しょっぴの日記...しょっぴ

 

 

就学前健診 - 2006年11月21日(火)

来年ちびちびは一年生になる。
ちょっと信じられないけど、でもたぶん、一年生になる。
それで今日は「就学前健診」なるものがあって、
ちびも通っている近所の小学校にふたりで行ってきた。

親のほうにとっては、ふたり目だし、
周りを見回せば知った顔がいっぱい、という状況で
緊張なんてかけらもなかったが、
体育館で受付を済ませたら
いきなり母と引き離されて子どもの列に誘導され、
口をぽかんと開けて
周りの様子をうかがっているちびちび。
少ししたら、小学生のお姉さん達に連れられて
体育館を並んで出て行った。
みんな前だけを向いて歩いていくのに、
ちびちびだけが、こっちを振り返り振り返り、
みんなについていった。
笑うでもなく、泣くでもなく、ポーカーフェイスで。
その時は別になんとも思わなかった。
いってらっしゃーい、なんて笑って手を振ったのに
何となく無視されて、ちぇっと思ったくらい。

そして体育館に残された親達は、
学校からの連絡事項だの、
育児講座だのを聞かされつつ、
こそこそおしゃべりしたりして待つこと2時間。
講座が終わって、知り合いのお母さんと立ち話をしていたところへ、
子ども達が戻ってきた。
私に向かって駆け寄ってきたちびちびを受け止めながらも、
そのお母さんと話を続けていたら、いきなり。
「いたーいっ!!」
腕を噛まれた!!
薄手とはいえコートの上からだったのに、
めくってみたら、くっきり歯形に内出血。
痛かったよ、本気で……。

本人は別にきげんが悪かった様子もなく、
「ひどい!何でこんなことするの!?」と
噛まれた跡を見せたら、
「やっちゃった……」って顔してて、
何でやっちゃったのか自分でもわからないようだったんだけど、
後になって考えたら、
いきなり母と隔離されて、よく知らないお友達と一緒に
2時間もあれこれと身体じゅうを調べられるのは、
場所見知り・人見知りの彼にとって
けっこうなストレスになったのかもしれない。
2時間の緊張から開放されて、
思わず噛み付いちゃったのかもしれないなーと思った。
小さいなりに、初めての環境でがんばったのかな、と思ったら
あんまり叱れなかったです。
まあそれにしても、噛み付くのはやめてほしいわけですが。
2年前、ちびの入学前健診のときは、
ちびはひたすら楽しそうで、ニコニコして張り切っていたので
ちびちびの表情の意味にぜんぜん気がつかなかったよ。

引き離されたからって、お母さんにしがみついたりしちゃいけないときなんだ、ということが
わかったんでしょうね。
その分、がまんして緊張しちゃって、無表情になっていたんだね。
こんな風に、感情をストレートに表さなくなってくるなんて
ちょっとびっくり。
私が鈍いだけか?

でもねぇ、なんだか、いつの間にか成長してるんだなぁ。
私は置いていかれてるかも。



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