どんぐり1号のときどき日記
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2010年07月31日(土) ソラリスなのか

 お中元などの買い物で午前中は三越、午後は藤崎へ行く。
 藤崎で「お見舞い」を2件頼んだら「残暑お見舞いですか」と聞かれるので「どちらも本物のお見舞いです」と言ったら驚いていた。そういうものなのか? お見舞いと言ったらお見舞いだろうになぁ。

 タワー・レコードでEmerson Lake & Palmerの「A Time and a Place」を買う。少し高いが仕方がない。結局自分はキース・エマーソンが好きなのである。

 そんな今日、先日CDで買った「グリーン・レクイエム」を聞きながら、ふと思いついた(もちろん関連は全然ない)。これは「インセプション」のネタバレになるかもしれないが…。

 先日観た「インセプション」におけるコブとモル(主役の夫婦の事だ)の関係は、どうもどこかで似たような話を観た気がして仕方がなかったのだが、それが「惑星ソラリス」のクリスとハリーではないかと気がついた。つまりノーラン監督は「惑星ソラリス」にインスパイアされていたのではないかという事だ。もちろんこれはレムの原作よりも、むしろタルコフスキーの映画版の方に、であろう。

 つまり「インセプション」のコブは「惑星ソラリス」のクリスなのである。そうなれば当然、ハリーはモルになる訳だ。こう考えるとラストにおけるインセプションの意味が、ソラリスの海と呼応してくるではないか。彼らの作った街は、ソラリスの海に浮かんだステーションそのものなのである。
 もちろんこんな大作映画でそれを言及すると様々な権利問題に発展するから、多分ノーラン監督は関係があったとは絶対に言わないだろうし、だからこそ私もこんな事が平気で言えるのだ。
 そもそもこんな事、誰も考えないだろうなぁ。

 などと考えていたら、いわさきさんから電話があり、来週の日曜日、SF大会の後で仙台に寄るとの事。早速ホテルの予約と数人にメールする。まあ日曜だから最悪私だけになるかも知れないが。


2010年07月30日(金) 実質、月末

 会社では月末だ。

 本当は明日が月末だが、実質今日で終了である。なにせ営業がいないから、もうどうしようもないのだ。人がいないのに営業日とし続けるこの会社も、いい加減おかしい。しかも明日も営業日にカウントされるから、データの更新や月末までの入力が必要となるのだ。まったくもってバカバカしい事おびただしい。

 この業界は現在、構造的に赤字になっているのだが、このようなムダを平気でやっているようでは、赤字が大きくなるだけだろうに。


2010年07月29日(木) 今日のCD

 密林に発注した「グリーン・レクイエム」と「筒井康隆 文明」が届く。
 今回の「グリーン・レクイエム」は、初CD化のはずだが、やはりイメージ・アルバムというものはハズレが多かったせいか、復刻される事はあまり多くない。やはり音楽にあまり詳しくない人が企画するから当然なのだ。
 そう言う意味で「グリーン・レクイエム」は良く出来ている方なのである。多分世にあるイメージ・アルバムで今でも聞けるだけのクオリティがあるのは、いいところ数枚なのではないだろうか。

 後者の「文明」は、LPで持ってはいるが、まあ人に聞かせるためにはCDという媒体が必要なのである。今聞き直すと、やはり稚拙な部分もあるにはあるが、この勢いという物が大事なのであり、また筒井康隆本人の朗読も貴重なのである。こうなると「星寄席」と「宇宙に逝く」もCDで欲しいものだ。どちらも持っているが…。


2010年07月28日(水) 「インセプション」観る

 MOVIX利府は今度の週末から、上映フロアがグレード・ダウンされ音響も映像もワンランク下がってしまうので、あわてて「インセプション」を観に行く。この映画はある程度良い設備で観た方が、楽しみも倍増されるタイプの作品だと思われたからだ。

 観ている途中で気がついたが、内容が複雑な構造をしているのに、その説明などがごく自然で判りやすいので、素直に楽しめるようにしてあるという部分には感心した。特に、説明する時にある種の緊張感を持ち込むだけで、自然にしかも何度でも説明できるのである。これは盲点だった。

 しかし冒頭が「2001年宇宙の旅」なのには笑ってしまった。ワインのシーンが、あの影のない白い部屋でのポーズそのままなのである。思わずワイングラスを落とすのではないかと思ったくらいだ。
 また途中のアクション・シーンは明らかに「女王陛下の007」で、そう考えると色々な映画のワン・シーンを臆面もなく利用しているのだろう。こういう部分もそうだし、テーマも押井監督の好んで使う世界観だ。ただしクリストファー・ノーラン監督は観客を置き去りにせず、実に巧みに説明しているあたり、やはり彼の才能は本物だと感じる。
 まあ押井監督の似た作品を挙げるとすれば「うる星やつら2・ビューティフル・ドリーマー」だろうか。監督の表現したいテーマとエンターテナーのバランスが良いと言うところが似ているのだ。

 ちなみにノーラン監督は相変わらずメカ描写に難があり、今回はガン・アクションで少々無理があると思う。まあ観ている人はそんな突っ込みをしなくても良いようなシーンだから、別に構わないのか。

 とにかく、普通なら難解になるはずのテーマを実に上手く処理してエンターテナーに徹しているので、少なくとも観て損はない。楽しめる事は間違いないのだ。信じられないが、本当にそうなのである。この辺が押井監督を遙かに凌駕している部分だろう。いずれこのままいけば、ノーラン監督はいずれスピルバーグを完璧に追い抜くだろう。実に楽しみである。


2010年07月27日(火) 管理職とは

 KCの日記で「やってみて思い知ったが、私は自分でやって、それを人にやらせることしかできない。自分ができないことを人にやらせるノウハウが一切ない」というのがあった。
 実際に製造業などの現場はその考え方でも良いから悩むのは判るが、実は現在の一般企業の管理職がこういう考え方をしているから、日本の会社はダメになっているのである。自分と同じ事をやらせていては、絶対に発展はないのである。
 つまり自分ができない事をやらせなければ、企業は発展しない。今の段階を10とすれば、自分と同じ事をさせていては、それが9になり、次の世代で8となり、ついには企業として成り行かなくなる。管理職は仕事の概要が判っていれば良いのであって、細かい事は各自に任せ発展するのをサポートすれば良い。それを「管理職」というのである。

