かなしいうわさ
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2010年08月31日(火) 音楽景気悪いってまぁそうだろうけど、音楽なんて禁止だ止めろ!ったって止めないような人だけがやり続ければそれでいいじゃんね

仕事には余裕が出てきたんですが、諸々忙しいのです。




ジョギング途中の身代わり地蔵様。
このバランス。見事。
通りかかるといつも立ち止まりすこし手をあわせる。














バロジのアルバムカッケー!



昔たまたま見つけたコノノNo.1参加の曲を気に入ってた
遂に出たアルバムを新宿タワー9Fで試聴して即買い。
アコースティックでたおやかな、しかしどこかぶっ飛んだコンゴの音楽に載せて、
声を荒げず着実に言葉を紡いでいくバロジの意気。
たわわに実った鮮烈な味の果実のように芳醇な音。

Baloji /Kinshasa Succursale
試聴
アマゾンでも出荷未定。ちょっと流通状況悪いみたいなので見つけたら即買いましょう。
おまけDVDかっこいいので限定版をおすすめ。












インディアンin六本木
The Wild Magnolias 8/5 @Billborad Live


最高!最高!最っ高!!!

ニューオリンズにはマルディグラ・インディアンという人たちがいる。
別にインディアンではない。インディアンぽい華やかな衣装で踊り歌う黒人ギャング達のこと。
タンバリン持ってパシャパシャ叩きながら、ヴードゥー教のお経っぽい反復中心のトランシーな歌を歌う。
敵対するトライブ同士が歌で勝負つけていたらしい。(ヒップホップ!)
その人達のなかでも最も有名なバンドがこのワイルド・マグノリアス。

でも、往年のニューオリンズの名バンドがぬるいジャズファンクみたいになっちゃってるライブを
何度か目にしているので、ちょっと心配だった。
この人達の音源のファンキーさって結構周りのバックアップに頼ってたし...

でも、全っ然問題なかった。その名に恥じずワイルドだった。ちんこまるだし。ちんこオギオギ。
単純なタンバリンのビートから、ユニゾンで何度も何度も反復していくお経みたいなファンキーなコーラスで、体がふわりと浮かぶ。
音が螺旋を描いて上へ上へと登っていくのが目に見えるようだった。
普段じーっと座って首だけ少し揺らしてソロが終わると「オー...イェッ」なんて言ってる
ジャズ好きのおっさんが多いビルボードライブだが
座って観ていた客達も立ち上がり思い思いに踊っていた。
そりゃあ、踊るでしょう。体揺れるでしょう。














youtuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuube
やっぱり聴いてもらうのが一番早いからさー。
気に入ったら買いましょう。

アントニーのイマジン
http://www.youtube.com/watch?v=lS_8NuXCQNQ
ジョンの原曲より好きだ。はるかに。

Pomplamoose - Another Day
http://www.youtube.com/watch?v=Uolz7V12evc
だんだんヴォーカルの女の子が可愛くて仕方なく思えてくる。

Hichkas - Ekhtelaaf
http://www.youtube.com/watch?v=U7L9y-Wmz1o
映画「ペルシャ猫を誰も知らない」に出てきたペルシャ語ラップ。
一切のポップミュージックを法律で禁じられた町を一緒に出ようと誘われるが「俺は行かない、ここに残ってここの事を歌う。」

玉置浩二 アカペラ夏の終わりのハーモニー
http://www.youtube.com/watch?v=WndXfBt5GTg#
肌が粒立つ。













漏れ
フジロックとか、錦糸町河内音頭祭りとかベンダビリリとか
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートとかSteve Jordanとか青柳拓次とかウーゴ・ファットルーソとか
中華そば江ぐちとかGAZのフライヤー集の感想は
もう少し待っていてください。きっと書きます。

とりあえず、ぞめき買って聴きまくって踊りまくって待っててください。
http://www.ahora-tyo.com/html/zomeki/












スパークリング・ジンロを飲んで、おやすみなさい。











2010年08月30日(月) 2010フジロック感想その1など

ウィー
やってらんねえ時も、とびきり嬉しい時も、大体夜は呑んでます。
酔ってないよ!










違った
山本精一のソロ「PLAYGROUND」

「なぞなぞ」や想い出波止場変路線みたいな
歌詞がぐねんぐねんしてて笑けるのにどこか切ないフォークを期待して買って聴いた。
ら、エレキギターがグインと鳴る、音数が少ない綺麗なロックだった。
山本精一が凄いのは十分に分かっているつもりだったけど、
まだ全っ然分かってなかった。見くびっていた。
取り去るものが何もない。
ググ、グイ、プイ、プイと鳴るギターが、ていねいに言葉を編んでいく歌が、
控えめにパシリショパリと鳴るドラムが。
無音という「音」すらも。
あるべき場所にあるべきタイミングであるべき音色で鳴っている。
実にそっけなく鳴っている。
天才の所業だ。

