Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年06月30日(月) 知力なさ過ぎの指導者

2003.06.30 (Mon) 21:20:58

書こうと思って忘れていたが、なんか性犯罪者をつかまえて、「レイプするのは元気がいい」とかほざいてた頭の悪い政治家がいたなあ。なんでこういうクズ以下の人間が政治家なんてやってるんだ?犬やネコどころか、昆虫でもそんな頭悪くないぞ。虫以下のくせしてえらそうにしゃべってるんじゃねえよ。こんなのが日本の代表者だと。死んで償え。

当たり前だが、実際にやった奴らはそれ以上に頭が悪い。殺人犯だったら反省の余地があるかも知れないが、性犯罪者にはないだろう。社会的に抹殺しても問題ないと思うが。痴漢だったら冤罪の可能性があるかも知れないが、この場合はそんなのはない。このような人間が大成して人類に貢献する可能性も皆無だ。こんなやつ、社会に必要ない。消してしまえ。

まあ、性犯罪なんて論外で、文化的な話以前に人間として、いや、生物として間違っていると思う。お前も生き物だったら少しはものを考えろよ、と。本能だけで生きてる他の生物だって、んな腐ったこと考えやしないってば。

あまりに情けなさ過ぎるのでこの話はいいとして、そもそも、男は女に対して積極的であるべきだという考え方からして、少々おかしい。上のニュースは知っていても、この話は知らない人がいるかも知れない。なんでも、今の男は情けなさ過ぎるから、レイプするくらい元気がある方がいい、んだそうだ。アホか、死ね!と思うが、まあ、もういいんだってば…。ああ、怒りが収まらん。

なんでそんなことを政治家に言われなきゃならんのだ?僕は確かにかなり消極的な方だが、お前さんみたいなサル以下の人間よりよほどマシだよ、と言いたい。

人はそれぞれいろいろと考えて生きているわけで、こんな政治家先生にぐだぐだ言われなければならない道理はどこにもないはずだ。このような話はこのアホに限らず、自民党の政治家からは割とよく聞かれる。なんでそういう古くさくて人権を侵害した考えの持ち主が日本の指導者をやっているのか。この国の50代以上の人たちはそういう思想を持っているのだろうか。だとしたら、もうジェネレーションギャップは埋めがたいものがある。社会のために結婚しなければならないなんて、絶対に受け入れがたい。好きでもない人と結婚するなんて、絶対に嫌だ。僕が結婚すれば日本が救われるとしても嫌だ。

別に、この辺の思想に限ったことではない。教育問題でもそうだ。愛国心なんてバカじゃないのか?と思う。まあ、現場の教師は政治家と比べればそれほど頭は悪くないから、たいした影響はないと思うのだが。確かに頭の悪い教師も中にはいるが、基本的にはちゃんとものを考えている人ばかりだ。まあ、考えてはいても、現実に屈しているかも知れないが。それは仕方のないことだろう。たぶん、どんな大会社の社長でも、今の荒廃した学校はどうすることもできまい。僕よりも良識がないと思われる親が大勢いるのだ。たかが学生の僕より下となると、これは相当ひどい。ちなみに具体例だが、たとえば、マフラーを改造して大きな音を立てて町中を走り回ったり、髪の毛を変な色に染めてあたりの人たちを威圧したり、などだ。周りの人を怖がらせないと、自分の存在意義が確認できないのだろうか。弱い人たちだ。

今日は、ゼミがあった。まあ、いつも通りだ。調査しろと言われただけなので、たいした成果はなかった。来週からは報告書にまとめろとのことだ。テーマも具体的になってきたし、何とかなるかな?バイトがあってダメかも知れないが。

そんな感じか…。最近、人と話す機会が少ないせいか、話が長くなる。注意しないと…。

2003.06.30 (Mon) 21:43:40



2003年06月29日(日) 改竄か刷新か

2003.06.30 (Mon) 1:11:34

過去の日記をまとめて更新した。3月29日から4月2日までだ。

それだけかな。本当に、いろいろ考えてはいるものの、まともに行動に結びついていない気がする。

過去の日記を今になって書くことは、改竄なのか、それとも、1日も開けずに更新するという目標を達成するために必要なことなのか。目標がいい加減だから、この辺はどうにでも解釈できてしまう。

ホームページもちょこちょこ更新している。ページそのものは増えていないが。

そうそう。ちょっと前の<object>タグの話、1つ忘れていた。あの円の画像、あれはpng形式の画像を使ったのだ。あれは、ちゃんとしたブラウザであれば、透過色が処理されるはずなのだ。つまり、背景が透けて見える。ところが、実はインターネットエクスプローラだとちゃんと処理されない。困ったことだ。png画像は使うなということだろうか。透過させる画像はgifにしておかないと、著作権でお金を取れなくて困るのだろうか。

そう言えば、Windows 98サポートをうち切るという話もあった。マイクロソフトもせっぱ詰まっているのだろうか。とてもそうは思えないが。

まあ、いい。早く寝ないと。明日は早起きして、早く大学に行って課題をやらないと…。

2003.06.30 (Mon) 1:41:34



2003年06月28日(土) テーマは見いだすものか

2003.06.29 (Sun) 14:20:51

日記なんてものは、書きたいときに書くべきものかもしれない。何度もそう思いながらも、ずっと続けてきたのだからと書き続けている。3月の分は、まだ空白が空いているのかな…?もしそうなら、今日のうちに埋めてしまおう。

…空いてるな。まだまだ。あとどのくらいあるのだろう。5日分か。気合いを入れれば埋められるな。しかし、そんなものをだれが読むんだろう。

とりあえず、土曜日の日記。別に今日に限ったことではないが、本当に休みの日は書くことがないな。ゲームをしていたのは覚えているが、他に何かあったかな…?いや、なかったと思う。Accessの勉強をしようとか卒論の調べものをしようとか思っていたが。今日も、どうにもそういう気分になれないので、あきらめることにする。Accessか。何かテキストを一冊買おうかな。データベースは、扱えた方がいいに決まっている。そして、現状で言えば、データベースと言えばやはりAccessだろう。標準への準拠という意味でマイクロソフトのソフトは全体的に問題があるようだが、そんなことを言っている場合ではない。現実に社会で使われている以上、習得しなければならないのだ。なんだか、将来役に立ちそうにない知識だ…。

まだまだたくさんあるわけだし、今日はこのくらいにしておこう。

2003.06.29 (Sun) 14:25:42



2003年06月27日(金) 標準への準拠

2003.06.27 (Fri) 23:24:57

Javaアプレットで遊んでみた。Javaアプレットのテストのページに載せてみた。前と違って、今度は、JavaのPlug-inを持っていない場合は、ダウンロードを要求される。10MBほどあるが、暇があって、Javaにハードディスクを食われてもいいとおっしゃる方がいれば、ダウンロードして試してみてもらえるとありがたい。動くかどうかは保証しきれないものがあるが…。とりあえず、<object>タグに未対応のブラウザでは動作しない。Netscapeは7でないとダメだと思う。

波が描かれて、その絶対値の最大値が表示されるはずなのだが、なぜかインターネットエクスプローラでは、背景色が初めから灰色になっている。で、最大値も灰色で出るので、見えない。なんだかよく分からない仕様だが、面倒なので修正しない。ちなみに、Javaアプレットのテストのページで指定されているのはインターネットエクスプローラ用のプラグインだ。自動判別するような機能はないらしいので、どうしても判別したければJavaScriptのプログラムを書かなければならないらしい。そんなのは面倒なので、やっていない。

で、この<object>タグなのだが、これ、実はテキストデータ以外のあらゆるデータを扱えるようだ。たとえば、画像なんかもありだったりするようだ。画像には<img>というタグがあるのだが、HTMLの標準化が好きな方は、一般化というのが非常に好きだ。画像というくくりではなく、「もの」としてまとめて扱いたいようだ。

ちなみにその場合、<img src='http://www10.plala.or.jp/secseek/images/prism_circle.png' alt='図:虹色の円' width='24' height='24'>のように書く。それを表示すると画像:虹色の円になる。このように、文章の中に埋め込むこともできたりするわけだ。

同じものを<object>タグを使って表現すると、<object data='http://www10.plala.or.jp/secseek/images/prism_circle.png' type='image/png' standby='虹色の円' width='24' height='24'>図:虹色の円</object>となる。これを表示すると図:虹色の円となってしまう。変な枠が出ているはずだ。インターネットエクスプローラでなければ出ないのだが。これが、たとえばOperaのように標準にかなり厳格に対応したブラウザになると、ちゃんと表示されるのだ。他のブラウザではよく分からない。これを調べるためだけにいろいろなブラウザをインストールする気にはなれないが…。ネットスケープくらいは入れてもいいかも知れない。ネットスケープの過去のバージョンまでインストールし始めるときりがなくなるが…。それこそ、Lynxも入れるか?という話になってくる。

で、ネットスケープを使ってみたら、ちゃんと表示された。どうやら、勝手にスクロールバーなどが表示されるのはインターネットエクスプローラだけのようだ。だいぶ標準への対応が進んできたと思っていたが、その辺はさすがマイクロソフトだ。Operaでインターネットエクスプローラのページを見るとガタガタになるあたりも、さすがマイクロソフトだ。このOperaというブラウザは、かなり標準への対応が進んでいるだけに、そのページが標準に準拠しているかどうかを直感的に調べるのにはちょうどいい。表示が崩れたら、100%とは言えないものの、標準に準拠していない可能性があるわけだ。ちなみに、だれが見ても見られるようなアクセシビリティの高いページになっているかどうかは、Lynxを使って調べるのがよく行われている。本当に文字しか出ないから、障害のある人が見るとどうなるか、調べるのにはちょうどいいらしい。そんなものを好んで使う人の気が知れないが…。

あと、最初のところに書いたアプレットも試してみたが、どうやらネットスケープは、最新版でも<object>タグに対応していないらしい。HTML 4.01というのは、HTMLの中では最新版とは言え、登場したのは4年も前だ。いまだに対応していないとはどういうことだろう。ちなみに、その4年間、企画を作っているW3Cは何をしていたのかと言えば、ひたすら次世代規格、XHTMLを作っていたのだ。HTML自体が時代遅れになりつつある中、いっこうに対応しないブラウザ…。まあ、世の中そんなものかも知れない。

なんかずいぶん時間がかかってしまった。もう少し書いたら寝るかな…。

11時半から書いてたのか。今が1時だから、なんと1時間半。なんか、だんだんまた、日記に時間をかけるようになってきた気がする。で、自慢じゃないが、僕はかなりキーを叩くのが速いと思う。1分あたり400回くらいは叩いているらしい。もちろんこれはキーボード入力の練習サイトで必死になって叩いた数値で、しかも最高値だから、実際はそんなこともないのだろう。

にしても、1時間半かけてこれだけということはない。実は、と言うか、当たり前ではあるが、時間の半分以上は、リンク先を見て過ごしていた。これだけリンクを張りまくっていて、そのリンク先には一通り目を通している。それだけでなく、新しいJavaをダウンロードしてきてインストールしたりもしている。JavaのStandard Editionの1.4.2というのが出たのだ。もう面倒だからリンクは張らない。まあ、どうせだれも行かないだろう。だいたい、Googleで調べれば一発で見つかるようなものばかりなのだから、わざわざリンクを張る必要もないと言えばないのだが。

Javaの開発環境、今回ダウンロードしたJavaに付属してきたものは英語らしい。そして、今まで使っていた日本語版も、次のバージョンからは有償になるようだ。まあ、仕方のないことかも知れないが。

今日は、朝から大学に出かけて、講義を受けて、友達と話して、また別の友達にあって、また話し込んで…。ようするに、講義を聞く以外のことは何もしてない。

ああ、そうだ。研究用計算機システムのIDとパスワードを聞いてきたんだった。5月の上旬には用意してあったらしいのだが…。せっかく使えるのに、もったいないことをした。

そんなことを言っている間に他のサイトを見に行ったりして、時間がどんどん過ぎていく…。ああ、時間の無駄遣いには慣れたなあ。ホントに…。この2ヶ月間、かなり暇だったし…。彼女のことばっかり考えていたのがウソのようだ。ずっとボーっと過ごしている。例え何も変わっていなくても、どちらが幸せかは言うまでもないような気がする。

2003.06.28 (Sat) 2:05:44



2003年06月26日(木) 時は常に人を裏切る

2003.06.26 (Thu) 22:32:44

ああ、22時半。気づけばこんな時間。

今日は、バイトに行って来た。…のはいいが、遅刻してしまった。やれやれ。ちなみに、がっかりするだけではなく、給料もきっちり減る。15分だから300円しか減っていないが。300円ならいいって問題でもないしなあ。本当に遅刻しないようにしないと。それにしても、大学まで1時間半なのに、まさか渋谷まで1時間で行けないとは思わなかった。東京の東の端にある大学とほぼど真ん中にある渋谷とでは位置がまるで違うが、電車に乗ると所要時間は似たようなものらしい。

今日の仕事内容は、ひたすらセットアップ。と言っても、ハードディスク丸ごとコピーに重たいソフトのダウンロード、最後にスキャンディスクとデフラグ、と言うことで、時間ばっかりかかってまともに進まなかった。僕はセットアップ作業が嫌いじゃないし、スキャンディスクやデフラグのバーが増えていく様子を見るのは好きだが、さすがに6時間もそんなことばっかりやっていたらうんざりした。

なんだか疲れた。次はAccessを使った作業をするらしい。少し勉強しておかなければ。本でも買うかな…?