 自分のやりかたを押しつけていては、発展はない。それは守りに入った戦闘である。攻めの戦術やもっと大きな戦略には、有能な参謀や部下が必要なのであって、極論すれば、管理職は個別の能力については平均以下でも構わないのである。だが世の中と人を見る目は絶対に必要だ。それがないと管理職としてはあまり存在意義がないのである。

 まあうちの会社も、そう言う意味では長くはないと言えるだろう。みんな自分の経験値でしか物を言わないからだし、それがこちらの目からするとあまりに幼稚なのである。


2010年07月26日(月) ゲリラ豪雨

 会社の親睦会が無能だが、それだけならまだしも、バカだ。自分たちだけで出来ない癖に、他の人と一緒になって酔っぱらってどうするのだ。後片付けすらまともに出来ないとは、本当に情けない。本当に今までどういう教育を受けてきたんだか…。

 夕方、いわゆるゲリラ豪雨らしきもので、雷もすごく、瞬電する。そしてあっという間に会社の前が川となる。約2時間で引いたが、本当に凄い。実家の前も冠水したが、こちらは30分で引いた。昔から感じているが、仙台は降水時の排水が異様に悪い。噂では配水管の傾斜もおかしいとか。いずれ駅前も層だしこちらもそうだが、とにか水が溜まりやすいのだ。

 夜は、会社でSDメモリカードが必要になったので、少し走ってヨドバシまで行く。もう雨は止んでいるし、道路も乾いていたのでなんと言う事もないが、この排水の悪さは何とかして欲しいものだ。


2010年07月25日(日) MM9はどこへ行く

 午前中は親のシューズを引き取りに、長町まで走る。片方の膝を手術して左右の脚の長さが違う時に、それに合わせて作ったのを元に戻したのである。
 しかし交換したタイヤは静かだ。まだ100キロも走っていないからグリップ性能は判らないが、しばらく走ってから確認の予定だ。

 昨夜録画した「MM9」を見る。
 樋口総監督がどこかで書いていたとおり、本当に怪獣を出さないようにしていると言うのが良く判る。多分ラストに向けて資金を確保する為なのだろうが、これで一般の人はついてくるのだろうか。いや、これだから普通の人がついてくるのかも知れない。
 でもそれなら深夜枠の意味がまるでないと思うのだが…。

 ついでに以前録画した「ダイハード3」と「ダーティハリー5」も見て、両方とも削除する。必要なら後でDVDを買えば良いのだ。
 どちらも久々だが、シリーズ物としての継続に苦労しているのが良く判る。どちらも相棒役が目立つのだ。特に「ダイハード3」では、恐らく主役よりまともなキャラクターである。そしてそれが偶然だから困るのだ。これは「2」の時のトリック自体が成立しない話よりはマシかもしれないが、やはり偶然性に頼る話は嫌いだ。

 しかし、どうも体調がすぐれないなぁ。


2010年07月24日(土) SF茶話会

 朝一でタワーレコードへ行き、CDの「タルカス」(クラシック版)と「センス・オブ・ワンダー」を買う。「グリーン・レクイエム」は品切れとの事。後でネット発注しなければ。ちなみにDVDで「弾痕」と「狙撃」はどこにもない。ネットにもないのである。東宝はどういうリサーチをしているのやら。大バカである。

 そんな今日は、楽しいお茶会の日である。
 参加者は623ちゃん、絵梨他さん(とんでもない物をもらってしまった)、おつろうさん、KC(到着順)と私を入れて5人だったが、とにかく楽しい一時だった。
 いや、一時だったと書いたが、一時どころではなく、最終的に8時間半もいたのである。これは623ちゃんが指摘した「時間泥棒」が存在するか、我々が光速に近いスピードで動いていたかのどちらかだろう。なにせこれだけ話していて、まだ話し足りないのである。
 しかしさすがにこれだけの時間座っていると、あちこち痛くなってくる。エクセルシオールの椅子は、最初は座り心地が良いけれど、だんだん疲れてくると言う事は、密かな長居対策なのかもしれない。というか、そもそも8時間半もいる人など普通はいないだろうから、これで良いのだろう。

 なお途中から参加したKCより漫画本を少しもらう。ラッキー。この時貸していた「レディ・イーグル」も帰って来たので、そのまま623ちゃんへ貸す事にした。さて反応は如何に。

 途中で、次回のお茶会は8月22日(日曜)に松島基地で行う予定ときまった。そんなところでどうやってお茶会? 等とは突っ込まないように。集まればお茶会なのである。もっとも三沢基地なら広いから何とでもなるのだが、さすがにあの狭い松島ではお茶は無理だろうから、終わってからのお茶会がよいところか?
 なお623ちゃんは「松島では、ひこうきを見るんだ」と行っていた。一般的にはやはり飛行機なのだ。そしてちょっと詳しい人は「戦闘機」といって、それ以上の人は「T-4やF-2やF-15、AH-1SやOH-6、UH-60J、C-130、E-2C、そしてRF-4E」となる訳である(知らない人には呪文だ…)。

 ↓ちなみに松島の当日スケジュール表である。ブルー・インパルスの飛行展示は「13:30〜14:10」の予定となっている。
 http://www.mod.go.jp/asdf/matsushima/56puroguramu.pdf

 次回が、実に楽しみである。


2010年07月23日(金) タイヤ交換終了

 映画秘宝の広告が、なんと朝日新聞に載った。確か今回が初めてだと思うが、これはかなりの驚きである。そんなに売れているのか?

 ところで、先週頼んだシュランのタイヤ「Primacy LC」が入荷したと連絡があったので、早めに退社して店に向かう。さすがにバイパスはかなり混んでいたが、なんとか閉店間際に店に飛び込み、交換してもらう。
 交換時間は30分程で終わったが、その後の説明時に「100キロ位走ったら、点検に来てください」と言われる。安いだけではないというところが凄い。これはポイントが高くなるなぁ。
 そして走り出してまず驚いたのは、出足が軽くなったと言う事だ。これは抵抗が少なくなったというよりうまくグリップしているという感じである。そして明らかにロード・ノイズの質が変わった。今までのタイヤがうるさすぎたのかも知れないが、劇的に静かになったのである。100キロくらい走って点検してもらってから、高速に乗って静寂製とコーナーでのグリップなどを確認したい。

 しかしタイヤはある程度良いのを履いた方が、明らかに快適である事だよなぁ。というか、タイヤは車本体並みに重要なパーツだという事を再認識させられる。タイヤで生命を直接支えているのだから。


2010年07月22日(木) 健診だ

 今日は会社で定める健診日である。
 例によって、バリウムでの胃の検査は苦痛である。そしてそろそろ目の方も、老化による剥離が始まっているらしい。これはかなり恐ろしいなぁ。

