笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

望まないかぎり終わりはこないから - 2022年06月28日(火)

1000 travels of jawaharlalが数十年ぶりにライブをやったと言う情報を聞きつけ、YouTubeでそのライブ動画を鑑賞する。
重病を抱えたメンバーがいて、画面越しにもその姿は痛々しく映り、決して会心のライブではないものの、その佇まい、そして客席に映るかつての友人、知人たちの姿を見て心が揺さぶられる。

福岡のMike Kirschことタカユキさんも相変わらずのパフォーマンスを発揮していて、ああ素晴らしいなと思う。
いつかまた会いたい。

こう言った、私の過去の栄光とも地続きな触媒を目の当たりにすると、無性に私が過去に作った楽曲を聞きたくなる。
それも、結局世に出なかったものたちに対して強く。
それはきっと、あの時これを世に問うことが出来たならば、きっとより大きな名声を得ていたのではないか、と言う半ば絵空事のようなものであったり、今もその世界で炎を絶やさずにいる人たちへの対抗心みたいなものなのかなと思う。


-

Six songs for invisible gardens - 2022年06月14日(火)

10thアニバーサリーで復活するEspeciaのライブのチケットが奇跡的に当選したのは1か月半前のこと。
事前に倍率が凄いということは聞いていたので、まさか当たるとは思っておらず、当選したと言うメールを受け取っても実感が湧かなかったのが寂しい事実。
そして、何が何でもこのライブに参加したいと言う気概が生まれなかったのも、さらに寂しい事実。
その結果、プラチナチケットとなったそれは、Twitterに漂っていた第三者に受け渡すこととなった。

代り映えの無い我が人生のカンフル剤とすべく、大阪に足を運び、彼女たちのライブに限らず何らかの刺激を受けるという選択肢はもちろんあったはずだけど、それを易々と手放すことに何の未練も感じなかった私は相当に終わっているのではないかと思う。

しかしながら、本日Big Thief来日の報を受け、数多の手数料の積み上げに臆することなく先行予約に応募した私がいるのもまた事実であり、人生は巡り巡り先に進んでいくものだと、我が身を納得させるばかりである。





-



 

 

 

 

ふりだしへ
ありしの君へ  未だ見ぬ君へ

 Home