しょっぴの日記...しょっぴ

 

 

発表会が終わって - 2006年12月15日(金)

おとといは、ちびちびの保育園で発表会があった。
去年や一昨年には全然まじめにやらなかったちびちびが、
思い切り歌って、
身振りもつけてセリフをしゃべっているのは
なんだか不思議な感じがした。

劇や楽器の演奏をする、この発表会にかぎらず、
運動会でも、1年前までは、
はずかしい気持ちが先にたって
あまりちゃんとやらなかったちびちび。
練習のときはそこそこやってたり、
家では楽しそうに発表会の歌を口ずさんだりしても
本番になって、私の顔を見つけると
いきなり不機嫌な顔になって
突っ立ってるだけだったりしていた。
まあそれもよし、と思ってはいたけど、
大勢の保護者たちの前で
のびのびと歌や劇をやってるちびちびを見るのは、
やっぱり嬉しかった。

これが「成長」ということなのだろうか。
なんだかびっくりしてしまうのだ。
嬉しくもあり、さみしくもあり。

夫が出張で見に来られなかったのが残念。
それで自分にビデオ係が回ってきて、
ビデオをまわすのに必死で「最後の発表会」を
いまいち堪能できなかったことはもっと残念。

そして昨日ちびちびは、保育園から、
鍵盤ハーモニカの吹口とパイプを持ち帰ってきた。
年中のときから2年間、
鼓笛隊の発表とこの12月の発表会に
使ってきた鍵盤ハーモニカ。
もう使うことはないから、ということで、
個人の物である吹口とパイプが返却されたのだ。
ちびのときもそうだったけど、パイプは何箇所か切れていて、
これで音が出てたの?と思いつつ、
いっぱい練習したんだね、と思った。
ちなみに、半年ほど前から
ピアノを習っているちびちびではありますが、
発表会での鍵盤ハーモニカの演奏は
「超・でたらめ」
でした。リズムもろくすっぽ合わせないで、
好き勝手にひいていた。
まあ、それもよし。

さっき、夫と二人でビデオを観たら、
自分がカメラを回していたときとは
全然ちがうものが見えることにびっくりした。
ちびちびが、クラスのみんなが、とっても仲よさそうで、
それが嬉しかったよ。
やっと、「最後の発表会」を堪能できて、
ちょっとじんとしてしまったのでした。




...

壊し屋 - 2006年12月06日(水)

ちびはこのごろ、友達と遊ぶというとゲームばっかりやっている。
しかーし、先月は1ヶ月間ゲームが出来なかった
(ただし、遊びに行ってたときはやってたと思う)ので、
うちに友達が来ると2階の子ども部屋で盤ゲームをやったり、
カーテンを締め切って(日が傾くのも早いのでけっこう暗くなる)
懐中電灯で遊んだりして、
ゲームなんてなくても充分遊べるじゃん、と
思わせるほど楽しく遊んでいた。

今日も3人友達がきて、うちのこぞうたち2人と計5人、
2階でどっすんどすどすっと
すごい音を立てて遊んでいた。
その真下のリビングにいた私は、天井を見上げつつ、
(まあ落ちてくることはないだろ、遊べ遊べ)と
のんきに構えていた。
そしたらそのうち、どすん、ばたんという音に、
「ごーーーーっ」
という、何か重たい物を転がすような音が混じりだし……。
リビングを出て2階に向かって、
「何やってるの?」と聞くと、思ったとおり、
ちびがキャスターつきの引き出しに乗っかって移動している。
しかも子ども部屋から出て階段のほうへ進んで来るではないか。
面白がって、落とす振りをする子もいるし。
「やめなさいっ!」
と怒鳴ったけど、面白いんだろうなと思ってつい
「部屋の中だけにしてよ」と言ってしまった。
それが間違いだったのだー。

友達がみんな帰って、片づけを終えて2階から降りてきた
ちびが言った。
「ねえお母さん、部屋のドアに穴あけちゃってごめんなさい」
「はあ?」
と思ったことをそのまま口に出していったら、
横にいたちびちびが張り切って
「ちびくんね、引出しに乗っててドアにぶつかって、
穴あけちゃったんだよ」と教えてくれた。
あわてて見に行くと、ほんとに、ドアの下のほうの板が
べりっと丸く割れて、穴があいている。
引出しの角が当たったんだなとひと目でわかる割れ方だ。
「ごめんなさい」
と重ねてあやまるちびに、「ごめんなさいじゃないでしょー!!」
と言いはしたものの、楽しかったんだろうなと思ったら
不思議にあんまり怒る気はしませんでした。
もちろん、引き出しにのるのは禁止しましたが。
夜、夫に話しても笑ってるだけだったし。
「でも、お父さんに怒られるからね!って言っておいたから、
いちおう怒ってね」とお願いしたので
次の朝叱ってくれましたが、
「まあ、家なんてそんなもんでしょ」
だそうです。
ドアだしね。壁じゃないぶん、取り替えが効くから。
(でもきっと取り替えないけど)


...




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