みかんぜりーの入院日記
「遺伝性球状赤血球症」という病気とともに成長してきた航平の入院、手術記録です。

2001年11月13日(火) ばたばた爆笑!術前検査

主治医から外科の医師を紹介してもらい、診察をうける。
母としては、初対面だし「にっこり」微笑んで欲しかった(笑)
が航平は固まっていた(笑)
7年の付き合いの主治医にさえめったに笑顔をみせない、はにかみやの航平に初対面で笑えというほうが無理だった。
簡単な問診の後、手術の方法等の説明があり、手術日は2/6と決まり、検査の予定をたてた。

超音波検査・・・胆石がみつかったので、脾臓と胆嚢も摘出する事になる。

胆嚢の摘出には、胆管が正常に通っている事が条件なので、MRI検査で調べる事となった。

麻酔科の受診 これは、麻酔科の医師とお話するだけ。

「肺炎球菌」の予防接種・・・脾臓を摘出すると免疫力が落ちるので、この菌に感染すると重症になる危険があるそうで、脾摘する人は接種するそうです。
生涯に一度だけの接種だそうで「肺炎球菌の予防接種をしています。再接種しないで下さい」と書いてあるシールを渡された。(薬のロット番号も書いてあった)
母子手帳に貼ったが、本人が成人しても母子手帳を持ち歩くとは思えないし、成長したら話さないと・・・(笑)

超音波も、麻酔科受診も、予防接種も、問題無くクリアしたが、MRIはすんなりいかなかった。

X線を使わないレントゲンと言う事で「一番安全で良いでしょう」とMRI検査する事になったのだが・・・・
細長いベットに寝転んで装置の中に入っていく。撮影する時「ガーンガーン」と物凄い音がする。大人でも閉所恐怖症の人は出来ない場合があるそうだが、
音が凄いだけで痛みも無い。しかし、航平は暴れた・・・(笑)
「こわい〜やめて〜だして〜」(-_-;)
結局、撮影が無理ということでその日は中止となった。
翌々日、麻酔で眠らせて撮影する事になったのだが・・・・
薬を飲んで30分、40分、一向に眠らない・・・眠ってよ〜(笑)
やっと眠ったのに、検査のベッドに寝かせた瞬間、目覚めた。なぜ〜〜(笑)
前回同様、泣いて暴れたが、検査技師さんと2人で押さえつけて撮影した。
結局、きれいには撮影できていなくて、後日「造影剤」を飲んでレントゲン撮影を
することとなった。

余談だが、2回目のMRIの検査の後、麻酔が一気にきいたようで検査が終ってから航平は爆睡してしまった。
病院のロビーの長椅子で寝てしまい、今度はたたいても、つねっても、起きなかった。外が暗くなり、このまま寝かせていたら朝になる・・・とひきづる様に歩かせて、駅までたどりついた。旦那に電話をかけに行って戻ってみると、航平は駅の
ホームの床で大の字で寝ていた。忘年会のシーズン、泥酔したおじさんがホーム寝ている姿は時々見かけるが、ランドセルを背負った子が夜の8時、ホームで寝ている姿はなかなか見られない(笑)注目の的になっていた。


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