今のところ俺の今年ベストアルバムです。

















唐突に今更に
フジロックの感想です。
最近はフジの映像もyoutubeにガンガンあがってるんだな...
でも生はこの108倍良いから。



初日。
はじめてフジに来た連れにグリーンステージの場所も把握させないまま、いきなり最奥地へ突入。

NARASIRATO PAN PIPERS@オレンジコート
ソロモン諸島、マライタ島の南端に位置するオテラマ村の村民達の笛グループ。
最高。ビール投入後、バッコンバッコン踊る。
Theo Parrishに音源渡したら翌日にはUgly Editとして12インチ切ってきそうなトライバル具合。

フジの客はこういう得体の知れないバンドでもみんなニコニコして踊ってるのがいいなぁ。
毎日フジみたいに町でみんな踊ってたらいいのに。


DIRTY PROJECTORS@オレンジコート
ああ、俺が大好きな脱臼ロック。Battles初期みたいな似非ファンク。
ギターが絶妙にヘタクソでペロッペロなのにファンク志向、
女の子がかわいくてコーラスがすごい。うん、好きだ。
しょぼいのかもしれないけど、猛烈に好きだ。

この曲、こんな音質でPCで聴いても尚最高だな!
そぼ降る雨の中でクネクネと踊り過ぎて、2バンド目にして、首を寝違えた。


Moriaty@アヴァロン
首を癒すためにアヴァロンへ。さして期待せず観たこのバンドがまた楽しい。
地味だけど全員が楽しげで。
その楽しげな空気がアヴァロンの丘をブワーッと包んでいくのが目に見えるみたいだった。
俺の首は更に寝違えていった。


なんかここまでで3食くらい飯食った。

で、初日のお目当てである!!!(chk chk chk)@ホワイトへ。
07のフジで観た時からロッキン度上昇。ボーカルのゲイ度も上昇。
クソ楽しい!!!
新譜はクールな感じで好きだったけど、ライブのはっちゃけっぷりは前以上。
首はもうもげるならもげたらいいじゃねえか、つうか、もげちまえこんなクソ首!!と踊る。


この日はこれで燃え尽きて、車に帰ってすぐ寝たという気がします。忘れた。



眠いのでまた。
まだ月曜だよ。早く寝なさい。



スパークリング・ジンロを呑んで、おやすみなさい。












2010年08月09日(月) お前はお前の村の踊りを踊れ

更新頻度が高いのは
ただの気分です。

土曜の昼に家に来た姪は、桃とスイカを食べた後、神経衰弱で圧勝して、俺の叩くパンデイロにあわせてサンバを踊って、帰っていきました。













寿
誰か寿町フリーコンサートでいっしょに酒を呑もうぜヽ(´ー`)
去年までのように、強烈に観たいアーティストは居ないけど、それでいいんだろう。
お目当てのバンドを観に来る人たちのための祭りじゃない、あくまで住人たちの祭りだからね。
ゆったりとあのゆるく尖った空気に触れてきたい。ざっくりと弛緩したあの空気。
チューハイとカレーでも喰らって地べたに座っておっさんと話して。
メシや酒が安い分はカンパに回そう。
ステージ横で華麗に舞うあのおばちゃんとも一緒に踊ってこなきゃ!
http://kotobukifree.web.fc2.com/

カメラとか持ってきちゃ駄目だよ。撮られたくない事情がある人が沢山いるんだ。











寿町コンサートといえば、数年前、大学時代の友達Aから、久しぶりの電話で、ソウルフラワーいう関西のバンド知ってる?と聞かれる。
もちろん、あんた、どこで聞いたん?と返すと、寿町!という。
あんた寿で何してん?と聞くと、訃報滞在のイラン人に日本語教えてる、という。
昼間は一部上場食品会社員で家庭持ちの女が、だよ。
私は彼女と友達の自分が誇らしくて泣きそうになった。

http://twitter.com/oomugikomugi












フジロックの感想は
もうちょい待ってください。
書くとなると熱が入るので、お盆休みに入ってからで。












暑い日のアルバムその1
シリーズ化するかもしれません。
しないかもしれません。


Ernie Ranglin /Boss Reggae
ギターインスト・ロックステディのアーネスト・ラングリンさん。
今年の夏になってから20回くらい聴いてます。
猛烈にゆるい。
一曲目からして「大きな古時計」だ。ゆ〜る〜い〜。
でもバックトラックが意外とかっちりしてて、だらだらにはならない。
しめるとこしめてる。ちゃっかりしてる。そのちゃっかりっぷりがキュート。
これレコードでしかないのかな?いや、あった。あー、でもこれ2080円とかじゃなくて1000円以下でサクリと買ってササクリっと聴いてほしいんだよね。
この前ユニオンで200円で買った、頑張って探して。















お中元fromイルリメ
夏だ!夏だ!夏だ!!!
お待たせ致しました!
音楽ファンの皆々様に、夏の--{お中元}--
新バンド (((さらうんど))) / サマータイマー [FreeDownload]

http://sssurrounddd.com/











カスバをrock
ClashのRe-Editもの
Brad Shitt – Casbah Breakdown
http://www.feelmybicep.com/2009/12/01/brad-shitt-casbah-breakdown/#more-3787












一湊川は誰のものか
屋久島でコーヒー店をやっている友人のブログ。
一湊川は誰のものか
一湊川は誰のものか その後の顛末
こういうことは当事者同士じゃないと判断できないから
(当事者同士だって判断つかないけど)俺はなんともいえない。
でも、自分が住む場所に敬意を払えない奴は、駄目だ。











クーっとかギャーっとか言いたくなる
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 - シャンゼリゼ
生で観たい!!!











