| 2002年06月07日(金) |
ティファニーと温泉! |
これもちょっと古い話しになるけれど、 GWに青森の酢が湯温泉というところに出かけた。
千人風呂といわれるくらいの総檜造りの味のある混浴温泉!! 女性のために朝と夜一時間ずつ女性専用になる。 (混浴の時間を覗いたら、9割方男性で、1割の女性のほとんどは おばあちゃんだった・・・!・・・だよね・・・)
ところで、温泉に入る前に連れと手話で話していたら そこに番頭さんと思われる人が誘導にやってきた。 いきなり声なしで身振りで貴重品を入れる場所などを説明し始めたので、 「あっ、聞こえない番頭さんだ!」 と旅の出会いを喜んだ。
番頭さんは私のネックレスをさして「ダメダメ」「ここに入れて」と いい、私も声なしの手話で返した。 大した会話じゃないけれど、それでも数分言葉を交わした後ふと振り返ると、 その番頭さんは他のお客さんと「声」で話していた!
「えっ!!聞こえる人だった。 正真正銘の身振り手振りだったか・・・」 と驚いた。 彼の身振りはとても自然で、 聞こえない人が手話のわからない健聴者に使うような身振り、 もしくは年輩の聞こえない人が使いがちの手話に見えたので、 聞こえる人とは全く気づかなかった。
私の手話も身振りが中心だったので、彼も読みとれたみたいだ。 番頭さんは私を聞こえない人だと思い、 お互いに声も出さずに会話していたことに気づいて笑った!! 連れ(聞こえない人)に「聞こえる人だったね!びっくり!」と言ったら 「聞こえる人だよ!わかるよ」と笑われた。 それよりも聞こえる人に手話で話しかけている私の行動を 「変だな〜って思ったよ」と言われてしまった!! 確かに・・・
ところで、温泉から出た後のこと。 身支度を整えてほっとした後、保管してあったネックレスも身につけた。 プレゼントされたばかりのティファニーのシルバーのネックレスだった。 お花の形をしたもので、ティファニーにしては珍しいデザインで 気に入っていた。
さて、翌朝。 ホテルの洗面室で鏡をのぞくと、そこにキラキラと光り輝いているはずの ティファニーが、どんより銅色に鈍く光っていた。。。。 げーーーーーー!! なんだぁ これは〜! 慌てて水でこすってみても、どんより銅色は変わらなかった。 湯治客も多い酢が湯温泉の威力は、身体に染みついていたのだ。 すっかり水分をふき取ったつもりだったけれど、 しっかり肌に浸透していたのね。。。 あの日に着ていた服もいまだに硫黄の臭いがするくらい! (もちろん、何度も洗濯しているのに!)
あとでネットで検索して調べると 温泉でシルバーのアクセサリーを外すのは常識なのだそうだ。 といっても、私はちゃんと外したんだけれど〜!
しかし、それほど強力な酢が湯温泉。 一週間くらい滞在したら、なんか健康になれそう・・・ その時は、アクセサリーは持たずに、捨ててもいいTシャツで 出かけようっと!
先日TVを見ていたら、「徹子の部屋」に文字放送がついていることを気がついた。
少し前まで、文字放送といえば、サスペンスドラマか水戸黄門というイメージだった。 サスペンスドラマにしろ、つい3年くらい前は一週間のうち 文字放送に対応しているものは数えるほどしかなかった。
それが最近では文字放送に対応していないサスペンスドラマの方が少なくて、 同じ時間帯にいくつかのチャンネルで文字放送が重なっていることもしばしば。 文字放送が増えたという実感があったけれども、 聞こえない人たちが大好きな野球中継やスポーツニュースには文字放送は今もない。
とはいいながらも、国民的番組といえる例えば「サザエさん」や「渡る世間は鬼ばかり」は長い間文字放送に対応しておらず、 どうしてだろうと不思議(不満?)に思っていたけれど、気がついたら文字放送対応に なっていたりと、番組の幅の広がりの前兆はあった。
そして、「徹子の部屋」の文字放送。 驚いて一週間の番組を改めて見直してみたら、 「SMAP×SMAP 」にまで字幕がついている! えー!嘘〜!!!
かと思えば、「関口宏東京フレンドパーク II 」にも! 春からの連続ドラマも8割方ついている! 他にも・・・ 4月に入って、文字放送対応の番組がそれ以前に比べて倍以上増えている感じだ。
それがどれほど嬉しいことかは聞こえない人、聞こえない人を家族に持つものには 特に身にしみることと思う。 私も例外ではない。
しかし、それはまだ驚きの始まりでしかなかった。 ワールドカップの初日に仰天した。 なんと試合の中継に文字放送が!!!
テレビのスポーツ中継には必ず解説者と進行役がいる。 画面には出てこないが、試合の運びやゲストのコメント、選手の情報などが時間いっぱい話され続けている。 それは聞こえるものにとっては、当たり前のことだった。 聞こえないものにとっては、永遠の謎だった。
それに字幕がついていたのだ。 画面に字幕が浮かび上がったときは本当に驚いてしまった。 しかし、生中継。 実際は文字は話しについていけなかった。 結果的には実際の話されている内容の20分の1??も対応できていなかった。 それも、「さて次は」のその後を待ち続けて、やっと出てきた字幕が「でした」ときて、 内容はわからず終いだったりも頻繁であったが、 失敗は成功の元。 今後に期待したい。 けれども、ワールドカップの初日だけだったんだよな。 どうしてかな? 実験的だった・・・?
ワールドカップの番組で字幕が出てきた瞬間に 満面の笑顔と驚きの奇声で喜んだ我が家の聞こえない人の表情を 番組の担当者に見せたいくらいだ。 これからも、試行錯誤しながらもあらゆる番組に文字放送を つけていって欲しいと願ってやみません。
(ちなみに、ご存じない方のために。 文字放送は、文字放送アダプターをテレビに接続するか、 文字放送アダプターが内蔵されたテレビで見ることができます。 聴覚障害者はその障害の級や収入によって、 都道府県からアダプターを購入するにあたっての料金の一部、 またはほとんどを補助してもらう制度があります。)
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