2003.06.26 (Thu) 22:57:22



2003年06月25日(水) 市民団体とHTMLの標準化

2003.06.25 (Wed) 20:58:33

昨日も同じようなことを書いた気もするが、タイトルには深い意味はない。市民団体の話とHTMLの標準化には特に関係はない。関係づけようとすれば何とかなるのかも知れないが、今のところ僕にそのような意図はない。書いているうちに変わってきてしまうのだが。

僕は、市民団体が嫌いだ。NGOなどもあまり好きではない。もちろん、すべてが嫌いなわけではないが。その理由は、手段を選ばないからだ。たとえば、街頭でデモをしたりする。彼らの主張を抜きにして、純粋にしていることだけを眺めてみよう。すると、かれらは大勢で道を占拠して歩いていることが分かる。大勢の人間が列をなしていれば、それだけで邪魔だし、恐怖の対象にもなる。

では、彼らの主張も加えて考えてみよう。確かに言っていることは正しいかも知れない。でも、だったら道を占拠していいのか、と思える。初めに主張に耳を傾けるのではなく、まず、していることを見るべきではないか。行動は意見を言うことよりも強いはずだ。どのようなことを言っているのであれ、行動が批判されるべきであれば、そんな意見に耳を傾けるべきではない。犯罪者が何を言っても聞いてはいけないのだ。特に、その犯罪によって意見を訴えようとしているのであればなおさらだ。パナウェーブなんとかの「たまちゃんを助けてください」とかいうやつはその典型だ。あんな迷惑な連中の言葉など、伝えるべきではない。

こんなことを思ったのは、新聞記事がきっかけだ。いつまでリンクが生きているのかは分からないが、…って、まだ出てないし。夕刊に載ってる記事なのに。まあ、いいか。

市民団体がJR舞浜駅前で活動をしていて、苦情があったために千葉県か浦安市かどこか忘れたが、とにかく役所が自粛するように申し入れたというものだ。JR舞浜駅って何?と言う方もいるかも知れない。ここは、東京ディズニーランドに一番近い駅である。従って、ディズニーランドへ行く人は、多くがこの舞浜の駅前を通る。

ディズニーランドで夢いっぱいの時間を過ごしたあとに、市民団体の大騒ぎで興ざめする。僕はディズニーランドで夢いっぱいにはならないが、そう主張したい気持ちは非常によく分かる。舞浜駅前は特殊な開発がなされていて、駅からディズニーランドまで、楽しめるような様々な工夫がなされている。役所が柔軟な対応をした珍しい例と言ってもいい。だが、それも市民団体が活動なんてしていたらパァだ。

そこを通る人の気持ちも考えず、ただ、人が多いからと言って選んだのだろう。多くの人にアピールしたいと言っても、もう少し場所を選ぶことはできなかったのだろうか。それ以前に、人に迷惑をかけないような手段を考えられなかったのだろうか。自分たちは正しいことを言っているから、何をしてもいいと思ったのだろうか。それでは、イラク戦争は正義の戦争だから、戦争をしてもいいと言っているアメリカと同じだ。

んで、HTMLの標準化の話だ。これは上とは特に関係ない。

HTMLというのは世の中にたくさんある。なぜなら、Internet上のWebページはそのほとんどがHTMLで記述されているからだ。XHTMLもHTMLのうちだと言ってしまうなら、99%以上がHTMLで書かれていると言ってもいい。XHTMLはまだそれほど多く使用されているわけではないので、XHTMLをのぞいても97%がHTMLで記述されていると言ってもいい。

で、そのうち正しいHTMLで記述されているのは3%ほどなのだそうだ。自慢じゃないが、この僕の日記も厳密に調べればエラーがたくさん見つかる。一応ある程度の修正は試みたが、エンピツのサーバが挿入するものや広告はどうしようもない。まあ、それ以外にも実体参照など、いくつか問題はあるのだが。"&"の文字などは、正確に記述すると正しく表示できないブラウザがあったりするから難しい。

これが現状なのだが、それはそれとして、HTMLは正しく表記するに越したことはないだろう。そうすれば処理が速くなるし、インターネット全体にかかる負荷も減る。どんな人にでも最低限の情報は伝わるし(例え文字を表示しないブラウザを使っていても)、あらゆる動作が保証される。

ではなぜ正しい表記をしないのかと言えば、それは簡単な理由による。面倒で難しいからだ。ごく簡単なHTMLの説明には、タイトルの通り、HTMLは簡単だと記されている。しかし、実際は結構難しい。簡単だと思うのは、この著者の頭の出来が僕とは違うからだと思う。

自慢ではないが、僕がHTMLの概念を理解したのは、HTMLに関する文書を3日に1度くらいは読んで、それを1ヶ月程度続けたくらいのことだ。これは僕の頭が悪いということで片づけるにしても、とても30分で身に付くものではない。世の中にはマウスのクリックができない人だっているのだ。クリックができない人は一部だが、ダブルクリックができない人は結構多いらしい。

HTMLの標準化を主張する人々は、この点をまったく理解していない。大げさでなく、HTML標準に準拠していないブラウザなど無視すべきだと言っているのだ。準拠していないブラウザを無視するということは、そのブラウザを使っている人をも無視するということだ。そんなことがあれば、新しいブラウザをダウンロードすればいいじゃないかと思うかも知れない。確かに、インターネットエクスプローラの最新版なら問題はない。しかし、実際このページを見つけだしてダウンロードするということを、すべての人に要求できるのか。そんなこと、できるはずもない。

とにかく、主張が強硬なのだ。HTMLの文法解析ツールを作っている人ですら、宗教的だと述べている。まあ、文法解析ツールを作っていても、文法を守ることにそれほどこだわりはないらしいが。

もうちょっと柔軟な主張ができないものかと思う。まあ、そんなことを言っていたら、聞く人がいないんだろうな…。あまりに多くの人の主張があふれすぎて、聞くに聞けないのだろう。もう少し、聞くことに集中したいものだ。だが、人の話を聞く余裕など、今の世の中にはないのだろうな。

2003.06.25 (Wed) 22:57:04



2003年06月24日(火) 常識を疑え

2003.06.24 (Tue) 23:12:32

題名は、どっかの新聞のキャッチフレーズではない。最初に断っておく。

今日は妙にハイテンションだ。日記を書いていたら突然PCが落ちてちょっぴり悲しくなったが、そんなことにはへこたれないほどにハイテンションだ。

なぜかって、そりゃあ、久しぶりにバイトをして、働く喜びに満ちあふれている…わけがない。昔はバイトをしてても楽しいとか思ったものだが…。今だって楽しくないわけじゃないが、どうしても金をもらって働く、という意識が先に来る。それが自覚というものなのかも知れないが。ちなみに、上司は女性だった。ちょっと嬉しい。…僕も相変わらずバカだ。

まあ、それはそれとして、今日、気分がいいのは、例のごとく彼女に会ったからだ。

今日は昼からバイトがあるにもかかわらず、朝から大学に行った。10時について、12時頃には大学を出なければならないのだから、まともな調べものもできないし、大学に行く意味はほとんどない。なのになぜ行ったのかと言えば、それはもう、彼女に会いたかったということに尽きる。彼女は10時頃に大学に着くとか言っていたのだ。まあ、もちろん、そうやって時間を合わせたからって簡単に会えるなら、待ち合わせをしていたにもかかわらずすれ違うような悲劇のカップルもいないわけで…。

で、現実なんてこんなもんだ、なんてもう分かり切ったことを悟っていたら、そこに彼女が突如として現れた。文字通り、気づいたらいたのだ。エレベータを待っていた。で、エレベータが着いた瞬間にエレベータに背を向けていきなり部屋に向かって走り出し、そこから再び現れてエレベータに飛び乗った。そのエレベータを待っている間にあいさつをしただけなのだが、それで今日一日を幸せに過ごせるのだから…。

ちなみに、彼女が走っていったのは講師の待機室。実際の名称は知らないが、用途はそういう場所だ。その部屋の機能は、エアコンのコントロールとコピー。常に研究室にいる彼女が教室のエアコンなんて操作するわけはないので、十中八九、目的はコピーだろう。なんであれほど大きな研究室にコピー機がないのだろう、と思ってしまうが。それはそれとして、なんか彼女がコピーをやらされているということに少し怒りを感じた。なんか許せない気がした。同じ研究室にいる友人がコピーをしていたときは、大変そうではあったが、それは当然のことで疑念を挟む余地すらなかったのだが。いったいその友達と彼女の何が違うと言うのか…。まあ、何が違うって、僕にしてみれば大違いだが。

う〜ん、キーボードを叩く手が実に速い。ハイテンションなのもあるが、今日一日バイトをしていてずっと動いていたのが大きい。普段は研究室にいても何をしていても、ボーっとしていることが多いから、どうしても素早く動くという気分にならない。気分とか言う以前に、体がまったく動かない。

んで、彼女に会ったのが一瞬で、そのあと少し大学にいて、一日の半分以上はバイトをしていたはずだ。にもかかわらず、その一瞬の出来事にここまでのほとんどをついやしているあたりに、僕の心理状況が反映されているような気がする。

それはそれとして、仕事をやったわけだ。実はこのときに友達と会って、危うく遅刻するところだった。東京駅で一生懸命走ったら何とか間に合ったが。大学からは京葉線に乗るのだが、この京葉線の各駅停車というのはなかなか来ない。都心を走っている割に異常に本数が少ないのだ。

でもまあ、間に合ったのだから良しとしよう。5分ちょっと早く行ったのだが、なんかそのことを2,3回言われた。「ずいぶん早く来てくれた」みたいな感じで…。時間を守るということはあくまでも時間ぴったりに行くことであって、時間より早く行くことではないのかも知れない。これが企業社会とただの待ち合わせの違うところだ。企業の場合、約束の時間の前後に予定があるから、遅く行くことも許されないが、早く行くのも歓迎されにくい。今後は注意することにしよう。まあ、今回の場合は相手が部長だったから特に、だったのかも知れない。

で、企業と書いたが、僕がやっているのは、厳密にはバイトではない。相手はインターンだと思っているらしいが、僕はれっきとした派遣労働者だ。お前は大学生じゃないのか、といわれそうな気がするが、実は1997年から学生の派遣というのが解禁されているのだ。

派遣社員は厳しいというイメージがないだろうか?確かに、それは否定しない。しかしそれは、社会人から見た場合だ。派遣社員は、どうしても正社員に準ずる待遇になる。正社員と同等の待遇を期待することは極めて難しい。だが、それは考えようによっては、正社員と同等の待遇は期待できないが、正社員に近い待遇は期待できる、とも言える。これが何を意味するか。

