カタルシス
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2006年10月31日(火)  けむる迷いの森をぬけて 

今日で10月もお終いです =ハロウィンなわけですが 何もできませんでした…
いや 仮装するとか菓子をバラまくとかパーティに行くとかではなくて イラストの1つでも描いてサイトにUPできたらイイナーとか 薄ら思っていたんですが 今月はとてもそんな余裕がありませんでした ガクリ↓
ハロウィンて一応アイルランド発祥の習慣なので 処刑人スキーの間ではちょっぴり気にされてるイベントなのです うん でもそれだけの話なんでね 無理はしようとか全然思ってなかったし(苦笑)つか できないし

本日は武道館でコブクロがライブの日でした 今日明日と一週間後の1回で「武道館3Days」です ことごとく平日です そして全席指定とはいえ開演が18:30です 私定時が18時なので… 職場が春日で九段下は目と鼻の先であるというのに この時間だとかなりギリギリです 定時にオフィスを飛び出して間に合うかどうか 実に微妙です

今回 一人1公演しか申し込みできなかったんですが 手分けして3回分ともチケット確保しています とりあえず3回行けるので 仕事を早引けるほどのこともなかろうと 3回とも定時まで仕事してから飛び出すことにしました そして今日がその1回目だったわけですが

見事に15分オーバー…

職場を出た時間がですが 開演まであと15分て 飯田橋の駅着いたらタイムアップですもん バス停までだって10分弱かかるし 電車やバスではもう間に合わないことが予想できました
今日は3回中で一番ステージに近いアリーナ席だったし 自分的にも「初回」なので遅刻はしたくなったんですよね… なので仕方なくタクシーを掴まえて「近くて申し訳ないんですが武道館までお願いします 時間さしせまっているので急いでもらえると助かります」と言いながら乗り込んだら「コンサート?半からですか? 大丈夫 大丈夫 5・6分で着きますよ」とハリキる素振りで車を走らせる運転手さん 時間がなくてソワソワしてましたがおかげで和みました(笑)気の良い人でヨカッタ
武道館は車両で敷地内まで入ろうとすると制限が厳しいらしいので 九段下の交差点の辺りで降ろしてもらいそこからは徒歩(走ったけど)で門をくぐりました 端からあんな人混みの中をタクシーで乗り付けようとは思っていなかったので ここでの疾走は想定内です

入口手前にグッズや関連商品(CDやDVD)の売り場があったので グッズをスルーして商品部の方に立ち寄りました 実は先日発売されたベスト盤まだ買っておりませんで グズグズしていたら街では「初回限定盤」が完売している店ばかりになってしまっていたのでした
初回限定盤だと秘蔵映像の入ったDVDがついてるんス ベストだからシングルほとんど持ってる自分としてはさ 今更な〜…という内容ななので もし買うんだとしたら特典ついてナンボばなわけですよ サッサと買わなかった自分が悪いんですが 今や押しも押されぬメジャーデュオなんだって認識が甘いようで いい加減自覚しなくては

「ベストの初回盤てありますか?」
「あ すみませんもう完売してしまいました」
「明日にはあったりしますか?」
「多分ないです…」

あら残念 最後の頼みのツナでしたが ライブ会場でも手に入らないってことは どこぞの寂れた店舗にでも残った盤を探し出すか 中古に出回るのを待つくらいでしょうか? 人気者だと“中古”という選択肢があるからチャンスがなくもないよね 今までにはありえない選択肢だったんですけども(苦笑) いずれにせよ今は断念です

アリーナ専用の入口に向かい カメラチェックを受けたらいざ中へ 今日の席はアリーナ中央よりやや右寄りの後ろから何列目かの席 結構後ろです オペラグラスは持って来ていたので距離の心配はなかったのですが 目の前の人たちがみな上背のある人ばかりで さすがにこれには失笑するしかありませんでした
そう身長が高くない私はともかく 後からやってきた背の高い友人さえも「うわ前見えない…」と言っていたので 折角のアリーナでしたが 近距離での視界は望めそうがありません まぁ 勾配ないから仕方ないよね(苦笑)最近諦めモードに切り替わるのが早くなりました 色んなことにムキになることが疲れる年頃になってしまったようです 大人っちゃ大人だけど 自分がちょっと枯れた気になるね

実際バンドのメンバーが登場してみても やはり視界はほぼ0状態だったので 無理はしないで時折人の頭の隙間から見え隠れする小渕くんと黒田くんを確認しながら “多分この辺にいるんだろうな”的感覚で出だしの数曲を聴くのでありました

「ではまぁ後が長いんでね どうぞお座りください」
彼ら恒例の一言で 場内がホッとしたように着座します イスに座れば取り敢えずフロントの2人の姿はちゃんと見ることができました バックメンバーは位置によって見えたり見えなかったり この際後ろまで求めるのは贅沢ってもんでしょう
座りからバラード目の曲が数曲つづきます

と なんだかステージの様子に違和感が 程なくして小渕くん
「リオさんちょっと具合悪くなっちゃったみたいなんで 少しお話しましょうか」

リオさんてのは彼らのバンドでキーボード&ピアノを担当しているサポートメンバーで ライブではバンマスを担う重要なポストのナイスガイです スラリとした長身と柔らかそうな物腰が印象的な人

慌ててステージの奥に目をやると スタッフに付き添われて裾へ引けて行くリオさんの姿がチラっとだけ見えました りゃりゃりゃ バンマス抜きはちょっとキツイなぁ・・・
それでも「話」でそれなりに間を持たせてしまうコブクロはお見事でした ただ いつもの「つい調子に乗って喋り過ぎた」というのとは違い 意識的に時間を稼ごうとしている必死感みたいなものが伝わってくるので 話は面白いんだけど 早いところリオさんに帰ってきてもらいたいなぁと思ってました 早く戻って彼らを安心させてあげとくれよ・。

そんなMC最中に『桜』の話が出まして
コブクロさん去年の紅白に『桜』という曲で出場しているんですが リードボーカルの黒田くん そのハレの舞台で堂々と歌詞を間違えてしまいまして(苦笑) 紅白って画面の下に歌詞がテロップで出てしまうじゃないですか 年末の大御所番組の中で歌詞をミスったのが全国放送されてしまったわけですよ 本人はそりゃまーヘコんだらしいです
そしてその苦い経験がトラウマにでもなってしまったのか 以後『桜』の歌詞をミスることが多くなってしまった黒田くん 今日も既に『桜』を歌ったあとだったんですが またもしくじっておりまして(^^;) それでこの余った時間のMCの最中に

