十夜一夜...Marizo

 

 

〜心のプロセス〜 尼崎JR脱線事故 - 2005年04月28日(木)

事故発生から4日経過して
死者の数が106名。
未曾有の大惨事となってしまいました。


本当に突然の訃報です。
残された遺族の皆様の心中を思う時

「あの時行くのを止めておけば良かった」が
「どうしてあの時止めなかったのか」
「止めなかった私が悪い」
「死んでしまったのは私のせい」という風に

どうか自分を責めずに居て欲しいと
願うばかりです。





受け売りの話で恐縮ですが
私が一時期通っていた
再就職支援会社での
キャリアカウンセリングで
「心のプロセス」と言うものを知りました。


人が生きていく中で おこりうる
すべての出来事(変化)が「想定どおり」と言うのは
なかなか難しいのではないでしょうか。

自分に環境が合わせてくれる筈もなく
いやでも環境の変化に
自分を合わせなくてはならないわけで
結婚や出産、昇級や昇格など
嬉しい変化ばかりではなく
どちらかと言うと
今回のような突然の訃報や
リストラ、左遷、子供の非行など
その知らせを聞いた瞬間には
まず「認めたくない」という否定の感情が
沸き上がるような辛く悲しい変化の方が
多いのではないでしょうか?



そういった環境の変化に遭遇した時の
心の動きというは科学的に証明されていると
言われています。
一番科学から遠い場所にあるような
「人の心」ですが その動きは
スピード(時間)の差こそあれ
同じプロセスを辿ると言うのです。



1.否定

変化を知った時のショック状態。
その事実を認めない。もしくは打ち消してしまう。



2.逃避

ショック状態の次にくる避難行動。
事実を認める事で自分が傷つく事を避けようとする。


3.反発

事実は認めるがなぜそれが自分に起こったかを
受け止められない状況。
理解する事に大きな抵抗を感じる。


4.葛藤

事実を理解しようと混乱している状態。
無秩序にいろいろな考えが浮かび
それが交錯し とまどい苛立っている。


5.探究

事実を理解し自分がやるべき事を
探し始めた状態。
主観的に自分の可能性を考えている。


6.選択

いろいろな選択肢の中から
自分のやるべき事を探し始めた状態。
主観的に自分の可能性を考えている。


7.決断

事実を認め、理解し、それに対する
自分のあるべき姿を決意した状態。
変化を前向きにとらえている。


8.自立

変化を乗り越え自分自身が
変革、成長した状態。
変化を完璧に乗り越えている。





「信じられないっ!!」と言う
否定から始まる心の動きは
もともとの性格の差で
最終的な自立までの道程に
遅い、早いとして反映されるのでしょうけれど。


・・・・・・・。
・・・・・・・。


なんだがちょっとお堅い話になってしまったので
この辺りで 普段の十夜一夜調に戻りましょう(笑)


実はここだけの話ですが(爆)
私が大好きな かっこ可愛いやまてぃちゃん(仮名)
この間85キロオーバーで
桜田門にお縄になってしまいました。


やまてぃちゃん(仮名)のHPの掲示板にて
本人よりその報告があったのですが
私、最初は「85キロで走ってて」だと
思ったんですがね・・・・


つまり30キロ制限を115キロで
40キロ制限を125キロで。



いやー大きな声では言えませんけど







  のような


走り方ですよね。えーえーふんとに。




結論はまだ出ていないのですが
日本全国 春満載で
私達バイク乗りにとっては
さぁこれからが シーズンな時に
も、も、もしかして
「免許取り消し?」と言う
恐ろしい「変化」を受け入れなくては
いけなくなった やまてぃちゃん(仮名)



やはりまず最初にきたのは


「うっそぉー!!」という「否定」でしょう。

でも残念ながら今回の場合は
自分が望んだ変化ではないにしても
自分が引き起こしてしまった変化ですから

「逃避」や「反発」は多少あったとは思いますが
どちらかというと一足飛びに「葛藤」「探究」へと
彼の心は動いていったのであります(笑)


とりあえず必要最小限のものだけを残し
他の車、バイク類を手放します。
そして最終的な結論が出る前に
山形への弾丸ツーリングを決行し
そして「決断」へと向かうわけです。


彼の決断は「鈍行列車での旅」でした。


この一連のプロセスは
えーっと、約三日間でした(笑)


今は「免許取り消し」と言う
自分の身に降りかかった変化を理解して
なおかつ前向きにとらえている状態でしょう。





非常にわかりやすいだろうと思った例えなんですが
あの時に やまてぃちゃん(仮名)の掲示板を
見ていない人にはちょっとわかりずらかったかも(笑)





今回この話を書く事を
二つ返事で了承していただいた
かっこ可愛いやまてぃちゃん(仮名)には
心からの感謝を!!