社会人の派遣労働者なら、それは正社員に劣ると言うことを意味する。しかし、学生から見ればそれは違う。バイトよりも遙かにいい、ということを意味するのだ。たかが学生の分際にも関わらず、派遣労働者として正社員に準ずる待遇を与えられるのだ。仕事内容も、基本的には大差ない。時と場合によっては正社員と同じか、あるいはそれ以上の仕事をすることもある。詳しく聞いていないが、同じように派遣をやっている友人は、正社員よりも成績がよかったはずだ。

というわけで派遣社員というのは、学生から見た場合は極めていい仕事だ。もちろん、こんな卑近なことでなくても、学生のうちから社会に出て実際に経験を積むことはきわめて大きな意味を持つ。インターンでは単なる経験だが、派遣労働者は給料をもらっている以上、それこそただではすまされない。

派遣労働者にかかるコストは、1時間に3000円以上にはなるらしい。もちろん、僕の手元に来るのはこのうち1200円なわけだが。残りの1800円は様々な費用や派遣会社のピンハネになるわけだ。ピンハネと言って悪ければ、マージンと言えばいいだろうか。

んで、僕は派遣の仕事をやるのは一応初めてではないから、会社というのを少し冷静に見られた。独特の雰囲気は口では言い表せないものがある。うち解けてはいるが、それはそれとして仕事をやる、というような…。まあ、そういう雰囲気があるのだ。ニュアンスが全然違うが、言い表せないものを無理に表現しようとしてもやはりどうにもならない。

で、思ったのが、必要な人間とはどのような人間かということ。派遣会社からの連絡にもあったのだが、東大を出たエリートのような人間は、会社にはそれほど必要ない。なぜなら、今の時代、東大を出たエリートのような人が考えたことを実行に移すには、膨大な人の力がいる。人減らしの時代だとか言っているが、実際に現場を見れば、人の力がいかに偉大なのわかる。ITを導入するのはいい。では、ITを導入するとき、だれがビルを建てるんだ?そのPCを作るのはだれだ?まあ、この程度は指導者も考えるだろう。しかし、だれが配線をするんだ?どう配線をするんだ?という問題になってくると、もはや目が行き届かないに違いない。だが、このような問題も些細だが重要なのだ。配線が切れたらネットワークを接続できない。ネットワークを接続できなければ、ITを導入する意味が失われる。PCでデータを管理しても、それをFDに入れて持ち歩いているのでは、紙に印刷して渡すよりも面倒ではないか。

ITを導入するとなると、PCにはソフトをインストールしなければならない。その企業のシステムに合わせた環境設定もしなければならない。今回、僕が携わったのはそういう部署だ。このような状況で必要なのは何か?人をアッと言わせるような斬新なアイデア、ブレイクスルーか?ばかばかしい。そんなものは何の役にも立たない。そんなことを考えている暇があったら、たまった仕事を片づけなければならない。管理しているPCにナンバーを振って、Excelでリストにするのだ。そのリストをシリアルナンバーとつきあわせるのだ。プリンタにネットワークインタフェースを取り付けるのだ。ネットワークインタフェースをどう取り付けるか?そんなものは、ドライバでネジをねじってくっつけるに決まっている。専門用語をいくら並べてみたところで、実際の仕事はそうやって動いているのだ。

分かるだろうか?仕事なんてのはそういうものなのだ。かっこよく企画書を作り出して多くの人に認められる、なんていう人がいるわけだが、そんな人が裏では、PCが動かないと言って泣きついているわけだ。その人に、LANケーブルがささっていませんよ、と説明するのも仕事だ。企画書を印刷するプリンタを、食器用洗剤で磨くのも仕事なのだ。そういう仕事が嫌だとか言っているわけではない。世の中とはそういうものなのだ。

それを、ある程度分かってはいたが、本当に実感した。その、最初に書いた女性の上司が、僕にだけそんなことをやらせて自分はまったく違うことをしていたのであれば、ある程度疑念も抱いただろう。しかし、スカートをはいたまま必死になってでかいプリンタをひっくり返したりしていれば、やはりそういうものなのだということが分かるだろう。ちなみに、でかいプリンタをなぜひっくり返したりしたのかと言えば、それは、通気口にネジが引っかかったからだ。

ITソリューションがどうとか、そんなことを言う前にやることがあるんじゃないのか?そういう疑念が強くわき上がる。企業の経営者ではない。経営者は経営するのが仕事なのだから、そういうことを言うのが当たり前だ。それこそ、下っ端のことなど知らなくても、システム全体が動いていればそれでいいのだ。

やることがあるのは、学生だ。最先端の技術、知識に、当然のようについてくる企業批判。そりゃ、大学の先生様は、企業のシステムなんて未熟に思えるだろうよ。ああ、そうさ。みんながみんな、あなた方のように頭は良くないからな。だが、本当に理解しているのか?あなた方が言うよりも遙かに単純なシステムを運営することが、いかに難しいか。ITで統合とか言い出す前に、普通のサーバ・クライアントシステムを構築するのがどれほど難しいのか、考えたことはあるのか?頭でっかちなのは昔から言われていることだが、少々度が過ぎないか?気づいているか?学生はまったく気づいていないぞ。企業がなぜ、最新のシステムを導入しないのか。カネをケチっているだけではないのだ。そこには、膨大な人材資源が必要なのだ。

人材がカネで買えるか?否だ。今や最大の人材供給源となっている大学は、どこもかしこもエリート教育をしている。だれも彼もが経営者になるわけではないのだ。人の上に立つ術ばかりを教えてどうなる?それをマスターしたとしても、管理者になる頃には意味を失うぞ?時代は進化するのだから。

日本はエリートで満ちあふれてしまった。人を動かせる人間は多くいることだろう。システム構築の手順を知る者も多いだろう。では、実際に自分の手を汚して、PCの裏に潜ってケーブルをつないで、サーバルームで寒さに凍えながら作業をする人間がどれほどいると言うのだ?

もっとも、これは大学が大手を振っていることそのものが問題なのだが…。大学がそういう人材ばかりを輩出するのは、大学という組織がそもそも科学する組織なのだからこれは仕方のないことだ。工学系の大学ならいざ知らず、他の大学には科学を捨てて実用的な知識を、なんて期待できるはずもないし、そもそもそんなことはすべきでない。それは、大学の価値を失うことだ。

必要なのは、様々な知識を抱えた人間ではない。実際に動ける人間だ。文章を書ける人間だ。口が回る人間だ。情報を収集し、なんらかのアウトプットをしなければ意味がない。それも、論文のような抽象的なものではなく、動作するPCだとか、印刷できるように設定されたプリンタだとか、そういうものを作れなければ意味がないのではないか?そんなことはだれでもできる、と言う。だが、仕事のほとんどを占めるそういう作業を、だれがやるのか?だれでもできるのなら、学生はできなくてもいいのか?今や、日本人の半分は大学に行くと言うのに?

優れた知識、たぐいまれなカリスマ性、圧倒的なパフォーマンス。そんなものよりも、求められるのは透明人間である。最低限のコミュニケーションをこなし、必要な仕事をできる人間。カリスマ性なんて、100人に一人が持っていればそれでいいのだ。自分が100人に一人であると信じるなら、そうすればいい。だが、それ以外のすべての人間は、日々積み上がる仕事をこなしていくに過ぎないのだ。

2003.06.25 (Wed) 0:04:31



2003年06月23日(月) 卒論の方向性

2003/6/23 18:18

今日はゼミだった。教授がいなかったので、何もしていないことは特にとがめられなかったが…。だからいいというものではないだろう。

それはそれとして、今後の見通しが立ってきた。僕は基本的に、教授の考えるシミュレーションプログラムを開発するということをやっている。卒論を書いたことがある方なら分かると思うが、これはそもそも、厳密には自分の論文とは言えない。論文を書く上で最も重要なのは、(意見はいろいろあるだろうが、一般に)なにを書くか、である。何のために、なにを書くのか。本来は、この点を自分で決めなければ始まらない。

しかし、これはきわめて難しい。論文を書くためには、過去の人類の知識をすべて知っている必要がある。もちろん、理想的には、だが。なぜなら、あらゆる人類の知見は、それまで人類が築き上げてきた知見の上によって立つものだからだ。これまでに知られていることを発表したところで意味を持たない。あくまでも新しい内容でなければならない。

新しいだけではなく、有意義でなければならない。もちろん、数学や文学の基礎研究ではこのような点が強調されることは少ないだろう。しかし、それは意義がないということにはならない。そもそも、意義があるかどうかを判断することが難しいのだ。整数論なんて何の役に立つんだ、などと20年前の工学者は言ったであろうが、今の時代にそんなことを言う工学者は、高校から勉強しなおしたほうがいい。整数論はいまや、暗号化技術の根幹としてなくてはならないものになっている。コンピュータの処理が整数でなされているからだ。

と言うことで、未来を見通した上で、意義のある研究をしなければならない。僕が思うに、これを普通の学部学生が考えるのは無理だ。それをあえてやっている研究室もあるが、膨大な論文に毎日目を通し、朝から晩まで研究室にこもりきりになっている。それでも、結果的に自分たちでテーマを決められないことが多いと言うのだ。

…ああ、彼女が帰る時間だな。先週、それに合わせて走っていったのを思い出す。純情なのか頭が悪いのか…。まあ、後者だろう。

ということで、「教授のシミュレーションプログラムを開発する」ということは、この最初の段階を初めから飛ばしている。なぜなら、大枠は教授が決めているからだ。

で、まずは「船長のモデル」を設計することになった。これはこのシミュレーションの基礎となる部分である。それぞれの船長が独自に判断をしたとき、船舶の群れはどのような挙動を示すか。それを調べるのがこのシミュレーションの目的だからだ。そんなものを調べてどうするのか。

1つは、交通安全に寄与することだ。船長の思考パターンを分析してシミュレーションし、再現できたのなら、危険度の高い状況が再現できる。そこで、してはならない判断を調べたりすることができるようになると考えられる。2つ目は、そもそもそのような環境を準備すること自体に意味があるとするものだ。既存の航路計画の中に新しい船舶が加わった場合、それぞれの船舶の挙動がどのように変わるか。現実に実験することが難しいことを、シミュレーションなら簡単にできる。もっとも、シミュレーションというのはジャンルを問わず、そういう目的に使われる場合は多いようだが。

船長のモデルを設計すること以外に、シミュレーションの事例を集めることも指示された。世の中のシミュレーションプログラムを知っておけば、自分がシミュレーションプログラムを開発するのにも役立つだろうという、きわめてもっともな指摘だ。自分で気づかなかったのが不思議なくらいだ。

ということで、これから数週間は調査に明け暮れることになるだろう。そんなときにバイトなんてしていていいのだろうか。図書館で彼女に会えるかな…、なんて余計なことを考えていたら、きっと卒論の作業はまったくはかどらないに違いない。

2003/6/23 18:34



2003年06月22日(日) バイト確定

2003/6/23 17:50

さてさて…。遅れているな。忘れずに書いていくようにしないと。明日はまた書けないかも知れないし。

日曜日…。とりあえず、またホームページを更新した。さすがに作ったばかりだとやる気が出るものだ。そのうちやる気が失せてきそうだが…。バイトが始まって、少し時間もなくなるし。

バイトの詳細な情報が提示された。これでようやく本当に決定だ。

ちなみに、バイトと言っても、正確には少し違うものだ。僕は、デジットという派遣会社に登録している。したがって、僕は派遣社員として働くことになる。今回はさらに、なぜかインターン扱いになっているようだ。と言っても、書類上は普通の派遣社員で、クライアントの認識だけがインターンとなっている。おそらく、学生の派遣社員と説明すると受けが悪いから、営業側がそのような説明をしたのだろう。

まあ、その辺は何でもいい。とにかく、収入になれば…。3月くらいからずっと何もバイトをしていなくて、何ヶ月も収入がないまま生活していた。僕は極端に金を使わない生活をしているのでそれでもたいしたことはなかったのだが、それでも、年初には30万円ほどあったはずの貯金が12万円まで激減していた。なにを買ったのか…。よく思い出せないが、いろいろと使ったのだろう。とにかく、これではまずい。