「あんな こんなときにナンなんやけれども リベンジさしてもらえへんかな」

と言い出しました 突然の提案に相方の小渕くんは面食らった様子でしたが 場内は途端に拍手の渦 スタッフも手早くギターを運んで来ます

こうして 武道館でアコギ1本の『桜』が熱唱されました

本番度胸のある黒田くん 今回はキッチリしっかり間違わずに歌い切り 1万を越す観客から絶賛の拍手喝采を受けていました 私は隣に立つ小渕くんを見ていて「何か泣きそうな雰囲気漂わせてるな〜(^^;)」と思っていたら 泣く前に自分から「黒田があんなこと言い出すなんてボク感動で泣きそうやったわ!」と笑いネタにすり替えてた(笑)ああ言わなきゃホントに泣いてたでしょキミ

そんなひと波乱をはさみつつ リオさんが万全でないなりにも一応復活してくれたので つづくプログラムを再開させました 初っ端歌ったのがピアノ伴奏での歌い上げだったので「こりゃリオさんなしじゃ無理だったわな・・・」と苦笑い その後もリオさんはコッソリ抜けちゃったり 演奏中にも辛そうな顔を見せていたりして 終始我々のハラハラは消えないままでしたが ライブそのものは充実していて 見事なバンマス仕事をしていたと思います

それらの一件があった所為か全てのプログラムが終了したのは22時近くでした 18時半が開演で多少の押しがあったにしても10分程度 3時間半弱? ああ やはりコブクロは長いのう〜(遠い目)

帰りに友人とゴハンを食べて解散
明日もあるので割とサラサラっとね

『Overflow』コブクロ

 


2006年10月30日(月)  最後のアドレス 

ハウスメーカーの印刷&発送が完了したので 次は自動車メーカーの「印刷→ 包装→ 梱包→ 発送」作業を開始 これが終わったら今度は輸入インテリア雑貨の店のニュースレター ううーん しばらくはプリンタ占領状態ダネ(苦笑)

作業の隙をみてはメールアドレスの取得先を検索
もう今後は極力今回のような面倒が起きないよう できるだけ大手サービスを利用しようと思い 真っ先に思い浮かんだHotmailを週末に登録してみた
しかし 案の定自宅のMacからはWeb利用がままならない状態で POPでの使用も今はできなくなっているらしい 以前は「○○@hotomail.com」だったドメインも 今から登録すると「○○@hotomail.co.jp」にしかできない できれば「○○@▲▲.com」とか「○○@▲▲.net」「○○@▲▲.jp」くらいの短いものが理想なんだけど…
とりあえずWEBでのアクセスを諦めて自宅PCでメーラー設定をしてみた メーラーはOutlookを使っているので 受送信できるハズと設定してみたものの 何故か送信はできるのに受信ができない ハテ?何の設定が違っているんだろう?? それに各アドレスごとに勝手にフォルダができてしまうので 今までのようにそれぞれのアドレス宛てに届いたメールを一度に1つの画面で確認することができず 思わず舌打ちをする

…Microsoft 使えねぇ(怒)

これでは設定がうまくいっても後々の使い勝手が良くないなと 一旦Hotmailの設定を中断させて 他の提供元を探すことにしたのだった

あと大手といったらYahoo!が筆頭だと思うのだが 「@yahoo.co.jp」は個人的な好みの問題で外使用はしたくない だってYahoo!ってバレバレ過ぎてカッコ悪いじゃん!(そんな問題かよ)でも既にオークション利用の登録時に「@yahoo.co.jp」で使えるアドレスを1つ持っているので 今まで死にアドになっていたそれを 今回使えなくなるアドレスのうちの1つとのすげ替えに利用することにした WEBでもPOPでも問題なく設定できてる部分では MSNより評価するよ うん

それから 裏管理しているHP用の有料サービスで1つアドレスがPOPで使えるので これも自宅PCでPOP使用 これは以前から設定してあったのだけれども なんの登録にも使っていなくて 完全クローズドなアドレスだからスパムも届かないし 設定だけして半分死にアドみたいなもんだったのを 映画関係のメールマガジン用に設定 こちらもあまり対外使用はしないアドレスとしたい

あと確保したいのは 映画友達用と通常使用用
プロバイダーのアドレスはどうしてもそれじゃないとき以外は外出ししないので 基本使用に使う「盾」アドレスはどうしても必須だった ちなみに今まではその役を「○○@milk.freemail.ne.jp」に担ってもらっていたので 自然こいつで登録したサービスの数がかなりある 変更作業が結構面倒くさそうで気が滅入りそうだ はあぁぁ・。

そんな訳で メインと映画友用のアドレスを確保すべく 「無料」で「POPとWEBで使用可能」なアドレス提供元を検索・検索・検索 ドメインの種類や使用可能容量などを見比べて時間を費やしていたら ふと目にとまったところがあった

容量:無制限/POP:可・WEB:可/ドメイン:〜@gmail.com

「ジーメール?」
聞かない名だけど 随分条件がいいな… 詳細を確認するためにアクセスしてみたら Googleが提供するサービスだった



び・・・ ビンゴ!!



Googleなら世界規模で安定してるから生半可なことじゃ消える心配ないし 自分も普段から好意的利用しているサービスだし 何よりも「@gmail.com」というシンプルなドメインがイイ!! そんな訳で突然真面目になって詳細を読み込んで 自分の要望ポイントをクリアしていることを確認したら 即行でアカウント登録!
実際の詳細↓───────────────────
料金: 無料
保存容量: 2,500 MB
言語: メールの送信と閲覧はほとんどの言語で行えます
自動転送と POP3 アクセス (無料)
迷惑メール フィルタ機能
─────────────────────────


設定できるアカウントは 記号がアンダーバーしか使えないのと 英数6文字以上という表記制限があったので 以前メイン使用していたものと同じアカウントが設定できなかったけれど 映画友用は幸いにも以前と同じアカウントで登録することができた♪ 取り敢えずそこだけでも押さえられれば御の字かな

早速職場でWEBでの受送信を確認 問題なし!
自宅でPOP設定をして こちらも確認問題なし!
実にスムーズで予は満足じゃv

ビバGoogle!! (≧∀≦)b☆

サービスの登録関係が落ち着き次第 リアル友達の皆さんへお知らせメールを送信の予定〜
 

『最後のアドレス』1969年/フランス

 


2006年10月29日(日)  学生街の喫茶店 

午後から母校の文化祭に行って来ました
先日の妹の学祭に触発されて唐突に行く気になったものだから 前日になって同級生何人かに声かけてみたけれど 付き合ってくれたのは2人だけでした いやは〜2人掴まっただけでもラッキーだったよねぇ〜 でも全然“久しぶりな面子”ではないんだな 未だにいつも遊んでいる仲間内です(苦笑)

