かなしいうわさ
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2005年10月31日(月) 480

ハーイ元気ですかヽ(´ー`)
相変わらずガショガショ走っています。できればこの冬のうちにハーフマラソン位には参加したい。



昼休憩にふらり立ち寄ったタワーでデュッセルドルフ発見。あー、再発してるのな。良い時代だ。
ザッパとかゴングとかボンゾドッグバンドとかサケロックとか、「ばかばかしい音楽」って色々あるけど、だいたい頭良さの裏返しだったりするでしょう。ノイ!もデュッセルドルフも裏返しようのないアホだからね。特にデュッセルドルフの後ろを見て無さ過ぎなへろへろ感、闇の無さはアホ過ぎる。アホだから気取りとかぜんぜん無い。変拍子とか馬鹿テクとかも無い。プログレ的な難しさも全くない。ピストルズから反骨精神を完全に抜き切って、でがらしのハンマービートを乗せたような音。ひたすらに気持ちいいんだけど、ドラッギーな気持ちよさじゃなくて、幼児がウンコウンコウンコウンコって繰り返し繰り返し言ってる時って多分こんな気分なんじゃないかなぁ、という気持ちよさ。ファーストの「ラ・デュッセルドルフ」、セカンドの「チャチャ2000」という曲を聴けば、聴き手だっていつでもアホになれる。涎垂らしながらアホ面して頭グイングイン振り回して聴くといい。

ジャケットも格好良いよねえ。


しびれるねえ。








2005年10月22日(土) 480

複眼ギャラリーで、渚にてのライブを観てきた。竹田さんの個展と併せた企画ものライブ。

こんな会場。



渚にてのライブをちゃんと観るのは今回がはじめて。とても良かった。アンプを通すのはボーカルのみ、他は全てアコースティックということもあって、秘伝の調理法で味付された美味しさではなくてとれたての野菜をホレと差し出されてガリッと食う旨さが楽しめた。
平坦なメロディに乗った言葉がグルグルグルと頭の周りを廻る。ゆっくりゆっくりとしたテンポで廻り廻って、くらくらして気持ちよくなってゆく。テクノやハウスの「はまる」感覚と似ているけど、言葉と音が相俟ってそうなるのと音だけでそうなるのは一寸違うんだ。「はまる」気持ちよさてのは「ここでは無いどこか」へ行く感じなんだけど、言葉アリだと何処でもなくココにいるままで気持ち良くなるんだ。 ...全然言葉にできていないな。
竹田さんは歌もドラミングも佇まいも最高だった。シャッグスがあまりに無邪気でヘタクソだからこそたまたま辿り着いてしまったラケンローの境地に、竹田さんは真っ直ぐに向かっているようだった。それをしっかりとサポートする柴山さんも何気にシャッグス力強いし。凄い夫婦だなー。

終わった後柴山さんとちょっとだけ話した。大変気さくな方だった。エレキのライブはもっとギンギンですよとの事。早めに体験してギンギンしたい。










タワレコ茶屋町店
関西最大のタワーがOPENということで行ってみた。広いだけでとてもつまらなくてがっかり。いつ行っても全く予備知識の無い未知のCDをかかえるほど買わされてしまう新宿店のようなプレゼンテーション力は殆ど無い。J−POPの階に広いスペースで提案コーナーがあるけど、チョイスもしょぼいし、試聴が全然できないんじゃ興味も湧かない。規模も品揃えも貧弱な梅田店のほうがよっぽど面白い。まぁ時間が経って各ジャンルの担当者が成長してくれば面白くなるのかな。

エンケンの武道館一人ライブのサントラ、ブレッド&バターの「Images」紙ジャケ再発、Jim Murple Memorialの新譜、Luthar Thomasの「Funky Donkey」、Wheatusの「Too Soon Monsoon」、Todd Terryのベスト、タム君のDVD、映画秘宝などなど購入。まぁ結局抱える程買ってるんだけども(´ー`)





エンケンの武道館ライブは映画のサントラ。大阪では11月にならないと封切されない。待てん。ので本意ではないけどサントラを先に聴いた。
「不滅の男 エンケン対日本武道館」

武道館を貸切ってマーシャルのアンプを天井まで山のように積んで観客ゼロのなかエンケンひとりでライブをする模様を映画にしたというもの。さぞ熱い内容だろうから夜のジョギング時に合うだろう、と思いmp3にエンコードしてジョギング中に聴いたところ、あまりに、あまりに、あまりに熱い内容にチシオがモエアガリマクッテしまい、2km位全力疾走。燃え尽きて公園でバタリと倒れた。こんなん聴いてチンタラ流して走りながらなんて聴けるか、全力疾走する以外考えられない。長いこと音楽を聴いてきたけど、こんなに熱い音源は今だかつて聴いたことがない。車に乗っている時に聴くのは危険すぎるから止めたほうが良いと本気で思う。
俺はニールヤングが大好きだけど英語はあまり判らんから何唄っているかはわからない、エンケンは判る、判りまくる、ビンビンに伝わってくる。
日本人で良かった。





ほかのブツもどれも良かった。気に入って長く聴くようであればレビューします。



酒飲んで寝ます。ほな(´ー`)







