カタルシス
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2006年12月31日(日)  猫も走るほど忙しい こんな年末に 

正午 池袋にて待ち合わせ憧れの某様とデートv
一昨日・昨日もご一緒させていただいておりましたが 本日は1対1のサシ会合なんですの! 2人だけになるのは初めてじゃないんですが 直接の面識は数えるくらいしかない上 今日は相手の出方次第で夜までずっとお供することになりそうなので かんなりドッキドキです ミシリー体質の自分 どこまで頑張れるのかイッツ・ア・チャレンジ!

過日ネット上でのやりとりの中 紅茶の話題になった際 私が「お気に入りのブランドが行きつけの店から撤退してしまいました〜」と嘆いたら 以前そこで調達した紅茶を差し上げたことのあった某様から反応をいただき
「もらったお茶が美味しかったから自分でも買ってみたい」とのお言葉を賜りました

年末に上京されることは前々から存じておりましたので ダメ元でこっそり「だったら空き時間にでも別の店舗にあるという売場行ってみます?」的なお誘いをしてみたら 存外快い賛同をいただいてしまったというね

自分から誘っておいてなんですが 後になって緊張が襲ってきましたよ えーえー どうせ私は小心者

そんないきさつの池袋です 天気は上々レッツラゴー☆

時間を遅れることなく待ち合わせの場所に着きましたが 先方さんの方が一足先に到着なすっておいでだったので 改札近くのカフェで一服されているところへ合流 私もそこでお茶を1杯

一休み後に移動を始め メトロポリタンのレストラン街でランチをとりました 差し向かいの席って緊張するぞう お付き合いの浅い相手とはカウンターで横並びとかが無難と思うけど そんな席なかったから仕方ない(苦笑)
とかいいながらも パスタのセットをガッツリ食べている自分 緊張が食欲に影響しないタイプです(残念)

ランチ後に本来の目的である紅茶売り場へ向かいました

池袋東武百貨店地下食品街
レストランのある建物の真下に位置する場所に売り場があるはずなので降りてみましたが 年末のお買い物と御節料理の予約引換えらしき長蛇の列に 進行を阻まれ四苦八苦 ホンのちょっとの距離を進むにも難儀しましたが どうにかこうにか紅茶売り場まで辿り着きました

しかし せっかく来たにも関わらず売り場は実に小ぢんまりとしたもので お目当てのブランドに至っては たくさんの種類を誇るフレーバーティの扱いがなく ダージリンやセイロン アールグレイが精々の品揃えでした 自分一人でも充分ガッカリなのに 今日は遠方からお越しのお友達連れて来てますからね ガッカリも更にひとしお(涙)・。

まさかこのブランド日本から撤退しちゃうんじゃないだろうね というか もしかして会社が潰れた? どっかに吸収されるとか??汗 ・・・膨らむ妄想

何れにせよ せっかく来てくれた友人に申し訳ない気分で一杯だったところ それでも彼女は「せっかく来たから〜」とそこに並んでいた少ない種類の中から1袋ご購入なすってました や やさしい人!(感涙)

⇒●Whittard(ウィッタード)

そんな訳であっという間に目的にしていた用事が済んでしまったので さて これからどうします?的な展開になり お互い何のプランもなかったもので 私が夜に用事があるのが東銀座だと告げたら なら銀座行ってみようか なんて安直な結論に落ち着いてしまいました まぁ 行けば喫茶店くらいあるだろうと 甘い考えで臨む方もどうかと思われそうですが(苦笑)

池袋から丸のウッチで銀座まで 一応紅茶がありそうな店ということで まず立ち寄ったのが三越だった訳ですが 池袋東武に輪をかけた盛況ぶりに2人でウワウワ!と飲み込まれ 行きたい方向なのか微妙なままの動きで店内を一周 紅茶売り場は東武よりも更に狭いスペースしかなく ガックリを肩を落として店を抜け出しました そんな中でもドサクサ紛れにサティの生チョコを買ったアタクシ 『恋の鉄砲玉』GETです(笑)←商品名ヨ

いよいよ行くあてがなくなったので それならお茶でもしながらまったりしましょうか〜と店を探し始めた我々でしたが 喫煙者の友人に合わせて喫煙OKの店を求め歩いたのですが これがなかなか見つからないものでして
最近映画を観る関係で昼間の銀座へは割と頻繁に出入りしているのですが 自分は吸わないし 映画仲間にも吸う人が一人もいないので 店が禁煙なのはラッキーと思うくらいで別段気にとめていませんでしたが 銀座・有楽町界隈って

煙草が吸える店ほとんどないのね!(驚)

今まで全く気づいていなかった事実に私一人で驚いていたら
「最近そんなもんだよー(苦笑)」と友人の方が苦笑い

「そうなんですか?」
「世の中は明らかにそっち傾向だね」

そ・・・ そうなんだ
いや 個人的には「吸わない人」だから全然構わないというか むしろ有り難い傾向なんですが 何人か「吸う人」な友達がいるので その人らのことを考えるとちょっと気の毒というか ね マナー守って吸う分には個人の嗜好なんだし別に良いと思うのですよ 酒好きが酒飲むのと同じじゃん まぁ 煙草はどうしても煙が出ちゃうから その辺のマナーが重要になってくるわけだけど 好きなことするのにちょっとの我慢や自制はあって然りと思うのです 自制できない輩が飲酒運転だの博打で自己破産をしてしまうわけでしょ そんな人間には嗜好どうこう言う資格なんざねぇよ!と 周囲に迷惑なのは何も喫煙だけに限ったこっちゃない

好きなものを嗜むためには スマートでなきゃね

閑話休題
結局手近な場所に喫煙可能な店が見当たらなかったのですが「まだ大丈夫だからお茶だけでいいよ 取り敢えず落ち着こう」とのご提案だったので マリオン西武内にあるカフェに腰を落ち着けました

お腹が減っているわけではなかったので 私も友人も飲み物だけ注文したら チョコレートが2種類小さなプレートに乗って運ばれて来ました 1人に2種類ずつです 初めは「?」と思っていましたが 添えられたカードに目を通した限りお試しのセットみたいだったので遠慮なく頂戴しました 飲み物ミルクティだったんですが 珈琲の方が相性良かったかな?っとちょっぴり後悔

⇒●ガレー『ショコラ・テ』

しばらくそこで取り留めのない会話を楽しんでおりましたが 友人の「そろそろ吸いたいかな・・・」の一言で店を替えることに 吸う人には「吸いたい」波があるもんなのか と少し感心
外に出て心当たりの店を見てみるも どこもかしこも見事なまでに"禁煙"の表示がされているので 数十分の徘徊ののち

「銀座離れちゃいましょう」と結論出し
「え でも夜の用事この辺なんでしょ?」と友人は気を遣ってくれましたが ぶっちゃけ時間にはまだまだ余裕があるし 例えば新橋だったらオジサンの町だから吸える店ありそうな上 夜の用事の東銀座へ浅草線で1駅だもの 所要時間3分なので有楽町から徒歩で向かうより楽チンですわ!

とか何とか言いくるめて新橋へ移動しました
駅前の珈琲店が喫煙OKだと友人が知っていたので 変に店探しするのも何だから〜と そこへ入店 アッサリ席GETでそのまま夜の解散まで居続けてしまったのでした(笑)

⇒●驛舎珈琲店
椿屋や面影屋と同グループのお店なんだね どおりで雰囲気似てると思ったw

このあと更に約束があった私は紅茶のみで済ませましたが 今夜の夜行バスで地元へ帰る予定の友人は お茶と一服のあとで店自慢のカレーを注文していました この店来るたびに美味しそうだなーとは思っていたんだ でも頼んだことなかったんで運ばれてくる皿に興味津々のワレ

ライスとルーが別々になっているのが懐古風情を醸し出しているようで 店内の雰囲気によく似合った一品でした そしてやっぱり美味しそうだった!じゅるり。。。
よっぽど注文したかったです でもこの後長丁場の舞台を見るのでお弁当とか買いそうな気がするし 観劇の相方とは会って舞台を観たらそのまま解散の予定になっているので 夜のお食事(といっても劇場での飲み食いのことですが)くらいはご一緒しようよ的な なけなしの礼儀みたいなものに縋っていたので ぐっと我慢の子

飲み食いとお喋りでその店には19時頃まで居座りました 友人のバスの時間にはまだまだ数時間の猶予がありましたが 残念ながら私がタイムリミットです
一緒に店を出て新橋の駅で年末のご挨拶をしながらお別れしました 彼女はJRでバスの停留所がある浜松町へ 私は都営浅草線で東銀座を目指します

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本日最後にして2006年のファイナルを飾る私的イベントは 劇団☆新感線公演『朧の森に棲む鬼』のプレビュー公演千秋楽(本来は1月の演目なので)
12/28にプレビュー公開しているので ちゃんとしたお客さんを迎えての公演は3日目になります ただし大晦日なのでカウントダウンの余興付きとなり 開始時刻は20時 チケットも通常価格に千円上乗せされたお値段でした(ただでさえ高額なのに…orz)
それでも貴重な1回だし!FC先行で押さえた花道近くの席だったし!!(でもまんまと下手側)

前回の公演はジャニーズ主演のミュージカル風舞台 劇団員も第一線の看板役者が削がれた状態での面子構成だった所為もあって お遊びっ気が色濃い仕上がりになっていました メインが若年なためか封切りすぐに観に行った回は間延びとトラブルのオンパレードで さらにはミュージカルなのに歌がヒドくて耳に触ったという有様 他の劇団の公演を観ても 初日明けすぐの舞台は練り込みが浅いような気がして 回数を観るのでなければ絶対に楽日に近い方が見応えある!と思っていたのですが 今回の舞台を観たら考えが改まりました




初演からまだ3日目だというのにこの完成度の高さ!!(驚愕)



結局その公演だけの場数云々じゃないんだ!
できる人にかかれば初日だろうが楽日だろうが ちゃんとしたモノになるんだ!!
劇団員はさることながら 主演の染五郎や客演のサダヲちゃんや奈津子さんも初見の目には完璧に見えました さすがです 正直ビックリした

新感線久々のオリジナル作品ということもあり キャスト・スタッフともにかなり力が入っているみたいです こりゃ観る側も力入れて臨まなきゃ失礼にあたる! ってなわけで相当集中しました でも飽きなかったし疲れなかった ただスゴ過ぎてため息とかは出た ビリ☆ビリ☆きた

えと それでも主演の染よりも劇団員シフトな見方をしていたので ときどき舞台の隅で凝ったことしている団員を見つけてはツレに耳打ちして2人でニヤニヤ楽しんでました メタルくんのストリップとか初見で気づくのは染五郎を丸無視できる人だけだと思われます(笑)

本日はカウントダウン公演と銘打たれた特別仕様の回だったので 本編終演後に特別な出し物が組まれていました

まずは「年越し蕎麦(or素麺)」の無料配布
まぁチケット代がプラス千円なので その予算でフォローできる程度のものでしたが そんなもの出てくると思ってなかったので単純に嬉しかったです!蕎麦と素麺はランダムに配られて中身を選べなかったのですが 私が素麺連れが蕎麦をGETしたので 味見し合って愉しみました

よくある仕出しの麺物というか コンビニなんかで売っているのと同じような仕様で カップが2段になっていて下に麺 上に具と液がそれぞれ包装されて乗っかっています 蕎麦も素麺も麺以外は全て同じで ネギ・海苔・揚げ玉・麺つゆ・ワサビがセットされていました

フタをとり 麺の入ったカップを不安定な膝に乗せたまま 上の段の個包装各種を開けていきます 何分狭い劇場の席での作業ですから なかなかに緊張致します つゆとかぶちまけた日には年の瀬に悲惨な思い出をつくるハメになるので 開封していく順番も考えながら慎重にコトを進めていったわけ

ネギ → 海苔 → 揚げ玉 → 麺つゆ (ワサビは好きじゃないので使わない)

の順に麺の上に振り掛けていく予定だったんですが どの袋もビニールの具合がよろしくなく 何だか開けづらい 切り目入ってるのにミニョ〜ンって伸びちゃうんですよ こんなんで麺つゆ大丈夫かなぁ・・・ と心配していたら



バーン!!















揚 げ 玉 炸 裂 by私















みにょ〜ん・・・の段階で超気をつけてたのに!
本当にバーン!ってなったよ!
胸の位置で開いたのに頭から揚げ玉かぶりました
足元に置いてた荷物の中にもバラバラ入っちゃったけど 膝の上に麺の器があるんでしばし身動きができず 結果呆然とした間があいてしまった・・・



当然のことながら隣にいた連れには大笑いされました



一年の最後に見事なネタ提供ありがとう!とか言われた
ち チクショウ・・・orz(反論できぬ)

それでも そんな私を不憫に思ってくれたらしい友人は 膝の上の器を持ち上げて「持ってるから片付けちゃいな」と言ってくれました
周辺にちらばった揚げ玉をかき集めてビニールに回収 残った揚げ玉を持ってもらっている器にあけて 麺つゆかけるまで友人の手を借りつづけました おかげさまで揚げ玉少な目の素麺が無事に食べられた 最終的にはありがとう心の友よ(苦笑)

そんな2人大騒ぎの間 出演者たちは裏でお色直しを済ませ スタッフも水の演出でビショビショになった舞台を片して カウントダウンに間に合うように出し物のセッティングをしていたようです もちろん緞帳が降りているので我々にそんな修羅場は見えていません

観客が年越し麺を味わい終わった頃合でカウントダウンショーの始まりです!

照明が落とされて花道から看板女優の高田聖子さんが振袖姿で登場 BGMは八代亜紀の名曲『舟歌』です ・・・と思ったら 聖子さんそのままフルコーラスを熱唱!拳の回りも絶好調☆
花道から舞台中央へ移動し 歌いきったところで壇上に出演者がぞろぞろと登場します 客演メンバーと主要な団員は紋付袴か振袖袴の出で立ちでした

時間合わせに少し染五郎の挨拶が入り 舞台上に吊り下げられたスクリーンに映像が映し出されます 2006年残り1分からカウントダウンの数字が現れて 10秒前から劇場全体がカウントダウン 10・9・8・・・

新年の訪れとともに銀テープが炸裂! 花道のこっち側には降ってきませんでしたが 場内は大盛り上がりです
壇上で主要メンバーが「年頭の抱負」を順番に語り 古田新太さんの進行でメタル歌手の冠徹也さんが召喚されました

昨年春夏の公演『メタルマクベス』から 挿入歌『炎の報告』を熱唱
続いてロック歌手TAKIくんが紹介され阿修羅城の曲(タイトル覚えてない)を披露
その間、スクリーンには各公演の舞台映像が映し出されていました 阿修羅城とか超懐かしス!!

