笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

懐風藻と凌雲集 - 2002年10月31日(木)

本番前、最後の模試。
肝心の本番はまだまだ年明けだが、
志望校を決める基準になる結構重いやつ。
英語と日本史は、七割五分。
国語は半分ちょいぐらいか。
今までで、一番歯応えがあるなぁ。
いや、手応えか。
行けるかもSKJ。



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和田打てよ - 2002年10月30日(水)

「人形」をテーマに創作作文せよ!との命令が下る。
期間は2週間。
はて、人形をどうやって描こうか。
ま、人形自体から攻めても面白くもなんともないから、
むしろ何かを人形に当てはめちまった方が面白い。
で、書き出しは考えた。
「聞こえますか?」


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水戸娘 - 2002年10月29日(火)

隣りに座っていた女の子の口からよだれが垂れ落ちた瞬間、
妙なエロティシズムを感じた。
もし口から出てきたのが納豆だったら、
大爆笑だっただろうけど。


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ワラを握り締めて - 2002年10月28日(月)

空気が澄んできた。
空の青、ポストの赤、雑草の緑、アスファルトのグレー。
目に映る全てが、本来の姿を現している気がする。
大声で叫び出したい気持ち、
明治通りを何処までも駈けていきたい気持ち、
誰にも分かるはずなんかないさ。
分かってたまるものか。
全部自分で背負いたいの。


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拾った自由は踏んでしまえ - 2002年10月27日(日)

もどかしくて、姦しくて、今すぐ闇夜を駆け抜けたくて。


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隙間探し - 2002年10月26日(土)

個性は、ほんとに一人一人にあるのか、と思う。
個性というのは、恐らく、自分しか持っていないもののことを指すのだろう。
言い換えれば、新しいもの、であろうか。
でも、そんなものはない気がする。
そもそも、新しいもの、というもの自体が存在しない気がする。
全ては、過去からの蓄積からできているのであって、
いきなりマジックが生まれるわけではない。
沢山の過去の遺物を繋ぎあわせてできたのが、
今であり、
未来だと思う。
全てが延長で、完全に新しいものなんてないはずだ。


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甲府雨宮製糸スト - 2002年10月25日(金)

社会主義の台頭がなかなか面白い。
といってもすぐに潰されてしまうのだが。
産業革命が起きて、工場労働者の数が増えて、
炭鉱で、工場で、女工が、熟練工が。
こう、人が立ち上がる瞬間。
そんなものに心が躍る。




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どっちのなんたらショー - 2002年10月24日(木)

メンマはタケノコからできてたんですね。


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HAVE YOU SEEN LUCKY? - 2002年10月23日(水)

久しぶりに学校が休み。
朝、前髪を切って、図書館で勉強。
午後、喫茶ドで久しぶりに論文作成。
本当は昨日書きたかったけど1つ。
この日記を読んでくださっている方に。
多分、多くの方は気付いていると思いますが、
僕の日記には段落がありません。
中には、見づらいなぁと思っている方も
いらっしゃるんじゃないかなと思います。
でも、これには意味があるのです。
それは、日記をある種の娯楽性を含みながらも、
あくまで自分の記録としたいからです。
日記は、僕にとって1日24時間1440分の記録です。
この時間の流れは、僕がたとえ眠ったとしても止まりません。
ですから、日記はこれを表すように、
間を空けることなく、あくまで繋がっているものとして描きたいのです。
これからもよろしくお願いします。




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2本のロウソク - 2002年10月22日(火)

「自分の初めての子供が20歳になるなんて感動的です」
思わず思わず、涙腺が。
僕は、僕だけのものではないんだなと、強く実感。
繋がっているわけだよ。


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Good-bye teenage days!!! - 2002年10月21日(月)

なんだか嫌な感じ。
明日から突然胸毛が生えてきそうな感じ。
ごまかし効かねーなー。
全然嬉しくねーなー。
あーでも、通勤急行に乗る資格は手に入れた気がするなぁ。
追伸。
日付が変わったら、僅か9ヶ月間ぐらいしかいなかった
専門の時の友だちから沢山メールが来た。
あんまり中身もない9ヶ月だったし、
彼らにとっちゃ慣例の1つなのかもしれないけれど、
何だか目元が緩むわ。
ありがとう。



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fOULを無性に聴きたい夜、雨 - 2002年10月20日(日)

逝ける気がしたのは昨日だけで、
蓋を開ければ惨敗記述模試。
家に帰れば、いつも顔を舐めてくれる我が家の番犬が、
一所懸命にトイレのタイルを舐めているのを見て幻滅。


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待ってろ連合艦隊 - 2002年10月19日(土)

中学受験をしている、弟の数学の問題に撃沈。
何のこともない単純な面積を求める問題ではあったが、
どうにもこうにもちょっとした頭の回転が効かず、
最終的には、「俺、文系だから」で逃げ出す始末。
情けないったらありゃしない。
そんな私も、明日は模試。
何だか逝ける気がする。