なんだかとっても長くなってしまいましたが
私はこのカウンセリングを受けた時に

「ああ、この心の動きがわかっていれば
 自分自身の心のコントロールはもちろんの事
 あの時苦しんでいた友人に
 もっと適切な言葉をかけてあげる事が出来たのに」

と思ったものでした。


皆様にも参考になれば幸いです。
長文にお付き合い頂きありがとうございました。
Marizo







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そ、そ、そんなぁ〜(涙) - 2005年04月26日(火)


来月から新しい仕事が始まる事は
前の日記で書きましたが・・・


5月2日(月)が 初出社となるわけで
その日は私以外にも 
三人ほど中途採用で入ることになっており
入っていきなり「有給」取るなんて



いくら「大型連休」とは言え
いくら「元々いたお局派遣社員」とは言え
いくら「課長とタメ口」とは言え


さすがの私でも 6日(金)の
「有給休暇申請」なんて
やっぱし無理だろうなぁと
殊勝な事を考えていた訳なんですが


なんと今朝 私の上司予定の
吉崎君(仮名/ああ、これから頻繁に登場する予感/笑)が
涼しい顔して言いましたよ。だんな。


「6日はフリーにするから
 休むなら休んでいいよ」






「休んでいいよ」









「休んでいいよ」







奇遇にも たまたま昨日
「GWは6連休」で「どこ行こうっかな♪」と
のたまう しんいち(仮名)のメールに

「いいな。いいな。いいな。いいな。」と
涎垂れまくりの返信をしたばかりだったのに。




いきなり「6連休」って 言われても。
いきなり「一週間前」に 言われても。



今からぢゃぁ 「恐怖の中国旅行」(←ひどい)ぐらいしか
空きは無いって感じじゃないですか。



いや、まあ、あれだ。
これだけ文句言ってますけど
もちろん休むわけですよ。
えーえー やっほーって感じで(笑)



せっかくだから 青森(八甲田山)辺りに
足を伸ばしたいなぁと思っているのだが
宿を予約しない旅は
この時期 危険なんだよねぇ。

またしても「一人ラブホテル」なんて事にも
なりかねない。



しかし・・・
北東北でキャンプはまだ寒いだろうしなぁ。


まぁ ともかく
はりきって 6連休でっっす!!
うひひ。
Marizo


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逆ギレ - 2005年04月21日(木)



いい年をして


「 宿題 」に


追われているMarizoです。



今、抱えているのは


・「春と私」を題材にした600字前後のエッセイ。

・「私の名前の由来」を題材にした作文。



毎週木曜日の習い事の正体はこれです。




親の教育のお陰か「読書」が好きと言える人間に育ち
それが高じて こうしてWEB上で
自分の「駄文」を公表してたりするわけですが
ここ最近、行き詰まりというかマンネリと言うか
過去を遡ると「飲み会」の後の「二日酔い」とか
「ダイエット」の為の「部屋の掃除」とか
ともかく同じ単語の羅列になっている事は
薄々感じてはいたのですが
思いっきり気がつかないふりして
おまけに一週間ほども放置したりして。

ごめんちゃい。



特にジャンルに拘らない乱読派の私ですが
読めるからと言って 当たり前ですが
書けるわけではなく(笑)
もちろん書く事を生業にしようとも
思ってはいないのですが
せっかくこう言う発表の場があるのであれば
キチンと「文章を書く」と言うことを
勉強するのも悪い事ではないのでないかと
思い至ったわけなのです。



勉強の成果がいつ現れるのか
いや、それよりも勉強そのものが
続くかどうかという心配の方が
強いのは この十夜一夜読者共通の想いでしょう。







ほっといてくれ(笑)
Marizo


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腐っても縁 - 2005年04月13日(水)



4月も半ばに差し掛かり
日に日に春の日差しを受けて
なんとか家の周りの雪も解け
一陣の風とともに冬の間に
滑り止めとして撒きまくった砂の舞いに
朝晩の通勤徒歩時に涙しているMarizoです。
ぐっすん。


さて私事ではありますが
2003年7月から始まった
時給での派遣社員の仕事も
今月で終了となりました。
一年十ヶ月と言う大変短い間でしたが
今後の自分の人生を見つめなおすと言う点においては
ほどよい期間であったのではないかと思っています。


もちろん大富豪の家に生まれたお嬢様でもなく
博打の才能があるわけでもなく
ただひたすら 家族の愛と人の縁に恵まれただけの
たまたま不運が避けてくれた人生の人間ですから
働かなくては日々暮らしていけませんし
毎晩の晩酌に支障が出るようでは
翌日の仕事の士気にもかかわりますので(←それかよ)
来月から新しい仕事につく事に決まりました。


実は前にチラッと ここ で紹介していた仕事でして
えーと、えーと、職場はまたしても変わりません(爆)
変わるのは

半年契約の派遣社員 → 一年契約の契約社員
時給 → 最低保障給or歩合給のどちらか高い方
制服 → 私服
事務職 → 営業職


といった感じでしょうか?