学校は普通科じゃないので まだ自分らが習った実習の先生が数人残ってらして未だ現役でご活躍中です 本当はもういなくなってるハズの先生方にも会えました 皆さんこの学校がお好きなようです(笑)

卒業後も毎年この学祭には足を運んでいた私でしたが ここ最近は展示作品の見栄えがしなくなってきてたので 正直足が遠のいておりまして 何かパワーが足りないっていうか うちの科(デザイン科)よりも今はグラフィック・アーツ科の時代なんだな〜って感じなんだ 見ててつまらないんだもんD科 G科の方が見応えあるなんてD科OGとしては内心悔しいわけですよ & 後輩たちの見せる“無難な雰囲気”というやつが 失望感を煽るというか… とにかく何つーか つまらんのだ 見てつまらんものは見たくない

それでも来年は創立100年目に当たるので 諦めずにまた来てみようと思います
腐っても工芸魂なのです

⇒●都立工芸高等学校


「学祭をに行く」という表の名目がクリアされたので 裏でありながら真の名目でもある「飲み」に突入です!(おい)
水道橋を4時半頃に出されてしまったので JRで新宿まで移動し 以前から気になっていた「つくねと手まり寿司の店」と銘打たれ居酒屋?に行ってみることにしました
今流行りの「個室」型なんですが 店の名前にもなっている手毬型の個室があるのですよここ その個室が気になっていて ノリの良いところを見繕って挑戦してみようと前々から目論んでいたのです 今日は人数的にも手頃だったし ノリの面では申し分のない面子☆

さあさ いざゆかん手毬の中へ〜♪(笑)

⇒●個室風流 七色てまり

お冠にもあるように「つくね」と「手まり寿司」がメニューの売りのようでした あとはお酒の揃いが良くて特に梅酒は60種類という驚くべき数の多さ 60種類全部が梅酒です どんだけ違いがあるのか試してみたくなっちゃうじゃんね!

そしてその術中にハマった友人 約1名…

私も最初の1杯は梅酒にしたんですが 梅酒って甘いけど結構強いじゃないですか 口当たりの良さにつられて1杯目を空けたらそれだけでユアンユアンしてきたので 次のグラスからはソフトドリンクに切り替えてしまいました とてもじゃないが60種類を制覇なんてできる訳がない(端からそんな気もなかったけど) ハマった友人は3・4杯飲んでいたでしょうか?頼む毎に「ちゃんと味が違う!」とご満悦でした 美味しい酒を飲んでくれているようで私も嬉しいサー

その他のメニューもいろいろ頼んでいた訳ですが 価格帯は「中の上」くらい 特別高いわけではないですが決してお安くない設定で ボリュームはなんともお上品 摺り合わせると「ちょっとお高め」になる感じですが お味は悪くなかったです 特につくねは美味だったv

5時に入って2時間半 散々飲み食いをし シメにしっかりデザートも食べてから退店 そのまま帰るにはまだ早い時間だったので 近くの喫茶店でお茶だけ注文で更に2時間 その話の中で友人ら2人ともが掲載されているイラスト専門の雑誌が今発売中だというので 初耳だった私は「そういうことは早く言えヨ!」とそこから書店へレッツラゴー
もう21時半を回っていましたがルミネエスト内の有隣堂なら22時までやっていると思って 2人に売り場の案内をさせながら問題の雑誌を探すも見あたらず 時間が差し迫って来た頃友人たちが「Toolsにならあるよ!」と1フロア下にある画材店の名を挙げたので 急いでエスカレーターを降りようとしたら既に閉鎖 エレベーターの前には警備員が配置されていたので フロアを降りることはできてもエレベーターから途中の階へ降りることができなさそうな雰囲気でした

しまった! でも ここまで来て諦めるのは癪に障る!

ふと階段の入口に気が付いたので気配をうかがうと こちらはまだ閉鎖されていない様子です 「ここ降りられそうだよ!」と2人を尻目に階段をタカタカと降下 下のフロアに入ってしまえば 残っている客に紛れて動きが取れると思っていたので 行動は迅速でしたよ
「ときどき驚くような速さで動くよね」と誰かに言われたことを チラっと思い出しました

運良く誰にも見咎められず画材屋に入り込めたので 2人に本の在処を教えてもらい 中身も見ずにレジへ持って行きました 会計を済ませたら何事もなかったような顔をして エレベーターの前に並びます 警備員の視線だってもう気にならないサー

⇒●雑誌SS(スモール・エス)

エレベーターに乗ってB1Fまで JRの改札がある階なので 友人たちはここから電車に乗ってお帰りです 私は彼女らを見送ってから私鉄の駅へ向かいました

美味しいもので満腹だし 親しい友人たちと散々喋って笑ったし 友人らのイラストが掲載されている雑誌も無事買えて ホンワカ良い気分の帰路でした ウッフリv(若干・酔)

『学生街の喫茶店』ガロ

 


2006年10月28日(土)  長い散歩 

午前中から出かけてダーバンのお得意様セールをひやかして来ました
ここ数回都合が合わなくて行けてなかったんですが リストから抹消されては嫌なので適度に通うことを心がけ 実行

基本的にバーゲンとか苦手なんですが ここのセールは紳士ブランドがメインなので婦人モノがそんなに多くありません なので他ほど混まないし品数が少ないので吟味しやすいし 欲しいものがなきゃサクッと退散できるので時間と財布にやさしいのです(笑)

必要な物があるときはセールなんかアテにしないし「無理やり買わない」が安物買いの自分ルールなので いつもこんなテンポです でも たまに気に入るのが見つかればモノは悪くなくお得感が得られます 輸入食材や菓子の扱いがあるのも面白いヨ☆

今回 連れがリクルートスーツを調達したかったようなので 彼女がいろいろ試着している間に私は係のおじさんたちと話をしてまして

「ここ数回来れてなくて久々に来たんですが ビルの名前変わったんですね〜 取り扱いブランドも前より増えてるような…」

「ビル名の変更は今回からです(微笑)実はダーバンて会社がなくなっちゃったんですよ 今はブランドとしてだけ存在してます」


…え そうだったの?