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万国旗をぶらさげて - 2002年10月18日(金)

日露戦争に一応勝利を収めた日本は、
ポーツマス条約を結び、また韓国を併合していく。
この頃、つまり日露戦争の頃の日本には、
反戦論や非戦論といった声を出しても弾圧されることはなかった。
与謝野晶子や内村鑑三といった人たちが必死に活動していたのだ。
しかし、そんな日露戦争が終わり、ロシアから賠償金を得ることができなかった
恨みを買いに買いまくって誕生した桂内閣は、
様々な方針を変えていく。
簡単に言えば天皇万歳教育である。
これにより、国としての団結力は増していき、
反対者は弾圧されていくことになる。
また一方で、今まで足し算で行われていた戦争が、
掛け算に化け始める。
つまり兵力の数で決まる戦争に、精神論が入ってくるのだ。
あの有名な神風特攻隊はその最たるものになるのだが。
今まで自分が知らなかったほんの100年前のことを勉強できて、
本当に嬉しい。
最低限、自分のじいちゃんが戦った時代ぐらい、
しっかり学びたいものだ。




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異文化理解 - 2002年10月17日(木)

昨日落ちたテンションがまた急上昇。
EがCになったり、DがAになったり、
何だか結果が形として出てくると、説得力というのか黒魔術といのか、
ズトーンと重みが増してくる。
昨日の続きを1つ。
インターネットの普及というのは、
微小なカテゴリー、
例えば、カップラーメンは6分待ってからマヨネーズを入れて食べると美味い、
のように、世の中に2、3人しかいないようなカテゴリーに
人種だったり、宗教といった大きなカテゴリーを無視して、
自分自身を繋げることを可能にしたと思う。
つまり異文化の人間に接する時に、
国とか、宗教といったものを飛ばして、
直に1つのカテゴリーの元に集まることが可能になったんじゃないかなって。
境がなくなるっていうのは、こういうことなんじゃないかって。


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カテゴライズ - 2002年10月16日(水)

昨日調子に乗ったはいいが、
今日の小論文で地の果てまで落とされ、プラマイゼロ。
悔しいなー。
でも講義を聞きながら1つ発見。
僕という人間は、何万というカテゴリーに所属している。
大きい所から見ていけば、
先進国→アジア→日本→埼玉→髭→武富士ティッシュ命・・・
のように果てしなく、ほんとに微細なカテゴリーにまで所属している。
普段自分が接している人というのは、
恐らく、なんらかのカテゴリーに共通して所属している人なんだろう。
もちろんどこの国の人だろうと、
「人間」という一番最大のカテゴリーには所属している。
でも実は、それ以外には共通点がなかったりもする。
飯を食う、排泄をする、顔を洗うといった、
人間に必ず付随しているものだけのような。
でも、実はそういったカテゴリーに入れなれないようなもの、
例えば、本能とか無意識とか。
こんなものが反応するから、リズムだけのクラブミュージックみたいなものが
沢山の人を巻き込むのかなぁなんて思ったり。





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輸租田に勘解由使はなしでしょ - 2002年10月15日(火)

学校に貼ってあった、
成績伸び率表みたいなものの1位が見事自分で、
相当嬉しかったり。
最初が相当低いのだから、やれば当然伸びるわけだけれども、
それにしても、久しぶりに1位だな。
小学校の時の掛け算テスト以来か。
ま、とにかく調子に乗ったのは間違いなく、
このまま下克上、天下統一まで行きますか。



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意味のないものに意味を求めているような - 2002年10月14日(月)

「バタッ、バタバタッ。まな板の上で、金魚が跳ねている。」
こんな書き出しが急に浮かんだ。
いつか、1つ小話でも作ってみたいもんだ。




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かたはらいたし - 2002年10月13日(日)

昼間、喫茶ドで論文作成。
2時間で2000字に挑戦するも、敢え無く1000字でギブアップ。
どう合理化したって、省略化したって、
僕の頭はそう簡単に早く回らないことを痛感。
でも、時折回路が恐ろしいほどに繋がり、
悪のジェットコースターよろしく、断崖絶壁大回転もなんのその、
な、感じになるのが凄く好き。
夜、腹の痛みが治まらず、久しぶりに正露丸に厄介。
臭い、丸い、臭い。
パッケージに鼻を近づけただけで、逝きそうになる。
で、効果は現在浸透中。




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TOO MUCH KISSING - 2002年10月12日(土)

ふらっと、母校の体操会へ。
道すがら、パットゴルフ場がドンキホーテになっていたり、
怖いおばさんがいたミニストップが潰れていたり。
学校到着後は、殆ど総動員の友人等と話したり、叩いたり、仙人って言われたり。
芝生に寝っ転がって見た一面の青空は、ハメコミ画像のよう。
でもやっぱり感じた。
集団は苦手。
人が集まれば集まるほど、息が詰まる。
知らず知らず下向いてたりすんの。
誰も知らない所に行きたいな。



