どんぐり1号のときどき日記
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2006年02月28日(火) 変な奴

 月末である。
 相変わらず0時前後の帰還なので、毎日がヘロヘロ状態だ。そもそも上司がいらない仕事で邪魔をするから月末処理が間に合わなくなるのだ。もうすこし考えたらどうなんだろうと思ってしまう。優先順位って言葉を知ってるのかね。

 ところで先日の子会社との合併に伴い、私は2階へ移動したのだが、あまり階下から上がってくる人がいない。静かで良いのだが、上司は「そんなに皆入りにくいのか」とあちこちに声をかけている。
 いや、入りにくくしている張本人はキミだよ、と思わず言いたくなってしまうが、多分言われてもそれを理解できないだろう。そういう人なのだ。

 そして家に帰りたくないらしい。だったら結婚なんかしなければ良いのに。判らんなぁ。


2006年02月27日(月) ウルトラヴァイオレット

 昨夜、日記をアップした後でいわさきさんから電話。
 これが「ULTRAVAIOLET」のトレイラーの連絡である。とにかくカッコいいから見ろという連絡なのである。いや実際「リベリオン」にはまった身としては、これはかなりの期待作だ。
 この作品は「リベリオン」のカート・ウイマー監督による作品で、トレイラーを見る限り、GUN-KATAとまでは行かないが、それに近い描写がある。少なくとも映像的にかなりの予算が投入されたと考えられる。なにせ「リベリオン」の時には、出演料がかなりの金額になってしまい、肝心の映像部分ではかなり苦労したらしい。予算であれだけ苦労してもあの映像である。「ULTRAVAIOLET」に期待するなという方が難しいではないか。
 音楽はリベリオンと同じくクラウス・バデルトなので、多分ぴったりな音楽になるだろう。

 とか言いながら調べてみたら、予算が3,000万ドルと思っていたよりは少ない。主役のミラ・ジョヴォヴィッチにどれだけ持っていかれるのか気になってしまうが、とにかく見に行くしかあるまい。

 一応主役がミラという事は、ある程度の数の映画館で公開されると期待できるが、もし全国公開ならGUN-KATAのメイキングが観られるかもしれない。実はどうやって撮っているのか、良く判らない部分があるのだ。
 ちなみに今回のミラ・ジョヴォヴィッチはストレートの黒髪なので、最初はユマ・サーマンかと思ってしまったではないか。

 なおストーリーだが、調べると2003年には製作決定の記事がネット上に存在しており、この時の粗筋だと1980年の「グロリア」である。ところが今回のトレイラーを見る限り、まるでそんな雰囲気はないのだが、いずれ9歳の子供が絡んでいる事は間違いないようだ。吸血鬼ネタもあり、という事を書いているところもあり、調べれば調べるほどなんだか良く判らなくなっていく。吸血鬼ネタだとBLOODか?

 そしてようやく某所で粗筋を見つける(単にトレイラーの部分を訳しただけかもしれない)。
 曰く「21世紀後半、遺伝子変異を引き起こす伝染性の吸血病Hemophagiaに冒されて超人的な能力を得た人々と、感染者絶滅を目指す人類の間で戦争が勃発。戦火のただ中、感染者のウルトラバイオレット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は人類への脅威として人類政府に命を狙われる9歳の男の子を守ることになる」のだそうだ。
 なるほど、どちらかといえば「ブレイド」か? あるいは「オメガマン」かもしれないし、そう考えると色々な映画のいいとこ取りだとも言えるかもしれない。

 http://www.sonypictures.com/movies/ultraviolet/index.html


2006年02月26日(日) 新たなセンサー

 今日も午前中は会社。昨日もムダに呼び出されたし、いい加減飽きてきたなぁ。
 ただし昨日の問題は、部下の女性が機転を利かせてすべて解決していたのである。そういうものなのだから、もっと下の連中を信用すればいいのだよ。それをしないから無駄に忙しくなっているのに気づいていない。愚かな。

 午後はちょっと出かけて、「サンダーバード アルバム2」と町山智浩氏の「ブレードランナーの未来世界」をようやく購入。ついでに子どんぐりの要望で「こげぱん 毎日クタ〜っと。」も買う。
 でもCDやDVDを探す余裕はなかった。

 ところで、キャノンがEOS 30Dの発売を発表した。どうも20Dの後継機という位置付けらしい。
 実勢価格が16万位と言われているが、まだどうも欲しいという感じではない。やはりそろそろキャノンならではのダスト・リダクション・システムを搭載して欲しいのだが、まだまだという感じだ。
 映像的には、この価格帯ではそろそろ限界に来ているだろうから、使い勝手では問題のないキャノンに期待するのはゴミ対策なのである。