というわけで、バイトとなったわけだ。初めはJavaを使った仕事とか、いろいろ贅沢を言っていたのだが、週2回でそんな都合のいい仕事はなかったので、結局ヘルプデスクをやることになった。どこかに書いたような気もするが、平たく言えば雑用仕事である。

さてさて。今は大学にいるが、とっとと帰りたいところだ。あとは今日の分の日記も書いてしまおう…。

2003/6/23 18:16



2003年06月21日(土) リーダーシップ…

2003.06.22 (Sun) 2:06:19

今日も、昼に起きて、それからずっと遊んでいただけかな…。ゲームの方ではそれなりに大きなイベントがあったが…。

Ragnarok Onlineというゲームをやっているのだが、そのゲーム、インターネットを使ってた人数が同時にプレイするという形態を取っている。従って、一緒にやっている人と話したり一緒に行動したりできるわけだ。と言うよりも、それがメインと言っていい。それができなければ、今までのゲームを比べて、特に新味はない。まあ、グラフィック等も違うと言えば違うが、そんなたいした違いではないだろう。

そこで、一緒に行動するときに便利なように、パーティという機能がある。そして、それをさらに発展させたギルドという機能もある。常に連絡を取れるように、組織を結成できるのだ。で、僕がそのリーダーになってしまったわけだ。別にみんなに信任されたわけではなくて、前の人がほとんどこのゲームをやらなくなるから、という理由なのだが。

ゲームの中なんだからたいしたことはないだろうと思っていたが、何も準備していなかったら大変なことになった。名前が決まらない…。正直言って、名前なんてどうでもいいと言ってしまえばそれまでなのだが、それにしても…。

というわけで、だが、せっかく引き受けたのだからちょっとは気合いを入れようかと思う。

それだけかな…。あとは、ホームページを微妙に変えたくらいだ。

相変わらず出かけてないなあ。結局、月曜日のやる気が続いたのは火曜日までだったか。今でも余韻が残っている感じはするが、行動にまでは結びついていないな…。

2003.06.22 (Sun) 14:30:14



2003年06月20日(金) 規律と自律

2003.06.20 (Fri) 20:40:20

今日、風呂に入っていてふと思った。どうやら僕は、規律が好きな人間らしい。

と言っても、規律を強制されるのが好きなのではない。規律を守るのが好きなのだ。だいたい、厳格型のHTMLの書式にのっとった文書を作ったからって、それで嬉しいだなんて感じる人間は、そう多くはないだろう。

これは、自律なのだろうか。それとも、他人が決めたルールに従っているだけなのだろうか。ルールを自分で選び取っていれば自律ということになるのだろうか。

もしそうでないなら、本当の意味での自律はあり得ない。少なくとも、今の日本の社会では、「マナー」、「法律」、「暗黙の了解」などなど、様々な規律がある。これは、特定の個人の思想や信条によったものではない。精神がおかしくなっていない限り、どのような人であれ、多かれ少なかれ、このような社会の規律に従っていることだろう。このような規律に従うことが自律でないなら、真に自律している人間は存在し得ない。

規律があふれた今の社会では、自分により適した規律を選ぶことが、賢明に生きる道なのかも知れない。自分なりのルールを自らに築くこと。もしかしたら、それがアイデンティティーと呼ばれるものになるのかも知れない。ルールがアイデンティティーだ、などと言うと、まるで人間がプロダクションシステムのような単純なシステムのように思えてしまうが。

ちなみにプロダクションシステムとは、条件文と、その条件に対する分岐のみで構成されたルールをあつめて知識表現を行う仕組みのことだ。たとえば、

  • グーはチョキに勝つ。

  • チョキはパーに勝つ。

  • パーはグーに勝つ。

  • 同じだったら引き分け。

このような4つのルールがあったとする。ここに、Aはグーを出した、Bはチョキを出した、という事象を放り込むと、BはAに勝つ、という結論が得られる。このように、ルールの集合で知識を表現しようとするものだ。

ああ、眠い…。さすがに徹夜じゃなあ…。

もしかしたら、人間は案外単純な機械なのかも知れない。極めて単純な動作をする脳神経細胞が多数集まって、複雑な処理をしているように見せかけているだけかも知れない。だとすれば、人間はいずれ、人間を作り出せるかも知れないのだが…。どうなのだろうか。

ところで今日は、2限の講義を受けた後、しばらく友達としゃべって、バイトの面接を受けた。まあ、採用されることは決まっていたようなので、軽く説明を受けただけだったが。大きくてきれいなビルだった。仕事は要するに雑用らしい。ただ、その業種の性質上、守秘義務がかなり強調されていて、例えばこの日記上にその企業名を書いたりすることも許されていない。書いたところでどうなるわけでもないと思うのだが。

2003.06.20 (Fri) 20:58:39



2003年06月19日(木) からくり屋敷

2003.06.20 (Fri) 1:33:23

始めに。題名にはなんの意味もない。たまたま聴いてた曲の名前だ。

今日は本当に書くべきことがない。起きてからずっと遊んでいただけ。充実した日があったかと思えば、こんな日もある…。明日はバイトの面接がある。まあ、正確には派遣社員なのだが、バイトみたいなものだろう。それに、講義がかなり早めにあるから、早めに寝ないといけないのだが…。

と、これだけ書いて、あとは弟とゲームをしていた。一晩中…。というわけで、結局寝ていない。実はそれまでに2時間ほど寝ていたのだが、それで十分だったようだ。確かに眠かったが、足りないことはなかった。にしても、さすがに20時には寝られないようだ。眠いから眠れると思ったのだが…。

2003.06.20 (Fri) 18:49:58



2003年06月18日(水) 引き返すことは臆病か

2003.06.19 (Thu) 1:24:32

思い切り寝坊して、仕方がないから遅れていったのだが、あまりにゆっくりしすぎて、その次の講義にも間に合わなかった。やれやれだ。仕方がないので、そのまま電車に乗って帰った。遅刻して講義を受けてもよかったのだが。

そのまま終わってしまっては…、と思い、小説を1話追加した。

あと、ホームページからこの日記へ来られなくなっているが、これには事情がある。前に彼女に会った日、そもそもその研究室へは、彼女の同級生の手伝いをするために行ったのだ。んで、その人にホームページを作っているのかと聞かれて、URLを教えてしまったのだ。

今さら見られても…。とも思うが、さすがに自分から積極的に教えるようなことはしたくない。読んですがすがしい気分になるとは思えない内容だし。まあ、もし知ったとしても、忙しくてこんな日記を読んでいる暇などないと思うが…。にしては、同じ研究室にいる僕の友人は毎日読んでくれているようだが、なんなんだろう。まあ、書くのには1時間くらいはかかっているが、読む方にはそれほどかからないということか。

ところで、字が端から端まで埋め尽くされていて威圧感があったので、画面の60%で改行するようにしてみた。それから、レイアウトとデザインの設定をほとんどスタイルシートでやるようにした。スタイルシートが適用されないブラウザを使用していたり、あるいはスタイルシートを使用不可にできるブラウザを使用していたら、真っ白でなにもないデザインを見ることができるだろう。

前みたいに手打ちで改行してもいいのかも知れないが…。正直、この日記にHTML文書として価値があるとも思えない。あえてその精神を守る必要などないのかも知れないが。まあ、くだらないこだわりというやつである。

2003.06.19 (Thu) 2:38:19



2003年06月17日(火) またもや更新

2003.06.17 (Tue) 20:37:49

昨日の夜は、なんだか知らないがまったく眠れなかった。興奮していたのかなんなのか…。

やれやれ。ちょっと話をしただけで、こうも変わるとは…。

だいたい、朝起きたばかりだと、何もやる気がしなくて、そのまま数時間くらいボーっと過ごしてしまうことが多い。なのに、今日はいきなりPCに向かってホームページの更新をした。それもかなり気合いを入れて、参考文献を調べまくった。CSSも慎重に調べ、エラーだけでなく、警告文も出ないように調整した。実際のホームページの作成よりも、調査の方が遙かに時間がかかった。

僕だけなのかな。ただ、好きな人とちょっと話をしただけで、ここまで調子がよくなるのは…。

しかし、ここ一週間ほど、規格についていろいろ調べ回ったおかげで、だいぶいろいろと勉強することができた。でもまあ、規格なんてのは所詮有名無実というやつだ。だれも守っていないのだから、そこまで気にすることもないだろう。

本当に、こんなに気分がいいのは久しぶりだ…。なんか、信じられない。

ところでHTMLだが、調べていくうちに新たな問題があることを知った。

僕がこうやって規格規格と言って、完全に規格に準拠したページを作ると、それが表示されている。当たり前のようだが、これができるようになったのは結構最近のことだ。昔は、ちゃんと規格に沿ってHTMLを書いても、ブラウザが正しく認識してくれなかったのだ。

それで、ちゃんと表示されるようになったのはいいのだが、新しい問題が出てきた。それが、オーサリングツールの問題だ。

オーサリングツール…。Webオーサリングツールとも言う。HTMLを始めとした、様々なWWW上のファイルを作り出すソフトだ。簡単に言ってしまえば、ホームページを作るソフトだと言ってもいい。おおむね間違いではない。

このオーサリングツールが、正しいHTMLを出力しないのだ。僕もホームページビルダーを使っているが、やはり正しいとは言いがたいものがある。ホームページビルダーは、仮にもIBMという大御所が作っているだけあって、おおむね正しいコードを出力するらしいのだが…。ちなみに、HTML 4.01 Transitionalに準拠したコードを出すそうだ。これは、その規格を定めた文書の名前がloose.dtdであることからも分かるのだが、かなりゆるい規格だ。いくら厳密な規格を、と言っても、世の中には現状というのがある。Transitionalというのはそういうものらしい。

まあ、いいや。このくらいにしておこう。明日は早めに大学に行こうと思う。もしかしたら、また彼女に会えるかも知れない。あさっては…。まだこの気分が続いていたら、小説を2話くらい更新できるだろう。まあ、ダメでも1話くらいは書けるのではないだろうか。

2003.06.17 (Tue) 21:07:00



2003年06月16日(月) 感情の再会?

2003.06.16 (Mon) 22:46:36

彼女と会った。前に会ったのはいったいいつだろう。過去の日記をたどってみたが、記述はない。あえて彼女のことは意識しないようにしていたから…。なんにせよ、1ヶ月以上前であることは確かだ。倒れたとか聞いていたが、そこそこ元気にしているようだ。前と比べると、ずいぶん疲労が色濃く出ているが。

いい加減、この書き方を変えようかな…。一般の三人称を使うと分かりづらいし…。あえて断ち切るためにも。と言っても、一般の三人称として使うなら、結局「彼女」と書くことになるのか。

今日は、ゼミだった。と言っても、プログラムを見直せと言われていただけで、これと言ったことをしていないので、当然、特に発表するようなことはなかった。今週は、助教授に話を聞いて、今後の見通しを立てよう。今日聞けよ、と思うかも知れないが、この助教授、今年に就任した新人なのだ。で、今日は新人研修というのがあったらしく、留守だった。

ゼミの前に友人と会って、話し込んでしまった。例のオンラインゲーム、ラグナロクの話だ。ADSLを導入すると言うので、引きずり込んだのだ。まあ、3日くらいやって飽きるかな、と思っていたら、すっかりはまってしまったらしい。見ての通り、僕も結構そのゲームをやっているが、1ヶ月あまりで僕のレベルを軽く通り越えてしまった。

そんなので遅刻してしまった。我ながらかなり情けないが…。それからゼミに向かっているときに、また友人に会った。プログラムを書くから手伝ってくれと言う。あとで手伝うと言って、僕はそこを離れた。

んで、1時間半程度議論をして、ゼミは終わった。僕は何もしていないのだが、一緒にやっている人たちはいろいろと進展があるのだ。まあ、そのほとんどを僕が手伝っているような気がしないでもないのだが…。Javaというのは、それほど難しくはないが、慣れないと取っつきにくいのは確かだ。

それからしばらくそのゼミの同級生を手伝って、上に書いた友達の手伝いをしに行った。配列を回転するとかいうプログラムで、それほど難しくはないのだが、なんだか知らないがやたら難しく書いていた。わけが分からなかったが、必死に読み解いて、動作するように修正した。