 ところで昨日書き忘れたが、はかせは「メガネかけた日ごろ目立たない女の子と、図書館でぶつかって転び え!この子メガネはずしたら、こんなに可愛かったんだ!」フェチだと書いてあった。もちろんウケ狙いなのだが、意外とそういう人も多いらしい。私はむしろ「メガネをかけた状態でとても似合って可愛い娘」の方が、映像的には好きである。別にメガネっ娘フェチではない、と思うが。


2010年07月21日(水) 経験値なしなのか

 今日は忙しい日である。明日は検診なので、さっさと帰りたいところだが、なかなかそうもいかない。

 ところで。
 例によってはかせのところで知った話題だが、先日放映されたジブリの「耳をすませば」を見た若い連中が、自らの中学時代がいかにつまらなかったかというあまりのギャップを見せつけられる事により、見事なまでに落ち込んでしまったのだそうだ。
 私自身はこの映画、ジブリというだけで見る気がしなくなってしまうので実は未見なのだが、いくら何でも映画で鬱になってしまうとは、あまりにも悲しすぎる。確かに若い頃の仄かな恋愛経験値は、それがいかに仄かであっても必要だと思うが、一方的な片想いすら無かったという事なのだろうか。そういうところがなかなか信じがたいネタだった。

 そもそもそういうテーマの作品は、映画だけでなくアニメにも大量にある。落ち込んだという連中は、その手のアニメすらも今まで見ていなかったのかも知れないが、あまりにそれは酷すぎる。経験値もなければそういうテーマの映像、小説なども知らないというのだろうか。
 なんだか本当に、こいつらは一体どういう青春を送っていたのだろうと思ってしまう。


2010年07月20日(火) 情けない状況

 バカがいると、会社に行くのが苦痛である。話せば判るというのは、幻想である。日本語なのに話が通じない知能というのが、一体どういう教育を受けた結果なのか、本当に理解に苦しむなぁ。

 と言うわけで、夜は「ローレライ」を見る。全然関連はないが。
 実はこの作品、評論家やSFファンなどの評価は高くない。一般人の評価も別の視点からだが、やはり高いとは言えない。だがリメイクの「日本沈没」を見てしまうと、これが意外と良く出来ていると判る。映画として、思ったよりもムダがないのである。
 根本のローレライ・システムも、それほど素っ頓狂なものではない。また絵作りがまるでアニメのようだと言う人も良く見かけたが、今の映画は大体こんなものだろう。他の映画と比較しても、飛び抜けて変な事はしていない。今のところ、樋口真嗣監督作としては非常にバランスの良い、ベストな作品ではないだろうか。
 
 そもそも今の日本映画は、ろくでもない作品が多すぎる。映画としてあまりにも貧弱なのである。脚本レヴェルから最終形態まで、テレビで充分という物が多すぎるのだ。この状況は、いくら金をかけた作品でも同じである。どうも日本では「映画」がどういうもので、何故テレビと違うのか、そういう根本的な部分がまったく理解されていないようだ。


2010年07月19日(月) お休み3日目

 午前中にオイルを買いに、ホームセンターへ行く。
 ドアの蝶番が異音を出しているためで、シリコンオイルを買ってきて差しておく。ちなみにこの手のオイルは差したら表面を拭いて異物を呼ばないようにしないといけないのだが、会社などではこれを怠る人ばかりで、結局さらに異物を呼んできしみが酷くなったりするのだ。会社で常識がない奴というのは、本当に困る。
 しかし差した後も余り音が消えない。やはりシリコンオイルではダメだったかも知れない。

 午後はどんぐり2号が万代書店に行きたいというので、多賀城まで出かける。
 そう言えばNHKのBS-hiで「スター・ウォーズ」全話放映をやるから、多分ソフトが安く鳴っているだろうと思い確認すると、先週の半額になっている。と言う訳で「スター・ウォーズ・エピソード2」「同3」を買う。ついでに安かったので、「宇宙戦争」(スピルバーグ版)と「ローレライ」のスペシャル・エディションも買う。これだけ買って3,000円である。

 ただし「スター・ウォーズ」は、今回買った後期三部作(後から公開された、いわゆるEP1〜3)が異様につまらない。ひとつには画面の密度が濃すぎて何が何だか判らない状態だというのもあるし、意味のないアクションが多すぎるのもある。根本的に、頭の悪いキャラクターが多いせいもある。小さな要因では、結果を誰もが知っていると言うのもあるが、これは大きな要因ではないだろう。本質的には、作品自体の出来が悪すぎるのだから。
 結局の所、誰かルーカスを止める奴はいなかったのか、というその一言に尽きる。


2010年07月18日(日) お休み2日目

 午前中は実家の買い物等。
 午後は母親の靴を修理に出すため長町方面へ向かう。最初の膝の手術で左右の脚の長さが変わってしまったため、それに合わせて作ったのだが、中敷きをノーマルへ換装し、さらにかかとを修理するのである。場所は広南病院の裏なので別に判りにくくはないが、相変わらずそこに行くまでの道路が混んでいる。

 その後、カメラのキタムラへ行き、キャノンのストロボを見に行く。ここはさすがにカメラの専門店だけあって、カメラから始まったヨドバシと並ぶ安い価格の時が多いので、意外と便利なのである。この辺はヤマダ電機やケーズデンキがまったく敵わないところである。当然だが。

 ついてなのでTAMTAMにも寄ってみる。ここのプラモの価格的は、市内で一番安いだろう。難点はエアガンは大量に置いてあるのにモデルガンは貧弱だというところだろう。結局モデルガンに関しては、東北ではNODAYAが最強だろう。
 と言うわけで、NODAYAにも寄って相も変わらずモデルガンの話をしてくる。ここはモデルガンに関してマニアックな会話ができるところが良いのである。まあロートル向けという所だろうか。いずれ趣味の店は楽しくないと意味がないので、モデルガンに関しては市内で行くのはここしかないのである。