今回この話を頂いた時は寝耳に水で
まったく知らない制度だったし
一度辞めた人間が(しかも希望退職)
再雇用(派遣以外で)される事も
有り得ないと思っていたのだけれど
たまたま本当に「縁」あって
話を頂いたと思っています。


2年前、希望退職を決めた私に当時の支店長から
「派遣で残らないか?」と声をかけて頂きました。
そのお陰で私は「実は結構プライド傷つく
中年オンナの再就職活動」と言うものを
経験せずにすんだわけだし
同じ職場で働いている同じ派遣の人には
自分の時給をいうのも憚られるほど
破格待遇であった事も事実です。


しかし半年毎の更新時期を迎える度に

「次の更新時までにはちゃんと考えよう」とか
「この半年でなんの資格を取ればいいのか?」とか
「ずっとこのままではいられない」とか

どちらかと言うと「不安一色」的な思いばかりだった矢先に
今の支店長からのお声がかりであったので
ふと前回の事が頭をよぎったのです。


もちろん きなこ(仮名)が言う通り
私が派遣で残った事や 今回契約社員になる事は
その時々の支店長にとって
メリットがあったからかもしれないし
支店長とは言え たった二年の付き合いでしかない
お局女子社員の人生を真剣に
心配なんかしていない事も十分わかっているつもりです。


でも振り返ると私は何か有る度に「人の縁」で
なんとかまともな人生を送る事ができているなぁと
今更ながらに思う事が多くて
オメデタイと言われるかもしれないけれど
今回もきっと良い方向に舵をきっているって
間違いなくそうだって・・思っています(笑)




えーと ちなみに東京での面接の前に
葉山高級焼き肉でパワーをつけてもらった二名に
お礼も兼ねて

「面接&健康診断の結果、採用決定しました!!」

というメールを送ったわけなんですが
約一名から 間髪いれずに

「健康診断・・・体重制限なかったのか?」と









毒舌 ここに極まれり




という返信が来ました。






どんな「縁」であろうとも
私は大事にしようと思っていますよ。だんな。




「腐っても縁」ですから(笑)
Marizo


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温泉旅館のサービス最高!! - 2005年04月11日(月)

温泉でしたわわ〜ん♪
お肌トゥルッットゥルですよ。だんな。


昨日午後二時半発の温泉ホテル送迎バスに
乗り込んだ時にも ちょっと思ったんですけどね
朝のバイキングで思いは確定的になりましたよ。








ああ・・・・







この世の中・・・・










ジジババ ばっかり(←ひどい)






まぁ場所が『 温泉 』ですからねぇ
しかも『 日曜泊 』のいわゆる平日料金ですからねぇ
客層が『ディズニー系』なわけもないわけなんですが







『 杖使い率 』が 68.4% ですよ。






別に出会いの場を求めて行ったわけではないので
まぁ いーんですけどね。えーえー。



今回は あっちゃん(仮名)の退職記念ですから
コンセプトが「癒し」ですよ。
「やすらぎ」ですよ。「休息」ですよ。


一泊二食(←朝、夕ともにバイキング)
一部屋4人泊り、送迎バス付きで


なんと、なんと、なんと





料金おひとり様 『 6000円 』





しかも 驚く無かれ




もれなくビール(発泡酒)6缶(350ml)付き。





一部屋6缶じゃないですよ。

おひとり様6缶ですよ。



私達の部屋の冷蔵庫を開けると
そこにはなんと・・・




ビールが24缶!!