んで、またさらに別の友人からも呼ばれていた。金曜くらいにプログラムを頼まれて書いたのだが、そのプログラムが動作しないと言うのだ。それが以下のものだ。ご存じの方なら見て分かると思うが、プログラムそのものの稚拙さは別として、バグを見つけられないほどややこしいものではない。実際、我が家では動作したのだ。

#include <stdio.h>
#define N 10
#define K 5
        
void print_hairetsu(int hairetsu[]);

int main(){
        int hairetsu[N];
        int i, j;
        int temp;
        
        for (i=0; i<N; i++){
                hairetsu[i] = i;
        }
        
        printf("回転前\n");
        print_hairetsu(hairetsu);
        printf("\n");
        
        for(j=0; j<K; j++){
                // 配列の先頭を作業用エリアに移す
                temp = hairetsu[0];
                
                // 2番目から最後のn番目までを1番目からn−1番目までに移す
                for(i=0; i<N-1; i++){
                        hairetsu[i] = hairetsu[i+1];
                }
                
                // 作業用エリアをn番目に移す
                hairetsu[N-1] = temp;
                print_hairetsu(hairetsu);
        }
        
        printf("\n回転後\n");
        print_hairetsu(hairetsu);
        return 0;
}

void print_hairetsu(int hairetsu[]){
        int i;
        for (i=0; i<N-1; i++){
                printf("%d ", hairetsu[i]);
        }
        printf("%d\n", hairetsu[N-1]);
}

とまあ、この程度の代物だ。

ちなみに、なんの意味もないが、IEのみの機能である、文書編集機能を加えてみた。このソースコードに適当に書き加えてみて欲しい。ちゃんと編集できるはずだ。ただし、サポートしているのはIEの5.5以降らしいが。もちろん、HTML 4.01 Strictにこのような属性はない。もっとゆるいHTML 4.01 Transitionalにもない。ちなみに、画像のあるページにこの属性を指定すると、なんとブラウザ上でページそのものを編集できる。こんな機能を付けるくらいなら、もっと他に改良すべき点があったのではないだろうか…。

どんな感じなのかを見るために、1つページを用意した。僕のホームページだ。アクセスカウンタの値が妙に少ないと感じるかも知れないが、こんなことで無意味にアクセスカウンタが回るのもなんか気に入らないので、別の名前のカウンタを用意した。

…話が本題に入ってない。

んで、このプログラムの頼まれ方がややこしかった。実際はそんなにややこしくもないのだが、文章に書くと…。

まず、僕の友人がいるのだが、頼んできたのはそいつではない。その研究室にいる、同級生なのだ。あ、そんなにややこしくもなかったか。とにかく、その友人を通して頼まれたプログラムが動かないと言うので、僕はその研究室まで出向いた。

で、C言語を動かす環境がないと言うので、コンパイラのダウンロードから始めることになった。ところが、これが大変な作業になってしまった。うちの大学の午後4時頃というのは、インターネットを使う学生がやたらたくさんいるのだ。そのため、コンパイラのような大きなソフトをFTPでダウンロードするのは不可能になってしまっていたのだ。キャッシュサーバの性能が悪いのかも知れない。

そんなこんなで、家では15分でできた作業が、1時間たってもまったく終わらなかった。で、フッと見てみたら、そうやって必死にダウンロードしようとしていたコンパイラが、すでにインストールされていたことに気づいた。僕はあきれかえりながらも、さっさとコンパイルしてみた。なんかうまく動かない感じもしたが、ちょっとやってみたらちゃんと動作した。

そうやってその研究室に1時間あまりいる間、僕にプログラムを頼んできた人とは、いろいろと話をした。なんかシャーベットをくれたり、ジュースをくれたり、いろいろな本だの資料だのを見せてくれたり、ずいぶんと親切だった。おそらく、次のレポートも僕に頼むつもりなのだろう。まあ、たいしたことではないからいいのだが…。ちなみに、最後にはMDをくれた。今、そのMDを聞きながら日記を書いている。MDLPを利用して録音したものらしく、かなり長い時間聞けるようだ。しかも80分のMD…。なんかすごい。あと、もんじゃ焼き屋でバイトをしているから、来てみないかと誘われた。うちの大学の近くには月島があるから、おそらくはその周辺だろう。

今日はずいぶん長いな…。

そのまま、作業が終わったので、僕は帰ることにした。その間、細々したことも合わせて、計1時間半その研究室にいたことになる。で、僕の好きだった人もずっとそこにいたわけだが、それだけの時間、一言も話をしなかった。こっちから二言三言くらいは話しかけたのだが、明らかに忙しそうにしていて、反応はなかった。好かれてはいないが嫌われてもいない…、と思っていたのだが、勘違いかも知れないと思い始めた。

結局、そのまま帰ってしまった。今までだったら無理をしてても何か話をしたのかも知れないが、さすがにそこまでしたいとは思わなかった。

研究室に戻って、これから帰るとその友人にメッセンジャーで一言送った。すると、その友人が、彼女が今、帰ったと送ってきた。その研究室ではいつも、朝早くから夜遅くまで入り浸っている。僕にしてみれば18時というのは十分に遅い時間だったが、彼らには恐ろしく早い時間だ。何かと思ったら、彼女はアルバイトをしていて、それで早く帰るのだそうだ。そんな忙しい研究室にいてアルバイトとは、さすがと言うか、無謀な気もする…。

その友人は、「追った方がいいんじゃないのか?」と送ってきた。それと同時に僕も送っていた。「ちょっと追っかけるよ。」と。で、その友人には悪かったが、本当に適当にあいさつをすますと、全速力でPCの電源を落とした。ちなみに、変換すらしないでメッセージを送ってしまった。電源を落とすときに、あまりに急ぎすぎて、終了のボタンをクリックする前にディスプレイの電源を切ってしまった。あわててディスプレイの電源を入れ、終了させてから再び電源を落とした。そんなことをしたらディスプレイに負担がかかって寿命が縮むらしいが、そんなことは知ったことではない。

それからがもどかしかった。忘れ物の確認もせずにエアコンの電源を切り、研究室から飛び出して電灯を切った。それから0.5秒で鍵を閉め、向かいの部屋の鍵を開けた。

僕たちの研究室は、研究室と計算機室を分けている。計算機室を閉めるときは、計算機室の鍵を閉めて、研究室に行って、鍵をしまって、研究室の鍵を閉めなければならない。僕たちには研究室の鍵しか与えられていないため、計算機室を使うときは、一度研究室を経由する必要があるのだ。普段はちょっと面倒なだけでそんな作業は気にならないのだが、この日ばかりはこんな面倒なことにした教授を恨んだ。

そう言えば、研究室の鍵をかけたのだろうか。そんなこと、覚えてはいない。とにかく、2階の研究室から2段とばしで階段を駆け下り、駅の近くの裏門まで全速力で走った。

裏門を過ぎたあたりで、あまり体力を使いすぎるとかえって遅くなると思い、多少歩調を落とした。で、競歩みたいに歩きながら改札にさしかかった。その時、電車が到着した音が聞こえた。この電車は、15分に1回しか来ない。この電車に彼女が乗り込む可能性が高い。そんなときに限って、後ろのポケットに財布が引っかかった。落ち着けばすぐ引き抜けるのだが、僕は焦って無理に引っ張った。なかなか抜けなかったが、それでもなんとか引き抜いた。

僕は、改札機に押し込むように定期を入れると、また全速で走った。そして駅のホームまでの階段を2段とばしで駆け下りると、ちょうどホームに電車が来たところだった。あわてて僕はあたりを見渡した。今までと変えていなければ、彼女は6番の車両付近にいるはずだった。案の定、彼女はそこにいた。僕は軽く手を掲げて、彼女に駆け寄った。

…別に、それで何があったわけでもない。ごく普通…、どころか、なんか距離を置いたような会話をしただけだ。東京駅では全力で走る、なんて言っていたのだが、僕がついていくと言ったら、結局、そんなに急がずに歩いていた。普段は走っているらしいので、東京駅で走っている女の子を見かけたら、彼女かも知れない。

どーでもいいが、彼女は相変わらずきれいだった。冷静に見て、それほど美人ではないのだろう。だが、僕の色眼鏡には、そうは見えない。きれいだし、かわいいと思った。忘れたつもりでも、しっかりゆがんで見えるらしい。

東京駅からは、ようやく距離を置いたような話し方をやめてくれた。それまでは、僕はそれほどにも感じなかったが、おそらく、実際は物理的にも相当距離を取っていたはずだ。そんな小さい声で話していたわけでもないのに、話している声がほとんど聞こえなかった。

結局、今の生活がどんな感じかという話を聞かせてくれた。…相変わらず、僕は気の利いたことは言えなかった。彼女は、まったく笑顔を見せなかったのかも知れない。もし笑っていたら記憶に残っているはずだ。話ができたら、少しでもストレス解消の役に立てれば…、なんて思っていたのに、ただ笑ってもらうことすらできないとは…。こういうのを甲斐性なしと言うのだろうか。ちょっと違うか。なんにせよ、情けないことだ。

今日はずいぶん長い。やはり、好きな人が絡むと長くなるようだ。人間、もっとも強いのは恋愛感情なのかな…。会おうと思えば会えるけど、面倒だからいいや、程度に思っていたのに。

2003.06.17 (Tue) 0:15:45



2003年06月15日(日) 更新履歴

2003.06.16 (Mon) 2:48:19

ホームページを更新した。たいしたことはしていないのに、ずいぶん時間がかかってしまった。まだまだやりたいことはあるのに。

とりあえず書いておくか。まず、更新履歴がない。このくらいはすぐ追加できるのだからやってもいいような気がするが、こんな時間だからもういい。

それから、プロフィールがない。簡単な自己紹介くらいはしておくべきだろう。

できれば、リンク集も欲しいところだ。このエンピツも紹介したかったりする。

コミュニティもいろいろやっているので、ここらで1つまとめておきたい。

それから、マスメディアに対しても思うところがいろいろある。この日記にしょっちゅう書いているが、やはりまとまった形で記しておきたい。

それからHTML。トップページはデザインの関係でダメだったが、小説はCSSの規格に準拠していることを明示してある。なんか警告が出ているが…。

ちなみに、トップページはMicrosoft Frontpageを使っている。ソースを見るとHomepage Builderと表示されるが、デザインはFrontpageを利用したものだ。さすがはマイクロソフトだ。標準仕様というのをまったく守っていない。アメリカを象徴しているような気もする。

CSSは、1つ自分のオリジナルものを作っておきたいところだ。こいつのいいところは、普通のHTMLに1行書き込むだけで、作ったスタイルがそのまま適用されることだ。新しいページを作るごとにスタイルを用意する必要がなくなる。ただ、すべてのデザインを専用の書式で書く必要があるが。まあ、最近のWebページ作成ソフトは優秀だから、それほど苦労することはないだろう。Frontpageはよく分からないが、Homepage Builderなら問題はない。できれば最新版が欲しいところだが。まあ、2000年のものだが、わざわざお金を出してまで新しいものを買おうとは思わない。

結構いろいろ身に付いてきたぞ…。あとは、JavaScriptを書ければ良さそうだ。ただ、JavaScriptってどうも必要性を感じないのだが…。Java Appletの方がいいのだろうか。あれもなあ、重いからなあ…。でもまあ、書けるのだから、習作でも載せてみることにするか。簡単でもおもしろいものがいいな。

さて、そろそろ寝よう。相変わらず明日の準備はしてないな…。ソースを読んでおけと言われたから、電車の中で目を通すことにするか。

2003.06.16 (Mon) 3:31:15



2003年06月14日(土) ジャーナリズムの本質

2003.06.15 (Sun) 15:31:22

いつも、日記を書いてからゲームをやろうと思っているのに、昨日は何もしなかった。まあ、いいか。

我が家では朝日新聞を取っている。が、前から何度か書いているように、この朝日新聞というのは、情報源としてはかなり質が悪い。記者個人、あるいは朝日新聞社という社の主張が入り交じり、本質的な情報がつかみにくいのだ。単に自分の読解力が低いのだと思っていたのだが、日経を読んでみて、そんなことはないということに気づいた。