「でも紳士服ブランドとしては手堅いんでしょう?」

「ええまぁ お陰様でブランド力はあるのでショップ展開も以前のままやらせて頂いてます」

「大人の男性なイメージありますもんねぇ 逆にリクルートスーツとかはあんま出なかったりするんじゃないですか?」

「若者のイメージはありませんか」

「そうですね」

「オジサンっぽい?」

「いやいや オジサンというより“大人の男性”です 若造にはまだ着こなせない貫禄っていうか そんなイメージ」

「なるほど…」

「だからあのポスターの(指差して)モデルさんはちょっと若い気がします」※さり気にアピール

と こんなやり取りをしてました
顧客の若返りをはかりたい意図はモデルが変わったときから読めてましたけどね 老舗百貨店なんかが抱える問題と同じでしょう

ブランド側としては 今までの顧客が息子を連れて来るような流れを作ろうとしているらしいです
内心難しそうだなぁと思いつつ うまくいくといいですね的なコメントでお茶を濁して終えました




会社がなくなっちゃったんじゃノーマンのモデル降板も仕方ないですね 残念〜(^^;)




セール会場のあった五反田にてランチ(刀削麺)を済ませ 山手線で恵比寿まで
次なる目的地は六本木だったので日比谷線に乗れば2駅で着く場所でしたが 天気もいいし お腹いっぱいで苦しいし 時間もあるし 駅のホームからヒルズの頭が見えてしまったし… という訳で 恵比寿から六本木まで歩くことにしました

広尾経由で商店街とか超楽しかったー♪ 有栖川公園の脇抜けたらテレ朝通りに出れたので「なんだ近いんじゃん!」と新発見 いつもとは逆の方向から専称寺さん(沖田総司の菩提寺)の前を横切ってヒルズへ突入です

六本木ヒルズ到着後は 森美術館で開催中だったビル・ヴィイオラ展を観て 強制的に付随していた展望台入場券を無理やり使い都内を一望してから帰途に就きました

⇒●森美術館

ビル・ヴィオラ 連れに誘われて行ったんですが結構面白かったです ビデオアートでは第一人者だそうですが お恥ずかしながらワタクシ全く存じ上げませんでした 見た感じは見事なまでの「アート」でした 意味を図ろうとして見ると「難解」の一言につきます が 技術だの見せ方だのは興味引かれるものがありました 基本的に映像がクリアで綺麗でしたし 時間と心の余裕があれば じっくり見た方が良い作品陣だったと思います が 如何せん時間不足だったというか 一つひとつの作品を全部見切るには相当時間かかっちゃう感じだったので 途中で諦めてきました 気になる方はお試しください

⇒●ビル・ヴィオラ

六本木から大江戸線で新宿まで出てまず高島屋へ
HMVが3倍ポイントの日だったので連れの希望により立ち寄ったのですが 店舗限定のサービスだったらしく高島屋店は対象外とのことで 買い物をやめて移動 各階の売り場を冷やかしながらJRの駅方面へ

次にルミネ2内の成城石井でいつもの紅茶を購入 高島屋で断念した“休憩”を成城前のKIHACHIオープンスペースで実行 やっと一息つけました

つづいてもう一つの駅ビルルミネエスト(旧マイシティ)へ入り上階のHMVで連れがお買い物 その間私は隣の書店をフ〜ラフラ

これで用事が全部すんだので JRから私鉄の駅まで更に歩き 始発駅から電車に乗り込んで地元まで座って帰りました その間2人揃って爆睡
ヤー 結構歩いて足が疲れましたヨ(笑)でも充実した!

夜は本家でお夕飯 妹が学生に戻ってから本家率が高くなりました 稼ぎがなくなった妹はいいとして 私はちゃっかり便乗です(^^;)ゞ その代わり どこかへ出掛けた際の食事はなるべく私がご馳走の方向で… なけなしの恩返し

家族で食卓を囲みながら『ふしぎ発見』でモーツァルトな三都を見て中欧に思いを馳せ その後『地球街道』で宮本亜門が案内するイギリス郊外の旅を堪能しました 屋外劇場スゴス!

くあ〜 チェコ行きてぇっ!イギリス行きてぇっ!
 

『長い散歩』2006年/日本

 


2006年10月27日(金)  それは突然やってくる 

CDの最終打ち合わせをしたいという編集さんに
「近所に手頃な店がないですが うちのオフィスのある建物の1階ロビーの応接セットで良ければ使えますけども・・・」
と伝えていたのですが 昨日になって 今日の社長と某社員さんのスケジュールが一日外出となったので 連絡を入れ直し
「社長と○○さんが一日不在決定になったんですが もしアレでしたら当社の打ち合わせ室使いますか?」
と持ちかけたら
「それは助かります!」
とソッコーで返事が届きました

他の社員さんはいたけれど 私の仕事とはあまりかち合わない人たちなので 素知らぬ顔で自分のスケジュールに「14時半来客」と記しておきます

現在我が社では同じ建物の3階と5階に1つずつ部屋を借りています 元々3階にオフィスを構えていたところに 今年の9月に5階の1部屋が空いたので そこを追加賃貸したのです 当初は子会社を設立して5階にオフィスを構えるつもりだったみたいですが 機器やらネットワークやらの利便性を考えたら 親会社ともども3階をオフィスとして 5階は来客用の会議室や打ち合わせ室のフロアにしよう という話になりました
そんなわけなので 今5階の部屋は3室あるうちのメインの部屋を来客用の会議室とし 2室はそのまま放置状態になっています 9月に設立したことになっている子会社も実在はしていません 社長のいつもの“見切り発車”です 社内的には慣れたことですが 今回社名変更のご挨拶と一緒に新会社設立の報告もしてしまっているので 対外的にどうなっているのかは少し気になります が 皆気づかないフリを押し通しているみたいです 明らかに面倒ごとなので 誰も関わり合いたくないのです(苦笑)

来客の時間までに少し部屋を片付けました
私も大概適当な人間ですが “来客用”の部屋なのにカーペットに毛埃が散らかっていたり テーブルに何だかわからないシミがついているのは さすがに気になります 頻繁に出入りしている人たちは気にしてないんでしょうか(黙)それとも掃除は自分の仕事じゃないと思って無視してんの? 私は用がなきゃ上には上がらないから掃除なんかしてやらんよ つか 私だってそんなん仕事じゃないし

カーペットの繊維が細く長いため 掃除機で吸い込もうとすると中のフィルターが目詰まりを起こして後処理が非常に面倒なことになると3階の掃除で学習したので 粘着シートをコロコロ転がすタイプの掃除器具を用意して「使ってください」と5階に置いてきたのに 今日私が見かねてカーペットの毛綿を取ろうとしたら コロコロは粘着シートが未使用のままになっていました…

ええー? 1ヶ月半の間一度も使ってないのー?