2010年07月17日(土) 今日のお買い物

 タイヤの購入をどうするか考えていて、八戸時代に行った事のあるフジ・コーポレーションの盛岡店で価格が安かった事を思い出し、行ってみる事にした。
 
 店内をちらちら見ていたら早速店員が声をかけてきたが、乗っている車を確認し、その後「まず予算を無視したら、どういったタイヤが良いですか」という切り込みできた。これで相手がどういう傾向かを知ろうという訳で、なかなか好ましいスタンスだ。
 当然「予算無視なら、レグノGR-9000あたりだが」と言うと、まずはこれで見積もりを出してきたのだが、チッソガス充填、バルブ交換、タイヤ処分と一式含めて8万を切っているのだ。これは他の店より2万安く、思わず頼むところだった…。
 でもやはり8万はちょっとと言うと、今度はミシュランの「Primacy LC」を提示してきた。私はこれでも良いと思っていたタイヤなので詳しく話を聞くと、「先日試乗会で乗った感じではGR-9000よりも少し柔らかい感じだが、高速道路での性能と静寂性は遜色ないレヴェルだ」との事。見積価格を出しもらうと、こちらも一式価格で、なんと7万を切っている。

 高いタイヤ云々より、次には親の乗れる車を考えないといけないから、多分レガシーは買えないだろう(腰のせいで、普通車に乗るのが大変になっているのだ)。良いタイヤを履けるのも今回が最後かも知れないから「レグノGR-9000」もありなのだが、やはりボーナスがほとんど出なかったという事情もあり、「Primacy LC」に決定する。私はミシュランも好きなので納得は出来るのだ。
 今日は私の車用サイズがなかったので、交換は来週である。これでしばらくは高速走行が楽しくなるかもしれない。

 午後は駅前まで出て「i-wish you were here- あなたがここにいてほしい −オリジナル・サウンドトラック 2−」を購入。
 1は川井健次作品としては珍しいロック系のアルバムだったが、この2もノリが良いロックである。ただし内容は良く言われるようなプログレではなく、むしろブリティッシュ・ロックに近い。そしてロックなのに川井節満載なのには笑ってしまうが。
 しかしライナー・ノーツのインタビューを読むと、ギターは彼自身がすべてやっているらしく、とにかくこのアルバムではミュージシャンとして頑張ったとの事。曲のランニング・タイムも長いので、意外と楽しめる。

 そして『「風の谷のナウシカ」GUIDE BOOK』の復刻本があったので購入。ロマンアルバムのはずだが、サイズが小さくなっている。買うつもりはなかったが、押井守のコメントがなかなか面白く、つい買ってしまった。やはりこの時点で宮崎と押井の製作方法の違いは明確に出ていたのである。
 ここで「サマーウォーズ」の漫画版3巻があったので立ち読みする。
 実はこの漫画の方が、ラストへ向けての展開が私の理想に近いのである。このスピードで映像も展開してくれれば良かったのだ。そうすればラストでかなり感動的な演出ができるのだが。という訳で1〜3巻を買うかどうか、悩んでいるのだった。


2010年07月16日(金) 車も衰退か

 ロンドンにある、毎年恒例のお化け屋敷「ロンドン・ダンジョン」のCMが怖すぎるというクレームが多いため、公共の場での放映が禁止されたらしい。
 確かに階段などで目の前のディスプレイがこれなら驚くが、怖いというよりはビックリするだけである。むしろ公共の場で驚かせる映像は危険だからダメだ、という理由での禁止なら納得できる。階段やエスカレーターで驚かすのは、確かに危険だからだ。
 だが怖すぎるという理由で禁止したとなると、それは宣伝も兼ねているのではないかと勘ぐりたくもなる。

 ちなみに映像はこれ。
 http://www.youtube.com/watch?v=d58JNOWIl_A&feature=player_embedded

 それとは全然関係ないのだが。
 車も消費財であるから、いずれは車の買い換えが必要になる訳で、その時に親を乗せる事を前提に考えると、意外と買える車は少なくなる。いや、現在は魅力的な車がない時代なので、何も考えなくとも悩むところではある。
 とりあえず、あまり腰を曲げずに乗られる事を考えた場合、どうしても車高が高い車を選ばざるをえなくなるのだが、軽自動車はその荷物の搭載量の貧弱さを考えるとパスだ。そうすると以前KCからこう言うのもあると教えてもらったホンダのフリード・スパイクのような車を選ぶしかなくなるのだろう。
 と言う訳でカタログをもらってきたのだが、見た第一印象は「オモチャだなぁ」である。カーゴ・スペースのユーティリティというかマルチ・ロールを売りにしている割には、使えないのだ。これはレガシーを長年使ってきた経験上から判ってしまうのである。

 そして最も驚いた部分が、車なのに走るという事が楽しみになっていないのだ。これでは日本からモーター・スポーツの火が消えるのもそう遠くはない。走り屋と言えば暴走族を連想する人が多いし、そもそも珍走族と呼ばれる、走る事がメインではないチンピラ連中を野放しにしている警察及び社会では、モータースポーツが熟成する訳もない。
 いずれ日本の車メーカーも衰退するのは明白だ。レガシーのように走る事を中心に考えられた車がどんどんなくなっていく現在、日本のモータリゼーションは違う方向へ向かい、そのまま衰退する運命だろう。


2010年07月15日(木) 50周年

 模型屋で「BLUE is BLUE ブルーインパルス栄光の50年」なるDVDを見つけた。先日発売がアナウンスされていた物だ。

 内容は文字通り、ブルーインパルスの歴代機体であるF86〜T2〜T4の紹介と、当時のパイロット達のインタビューである。私としてはインタビューは文字、つまり本で見た方が良いと思っているので、純粋に機体の紹介だけの方が楽しいのだが。

 特にT2での演技は、超音速機でのアクロバットは世界でもそう多くはないので見ていて楽しいし、機体自体のあの塗装デザインが好きなのでやはり一番面白い時代だったと思う。現在のT4での演技は、やはり機体のデザイン故にあまりスピード感は感じられない。いや、もちろん実際にはかなり高度な演技を高速で行ってはいるのだが、やはりT2のデザインによる錯覚は、見せるという行為においてはかなり重要なファクターだ。

 三沢で何度か見たのだが、やはり実物を見るのが一番楽しい。特にあの音の迫力やスモークの臭いなど、実際に現地で体験する事で色々と勉強になるのだ。もう数回はT2で見たかったと思う。


2010年07月14日(水) 自由帳

 今日の会社は、野球を見に行くとかでみんな早く帰っている。1/3がそんな事で、本当にいいのか?

