋がらないブイドイを引き取る事もあったそうだ。

長い戦争で、失った命も数えられないけれど、
そこで産まれた命もどれほどあるんだろう。
交わることの無かった男女が結ばれて。

「収容所溢れるブイドイ」
彼らは、父親だけでなく、母親も居ない。
死に別れた、捨てられた、理由は様々だろう。
そんな中、キムはタムの側にいた。命をあげるとまで言った息子。
今の暮らしは決してよくはない。
だけど、母と共に居て、タムは幸せだったと思う。

キムからしてみれば、未来のない国よりも
アメリカでチャンスをと願うのも分かる。
学校も行かせてあげられない現状より、未来あるアメリカへ。
将来を考えると、キムはああするしかなかったのかな。
たとえ自分がどうなろうと、我が子を幸せにしたいと考えるのは
当たり前の感情だと思う。
理解は出来る。感情は分かる。
だけどタムにとっての幸せは何だったんだろうと考える。

目の前で母が死んだタム
クリスは全ての罪を、タムの顔を見る度に思い出すんだろう
忘れたかった過去を、やり直そうとした未来を
タムを見る度に、責め苛まれ続けるんだろう。
タムは父親から愛されて育っていくんだろうか。

ジョンの歌う“罪の証拠”は、
キムにとってはクリスとの“愛のしるし”で
その差が、とても悲しく思える。
クリスにとってはどっちなんだろうな。
エレンを選ぶ限り、前者でしかない気がする

2009年02月05日(木)
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