ゴミもたまったまま外に出そうという気配がないし 本当に誰も雑用をする気ないんだな と内心呆れながらコロコロを開封して床の毛綿を取り除き テーブルも厚手のウエッティでこすりながら拭きました 乾燥籠に伏せたまま放置気味の食器を棚に戻し 飽和状態のゴミ箱は中身を大袋に移して空にします 冷蔵庫にある半端に封の開けられた菓子類は3階に運びました

たまに様子を見に行けばこんな状態です できれば上にはもう上がりたくありません…

先方は時間通りに来訪 3階にいる人たちに「上に行ってきます」と声をかけて移動しましたが 誰が何の用で来るかには一切触れませんでした 訊かれもしなかった 自分に関係なきゃそんなもんなんだろうねぃ

5階で迎えた編集さんは 印刷会社の営業さんを連れて来ていて こちらの顔を見るなり
「お久しぶり〜 これさん全然変わらないね!」と笑顔で声をかけてきてくれました
そう言う向こうも全然印象が変わっておらず 相変わらず多忙な日々を送っているご様子です 会議室の席に着くとすぐに「ごめんね次の予定が入っているんで15時の電車に乗りたいんだ」と曰う彼女 時間通りの到着とはいえ現在14時半 ここから駅まで徒歩だと10分前後です

ホント時間ねぇ〜!

そんな訳だったので 挨拶もそこそこに色校の確認とデータ渡しを済ませ 完成品納品までのスケジュールを確かめ合うだけで速やか解散となりました 超高速打ち合わせ!笑

彼女らをエレベーターまで見送って 5階を片付けて3階に戻ると 何事もなかったように通常業務に取りかかります 来客に関してはやはり何のツッコミもされませんでした 別に訊かれたらそのまま本当のこと言うつもりでしたが 言ってこないならそのまま放っておきゃいいやーって

全体的に仕事が落ちついてきたので 今日は定時に帰れそうだぞ♪と思いながら 何の気なしに個人使用のメールをWEBで開いてみたら 現在メインで利用しているフリーメールから「サービス終了のお知らせ」が届いていて仰天
同じ会社で計4つのアドレスを登録していて それぞれ用途に合わせて使い分けていたので それらが使えなくなるという事実に少なからず動揺しました もちろん フリーのサービスなので会社の都合でいつ使えなくなっても仕方ないものなんですが なんの根拠もなく「大丈夫」な気でいたので 大誤算です

長年使いつづけていたので あちこちのサービス登録にも使ってまして 厄介なのはその登録が どのサービスにどのアドレスを使っていたかウロ覚え状態なこと(汗) しかたがないので現状届いているメールマガジン等からサービスとメルアドを照らし合わせて 順次新アドレスへ登録内容を変更していかねばなりません

そんな訳なので今までの「〜@○○○.freemail.ne.jp」は2007年1月末日をもって利用できなくなります POPでもWEBでも使える便利なヤツだっただけに痛手です 他に良い提供元を探さねば…

本日の残った時間を 新たなアドレス提供元のネット検索にあててしまう 不良社員なワタクシでした
 

『それは突然やってくる』奥井雅美

 


2006年10月26日(木)  おかげ様で氷は溶ける 

ああ今日は『メタルマクベス』DVDボックスが自宅に配送される日です
でもきっと受け取り間に合わないヨ・・・ えんえん・。

と思ってたら 帰宅の10分前に配送があったようだったので 大慌てで問い合わせをしてみたら
「まだ近くにいるのでお持ちします〜」 との連絡がありました!!

ヒャッホイ☆ ありがとう佐川さん!!

往々にして評判の良くない佐川Q便ですが うちの近辺を担当してる人は皆いい人ばかりです 佐川だけじゃなくネコもいいよ セールスドライバーさん本人は

雨の中近くに車停めて帰りを待っててくれたり(こっちから連絡したわけじゃない)
自分の家が近所なんで荷物を持ち帰って夜遅くに再配達しに来てくれたり(多分見つかったらマズイ行動だったんだと思う)
末端はこんなに頑張ってるんだがらさー 上の方やシステム側はしっかりやらないとね

気分良かったので唐突に野菜スープなぞこさえてガツガツ食ってました 民放でやってた『ターミナル・ベロシティ』見ちゃった チャ−リー・シーンがまだかろうじてデブではない頃? でも太り出したくらいかなぁ(^^;) チャーリーは担当吹替えが賢雄さんなんで 民放で見るの嫌いじゃないノダ(笑)

えーと 入稿したCDセットの色校が出ました 私の凡ミスが1つ クライアントの「やっぱりこうしたい」注文が何箇所か発生
取り急ぎ明日印刷所に戻せるよう 少し夜作業 ごっつ眠かったワ〜
 






あ・・・ コトーさん見るの忘れた!(汗)
 

『地球ブルース』THE CRANE FLY

 


2006年10月25日(水)  再び逢ふ日 

朝だオハヨウ!
昨日の頭痛も熱っぽさも去り スッキリ全快で意気揚々と出勤
午前中は似顔絵(自動車メーカーの案件)描きに没頭し 午後からのミーティングは「他の仕事が終わらないのでサクサクっとお願いします」と社員さんに言っておいたことが功を奏したのか 私が関わる案件はいつになくサパッと終わらせてくれたので 社員さんを残して私だけ退散して来られました ありがとう社員さん!
デスクに戻って似顔絵描きと出力を同時進行でこなし 本日発送分の荷物を無事送り出して 似顔絵もやっと全員描きあげて先方に確認を出しました OKが出ればこちらも出力が始められます

体調が持ち直さなかったり 仕事の収拾がつかなかったりしたら諦めようと思っていたamberlifeのライブにも 仕事の収拾がついたので行けることにしましたッ(≧∀≦)/
うわい♪ 仕事のカタがつくとは正直思ってなかったので 自分的にはかンなり奇跡です!

正月ぶりのamberはライブ自体が久々なのにエライ安定してて 尚且つカッチョ良かったです!特に哲平さん(個人的趣向) 普段の様子も好きだけど 歌ってるときは別の魅力を爆発させてゐる… 少しくらいお腹がタフっとなってても惚れるサ!(笑)

そんな彼らの演奏を見ていて急にあることを思い出しました
前回見たときにも気になったんですが 元々Analog Machineのメンバーから1人抜けて そこへ新面子が2人加わって現在のamberlifeを構成しているわけですが その新面子の1人がキーボードでして 気になっているのはこの人のことでした

このキーボードさんはお名前を「タダさん」とおっしゃるようです
私には「キーボード」の「多田さん」に思い当たる人が一人いました

自己暗示なのかも知れませんが どうにも彼が見覚えのある顔に見えて仕方ないんスな でも前回はPOWDERが対バンで何かと慌ただしかったこともあり amberとはほとんど接触できずに退散してきたので確認することが適わず
でも今回は彼らだけが目当てですから 大手を振るって聞いてみようと思ったのでした

控室の前 階段の踊り場に集まっていた哲平さんとBAKUちゃんを見つけて さっそく質問実行です

「あのう つかぬことをお尋ねしますが キーボードのタダさんて 下のお名前はなんとおっしゃるんでしょう?」
多田光裕さんだよ」
?! マジすか!!







BLUEZIE!? のキーボードやんかいさ!!