 最近は模型屋にプライズの景品が置いてある事が多い。大概とんでもない値段が付いているので、買おうなどという気は起きないが、時々面白い物があって笑わせてくれる事もある。
 今日見たのは、手帳サイズの自由帳なる物なのだが、初音ミクが表紙の「みっくみく自由帳」、けいおんが表紙の「けいおん自由帳」は普通だとして、最後の一冊が「とある科学の超自由帳」である。このネーミングには笑ってしまった。買う気は全然ないが。

 どんぐり2号が1,000円出売られているというので買うよう頼んだ、川井健次による「ひぐらしのなく頃に」のサントラだが、これが未開封の新品だった。よほど売れなかったのだろう。
 ただ川井健次によるテレビのサントラは意外と当たり外れが大きく、特に短い曲が多い場合は、どちらかと言えばハズレが多い。今回も短い曲が多いのでどうかと思ったが、結局はハズレだった。残念也。


2010年07月13日(火) ナッター

 まだ買っていないが、「はやぶさ」のプラモはどうしようか悩んでいる。今回は再版がかかったが、いずれブームが去れば消えゆくアイテムだろう。売れなくなれば消えるのが、今の企業の当たり前な考え方である。むしろ帰還のタイミングに合わせて出したアオシマは、良く頑張ったと言える。

 などと考えながら模型屋を見ていたら、ドラゴン製1/48のナッターが2,100円で投げ売りされていた。現物を見るとこれは欲しくなる。なにせエッチング・パーツまで付いた発射台付きなのだ。しかも無人機仕様も再現できるという、実に魅力的な物である。
 そもそもこのナッターという迎撃機は、「謎の円盤UFO」に出てくるインターセプターの元になった機体だと考えている。デザインが似ているのではなく、その迎撃思想がそっくりなのである。敵の爆撃機が来たら発射台からロケットによる緊急発進をして、敵を補足したら機首に埋め込まれたロケット弾を発射、そのまま帰投する一撃離脱方式である。まさにインターセプターそのものなのだ。

 実はサンダーバードから後のアンダーソン作品は、こうした第二次大戦当時の様々な兵器のアイデアがそのまま生かされている物が多い。この辺が妙なリアリティを産んでいるのだろう。だが一番リアリティのないスカイダイバーが一番格好いいというのも不思議ではあるが、制限のない分デザインの飛躍が出来るためなのかもしれない。
 いずれこれらの素晴らしいメカ群は、日本の特撮界ではついに真似が出来なかった。デザインだけならかなり良いところまで行った物もあるのだが、いかんせん円谷特撮に頼りすぎた日本では、完成映像として追いつけず、限界が見えてしまったのである。
 だがCGIで何でも作れるようになったはずの現在、デザインの部分があまり成長していないため、絵としてはつまらない物が多い。残念な事である。


2010年07月12日(月) 政治的には低レヴェル

 ワールドカップはスペインが優勝した。
 もっともそれは当然だろう。まさかの時のスペイン宗教裁判(ジャ〜ン♪)があるのだから、負けるはずがなかろう(と、一部の人にしか判らないネタを書いてみる)。後は次のオリンピックがイギリスなので、入場行進にはバカ歩きを期待してしまうのだった。

 さて、選挙は民主の大敗とか言われる。
 鳩山と小沢というバカコンビの時にあれだけの票を得たのに、今回政治家としてはまともな人が出たのにもかかわらず票が取れないとは、実に不思議な話だ。やはり国民の大半は、小沢の言う通り「政治的にバカ」なのだろう。少なくとも鳩山の時に票を入れた連中は、政治的に不勉強だという意味で間違いなくバカである。あれほど評論家たちが選挙前に警告を発していたのに、それを完璧に無視した結果が現在の日本だ。鳩山が首相になってしまった結果、日本がさらにおかしくなったのは、やはり鳩山に票を入れた連中の責任である。これは歴然たる事実だ。
 そして今回、民主党はまとまりがない組織なのは当たり前だが、少なくとも今度の三役はたたき上げの政治家としてはまともなタイプなのに、選挙では負けている。前回民主に入れた連中なら、今回も入れるのが政治的には当然なのに、実に不思議な結果だ。
 もっもといくら彼らが有能でも、烏合の衆たる民主党をまとめ上げる事は不可能なのだが、少なくとも小沢とそのシンパを徹底して排除しようとする工作はしている。これは評価しても良い部分だ。

 したがって、鳩山と小沢の責任を菅に転嫁するのは、卑怯であろう。少なくとも今回は政治家としてはまともなのだ。鳩山はただの理想主義のバカだったのに、そんなバカに投票しておいて、いまさら今度はそっぽを向くのもおかしな話だ。


2010年07月11日(日) タイヤは来週か

 昨夜はいわさきさんと電話。
 あの「コーブ」などの話をする。しかしまさか「環境右翼」が実在するようになるとは思ってもいなかった、というネタで盛り上がってしまう。実際、グリーンピースだのシーシェパードは、紛れもなくテロリストなので、国家で対処するべき相手だ。少なくとも他国は軍隊を出して反撃する事で、以後の攻撃を出来ないようにした。つまり事実上の軍事介入で、それが世界の現実なのである。
 日本は反撃しないと判っているから、標的になっているだけなのだ。

 今日は午前中が粗仕事。貯水槽の法定年次点検なので、やらなくてはならないのだが、水を止める関係から休みに出て立ち合わなければならず、これが意外と面倒である。

 午後は藤崎へ親のお中元送付につき合う。こちらもそろそろ送らなければならない時期だが、今年は何にするか、悩んでしまうところだ。平凡な物ではつまらないと考えてしまうのが良くないのだが…。
 ここで以前同じ課にいた女の子に会う。転職で藤崎に勤めているのだが、実際に職場で会ったのは初めてだ。少しだけ話をしたが、元気そうで何よりである。

 午後はタイヤ・ショップを3件廻る。しかし高い。GR-9000かPrimacy LCだとタイヤ本体のみで8万強である。しかも工賃などは別なので、結局は10万近くかかる事になるのだ。
 さて、どうしたものだろうか。

 という訳でタイヤ価格をネットでの情報で調べていたら、大昔に見た映画の題名がひょんな事から判ってしまった。
 これは宇宙人の描写が、顔にピンポン玉を半分にしたような目が付いているだけというかなりトホホなものなのだが、テレビで一度見たっきり、まったく見かける事がなく、この映画の題名が判らなかったのである。それがトホホ映画の紹介をしているところで偶然に見つけてしまったのだが、題名は「宇宙からの殺人者」だった。
 まあ今更、改めて見たいとは思わないが、題名が判ってなんとなくすっきりした気分である。 

 そして来週はフジ・コーポレーションに行ってみる事にした。以前盛岡で見た時にかなり安かったのを思い出したのだが、これがバイパスにあるとは気がつかなかった。とりあえずピレリのドラゴンやP7あたりになるのかもしれないなぁ。


