笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

耳鳴りとその訳 - 2008年08月26日(火)

日曜はeol11だった。


いつものように7時すぎには起き、9時に大学へ。
とてもライブなんてできる状態じゃない部屋をみなで一気に片付け、あとは雪崩れ込むように時間がすぎていった。


今回のeolは、久しぶりにライブをじっくり見ることができ、各バンドを堪能した。
そして、みなとてもいいライブだった。
どのバンドも着実にステップアップしていることを感じさせたし、新しく聴く曲のクオリティは本当に彼らの未来を感じさせた。


こうやって、自分が今も「過程」の中にいられることをとても幸せに思う。


そして、今回は大学生ぐらいのお客さんがほんとに多くいて、きっとこれからは彼らが何らかのことをやっていくんだなと感じた。
思えば、自分もup and comingやfluid、i excuseやnaiadなどを彼らと同じように見つめていた時期がある。
今がそうではないとは言えないけれど、こうして自分の上の世代がやっているのを見て、僕らも何かを始めたり刺激を受けたりしたのは事実。


きっと、僕らが思っている以上に、彼らは僕らのことを見ているし、いろいろな構想を描いているんだろうなぁと思う。


話は変わって、このライブの時にもっていた音源はすべて売り切ることができた。
東京のbaseでも売り切れたという連絡をもらう。
こういうご時世のなかで、はたしてテープという媒体はどれぐらい聴いてもらえるのだろう?と思っていたけれど、そういうのは全然関係ないんだなと実感する。
あとは、自分たちの音楽を聴いてもらうために、自分たちや周りの力を借りながらどうやってやっていくかだと思う。


僕の周りにもいいバンドはたくさんいるけれど、中にはせっかく音源を作ったのになかなか広がっていかないバンドもいる。
単純に機会に恵まれないケースもあるけれど、何もせずなバンドを見ているとやっぱり悲しくなる。
みんな考え方が違うのは百も承知。
でも、僕はやっぱり自分の好きなバンドが、もっと多くの人の耳に入るといいなぁといつも思う。
そこに音楽があるということは、ただそれだけのことではないのだから。


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