『BLUEZIE!?』って何? はい そうですね 普通の方には耳慣れない単語だと思います
私が高校生の時分に出会ったバンドの名前です メジャーデビューはしていてシングル及びアルバムを数枚レーベルから発売していますが 出会ってほどなくして解散してしまいました
第1クールの『タモリのボキャブラ天国』のエンディングを歌っていたり CMソングに起用されたこともしばしば バンド解散後ボーカルの芝田さんはしばらくソロで活動していて 広瀬香美が起用される前のアルペンCMソングを歌っていたりもしています 書き連ねていたら懐かしくなってきました つか 年齢バレバレじゃないでしょうかワタクシ…

ちなみに サイトの「音楽」ページで彼らのことを紹介しています サイト開設当初から紹介しています 気づいていた方いらっしゃったかどうか分かりませんが 何気にアピールしていたのですヨ(苦笑)

⇒●音楽ページ BLUEZIE!?

「ぶ…『BLUEZIE!?』ってバンドしてませんでした?」と哲平さんに訊いたら
「さぁ〜 色々やってる人だからなぁ」と首を捻ります

「解散後は オレンジだか ママレードだか そんな名前のバンド立ち上げていたと思うんですが」
「え!それ『the Orange』のことじゃない? うわースッゲーレアネタじゃんこれちゃん!」

「…中にいます?」
「いるいる! BAKUちゃん多田さん呼んで!」

という流れでご本人登場 本当に多田さんでした



び ビックリした〜ッ!



BLUEZIE!?の名を出して挨拶したら向こうにもビビられましたけどね(苦笑)
ちょっとばかり昔話をして それでもすぐに会話がつづかなくなってしまったので お友達来ていたようでしたし サラリと解放して差し上げました いやいや 少しでも相手してもらえて光栄でした

しかし 何で哲平さんと多田さんがつながるんだ?(謎)

その疑問をそのまま哲平さんに尋ねてみたら Analogの休止が決まったときに いろいろ面倒みてくれていたプロモーターさんが「このままブランク作らないで ソロでもいいから何かしらつづけてろよ」と セッションできる熟練ミュージシャンを紹介してくれたそうな それが多田さんだったそうな

年齢も出身も 演ってた音楽の系統も みんな違ってるのに不思議だなぁ?と思ってましたが そういうことなら頷けます

昔好きだった人と今好きな人が 一緒に一つのものを築き上げていて それに触れられる幸せ


今日は病み上がりで仕事も不安だったところを掻き分けて来ていたので この出来事には興奮しました
偶然てスゴイなー うひー!

⇒●多田さんについて話してる日の日記
 

『再び逢ふ日』1936年/アメリカ

 


2006年10月24日(火)  いらっしゃいませ、患者さま。 

昨夜のうちから不穏な気配をみせていたので 何となく心構えができていたとはいえ 恐れていた事態がついに発生

プリンタ不調により出力不能に陥る

だいたいこの大量出力のときには何かしらトラブるのであまり驚きはなかったものの 限られた時間でこなさなければならないという焦りは常につきまとうわけで… ソッコーでサービスマンを手配してもらった その間これといった仕事ができないので やむなくネットで時間をつぶす いつもだったらラッキー☆と思うところだが 仕事進められないのは気が気じゃないし 心なしか頭痛がしてきていてイマイチ集中できない いっそ待ち時間を寝て過ごしたかったヨ…

お昼頃までに修理を終わらせてくれたサービスマンにお礼を言って 昼食とも同時並行で大量出力のつづきを出しまくる 出力できたら包装する たまったら梱包する 頭痛がする 熱っぽい こりゃアレか 知恵熱でも出てるのか? やっべぇなぁ…(黙)

今日の分の発送を済ませて 今日はとにかく真っ直ぐ帰宅することにした

実は明日は先月フケた例のクライアントの 今月分ミーティングが入っているのだ さすがに2度連続して休んだら心象悪いだろうさ(苦笑) これは何が何でも明日までに持ち直さなきゃなるめぇよ しかも明日はamberlifeのライブもあるんだよ 1月のイベント振りだから行きたいんだ! ぶっちゃけクソったれクライアントのミーティングなんかより 哲平さんの歌の方が大事だ!BAKUちゃんのドラムや兄貴のベースの方が重要だ!

という訳で帰宅後は 温かいものを食べて エスカップでベンザエースを胃の中に流し込んで 歯みがいて就寝

治れよアタシ!
 

『いらっしゃいませ、患者さま。』2005年/日本

 


2006年10月23日(月)  Singing 

自分以外全員出張(日本沈没っぽく)

今日明日は私以外全員出張です 揃って同じ企業に出向いています 大口見込み客のようで パワーかけてるみたいですよ
ここ最近は社長が月刊ビジネス誌『WEDGE』に連載のページを持っているので 雑誌の発売日(新幹線のグリーン車にはテイクフリーで置かれる)が過ぎるとパラパラ問い合わせなんかが入ります その中から見込みのありそうな案件や大きい企業・有名企業を優先的に まずは「無料相談会」という名目で先方とフェイス・トゥ・フェイスの打ち合わせの場を設けます そのときの手応えや顔色で 2回目以降会うかどうかを判断する流れにしているみたいです 無論2回目以降はコンサル料も交通費も請求するので 先方だって気安くは話を進めません 本気の企業だけが残るってわけだ

そんな感じで他の皆さんがお外で頑張っている間 私は内側でせっせと働きます 校了をもらったニュースレターの大量出力があるんです 200枚とか300枚とか出したら種類ごとに包装紙で包んで それをある程度の数になったら箱に詰めて 梱包を終えた分から順次発送 発送 発送… 誰もいないので一気に大量の出力指示が出せて助かりました 人がいるときは小分けにして出さないと 他の人が長時間プリントアウトできない状態になってしまうのでね

プリンターがフル回転で出力をつづけている中 手元では本日入稿予定のCDセットを進めてました
中身の文章ページはすんなりOK 表のカラーページに少し追加の注文が入り 演奏者の顔からシワを消す作業などすることになったり(苦笑)
それを済ませて確認が取れた段階で 初稿出し用の入稿となりました 今回はメールでは送らずCD&出力カンプをバイク便でお届け うちは普段バイク便使わないので懇意にしている業者がなく その旨伝えたら印刷所側から「引き上げ」を出してくれることになりました こっちからは引き上げに来てもらう時間を指定し来てくれるのを待つだけ 代金も向こう持ちになるのでありがたい☆
ちなみに入稿先は大日●印刷でした(^^;) 超大手!つか うちも別個で付き合いがあるよ 私はノータッチですけども

夕方に引き上げに来てもらってひとまず脱稿 次は色校正が出てから最終の微修正→本印刷となります 定時内には全てが落ち着きました

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そんな経緯を経て 晴れてスーソロin吉祥寺に参戦の権利を獲得しました! 今日は出番が早いから定時に出られなかったら諦める気でいたのです でも間に合いそうなので吉祥寺を目指しました 雨降ってましたが頑張ったお!
なのにJRがさ・・・何やら車両点検だといって遅れる遅れる 元々がギリギリだったのに思わぬ足止めをくらってしまい 半泣きで駆け込んだら 滑り込みセーフで丁度スー氏がセッティングの最中でした 良かった!間に合った\(≧▽≦)/

いつものニット帽を目深に被り 上にはカーキのミリタリー風ジャケット 特に気にせず見ていたら セッティング後一旦退場して再び出てきたときには白いワイシャツの上に紺のセーターカーディガン?を着て 帽子も取って小ザッパリした髪の毛を晒して登場しました

?!Σ(゜゜;) な なんか 学生さんみたい・・・(若!)