ジャーナリズムの本質とは何か。朝日新聞を見ていると、それは「世の事物を分析し、自分の主張とともに分かりやすく示すこと」だと言っているように見える。おそらく、実際に尋ねてみても、それは否定しないのではなかろうか。しかし、僕にとってはそれでは困るのだ。僕が知りたいのはあくまでも事実であって、朝日新聞社の主張する意見ではない。多くの意見は聞くべき価値があるが、自分が、自分なりの意見を考えるためには事実を知らなければならない。他人の意見をどれだけ聞いていても、その元になる事実を知らなければ意味はないのだ。なぜなら、意見はすべからく、事実に対するものだからだ。事実に対して意見が存在するのに、その事実を知らない。それは、その事実に対する意見とは言えない。

何かものを考えるときは、主観を排除して見なければならない。それは、自分の主観に限ったことではない。他人の主観も排除しなければならないのだ。これはもちろん、そうしなければ事実を見誤るからだ。

議論というのは、事実に対して対立する意見があって成立するものだ。事実がなく、一方の意見だけでは、議論とは言えないのだ。それは一方的な主張に過ぎない。一方的な主張から得られるのは、偏った事実認識と、感情的な満足だけだ。

科学の世界では、あらゆる研究は反証可能性がなければならない。つまり、何らかの形で批判されたり、訂正されたりする余裕を常に持っていなければならないのだ。そうでないものは科学の研究とは言えない。たとえば、パナウェーブ研究所というのがいたが、あのようになにもかもをスカラー波のせいにするのは、科学とは言えないのだ。これは宗教についても言えて、万物は神が作り出したものであるとして、それに対して疑念を挟むことすら禁じるのは科学ではない。例え大学の黎明期、すべては神学のために設立された組織だったとしても、それは変わらない。

そして議論は、このような科学の産物だ。科学を論じる際の方法論として確立…されているとは言いきれないが、少なくとも存在はしている。

つまり今のジャーナリズムは、議論ではない。

ここに、最大の問題があると感じている。世に大きな影響力を持つマスメディアが、このような一方的な主張を繰り返していては、事実を多くの人に知らしめることができない。政治、経済、社会、その他あらゆる問題について議論しようとしたとき、その情報源として、常にマスメディアの情報は重要である。にもかかわらず、マスメディアは汎用性のある事実の形で情報を提供していない。議論を成立させることのできない、一方的な主張のみを報道しているのだ。

だったら、ちゃんとした情報を提供しているメディアを選べばいいのだが…。日経はよいと思うのだが、新聞に入ってくる広告が不便だという母の主張で、結局、朝日新聞に戻されてしまった。なんとも情けない事情だが、とにかく残念なことではある。

2003.06.15 (Sun) 16:20:42



2003年06月13日(金) 9000ヒット!

2003.06.13 (Fri) 18:30:57

もうすぐ9000ヒットだ。自爆しないことを願う…。ちなみに、ホームページの方ももうすぐ100ヒットだったりする。半分以上自分で踏んでいるが。ここ以外ではほとんど広告してないのに、そこそこ来てくれている感じがする。嬉しいことだ。

9000ヒットを踏んだ方、よかったら掲示板に一言お願いします。

今日は朝から大学に出かけていった。起きたときはつらかったが、なんとか間に合った。いつもそうだが、眠いと言っても朝だけで、あとはたいしたことはなかったりする。

今、Javaを使ったおもしろい派遣の仕事があったので、応募してみた。で、問題発生。ずいぶん前に応募した別の仕事、まだ選考中だったのだ。もし両方に採用されてしまったりすると、ダブルブッキングになってしまう。

ということであわてて電話したのだが、どうやら前に応募したやつはダメだったらしい。ということで、問題はないようだ。電話をしたらついでに別の仕事も紹介された。どうやら、メールでは紹介していない仕事というのもあるらしい。一度派遣会社に直接行ってみるのもいいかも知れない。なんか、そういうのがあるのだ。直接出向いてどんな仕事がいいかを相談する、というのが…。派遣会社の事情というのはどうなっているのだろう。きっと、それほど仕事がない上に、仕事を取ってきても人材がいないという状況なのではないだろうか。

結局、ヘルプデスクの仕事になりそうだ。ヘルプデスクというのは、状況にもよるのだろうが、簡単に言えばトラブル対策だ。まあ、僕は昔からたくさんのPCを壊してきたから、大抵のトラブルには対処できるだろう。情報検索の経験があまりないので、未知の症状の場合に困りそうだが。

少しずつ、動き始めた。アルバイトが本格的に始まれば、少しは忙しくなるだろう…。

2003.06.13 (Fri) 20:43:49



2003年06月12日(木) JavaBeans

2003.06.13 (Fri) 1:27:40

明日は早いというのに、そういうときに限っていろいろやりたくなる。偶然ではなく、無意識でやっているのではないかと疑いたくなるほどだ。

今日は、昼頃から大学へ出かけて、データベースへのアクセスをするプログラムを書いた。データベースのドライバを設定し、データベースへ接続し、データベースの状態を取得して、SQLコマンドを実行する。まあ、それだけだ。ただ、実は初めて書いたJavaBeansのプログラムだったりする。仕様などを理解して書いたわけではないので、たいした意味はないのだが…。

JavaBeansは、Javaがこれだけ世に知られるようになった、主要な要因だ。Javaが高く評価されているのは、環境に非依存であること、徹底したオブジェクト指向など、いくつかの理由がある。その一つとして、"Write Once, Run Anywhere"というのがある。要するに環境に非依存であるということと同じことなのだが、とにかくなんでもいいから一度プログラムを書く。すると、それがどこへ持っていっても使えるのだ。ちょっと無理のある例だが、プレイステーション用のソフトが、ドリームキャストでもゲームキューブでもXboxでも動くようなものだ。ゲーム機を知らない人にはなんのことかさっぱり分からないかも知れないが。で、このようにどこでも動かせるJavaのプログラムの性質を最大限に引き出せるようにしたのがJavaBeansなのだ。細かいことは知らないが。

さて、もう遅い。いい加減寝ないと、明日、起きられなくなってしまう。7時に起きなければ…。睡眠時間、5時間…。

2003.06.13 (Fri) 2:06:07



2003年06月11日(水) 笑うことは正しいか

2003.06.11 (Wed) 21:34:27

今日は、まともに講義を受けてきた。実に久しぶりという気がする。先週の金曜日からなので五日ぶりということになる。これは別に、僕がサボっているのではなく、これしか講義を取っていないだけだ。にしても、小学生の頃から毎日授業を受けてきたので、こういう生活には、強い違和感を感じる。

大学に入ってだいぶ変わったとは言え、だいたい毎日、大体同じような教室で授業を聞いて、大体同じ人たちと顔を合わせて生活してきた。それなのに今、気分次第で大学へ行ったり行かなかったり。大学へ行っても友達とは会わなかったり。なんだか、ずいぶん変わってしまったと感じる。

生活も、今までとはまったく違う。3年生までは、睡眠時間が足りないと言っていつもあくせくしていたが、今は逆に、好きなだけ眠れる分、寝過ぎていつもボーっとしている。どんどん生活が遅く遅くなってしまって困っている。

そして何より違うのが、やる気の欠如。やりたいことがないわけではないのに、さっぱり手に着かない。あれだけのホームページを作るのに何ヶ月もかかっているし。まあ、作るまでの間はうだうだとしていただけで、ほんの数時間で作ったわけだが。ちなみに、HTML 4.01 Strictに準拠していると書いているが、これは書式だけであって、本来のSGMLの論理表現はまるで理解していない。

ちなみにこの規格、本当に守られていない。完全に準拠したページなど限られているのではないか。どのくらいひどいかと言うと、この規格の提唱者であるW3Cのメンバーである、慶応大学のページがこの規格に適合していないくらいにひどい。

ちなみにSGMLとは、HTMLの元になったマークアップ言語だ。文章だけでは表現できない意味の関係をマークアップで示そうとするもので、HTMLはそれを具体化させたものだ。ちなみにマークアップとは、HTMLの場合はタグで囲うことを指すが、SGMLの場合はよく分からない。たぶん、同じだと思うが。SGMLはHTMLと違って、それを読みとって見た目を変化させるなどの発想はない。HTMLにも、本来そんな発想はないのだが…。もともとは、他の文書にリンク可能な文書、という程度の意味合いだったらしい。

ところで、電車に乗って扉に映った自分の顔を見ていて、思った。なるべく笑っていた方が、健康によいと言われる。意識的に口の端を持ち上げる程度のことでも効果があるらしい。しかし、どうも僕の場合、しかめっ面をしていた方が気分がいい。なんか自分がかっこよくなったような幻想で酔える。我ながらなかなか頭が悪いと思うが。でもまあ、何もないのに楽しめるのはよいことではないだろうか。

この場合、どちらがいいのだろう。例え笑いたい気分でなくても、とにかく笑っていた方がよいのだろうか。それとも、端から見れば何を怒っているんだ、と言うような顔をしていた方がいいのだろうか。どうでもいい気もするが…。

こんなことをのんびり考えていられるのは、たぶん幸せなのだろうな。世の中には、そんなことをいちいち、時間をかけて考えていられない人が多いのだろう。きっと。

2003.06.11 (Wed) 21:50:56



2003年06月10日(火) すべては波動を描く

2003.06.10 (Tue) 18:15:25

最近、雨の日に本屋に行ったら、傘がなくなった。今日、本屋に行ったら、自転車のタイヤがパンクしていた。だいぶ前、コンビニに行ったら、自転車のチェーンが外れていた。

誰かのせいかもしれないし、自然にそうなったのかも知れない。僕のミスかも知れない。そんなことは分かっているのだが、どうも人為的なものを感じてしまう。普通、ミスをしたって置いておいた傘がなくなったりしないし、何かを間違っても自転車のタイヤなんてパンクするものではない。ましてや、チェーンが外れたりすることもない。目の前に僕がいればともかく、それらはいずれも、僕がいないときに起こったことなのだから。

体調も、こういう出来事も、何もかもが波動を描いているような気がする。いいことと悪いことが交互に訪れる。そんな気がする。

今日は寝不足で起きたためか、昨日あれほどいろいろやっていたのに、もうやる気が失せてしまった。明日、がんばれるのだろうか。

2003.06.10 (Tue) 20:27:16



2003年06月09日(月) 過去を振り返れば

2003.06.10 (Tue) 1:45:58

今日は、研究室での集まりがあった。しかし、集まっていない以上は、なんの成果もなく…。

先々週頃から懸案になっていたデータベース、どうやら、データベースの取り扱いに必要なドライバの設定を忘れていたのが原因らしい。結構細かいミスだったようだ。それだけ指定したら動作したのだが、どうもデータベースの文字列というのは長さが決まっているらしい。もしその長さに満たないデータを入力した場合、残りの文字はすべてスペースで埋められてしまうようだ。なかなか融通の利かない仕様だ。いろいろ試してみたのだが、使いやすさという点を考えて、データベースはMicrosoftのAccessを使うことになった。まあ、妥当なところだろう。どこまで使えるのかは分からないが。

そのあと、一緒に作業していた人と月島まで出かけた。大学からは歩いて600メートルか700メートル程度、すぐ近くなのだが、ほとんど行く機会がなかった。反対側に門前仲町があって、そちらの方が何かと便利だからだ。前にも何度か書いた、女子学生の人だ。

研究室で話をしている限りではそうでもないのだが、マクドナルドまで出かけていろいろと話をしていると、妙に緊張してしまった。大学生にもなってなんなんだろうと思うが。向こうから話してきてくれればいいのだが、最初の印象とは違って、その人はめちゃくちゃにしゃべりまくるというほどではないようだ。だから、途中でところどころ、会話が止まった。僕は自分から話を振るというのがかなり苦手なのだ。日記に書く内容にも困るくらいだから、話の引き出しはそう多くない。パソコン関係だったらいろいろとあるのだが、わざわざそんな場所まで出かけて話す内容としてはそぐわないような気もするし。しかし、そんなことを考えていたらなんの話もできない、とも思うが。