 ちなみに富士フィルムでは、デジカメの心臓部であるCCDセンサーの代わりとなる新しいセンサーを開発して、3年後あたりに実用化を目指しているという。
 フィルム・メーカーとして、どうしても平坦に見えるデジタル画像に立体感を持たせる方法がないか研究していたとの事で、確かに私も感じていた事だったのだが、これはCCDセンサーの致命的問題点であり、高いカメラでも基本的には変わらないのである。そしてカメラマンの協力を得て、なんとかメドがたったので特許を申請するというところまできた訳である。

 大雑把な原理は、三原色に分けた各色センサーを3枚重ねるという大技で立体感を強調するというもので、フィルムと同じ考え方なのである。これはちょっと楽しみな技術であり、さすがはフィルム・メーカーの事だけはあると感心する。
 でも3年後かぁ…。


2006年02月25日(土) まるで怪奇大作戦

 とり・みきの「パシパエーの宴」を買う。
 なんだか久々の新刊だが、収録作品のほとんどが10年位前のもので、そういう意味では少し古い感じがする本でもある。多分「カラオケボックス」なんて若い連中が読んでもピンとこないだろうし、年寄りですら主人公の心理は判らないという事になるかもしれない。
 ちなみに私は主人公の心理は良く判るのだが…。

 そして最後に載っている書下ろし作品「鏡地獄」は、映画とのタイアップらしく、意外ではあった。
 しかし登場した明智小五郎の顔がもろに岸田森だったのでもしかして、と思って読んだら、やはりこれは「怪奇大作戦」だった。とにかく構成が見事なまでに「怪奇大作戦」しているし、コマによっては実相寺監督作品風の描写なのである。まるでテレビの「怪奇大作戦」を見ているような錯覚に陥ってしまったではないか。
 ただし私は「鏡地獄」自体を読んでいないので実は断定できないのだが、原作自体がこういう内容と構成なのだろうか。これは読んでおく必要がある。

 ついでに新×堂に寄って「クリムゾン・キングの宮殿」も買った。
 もうLPから数えると何枚目になるのかはすっかり忘れてしまったが、最新のリマスター盤のHDCD、紙ジャケ仕様なので買ってしまったのである。
 多分これで、このオリジナル作品を買うのは最後になると思われる。

 ちなみにここのDVD売り場では「マイティジャック」のDVDのデモを流していた(かなり小さい画面だ)。
 インタビューも含めたデモだったのでついつい見てしまったが、とにかくリマスターの威力は凄い。今まで見ていたあの作品は何だったんだろうと思うくらいだ。あまりにきれいでアラも見事に強調されてしまうが。
 そしてそこを離れて振り返ると50代と思しきオヤジがしげしげと画面を見ていた。さらに他のフロアを見て戻ってみると別のオヤジがしげしげと見ていた。やはりこの作品は40代50代にとってはつい見てしまう作品なのだろう。
 という事は、私も周囲からそういう感じで見られているのかも知れない。多少若く見られるとはいえ、所詮は40代である。あ〜あ…。
 しかしリマスター版の「ウルトラQ」と「ウルトラセブン」は全部欲しいなぁ。

 と書いていたところで、いわさきさんから電話。
 SF大会の企画についてだが、お互いここまで忙しくなるとは思ってもいなかった訳で、せっかくまこさんが企画部屋を押さえてくれたと言うのに、これでは丸投げするしかないかもしれない、という事になる。新聞を読んだりテレビを見る暇すらないのでは、そうなってしまうだろう。
 こういうチャンスは一生に一度しかないのになぁ…。


2006年02月24日(金) 謎の円盤UFO

 うちの掲示板に、あかいメガネさんの書き込みがあった。ネタはコナミの「謎の円盤UFOのジオラマ」である。
 噂では聞いていたが、これでほぼ出るのは確定した訳で、こうなるとこれはなかなかの事件である。ちなみに価格は1個500円くらいになる可能性もあるらしい。まあサイズはともかく、精密さをある程度求めるのだから仕方がないだろう。

 しかしシャドー・モービルやインターセプターは予想していたが、まさかモービル・キャリアーが出るとは思ってもみなかった。こうなるとモービル・トランスポーターの方も欲しいではないか。
 まあVol.1という恐ろしい言葉がついていたので、出る可能性はある訳で、今後も目が話せないアイテムだ。

 とにかく楽しみだ。なんとしても箱買いでインターセプターは三機を揃えないといけない。金もかなり必要になるのか…。


2006年02月23日(木) なんだかなぁ

 最近上司は明け方まで仕事をしている。
 したがって時々「早く家に帰りたい」と言っているが、どうも様子を見ているとあくまで「布団でゆっくり寝たい」という意味で言っているだけのようだ。普通の人が思い描く「家庭に帰りたい」という意味は絶対にないと断言してもいい。