TAKIくん退場後 花道から獅子舞が舞い出てステージまで 花道の終わりで頭の演者が顔を出したら染五郎 場内拍手喝采
再び獅子の中に戻って舞台中央で獅子舞を存分に披露し 最後に後ろ足共々顔を出して〆! 後ろ足はアクションクラブの前田悟さんでした!!

再び舞台に団員たちがあつまって 染五郎がお祝いの挨拶をし 最後に阿部サダヲがグループ魂の『ぼくのジュース』を歌っている間に団員達が客席に向かって祝い餅投げ〜 粟根まことさんが花道を進んで来たので「すわ!!」と思い必死に名前を呼びつづけましたが 下手側にはちいとも投げてくれませんでした・。涙 それでもスタッフが持ちを回してくれたので 取り敢えず私も連れも1つずつお餅を手にできました まだ柔らかい丸もちでしたvv

イベントのプログラムはこれでお終いでしたが その後2度のカーテンコールに応えてくれて存分に楽しめました これで千円プラスなら充分おつりが来そうなボリュームです 来られて良かった!超満喫した!!

地下のロッカーに預けていたかさばる荷物を取りに行き ホクホクしながら連れと二人で表に出たら 演舞場のスタッフが振る舞い酒を用意していてくれて 手を出したらすぐにコップを渡してくれました
新年早々ポン酒で乾杯☆

しかし ホンのちょっとだったのに持て余してしまった私は残りのお酒を連れに飲みきってもらって コップを返却 飲んだのはちょっとだけでしたがすっかり体が温まり 駅までの道のりも冴えた空気が心地良いくらいでした

今夜はこのまま真っ直ぐ帰って即寝ます
起きたら昼から親戚のお家を訪ねる予定になってます
楽しい気分のまま寝たら夢見が良いかしら?

とにかく幸先の良い年明けになりました!うふっふ〜♪
 

『Hard Days,Holy Night』ポルノグラフティ

 


2006年12月30日(土)  ひよこたちのお祭り 

朝から行商をしに有明まで 1年空けての出店だったので いろいろ細かいことが変わっていて新鮮だったというか 主催の某様が今年お亡くなりになっていたという話を秋も終わろうというタイミングで知りまして 今回に限っては追悼の気分もあったりなかったり
…いや 気分だけで特に何もしなかったんですけれども 自分のことすら満足にこなせておりませんでしたもので ハイ・。

相方をお願いしていた友人が午後から参加との連絡を寄越したので トイレや買い物に出たくても私一人で持ち場を離れる訳にいかず 少々困っていたところ お隣さんも私と同じように1人で相方さん待ちのご様子だったので 話しかけてみたら存外話しやすい方だったので 頃合いを見計らって「代わり番こに買い物行っちゃいませんか?」と持ちかけたら アッサリ了解してもらえて万歳三唱(笑) 取りあえず遠出は相方が到着してから行くとして 近場での買い物くらいは済ませられました これでヒマつぶしに本が読めるぞ〜♪

相方が着くまでに何人か友人が訪ねて来てくれたので その度に小話タイム 歴史関係 学校関係 映画関係 つながりがバラバラなので一度に集まってしまうと気まずい空気が漂わないこともないんですが まま その辺は大人なので適当にバランスを取って えへ☆(^^;)ゞ

昼を過ぎて相方が到着 何でもお家で飼っている愛犬さんの具合が良くないらしく ギリギリまで様子を見ていたのだとか そんなこととは知らなかったので こんなアホの遊びにつき合わせて悪いことしたなぁと反省 でも 今月誕生日だった彼女にお祝いの品を持って来ていたので 会えなかったら困るところでした(苦笑) 何とか渡せて一安心
一度遠くの方まで買い物に出て 欲しいものだけサッサと買って戻ります 夜は別の友人たちと飲み食いに出かけるつもりだったので 相方とはあまり一緒にいられなかったのだけれど 愛犬さんのこともあるし 後腐れなく解散した方がお互いのためと思い しばらく世間話に花を咲かせたあとは 遅くならないように帰り支度を整えて 重い荷物は宅配で発送 残った小荷物をまとめて建物の出口付近まで一緒に帰りました
出口の手前で分かれ 彼女はそのまま駅方面へ 私は別の館で待たせている友人たちの元へと急ぐのでした

分かれた後は単身人混みに紛れ 何とか一服していた友人らと合流 3人でタクシーに乗り合って新橋の駅前で降ろしてもらったのが夕方4時ちょい過ぎ 飲み屋に入るにしても少し時間が早かったので どこかでお茶でもしようかと店を探したものの 煙草を吸いたい友人が落ち着ける“喫煙可能”な店がなかなか見つからず(あっても休業していたり)ウロウロしているうちに飲み屋時間にさしかかろうという時刻になってしまいました

この後合流の数人に連絡をするため 飲みの店を決めることにして 喫茶店を取りあえず諦めます 新橋駅の前には これから集まる全員が知っているアイリッシュパブがあったので 試しに訪ねてみたら 特に貸し切りということも 年末休業ということもなく 普通に入れそうな雰囲気だったので 席の予約をしておこうと思ったら

「多分予約なしでも座れますから5時以降にもう一度いらしてください」

と言われ追い出されてしまいました 5時まであと10分強だったんだけどな 店内で待たせてくれないかな?と思ってたのにな(苦笑)
外で待つには寒いという意見があがったので すぐ横並びにあったマクドナルドで飲み物程度の買い物をしてテーブルに落ち着きました 喫煙席があったのでヤニ切れの友人は早速一服始めます

元々時間がなかったこともありましたが 後から合流のうちの1人が思っていたよりも早くに到着なすったもんで 慌てて席を立つ羽目になり 一服堪能中の友人を残して 一足先にパブのテーブルを確保しておくことになりました

最終的に集まったのはタクシー同乗の3人と後から合流の3人で計6名 昨夜の面子と4人まで同じでした(苦笑) 新規2名も何かのときにはご一緒するカワイ子ちゃんらです 思いがけず手頃な人数におさまった宴となったので ちゃんと会話を楽しみながら飲み食させていただきました

21時くらいで一度外に出て 近くの居酒屋に場所替え 飲み食いはさんざん済んでいたので 軽いつまみと 各人1杯の飲み物で場をもたせます 個室居酒屋だったので パブよりももっとぶっちゃけた話で盛り上がっていたように思います お酒入ってたからキッチリ覚えてはいないんだけどね(苦笑)

夜明かしも覚悟でいましたが 皆さんご帰宅希望だったので 一番遠い人の終電に合わせて解散となりました 私は珍しく近い方だったので(横浜や町田よりはね)割と余裕目に帰れました

明日が年越し行動が決定しているので 今夜帰れるのは正直助かった!
もういい加減無茶が危険な年齢ですからネ 年末年始を遊び倒すためにも 体には気をつけナイト☆
 

『ひよこたちのお祭り』1978年/韓国

 


2006年12月29日(金)  ガールズは大忙し! 

一日のんびりするつもりでしたが 昼父母に誘われたのでランチについて行くことになり 身支度をしているところに遠方から上京している友人からもお誘いのメールが届き 急遽夜に忘年会のような集まりに参加することが決定(苦笑)結局一日埋まってしまったヨ

まずは父母妹と地元でランチです
当初うどん屋へ行こうとしていたところ 母の気分でうどん屋までの道の途中にあった寿司屋に変更 母はお友達と時々利用するらしく 勝手知ったる様子で「ランチメニューがなかったらやめよう」と言いながらも入店 年末とはいえ一応金曜日だし 開店している段階でランチは大丈夫のように思えましたが 念には念をで確認してみたところ 無事OKとのことだったので そのまま4人でテーブルにつきました

ランチはいくつもメニューが揃っていましたが 私は基本的に刺身が苦手なので ちらし丼と天麩羅そばorうどんのセットを注文 ちらしに入っていた生魚も危険かと思い とりあえず「マグロ抜きで」とお願いしたら マグロの代わりにトビコ(海老の卵)を盛ってくれました マグロ以外にもカンパチだかなんだか2種類くらい白身の刺身が乗っていたので 1切れずつ残してあとは父母妹に分配してしまったら お返しに父のちらし丼からイクラがやってきました あららん?ラッキー♪

一応1切れずつ残しておいた刺身を自分でも味見してみたら 生臭さのない身の張った良い刺身だったので これなら普通に頼んでも自力で食べられそうだな…と判断 次回来店の際にはマグロも乗せたまま頑張ってみようと思いました とりあえず今日はイクラ大盛り状態でかえってお得な丼になっちゃったので これはこれでありがたくご馳走になります

ランチ後 都心に用事のあった妹を近くの駅まで送り 母を地元の駅前で降ろし 私はそのまま車で2つ隣の駅まで運んでもらいました 都心に向かうんじゃなくて「下り」方向に2駅隣です(苦笑)

降ろしてもらう際に「帰りは電車使うから待たなくていいよ」と父に告げて別れ ユザワヤでネックレスのチェーンを数本購入(以前に引きちぎってしまったのでその代替え用) ついでに靴売場を数カ所回って 仕事用にと一足買って帰りました 本当はもうちょっとモノの良いのを買う予定だったんですが なかなか良いのが見つからないので その場しのぎでも「通常使用」できる一足を都合しておくことにしました いい加減雨の日に気持ち悪くない靴が欲しかったのデス!!
敢えて半サイズくらい大きめのものを買ったので あとで中敷きを買おうと思います

時間を見ながらいったん帰宅
新宿で用事を済ませたかった妹に「18時頃に出かけるからそのくらいに帰って来られるなら定期貸せるよ」と言ったら「帰れる!」と言うので貸出したところ 前巻きで17時半くらい戻って来たので 私も少し出発を早めて忘年会の会場に指定された「上野」を目指すことにしました

飲み会自体は17時くらいに始まっているはずなのです 21時くらいまでなら何時になっても良いと言われたので19時着予定と連絡しておいたのですが 少し早まったので18時半着になりますと連絡し直して移動
店に入った段階でメールをもらっていたので 駅から店まではメールを見ながら自力で到着 まぁ 知らない土地でもなかったので 大まかな位置とか想像できていましたしね 問題ナッシングです

私より先に来ていたのは呼びかけをくださった方の他に2人 この後もう2人追加で参加とのことでした 私別に遅くなかったみたいですよ ヨカッタヨカッタ
とはいえ 第一陣のお三方は既にひとしきり飲み食いが終わっている雰囲気で 飲み物でつなぎながらお話がメインの会になっていました 私は口寂しいのでサラダとか唐揚げとかチビチビつつける物をメインに数品注文 その皿が運ばれて来る前に 後から参加の方が1人到着 飲み物を追加で注文します

第二陣の飲み食いが始まり 落ち着きをみせはじめたくらいに最後の一人が到着して 今夜の面子が揃いました 皆私と同じタイミングで誘われているはずなので よくこれだけ集まったなーと逆に感心 特に私のすぐ後にきた方は旦那さんお子さんのいる奥さんでらっしゃいます 明日も我々と遊んでくれることが既に決定している人だったので 今日のメンバーに加わっていることを知ったときには「大丈夫ですか?!」と素で驚いてしまったくらいです(^^;) 実は24日の映画&飲み会にもお付き合い頂いております 何か私 家庭の年末を荒らす悪友なんじゃないでしょうか… ををを orz

皆明日が早いので21時ですんなりお開き ぶっちゃけ明日もこの面子は顔を合わせると思われます(^^;) でもいいんだ 少ない人数でお話する機会にはなかなか恵まれない人たちだから(約1名除く/苦笑)
上野の駅で各自路線がバラけたので私も単身山手線に乗り込みました 高田馬場で乗り換えの際 リニューアルされたNEWDAYSが目に止まり『ペンギン百貨』の新商品につられてついつい購入 両面仕様のパスケースをGETです 私鉄に乗ったら早速今使っているものを取り外しイソイソと中身を交換

衝動的にパスケース新調!イエー☆(悦)

⇒●合皮製Suica両面パスケース
 

『パワーパフ ガールズ:ガールズは大忙し!』2006年/アメリカ

 


2006年12月28日(木)  式部物語 

いよいよ今日で仕事納めです
自分年賀状の第二弾?も こっそり しっかり プリントアウトして来たヨ☆ これで思い残すことはないハズだ!

例年の傾向だと仕事納めの日は 何だりかんたりで職場が酒盛り会場に変わったり どっか飲みに連れて行かれたりしちゃっていたんですが 今回は外出のまま直帰の社員さんがいらしたので(もう今夜から某所へ出発して松の内いっぱい東京に戻って来ないらしい)特にそういう宴めいたものに 強制参加させられることもなく(笑)
とはいえ いつまでもダラダラ残っていたりすると危険な感じがなくもなかったので 自分も定時を頃合いに「それでは良いお年を!」と元気良く退散して参りました

年末は30日が朝から夜中(もしかしたら翌朝)まで 大晦日を昼から年明けまで外出予定なので いろいろと自分の中で準備しておきたいこととかあったのです 明日は一応空いているから体力温存させておこうとか

仕事帰りにここ数日で目星をつけていたお菓子を購入 これは30・31日で会う人たちに配ろうと思っての買い物です もちろん義務でも何でもありゃしません私が勝手にしていることです 自己満足の世界 イヒ

配布用に買ったのは 宇治式部郷という京都のあられ専門店で販売中の期間限定商品『珠のしらべ』です

⇒●宇治式部郷
⇒●ショコラおかき『珠のしらべ』

チョコでコーティングした まん丸おかき(煎餅)が5個で1包になっています おかきは大きめのビー玉くらいで一口サイズです おかきの中にもう一つ小さいおかきが入っていたりいなかったり(←試しに食べてみた1包は5個のうち空っぽのおかきが2個混じっていましたが 別の1包では全部に中身がありました 空だったのはたまたま偶然だったんでしょうか???謎)

特別「美味しい!」って代物ではありませんが 見た目が可愛いし 1包がコンパクトで人にあげやすいし 何よりリーズナブルだったので 気軽に配るには丁度良いなと思ってセレクトしました

さて 何人の人のツボが突けるかしら?笑
 

『式部物語』1990年/日本

 


2006年12月27日(水)  耳をすませば 

帰宅してメールチェックをしたら サイトのメルフォからメッセージが届いていて

「杉敏三郎についての論文がありましたらご提供いただけませんか」

みたいな内容だった

昨夜 杉くんのネタ帳を探して探して 結局見つけられずに諦めたばかりだったので あまりのタイムリーさに仰天した
しかもその方ご自分のmixiをリンクで紹介してくださっていたので 覗きにいったら聴覚障害のある方のようだったので これは聾唖者としての杉敏三郎をちゃんと調べていらっしゃるんだろうと推測 私みたいなミーハーな歴史好きとは明らかに人種が違うでしょ(恐縮)

とりあえず 論文なんてものは書いたこともないので 自分が杉くんについて調べたときの参考文献を紹介することで勘弁してもらおうと思った

まずは資料文献のリスト出しをして 週末あたり落ち着いて返事を送ろう…
 

『耳をすませば』1995年/日本

 


2006年12月26日(火)  夜の大捜査線 

時期も差し迫ってきたので 年賀状は結局妥協の案で印刷を決行することにしました… 自宅にプリンタがないので仕事納めまでに印刷しちゃわないとさ(所詮その程度の事情だよ)

午後からアホのような大降りの雨になっていて 最終的に帰りの時間まで勢いは衰えず 時間的にそれほど遅くない時間だったので「これから帰ります」の連絡をしたら「本家に来ませんか」と誘われましたが 道々を歩く間に洒落にならない濡れ方をしていたので 電車に乗れた段階で

「雨がひどいのでやめておきます…」

とお断りの返事をしてしまいました
結果的にそれで正解でしたよ 家着いたらもう一歩も外出たくなかったですもん パンツの裾はボタボタダラダラで 脱いでから玄関あがるような有様だったしさ 雨でも大丈夫だった唯一の靴までとうとう逝ってしまって 外に行こうにも履くモノがなかった 明日は晴れてくれないと困るよ…



昨日の夜にデスクの周辺を片しておいたので 今日は昔切ったはずの絵コンテを捜索 見つかればイベント前に簡単な原稿が描けるかと思っていたんですが 切った記憶は確かにあるのに その帳面が見つからない ないったらない!(焦)

あれぇ〜? 怒だのINFIXだの 会津や白虎隊や家茂のコンテは出てくるのになぁ… 探しているのは杉くんのコンテなんだよ ボリューム的にあれだったら2・3日で何とかできそうと思ったんだけど(黙)
今回幕末で出店だから会津や家茂でも悪くはないんだけど 丁度来年白虎隊がTV放映されるから 史実の裏合わせ確認せな会津は危険だし 家茂はボリューム多すぎて今さら無理!