こんな時、あまり話をしたことのない人と話すときにいいのが、過去の話。彼女とはそんな話ばかりしていた記憶があるが…。過去の話は途切れることがないし、それを聞けば、その人の人となりがある程度分かる。その同級生は、かなり田舎の方に住んでいたらしい。小学校には、同学年に8人しかいなかったと言っていた。で、かなり保守的な風土だったらしく、目立ちたがりのその人には合わなかったらしい。高校まで進むと、地域の風土よりも流行が影響するのだろう。高校にまでなると、あまり抵抗は感じなかったようだ。だが、中学校までは、どうしても水が合わずに、どこかずれていたようだ。中学校までが一番楽しかったと感じている僕とはかなり違う。

僕は、自分のやりたいことだけ考えて、それ以外のよけいなことは、すべて他の誰かが考えてくれる生活がとても心地よかった。しかし、それは与えられたことしかできず、自由の限られた生活とも言える。それに耐えられない人もいたということだろう。そういう人の方が多かったのかも知れない。

明日は時間がありそうだ。ホームページにもう少し手を加えることにするかな。小説を書き加えてもいいだろう。毎日これだけ日記が書けるのだ。小説を書けない道理はないはずだ。

2003.06.10 (Tue) 2:39:12



2003年06月08日(日) ホームページの更新

2003.06.09 (Mon) 1:50:11

ホームページを更新した。

まだ仮の状態ではあるが、ライブカメラなんかは結構おもしろいんじゃないかと思う。ページの説明とかプロフィールとか、その辺がすべて欠けているが…。サイトマップは、そんなのが必要なほど内容がないのでいらないだろう。

ちょっとこだわりを持って、HTML 4.01 Transitionalに完全に準拠するように作った。この辺の規格を守るのが好きなのだ。まあ、チェックに引っかからなかっただけで、問題はあるかも知れないが。本当にこだわるのならHTML 4.01 Strictに準拠させるべきなのだろうが、これは、「厳格」という言葉通り、大変に厳しいものだ。平たく言ってしまえば不便なので、さすがにやめておいた。

そのついでに、この日記のページについても改善を試みた。URLを相対指定するようにしている。これで早くなるのかどうかは知らないが…。それから、たぶんこのページで一番重いのはアクセス解析だ。ということで、そのアクセス解析に対して、スクリプトのタイプを指定するとか画像のサイズを指定するとか、いろいろやってある。僕がやってみた感じでは、速くなった感じがするが…。

と思ったら、こんな時間だった。もう3時を過ぎている。あれやこれやで1時間以上経ってしまったようだ。やれやれだ。

で、更新履歴などがなんにもないので、ホームページについてちょっと解説を。まあ、書いてあるから見れば分かるのではないかと思うが。

ライブカメラというのは、僕が今、むやみに時間を浪費しているオンラインゲームの画像を表示するものだ。僕がプレイしている間は表示されて、そうでないときは終了した時間が表示されるようになっている。

あと、小説をアップした。なんか長い時間をかけて準備していた割にはイマイチの出来だが。でもまあ、筋はおおよそ決まっているので、これからはある程度のペースでアップしていけると思う。関係するWebリングに登録したりしたら、誰か来てくれるのだろうか。

2003.06.09 (Mon) 3:16:17



2003年06月07日(土) 先駆者と継承者

2003.06.08 (Sun) 3:17:56

これ、どこかで書かなかったかな…。チェックがついていないのだから書いてないのだろうが。

今の社会は先人たちの努力と英知の結晶だ。忘れ去られたものも多くあるだろうが、基本的に、過去の積み重ねが現在を形作っている。

当然、過去は評価されねばならない。人の評価とは別に、彼らの業績を評価し、残し、教育していかなければ、先人たちの業績は消え去ってしまうのだ。

このとき、気になることがある。仕方がないことなのかも知れないが、先駆者が過大に評価されているような気がするのだ。

人類の事績は、そのすべてが、先駆者によるものではない。たった一人ですべてを築き上げた人間などいないはずだ。どのような分野であれ、誰かが礎を築いたら、そのあとに続く人たちがいたはずなのだ。なのに多くの場合、そのような人たちや、業績が評価されていない。

たった1つの技術だけでは、ものは作れない。現代のハイテク製品は、いずれも数多くの技術を詰め込んで作られている。それらの技術はいずれも、先駆者たちの提唱したものではない。それを受け継ぐ者が、より高い領域へと昇華させたものなのだ。

先人たちの技術を学び、習得し、それをより高度なものへとしていった人々。それは、ひらめきこそ先駆者には及ばないものの、先駆者に勝るとも劣らない努力を積み重ねているはずだ。そして、先駆者を越えるものを作り出しているのだ。僕は、彼ら、あるいは彼らの業績こそが、評価されるべきだと思う。

2003.06.08 (Sun) 4:06:40



2003年06月06日(金) 欲望と意欲

2003.06.06 (Fri) 20:19:08

今日は東大の産業なんとか研究所に行ってシミュレータを見てくるはずだったのだが、友達と話しているうちに入場時間を過ぎてしまった。まさか、3時にはもう入れなくなっているとは。まあ、4時過ぎに行ったのではなんにせよ、ダメだったのかも知れないが。

帰りの電車、その最寄り駅が各駅停車の駅だったので、そのまま各駅停車に乗って帰ってきた。そう言えば、彼女も各駅停車が好きだと言っていた。使っている路線は違うが、確かに、各駅停車は落ち着く。これからも、ときどき乗ってみるのもいいかも知れない。

その中で考えていたのだが、最近の若者が無気力だと言われる原因の一つに、欲望の考え方があるのではないだろうか。

日本の社会は、戦後、成熟の一途をたどってきた。いろいろ言われることはあるだろうが、社会の規範そのものはよくなってきているのだと思う。それに人間が従うかどうかは別として。

ものの考え方も、どんどん合理的になってきた。必要なものを用い、不必要なものを排除する。少々単純とは言え、みな、おおむね正しいと言える意見には従う傾向が強い。たとえば、環境保護の問題などだ。

この中で、我慢することがより重要になってきた。今までは、我慢なんてしないで失敗しても、なあなあですますことができた。しかし、何が変わったのか分からないし、なぜそんなことになったのかも分からないが、とにかく厳しくなった世の中で、そういうことは許されなくなってきた。

我慢は美徳だ。これは、おそらく今まで以上に強調されていることに違いない。そんなことはない、昔の方がもっと人は我慢できたと言うかも知れないが、それは違う。我慢できることと、我慢が強調されることは、反対と言ってもいい。みんなが我慢できるなら、我慢しろと強調する必要はないのだ。

社会の枠組みの中で、いろいろなことが制約されている。してはならないことが多すぎる。僕のように、それが心地よいと感じる人間もいるだろう。自分の好きなこと以外は他人に任せて、考えたくないと僕は思う。しかし世の中、僕のように思考を放棄した人間ばかりではない。

その制約の中で、とにかく欲望は真っ先に抑圧されてきた。テレビなどで欲望をあおっているにもかかわらず、だ。さんざん欲望をあおられたあげく、それらはことごとく封じられてきた。

こうなれば、人は覚えるだろう。欲望のままに行動することなど無意味だ。欲望は、達成できないものなのだと。好奇心は満たされないものだと。ほしいと思ったものは手に入らないのだと。

今、巷では、人に強制されない学習の重要性が強調されている。自ら学ぼうとする力。人は誰しも、成長する可能性を秘めている。その源泉は何か?

僕は、その源泉は欲望ではないかと思う。何かを知りたいと思う欲だ。これは、何かを欲しいと思うことと同じことではないか。ただ話として聞きたいか、実際ものを自分の手に持ちたいかの違いだ。

少々強引な仮説だが、以上から僕は思う。

今の人たちは、欲望を抑圧されすぎて、あきらめることを覚えてしまったのではないか。やればできると言われても、今までにやってもできなかったことが多すぎたのだ。

物欲も知識欲も同じことだ。いくら知識を考えても、物欲が抑圧されているこの現状を変えない限り、欲望は抑圧され続ける。

同じことなら、なぜ知識欲よりも物欲に向かうのか?それは、ものに興味を抱くからだ。

なぜ、ものに興味を抱くか。…このことに、説明が必要だろうか。今の子どもたちの生活を考えてみるがいい。ものに対する興味を抱く機会は無数にある。テレビを見れば、数多くのものがある。では、知識はどうか?何かを知りたいと思わない子どもなどいるのか?いや、子どもたちは知りたがっているはずだ。

しかし、知識欲は限りなく奥深い。歴史に名を残すような天才がどれほど考えても答えを見いだせなかった問題が、世の中には数多くある。

それに対して、物欲は極めて手軽だ。同じように達成できるなら、物欲へ向かうのも当然ではないか。

こうして、子どもは物欲に慣れる。しかし欲望は、すべて達成されるものではない。知識欲であれば、一生懸命考えれば、自分の得たい知識が得られるかも知れない。しかし、ものは買わない限り手に入らない。子どもなら、親にダメと言われればあきらめるしかない。

子どもは、何度も何度もあきらめる。欲しいと思うたび、あきらめる。

さあ、答えてみるがいい。これでどうやって意欲を持てと言うのだ?欲しいものは手に入らないと、心に刻み込まれるのだ。そりゃ、昔の人は違っただろう。そこであきらめては、生活すら危うかった。しかし今は、そこであきらめたところで、なんの問題もない。自分たちは満たされていることに気づくのだ。

解決策は…。そんなものがあるのか?繁栄した文明は、いずれ退廃の道をたどる。歴史は繰り返す。僕たちの世代は、退廃の第一歩を記す世代となるのではないだろうか。

分かっていてもどうしようもない。僕たちには、先人たちのように、新たな道を拓く力などないのだから。

2003.06.06 (Fri) 20:47:22

読みづらいという指摘を受けた。改行を増やしてみたのだが、どうだろうか。



2003年06月05日(木) 戻らない時間

2003.06.05 (Thu) 17:09:52

過ぎ去った時間。遠い過去の姿…。 公園で遊ぶ子どもたちと、かつての自分が重なる。 思えばあの頃は、無限とも思える時間があった。 学校から帰って、友達と一緒に遊んだほんのわずかな時間。 今にして思えば、ほんのわずかな時間。 それが、無限に思えるほどに長い時間だった。 毎日毎日、ボールを投げて遊んでいた。 僕の家の付近は車の抜け道になっていて、 10分おきくらいに車がやってきた。 その車は邪魔くさかったが、それを避けて遊ぶのも楽しかった。 ただボールを投げていただけなのに、いちいち技だとか言って、 名前を付けて遊んでいた。 今にしてみればくだらないとしか思えない、 そんなことが楽しくて仕方がなかった。 中学や高校のことよりも、 そんなことがより鮮明に思い起こされる。

中学は中学で、授業のあとは部活で、ずっとパソコンに向かっていた。使っていたのは、クロックスピード10MHzの、PC-9801 VMという機種。今の僕が使っているPCより、単純な数値での比較では150分の1の性能しかない。メモリは640KB…。約300分の1だ。ハードディスクなんて高級な代物は搭載していなかった。あとは生徒会か…。

高校になると、もうほとんど記憶に残ってはいない。

あの頃は良かったと、いくら言ってみたところで、その時間は戻っては来ない。僕は懐古趣味は嫌いだが、その考え方は、僕自身の中にも厳然として存在する。

与えられた幸せに、どれほど満足していたとしても、それはいつまでも続くものではない。いつかは自分で築き上げなければならない。先人たちの努力は、僕たちに永遠の幸せを与えることなどないのだ。

ある意味では、過酷なことだ。精神的な面ではともかく、物質的には、この世でこれ以上などそうはないほどのものが、まわりにあった。そこから、いつかは離れなければならないのだ。