 別に夫婦仲が悪いというのではなく、単に家にいてもする事がないだけなのだ。だから会社の飲み会はどんなに忙しくても参加している。生活時間を見ている限り、会社以外の付き合いは、本当に全然ないらしい。
 なんだか寂しい人生だなぁ。
 というか、そういう人生を送っている人を初めて見たというのが本当のところだ。あまり私生活では係わりたくない相手である。

 ちなみにヘタに趣味の話をすると、これが全否定に走る。そういう人と話をしていて楽しいと思う人がいるとは思えない。だからますます世界が狭くなるのではないだろうか。


2006年02月22日(水) 若いうちに読め

なんとか日中に「映画秘宝」を買えた。

 帰宅後夜中に読んでいたら、「最近は年をとったせいか、読むのに時間がかかる」という30代(!)の投書が載っていた。30代で? と驚いてしまうが、もし本当に「映画秘宝」でそうなら異常ではないだろうか。
 普通読むのが遅くなるのは小説である。雑誌はむしろ読むのがどんどん速くなる。これは読むポイントが完全に判ってしまい、自分にとって不要な部分や面白くない部分がすぐに判断され、瞬時にオミットされるからだ。
 また執筆者の名前を見ただけで、読む価値があるかどうかの判断が簡単につくケースも増えていくのだ。
 これらは年の功と言えるかもしれないが、小説等は若いうちに読んでおくものだというのが実感される今日この頃である。

 でも本当に最近は小説を読むと時間がかかってしまう。
 冊数のペースは元々落ちていたが、一冊を読む時間自体が本当に遅くなった。それでいて時間の経つのが異様に早く感じるのだから困ったものである。残り少ない人生でどれだけの本が読むるのだろうか。

 そろそろ読まないと思われる本は処分してもいいのかもしれない。


2006年02月21日(火) また色々と

 まだまだ会社のトラブルが続いている。午前中は仕事にならない、と思いきや午後もダメだった。
 こうして帰宅時間はずるずると…。

 ところで3/11から「イーオン・フラックス」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」が公開される。観たいんだけどなぁ。ちなみに後者はクローネンバーク監督作品で、しかもエド・ハリスが出ている。興味津々である。

 ついでに「アサルト13 要塞警察」なる作品も公開されるが、これがなんと「要塞警察」のリメイクなのだそうだ。題名がなんだかなぁ、という感じではあるが元が「要塞警察」なので、どうなるのかこれまた興味津々である。
 しかし映画界も本当にリメイクばかりだなぁ。

 そんな中、押井守の小説「雷轟 rolling thunder」が3/30に発売されるとか。
 パックス・ヤポニカ・シリーズの第1冊目の小説なのだそうだが、こんなもの、いつの間に書かれていたのだろう。
 いずれは書くと言っていたと思っていたら、もう発売なのだから、油断も隙もあったもんじゃない。
 この辺のはさっさとネットで予約していた方がいいかもしれない。


2006年02月20日(月) やはりトラブる

 予想はしていたが、やはり会社の電話もPCもトラブった。
 電話回線が一部通じないと言うのは、すぐに気づかないから意外と大きな傷跡を残してしまう。おかげで銀行からのFAX.が全然こないという事態になってしまい、これはリカヴァリーが大変である。銀行に聞いたら、FAX.は9回エラーが返ってくると、あとは当日発信ができなくなるのだと言う。それって結構怖い話だ。

 PCはサーヴァーを交換したのだが、動きが鈍いかと思えば止まるので、何度も設定変更、再立ち上げを繰り返し、もうPCが仕えない状態が午前中続いてしまった。これはストレートに仕事にならないので、本当に困ってしまう。

 その他、こまごまとしたトラブルも当然あるので、もう大変な騒ぎである。ここまで大変だと、もうお祭りと言ってもいいだろう。しかも今日は20日なので、異常に忙しい日なのである。

 おかげで帰宅は24時近くになってしまう。あ、これはいつもの事か…。


2006年02月19日(日) 休みがないぞ

 今日も出社なので、子どんぐりがどこにも連れて行ってくれないと拗ねている。当然だろう。
 やはりいい加減に気力は失せている。精神的に疲れてしまっているのだな。他の人も似たような状況なのだろうが、指示がメチャクチャなのは困る。だったら指示は出さないで欲しいものだ。

 夕方になりそろそろNTT工事もめどがついた頃、NTTへの返却電話器3箱が見つからないと、1階2階4階を数人で何度も探していたらしい。探しているのに気がついて、多分誰かが3階奥に置いたのではないかと目星をつけて探したら、予想通り見つかった。
 ちなみに3階の奥は使用していない空きエリアなのだが、見つからなければとりあえず見たらいいではないか。つまり数人が30分も大騒ぎしていたのを、私は3分で片づけたという事である。見つからないならさっさと他の人に聞けばいいのである。いい加減頭も働かなくなっているのだから。

 夜は子どんぐりを連れてちょっと万代書店へ行く。
 子どんぐりはポケモンの食玩やガシャポンで欲しい物があって探しているのだが、行ってみたがひとつも置いていない。こういう店でポケモンは意外とレアなのか?