ということで 一晩捜索してみましたが 杉敏三郎くんのネタ帳が見つからなかったので 今回のイベントも新刊はナシです! そろそろ抽選にも混ぜてもらえなくなりそうな活動姿勢ダヨナ・。
 

『夜の大捜査線』1967年/アメリカ

 


2006年12月25日(月)  猪突猛進せよ!! 

年末が差し迫るにつれ 新規の案件が入って来なくなった分 少しずつ業務に余裕が出てきました そんな訳で作業の隙を見ながら自分用年賀状のデザインを始めました

ちなみに会社用のはレイアウトを10案出して 社長・社員さんたちに選んでもらい リストも各人ごとにリストアップして 住所面を毛書体で縦書き印刷するところまで私がやりました 個人宛に一言メッセージを入れるくらいが彼らの作業です
レイアウトはほとんど有りモノを使ったので 縦・横・和・洋・硬・軟とイメージの違うものを並べて「もう時間がないので この中から選んでください」と半ば威圧的なメッセージを添えてメールに見本を貼付して社内送信

文句があるなら自分でやりなよ という気分でしたが さすがにそれ以上の文句をつけてくる人はいませんでした(笑)

そうそう それで良しッ!

自分の個人年賀は毎年2案捻り出すことをモットーにしていますが 今回はあんまり良いアイデアが浮かばなかったな…

「亥」だから「猪・いのしし」連想で
1)「花札」「萩」
2)「牡丹肉」「鍋」
3)「獅子」「ライオン」「唐獅子」「シーサー」「狛犬(戌になっちゃうか?)」「しし」「志士」「4×4」=「16」
4)「猪八戒」「西遊記」「中華獅子舞」「黄飛鴻(中華獅子舞の名人だった)」

パターン的にはこんなもんかなぁ?
つか 捻り過ぎて他人に伝わらない連想になっていってるものも…

ギリギリでいいから他人にも意図が伝わるものでないとなぁ 独りよがりなのはイタイし かといってストレート過ぎるのも自分的には面白くなく

「え 何でこれ? …あッ なるほど〜!」という展開が理想です

上狙い過ぎでしょうか 過ぎですか そうか orz
 

『喜劇 猪突猛進せよ!!』1971年/日本

 


2006年12月24日(日)  孤独な国王 

今日はmixiのお友達とプチ集会を予定していた日で 元々は「どっか都内のスーパー銭湯にでも行って裸のお付き合いしちゃいましょう!」な話だったんですが メンバー内で女子的事情にぶちあたってしまった方がいらしたので 銭湯は順延となり 急遽映画に切り替えとなりました
映画後は豆腐料理な居酒屋でメッサ飲み食い喋り いつも自分喋ってばっかで毎回反省するのに改まる気配は一向にありません・・・ いい年をして学習能力がないのかオレ・。orz

そんなわけで映画案内 『王の男』

【内容】
史上最悪の暴君として韓国で今も語り継がれる実在の王、燕山君(ヨンサングン)をモチーフに、その暴君に気に入られたことで運命を狂わされていく2人の芸人の姿をドラマティックかつ絢爛豪華に綴る歴史巨編。

【あらすじ】
時は16世紀初頭。旅芸人一座の花形チャンセンと女形のコンギルは、国一番の芸人になろうと誓い合い、一座を抜け出し漢陽の都にやって来る。そこで時の王、ヨンサングンの悪評を耳にした2人は、宮廷を皮肉る芝居を思いつく。たちまち民衆の人気を博した2人だったが、噂を聞きつけた王の重臣によって捕らえられてしまう。そして、人前で笑ったことがない王の前で芝居を披露し、王が笑わなければお前たちは死刑だと宣告される。ところが、妖艶なコンギルの芸が王を虜にし、ついに王を笑わせることに成功、彼らは死刑を免れ、宮廷に住むことを許されるのだったが…。(allcinemaONLINEより)


何かこう TVドラマの『大奥』みたいなドロッとした秘め事的な話なのかと思ってましたが 存外純真な展開だったので 邪な気構えで臨んだ自分がちょっと恥ずかしくなりさえしましたヨ(苦笑)

コンギル役のイ・ジュンギは確かに女の子みたいな顔してました 意外と肉付きがいいので薄着になると顔と体のアンバランスさに違和感を覚えます いや 気にし過ぎなのかも知れませんが もうチョイ細身で引き締まった身体してたら良かったな〜・・・ とか自分願望(笑)
全部見てからよくよく考えると彼 大したことをしていません そもそも王様に気に入られたのは何でかな?とか お気に入りになってからは小技が更に好まれたんだと解釈できるんですが・・・ まぁやっぱり“見た目”の綺麗さがものを言っていたんでしょうかねー(と思い込んで見るようにしていた)

もう一人の主人公チャンセンは芸に生きるハングリー精神旺盛なプロの芸人 アクロバットは吹替え(スタント)だったにしても 口上を述べるときの声の通りは素晴らしく 女形のコンギルよりも高いトーンで喋っていました 彼の芸に対する並々ならない思い入れは半生を語る部分で伺うことができますが コンギルとの関係がどれほどのものだったのかがイマイチ伝わらず 冒頭で身売りされそうになるコンギルをえらい剣幕で引き止める姿には むしろヒいてしまう自分がおりました(苦笑)
ヤーヤー 小さい頃から苦楽を共に生き抜いてきた幼馴染だとか 友情なのか兄弟愛なのか もうひと声欲しいところでした まぁでも どの関係だったにせよ内に秘めたる想いのようなものはお互いに持っていたんだと思いますが(あくまでもプラトニックな情念でね)
あ あとこの彼に関しては劇中ほとんど名前を呼ばれなかったので役名を覚えることができず(^^;)ゞ

実在した暴君をモデルにしたという王様は存外可愛らしい人物に見えました もっとも 人として可愛らしくても王様としては問題山積 器が違ったんだろうなーという描かれ方

愛妾のノクス美人!腕とか肩とか華奢で好みだったヨ〜v あんな身体に私はなりたい(おい) まま、役柄的にはイジワルな女でしたけどね 陰険は陰険ですがヤキモチ焼きの延長レベルだったし もっとエゲツないことするのかと思っていたので思いのほか普通でした 芸生(←字幕ではこう書かれていたんですが「芸娼」ではないのか?と…)あがりの寵姫という設定でしたが 言葉のまま妾なの?正妻の影すら見当たりませんでしたが未婚の王だったんでしょうか??

んんー 翻弄されただけで終わってしまった芸人たちの悲運と、良き先導者・理解者に恵まれなかった若き王の孤独 とかが描かれているのかな
ボク個人としては重臣のチョソンが諸悪の根源と思いましたお?善臣ヅラしてお前一番黒いじゃん みたいな(苦笑)
 

『孤独な国王/ヘンリー八世の私生活』1933年/イギリス

 


2006年12月23日(土)  横浜バンスキング 

単身新横浜までライブ聴きに行って来ました
毎年12/23に新横BELLSで行うのが恒例になったN.U.のワンマンライブ『イブイブでGO!』

年に1回このライブのために行くくらいの新横浜は 行くたびに改装されてて様子が違います 何やら浦島太郎な気分です(苦笑)

でライブの方はと 予想通りの混み合い方でステージがほとんど見えませんでした もっとも それを覚悟で開演合わせに行ったので文句は言えません それでも今年はチケット完売で去年まであった椅子席が撤去されていたため 時々は顔半分や頭や手の先が見えたので前回よりはマシでしたか 壁に寄りかかれる場所がとれたのもラッキーでした

行くまではイマイチ気乗りしてなかったんですが ライブ聴いたら遠い道のりも吹き飛びました やっぱり楽しかった!

今回は面倒くさくて録音セット持って行かなかったら 今年は開始直前に「撮影 ・録音は禁止です」とアナウンスが入ったので丁度良かったみたいです
そうか とうとう禁止になりましたか いつかはなると思っていたけど 今日みたいな良い歌おもろMCを保存できないのはファンにしてみりゃ残念でしょうな(苦笑)

来年は対バンサーキットですってよ 関東を中心にアコ行脚すんだって
取り敢えず都内は1月26日(金)の渋谷「乙-KINOTO」だそうです 行けそうなので行って来ます しかし自分 乙って何年ぶりよ?

またまた浦島な予感…




あ そうそう 来年1月いっぱいでメルマガに登録してあるアドレスが使えなくなってしまうので アンケートのメールアドレス欄に新しいアドレスと 登録変更希望の旨を明記してきました
アンケートならメンバーなりスタッフなり 必ず誰かしらの目が入ると思ったし 新規アドレスの登録するのにこのアンケートのメアド欄はチェックしてるだろうと思ったので ここに書くのが一番確実かな〜?と思って
まぁ まだ1ヶ月あるから そんな慌てなくても良いっちゃ良かったんだけどね(笑)
 

『横浜バンスキング』1999年/日本

 


2006年12月22日(金)  幸わせの小道 

本日 鶴の一声で年末年始のお休み日程が決まりました

12/29(金)〜1/8(月祝)

おおお?!8日までとは豪気ですね社長サン!!
ありがとうございます ありがとうございます
大いに休ませていただきます! きゃっきゃっ♪


ひきつづき栗菓子ブーム 本日のお店は『たねや』さん

⇒●たねや

たねやさんは普段から結構好きな和菓子屋さんなんですv
可愛いくて小洒落たパッケージが若い人にも贈りやすいデザインなのです お菓子自体の意匠も可愛らしくて しかも美味しいvv

たねやさんのウリの一つに最中があるんですが 私最中あんまり好きじゃないのね 何か皮が半端にしっとりしてて口の上顎にひっついたりするし 餡が多過ぎてもったりすることが多い でもこのたねやさんの最中は 皮と餡が別個に包装されていて 食べる直前に自分で組み合わせて食べる種類のがあるんです しかも2口くらいで食べられるスリムなサイズで 餡の量もお手頃な感じ この最中だったらいっぱい食べられるよ!! って思った感動の逸品だったわけです それがたねやさんとの出会い

その後 各地の百貨店などでたねやさんを見かけては期間限定の商品なんかをときどき買ってみたりしていました どれもミニマムなサイズなので お試し買いするのに適しています 人様に差し上げるときも 小さいから気が楽です(1個が大きいと持て余したりするじゃない/苦笑)

そんなお気に入り和菓子ブランドで本日購入してきたのは 「栗子みち」という商品
簡単に説明すると 栗100%のきんとんを薄く餡で包んで捻ったお菓子です
これはきんとんの栗純度や砂糖の加減で善し悪しが決まってしまうシンプルで奥の深い和菓子デスヨ!

⇒●近江 栗子みち

今回も家族に大好評でした イヒヒ♪

栗菓子ウマイヨー!
 

『幸わせの小道』Cocco

 


2006年12月21日(木)  鎌倉物語 

今日も帰りに小田急で「栗」のお菓子を購入
はとサブレでお馴染みの豊島屋さんが扱っていた「谷戸歩き」という商品です
正直お高かったので… 一棹は買えずハーフサイズで我慢しておきました

今日は本家へ持ち込んで 皆でお茶にしました
わくわくしながら食べてみたわけですが これがまー お高かっただけあって恐ろしいほど でした!

超栗! 栗を超えた栗!!(意味わかんねーよ)

⇒●豊島屋
⇒●谷戸歩き
 

『鎌倉物語』サザンオールスターズ

 


2006年12月20日(水)  死に花 

午後 友人からのメールで青島幸男と岸田今日子の訃報を知り すぐにネットニュースで確認しました
青島さんはそうでもないですが 岸田さんは結構ヘコんだ…

また1つ 1つと 昭和の巨星が墜ちていきます

これからどんどんいなくなっちゃうんだよね
自然の摂理だし 頭では解っているんだけど やっぱり淋しい気分です
何だかんだ言って 育った時代が「昭和」の人間ですからね(苦笑)


この流れでつづけるのもアレですが 今日はグルタミンの豪さんがソロでライブの日でした でも気分が乗らなかったので行かずに帰宅
帰りに小田急を抜ける際 松月堂で「栗公方」「焼栗」とかいう栗のお菓子をバラで2個ずつ購入

⇒●松月堂
 
時期的に栗モノに惹かれて手を出したに過ぎなかったんですが 自宅で妹と分け合って食べたらこれが美味しくてビックリ! 特に「栗公方」は母も好きそうだったので またの機会に本家へも持っていってみようと思ったのでした

⇒●栗公方

ちょっと栗ブームが到来しましたよ?
 