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日清戦争賠償金2億両 - 2002年10月11日(金)

明日は極東最前線。
僕は残念ながら行けない。
でもやっぱり凄く行きたい。
「路傍の影」を聞きたい。
何かほんとに素晴らしいライブになりそうな気がする。
行きたいなぁ。
まだ時間はあるんだよな。
どうしよう、どうしよう。


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一巻き二巻き - 2002年10月10日(木)

随分と肌寒くなってきた。
喉もカラカラし始めてきている。
新聞を読んでいたら、株価が8200円になっている。
北朝鮮の拉致とか、ノーベル賞とか、
パーっと明るい話題が咲き乱れている側で、
この国の景気はとんでもない方向へと進んでいる。
僕に何の害が加わるのかは分からない。
でもきっと、どこかの公園でがっくりと腰を落としたおじさんが
増えていくに違いない。
木枯らしに消えていくのか。彼らは。


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domestic - 2002年10月09日(水)

凄く素敵な喫茶店に行った。
都会の雑踏は嘘のようで、
すぐ何メートルか先にはホームレスの人たちが沢山いるのに、
そんな存在を完全に吹き飛ばしてしまうような、
小さな喫茶店。
一日中ポカンとしに行きたいなぁ、
なんて思ったり。


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ムーミンなんかに出てきそうなマカロニみたいなにょっきり - 2002年10月08日(火)

何も書くようなことがない。
何の変化もない日常。
…とよく考えたら、今日は願書を提出した。
3年前位から根拠なき自信に満ち溢れている僕は、
当然受かると思っている。
そう言えば最近、受かった知らせを聞いて、
友だち10人位に電話をかけている白昼夢をよく見る。
そしてそれを見終わった僕は、顔に満遍の笑みを浮かべて、
そんな白昼夢が現実のものになるようにと、
どこにあったんだか、やる気がにょっきり姿を現す感覚を楽しむ。
soar



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山片蟠桃 - 2002年10月07日(月)

朝、目が覚めて外を見ると、凄まじい空と雲が。
2000メートル級の山岳山頂で見られるような、
ヒューヒューと棚引く雲。
雨で濡れたコンクリートの上をサンダルで激走。
あとは、カチャカチャシャッターを斬って斬って斬って。
秋、素晴らしい。
さすが、僕の生まれた月。
神無月。


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曖昧模糊 - 2002年10月06日(日)

久しぶりの模試。
意気揚揚と乗り込むも、出足の英語で思いっきり撃沈。
以後、どうにも煮え切らないまま模試は終了し、
そのままジュンク堂で参考書漁り。
ほんと、やる。
やんなきゃならん。
ってことで生活リズムを変えて、
0:30就寝6:00起床にシフトチェンジ。


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ブラックチーターズとACインテル - 2002年10月05日(土)

小学校以来の友人と酒酒酒。
久しぶりに飲んで、笑って、話して、
大部分が下ネタだった気もするが、とても楽しい一時。
やっぱり無条件に好きだなぁ。こういうの。
久しぶりに終電に乗って、
ずっしりと重いカバンを持ちながら、
まだまだ戻ってこない現実を弄ぶように、
一駅、一駅、各駅列車は私を運んでいきました。


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しょぼ - 2002年10月04日(金)

何とも言えず。
また、一週間が終わった。
久しぶりにラーメンでも食べようかなぁ。
次郎リベンジでも果たそうかなぁ。
何だかなぁ。
何にも的を射てない気がする。



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雨降ったって地固まるものか - 2002年10月03日(木)

走れっ!走れっ!走れっ!


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hysteric mom - 2002年10月02日(水)

感情に任せて色々と吐き捨てられると、
それを受けた者の体は、蜂の巣か、吉見百穴か。
とにかく不快で、憎悪しか生まれない。
積年の怒りだかなんだか知らんが、
解放された怒りは、また誰かの心に収まってしまうのである。
永久連鎖。
せっちゅーの、って感じかな(注:「折衷」の旧パイレーツ版)。




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台風一過 - 2002年10月01日(火)

絹のような帯状の雨と、ヘッドバンキングを繰り返す我が家の梅ノ木。
戦後最大の台風は、掻き回すだけ掻き回して、
どこかに行ってしまった。
ちょうど外のざわめきが小さくなってきた頃、
いつもの夜のように、虫の鳴き声が聞こえてきた。
彼らは、ひょっとしたらあの豪風豪雨の中で、
押し黙っていたのかもしれない。
でも、僕はこう思う。
彼らは、あの中で鳴いていたんだと。
誰にも聞こえない、誰も聞いていない、
ひょっとしたら自分すらも何をやっているのか分からない状況の中で、
ただひたすら鳴いていたのかもしれないと。
明日は晴れだ。
きっと凄い空が待っている。
カメラを持っていかなければ。



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ふりだしへ
ありしの君へ  未だ見ぬ君へ

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