 私は欲しかった自衛隊装備大全3の「87式対空自走砲」をゲットする。なかなか良い出来である。
 日本においては戦闘車両が市街地で交戦する事はまずないと考えてよいが、だからこそ市街地に戦闘車両、それも偵察車輌や装甲車輌ではなく、純然たる戦闘兵器が存在する光景というのは非常に不思議な雰囲気を醸し出す。
 初めて東海道線を大量の74式戦車を積んだ貨車が走る光景を見た時は感動的ですらあったし、子供の頃は町中を64式戦車が走っている光景を時々見かけたりもしたが、あれも非現実的な光景だった。
 私にとってのジオラマとは、トワイライトなのかもしれない。


2006年02月18日(土) 角田さん来仙中

 系列会社の合併吸収による大量の人員を来週収容するため、フロアの移動、各種工事があり、土日と出社である。
 しかし電気工事、電話工事(ブロック単位数量をはるかにオーヴァーするので、全て新規交換である)やサーバー・システムといった専門工事以外はすべて社員が行うのである。もちろん予想通り、効率は悪い。なんだかなぁ。
 しかも月曜には電話、PCが完全可動していなければならないため、土曜はシステムが、日曜は電話が完全稼動するまで終われないのであった。

 そして夜は角田さんが仙台に来るという事で、タホに集まっていたのだが、そんな事情でこちらは何時に終わるかさっぱり判らないので、不参加になるとは思っていたが、やはり無理だった。でも夜にKCから電話がかかってきて、角田さんと話はできた。
 角田さんの会社は50歳になると二週間の休みをくれるという事で、昨日は山形でチャウチャウ、冨木さんと会い、今日は仙台、明日は弘前なのだそうだ。良い会社だなぁ。
 ちなみに今日は「こむらさき」が25周年という事で千田さん夫婦も来ており、異様に盛り上がっていた。とりあえず洋子さんとも久々に話をしたが、冨木さんの結婚式以来か?

 トータルで10分くらいだったが、それだけでもちょっと楽しい時間を過ごせたのはラッキーだった。KCに感謝也。


2006年02月17日(金) ランチ・パッド

 押井守の「勝つために戦え!」が単行本になる。
 エース特濃等に連載されていたが、あの内容では本当に一冊にまとまるとは思ってもみなかったので、まずはめでたいと喜んでしまう。映画の「立喰師列伝」もどうやら公開されそうだし、まずは春から縁起がいい、のかもしれない。
 ちなみに「立喰師列伝」でかなり自由な事がやれたというので、次の作品はシリアスなアニメになるのだろう。実際いくつか動いているという噂もあるし、当分目が離せない状況が続くのだろう。

 しかしそろそろ人生の終着が見えてくると、色々と作っておきたいものが出てくる。
 長年の懸案であるスペース1999のイーグル・ランチパッドも、せっかく新世紀合金のイーグルという優れものが出たのだから、そろそろ形にしたいものである。
 ただITC作品の常として、場面に合わせて設定が色々と変わっているため、どのモデルをベースにするかで悩んでしまう。このランチ・パッドにしても、トラベル・チューブ・ターミナルの位置がコロコロと変わっていて、それに合わせて地下へと稼動する着陸スペースの形状も変わってしまうのである。どうしたもんだろう。

 ちなみにイーグルは1/35(全長60センチ!)のプロップレプリカ・モデルが全世界1500個限定で発売されたのだが価格が13万オーヴァーでとても手が出ない。
 で、諦める口実が何かないかと思ってみていたら、なんとコンテナの着脱ができないのだという。サスペンションは可動なのに肝心のコンテナが外せないとは、なんとも片手落ちである。まあ強度を持たせるためには一番簡単な手なのではあるが…。
 という事で、諦めもつこうというものだ。


2006年02月16日(木) 暇がない

 角田さんが仙台に遊びに来るという。
 KCが中心となって宴会を仕込んでいるようで、できれば参加したい。
 でも土日は会社の引越しがあるので、時間的にいつ終わるのか予定がさっぱり見えてこない。金がないからとほとんどを社員にやらせるからだが、本当に困ったものである。
 しかも今週と来週で、土日の両方を潰すのだ。営業は代休が取れるが、事務系は無理である。困ったものだ。