『死に花』2004年/日本

 


2006年12月19日(火)  紅茶月夜 

今日は妹の誕生日当日です 日付が変わったところで一応「おめでとう」を言いました お祝いは日曜に済ませているので 今夜は普通にご飯の予定です

仕事を早めにあがれたので 何か茶菓子でも買って帰るかー と新宿で寄り道

先月からの店内改装が終わったばかりで見慣れぬ配置になっていた某百貨店 何となく確認のつもりで大幅に場所移動をしていた紅茶売場をのぞきに行ったら一番のお気に入りブランドが撤退してました



…マジすか?orz



近くの取り扱い店舗を聞いてみたら「池袋」って言われたヨ 近いと言えば近いですが 日々の行動範囲には含まれません それでも数年前までは国内での取り扱いがほとんどなかったブランドなので 旅行のついでに大量に買い込んだり 渡英する身内に買い物を託したりという手間をかけてたこと考えたら うんと手軽にはなってんですけどね
撤退することないじゃないか(泣)

「代わりに“ティーパレス”を入荷しております」と嬉々とした様子で奨められましたが 試飲もせずにそんな高い葉っぱが買えるか!と踵を返して来てしまいました。

⇒●Tea Palace(ティーパレス)
高けりゃいいってもんじゃないんだ TPOとコストパフォーマンスと好みで物を選んでるんだ

高くても良いと思ったものは買います
質がそこそこでも値頃なら納得します
ブランドは二の次。特に自宅用は全くその辺を無視します

その点でいくとウィッタードは自宅用に適した価格帯でありながら 味のランクも悪くない 私好みのブランドなのです ご興味ある方はお試しあれ



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そんな訳で 軽く紅茶ブランドのご紹介
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⇒●Whittard(ウィッタード)英
私のイチ押しウィッタード!ここは特にフレーバーティがおすすめ☆

⇒●Janat(ジャンナッツ)仏
セイロンのティーバッグを常用しています ミルクティがんまいv

⇒●PG Tips(ピージーティップス)英
こちらも常用のテトラバック(ピラミッド型)

⇒●MARIAGE FRERES(マリアージュフレール)仏
自宅用に買うには勇気がいります 悔しいけど美味しい!特にフレーバーは最高

⇒●LUPICIA(ルピシア)日
可愛い・美味しい・値頃感 プレゼントに最適☆ 紅茶だけじゃなく世界のお茶が愉しめます 自分用にも買えるランク

⇒●HEDIARD(エディアール)仏
茶のブランドではなく総合食品商社です が 悔しいことに美味しい そして少々お高い

⇒●TWININGS(トワイニング)英
英国トラディショナル 嫌いじゃないけど大味な気がする… 英国行ったときアフタヌーンティしたホテルが銀のポットにここのティーバッグを入れていて かなり笑った覚えがあります(笑)

⇒●AHMAD TEA(アーマッド)
アールグレーしか飲んだことないなぁ でも世界中で愛されている“値頃感”らしい

⇒●FAUCHON PARIS(フォション)仏
アップルティーばっか飲んでいる 超「色」で超「風味」(もちろん作り物)

⇒●FORTNUM & MASON(フォートナム&メイソン)英
英国王室御用達の百貨店なのはハロッズと似たようなもん ピカデリーの本店に行ったときは楽しくなってエライご機嫌で買い回りましたが ぶっちゃけご贈答用とか「ブランド」を気にするときにしか買いません(苦笑)

⇒●WEDGWOOD(ウェッジウッド)英
陶磁器のブランドなので… うん



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利用したことないけど気になってるブランド
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⇒●茶の愉(チャノユ)日
広尾歩いてて見つけた 洗練された内装のオサレなお店でした
世界のお茶や茶器を扱うお店ってところがルピシアに似てるかも

⇒●Bewleys Dublin(ビューリーズ)アイルランド
売ってるの見たことない!
アイリッシュティーばっかりのセレクションにアンテナが立っちゃうのです

⇒●ASHBY'S OF LONDON(アシュビーズ)英
⇒●その2
ティーバッグとか見かける気がするのに ちゃんと飲んだことないんで気になるの

『紅茶月夜』河口恭吾

 


2006年12月18日(月)  父ありき 

何日か前に持ち帰っていた頂き物の生うどんが まだ食べられずに本家にあったので「生なんだから食べてよ!」と催促したら だったら今日食べましょうって話になって本家へ呼び出されました

いやー 頂き物なだけあって美味しかったです
巷によくある小麦粉うどんと違って 讃岐うどんみたいなモチモチ感です 生うどんならでは♪ 私はモッチリ系が大好きなので 今日のお夕飯には大満足でした

これからの時期 煮込みほうとうとかも美味しいよね〜
生のを狙って買ってこようかなぁv




うどん目当てに訪ねた本家で 普段は魔窟状態になっている弟の私室が 驚くようにキレイになっていました ビックリして
「帰って来て片づけてったの?」と聞いたら
「お父さんがやったのよ!」と母の返事
よくよく見れば部屋の済みにゴミ袋が寄せてあって 何だか分からない物はボンボン放り込んでいる様子だった(苦笑)

あーららー 不動の父をとうとう動かしましたか 彼

しーらない

しぃーらない!
 

『父ありき』1942年/日本

 


2006年12月17日(日)  ハッピー・トゥギャザー 

朝 帰宅して一端就寝 10時からの一斉清掃までには起き出して 団地の掃除に参加する 今年最後だし ご近所つき合いの手前 家にいるときには極力参加の方向でね ええ どんなに長くかかっても大抵昼頃には終わってしまうので 後々の気まずさを考えれば 午前中少しの労働の方が全然気が楽なのヨ

午後は敢えて用事を入れず 家の中でダラダラと過ごす
昨日朝から朝まで活動しっぱなしだったんで 本日は安息日!

夜になって本家を訪ねる
妹が明後日誕生日なので 今日お祝いをしちゃいましょう!と誘われたためだ 妹リクエストによるご馳走が食卓を埋め ワインで乾杯などするお夕飯 でも弟は不在 はい残念〜(苦笑)
 

『ハッピー・トゥギャザー』1989年/アメリカ

 


2006年12月16日(土)  朝から夜中まで 

午前中から表参道へ出没
mixiでのお友達がお仕事関係で案内をくれた靴のセールに行って参りました 「欲しい物がなければ買わない!」と決めて行ったのに まんまとお目当てに出会ってしまい 一日中大荷物を持ったままの行動を余儀なくされてしまいました が! 長年買おう買おうと思っていた念願のバッファローだったので 悔いはナシ! むしろ狂喜乱舞

午後 銀座へ移動後ランチ
京都おばんざいビュッフェ 美味♪

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『硫黄島からの手紙』鑑賞

【あらすじ】戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立つ。アメリカ留学の経験を持つ栗林は、無意味な精神論が幅を利かせていた軍の体質を改め、合理的な体制を整えていく。上官の理不尽な体罰に苦しめられ絶望を感じていた西郷も、栗林の登場にかすかな希望を抱き始める。栗林の進歩的な言動に古参将校たちが反発を強める一方、ロサンゼルス・オリンピック馬術競技金メダリストの“バロン西”こと西竹一中佐のような理解者も増えていった。そんな中、圧倒的な戦力のアメリカ軍を迎え撃つため、栗林は島中を張り巡らせた地下要塞の構築を進めていく…。allcinemaONLINEより

クリント・イーストウッド監督の“IWOJIMA二部作”の完結編 日本視点の硫黄島です

映画の主人公というかストーリーテラーは二宮和成くん演じる西郷青年でしたが イーストウッド監督が描きたかったのは硫黄島での戦闘において 最も優秀と謳われた最高指揮官・栗原忠道中将の名将ぶりであることは 前宣伝からも劇中からも 受け取れます
もっと突き詰めれば栗原個人以上に 物事の大局を正しくとらえながらも 日本国の軍人としての責任を全うしなければならなかった聡明な指揮官の無情な末路であったり それほどの人物をもってしても動かすことのできなかった国家という巨大な障壁や 止められなかった戦争という名の激流に 現代の人々の目を向けさせたかったのかなぁと うっすら思いました
メッセージ性が露骨でないのがイーストウッド節というか 押しつけの思想がないところがニクイなと… 第一部にあたる『父親たちの星条旗』でもその辺は同じ空気感だったと思います

一応映画の前に1冊だけ栗原中将についての本を読みました ノンフィクションを読んだのなんて何年ぶりだろう… いや 十何年?何十年?(苦笑) 覚悟して読んだ割にそれほどキツさは感じませんでした 淡々とした筆具合が冷静さを保ったまま最後まで読ませてくれた 何というか 泣いちゃうかも知れないと不安な読み出しだったので助かりました

⇒●梯久美子 著『散るぞ悲しき』

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映画後渋谷へ移動 映画とは別の友人たちと待ち合わせて忘年会っぽい集会
喋り目的で私が召集かけました 付き合ってくださった皆様 どうもありがとうございました!!

時期が時期だけに初めの店だけは予約しておいた方が良いだろうと 気が付いたのが2日前で この時点で目星をつけていた店は既に満席 他の候補数店も時間が合わず順繰りに街の中心地から逸れて逸れて やっと確保できたのが246沿いのダイニングでした

⇒●チョップスティックカフェ『汁べゑ』

去年の今頃mixiで知り合った方に教えていただいたオサレなお店なんですが 大人な雰囲気で割と静かな印象だったので話をするのに丁度良かろうと思って再来したのに 今回は合コンやら誕生日やらのテーブルが目立って 結構大騒ぎでした せっかく4人でこぢんまりと語らおうと思っていたのに 何だか雑音に遮られて会話がままならず… もっと早くに予約していれば別の店が押さえられたのに 自分のホスト力のなさを痛感しました ええん・。

食べるだけ食べたあと店を替え センター街の奥の方にある『八月の鯨』で映画名のカクテルで乾杯☆ 先ほどままならなかった分の会話をここで昇華させます 前の店である程度飲み食いしていたので ここでは各人1杯で打ち止め 話している最中に携帯が行方不明の人が発覚 さっきの店に電話してみたらどうやらスタッフさんが見つけてくれていたようだったので「これから取りに行きます!」と伝えて 元来た道を引き返しました 分かりづらい場所にある店だったから今のうちに気づいた良かったよ〜(^^;) 携帯を無事引き上げてから繁華街に戻りました

当然のように夜明かしになったので 某様のご提案により漫画喫茶へ 自分初漫喫でした!(笑)でも漫画は読まずにDVD鑑賞〜
4人いたんですが全員一緒に入れる部屋はなくて 2人部屋に2-2で分かれました 私と1人はDVDを2作見た後 ネットしながらまた喋りに突入(耐久レースか!)
そのままお茶やらスープやらのフリードリンクをはさみつつ翌朝7時くらいまで TVとプレステとパソコンと脚置きとミニクッションが個室に完備されていて 飲み物も色々選べて割と快適でしたが 喫煙ブースだったので煙草の煙がキツかった・・・ もうちょい空調何とかならんもんかな(苦笑)

店を出たあとは そのまま渋谷に残る2人と家に帰る2人に分かれて解散しました もちろん私は帰る組です ちなみにもう1人は熱い一晩をご一緒したお友達でした 渋谷に残ったのは 年の若い2人 !(苦笑)

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『フォー・ブラザース』鑑賞

【あらすじ】感謝祭を控えたデトロイトの小さな町。食料品店を訪れた中年女性エブリンは、2人組の強盗に襲われ射殺されてしまう。彼女の葬儀に集まった肌の色の違う4人の兄弟、ボビー、ジャック、エンジェル、ジェリー。筋金入りの不良だった彼らを自らの養子として引き取り惜しみない愛情で育て上げたのがエブリンだった。エブリンの思い出にひたる4人は、犯人への怒りを募らせる。やがて、事件が最初からエブリンを狙ったプロの犯行と知った兄弟は、自分たちで母の敵を討つと固く誓い、犯人探しに奔走する。allcinemaONLINEより

処刑人好きの間では割と評判の良い“兄弟モノ”の一つだったので 何となく覚えていたタイトルだったといいますか タダで見られるなら見ても良いな的な(『デッドゾーン』の第1話がオマケについていたし)興味でセレクトしてみました 他に見たいものがなかったんですよ ああどうせそうですよ

血のつながりはないけれど 同じ女性を母と慕い 不遇の時代を共に過ごしてきた義兄弟の4人が 久々に再会を果たしたのが 殺された最愛の母の葬儀の場だった 今はそれぞれの人生を歩んでいた4人が 母の死の真相に迫り“兄弟”としての絆を再び蘇らせる

あらすじと重複しちゃいましたが まぁポイントはそこだけなんだ(苦笑)
長男と四男が白人で次男・三男が黒人 次男は家庭を持ち堅気の仕事をもっているけれど 他3人はまだ地に足がついていない感じ 末っ子の四男はゲイ設定 でもこれ なくても良いような設定だった… まぁ長男と四男が妙に仲が良かったというか 大人になりきれてない末っ子を一番上の兄ちゃんが面倒みてるみたいな図式でしたか
次男は家族がいるのであまり昔のことに関わりたくなく 三男は一匹狼つーか自分のことばっかりなワガママン こんなバラバラでも ちゃんと兄弟なのが面白いっちゃ面白い

えと 肌の色の違いも結構重要です 黒人の立場ならではの展開とかもポイントになってます 人種を越えて兄弟な4人っていうのも 作り手側的には強調したい設定だったのかも知れません

見終わって思ったことは「私はやっぱり兄弟萌えじゃないんだなー」ってことでしたかしら(苦笑)
処刑人も主人公が双子の兄弟なんで 処刑人スキーさんには“兄弟モノ”が好きという人が多いのですが 私は別に“兄弟”ってポイントにひっかかってたわけじゃなさそうです 単純にノーマンとショーンのコンビが好きなんだよ うん

他に勧められている“兄弟モノ”には『スーパーナチュラル』とか『ブラザーズ・グリム』とかがあります スパナチュは1話だけ見てますが 今回見た『フォー・ブラザース』よりは好きだったかも でもアレなー 連続ドラマだからなー… 見ようとしたら先が長いんで やや引き気味であったり それだったら蔵ちゃんと塚地の『間宮兄弟』のが見てみたいさ

まぁ どうでもいいな こんな話(苦笑)

あ 次男が『アンドレ3000』でした えと有名な方のユニット名は…Outokastだ『アウトキャスト』!(『アンドレ3000』はAndoreのソロユニット名) 正直見た目だけじゃ判別できないよ黒人さん…

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『デッドゾーン』第1話鑑賞(←1話まるまるオマケについていた)

【あらすじ】幼馴染のフィアンセとの結婚を間近に控えた高校教師ジョニー・スミスは交通事故に遭い、脳に損傷を負って昏睡状態となってしまう。そして6年後ジョニーが昏睡から目覚めた時、婚約者は別の男性と結婚していた。全てを無くしたジョニーだったが、事故の影響で彼には触れたものの過去や未来を見通すサイキック能力が備わっていた…。AXN オフィシャルサイトより

ショーン・P・フラナリー氏が悪徳?政治家の役で準レギュラーなので 彼が出てくる回だけを飛ばし飛ばしで見てはいましたが このドラマ見る度に「普通に面白い!」と思うので できることなら全編通して見てみたい でもスパナチュと一緒で先を考えると 萎えちゃうんだよなー…
で 今回たまたま『フォー・ブラザーズ』のDVDに オマケで第1話がまるまる収録されていたので見てみたわけですよ

ショーンの初出の回がSeason1の第13話なので 第1話を見ての感想はまず
「ジョニー若ッ!」でした(苦笑)
あ ジョニーって主人公ジョン・スミス(役名)のことです 実際の年齢が若いこともありますが まだ不思議な能力を身につける前の姿だったり 能力に気づいて戸惑う姿だったりしていたので 初々しいことこの上なく 何だかちょっとキュンキュンしました〜

普通に見たら絶対ジョニーが好きになるんだろうと思うんスけどね
ショーンが演ってる役は キャラだけで考えたらサイテー野郎だし!見れば見るほど超ビッチ&下衆男です でもションが演ってるから変な愛着が湧いてしまうんだな… 先入観って恐ろしい

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って 全然感想になってないじゃん上の2作!
 