あらあら 一体何の心境の変化なんだか知りませんが その心がけ自体は良い傾向じゃございませんこと?(笑) 元は見た目の良い方なんだから 普段はさておき ステージに上がるときは少し格好とか考えるべきだと常々思っていたのでね 学生風になってはいてもあの小綺麗な感じは悪くないと思いました 要は「綺麗に見せよう」という意識が大事だと思うのです ええ

そんな本日のセットリスト
───
1)キネマの屋根裏(『私立探偵 濱マイク』より)
2)ピンク色のハート
3)Singing
4)プライド
5)君の部屋でみた夢
6)言葉の灰
7)夢をみること
───
演奏後トイレに行ったら裏手の階段のところにスー氏がいたので トイレを済ませてから少しだけ話をしました

前回 今日と同じ「曼荼羅」で歌ったときは結婚式後の泥酔状態で臨んだため 惨憺たる有様だったとの報告をその日聴きに行っていた友人たちから聞き及んでいまして 泥酔と言わないまでも最近のスー氏は心持ちササが過ぎているような気がしてならず 今日もいくらか飲んでいるのが演奏中からもうかがえていました

譜面を見ながら歌っているのに歌詞を間違えるとか つま弾く指のリズムが不安定だとか ピックを忘れてきただとか(それで指弾きしていたらしい) MCが必要以上に饒舌だとかね 見てりゃ分かるっつーの デフォルト知ってる客をナメてんじゃねーぞ

ああ見えて緊張しぃなのとか 淋しん坊なのとか そこそこ分かっているけれど こっちは客として音楽を聴きにいってるわけだからさ 少なくともステージの上ではそんな弱音を吐いてもらっちゃ困るわけよ そんなん見に必死に仕事して雨の中狂ったように疾走したと思いたくないじゃない 極端な話ステージ降りた途端ダメ男になってもらっても構わない 人でなしでもヒモでもホームレスでも ぶっちゃけこっちにゃ関係ないことだもの ステージに上がっているときだけが私たちの彼なのであって そこ以外での彼を望むのは越権行為なんだと思ってるから どんなに近くで話せてもプライベートに踏み込み過ぎたり一線侵すことはしません 我々はあくまでも「客」や「支持者」であって「友達」や「身内」にはなれない身なんです
少なくとも私はそう思っているから 彼の私生活に口をはさむ気は全然ないんだ

でも アーティスト鈴木祐樹に対してだったら 言いたいことが山ほどあるぞ

厳しいことを言うとヘコむのも知っているので とりあえず今日のところは褒めポイントを伝えるだけにしておきました またすぐに次回が控えているので あんまヘコませてもイカンだろうと思いまして

「今日は小綺麗な格好だったね」
「そう?あれね オーラの泉か何かで美輪さんが“人前に立つ人が汚い格好をしていちゃダメ”って言ってたんだ だから白いワイシャツなど探してみたのでした」
ナハハッ っと笑う様子からもアルコールの気配ムンムンです… が ここは抑えて抑えて

「1曲目は何て曲?」
「『キネマの屋根裏』 濱マイクで使われてた曲だよ」
「…濱マイク」
「あれ知らない?ボク結構好きなんだよ前にTVでやってたドラマ」
「永瀬正敏の?」
「そうそう それそれ! あの歌も永瀬くんが歌ってるんだよ」
「ドラマは見たことあるけど あの歌は知らなかった…」
「主題歌じゃなかったっけ?挿入歌だったのかな? うーんボクもよく覚えてないや」
本日の1曲目がカバー曲であることが ここで判明 つか MCで言いなさいよ(苦笑)

「今日はピックなしだったんだね」
「あー忘れてきちゃったんだよ でもボクは家ではピック使わないから 家で弾く雰囲気を再現することにしたんだ」
…言い訳か?(-_-;) いや まぁ抑えて抑えて

彼は終始ご機嫌で 今しがた常連のお客さんからもらったチョコレート菓子を 即行で開封してモグモグしながら私の相手をしてました 話の最中に突然手を差し出されたので何かと思ったら 「美味しいから食べなよ」とそのチョコの欠片を私にもくれました ちょっと面くらいましたが 素直にお礼を言って頂戴しました 本当に美味しかったです ご馳走様○○さん!(←顔見知りの常連さん)

そんな程度で切り上げてきましたかね? 多分話したのはこのくらい 所詮私と彼なんて餃子の皮くらいの薄い関係ですよ でもいいの 美味しい料理の材料にしてもらうのだ

正直なところ MCで言っていた
「ボクこないだここで歌ったとき酔っぱらってまして 何をしたか全然覚えてないんですよね 金払ってるんだから酒飲まないで歌えとか 酒飲みながら歌聴いてる客に言われるんだ でも金はねライブハウスに払ってるんでボクには関係ない!」
という発言はものすごくいただけないものだったと思ったし

最後の最後で歌った『夢をみること』が 感情籠もり過ぎてて苦しかったなんてことも 思ってはいたんですが 本人にうまく伝える自信がなかったので敢えて触れずにおきました

「最後はカバー曲です これはボクの歌じゃないんだけど 昔から良い歌だと思っていて 最近は特にそう感じる気持ちが強くなっていて… 本当良い歌なんだ」


歌いながら泣いてるかと思ったよ 泣いちゃうのかと思った なんか片想いしてる人みたいだった


…でもそんな感想 言えないよねー 本人には(苦笑)
 

『Singing』POWDER/鈴木祐樹

 


2006年10月22日(日)  真実の囁き 

さすがに眠かったので朝のヒーローは録画にして11時半頃まで寝
15時に新宿で友人と会う約束があったので 昼には起き出して少し腹にものを入れてから身支度を始める
15時 新宿駅ビル「ルミネエスト(旧マイシティ)」の7Fレストランフロアにて3人で待ち合わせ お茶どきだったのでしばらく並んだものの 次の予定には差し障らない程度の時間にはテーブルへ通された