 こうして友人とも縁遠くなっていくのかもしれない…。


2006年02月15日(水) 異常だね

 昨日も今日も帰宅は遅い。そもそも会社に毎日19時間もいたら、バカバカしくなるし気力も続かない。

 上司は心底会社が好きらしい。1時を過ぎても次々と仕事を作り出しては片づけようとする。私は別にこういう人を尊敬したりはしない。そもそもこれでは翌日の仕事に悪影響を及ぼすだけだ。
 そもそも無駄な動きが多いし、意味がない仕事も多い。単純に会社が好きだとしか思えない。
 多分うちに帰りたくないのだろうな。


2006年02月14日(火) 知らないうちに

 全国的にバレンタインらしい。今年は全然縁がないけど。
 そもそも子供の頃にはこんなイヴェントはなかったのだから、メーカーの思惑通りかなり急激に広がった風習だ。
 まあ「ミニミニお歳暮」と考えれば、好きでやっている限り潤滑油の役割をはたしているのかもしれない。

 ところで「電器用品安全法」なるものが成立していた。これは旧電器用品取締法が変わったものらしいが、政府の告知が悪く、4月施行だという事があまり知られていなかったようだ。
 これで困った事になるのは、4月以降、様々な電気製品が買えなくなってしまうのである。
 例えば少し古いレーザーディスク・プレイヤー等はハードが正規には全く買えなくなるので、これでは文化を破壊するといってもいい悪法だといわざるを得ない。政府は何を考えているのだろう。音楽や映画は文化だと言う事を完全に無視している。
 そして文化というのは、一度廃れてしまうとほとんど回復は不可能なのだ。どれだけ家電メーカーからの要望があったのかは知らないが、こういう法律が成立していたとなると、庶民はますます電化製品から遠のくだけだ。買ったものがいずれ見られなくなる、聴けなくなると判っているものを誰が買うというのだろう。

 いずれもう少し勉強してみないといけない。


2006年02月13日(月) 意外なところで

 昨日書き忘れていたが、先日の鳥のオリンピック…、もといトリノ・オリンピックの開会式で、各国の選手団が入場する際のパックには延々とポップス系の曲が流れていたと思うが(少ししか見ていなかったし、コメンタリーがうるさすぎる!)、この時偶然「ムーンライト・シャドウ」が流れているのを聞きいたく驚いた。
 もちろんマイク・オールドフィールドのあの曲だ。EW&Fやアパの曲もかかっていたように思うが、実際どういう選曲だったのだろう。なんだか非常に気になってしまう。
 こういう選曲をオリンピックで、というのは日本では絶対に無理だろうなぁ。

 しかしNHKのコメンタリーは何故あんなに不必要なまでにうるさいのだろう。もっと小声でいいではないか。開会式というのは、その音も含めた一切をいうのであって、日本人の戯言など入れる必要は全くない。必要なら字幕で充分である。

 根本的にNHKは視聴者が何を求めているのか、全然判っていない。だから受信料不払い運動が起こるのだ。番組を見せようという気があるのだろうか。


2006年02月12日(日) 「ミカヅキ」見終わる

 借りては来たがなかなか見られなかった「鉄甲機ミカヅキ」を見始める。
 さすがに雨宮慶太作品で、彼の色が見事に出ている。しかしあまりに色々と詰め込みすぎたのではないだろうか。
 どうしても子供を要に据えてしまうと、ハードSF路線との整合性がとりにくくなると思うのだが、2巻まで見たかぎりでは予想通りである。もちろんテレビでの放映と言う事を考えれば仕方のない事だと判るが、こうして一気に見ると何かと気になってしまう事の方が多い。
 でも彼の作品としては、テレビ向けだと言う事を考えれば、本当になんでも詰め込んだサービス満点の作品だと言えるのかもしれない。見ているほうが恥ずかしくなるくらいだが、こうでもしなければ予算が取れないのだろう。

 とか言いつつ、結局6巻+1巻全部を見てしまった。やはり最後はちょっと物足りないが、テレビと言う事を考えるとあれで正解なのかもしれない。しかし蛍雪次郎は、ラストの登場が「ゼイラム」の時と全く同じだ。いいのか?
 そして総制作費10億以上って…、平成ガメラ1作品より多いのかい。

 なお、最後の7巻目は一体何が入っているのかと思えば、劇中TV番組「超空童子ワンダーセブン」第9話「SOSジュン変身不能! 前編」が入っているではないか。見るとかなり笑える。後編が見たいぞ。
 しかもこれはオープニング、エンディング、更にCF2つ(ワンダーセブンふりかけ編とワンダーセブンペンダント編)がそっくり製作されているという優れもの。ここまでやれば、呆れ果てるのを通り越してしまうのだ。