2010年07月10日(土) 次から次と

 子どんぐりのPCのファン交換に行き、ついでに内部の清掃を頼んでくる。
 実はこのPCはファンの音がかなりうるさく、特にグラフィック・ボードに付いてあるファンが一番うるさいのだ。私が使っている方はこのファンが壊れたので少し静かなタイプと交換したが、今回は壊れている訳ではないので、内部冷却用のファンだけを交換してみる事にしたのだ。
 まあ実際は大きく変わらなかったが、少しは静かになった、感じがするというところか。

 その後、ガス・ステーションで給油がてらタイヤの空気圧を見てもらったら、どうも一本だけおかしい。
 調べてもらうと、タイヤが片減りしている。確かに急制動をかけるとハンドルが少しブレるので変だと思ってはいたのだが、目で見てはっきり判るほど減っているとは思わなかったので結構驚いた。タイヤを装着した状態では片減りが判りにくいが、それにしても油断していたものである。こうなるとタイヤの買い換えを検討しないと、危なくて高速は走れない。

 今までは漫然と、ブリジストンのレグノGR-9000かミシュランのPrimacy LCあたりが欲しいと思っていたが、現状ではそれだけの金がないのでゼイタクは言っていられない。
 ただいわゆるエコ・タイヤと呼ばれる物は、どうも制動能力が心配になる。タイヤは、当然だがエコより制動である。制動能力が低いタイヤは危険であるし、少なくとも私は絶対にそんなタイヤは使わない。エコという名で人を殺すのは、理に合わないからだ。

 さて、次の休みにタイヤ・ショップを何軒か廻ってみるか…。


2010年07月09日(金) 読みは同じ

 午前中は有給を出して、母親の病院の送り迎えである。やはり多賀城へ朝に行くのはかなり不便だ。

 待っている間に、近所の万代書店で「神太刀娘」の1〜4巻を読む。意外と面白く、あと2巻を読みたくなるが、さてどこかで読める状態のが見つかるだろうか。

 しかし「神太刀娘」は最初なんと読むのか判らず、読み始めてしばらくしたらルビが振ってあったので判ったが、「かんだちめ」なのだそうな。読みながらどこかで聞いた名前だと思っていたのだが、読み終わってから気がついた。青森県は尻屋崎にいる馬の名前ではないか。
 あちらは「寒立馬」と書くのだが、「野放馬」(のばなしうま)と呼ばれていた馬を1970年から「寒立馬」と呼ぶようになったもので、少なくとも「神太刀娘」よりは明らかに早くから使われていた言葉である。

 編集部は気にしなかったのだろうか。私なら気にするがなぁ。


2010年07月08日(木) アランフェス

 今日T沢君から、そのうちで良いからとお願いしていた物が届く。
 いつもと違うのは、村治佳織「アランフェス協奏曲」だろう。なかなか自分では買う事がないので、改めて聞くとなると人に頼ってしまう事が多くなってしまうが、いずれ良い曲である。

 ちなみに以前あかいメガネさんからは、Herb Alpert版の「アランフェス協奏曲」を送ってもらったが、やはりこういう良い曲は色々な人が手がけたくなるのだろうし、また私のような浅学な者でもアレンジの違いによって楽しめるというのは、やはり原曲が有名かつ名曲だからだと良く判る。

あ、そう言えば富田勲もシンセばりばりでやっていたなぁ。こちらもしばらく聞いていないぞ。


2010年07月07日(水) 意外と良い「ファンボーイズ」

 全国的に七夕の今日、「ファンボーイズ」を見る。
 これは、「スター・ウォーズ エピソード1」の公開を半年後に控えた頃、ガンで余命わずかの友人にこの映画を観せるため、スカイウォーカーランチへの侵入を目指すという、実に純粋かつふざけたロードムービーだ。
 さすがに「スター・ウォーズ」ファンを自認するスタッフによって作られただけあって、「スター・ウォーズ」ネタや「スター・トレック」をおちょくったネタ満載、しかも無駄なところに金がかかっていたりする。言ってみれば「ホンクラの、ボンクラによる、ボンクラのための映画」だ。
 だが驚いた事に、文字通りラストのたった一言で、「ホンクラの、ボンクラによる、映画好きのための映画」に昇華されていたのである。

 警告。ここからはラストのセリフまでネタバレしているので、知りたくない人は読まない事。

 実はこの「ファンボーイズ」、映画としての出来はあまり期待していなかった。実際問題として、映画好きから見れば間違いなくB級あるいはそれ以下の映画であろう。よりによって警戒厳重なスカイウォーカーランチへ忍び込もうなどと言う計画が、うまくいくはずなどないのだが、そこはコメディである。必要以上に豪華な出演者を集めて色々な抜け道を作ってしまった。
 もちろんガンであと2〜3ヶ月のライナスに映画を見せたいという純粋な行為自体を、この映画が裏切る訳はない。最後にはライナス1人だけという条件で見せる事に成功する。ここは非常に感動的な演出である。

 だが我々は、鳴り物入りで公開された「エピソード1」が決して傑作ではないという事実を「知っている」のだ。したがってライナスが観終わって出てきた時、絶対にガッカリしているはずだと判っているのである。それがあるから、成功したというカタルシスが弱くなってしまう。
 そう思っていたら、それから半年後の画面になり、「エピソード1」が華々しく上映される直前の映画館で、主人公がつぶやくのである。
 「もし、駄作だったら…」と。

 ここでこの映画のスタッフは、「スター・ウォーズ」をきちんと理解していると判るし、そして恐らく死んでしまったライナスは、この映画を観て感動したのではなく、駄作だと判っても、友人達が自分のために色々なものを犠牲にしてまで観せてくれたという、その行為自体に感動したのだと判るのだ。

 そしてさらに、ルーカスにもっとまともに映画を作るべきだというメッセージも込められているはずだ。何故なら、もし単に「スター・ウォーズ」を絶賛するつもりなら、「エピソード3」をメインに持ってくるべきだからだ。
 もちろん「エピソード1」公開時の騒ぎは尋常ではなかったし、まさにお祭りだったのは判っているが、まともな映画ファンなら「エピソード1」で感動などしないだろう。それをあえて持ってきたところに、スタッフの底意地の悪さを感じるのだ。
 おちょくっているのは、トレッキーばかりではなかったのである。

 繰り返すが、この映画はラストの一言があるから、映画としての体を成している。B級映画とはいえ、パロディには毒がなくてはいけないのである。


2010年07月06日(火) 神は細部に宿る

 某所で見たコメントなのだが、マニアと一般人の差が良く出ているのでちょっと気に入った。

★キング・クリムゾンの40周年記念「宮殿BOX」です。
★でも、テイクが違うとは言え、どれを聞いても「宮殿」なんで、マニアじゃなければ絶対買わないでしょうね…。
★ビートルズのBOXのような誰もが欲しがるアイテムじゃありませんよね!