いやー まさしく私達の為のプランですよ。




ああ・・・ジジババって呼ばないで(笑)
Marizo


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「お一人様ですか?」 - 2005年04月08日(金)



先日読んだ情報誌に

「おひとりさま向上委員会」

というものを発見した。



おひとりさま向上委員会とは・・・

おひとりさまとは、人間として当たり前の
個が確率出来ている女性の事です。
家族や恋人、友人と過ごす時間は大事。
でも、自分の時間も大切。
一人の時間も楽しく豊かに過ごせる。
そんな大人の女性の事です。

「おひとりさま」への道は究極の女磨き。
おひとりさま向上委員会では
女性一人での食事や旅を応援します。


* 以上HPから抜粋 *




今となっては 笑い話だが
私がマグナに乗って 全国行脚の旅をしていた時
九州の五島列島で一泊しようと思ったところ
まぁ観光地と言う 場所が場所だけに
観光ホテルや温泉宿しかなく
根性決めてフロントに行っても
夏休み前の普通の平日なのに
「生憎本日は満室で・・・」と
三軒連続で断れわられた記憶がある(笑)


今から丁度10年前の話だが
若くてスレンダーで可愛いけれど
いでたちはバイク乗りの
どちらかというと お転婆系で
手にはヘルメットを持ち
満面笑顔だったにも関わらず
きっと「死んだら困る」と思われたのだろう(笑)


この「おひとりさま向上委員会」の定めるところでは
「オンナ一人旅」というのは上級者レベルであるらしい。
私はもう10年前から「上級者」であったのか。
わはは。すごい。



私の一人旅のスタートは22歳。
道内三泊四日のツーリングから始まった。
二日目の名寄で駅前のビジネスホテルに宿を決め
同じ並びの居酒屋に行き 晩御飯を食べた。

確かにお店に入った瞬間に
「おひとり様ですか?」と聞かれ
その時は「一人」と言うことを恥ずかしいとも
悲しいとも思わなかったけれど
ジョッキのビールをお替りする時には
ちょっとだけ「恥ずかしいなぁ」と
思ったことだけは覚えている(笑)


私は22歳で「一人旅」と「一人居酒屋(名寄)」をクリア。
その後も着々と「一人喫茶店(札幌)」
「一人ラーメン屋(札幌)」
「一人ラブホテル(徳島)」「一人鮨屋(富山)」とクリアし
昨年は「一人キャンプ(斜里)」も経験した。

そのほとんどが一人旅の途中での出来事なので
必然と言ってしまえばそれまでかもしれないけれど。



あと私に残されたものはいったい何だろう?



「一人焼肉屋」とか?
「一人焼き鳥屋」とか?



そっち系ばっかりやん(笑)
Marizo



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習い事 - 2005年04月06日(水)


今度の日、月で友人達と温泉です(←またかよ)
あっちゃん(仮名)のお疲れ様会なんです。


二年前、おまえが辞めてどうする?と言われた私が
希望退職で 18年間のサラリーマン生活に
ピリオドをうった。
その後去年の年末に がんちゃん(仮名)の会社で
業績悪化のためボーナスカット
そして希望退職が発表された。
もし退職者が少なければ「指名解雇」もありだったのだが
がんちゃん(仮名)は彼女の意志で会社に残った。

そしてこの三月一杯で あっちゃん(仮名)が
希望退職にのって 13年勤めた会社を退職した。


なんだろうねぇ・・・
やっぱり北海道はまだまだ不況なんだろうねぇ・・・



希望退職に関しては ほんの少しだけ
先輩である私は あっちゃん(仮名)から
相談を受けた時 なんとも答える事が出来なかった。
こればっかりは「辞めろ」とも「辞めるな」とも
私が他人様の人生に口出しできる事は
いっこもないのだ。


結局 あっちゃん(仮名)から
「退職する事にしました」と言うメールをもらった時に
最後の最後まで 日替わりで変わる自分の気持ちに
決断を下す事は 本当に厳しい事だったろうと
自分の時の事を思い起こしながら
「お疲れ様っ!!」と返事を送った。


私達4人は 高校を卒業してすぐ社会に出た。
「女子」であるし俗に言う「一般職」であった為
何年働いたところで「総合職」の「男子」とは
所詮 土俵が違うわけで。


同期入社はもちろんの事 3年後輩の「男子」にも
あっという間に抜かされて 
今、私の上司は私よりも3歳年下であるし
あっちゃん(仮名)の会社の社長(出向社長なんだけど)は
なんと同い年だと言う。


頭打ちの状況で働くというのはけっこうキツイ(笑)
仕事が出来るのは当たり前であり
スネれば使いづらいと言われ
年下の課長の不甲斐なさがやる気を萎えさせる。
20年が限界なのかもなぁという思いを
裏付けるような あっちゃん(仮名)の退職であった。



日曜泊りの温泉なので 月曜日は
無職のあっちゃん(仮名)以外は
みんな仕事なのだけれど
私はちゃっかり有給休暇取っちゃいました。
わははっはは。
お局派遣社員のなせる技ですよ。だんな。



話は変わりますが
今月から毎週木曜日18:30から
習い事が始まります。


いやん。

「習い事」だって。

なんか・・・









お嬢様チック♪





4月から9月までで 費用は4万円。
自己投資も楽じゃないのねん(涙)
Marizo


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