 夕方になって、実家でFAX.が必要だというので買いに行く。
 家の近くのヤ×ダ×器のFAX.コーナーでは欲しい機種が品切れだったが、見ていると買っている客も多く、FAX.にそれほど需要があるとは思っても見なかった。仕方がないので名取方面へ向かうが、こちらはとんでもない渋滞だった。それでも目当ての機種は入手できたのでよしとしよう。しかも安かったし。
 まさか同じヤ×ダ×器でも、店によってここまで値段に開きがあるとは迂闊だった。やはりデ×コ×ド×が近くにある店の方がシビアなのだろう。ひとつ学習。
 渋滞で2時間近く取られたので、セッティングまで含めて3時間も経過してしまった。疲れた…。

 夕食後、最後のタミフルを服用し、これで医者からもらった薬は全てなくなった訳である。
 明日からはまた会社でうつされないよう用心しなければならないが、そもそも会社に行きたくないぞ。


2006年02月11日(土) 一日うちの中

 ちまちまとネット巡り。

 いつの間にか、IGの石川氏の話をまとめた「雑草魂―石川光久アニメビジネスを変えた男」という本が出版されている。ネットである程度読んでいてなかなか面白かったので、これは買っても良さそうだ。
 通常、ビジネスでアニメを取り上げた本はつまらない、というか大概論点がずれている。アニメの事を理解していないのに無理やりビジネス論と結びつけるからだ。だがネットで読む限りは、石川氏の取ってきた戦略をそのまま載せているので、実に面白いのである。
 しかしIGを立ち上げるとともに、子会社に投資専門会社を作っていたとはさすがだ。作品の独立性を保つために最初からそこまで考えていたとは、やはり大した男である。石川氏が面白いのは戦略設計の巧みさと一種無謀とも思える賭けのアンバランスさが同居しているところにあるが、これを読む限りはその行動にもかなり計算されたバックボーンがあるという事が判る。
 いずれ本を買って読んでみないといけない。

 ところで。
 リチャード・レスター監督の「新・三銃士/華麗なる勇者の冒険」が見たいので、DVDで出ていないか調べてみたのだが、まだ出ていないようである。これはデュマの原作にもある「三銃士/四銃士」の20年後を、なんと16年後に前作と同じメンバーで撮影しているのである。まあ作品としてはかなり無理があるという事だが、とりあえず見たいものは見たいのである。なにせ大好きなレスター監督作品だし。

 そして調べている過程で「三銃士/四銃士」のネット・レビューがいくつかあったのだが、これがなかなか面白い。
 多分往年の映画好きだと思われる人のレビューはほとんどが面白いと誉めているのに対し、多分最近の映画しか知らない若い世代は「つまらない、何が面白いのか全く理解できない」という酷評ばかりである。これは明らかに映画の見方が変わっているという証拠であろう。
 私自身は劇場公開時に観て、実に面白い作品だと思ったし、DVDで出たのを買って見た時もやはり楽しめた。実際このレスター版は原作にもっとも忠実な作品と言われており、それなりに評価は高いのである。
 しかし昨今のハリウッド系の派手なシーンに慣らされている層には、インパクトがないと感じるのだろうし、頭で考える部分や小ネタを楽しむ余裕がないのかもしれない。この映画は大作なのだが、イギリス映画らしいこじんまりとした所もある実に優雅な作品なのだ。

 こういう映画の良さが全く理解できない人というのも、なんだかかわいそうだと思ってしまう。


2006年02月10日(金) 病み上がり

 朝一で内科に行く。熱は下がったのだが、どうにも頭痛が治まらないのである。
 そこの医者もしばらく悩んでいたが、とりあえずクリアミンA錠なる物を3錠出してよこした。一応これで夕方には頭痛も治まったので、効いたという事なのだろう。

 今日は横になりつつ、ちょっと本など読む。最初は「映画秘宝」を読んでいたが、あのサイズは寝ながら読むのには辛い。
 という事で、先日送ってもらったツノさんの「寡黙で繊細な音盤たち」をじっくりと読む事にする。
 予想はしていたが、実に面白い。いや、面白いという表現は失礼かもしれないが、とにかく元の音源を聴きたくなるのだから、文章としても実にうまいのである。
 博識な人が様々な解釈をするというのは、実に楽しい。こういう人の解釈は主観的なものであればあるほど楽しいし、自分がそれをある程度納得できればそれでもうこの本に引き込まれてしまうのだ。やはりツノさんって凄い人である。ひたすら尊敬してしまう。

 ちなみに今回ツノさんは、「はてな」のシステムを使ってプログの内容を本にしたのだが、これはなかなか使えそうだ。もっとも例えば私の日記を本にしたところで、自己満足以外の価値は全くないのだが、それでもまとめてみたいとつい思ってみたりもする。
 製本というのは一種の魔物なのである。

