長いお別れ
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2007年09月28日(金)

通院日。今日はすいてた。っていうか私の後誰もいなかった。
だからなのか診察がいつもより突っ込んだ話になった。
昨日、日記に書いたどす黒い感情を全部吐き出した。
先生は「あなたはその感情を持つ事をマイナスに考えているけれど正しいだけの人間なんていないんだよ」と。
「人間なんだから、悪い面も悪い癖ももってて当たり前なんだよ」
「だけど私は兄を死んで欲しいと思う程醜い感情を持ってるんです」
「憎しみをエネルギーにしてでもあなたは生きる事だけを考えなさい」
どこまで先生の言っている事を信じていいのか解らない。
「憎しみ」をエネルギーにしていたら自分が負の力を常時放つ事になる。
それが怖い。私は変わりたい。「優しさと強さ」をエネルギーにしたい。
でもこれはお薬でどうにかなることじゃない。私自身が変えようとしなければ。
今の私は自分の感情に流されているだけだ。夢がない。
「こういう人生を送りたい」というビジョンがない。
まずはそこから初めなければいけないのかなと思う。
最終的には先生も同じ事を仰っていた。
「今はね、病気だから。だから今は焦らないでください」
そう言われて診察は終わった。
中性脂肪の数値が気掛かりだったのだが数値は下がっていた。
帰り道すれ違う人皆が輝いているように見えた。
誰もが人に言えない事抱えていると知っていても自分だけが闇の中を歩いているように感じた。
よわっちい人間だ。だけど生きてる。生きたいと思ってる。


2007年09月27日(木)

ふっと自分のしている事が全て徒労のようなきがしてくる。
本当は何もしたい事なんかない。本当は何も考えたくない。
抱きとめてくれる腕はないから自分で自分を抱き締める。
自分だけが知っていればいい事、そういうものをぶちまけたくなる。
私と関わった事を全ての人が忘れたくなるようなどす黒い感情が渦巻いている。
もう本当の悪党になってしまえたらいいのに。もういいじゃないか。
忘れていいんだよ。ずっとずっと苦しんできたじゃないか。もう忘れていいんだよ。
私の記憶から消えてくれ。いなくなってくれ。頼むから消えてくれ。
愛されていなかった事をこれ以上私に思い知らせないでくれ。
なんの為に産まれたんだろう。誰1人幸せにできなかった。
今も逃げ続けているのかもしれない。自分の人生を真っ向から見つめることから。
愛されなかったんだから幸せになれないと言い訳をしながら。
本当は色んな事が怖くて誰より弱い人間なんだ。本当に誰かを支えることできるのかな。
傷つけてしまうだけじゃないのかな。転がり続ける石。尖ったまま丸くなる事さえ出来ずに。


2007年09月22日(土)

一昨日から、友人の家に泊まっています。
マンション買っちゃったって電話が来てお祝いパーティ中です。
数年ぶりに会う子ばっかりで懐かしいやら自分の現状が情けないやらで。
マンション買った友人には軽く病気の事を説明しているので辛くなったら帰ろうと思います。
でも人がすぐ傍にいるってこんなにもあったかいものなんだなって。
どんなに頑張ってもこの温もりだけは自分だけでは作りだせないから。
発作がでそうになった時も背中をさすってくれたり手を握っててくれたりでとても励まされています。
外じゃなくて部屋の中だから余計に気持ちも穏やかでいられるのかもしれません。
唯一気掛かりは家の留守電をセットしないできちゃった事。
かけてきてくれる人は決まっているからもしもかけてきて下さってたらごめんなさい。
予定では月曜の夜に帰るつもりです。


2007年09月18日(火)

昨日あたりから大きな鬱の波がやってきて電話線を引っこ抜いたままです。
心配かけたくないあまりに無理してはしゃぐ自分にさえなれそうにないから。
未来が見えない。それは誰でも同じことなのに心細くて淋しくてどうしていいか解らなくて。
本当はなぐさめてもらいたい。泣いて泣いてそれでも「いいんだよ」と言ってもらいたい。
でもこれは自分で乗り越えなきゃいけないから。私の中にいる子供を成長させないといけないから。
大丈夫。ちょっと時間かかるけど電話、出られるくらい元気になるから。
翼があればあなたの所に飛んでいくのに。せめて夢に忍び込みたい。あなたが好きです。心から。


2007年09月17日(月)

