十夜一夜...Marizo

 

 

よいお年を - 2008年12月30日(火)


家の建替えやら、耳つぼやら、念願の一人暮らしやら
いろいろありました一年でしたが
無事に生きぬけたことに感謝の一年でした。


生きるということだけでは
誰も、もちろん自分も満足しないだろうと思いつつ
でもそれが多分一番ありがたいことだと。


来年、降りかかってくる災難はすべて自分の学びだと
思えるぐらい、懐の深い人間になりたい、いや、なろうと
こころに誓ってます。


なので年賀状が元日に届かないことは
ちょっとだけお目こぼし頂ければ幸いです。


えーっと、今日は大納会で半日仕事だったので
昼酒かまして帰り、家でも飲み続けてこの時間(23:30)なので
そこんとこも加味していただけるとありがたいかなぁと(笑)


こんな駄文垂れ流しにお付き合いいただきまして
ありがとうごさいました。
来年もたまにでいいですので遊びに来てください。


よいお年を。
Marizo


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雨が夜更けすぎに雪にかわっても全然平気 - 2008年12月24日(水)


クリスマスとか、年末とか、お正月とか
そんな気配がこれっぽっちもないってーのは
やっぱり新しい家になって煙突がなくなったことや
やっぱり新しい家になって大掃除しなくても
全然問題ないってことに
無関係ではないと思う。まったく思う。


暖かい家さえあれば、サンタなんてふーんだ。
Marizo


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刑法39条 - 2008年12月08日(月)


『 無痛 』  著者:久坂部 羊(くさかべ よう) 読了。


先日、秋葉原通り魔事件の犯人が
精神鑑定を受けるとニュースで言っていた。
ここ日本では刑法39条によって
心神喪失状態で引き起こされた犯罪は
罪にならないことになっている。

病気が引き起こす犯罪は咎められないということを
逆手に取る人もいるでしょう。
こんな世の中ですもんね。


もともと医学話は好きでそれがミステリーでも
エッセイでも手当たりしだいに読むことが多いが
いやぁ、これはきつかった。
現役の医師が書いていて、体を切り裂くシーンなどは
正直、非常にグロテスクで読むのを止めようかと思ったほど。


ネタばれで申し訳ないが
世田谷一家殺人事件(未だに未解決)をモチーフに
保健医療の限界やそれにかわる高額医療の問題、
刑法39条の意義、というか判断基準を問いただし
なおかつ、ストーカー話に幼児誘拐など
いまどきの犯罪がてんこ盛り(笑)


小説の中では、眉毛上に現れるM字型の隆起が
「犯因症」と言われ、残酷な犯罪を起こす予兆と書かれている。

風邪を引いたら熱や咳がでるように
盲腸になったらお腹が痛くなるように
肝臓が弱ると黄疸が出るように。


狂気的で猟奇的な犯罪を引き起こす人は
その予兆が眉毛上に出るのだと。
もちろん小説なのでフィクションだろう。

だろうけれど、なんだかとっても説得力があった。


世の中に答えが一つしかないことのほうが
少ないと思っているが、この刑法39条もその一つ。

血液検査にもレントゲンにも出てこない
「心神喪失状態」をいったいどうやって
ただしく判断できるものなのだろう。


そんなことを考えさせられた一冊。
しかし、かなり描写がグロテスクなので
とくにお勧めはしません(←おいっ)


■□


先月からなんだかずっとグロッキー状態。
ひたすら眠い。寝ても寝ても眠い。
この時期っていつもこうだよなと
さかのぼってみると去年の今頃も
眠い、眠いと日記に書いてあった。


この私の症状、なんと 『冬季うつ病』(←クリックすると詳しい説明がでます)
といってちゃんとした病名が付いていた。


主な症状として(私に出ている症状として)












・睡眠時間が長くなり、眠くてたまらない















・とにかく食べたい(とくに炭水化物)




















・体重の増加が著しい











これか、これだったのか。







ま、血液検査にもレントゲンにも出ないんだけどさ(笑)
Marizo


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指紋 - 2008年12月02日(火)



人間の指紋って一生変わらなくて
だからこそ犯罪捜査なんかに
役に立つんだろうと思ってた。


昔、我が家に空き巣が入ったときも
泥棒の指紋と区別するために
家族全員、指紋採取された覚えがある。



新しい家の玄関と勝手口は
「指紋認証システム」を導入した。

家族それぞれが一本の指の指紋を五回登録。
私は左右合わせて四本、それを五回。
合計二十回登録した。


今のところ、私は問題ないんだけどさ・・・




母が大変。
一本の指の指紋を十回登録したにも関わらず
滅多なことでは認証してくれない。
ある意味、強固なシステム(笑)



鍵屋さんの話では、女性は特に
水仕事なんかをするもんだから
乾燥がひどいとなかなか認証しないと言う。

まして年齢がいくごとに乾燥度は増すわけで
母は毎回「はぁ〜〜〜」と指に息をかけつつ
トライしている。




よくドラマとかで「指紋が一致しましたっ!」とかって
鑑識の人が叫ぶシーンがあるけれど
どんだけ性能が違うのだろう。


あれって本当なのかなってちょっと思ったりして。


知り合いに鑑識さんがいないから
確かめることも出来ないんだけどさ(笑)
Marizo


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