『朝から夜中まで』1920年/ドイツ

 


2006年12月15日(金)  ザ・テレフォン 

職場を定時で飛び出して 一路地元のauショップを目指す

日曜日 観劇の帰りにショップに立ち寄って欲しい機種を注文しておいたのが 週中になって入荷したとの連絡を受けた 注文をかけた段階で万が一のためのデータ移行は始めていたので 入荷し次第機種変してしまおうと決めていた 一晩充電しても1時間でローバッテリーになってしまう状況は 平日ならまだ誤魔化しようもあろうが 週末には友人との約束が立て込んでいて到底使い物になりそうがなかった このままでは絶対に困った事態を引き起こすだろうと容易に想像できる
ショップは20時までなので最短コースで寄り道せずに帰れば 機種変更ができるだろうと踏んでの強行だ

職場から駅までは小走り移動 常用の駅だがJRではなくメトロを使って私鉄とのリンク駅まで乗りつけた 地元の駅で改札前に降りられるドアを選び普段だったら見送るような混雑具合の私鉄に何とか乗り込んだ キュウキュウになりながら堪えること30分



地元の駅の改札を抜けて見た時計の針は午後6時55分を指していた



す… すげぇッ! その着になったらこんな時間に帰れるんだ?!(驚)

ショップは駅のすぐ近く 閉店の20時までは1時間の余裕をもって訪れることができた 少々息を切らしていたものの 簡単な手続きを済ませただけですぐに解放され データの移し換えに30分くらいみるように言われたので 一端自宅へ帰ることにした

帰りの道々で日用品等の買い物をしながら徒歩にて自宅まで 荷物を片づけて着替えをして お茶を入れて飲むくらいの時間が取れた 店に戻るときは自転車で店まで 受け付けに行ったら既に支度の済んだ携帯一式が手渡された 去年6時間待たされたことを考えたら驚くほどスムーズにことが済んでしまった いやはや有り難いことだ

⇒●去年の機種変騒動

家に戻り明日の待ち合わせに困らぬ程度の操作法をマスターするべく新機種に挑む 以前愛用していた機種と意図的にメーカーを合わせたので そう困ることなく何とかなると思われた とりあえずメールと通話ができれば他の機能は後回しでいい!

そして夜は更ける…
 
⇒●新機種(a5514sa)

『ザ・テレフォン』1988年/アメリカ

 


2006年12月14日(木)  唄い人 

渋谷7th Floorにて 鈴木祐樹プレゼンツ『東京フォークマン Vol.01』開催
スーさんのソロ初・主催ライブです アコースティックでフォークな会らしいよ

記念すべき第1回目のゲストアーティストは 近藤智洋さんと 三村昌也さん
近藤さんには馴染みがありませんでしたが 三村さんは今までにバンドのワンマンとソロでの対バンライブ(Bluem 松ヶ下氏と一緒だった)を既に聴いたことがあったし 親しい友人が贔屓にしているアーティストだったので 何となく勝手に親近感を持っていました 普段は『LIPNITZ(ライプニッツ)』というバンドでピアノ&ボーカルをなすっておられます

順番は 近藤さん→ 三村さん→ 主宰でトリのスーさん という流れですが 本日スペシャルゲストに元POWDERのドラム・CHRI氏を招いているので 各人の演奏の合間にドラム入りのセッションが組み込まれていました

仕事が長引き定時には出られなかったので 冒頭のいくらかを見逃してしまっているのですが その間に最初のセッションがあったみたいです 残念ながら聴くこと叶わず 私が見られたのは近藤さんの後半から以降でした

今回の会場『7th Floor』は 場所こそ知っていたものの訪れたのは今回が初めて ON AIRの一角 よく出入りしていたO-Nestの更に上の階にその空間はあります 名前が指し示す通り“7階”にあるライブスペースです

⇒●7th Floor

エレベーターを降り 廊下上の短い通路を抜けると 正面がゲートになっていてチケットチェックはここで行います 多少の物販もこのスペースに陳列されていました 受付というよりはレジデスクですね
そこを過ぎると左手に間接照明で演出されたバーカウンター ドリンクの交換はこちらです カウンターが途切れたところからフロアが広がっていて テーブルと椅子が配置されているのですが 椅子もテーブルも高さやサイズや素材・形状が ひとかたまりずつで別物が並べられているみたいでした 高かったり低かったり 堅かったり柔らかかったり 見るからにてんでバラバラな雰囲気です そのフロアの最奥に位置する場所がステージになっている訳ですが グランドピアノと簡易ドラムセットが左右に据えられ マイクスタンド&譜面台&椅子はフリーセッティング といった感じ
「ライブスペース」というよりは「ライブのできるカフェ&バー」といった風情です 食事や酌み交わしをメインにしたいような店だと思いました でもまぁその割に音が素晴らしく良かったです ピアノの音もギターの音も声を通すマイクの具合も クリアで綺麗でした アコースティック向きのハコ(というかアコ専門?)

そんな良い環境だった所為かゲストさん方の演奏が素晴らしく とくに三村さんは個人的に今まで聴いた中で一番良い声出してたと思いました 財津一郎のカバー(青春の影)とか鳥肌立った あの声とピアノ独奏で演奏するのにピッタリでした 私 三村さんはソロの方が好きかも?!あわあわ…(何故か狼狽)

そんなナイスな演奏がつづいたあとで 真打ちスー氏はどうなっちゃうのかと 内心ハラハラしておりましたが これがまぁ ゲスト2人に負けないテンションで演奏してくれまして 期待してなかったというと語弊がありますけれども 心配の方が先立っていた自分としては 嬉しい裏切りを受けることになりました 

セットリスト
─────────────
●スタート後セッション『--』←訊いたのに忘れた!(汗)
───
●近藤氏・三村氏の間セッション『Twist and Shout』
───
●三村氏・スー氏の間セッション『(I Can't Get No)SATISFACTION』
───
●スー氏
1)スパイからの手紙
2)おしゃれ
3)プライド
4)HAPPY DRIVE
5)夜明け前
6)家族
7)アゲイン
8)灰色ベイビー
9)灰みたいな花
EC)落とし穴しかない場所
───
●ファイナルセッション『Twist and Shout』さっきとは別Ver.
─────────────

超楽しかった!!
たくさん誉めてきました 今後の展開も楽しみですッ☆

三村さんにも声をかけ 今までで一番良かったです!なんて偉そうな感想を言ったのに 真面目に受け答えしてくれて ちゃんと喜んでくれました …い いい人ですねアナタ!!
勢いで「ソロの音源が欲しい」と言ったら 今完売でモノがないから次回のライブまでには作って持って来ます!と返されました 次回って27日のLIPNITZですよね? ううーん翌日が仕事納めだからなぁ… 行けるかどうか分からないなぁ(悩)と返答に困っていたら 三村贔屓の友人が「もしこれちゃんが来られなかったら代わりに買っておいてあげるよ」と申し出てくれました 彼女とは年明け早々に会う予定があったので 27日に行けなかった場合はそうしてもらうことにしました 三村さんご本人もすぐ横でやり取りを聞いていて「来られそうなら是非来てくださいね」と微笑まれてしまい さすがに恐縮 キャハー遠慮を知らぬ奴でどうもスミマセン!(汗)

ずうずうしついでに「歌関係ないですけど 髪短いのもカッコイイです!あと眼鏡もかけてた方が好きv」とか言ってみた 全部本心からの意見です ハイ
ボク筋金入りの短髪派&眼鏡くんスキーですから 私の嗜好を知っている数人にはしっかり笑われましたが ミム氏のテレ笑いGETで本望です!(一体どんな趣味)

三村贔屓の友人達はもうしばらく残るとのことだったので 私ともう一人友人とでお先に失礼して参りました スー氏待ちは端からする気なかったです 本人ご機嫌で色んな人(お友達とか)と盛り上がっていたし とても良かったことはマネージャーの北原さんによくよく伝えて自分的にはスッキリしてしまっていたし 今夜はこのままの気分で帰りたかったのです そのくらい浮上できていた

友人共々お腹が減っていたので センター街のパスタ屋でお夕飯 しばらく休養中だったデザイナーの友人は そろそろ仕事を取ろうと派遣登録に行っていたらしいのですが 丁度良くクチがあったというか突然このまま面接と言われて 心の準備もままならないままに面接→1ヶ月間の採用 が決定してしまったらしい 早速明日からご出勤だそうです 仕事を望んでのことではあったものの あまりに突然過ぎて欝入ってるみたいでした(苦笑) いやでも あのまま仕事日照りがつづいても別の欝が入っていただろうし 何とかなるよ! という感じで鬱憤晴らしの愚痴聞きと説得力に欠けた激励を パスタ屋の一角で小さく繰り広げた木曜の夜

明日はやっと金曜日です 土曜には昼から夜まで遊びの予定が詰まっているので ボクも友人に負けじと 残り一日を元気に乗りきりたいと思います! 押忍ッ

『唄い人』Cocco

 


2006年12月13日(水)  アラン 

『トーチソング・トリロジー』(映画)鑑賞

※もはや映画の感想になっていません
 主旨は俳優マシュー・ブロデリックに特化した内容になっております
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み・・・ 見た! 個人蔵のビデオを借りて見ました!!






ブロデリッ君 激若&激カワ!!! (悶絶)





ビデオ貸してくれた友人からも mixi友さんからも「マシュー(マシュー・ブロデリック)が可愛いよ」と言われていたので心の準備はしていたハズだったんスけども
出てきた瞬間に「うひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」と奇声を発する有様でした! 夜中に一人で何をしてるんだか

先日舞台で観たお話の映画版です 88年米作品
舞台がだいぶ忠実に作られていたのが解る内容でした 物語は勿論ですが 描写や雰囲気がすんごい似てた 舞台の方がよりコミカルな演出になっていたくらいでしょうか?でも映画の方も充分にジョークが効いてます(笑)

篠井さんのアーノルドは女装も綺麗だし 声も潤った良い声なので自分を「醜い」と思っている部分にリアリティを感じられませんでしたが 映画版のハーヴェイ・ファイアスタインはすごいハスキー声でまるで八百屋の兄ちゃんみたいでした 男性の格好のときはカッコ良いのに 女装時のメイクが美しく見えないようになっていたり ゴツいボディラインをワザと強調したようなドレスを着たりしていて ステージでの芸も「笑い者」にされて稼ぐような役割 そうやって敢えて「醜さ」を演出したんだろうなぁ

舞台版・映画版共に登場人物のキャラクターはほぼ一致していました 特にアーノルドの母親はイメージに全然ブレがなかった・・・ 驚異的 その次は養子のデービッドかな
唯一全然違ったキャラクターに見えたのが アーノルドの若き恋人アラン 噂のブロデリッ君です

舞台版はちょっと妖艶さと狡猾さが滲み出る「綺麗だけど小生意気な青年」という印象でしたが ブロデリックのアランは純真で無垢で 若さゆえの奔放さから時々予想外の“魔”が現れる感じに見えました 彼だけは別人だった ・・・つか、ひたすら可愛かったんスけどもブロデリッ君 一度見終わってからアランの出てるところだけもっかい見直しちゃったヨ!orz

この映画のとき彼は26歳 本家本元のブロードウェイでは81年から舞台に立って初期はデービッドを 次に映画同様アランを演じています とすると始まった頃は19歳スか・・・ 生でそのまんまアランだ(劇中では21〜27歳で登場)

私がブロデリッ君を認識したのは『グローリー』という映画 『トーチソング・トリロジー』はこの前年の作品なので 年齢的にはさして変わらなかったハズなんですが アランはズバ抜けて若々しく見えました〜 カワユスカワユスカワユス・・・
ちなみに嫁は『SATC』で人気を博したサラ・ジェシカ・パーカー

作品自体は古いものですが 一昨年にDVDでリプリントされています ちょっと買ってもいいかも な気分(浮)
 

『アラン』1934年/イギリス

 


2006年12月12日(火)  グルメ探偵 

妹がFM局に応募して当てた映画の試写会が今日18時半の開演で 一緒に行かないかと誘われていたが 時間が微妙だったので丁重にお断りした
会場は新宿の住友ビルだったから 定時に飛び出せば間に合わないこともなかったが 無事定時に出られる確証もなかったし どこかで少しでも躓けば即アウトなタイミングになる 当選葉書1枚につき2人まで入場できるが 試写会というものは往々にして時間厳守を強いられるもので 2人揃うまで場内へ入れないし 時間を過ぎたら締め出しを食らう 妹は開場時間前に現地へ着けるのだから いつ来るとも知れない私を待つより 先に入って少しでも場所の良い席を確保すべきだ

結局 妹は誰も連れずに行くようだったので 新宿だったら帰り道の途中だし 上映終了の時間に合わせて仕事を切り上げるから 合流してゴハンでも食べて帰るか!という話になった

タイムテーブルを確認した妹から「20時ちょい過ぎには解放されそうです」との連絡があったので 20時半に新宿西側の京王百貨店1F正面口で待ち合わせることにした こっちはその間仕事を適当にやりくりする 年末の忙しさも一段落し比較的作業操作がしやすい日だったのは幸いだった

⇒●フランキー・ワイルドの素晴らしき世界

予定より少し早く新宿に着いたので しばらく地下街をフラフラしていたものの 最近携帯電話の調子がすこぶる悪く… 調子が悪いというか バッテリーがもたなくなってきている 11月の初めからだましだまし使ってきたものなので 不調なのは承知の上なのだが 一晩充電しても使い始めて1時間でローバッテリーになってしまう かろうじてメールはやり取りできるが ネットに接続しようものなら数秒ももたないし 通話に至っては相手の声を確認する前に電源が落ちてしまうという状況だった
去年の12/10付けで機種変更した 私にとってのau第1号機 それまでTu-Kaだったのを サービスの縮小とポイントの消失に迫られて やむなく変えた機種だった デザインや一般的な機能はまずまず納得していたが カメラの質が悪いことと 使用開始から10ヶ月でバッテリーが不調をきたしたことで 私の中でauの評価はガクンガクンに落ちていた 前のTu-Ka機種は容量も少ないしカメラの画素数も低いものだったが 使うには便利だったし調子良く機能していたので 結構気に入っていたのだ 壊れていた等の問題があっての機種変ではないから どうにも悔やまれてならない そのままTu-Kaにしときゃ良かったかも とついつい思ってしまう私は元来優柔不断な人間だ