なんだか解らないけど自分で孤独の木に登って降りられなくなった猫のようです。
私が望んでいる事は叶ってはいけない。死んで欲しいなんてそんな恐ろしい考えをもつ人間なんです。
いくら優しい言葉をかけてもらってもぽっかりと空いた穴からこぼれ落ちていくんです。
不意に背中を向けられそうで誰にも何も言えない。
甘えていいよと言われると甘え過ぎてしまいそうで見放されそうで怖い。
もうこれ以上歩けないと蹲って泣きじゃくっても現状は何も変わらない。
知らず知らずのうちに群れからはぐれてどこに行っていいのかも解らずに。
強がることさえ出来ずに。ただ泣いているだけなんて本当に弱い人間です。
考えることに疲れたから電話線を抜いてもう寝ようと思います。


2007年09月15日(土)

同じ階のおばさんが苦手だ。
なにかっちゃ「薬飲まないで寝んとアカン。薬なんかに頼らなくてもじーっとしてれば眠れる」と叱られる。
「安定剤も飲むな」とか「散歩しろ」とか。
言われてることはたぶん正しいし普通の人はそうできるのかもしれない。
でもできないんだよ。わかっていてもできないんだよ。
じーっと横になってたって睡魔なんか全然こないんだよ。
「それなら徹夜すればいい」
そういう問題なの?そりゃ3日も徹夜すれば眠気も襲って来るだろうけど。
それじゃあ何の為に病院に通ってるのか解らなくなる。
薬を飲まなくていいかどうかは医者が決めることなんじゃないの?
だいたいそんなに知りもしない人間を上から見下したように扱うの?
病気の種類は違っても病人ならその人にしか解らない苦しみがあるとは思わないの?
私が卑屈になり過ぎているの?なんかもうわかんないよ。
何が正しくて何が間違ってるのか自分はどうすればいいのか。
ひっそり息をひそめて生きてるんだ。興味本位で突き回さないで。
そう思うのもいけないことなのかな。勝手なのかな。


2007年09月13日(木)

何もかも壊して捨てて来たのは自分なのに。
時折、無性に淋しくて淋しくて口も聞けないくらい淋しくて泣く。
どうして幸せになろうとしないの?幸せになりたくないの?
泣いている自分をもうひとりの自分が叱咤する。
だけどダメなんだよ。どうしても今の現状から抜けだせないんだよ。
あがいてもがいて必死になって真面目に薬を飲んでも苦しいだけなんだよ。
母親が死んだ時の事を最近よく思い出す。
あと数年で死んだ歳に追い付く。その時私はどうなってるんだろう。
同じ過ちを繰り返さないでいられるだろうか。


2007年09月06日(木)

この空のした今あなたが心を痛めている。
何もできない私はそっと祈りを捧げるだけ。
なんて非力なんだろう。何もしてあげられない。
悲しみが翼に変わりあなたの元へ飛んで行けたら。
傷を癒す事はできないかもしれないけれど。


2007年09月04日(火)

家にこもってばかりで外に出ない私。
だけどそんなの誰も気にしない。
昼間から酔っぱらってる人が多い街。
他人なんか気にしてる暇の無い人達。
それでいいんだ。
下手に興味をもたれて突き回されるよりは。
でもここで生きる事を選ばされたのはその時の私がまともじゃなかったから。
5年もすんでいる。馴染みのスーパーの店員さん。
たこやき屋のおばさん。たまにエレベーターで乗りあわせる同じ階の人。
愛想笑いしているでも元気そうな振りをして。
それで何が変わる?何も変わらない。
孤独だし苦しいし1人で膝抱えて泣いてばかり。
人と触れなきゃ何も変わらない。
だけど私にはもう気軽に遊びに行ける範囲に友達はいない。
たった2年の間に相次いで親友といっていい人達を亡くした。
もう何も答えてくれないし笑ってくれないし戻ってこない人達。
でもこのエンピツさんで新しく友達と呼び合えそうな人とであった。
残念ながら近距離に住んでいないけれどいつか会う事が生きる目標になった。
男の人はもういい。同情と愛をごっちゃにされるのはもういい。
そんなの長く続かないから。
それに怖い。またあんな生活になるかもしれないと思うと怖い。
ひとりだから持っているのかもしれない、この人生。
誰かと暮らしたらまた同じ事の繰り返しかもしれないな。
趣味のサイトでメル友のなって実際に会った事もあるのに疎遠になった人もいる。
私はどうしたいんだろう。この掌には何も無い。何も無いけど誰かと繋ぎあう事を願っている。
自分の事が良く解らない。人を恐れ人を求めている。


志乃 |MAIL

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