 夕方になって久々にネットを覗くと、本当に伊福部昭氏が亡くなっていた。1954年のゴジラ以来、映画関係では長い間楽しませてもらった事になる。
 哀悼の意を表してゴジラのCDでもと思ったが、病み上がりに聞きたいという感じでもなく、妥協案としてキース・エマーソンの「GODZILLA FINAL WARS」を聴きながらネットを見るのであった。

 しかし10日という忙しい日に休むなんて、実に快感である事だよなぁ。


2006年02月09日(木) 寝たきり社会人

 一日寝て過ごす。
 しかし寝ているだけというのもなかなか大変で、体中が痛くなる。でもあっという間に一日が終わったようだ。

 どんぐり2号から伊福部昭氏が亡くなったという話を聞いたようだが、頭がボーッとしていて今ひとつ確信がなかったりする。

 本当に今日は、一日の区切りというかメリハリが全然ない日だった。


2006年02月08日(水) インフルエンザだぞ

 体温を測ると7度4部である。
 会社へはとりあえず午前中休むと電話して、家の近くにある内科に行く。歩いて5分だが、具合が悪いのに雪の降る中を歩くのは、5分といえどもなかなか辛い。しかも中途半端に積もった雪で歩きにくいし。

 医者に行って検温すると、8度5部になっている。まああんな中を歩けばなぁ。でも関節は痛くないし、咳もあまりでない。くしゃみに至っては全然でない。「症状は全然インフルエンザっぽくないですが、検査してみましょう」という事で待つ事15分、「立派なインフルエンザです」ですと。ちょっと不思議そうな顔はしていたが。

 タミフルを中心として色々と薬を渡されたが、2時間くらいしてから全部戻してしまう。どうも頭痛止めの薬がまずかったようだ。
 まあそれ以後はなんともないので、ひたすら寝てしまう。

 夕方目が覚めたので会社に経緯を連絡し、2〜3日休む事にする。うつされたら困るからだろう、とにかく休めという事になった。ラッキー。

 気がつくと今日は何も食べていないではないか。というか食べられなかったのだが。


2006年02月07日(火) 風邪か?

 咳が数分おきに出る。周囲が「インフルエンザだとまずいから、早く帰れ」というので、これ幸いとさっさと帰る事にする。
 それでも19時だ。もう医者には間に合わないのである。困ったものだ。

 でも、もしインフルエンザだとしたら土曜日の会議の時に福島から来た人から映った可能性が高いな。


2006年02月06日(月) 問題山積み

 どうも風邪っぽい感じである。喉が荒れている感じがする。結局朝から夜まで、ムダに忙しいから風邪も引きやすくなってしまうのだろうと思う。

 夜は夜で子会社合併の諸問題を検討すると言うので会議なのだが、結局何もまとまらないまま終わる。どうも事務関係の事に関しては皆いいかげんだ。やる気がないといってもいい。そして結局苦労するのは私たち数人なのだ。
 問題が起きたら考えるって、問題が起きるのは目に見えてるんですがねぇ。


2006年02月05日(日) ダイス・スタッキンク゛

 今日も一日粗仕事である。休みがないと疲れるなぁ…。

 さて、しばらく前から捜している物がある。「ダイス・スタッキング」用のダイス・カップである。
 ちなみに「ダイス・スタッキング」というのは、ダイスを5個ほどテーブルの上に置き、それをダイスカップで集めて行き、最後にカップを持ち上げると、ダイスが全部積み重なっているというテクニックの事である。ある程度の年齢の人なら、映画や飲み屋のカウンター、あるいはマジシャンのショーの合間などで見た事があるかもしれない。
 私は小学校の頃にちょっと興味をもち、それなりの皮のカップを持っていて、2個程度ならなんとか重ねられたし、時には3個重なる事もあった。まあ3個の場合は偶然の産物だが。
 ただ当時自慢できたのは、置いてあるサイコロを次々とすくい取るのだけはほぼ完璧だった点である。あれで積み上げがうまくできればなぁ。

 そして数年前に突然これをやりたくなったのだが、もう手元には当時のカップはない上に、なかなか手ごろなダイス・カップがなかなか見つからないのである。東京へ行った時も密かに捜してはみたが、やはり手ごろな物が見つからなかった。
 で、今でも見つからないのだが、たまたまネットで検索したら、「ダイス・スタッキング」で5個積み上げるコツを書いているHPがいくつか見つかった。複数のコツが見つかったが、自分の経験上からこの人のが一番自分に合っていそうだというのが見つかり、そうなるとますますダイス・カップが欲しくなる。
 ちなみにカップの価格は、だいたい2,000円から4,000円というところだろう。