2005年10月21日(金) 480

いろいろたてこんでいて、更新する時間があまりとれません。
夜走る時間は無理矢理作ってはいるんだけど。




読者さんからメールで教えていただいた
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051018AT1E1800P18102005.html

自民党の新憲法草案、「自衛軍」の保持明記
 自民党新憲法起草委員会(委員長・森喜朗前首相)は28日に決定する新憲法草案に「自衛軍」の保持を明記する方針を決めた。武力組織の名称をめぐっては「国防軍」を求める意見もあったが、小泉純一郎首相が18日までに「自衛軍」明記を了承し、決着した。安全保障に関しては新憲法とは別に、安全保障基本法など3つの基本法制定を併せて打ち出すことも固まった。

 起草委の舛添要一事務局次長が18日の記者会見で明らかにした。14日に首相と森氏ら起草委幹部が会談した際に(1)「戦争の放棄」を定めた9条一項の理念を堅持(2)9条二項に自国防衛や国際協調を目的とした自衛軍保持を明記(3)集団的自衛権は条文には明記せず、「安全保障基本法」「国際協力基本法」「緊急事態法」で規定する――との方針で一致した。
(後略)






あー
今日のところは寝るしかないね










2005年10月16日(日) 748

夜走りより帰宅
6km位
BGMはKodama & The Dub Station /In The Studio
こだまさんのお陰で調子良く走れた。ジョギングに合うダブってあんまり無いよ。








Neil Young /Prairie Wind

cover
ハーベスト3部作の最後の作品てことで期待してたが
やわらかなカントリーアルバムだった。
うーん、
悪くは無いけど、
たいしたこと無ぇなぁ。
って思いながら聴いてたら、
最後でやられた。
いきなり賛美歌。


で、この歌詞。

Was he thinkin' about my country
Or the color of my skin?
Was he thinkin' 'bout my religion
And the way I worshipped him?
Did he create just me in his image
Or every living thing?

When God made me
When God made me

Was he planning only for believers
Or for those who just have faith?
Did he envision all the wars
That were fought in his name?
Did he say there was only one way
To be close to him?

When God made me
When God made me

Did he give me the gift of love
To say who I could choose?

When God made me
When God made me

When God made me
When God made me

Did he give me the gift of voice
So some could silence me?
Did he give me the gift of vision
Not knowing what I might see?
Did he give me the gift of compassion
To help my fellow man?

When God made me
When God made me

When God made me
When God made me




やっぱり格好良いわ、このおっさん








2005年10月14日(金) 449

行ってきます
夜走り
(´ー`)
BGMはニューエストモデルのCounter Sensorship
最近こればっか聴いてる












新しいiPodをアップルのサイトで予約した。60GBの黒いやつ。
今使ってる20GBでは容量が全く足りないので、これサイワイ。
高いけどバリバリ使い倒して元を取る自信はある。
iPodの大きな弱点のひとつ、バッテリーの駆動時間がグンと延びたのがいいよ。

あと薄いしさ



映像が観れるってのはどうでもいい。

ツタヤのカード持ってる人はここで登録して買うと3000円引き。ポイントも付く。







2005年10月11日(火) 448

3連休は仕事をしていた。ボロフェスタも行けず。
でも念願のひろしまつりにはやっと行けた。ひろしNaのバンド、Port CussとNipletsの対バン。対バンつうかどっちもメインはひろしさんな訳だが。 あ、ひろしさん知らないすか。頭脳警察とか裸のラリーズでベース弾いてた人ですよ。ここの解説が一番よくわかるかな。
魂をモガガガガガとこそげ取られて持ってかれてしまうギターと、ふにゃへにゃした唄をたらふく喰らって大満足。これで半年くらい生きていけるわ。



まずはポートカス。俺はどっちかというとニプリッツよりポートカスの方が好きだ。ビザークリー時代のジョナサン・リッチマンのようなファニーなラケンローを、Jマスシスなんて目じゃない狂おしいギターで奏でる。曲の出だしのカウントが全部「ワン・ツー・ロッケンロッ」なバンドが悪い筈がないでしょう。この日のひろしさんのギターは冴えまくっていた。魂の表面をガッショガッショとこそげ取るような音。気持ち良過ぎて前後不覚に陥る。

ポートカスが終わった後にポートカスやモールズの映像が流された。ポートカスは10年以上前の映像。ひろしさんが若すぎる。すらっとして長髪で得体が知れなくて動きも妙で、ああー格好良いわこりゃモテるわー。でも今の腹が妊婦のように突き出てナマケモノのようにゆらゆら動くひろしさんの方が断然格好良いけどね。 で「次はカセットテープなんすけど」なんて言うんでラリーズか頭脳警察時代の音源かな、と思ったら、若い頃に録音した落語のテープだった。本人と周りがゲラゲラ笑ってて超アシッドでサイケ... 笑いながら腰が抜けた。

続いてはニプリッツ。ニプリッツの演奏は渾然一体となって襲い掛かってくる感じで最高だなぁ。曲はへろへろなラモーンズみたいだけど。ひろしラモーン。 ああ、「いとこにキッス」は名曲過ぎる。伯父さんに隠れていとこにキッスする曲だ。僕の飛行機に触っていいよー。あとベースのジュンコさんの綺麗さは異常。 




はじめて行ったハードレインは絵に描いたような小さな穴倉系のライブハウスで、とても心休まる感じ。好きな人ばっかり出ているので今後はどんどん行こうと思う。つうか次の日はバカロックナイトだって!牛乳アンドタバコ!