そんな瀕死の携帯に妹から電話がかかってきた ディスプレイの表示を見て真っ先に思ったのは
「げ!電話はヤバイ!!」 だった

しかたないので通話ボタンを押して話をしようとしたが 案の定「おねえちゃん?」の一言を聞いたのみで電源が落ちくさった orz
一度バッテリーを本体から取り外してから付け直すと ローバッテリーだったはずの表示がフルバッテリーに化けて現れる 一瞬でも電源が入るので 次の電話を着信する前に大急ぎでメールを打ち

「電話だとバッテリー落ちちゃうからメールで連絡ください!」 と送った

ほどなくしてメールが届き 少し早めだけど約束の場所に到着したとのこと ならばこちらもフラフラしてないでサッサと上に上がるとしよう 携帯が使えるうちに合流しておかないと(汗)
待ち合わせ場所へ行ったらすんなり会えたのでホッと胸をなでおろす これで取り敢えずは携帯がなくても何とかなる状況になった

先日ダニエル・パウターの帰りに寄った沖縄屋の近くに 見慣れぬ店が2軒あったことを覚えていて 次の機会にはこっちの店も試してみようとか何とか言いながら 前を通った記憶が新しかったので 妹のリクエストによりそのうちの一方の店を目指すことにした 2軒のうちの1つは台湾小吃の店 でも今日向かったのはインドカレーの店

⇒●インド定食 ターリー屋(西新宿店)

インドカレーは結構あちこちで食べているので 我々姉妹にとっては 他店との比較ができる「食べ比べメニュー」の一つだ この店が目を引いたのは何といってもその価格設定で 相場1000〜1200円辺りの内容を800〜1000円で提供している まずこのリーズナブルさに小市民はアンテナを立てた 今回足を向けなかった台湾小吃は他よりお高め設定だったので除外視した部分が強い

安くても不味くちゃダメ 美味しくても高過ぎちゃダメ
いかにリーズナブルかつ美味しいものにありつけるかが 我らの食べ比べゲームの醍醐味なのである

さてインドカレー屋に話を戻そう
入店した我々はテーブル席に腰を降ろした メニューを広げてお互いに「3色カレー定食」をセレクト☆
3種類のカレー(日替わりで4種類用意されている中から3つを選ぶ)とライス・ナン&ミニサラダと自家製ヨーグルト を合わせたプレートが980円という破格値で食べられてしまうらしい ランチはこれにドリンクやタンドリーチキンがつくようだが 今は残念ながらディナータイムだ

⇒●主なメニューはこちらを参照

程なくして皿が運ばれてきた 他にも数組の客がいたが さほど待たされた感はなく 店員の印象も悪くない(特別良くもなかったけど)

パッと見の感想は「ナン デカッ!!」って感じ 大皿を左右に大きくはみ出したナンが1つ 中央から縦に切れ目を入れられて2ツ折りの状態で乗っていた その下に隠れるようにサラダが盛られている ライスは長粒米ではなく“日本の美味しいお米”的ふっくらモチモチ系で横ちょに目玉焼きが並んでいた インドカレーには長粒米を望みたい我々としては ややマイナス要素だったが だからといって不味いわけではないので有り難く馳走に与った

カレーは洋食風やご家庭風で誤魔化したりせず ちゃんとインドカレーの味で どれも普通に美味しかった これだけのものが990円なら全然アリ!特にランチは絶対にお得だ

ナンもライスもおかわりすることなく満腹 自家製ヨーグルトで口の中を落ち着けて のんびり夜風に当たりながらの帰宅となった

何だかんだいって新宿・渋谷はやはり若者の街だ 最近出入りの機会が増えた銀座・有楽町界隈を思うと 価格帯は格段にリーズナブル その分質が落ちることも多いのだが それはそれで仕方がないと分かっている
要はコストパフォーマンスだから

価値に見合った価格設定か そのバランスに自分が納得できるのか
自分が基準とする“ものさし”で 今日も今日とて測量中〜☆

『グルメ探偵 ネロ・ウルフ』2001年/アメリカ

 


2006年12月11日(月)  不信のとき 

今日明日は社内に一人です でも遊んでいる場合ではありません
年末です・。

職場宛に落札した『ダ・ヴィンチ・コード』が届きました 何となく信用できない相手だったので自宅ではなく職場の住所を使いました こんな具合に色々と心配しましたが何とか無事取引終了で一安心です

この出品者 最初の連絡が来なくて丸三日まで待ち こちらから丁寧な確認メールを送ったら ゴメンでもなんでもなく普通に連絡メールが返ってきて こちらの連絡先等詳細に訊いているクセに自分の連絡先はメアドしか開示してなかったので少々不安になり 振込先は記してありましたがすぐに入金せずに
「そちらの連絡先をいただき次第入金します」と返事して こちらの連絡先を先に教えたら 次届いたのが連絡先だけ記したメールでした

・・・こいつ 人として無礼なヤツだな(微怒)

それでも感情抑えて入金を済ませ「入金しました」メールをしたのですが 当然と言うか それに対する返事はなく

【私が思っていたオークションでのやり取りの基本】
 1)a.落札すると出品者から連絡のメールが来る(大抵一両日中には)

 1)
b.落札したときにオークションサービスから届くメールに 出品者からのメッセージが記載されている
 2)こちらから連絡をとる(こちらの連絡先を明記)
 3)確認のメールがくる(向こうの連絡先が知らされる)
 4)入金する(ケースによって入金連絡)
 5)入金確認の連絡 or 発送の連絡
 6)商品到着(到着報告 or オークション評価)


今まで何件かやり取りして来た中で当たり前だと思っていたこれらの礼儀が 何一つ示されない相手だったので 自分がウッカリしていたと諦めるより他ないと 万一このまま商品が届かなかったら 得だと思った2000円がそのまま損害になるんだなー・・・と肩を落としていたので 手馴れた梱包状態で商品が届いたときには胸をなでおろしました

今後はちゃんと相手の評価を確認してから入札しないといけません というか 以前は異常に注意してたのにね 今まで取引相手に恵まれていたことが油断につながってしまったのかも知れないね 超勉強にナッタ!

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『ラブ・イズ・マネー』鑑賞

もちろんトニー目当て 相手役はスー・チーです トニーの親友役をラム・カートン(林家棟)『インファナル・アフェア』でラウの下にいた刑事演ってましたね 『ベルベット・レイン』ではジャッキー・チュンの右腕 『イエスタディ、ワンスモア』では保険調査員 チョイ出の割にオイシイところを押さえる役者 という認識でインプットされております 特別ハンサムでもないけど 普通ぽくて良いんではないでしょうか

【あらすじ】
ソイヤン(トニー)は億万長者の青年実業家 自社経営は波に乗り常に順風満帆といった経営状態だったが ありすぎる財産が人を信じることを忘れさせ 「金がすべて」の妄想観念にとらわれてしまっている 金以外のものに執着がなく 大金持ちのクセにお金を使うことが大嫌い 身なりもおよそ大富豪には見えない安物を着回して 買い物するときはとにかく値をたたく 妻の為に何かと金をかけた挙げ句 習わせてやった絵画の教師とかけおちされてしまった父を反面教師にしてるためか「女には金をかけない」をモットーとする筋金入りの守銭奴だ
ある日 家に住まわせていた恋人を「金がかかる」という理由で追いだしたソイヤンは 彼女の怨みをかいカードや小切手の使用を差し止められてしまう 手続きをすれば数日で元通りになるものだが 今すぐの現金がほとんどなかった彼にしてみたら一大事である 休日を目前にした銀行へ駆け込もうとしてみたものの 惜しいところで間に合わず無一文で週末を過ごさなければならない羽目になってしまうのだった…

一方 オフィスビルの一企業に勤める証券ウーマンのチョイは 故郷・台湾に住む父の差し金でやってきた幼なじみのプロポーズを交わすのに四苦八苦する日々 もういい加減こいつを追い払いたい! とうとう我慢ならなくなった彼女は その場に居合わせた“お金に困っていそう”なイケメンをひっつかまえて「お金を払うから恋人のフリをして!」と話をもちかけた 値段交渉の末 契約は成立
青年の名はリチャード 中国名は発音が「馬鹿」と似ているから滅多に自分からは名乗らないが チョイが彼のケチぶりに呆れていった一言に思わず反応


「ソイヤンッ(馬鹿ね)!」
「なんで俺の本名を知ってるんだ!」



チョイには 金で雇ったケチで貧乏な青年との“恋人のフリ”から始まる恋物語が
ソイヤンには 自分を富豪と知らずに好意を寄せてくる 勝ち気で可愛い女の子との恋物語が

微妙な認識のズレをそのままに 展開されていく


まーなんか おとぎ話チックなお話でしたよ 乞食だと思っていたら王子様だった!的なね 脚本・製作・監督すべてバリー・ウォン アイドル撮らせたら香港イチ!(笑)

スー・チーはまま可愛いんですが 同僚の美人さんと並んでいるところを品定めしているトニーとジムが「お前どっちがいい?」「可愛い方(スー・チーのこと)」と言ってるのの真意が図りかね(苦笑) この“可愛い方”は「美人系より可愛い系」という意味だったのか「より美しい方」という意味だったのか 後者であったら正直納得いきませぬ 前々からしつこく言っているようですが スー・チーは決して美形ではないと思うのですよ ファニーフェイスの部類でしょ 「可愛い」に賛同はできるけど「美人」には賛同できない

ワタシ ホンコンノ カンカク チョト ワカーラナイヨー
 

『不信のとき』1968年/日本

 


2006年12月10日(日)  真実の囁き 

毎度の如く襟足がモサモサっと跳ね上がってきたので 数日前に予約を入れておいた美容院へレッツらGO!
今回は半年経ったということで縮毛矯正もしちゃいます いくらこれからが乾燥する季節とはいえ 徐々に自毛のクセが幅をきかせてくるのです ひどくなってしまうと毎朝このクセとの戦いにエライ時間を取られてしまうので 思い立ったときにしておかねば後で泣くのは自分なのです・。
そんな訳で3時間くらい美容院にいました

その後一旦自宅へ戻り 身支度を整えてから再出発 本日は阿佐ヶ谷にてお芝居観劇です
 

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SPIRAL MOON公演『サクラソウ』観劇

【物語】
舞台は海の近くの喫茶店。店に集まる気の良い人々の何気ない日々の裏には、それぞれが抱える複雑な思いが見え隠れする。
ライターの井上はこの店の常連客だが、店のマスターともその夫人とも、隣のサーフショップの店主とも皆古い付き合い同士だ。この店からほど近い病院に入院中の妻を毎日見舞い、ついでのように店へ訪れている。事故に遭った彼の妻は一命を取りとめたものの大怪我をし、意識が戻ったときには事故の前後約10年の記憶を失っていた。
井上と彼女が出会ったのは約9年前。連れ添った年月どころか、彼女の目に映る夫は ただの見知らぬ男性でしかなかった・・・


ザムザ阿佐ヶ谷 初めて行きましたが雰囲気のある良い小屋でした 居心地も悪くないし駅からも近い でもちょっと借りるのは高そうな気がする・・・(そんな心配か)

「劇団め組」の野村貴浩さんが客演主演というので つられて観にいった小劇場作品です 主催の「SPIRAL MOON」は全くのお初劇団さんでしたが 穏やかなテンポな割りに会話が巧みなので飽きることなく最後まで観られました 物語的には特別盛り上がりもなく オチも決定的な感じにはされておらず 観る側が好きなように解釈すれば良いんだろうな という雰囲気のお芝居です 会話劇っていうのでしょうか?とにかく台詞が多かった でも無駄で無意味な言葉はほとんどなくて やり取りを聞いているうちに引き込まれていく引力はあった 押し付けな感じでもなかったし 普段観ているのとはひと味違った作風だったので新鮮でした こんなのもアリだなーと思った
小劇場だからこその内容ではありましたが(笑)

入場の際すぐ隣にめ組の酒井さん(役者さん)がいて内心「うわ!」っと思うも 今日は彼が舞台に立つわけではないので敢えて声はかけず でもソッコーで友人たちに耳打ちしたら 後ろの席に藤原さん(め組の看板役者)もいて 3人して総毛立った 劇団員が客演主演していてしかも楽日楽回なんだから 仲間が観に来ていても不思議はないのに 3人揃って全然まったくその予想をしてませんでした 私服の彼らにこっちで勝手にドギーマギー

あ 『サクラソウ』は「桜草」ではなく樹木葬の「桜葬」のことでした これってちょっとネタバレなのかな?でも内容には直接関係ないので 書いちゃえ書いちゃえ てへ☆

そしてノム様(笑)は榎本の時のお髭を剃り 眼鏡をかけて理知的ながら物腰の優しい“ライター井上”を演じておられました 前から解ってはいたけれど キラキラしてて王子様系の人だなぁ・・・ 特に今回白の太編みセーターにジーンズという出で立ちでの登場だったので 冗談抜きで 眩しい?!Σ(≧皿≦;) と思ったヨー
 

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夜 ワーキングプアについてのTV番組を見た
知人のmixi日記でエラく向上心の厚いことが書かれているのも見た
何らかの理由で今の職場にいられなくなったら自分は能力的にも年齢的にも つぶしの利かない人間だなぁ・・・なんてことに気づいてしまい 地味にヘコんだ

この年齢になってから わが身を立てるために有益な能力ってなんだろう?
今ほどの収入が得られなくても定期的で安定した収入が得られる恒久的な職ってなんだろう?