時は戻らない。懐古趣味など無意味だ。物思いにふける時間もあとわずか。残りの人生は、日々の糧を得るために費やさねばならないのだ。

2003.06.05 (Thu) 19:32:02



2003年06月04日(水) 人は変わるもの

2003.06.05 (Thu) 10:07:19

大学をサボってしまった。会いたかった人もいたのだが。

最近、自分が変わってきたことを強く感じる。物事に対する熱意というのが失われてきた。前からなかったが、さらになくなった感じがする。

前は、やる気がなかったとしても、やりたいことは好きなだけやっていた気がする。たとえば、この日記を書いたり、など…。日記を書けなくて、なぜだろうと思うこともあったが、考えてみれば、昔からPCの前に座るだけで書くことが思いつくということはなかった。ただ、自分が満足するまでひたすら座り続け、3時間でも4時間でも、気の済むまで時間をかけていたのだ。

今は、すぐにあきらめてしまう。時間をかけても、せいぜい1時間と言ったところだ。この差はなんなのだろうか。ゲームばかりやっていて時間がないのか。そもそも、日記を書くのに何時間もかけるのは異常なのか…。

いや、他の人と比べて普通でないことは分かっている。しかしそれは、僕にとって苦にはならないはずだった。

最近思うのが、生活の他の部分が、こういう関係なさそうなところにも影響しているのではないかということ。4年生になって、ほとんど講義を受けなくなった。その結果、朝起きるのも遅くなったし、大学に行ったとしても、研究室でのんびりしていることがほとんどだ。なんせ、まだ具体的な作業が決まっているわけではないし。

要するに、良く言ってしまえば、生活に余裕ができたのだ。1つ1つの行動を、焦ってやる必要がなくなった。ゆっくり、じっくりやっていても、だれにもとがめられることはない。だからこそ時間がどんどん過ぎるし、1日があっと言う間に終わってしまうのだろう。

その結果、急いで何かをこなす必然性がなくなってしまった。今日やらなければならないことなど何もない。明日もあさっても、ずっと時間はあるのだ。

そんなところではないか。まあ、もしこれが正しかったとしても、それをどう解決するかなんて想像すべくもないのだが。1つ言えるのは、何かをやるべきだということ。それだけの時間があるのだ。世の中の多くの人は、時間を求めてやまない。その時間で、自分の好きなことをやりたがっているはずだ。僕には、その時間があるのだ。今までやりたかったことを、やっていけばいいじゃないか。

…とは言え、大学に行かないわけにもいかないだろう。今日はこのまま大学へ向かうとするか。

2003.06.05 (Thu) 10:26:36



2003年06月03日(火) 少女の運命はいかに

2003.06.04 (Wed) 12:16:38

小説を書こうと思っていたのに、寝てしまった。ふ、ふふふ、ふふふふふ…。…しくしく。

その参考にしようと思って、昔書いていた小説を引っ張り出してきた。長ったらしいのでだいたい目を通しただけだが、最初の方と最後の方で、2年ほどの時間がたっている。それを見比べてみると、多少はうまくなっているのが読みとれて、少し嬉しかった。これでも進歩しているようだ…。

で、小説を書こうと思っていたのだが、朝、なんと、5時に目が覚めた。悪夢を見たからだ。と言っても、悪夢と言えるのかどうか…。詳しい経緯は覚えていないが、とにかく結婚の申し込みをしに、結婚相手の父親に会いに行った。そうしたらその父親に、なぜか股間のツボを押されて力が入らない〜、などと言っていたら目が覚めたのだ。我ながらわけの分からない夢だ。

というわけで非常に眠かった。で、朝起きてしばらくはゲームをやっていて、それからふらふらと近くの駅のあたりに出かけた。そこで古本屋に立ち寄ったりして帰ってきたら、ひどく眠くなってしまったのだ。少し寝ようと思ったら、もう夜になってしまっていた。16時頃に寝て、20時になってしまった。当たり前ではあるが、16時に寝て4時間たつと20時になってしまう。なんだか、このあたりの時間がひどく短いような気がしてならない。

そんなわけで機会を失ってしまい、またまた書けなかった。今日、大学から帰ってきたら書こうかな、とも思うが…。

2003.06.04 (Wed) 12:32:24



2003年06月02日(月) 自己を統率すること

2003.06.02 (Mon) 20:58:44

今日は研究室の集まりの日だった。また方針転換を図るらしい。まあ、そりゃそうだ。本来なら研究所単位でないと開発できないはずのシミュレータなんて代物を、僕一人で開発するのは無理というものだ。

ところで、自分を制約すること、抑制することは必要なのだろうか。もっと言えば、目的のために目先のことを犠牲にしてもいいのだろうか。先日挙げたセルフカウンセリングは、その目的を、自己超越的な反省としていた。これは、なぜ目的を達成できなかったのかと反省するのでもなく、なぜ規範に反したのかと反省するわけでもない。なぜ落ち着かないのだろう。安心できないのは何が原因だろう、というのを突きとめるためのものだ。で、これを読んでいてふと思ったわけだ。目的のためにいろいろ犠牲にする必要などないのではないか、と。目的のために生きているのなら別だが、僕は結局のところ、幸せになりたくて生きているわけだ。みんな、漠然としているがそれは変わらないだろう。そして、何らかの目的を達成できたときに幸せになれると思っているわけだ。だが、それは僕の場合もそうだろうか。必ずしもそうとは言えないのではないか。そう、思えてきた。何も達成していなくても、普通に遊んでいるだけで、僕は十分幸せだと感じる。この世に生まれてきてよかっただとか、そういうよけいなことを考える暇もないくらいだ。

そう考えると、必死に我慢して、なんでもこなしてしまおうと考えるのは間違いのような気がしてきた。こう考えると、たいしたことではなくても、目的を達成するためだと思うと、ひどく気が重く感じる。こう考えることで軽く感じるのか。それは分からないが。

最近、少し視野が狭くなってきたと感じる。自分でそう感じるくらいだから、実際は相当に狭くなっていることだろう。これは、何が原因なのだろうか。いつも広い視野を持たない習慣が付いているのかもしれない。もっと、ものを突き放して見るようにしないと。最近、細かいことで感情的になりすぎるような気がする。感情的なのが人間の人間たるところだとか言う人もいるが、僕はそういうのは嫌いだ。感情的な人間ほど始末に負えないものはない。だからこそ、自分がそうはならないように、強く戒めたいと思う。と言っても、それでストレスをため込んでは仕方がないので、ほどほどにしようとは思うが。

上記の本にも載っていたが、重要なのは感情を自分のものとすることだ。精神を病んでいるならともかく、健康な人間であれば、感情を自分で制御することができるはずだ。感情に駆られて動くのでもなく、感情を抑えるのでもない。感情を突き放して捉えて、こんな感情を持っている自分がいるのだと冷静に判断することだ。あとは、その感情の原因に対して対処法を考えればよい。最も簡単な手段はそれを排除することだが、もちろんそんなことばっかりやっているわけにもいかないので、自分から離れるなり、受け入れるなり、いろいろ考える必要はあるだろう。

ああ、なんだろう。妙に疲れを感じる。栄養のバランスでも悪いのだろうか。

2003.06.02 (Mon) 21:32:02



2003年06月01日(日) 友達の彼女

2003.06.01 (Sun) 23:03:21

今日は、新宿で友達と遊んできた。実に久しぶりだ。

前々から話はあったのだが、今日、ついにその友達の彼女と会うことができた。まあ、はっきり言ってかわいいとは言えない感じだったが、仲が良さそうで、見ていて楽しかった。うらやましいとか思わないのはなぜだろう。きっと、彼女にいろいろ気を遣っているのが大変そうに見えたからだと思うが。

朝、起きたのは11時頃だ。8時に目覚ましをセットしていたが、何も用事がないのにそんな時間に起きられるものではない。結局、あっさりとダウンし、そのまま寝てしまった。土曜日もそうだったから、なかなか情けないものだ。

そのあと食事をしていたら、その友人から電話があった。母がやっている健康食品について、その友人に相談していたのだ。この辺にはややこしい事情があるのだが、その友人の彼女のお母さんが、母が使っていた健康食品の関係者なのだ。僕の母から見れば、息子(僕)の友達の彼女の母親だ。見事なまでに他人である。…う〜ん、どうもこっちの方が良さそうだなあ。である調に変えるかな…。

で、そんなわけで相談していたのだが、そのうちにその友達の方が、新宿に出かけたらしい。僕にまた電話してきて、新宿にいるから遊びに来ないか、と言ってきた。僕は、一週間のほとんどが暇なので、そのまま承諾して、すぐに新宿に向かった。んで、合流してカラオケしていたわけだ。昔はカラオケが大好きだったのだが、最近はどうも気が乗らない。気が乗らないと言うと言いすぎだが、なんか高い声が出ないとか、細かいことが気になるようになった。昔は今よりもさらに歌が下手だったが、そんなこと、気にしていなかったのに。

ところで、その新宿への行き帰りに、例のごとくブルーバックスを読んでいた。もう100は越えたはずだ。200になるのだろうか。大学も借りた本をすべて記録してくれればいいと思うのだが、たぶん、プライバシーの侵害とかで、そういうことはできないようになっているのだろう。3冊しか借りられないので、いつも3冊ごとに借りているのだが、今回借りたのは、ドーピングとセルフカウンセリングの本。あと1冊は忘れてしまった。

ドーピングはなかなかショッキングだった。知っている人には常識なのだろうが、僕は知らなかったのでびっくりした。そういうのを知りたいからブルーバックスなんぞを読んでいるのだが。ドーピングで効果を得るためには、病気などで治療に用いられる量の、100倍くらいを使うらしい。その中でもホルモン関係がよく使われるのだが、ホルモンというのは、環境ホルモンという言葉で有名になったように、極微量で人体に大きな効果をもたらす物質である。そんなものを大量に使うと、かなり恐ろしいことが起こる。たとえば、男なのに女性化するということが起こってしまうのだ。しかもそれが、男性ホルモンによって引き起こされるというのだから、人体というのは不思議なものだ。と言っても、その機構は比較的単純で男性ホルモンを大量に投与すると、ホメオスタシスというバランス機構が動き出す。これは、簡単に言えば人体のバランスを取る機能だ。ダイエットに失敗したときによく起こるリバウンドは、このホメオスタシスが原因と言われている。その辺は後回しにするとして、男性ホルモンの大量投与のバランスを取ろうとして、人体の方は男性ホルモンを受け入れにくくするような反応を起こす。すると、相対的に女性ホルモンが強くなって、体全体が女性的になってくるのだ。胸が大きくなってくると言うから深刻だ。ボディービルダーなどは失業しかねない。ちなみにリバウンドだが、食事を減らすことで、食事の吸収量を増そうというホメオスタシスが働く。で、食事の量を元に戻すと、食べている量は同じでも、吸収量が増えている。従って、過剰摂取になって太ってしまうわけだ。ちなみに同様の減少は、朝食を抜くことでも起こるらしい。朝食を食べないと太る、などと言われる所以である。

ドーピングは確かに危険だが、結局のところ自分には関係ないので、おもしろいな〜、で終わった。まあ、カフェインも禁止薬物に指定されているのは少々驚いたが、考えてみればそれも当然だ。

しかし次の、セルフカウンセリングは、自分にも十分使えそうなので、もう少し真剣に読んだ。文字通り、自分自身でカウンセリングをするための手法について述べている。従来のカウンセリングには、重大な欠点があるらしいのだ。それは、何らかの問題に直面したとき、カウンセラーに頼って解決する、ということ。そういうものなのだから当然だが、本来であれば、問題なんてものは自分の力で解決するのが望ましい。そのための手法が、このセルフカウンセリングらしい。やり方には細かい注意点がいろいろあって、それらを正確にやっておかないと効果が出ないどころか逆効果にもなりかねないようなので、詳細は伏せる。だが、簡単に言ってしまえば、ある状況を取り出して、とにかく細かく細かく書いていくのだ。考えるだけではダメだ。書いて、それを何度も読み返すことに意味があるらしい。そうすることで、不快な気分になった原因を探ったり、人間関係のずれを探ったりするのだ。要するに、なるべく細かく書いて、自分が気づいていないところを見つけようということだ。

ちなみに3冊目、カバンの中をあさってみたのだが、「タイムマシンの話」…。我ながら妙なものを借りたものである。

2003.06.01 (Sun) 23:49:25


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