シークワーサーサワーを飲んで、おやすみなさい。










2010年08月08日(日) まだ寝ません

流行りの酒にはのっかっていきたい
これモヒートぽくてうまい。


ホイスってのも呑んでみたい。「ホイスキー」だなんて可愛過ぎる。













この夜はまだ若い
やけのはらのアルバム /THIS NIGHT IS STILL YOUNG

夏の夜の香りがする。スキだらけの格好で友達と笑い合う夜に吹く涼しい風。そうつまりサマージャム2010。すばらしい。
買いましょう聴きましょう楽しみましょう!!!!!




ヒップホップというより、シンガーソングライターの積もりで作った、とどこかのインタビューで話していた。
なるほど。はっきりと聴き取れる、すこしモラトリアムな歌詞。
この夏、この楽しい瞬間がが終わらずにこのままずっと続けばいいのに!という刹那さ、やるせなさを感じさせてとてもいい。

太陽の残像夏の匂い当たらない天気予報真夜中のショウタイム現れた現実奪われた俺の退屈真っ赤な目をした友達夜飛ばして奥を走ってどうにか辿り付いたぜ過去も未来も見れなければ見上げるか俯くか思い出は熱いトタン屋根の上アイスクリームみたいに溶けてった俺たちが見ている景色が夢だとしたら最高にアホらしく笑えてスリル満天の夢にしよう一瞬のまやかしだとしても錯覚や幻想だとしても信じていたいと思える何かを見つけたんですこの夏はきっと終わらないってなんとなくそう思ったYou won't cry at the summer end Summer never end まだ寝ません














勝手に宣伝。
谷中の夕やけだんだん下に開店した「あおぞら美粧院」。すばらしい腕前。
気のイイあんちゃんが独立してひとりでやってます。
「スタイリング剤って嫌いなんすよー、朝起きてババっとやってジャストOKにしときました」
うわーまさに!すげえ!おれの人生で一番おしゃれな髪型!一生通う!













ワイルド・マグノリアスのライブがメチャクチャ楽しかった事や
西原理恵子の絵本「きみのかみさま」が近作のなかでも特に良かった事や
ギャズ・メイオール展とフライヤー写真集がえらく格好良かった事や
いましろたかしの「引き潮」やヤマシタトモコの「ドントクライ、ガール」「BUTTER!!!」が辛抱玉乱出来である事や
もちろん今年も最高だったフジロックの件は
またにします。







麦茶を呑んで、おやすみなさい。












2010年08月05日(木) 黙祷

わー昨日のなに書いているんだ俺
アルコール畏ろしい(;´Д`)




黙祷。
しかし黙祷の意味って確かに何なんだろう?と思いつつ、
結局のところは個に還って外部に邪魔されず自己と対話して思いをまとめていくコトなんじゃなかろうかと。
だから強制するのもされるのもおかしいし、拒否するのもちょっとどうかと。ある意味権力から守るべき権利みたいなもの、と俺は考えてます。

http://twitter.com/KDHL/status/20420657020

朝から山手線内でおおきく頷く。












2010年08月04日(水) フジ10感想文(のイントロ)

何時だろうと朝は眠い
余裕綽々になりてーなー。何が起こっても口元のはしっこだけちょっとマニっとさせて「OK、余裕。」とだけ吐いて、事を成す。なりてーなー。俺にとってのストーンドとかチルとかって、そういうことなんだよ。Sit back and Relax. 動じず、他と比べず、変なプライドは無く自信には満ち溢れていて、それでいて謙虚で。叫んで壊すのなんて全然ハードコアじゃないんだよ。肝を据えたい。チルりたい。ゆるい音楽聴くのなんてその修行でしかないかもしれない。くちづさむ唄は全てマントラなのかもしれない。おれ教の。 俺は俺の村の踊りを。
でも、せいぜいやせ我慢がもうちょい巧くなるくらいで、脇汗ダラッダラで、もがきながら転がってくしかないような気もすんなー。あーもー。
あー。

がんばろ。
テケトーに。














Fuji Rock Festival 2010
最高だった。最の高。やっぱり最高の祭りだ。
詳しくは改めて書きます。必ず書きます。今日は無理、酔っ払った。


知らんアーティストが演ってるのをダラダラ観て。だんだん会場が笑顔に包まれて。後ろのほうでも気ままに踊りだして。そんな空間に身をおける幸せ。

そんな幸せな空間のなかで、そっちのけで寝てもいい。うはは。最高に気持ちいいよね。



日本は平和だ。平和はありがたいっす。


















二次会のあと、裕也さんの「帰りはJRだからな」の一言で、みんなで山手線で帰りました。


毎日絶対スエイ日記より














酔った!無理!寝る!シークワーサーサワー飲んでおや!すみ!なさい!













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