生きていくって本当は大変だ
 

『真実の囁き』1996年/アメリカ

 


2006年12月09日(土)  ラヂオは笑ふ 

演劇集団キャラメルボックス公演 『少年ラヂオ』を観劇

【物語】
大正15年12月、東京。
小林ラヂオは17歳。3年前の関東大震災で両親を亡くし、弟のコテツとともに親戚の家に引き取られたが、朝から晩まで扱き使われる暮らしに嫌気がさし、弟を残して家を出る。しかし、仕事は見つからず、今は手先の器用さを生かして、スリをして暮らしている。ある日、ラヂオは上野駅で、他のスリに財布をすられて困っていた娘と出会う。娘の名は春日美汐。有名な春日財閥の一人娘だった───(CARAMELBOX ONLINE STORE 台本案内文より)


今までキャラメルさんは幕末モノしか見ないと決めて他は誘われても何しても自主規制の対象にしていたんですが 今回のは案内が送られて来た段階で まず時代設定がツボ 舞台設定がツボ 人物設定までツボという3拍子を揃えられてしまい 已む無く手を出しました でも自粛してるから1回しか手配せなんだのですが

も・・・ もう1回くらい観たい orz

ヤッベ!大内さんが大ツボだった!油断してました 何だあの動き!スタイル!今回のようなキザっちい役で見てしまうと余計だ ダメダメ ダメダメ ハマっちゃダメだぞ!これ以上(大汗)

いろいろ都合良過ぎですが良いお話です クリスマスのための心温まるストーリィ お芝居未経験の方にもオススメな1本ですv(何宣伝してんの) ただ逆に 芝居見慣れた人にはツッコミどころが多いかも でもやっぱ個人的にはもう一回くらい観たい 大内さんが(そこかよ)
 

『ラヂオは笑ふ』1932年/アメリカ

 


2006年12月08日(金)  インナーウォーズ 

『恋するブラジャー大作戦 (仮)』鑑賞
 
【あらすじ】
女性だけで運営されてきた日本の大手下着メーカー「シス」が、新たな戦略として男性デザイナーによる《究極のブラジャー》の開発を決定した。
3ヶ月の期限で新ブランドによる中国市場の開拓を命じられた香港支社長のサマンサ(カリーナ・ラウ)は、男性社員の起用に戸惑いながらも社命に従うしかない。そして多数の応募者の中から選ばれた、プレイボーイのウェイン(ルイス・クー)と、やたら強気な小心者のジョニー(ラウ・チンワン)。
「シス」初の男性社員に対する女性スタッフの熱烈な歓迎に、ふたりはすっかり有頂天になってしまう。
しかしただひとり男性社員の起用に納得の出来ないチーフデザイナーのレナ(ジジ・リョン)だけは、仕事もしないでバカ騒ぎばかりしている彼らに次から次へと恥ずかしい試練を与える。
ウェインとジョニーは残り少ない時間の中で、ブラジャーのエキスパート(?)と成るべく集中特訓を敢行!
史上空前のフィット感、極上の着け心地の《究極のブラ》を求めての大作戦が開始される!(公式サイト「Story」より)


えーと 面子的には豪華でした 主演の4人の他にカメオで スティーブン・フォンだのカレン・モクだの樋口明日香だの 見知った顔ぶれがチラホラ 顔を知らなかったのでクレジットを見てビックリした フォトグラファーのウィン・シャ 冒頭の面接シーンでマニアックな映像監督?みたいな役で登場してました「下着を撮らせたら俺の右に出るヤツはいない!」的な台詞だったかな… 実際に撮る写真はアーティスティックでスタイリッシュなのに こういう出方を受け入れてしまう空気が 香港芸能特有の敷居の低さだよなぁ(苦笑)

コメディができてなんぼの技量
パロディに出られてなんぼの度量
カメオを受けてなんぼの器量

日本の役者の格付けとは明らかに基準が違ってる というか 同じことしかやらない(できない)芸能人は飽きられちゃうんじゃないかな だからみんなマルチに活動してるんじゃね? せっかちで欲張りなイメージのある中華気質からの推測でしかありませんが

…閑話休題

話はあらすじのまんまです 特に大きな特徴もなく スタートからゴールまでの道筋を ドタバタコメディで賑やかしく見せているのみです つか これよく国内版が出たヨネ(苦笑)
実は別の作品と間違えてレンタルしてきたものだったんですよ パッと見の印象が似ていたというか 思い違いに気づかなかったというか
何と間違えたのかというと ン・ジャンユーとダニエル・ウーの呉(ng)コンビが共演してる『豊胸秘CUP/Beauty and the Breast』って作品 これこそ国内版化されるには もそっと呉さん方に頑張ってもらわないと!な内容だと思うんだけど ダニエルくんのコメディが見たくて気になっていたのです ジャンユーも好きな俳優さんだしさ “男2人のちょいエロでおバカなコメディ”みたいな覚え方をしていたので 今回のと間違えちゃったみたいです そして本来のお目当てはやっぱりまだ国内版は出てませんでした(^^;)ゞ

日本の下着ブランドが舞台なんで 微妙な絡み方で日本人モデルや日本での会議風景なんかが出てきます 会議は日本語⇔広東語で言い合いしてて 何故か通じ合っている… プチ『王様の漢方』状態(その例えがわからんだろうよ)
おバカなノリや笑いの設定なんかは香港コメディの王道をいくベタさ加減で 失笑ながらも潔さを感じますし その阿呆な話を 手堅い演技で何本もの映画に出 評価されてきたベテラン俳優たちが演じているのだから 呆れ度合いは増すというもの(苦笑)

究極のブラと男女の恋愛をつなげるこじつけ方が かなり痛々しいことになっていましたが 一人で見る分には我慢ができます これは誰かと一緒に見る方が恥ずかしくていたたまれなくなるんではないかと! ジジ・リョン演じるレナの口癖?で ソプラノ歌手の発声練習みたいな「はーっ!」って高い声を頻繁に出すんですが あれがまぁ耳障りというか 普通そんな声出さねーよ!ワザとらし過ぎるよ!!と顔を覆いたくなるような気分にさせられました カリーナ・ラウ演じるサマンサは 下着ブランドの支社長らしくいつでも最高品質の下着を着用している美人ボス 下着のフィット感を説明するためにシャツをはだけて下着姿を披露したりする そのボディたるや細いわ白いわ とにかくお綺麗デスタ… え おいくつなんですかマダム? いいなー トニーいいな あんな彼女羨ましい〜 (←カリーナ・ラウはトニー・レオンの長年のパートナー) 若い頃より歳を経てからの方が綺麗と思う女優さんです ハイ

ルイス・クーは初めて見たのもコメディで しかもそのときは冴えない間抜けな青年役だったんですが 作品で見る前に持っていた彼のイメージは 今回みたいなプレイボーイのキャラだったので ウェインの役回りは何の抵抗もなくすんなり受け入れられました 派手な顔立ちの二枚目とでもいうんでしょうか 健康的でちょい濃ゆい感じのゲロモン系 スリムなスーツをビシッと決めて カラーシャツにタイの合わせなんかは 一歩間違えたらホストです 身長が高いのか バランスが良いのか 引きで撮られた立ち姿が特に格好良かったです ラウ・チンワンがちょっとガタイ良い人なのでルイスはシュッとして見えました シュシュッと

…ここまで書いてみても やっぱり特筆すべきは俳優のみな作品だったんだなぁ(苦笑)
好きな俳優が出ているんだったら見ても良いけれど そうでないならやめておいた方が無難な1本ですね
 

『インナーウォーズ』2002年/アメリカ

 


2006年12月07日(木)  Mind Tric 

ジェイミー・カラムのライブ行って来ました

渋谷AXで18時開場/19時開演 だったので 18時定時の自分は結構頑張って開演に滑り込んだんですが 19時から30分アクトが入り(これは事前に知らされていたので別に驚きゃしなかった)その後ただ何もなく立ったまま待たされること


45分間


20時を過ぎた辺りからジェイミーコールとブーイングが混ぜこぜの呼びかけが始まって ステージにメンバーが姿を現したのはそれから15分ほど経ってからでした

ステージは良かったんですけども
演奏やパフォーマンスには文句なかったんですけども
2時間弱のステージが終わった頃にはもう22時を回ってしまっておりまして…
ECもなく 会場からトコロテンのように押し出された 渋谷の夜の空の下

相方は大宮の先に住んでいる人だったので 木曜の夜にこの時間はハラハラさせちゃったみたいです JAZZも聴くというだけの理由から無理にお誘いした人だった上 1時間15分も真打ちの登場がないまま立ちずっぱりで待たせてしまったことに 私もハラハラしました 彼女 腰痛持ちですのよ スタンディングだっていうのは了承済みだったけど 1時間押しなんて話は勿論してませんでしたから いや 私だって想像してなかったサ!前回時間通りに始まって2時間以上たっぷり楽しませてくれたアーティストだったんだもんサ!

何かねー 本人がMCで「そこのNHKでポップジャムの収録してたんだ」って言っていたので いつの話だろう?と思って聞いてましたが どうも今日だったみたいですよ ライブの前に録ってきたんだってさ へぇ〜 ふぅ〜ん…

だ か ら 今 日 だ け ア ク ト が つ い て た ん で す か

それを聞いたらちょっとムカっときました
今日のライブは前回公演(今年6月)の時点で決まっていたスケジュールなので、明らかにPJ収録の方が後乗せです 既にチケットを買って 平日の夜に時間をつくって 彼の演奏を楽しみに待っている客を相手に そんな対応してくれるのかと

マドンナやマイケル・ジャクソンが1時間押すのとは訳が違ってるだろうとか いやいや昔のOASISと比べたらまだマシか なんてくだらない自問自答を繰り返してしまいましたよ おかげさまで終演後夕飯は食べられずに直帰でした 押すなら押すとさっさと言ってくれれば先にゴハンとかできたじゃんかよー 働いたあと駆けつけてんだからメシくらいまともに食わさんかい!

『Amazing grace』や季節柄の『Jingle Bells』もJAZZアレンジでカッチョ良かったし 今回もまた替え歌やカバー曲を演っていて ジャスティン・ティンバーレイクの『Sexy Back』やマドンナの『Hung Up』をチロッと歌ってみたり 前回にも披露していたレディヘの『High&Dry』はピアノだけでフルコーラス歌ってました オリジナル曲の『London Skies』は歌詞を「シブヤ・スカイ」にして歌ったりと愛嬌たっぷり 後半はオーディエンス数人をステージに引き上げてラテン系の賑やかしい音楽で踊り あらゆる物を叩き回って大騒ぎでした

とまぁ ジェイミー自身は色々やって楽しませてくれたんですがね


…この後味の悪さは何だかな(苦笑)
 

『Mind Tric』Jamie Cullum

 


2006年12月06日(水)  Free Loop 

いつものように職場で微音ラジオをつけていたら ダニエル・パウターがゲストしているようだったので 少し音量を上げて内容を聞いてみました
前回の来日の際にも同じ番組に来てくれたんですが その時はライブを控えているのにノドを痛めてしまったらしく 生演奏のコーナーが取りやめになってしまいました その時の放送も私は聞いていたので「今回はスタジオ演奏すんのかな?」と思って耳をそば立てていたら パウター本人が前回のことを気にしていたのか「前回ノドを痛めて歌えなかったから またここに来ることができて嬉しい 今日はちゃんと歌うからね!」的なコメントして番組スタッフを喜ばせてました その後すぐに演奏が始まって 1曲歌って彼のコーナーは終了 その際パーソナリティが「今夜のFNS歌謡祭に生出演しますよー」と教えてくれたので ええ?!と驚愕

もしかして今の収録じゃなかったの?! まだ日本にいたのか!Σ(゜゜;)

先日の東京フォーラムコンサートが29日でしょ その前の26日に代官山ユニットでBOX LIVEしてるハズだから 単純にカウントしても11日間はいるってことだよねぇ? そういや回数にしたら今年だけで6回も来日してると聞きましたよパウターさん そんなに日本が気に入りましたかパウターさん
いや 欧米ミュージシャンの日本びいきなんて 珍しいもんじゃないですけどね

後で聞いたところによると ずっと滞日していたわけじゃなく 台湾だか韓国へもライブツアーの続きで出掛けていて 終わってから再び日本に戻って来たらしいです それもカウントして「6回の来日」だったのかな まぁいずれにしてもスゴイよね 気に入ってもらえてこっちも嬉しいヨ(笑)
 
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今日は学生時代の同級生のお誕生日でした
その子は長いことFAXも携帯もなくて、連絡を取る手段といったらお家の電話にかけるか 今どき古風に手紙のやりとりをするくらいしかなかった珍しい子だったんですが それが今年の年賀状に「携帯を持ちました」ってお知らせと メールアドレス等が記してありまして
次の年賀状を考えねばならないような時期になった今 元来の林家気質が発動し唐突にそのアドレスに宛ててメールなぞしてみたのが今朝のこと 夜になって返信が届き 今彼女が下北のパン屋さんで働いていることを知りました

…めっちゃ知ってる店やんかいさ

何はともあれ 変わらず元気でやってるみたいでヨカッタヨカッタ 年賀状だけのやり取りになっていたからどうかな?と思ったんだけれど 誕生日ってとっかかりになる年に一度のチャンスだもんね 相手の出方で次の手を考えればいいし やるだけやっチャイナ!みたいな気分でしたが 割と好反応だったのでホッとしました
 

『Free Loop』Daniel Powter

 


2006年12月05日(火)  赤い衝撃 

年最後のグルタミンライブ 2度目の新宿『紅布-red cloth-』です
出番が遅めだったこともあり 無理矢理都合をつけて退社 一路東新宿を目指しました
少し前もって着くように動いて 出番合わせて来るという友人を待つ間 交差点マックで夕飯の腹づもりです 店自体は空いていたのですぐに注文をして上の客席に上がろうとしたら

「ポテトが今揚げている最中なので3分ほどお時間いただきます お席までお持ちしますので番号札をお持ち下さい」

と飲み物のポタージュとトマトグリルバーガーのみを乗せたトレーに 番号プレートを添えて渡されました
店員の言葉に従い階段を上がった私は 交差点を望む窓に面したカウンター席の1つに座って一息ついた
ポタージュを啜りながらバーガーの包みを開くと レタスのわっさわさ加減がちょっと笑えました 随分豪気な分量で挟んでいるなぁと思ってパクついたのですが 一口食べて「?」 包みを更に開いてバンズをめくってみる レタスの影にはマヨネーズまみれのハンバーグが見えているね… ハンバーグもめくってみようか? 下のバンズが出てきたね… えーっと…
おもむろにレシートを確認 小さな紙片にはハッキリと「トマトグリルバーガー」と打ち込まれています




…トマトなくねぇ?




