長いお別れ
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2003年11月26日(水)

言わなきゃいけない言葉と言わなくってもわかる言葉を
間違わないでいられたのかな。
もしかしたら、言わなきゃいけなかった言葉を飲み込んで
言わなくってもわかると思い込んで来たのかもしれない。
無意識に人を傷つけていたんだろうな。
時は巻き戻せないし、季節も戻らない。
眠れない夜だけが増えていく。眠らないからだ。眠りたい心。
街のリズムに乗れなくて置き去りにされているような気がする。
空を見上げれば涙が溢れてうつむけば零れていく。
人は1人でも生きられるの?私は無理みたい。どんどん心が萎んでいく。
ネットに繋がなければ、他人を意識しないですむから孤独も感じないのかもしれない。
でも、唯一、自分を吐き出せる場所なんだ。
誰も聞いてなくても。誰もみていなくても。ひとりよがりでも。
握りこぶしの中、あるように見せる夢だけが増えていく。


2003年11月24日(月)

眠れない。色んな事が不安で雨降ってるのも淋しくて。
誰かに言えば楽になるのかな?
でも、誰に何を言えばいいのかわからない。
居場所がわからない。ここにいてもいいんだろうか。
この場所は本当に私に用意された場所なんだろうか。
誰か、他の人の居場所を取ってしまったんじゃないだろうか。
考えだすとぐるぐるしてどうしようもないからお酒を飲む。
ホントはお薬出てる時に飲んじゃいけないって知ってるけど。
全然酔わない。1人で飲むのが美味しいと思える程飲み慣れてないから。
何かひとつ、自分に良い事してみようと思い立って、
ほったらかしにしていたスキンケアを始めた。っていても化粧水と乳液だけ。
でも、始めてから少しづつだけど肌が柔らかくなってきた。
毎日手で触っていると、あ、昨日より荒れてるとか今日はいいとか思い始めた。
化粧なんかするきも起きないので、すっぴんで外歩いてるけど。
お化粧したいと思うようになったら回復の兆しなのかな。
だって元気だった頃、毎日ちゃんとやってたものね。
自分の事、好きだったもんね。戻りたいねあの頃に。
ほんの五年前なのに。戻れないんだね、もう。
新しくやっていくしかない、頭では理解してるのに心がついていかない。
淋しいって呟けばそれだけ淋しさが増すみたいだ。
世界中の不幸がやってきたような顔をしてちゃ来るはずの幸せもこないんだろうな。
でも笑顔になんて1人じゃなれないよ。泣いてばっかり。


2003年11月20日(木)

辿り着いた答えがここだったんだから、ここでやっていくしかない。
誰かに強制されたわけでもない。自分で流れ着いたんだから。
手放してしまったものの大きさに胸が張り裂けそうに痛んでも。
近づきたい、自分の理想に。元の自分に戻れないなら、せめて
なりたい自分になってみたい。特別な事を望んでるわけじゃない。
ただ普通の人になりたいだけなんだ。誰かの傍にいたいんだ。
頬を伝う涙では何もかも流し切るのは無理らしい。
何故、人の好意を素直に受け取れないの?何故疑うの?
自分を信じられないから。だから人の事も疑ってしまうんだ。
またねっていつ?今度っていつ?私の事、忘れないでいてくれる?
こんな甘えた人間でも優しい人達と出会う。びっくりするほど優しい。
「ありがとう」って言うのが精一杯だ。何もできなくてごめんなさい。
いつか隣にならべるように。その時は笑顔でいられるように。
今が全てじゃない。また新しい夜と朝が始まる。
ムキにならずに肩のちから抜いて物事を考えられればいいのに。


2003年11月15日(土)

体中痛い。もう座ってても横になってもつらい。
全然眠れない。でも頭が冴え渡っている。
ふいに思い出すあの人の事もここ数日は冷静に考えられた。
まだ思い出してしまう。もう忘れたいのに。忘れられない。
あんなに長い間、1人の人の事を考えて過ごした年月は、
そんなに簡単には消えてくれないのかもしれない。
あの人はもう忘れてくれただろうか。思い出しもしないだろうか。
そうでありますように。誰も気にしてなければいい。
EさんAちゃん、メールありがとうございました。
また落ち着いたら返事を出します。生きてるよ、まだ大丈夫。


2003年11月12日(水)

車と接触事故。幸い腰と膝を打撲しただけですんだ。
でも、腰を思いっきりぶつけたようで、どうにも辛い。
座っていても寝ていても痛む。痛み止めもきいてないみたい。
湿布を貼ってるので自分が湿布臭い。気持ち悪くなってしまった。
あ〜死ぬのかななあってぶつかった瞬間思った。
後続車が来ていたら危なかったかもしれない。
事故前後の事が思い出せない。運転していた人も気がついたら
人がいて驚いたと言ってた。私、もしかして無意識に飛び込んだ?
でも、目を開いた時に「生きてる。良かった」と思った。
「死ねなかった」じゃなかった。それが不思議だった。
生きようとしている。ここにいると訴えたがってる。
だって、こんなに痛いのに、日記を書いている。
私がいることを知っててほしいから。


2003年11月08日(土)

確かめていたい。自分自身のあり方。
探していたい。いつか満たされる愛を。
出会いがあって世界が広がって考え方も変わって。
試されるのは自分の強さ?弱さ?どっちなんだろう。
抱えた不安は解決してもまた増える。
信じてていいんだろうか。1人じゃないと。
どんな涙にも意味があるのなら、この悲しみに意味があるのなら。
全てを受け入れることができればいいのに。
明日が見えない。それでも、それでも足を踏み出さなければ。
見失った夢をいつかこの手に取り戻したい。
なくすものはなにも無い筈なのに、どうしてこんなに臆病になるんだろう。
愛を知るたびに、優しさに触れるたびに傷つく事恐れてる。
向い風に逆らって歩いていく力を下さい。


2003年11月05日(水)

何もかも進展していない。私自身が動こうとしていない。
だけど後ろ向いて走ってるってわけでもない。
立ちすくんでいるだけ。風や季節が動いているのを感じるのに。
どこにも行けない。行こうとしていない。
欲しいものがわからない。薬飲んでも眠れなくなっている。
明け方ちょっとだけ楽になって仮眠をとる。
想い出を上書き保存しなきゃ、どこに行っても無理なんだろうな。
離れればいい人に思えて、自分がつけた傷の大きさに驚いて。
もう帰る場所はないんだよ。休ませてくれる温かな部屋はあるけれど。
誰も彼もに置き去りにされていく。旅立つ人は振り向かない。


志乃 |MAIL

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