 しかし人によってコツが全然違うというのも、この手のテクニックとしては珍しい。そもそもダイス・カップの材質は、普通は強く握ると変形する程度の固さの皮カップがいいのだが、プラスチックがいいと書いている人もいる。
 私の経験上からは、普通のプラスチック・カップは「ダイス・スタッキング」に向いていないと思うのだが、こういう人のテクニックも実際に見てみたいものだ(ただしプラの場合は、テーブルやカップ自体へのキズがかなりつくそうだ)。

 そしてこれを検索している過程で、ダイスを利用するマジック製品の通販サイトがいくつか見つかったが、タネは単純だが製品として非常に良くできているものがあり、やはり見た目も重要だと再認識する。
 サイコロの目を当てるとか好きな目を出すマジックって…、想像以上に単純だぞ。


2006年02月04日(土) サントラ発売決定

 立喰師列伝のサントラが、4月5日発売となる。当然の事ながら音楽は川井憲次氏だ。買わねばなるまい。
 しかしほとんど100分強の長さがあるとの事で、編集ヴァージョンでの発売となるようだ。これは残念。2枚組みでも良いからオリジナルで出して欲しいものである。
 それともブートが出回るとか…。

 今日は早く帰ってきたので、一家で夕飯をとったのだが、途中で子どんぐりが「歯がぐらぐらして食べにくい」と言い出す。まだ乳歯があるんかい、と驚いていたら、食べている途中であっさりと抜けてしまった。
 4月から中学三年である。もういい加減乳歯はないんだろうな、と心配になる。

 明日も会社である。
 今月は子会社との合併などがあって、土日も全然休みがない。経費がかかるからと、フロアの移動から何から全部社員が行うのである。怪我でもしたらもっと高くつくだろうに。そして営業は代休が取れるが、事務は無理だ。こういうところで何も考えていない会社というのは嫌になる。
 なにか良い仕事はないかなぁ…。


2006年02月03日(金) ピクサー買収

 ちょっと前にピクサーがディズニーに買収された、と騒ぎになっていた。
 現状ではピクサーの方が格が上なので、単純に考えると売却する意味が思いつかず少し疑問だった。コメントとしてはディズニーの経営陣が変わり、ピクサー側としては良い関係が保てると踏んだという事なのだが、やはり何かすっきりとはしなかったのである。

 そう思っていたら、やはりアメリカ特有の株式によるメディア買収の一歩だったと判明した。
 つまりピクサーを設立したスティーブ・ジョブズが8500億円でピクサーを売却したのだが、当然これには直接の金銭のやり取りはなく、ディズニーの株式5%と等価交換したのである。これによりスティーブ・ジョブズは、個人での筆頭株主となり、つまりは経営陣への口出しができる立場になったという事だ。
 なるほど、やはりアメリカ人はこういう株式でのやり取りがうまい。日本ではなかなかできない事が、すんなりと行われている。面白い国だ。

 もともと日本は株式市場でのやり取りが不自然で、本来の株式という概念が、先進国としては異常な程に根付いていない。だからライブドアのメディア株買収という、それについては法的にまったく問題がない事でも大騒ぎになってしまう。

 ライブドアが問題なのは、「財務・決算内容の粉飾」というただそれだけであり、それ以外はなんら法的には問題がないのだ。ただし「財務・決算内容の粉飾」というのは重大な犯罪である。これに関して経営陣にはほぼ間違いなく実刑判決が下り、執行猶予はつかない。
 つまりそれ以外は、アメリカで日常行われている株のやりとりと何ら変わりがない。

 結局ホリエモンはスティーブ・ジョブズにはなれなかった。所詮格が違うのである。


2006年02月02日(木) 眠いぞ…

 仕事の都合で5時起き。2時間ちょっとしか寝ていないぞ。
 オンラインによる時間制限のある仕事を片づけなければならないので、かなり慌しい。その合間に色々と雑用も入るし、焦る焦る…。

 結局今日は21時30分でリタイア。疲れた一日である。


2006年02月01日(水) どっさりの雪

 もう二月に突入である。今年も余すところあと334日…(計算、合ってる?)。

 久々に雪がどかどかと降る。あっという間に20センチ近く積もってしまった。こうなると普段雪が少ない町は弱く、道路は大渋滞である。会社のFF車は轍などで簡単に横へと滑ってしまう。まあ数日で確実になくなると判っているから気分的にはラクなのだが。

 でも仕事は忙しい。
 自分の仕事をしたいのに、色々と邪魔が入る。何度も同じ事を聞いてくる上司は、もしかしてアルちゃんか? どうでもいいが、ムダに時間が流れていく…。
 そして帰宅は1時をはるかに過ぎていたのだった。自分だけで仕事をしていれば10時には終わったものを。


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