あー。
缶チューハイを飲んで、お休みなさい。







2005年10月06日(木) 479

最近の気分

みんなでやれば何も怖くない みんなでやれば怖いものなし 
集団が不安を消してくれる かたまりが俺を安心させる 
集団が不安を消してくれる かたまりが俺を安心させる 
つるみの塔に属してるうちは つるみの塔に属してるうちは

気のせいか思いのほか自分が違ってみえる なぜかとてもとても弱く見える 
集団が俺を不安にさせる 黒いかたまりが俺をつぶす 
集団が俺を不安にさせる 黒いかたまりが俺をつぶす 
つるみの塔に属してるうちは つるみの塔に属してるうちは 

2つの目が3つ4つ8つどころか 8つの目が10、12、14に 20、30、60、80 
いつしかそこから全くぬけられない 
2つの目が3つ4つ8つどころか 8つの目が10、12、14に 20、30、60、80 
いつしかそこから全くぬけられない 

つるみの塔に属してるうちは つるみの塔に属してるうちは 
つるみの塔に属してるうちは つるみの塔に属してるうちは



cover











さーて夜走りに行ってくるか =(´ー`) BGMはTray AnastasioのPlasma


ただいま (´ー`)
いつものコースを一寸遠回りして5kmくらい

トレイ(@Phish)の「プラズマ」は、ラテンなリズムを取り入れたファンキーなライブ盤なので夜走りのBGMにはもってこいだろうと思ったのだけど、実際聴きながら走ったら一寸たるかった。フュージョン臭さが鼻につく。あれぇ、いいアルバムなんだけどなぁ。 でも、ボブマーリーの「Small Axe」超々スローなカバーバージョンは滅茶苦茶沁みた。まるで走った後のスポーツドリンクのように頭にじわわーんと染み入ってきた。走りながら気持ち良くて頭真っ白になった。信号で止まった記憶が無い...








牧貴之LAST STAND
http://d.hatena.ne.jp/matsukura/20051002
牧さんという方のラストライブの音源が聴ける。(上記リンクのおまけから落とせます、今のところ。) とても気に入った。聴き惚れてしまうような歌声も、凝ったメロディも、巧みな演奏もないけれど、気の置けない友人との深夜のバカ話やふとした忠告のように何の気遣いもせずにとなりに居てくれる唄だ。
時間が経って、俺が牧さんのことを忘れてしまったとしても、エゾマツエリさんの事は死ぬまで忘れないと思う。








2005年10月05日(水) 478

ウニオンに送っていたCD、買取金額10万円という見積もりが来た。あれこれと夢が広がる。で今日歯医者行ったら、銀歯が嫌ならセラミック入れるんで2本で10万かかるとよ。くそうくそう。






長嶋有 /泣かない女はいない
cover
ボブ・ディラン /ボブ・ディラン自伝
cover

どっちもすっとして綺麗な文章。寝る前に一寸ずつ読んでいる。








寝る前の時間に聴くのはこれ。
Elton Medeiros / Bem Que Mereci
cover
裏山系サンバ。喜びに満ち溢れた素晴らしい音楽。一日を幸せな気分で締めくくることができる。ありがとう、じいちゃん。








2005年10月02日(日) 477

走ってくる =(´ー`)





走ってきた (´ー`)

BGM tribute to haile selassie i / black star / congo natty
4.5km
予想通りランニングのBGMにジャングルはとっても適していた。踊るように走れた。







Horace Andy /Exclusively
cover
悪魔に魂を売り払って天使の声を手に入れたようなレゲエ・ボーカリスト、ホレス・アンディのレア・アルバムがCD化。録音はワッキーズ、プロデュースはブルワッキー、あのド名盤「dancehall style」と同じ時期のセッション! しかし、聴く度に地獄の底を垣間見てしまう「dancehall style」の糞ドープなノリを期待すると曲が軽くて肩透かしを食うかもしれない。俺は食った。しかも4曲もカブり曲があるよ... それでも、前年に死んだボブ・マーリーについて歌った「Bob Lives On」などは感情がこもっていて本当に素晴らしい。ホレスファンは買って損なし。ホレス初心者はこれではなくスタジオ1から出てるアナログのベストか「dancehall style」、もしくは「in the light/in the light dub」あたりからどうぞ。






あとはエリス・レジーナの娘 Maria Ritaのセカンドなどを購入。
cover
うーん、これはちょっと態度保留。歌はすんばらしいけど、レニーニがプロデュースしているせいかバックの演奏がシャカシャカし過ぎてて歌の良さをスポイルしている気がする。
でも同時にドラムがスッパンスッパン鳴っていてとっても気持ち良くもある。










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