 ちなみに記念ボックスとは「クリムゾン・キングの宮殿」のテイク違いが6枚入っている、お高い物だ。そして確かにマニア以外には、オリジナルとの違いなど関係ない、どれを聞いても皆同じなので(真面目な話、へたをすると何が違うのか判らないかも知れない)、どうでも良い話なのだ。マニアとの違いは「どれを聞いても同じかどうか」なのだと、改めて思ったのである。

 ロック好き(音楽好きなら誰でも同じだが)にとってヴァージョン違いは、製作過程から発生する違い、完成後の修正による作者の心変わりや確執など、色々な事が判って楽しい事が多いし、また色々な意味で勉強になるものなのだ。
 それが商売になるかどうかを見極めるためにも、音楽関係者は勉強が必要なのだが、現在は無能な人が多いのかあまりこういうのは前面に出て来なくなった。もっともそういう文化のためにブートという物が必要な場合もあるのだ。
 音楽産業からブートをなくしたいと思うなら、関係者はリスナーが何を求めているのか、もっと勉強すれば良いだけの話なのだ。


2010年07月05日(月) 歌は不要だ

 いわさきさんと電話。実は昨日来ていたのに気づかなかったのである。

 その後、「サマーウォーズ」を見る。これは確かにとても楽しい映画で、間違いなく人にも勧められる作品だ。

 ただこの監督には、長尺の作品は合わないのではないだろうか。「時をかける少女」では繰り返しの演出が必要なためになんとかなったが、もう少しコンパクトな方が合っている人のように感じる。
 それと声優は選ぶべきで、特に夏希の泣くシーンは興ざめである。どうしてもこの人を使わなければならないしがらみがあるなら、演出を変えるべきだった。

 そして脚本レヴェルでも不満がある。
 ここから先はストーリーに関係するので、未読の人でネタバレが嫌いだという人は読まない事。私は基本的に映画の解説に必要ならネタバレするべきだというタイプの人間なので、読むのも書くのも好きなのだ。

 ラストのはやぶさ、もといおおわしのシークエンスは、ここまできたら失敗は惨劇となるために、回避は必然である。従ってそれまでの話の展開から、嫌でも結末が見えてしまうのだ。つまりラストへ向けて盛り上がっているはずなのに、どうも感動できないのである(現実のはやぶさを見てしまったし、それ以前に攻殻機動隊S.A.C.2nd GIGというテキストがある)。
 むしろ私は、「74から75への変化」のシーンでじわっときた。ここで「僕のアカウントを使って」は反則だろう。誰でも感動するに決まっているではないか。本来ならあそこからラストへ一気に向かう脚本と演出があれば感動もひとしおなのだが、どうしても展開が緩いのだ。こういう所で、この監督は短めの作品の方が合っているのではないかと思ってしまうのである。

 あとテーマとして「コミュニケーションが大事だ」というが、彼らがこの戦いに勝てたのは、コネと金と偶然である。
 そもそも大学の研究用スーパー・コンピューターと自衛隊の利用する通信機材、そして発電用の漁船などを自宅にセットするなんて、普通はあり得ないのだが、実際これだけの設備がないとあんな戦いは不可能だ。つまり普通の人間には元々勝ち目はなかったのである。

 それとこれが最大の弱点だが、あれだけの人数を出してしまっておきながら、群像劇としてあまりうまく機能していない。だからどのキャラクターも中途半端になってしまい、特に主人公であるはずの夏希と健二の立ち位置までもが中途半端なまま終わってしまっている。バットマンの「ダークナイト」が素晴らしいのは、群像劇としても良く出来ているからで、そういう部分も参考にして欲しいものだ。

 良い点も悪い点も色々書きたいが、長くなるからやめよう。色々と問題点は多いが、とにかく楽しめる作品になっているのは間違いなく、お勧めの作品である。

 最後に。
 いつも思うが、映画のラストに歌は不要だ。感動の邪魔になるだけなのである。基本的にエンディングの歌というのは、多分スタッフがラストを締めくくるに相応しいと思って選ぶのだろうとは思うが、観客がその曲を映画に相応しいと感じるかどうかは、未知数である。例えば「イノセンス」の時は、あの感動がライトの曲でそがれてしまった。鈴木プロデューサーの提案かつ強制だったらしいが、明らかに作品の世界観から浮いているし、そもそも余計である。せっかく川井健次が音楽での世界観統一を図っているのに、それをぶち壊しているのだ。
 この「サマーウォーズ」でも同じで、夏だからという理由で曲をイメージする人だけとは限らないし、音楽が好きな人ほど四季とのイメージのリンクはないのである。ここは歌物を持ってくるべきではないし、特に良く出来た映画では、絶対に避けるべきだ。


2010年07月04日(日) 再び駅前へ

 昨日は午前中が潰れたので、改めて駅前に出る。
 タワー・レコードに行くと、何故か今日はザ・ナイスの「フィルモア・イースト 1969」があったので買っておく。
 それと、ようやくレココレのプログレ本を購入。これは思っていたより面白い内容だ。つまり自分の好みに近い内容だと言う事である。解説もそこそこ面白い内容の物があったりして、意外と拾い物だったと思う。

 その後で某所のコミック・ショップへ行くと、川井憲次の「i-wish you were here- あなたがここにいてほしい 2 −オリジナル・サウンドトラック−」の新品が置いてあったのを発見する。もちろん定価のままではあるが、もう7年くらい捜していたのだ。1は持っているのだが、これは八戸の閉店セールで4割引だったので、できれば2も安く買いたかった。
 なお1には「プログレ・ロック」という訳の判らない表記があるが、少なくとも内容はせいぜいがブリティッシュ・ロックであって、間違ってもプログレではない。そこを間違わないように。多分担当の編集者が無知なのだろう。
 いずれ近いうちに買いに行くつもりだが、アマゾンの中古なら格安なのだなぁ…。