一口かじったバーガーを包み直してレシートを手にすると 苦笑いのままに階段を降りました
カウンターへ近づいたら 私の姿を見つけるなり「ポテトもうすぐですので!」と店員の女の子 そういやポテトも3分と言いつつまだ来てなかったなぁ いや それよりもっと笑えるミスだよこっちは(^^;)

「いえいえ ポテトではなくてこれなんですけどね」
手にした包みとレシートを差し出して

「トマトが入っていないみたいなんですが(苦笑)」
「それは大変失礼しました!!」
女の子はすぐに後ろに向かって
「店長ッ トマトグリルにトマトが入ってなかったそうです!」
とご報告

奥からは「トマト了解〜」みたいな返事が聞こえたと思いましたが ポテトを揚げている真っ最中なので顔をこっちには向けませんでした やり取りというか その場の雰囲気から“店長”と呼ばれた人がバーガーを作ったんだろうなと推測 だって女の子は接客してくれてたし その間厨房にいたのはあの人っぽかったしね
女の子は2人いて 片方は日本語のイントネーションが微妙な感じでネームプレートには韓国姓が書かれてまして もう一人の女の子は手際良くいそいそ立ち回りながら 韓国っ子にレジの打ち方等を教えたりしていたので 見習いさんと指導係さんだったんでしょうな 奥では店長が慣れない製造作業をしていたとか そんな状況でしょうか 店長が実践で役に立たないという話はどこでも聞く類のものですしね〜 ははは

「一口囓っちゃってますけど」
と言ってバーガーの包みを差し出したら
「すぐに新しいものをお持ちしますので 席でお待ちください」
と包みを引き上げながら 再び上階で待っていろと促された まぁいいですけどね 一応時間はありますから

席に戻っても口をつけられるのは飲みかけのポタージュのみなので 何となく荷物整理だのメールの確認だのでその場を誤魔化してみましたが すぐに来ると思っていたものはなかなか来てくれず いよいよ時間が差し迫ってきてしまったので どうしたもんだろう(汗)と思い出した頃に ようやくポテトとバーガーが到着
待ってました!とばかりに急いで食べようにも デキたての熱々なのでなかなか思うように食べ進むことができず にわかに焦ってきましたよ(大汗) とにかく黙々と食べるだけ食べて 友人が着くといった時間までには何とか表の交差点に飛び出しました

交差点からライブハウスまでは真っ直ぐだし 前回行っているから解るだろうと思っていたんですが 友人は「自信がないからこの前のところで待ち合わせて一緒に行こう」と言ってきたので その場所で待つこと数分… もう着いてるはずの時間なんだけど なんで来ないのかな? そろそろ出番の時間になっちゃうよぅ・。と思ってメールをしてみたら

「ハコの前にいます 寒いからもう中に入ろうかな」

という返信が来て我が目を疑いました
ええ?なんで先に行ってんの?? つか 寒いのはこっちも同じだよ〜ッ 場所が解るんだったらお互い中で合流すれば済む事だったじゃーん・。
マックの窓から外を見つめていたつもりでしたが 彼女が通り過ぎたことに気づかなかったようで お互いすれ違いの人待ちをしていたみたいです 寒風吹きすさぶ中の10分は結構キツかったですよ…

「え!私交差点で待ってました… 会場着いてるんだったらすぐにそっち行きます 寒いですから先入って手ください」
と返して走り出しました 既に出番の時間もギリギリになっています ああん(泣)

駆け込んだら前のバンドが最後の曲を演奏しているところでした 変に走って汗かいてしまったので上着を脱いで腕にぐるぐると巻き付け待機 演奏が終わってグルタミンのセッティングが始まったのを横目で見ながらドリンクカウンターでチケットを飲み物に交換〜 前回はチェリーコークを頼みましたが 今回はチョコレートリキュールのミルク割りをセレクトです 甘いカクテルの揃いがいいのでついつい頼んでしまうのですよ紅布(ちなみにライブハウスには珍しく生ビールを扱っていてドリンクチケットでもジョッキが飲めてしまう豪気なハコ)

前回に引き続き豪さんはスーツ姿で 立ち位置も向かって左にG・右にBが定位置になったみたい 演奏は相変わらずカッコ良く 全体的な流れが良かったというか曲構成がイイ感じでした!大好きな『終わりなき世界』を久々に聴けたし きちっと締めてくれたなーって感じ♪
ここ3年くらいは年末ギリギリまでライブをしていて 何となく年の瀬=グルタミンなイメージがあったんですが さすがに今年は年末年始を家族行事にあてたみたいです(笑) まぁね 2歳児の父と 今年生まれたばかりの赤ちゃんの父は 嫁さん子供を連れて里帰りとかもしたいでしょうからね
今後も息長く活動をしてもらうにはご家族を味方にしてもらわなくちゃ!ですわv

2006年お疲れさまでした また来年も カッコイイライブを期待していまっす☆
 

『赤い衝撃』1976〜1977年/日本

 


2006年12月04日(月)  冬の贈りもの 

午前中 愛知に住む友人から職場宛てに荷物が届いた
先日ライブで上京の際 半日連れだって歩き回っていたのでその間色々と話し込み その中で 私が去年彼女から誕生日のプレゼントでもらったクレンジングの具合が良かったので自分でも買おうと思って探しているんだ と話したら あれは行きつけの美容院で買ったものだから市販されてないよ との返事 どおりで長いこと探しているのに見つからないわけだわーと笑ったら 気に入ったのなら買っておこうか?と言ってくれたので お願いできるなら!と代金を預けようとしが 後でいいと言われてその場は手を引っ込めた
数日前にそのブツが手に入ったと連絡があったので 職場宛に送ってもらったのだった

コンパクトな箱で届いた小包を開けると 頼んであった商品にレシートが添えられており 先日のライブで録っていた映像CDロムが同封されていた それでもまだ他にクッション材に埋もれた何かが詰め込んであったので広げてみると 地元で揃えたと思しき洋菓子の数々がたくさん現れた

?!ッ Σ(。。;)


う 美味そ気な!!


大喜びでお礼メールを打診し 早速3時のお茶タイムでいくつか開封した やっぱりウマーイvv
食べてまたメールを送る
勢い余ってmixi日記にまでUP

地味〜にテンション下がることばかりつづいていたので 友人のこの心遣いはかなり嬉しかった 沈んでる場合じゃねーぜッという気になった!

うおーっし 頑張るぞ年末!どんと来い!!



昼休み 都内で働く友人に宛てて速達郵便を投函
来週7日に行われるジェイミー・カラムのチケット送り出しだった

妹に付き合ってもらう予定だったのだが 彼女が学校の課題提出日とかぶって出掛けるのが厳しいと言い出したので慌てて相方募集をかけた 日程がギリギリだったのでオークションでさばくのも難しかったし 例えさばけたとしても「入金→確認→送付」の手順が日程的に踏めない可能性が高く 当日自分は早退もなにも申請せずに「開演に間に合えばいいや」的なスタンスだったため当日受け渡しというのも無理があった このままでは6000円をドブに捨てるハメに… と焦っていたところに 名乗りを上げてくれた友人があったので地獄に仏!と彼女にチケットを託した この際無駄にさえならなければ代金までは請求しないよ!彼の演奏を聴いてあげてくれ〜〜 といういきさつ

ちなみに友人の勤務先は「本郷」で私の職場は「春日」(メッチャ近いねん)
年末の慌ただしい中でなかったら 帰りに「後楽園」辺りでゴハンでも誘うところなのにねぇ… 近くても時間がつくれないので仕方なく郵送

頼んだぞ郵政!
 

『くまのプーさん/冬の贈りもの』1999年/アメリカ

 


2006年12月03日(日)  クリエイター 

午前中からサクサク出かけ デザインフェスタに行って来ました

会場に着いて少ししたら昼時になったので 館内に出店していた露店でアフリカンカレーでランチ☆ 辛かったけど美味しかったです
そのカレーの列に並んでいるときに偶然居合わせた知人に声をかけられまして いつも大勢で会ってろくに口もきけてない相手だったので自分のことを覚えてもらっているとは思っておらず 笑顔で腕をつつかれたときは心底ビックリしました ものすごいウロたえた返答しかできなかった気がします 嬉しビックリだったんです!でも予期してなかっただけに対応が…!ああう・。orz
お聞きしたら出店参加とのことだったので あとで見に行こうと思ったんですが 全部回ったのに彼女の姿は見つけられませんでした
さらに ああう・。orz

11時過ぎに着いたのに全スペース見て回れたのが16時でした

隣の館で開催されていた某企業のファミリーセールの招待状も持っていたので 余力があったら覗いてみようと思っていましたが 本日は「最終日16時閉会」となっていて時間が間に合わず まぁ 時間があっても気力がなくなってましたが(苦笑)

一日中動き回ってちょっと疲れたけれど 天気が良くて動きやすかったし いろいろ見られて面白かったです

⇒●デザインフェスタ Vol.24



夜 民放で『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』
見たことあったけど惰性でついつい鑑賞 ロバート・カーライル出る作品なのでついつい… でもいっぱいカットされてたかな(苦笑)
『エラゴン』もやっと16日に公開されますが こちらでも敵役のカーライル氏 更に本作では特殊メイクが施され風貌が変わっておいでです 悪者でも何でもカッコイイ敵だといいなぁ(←見た目のことじゃなくて)
劇場まで行くのかなぁ自分…(可能性薄)
 

『クリエイター』1985年/アメリカ

 


2006年12月02日(土)  それぞれの場所 

夕方18時から渋谷PARCO劇場で篠井英介主演の舞台『トーチソング・トリロジー』を鑑賞の日
本日ご一緒する友人が日中は別件で動いているとのことで 各自座席合流としていたので 私は私で前倒しの時間を計算して 隣のPARCO3にある映画館で上映中の映画『unknown -アンノウン-』を観てから舞台へ向かうことにしました 前々から観る気で前売券を買ってあったのですよ ここの映画館(シネクイント)は週1の1000円デーがないのでね 町の格安店でチケット購入しまスタ
※その代わり月1(毎月1日)と平日初回は1000円で観られます


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『unknown -アンノウン-』鑑賞

【あらすじ】
閉ざされた廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の男たち。彼らは全員記憶を失っていた。やがて、わずかな手がかりから彼らのうちの2人が誘拐された人質で、残る3人が誘拐犯であることが明らかとなる。しかし依然として誰が人質で誰が誘拐犯かはわからないまま。誰もが混乱する中、突如鳴り響く電話のベル。それは誘拐犯のボスからで、日没までにはここへやって来るというものだった。5人は互いに疑心暗鬼を抱えたまま、協力して脱出を試みる。そんな中、徐々に甦る曖昧で断片的な記憶が、彼らの混乱に拍車を掛けていく…。(allcinema ONLINE より)



『ソウ』と『メメント』の融合 みたいな前フリは言い得て妙だなと思いました 確かに目覚めたらイキナリ何も解らない的なシチュエーションは『ソウ』や『CUBE』と似ていますが この作品では薬物吸引による“一時的な記憶障害”という設定なので例に挙げた2作の唐突感とはまた別のものですけども 命がけで時間が限られているのも『ソウ』に近いかなー? 記憶を追うという部分がちょっと『メメント』を連想させる感じ

物語とかじゃなく 5人の心理変化や極限に追いつめられた時の精神状態、これまでの人生や立場というしがらみがない 素の“人格”が交錯する緊迫感を楽しむ映画だったと思います 推理らしい推理も別にしませんでした 途中で「アイツが実はああなんだ」と読めてしまってスンナリその通りだったり(苦笑) それでも頑張ってドンデン返しを織り込んでました
私個人は『ソウ』や『メメント』より展開は納得できたし見てるときの気分は良かったです ただ インパクトや独創性では前記の2作に負けちゃってますけどね 後出だから仕方ない

ポスターやチケットには5名の名前しか載っていなかったので気が付いてませんでしたが OPでキャストを見ていたら6人目がジェレミー・シストでした わはー!出てるって全然知らなかった!!(少しは調べなさいって)ちなみに“手錠の男”が彼です のっけから瀕死だったので「お前ガンバレ!」と応援しながら見てしまった(^^;)ゞ

他に名前で判る俳優はジム・カヴィーゼルくらいでしたが 顔見たら覚えのある人が何人かいました ジョー・パントリアーノは脇でよく見るし バリー・ペッパーはこないだ『父親たちの星条旗』で見たばっかだ 『グリーンマイル』よりもこっちを代表作にしてやれよパンフレット…
あと 妙に気になったのがアンダーソン刑事役のクレイン・クロフォードくん

⇒●Clayne Crawford(IMDb)
ちょっとジャック・ブラックやダニエル・ブリュール似な気もすんですが 劇中では一瞬ノーマンぽくも…

はい 目の病気だとわかっています ごめんなさい


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『トーチソング・トリロジー』観劇

【あらすじ】
ナイトクラブで女装して働くゲイ、アーノルド。彼はエドを愛している。しかしエドは女性とつきあっていて、来週自分の両親に彼女を紹介するのだと言う。自分がバイセクシャルであることも隠している、とも。自分がゲイであることに誇りを持ちたいアーノルド、自分に誇りを持ちたいがためにゲイであることを隠したいエド……。
アーノルドとエド、エドと恋人のローレル、さらにアーノルドの新しい恋人アラン、母親、アーノルドの養子デヴィッド、いくつかの相手を思うゆえの切ない愛が絡まりあい物語は進む。(@ぴあ 電子チケットぴあ より)


篠井さん超カワ!! 今回色っぽさよりも可愛らしさが前面に出ていて シリアスになると重くなってしまう内容をコミカルに表現しつつ ぶち壊さない程度に品と雰囲気を保った舞台に仕上げていました
3幕構成で
1幕目がアーノルドとエド
2幕目がアーノルドとアラン エドとローレル
3幕目でアーノルドと母 養子のデイビッド 何故かいるエド
の人間模様
ゲイだユダヤだって部分を抜いても 恋人や親子のおしなべて広い“愛”について考えさせられるお話でした

エド役の橋本さとしは元・劇団☆新感線で馴染んだ役者さんです 実は音楽活動をしていた頃のライブにも行ったことがあったりしますが今は昔のお話です(^^;)
最近あれですよ『ミス・サイゴン』とか(抜擢されたときはビックリした)にも主演するようになっていて 脂の乗った活動をつづけていなさいます 今回のエドも憎めないキャラで演じていてイイ感じでした
黒田勇樹のデイビッドもサラッとしてて良かったス 彼はいつまでたっても“少年”のイメージだなぁ…
そして何につけても篠井さん 女性メイクしてないのにあの“女らしさ”が出てるあたりがさすがです 全編通して超キュートでした!つか ちょっとズルイとすら思う

女の身として…orz

この作品 元々はブロードウェイで人気を博した舞台なんですが 88年に映画にもなっているので帰りにレンタルしようと思って店寄ってみたところ ある分は全部「貸出中」でGETならず 無念・。


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帰宅後 先日落札した『ダ・ヴィンチ・コード』DVDの出品者から 何の連絡もないことを確認し 不安になってきたのでお伺いのメールを送ってみた
よくよく先方の評価を見てみたら600件以上の取引をしている中で 悪い評価が19件 出品での評価がうち7件となっており 内容を見てみたら
「連絡がこない」「メールの文面に誠意がない」的なコメントが入れられていました

・・・や ヤベ 変なのに当たったことなかったから最近細かいチェックを手抜いてた(汗)

という感じで にわかに不安になってきたオークション取引き
キャンセルするのも今後に影響あるし トラブらずにやり取りが終わることを祈るしかないかなぁ・。
 

『Hello Another Way -それぞれの場所-』the brilliant green

 


2006年12月01日(金)  12月の熱い涙 

今夜はグルタミンの豪さんがソロでライブの日でしたが 昨日のアレコレで時間に余裕が作れず無念のリタイヤ・・・
昨日まで行く気でいたので悔しいダヨ むきーッ(`皿´)-3

今日は昨日よりちょっと早く帰れて23時ちょい過ぎ帰宅
 

『12月の熱い涙』1972年/アメリカ

 


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