 そして発売されたばかりの「クレイモア」の画集があった。
 残念ながら中が見られないが、この作者は現在に至るもアクション描写が上手くないのであるが、絵に関しては格段に上手くなった。したがって画集というフォーマットなら、意外と見られる内容に仕上がっている可能性があるので、やはり中が見たいのであった。どこかにサンプルを置いていないものだろうか。そう思っている人も多いだろうに。
 しかしこの本、驚いた事にカヴァーが全体の3/4しか覆っていない。つまり本体がカヴァーからはみ出ているのである。いずれこのままではカヴァーとしての意味が全然ない。ひたすらホコリが本に付いてしまうのだ。もしかして、デザインなどではなく、単純にカヴァーのサイズを間違ったのか? 実際そうとしか思えないサイズなのである。


2010年07月03日(土) SF宴会など

 叔父を駅まで送ったあと、粗仕事で会社へ行く。結局13時過ぎまでかかる。

 昼食を取って一休み後、駅前に出る。今日はSF仲間の宴会があるのだ。
 時間があるので、新規移転したボークスへ寄ると、1/32の震電を、スタッフが店頭で組み立てていた。さすがに1/32ともなるとそれなりに大きいが、1/32のF14が畳1枚分くらいの大きさだという事を考えると、やはり現用ジェット機はかなり大きいのだと実感する。実際に大きさを比較できるというのは、スケールモデルの良いところだ。

 その後某さくら野の上にできた某ブックオフ(前回「ケータイ捜査官7」の6巻を見つけたところだ)に寄ったところ、ネクターの「サンデイ・ナイト・アット・ザ・ロンド・ハウス」を見つける。紙ジャケ仕様で\1,950は、ブックオフとしては高いが、中古としてはまあ順当だろう。実は某中古フェアでネクターの紙ジャケ全アルバムセット\20,000というのを見つけていたのだが、ダブリがあるから結局安いとも言えず悩んでいたのである。今回はとりあえずこれで我慢しておこう。

 この時チャウチャウから電話。宴会の場所が判らないというので合流する。店の前に行くと、若い連中がたむろしていて看板が見えない。確かにこれではわからないのも当然だ。人の迷惑が判らない連中には困ったものである。

 19時10分から、キリン・ビアフェスタでSF仲間の「新年度」会を開始。
 参加者は、KC、チャウチャウ、ハカセさん、チュウジさん、トミキさん、Jemさん、おがにゃんさん、623ちゃん、おつろうさん、絵梨他さん、そして私の「11人いる!」チームである(なんだそりゃ、とは言わないように)。
 トミキさんとは久しぶりだが、いつものメンバーによる例によっての楽しい時間を過ごせたのだった。あまり楽しくて色々とみんなに質問しようとしていた事をすっかり忘れていた。いつものようにディープな会話ができたのだし、それもまたよし、か。

 ちなみにこの席で、チュウジさん、ハカセさんと話していて「A-10奪還チーム 出動せよ」は今読んでも傑作であるという意見の一致をみた。昔はA-10Fにブラックボックスを搭載した特殊地上攻撃機がミグを撃ち落とすという部分で興奮したのだが、今読むとやはり後半のカーチェイスが素晴らしいのである。
 東西ドイツがなくなった現在、映画化は難しいのだろうが、なんとかならないものだろうか。もちろん「ウォッチメン」の手法を取り入れ、その時代そのままの再現という手はある。例えば「RONIN」のフランケンハイマー監督なみの手腕があれば、この部分は異様に興奮する映画になるだろう。

 あっという間の2時間が過ぎ、トミキさん、ハカセさん、チュウジさんが抜けたので、残り全員はタリーズで二次会である。
 ここでも楽しく会話が弾んだが、その中でも特に絵梨他さんちに毎朝聞こえてくる「高速木魚」ネタは盛り上がったが、その現物の音を聞いてみたいと真面目に思ってしまった。

 ここもあっという間の二時間だったが、23時で閉店となり追い出されたので、仕方なく閉会となる。
 とりあえずお茶会は7月24日(土曜)というのだけが決定したので、以後の予定はその時にでもなんとく決まっていくだろう。

 それまでの会社は、平凡な日々だ…。


2010年07月02日(金) バカだねぇ

 会社で、支店長が鍵をなくしたと大騒ぎになった。
 昨夜、メーカーと飲みに出て泥酔し、そのまま鍵一式を紛失したのである。実にバカである。しかもなくした鍵は会社の鍵の他に、家や車などの文字通り一式である。本当に迷惑な話だ。これだから酔っぱらいは困るのだ。仕事で飲みに出るのだから、少しは遠慮するべきなのに、この会社の人間は酒に対して卑しすぎる。
 おかげで警備会社に連絡を取って、キーの無効、新しいキーの発行と、無駄に時間を取られてしまったではないか。

 そんな今日は、実家に叔父が来ているので、さっさと帰宅するのだった。


2010年07月01日(木) 地方は損である

 会社の用事で町中に出たついでにHMVをのぞいたが、ナイスのCDはなかった…。ま、そんなものだ。

 ところで、J.Rさんが「ヒート」をネタに楽しい紹介文章を展開している。
 その中でも指摘されている通り、この映画は音響にかなり手間暇かけている。マイケル・マン監督は押井監督と同じく映画における音響効果の必要性を良く判っているのだろうし、そしてこれにより、銃撃戦の迫力はさらにパワーアップしている。

 だが公開当時、私はこの映画を八戸の映画館で観た。つまり音響に関しては貧弱そのものだったのである。そして他の地方の映画環境もシネコンがまだないエリアでは、かなり悲惨だったのだ。さらに問題なのは、中央の映画関係者はそれがまるで判っていないという事だ。すべての人が素晴らしい環境で映画を観ている訳ではない、というのが全く理解されていないのである。なにせソフトを買って自分の家における環境の方が迫力があるくらいだったのである。
 つまり、せっかく映画館で観たのに銃撃戦の面白さも半減だった、という事なのだ。絵としてはとても迫力があったのに…。

 もっとも上映されない映画が多いと言うより、上映される映画が少ししかないというのが地方の実情なので、映画館で観られただけマシだったのかも知れないが、同じ金額を払っているのに、やはり中央はずるいと思う。

 ちなみに「攻殻機動隊」あたりの押井監督作品に人が入らなかったのは、地方都市で全く上映していなかったからという単純な理由なのだ。私は盛岡まで観に行ったくらいだが、普通の人はそんな事はしないのである。某鈴木プロデューサーは、そういう事実がまったく理解できていないらしいが、それが中央にしか目の向いていない人間の実情なのだ。それでヒットの戦術を考えるなど、まさにお笑いである。


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