今回はコブクロチケットの受け渡し 先々週愛知の友人から受け取った2枚のうち1枚を今日会う子たちの片方に渡し 私の名義で確保していたチケット3枚のうち2枚を2人の友人にそれぞれ分配 今日会う子の片方が取ってくれたチケット3枚を私ともう1人の子に分配 といった受け渡し&精算
チケットと代金のやりとりをさっさと済ませ お茶とケーキで時間までよもやま話に興じた

今日がサムエルの解散ライブの日だとか 明日で10周年だったんだよとか教えてもらったり 自分が昨日メッセンジャーで聞いた話を少し聞いてもらったり 近況報告的な会話で終始していたかな

私と片方の友人んは5時に高円寺へ移動していたかったので 頃合いを見て店を出た 1人とは駅で別れ この後同行の友人が「チケット引き替えにぴあへ寄りたい」というので駅の裏側へ回って京王デパートの前で発券してもらったのだが これが存外手間取ってしまい 高円寺着の時間がライブ開始のギリギリになってしまった のんびりお茶などしていた手前 大いに焦る2人

高円寺駅着からハコまでダッシュ 予報では降らないといっていた雨が降り出してきたので 更に嫌な状態になる 一体なんだというのかコンチキショー!! それでも必死に走った甲斐があり 何とかスタートには間に合った 息を切らしてドリンクカウンターへ行き着いたら 子連れで来ていた久々のお友達に会い 一気に気分が回復
うあー本物のコムちゃんだ〜v かわうい!!(ムギュー!)

そうこうしているうちにライブが始まるようだったので フロアの真ん中へ移動した

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一身上の都合により文体変更
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本日のライブはこれまた久々のハリマオでした 2005年の秋以来だったから 1年振りくらいだったんでしょうか?
その間 Dr.の川上さんがお店を開いたり Vo.の夢立さんが引越したり結婚したり 他にも色々あったのかも知れませんが一介の聴衆に過ぎない自分には把握し切れず まま 今こうして再びステージに立って元気な姿を見せてくれているだけで充分ですわい

久々だっただけに新曲が2曲?ありました 2曲目の方はものすごくロックでキャッチーな印象だったので こういう曲もつくるんだ〜って気分で聴いてました 曲名聞くの忘れたけど なんていうんだろうか(^^;)ゞ
季節的に無理だろうと思ってましたが『アツさのせい』が聴きたかったナ でもやっぱ無理でした(苦笑)というか年齢的にもキツイのかなぁ?と最近思う チラッと思う 実際どうなんでしょうか先生方
あ 『セクシーチョコレート』と『サハラ』も好きです 聴けて嬉しかった♪

終演後はお決まりのコースで打ち上げに突入です 毎回打ち上げの時間をたくさん取るため?にトップバッターでステージに立つハリマオさんたちですが 今回5時開場5時半開演と いつにも増して早い出番だったので 常連さんで時間間違えちゃった人がいた 着いたらもう終わってたらしいよ… 鎌倉の方から来たのに空振りで気の毒でしたが 打ち上げには参加してました せめて宴の場を満喫して帰ってくれろ(苦笑)

座った席は我々友達面子と子連れ夫婦と夢奥様 基本的にSBのライブで知り合った「客同士」の関係です が あの時と立場も状態も変わってないのは我々だけですなー あっははー(苦笑)orz
隣のテーブルがバンドマン集会で 私の隣にハーミッツのアズマンくん その向かいにグルタミンの豪さん 彼の隣が春山さんで その向かいがザ・レストランギャングの太郎さん お誕生日席に夢立さん といった錚々たるメンバー! 個人的には視界に入る位置に春山さんがいることがラッキーな配置でした♪ ストーカー紙一重と自覚しつつ それでも目や耳が追ってしまう隣の会話(苦笑)

こっちはこっちの話で盛り上がりながら 目の端にとらえた光景にふと注目 いつの間にやらお膝に女の子(友人のお子さん)抱っこのあの方が甲斐甲斐しく彼女の面倒をみているフレームで 私が集中していたのは左の薬指

「ありゃ 何かそれらしい指輪してるね」
と隣に並んでいた友人たちに耳打ちしたら 言われて気づいたように「ホントだ」と相槌を返してきました うん まー 彼女さんいるの知ってたからね でも今更指輪ってのはアレな感じかな〜(苦笑)と推し量る数秒間 雰囲気じゃないから訊かなかったけど 普段してるシルバーリングなんかとは明らかに種類の違う輪っかだったので 大体の察しはついたよね(^^;)

そんなこんなで近くにいながらバラバラな会話の中にいた時間が過ぎ 翌日の仕事に備えてもう帰ると言って席を立った彼に向かって 席替えして来ていた川上さんが
「おうまたな!奥さんにヨロシク!」
と大手を振って見送ったので 即座に反応
もしかしてこれはチャンス?!と思ったので 川上さんに席を取られてこっちのテーブルに来ていた夢立さんに
「彼 結婚してたの?」
と爽やか気(自己演出)に尋ねてみたら 途端にものすごーく言いづらそうな顔で「え?ああ… うん」と返されてしまいました(苦笑)

ヤー 夢立さん私が彼のこと好き好き言ってたのを知ってたから気を遣ってくれてたんだと思いますが 好きの種類違うから大丈夫ですよー(^^;)と思わず言いたくなるような 気まずい空気を一気に出してました 手近にいたから訊いちゃったけど 悪いことしたかなぁ でも訊きついでだと思って更に間髪入れず
「夢立さんたちとどっちが先?」と切り返したら
「あ? 向こう向こう」と返答がきて これにはちょっと驚きました

ええーと 夢立さんたちがGWにご結婚だったので それより前ってことはもう1年経っちゃうくらいってことかな? 少なくとも半年は経ってるね おおー長らく会ってなかったとはいえ 全く気づきませんでした つか そんなもん本人が発表しなきゃ誰も判りゃせんでしょうが

そう考えるとグルタミンてかなりオープンだったよなぁ〜 奥さんも彼女も子供も結婚も なんかリアルタイムで教えてもらっていたわ 特に出産や結婚はそのまま直で「おめでとう」が言えたから恵まれていたなと思います その後どさくさ紛れに新婚旅行のお土産までもらっちゃったもんね!(笑)
でも 今みたいに半年以上前のこと聞いても何て言ったらいいかコメントに困るじゃん(苦笑) そんな訳だったので何の声かけもできぬまま ただ事実を他聞してきた結果になりました
その後 隣にいたアズマンくんの発言により奥様がB型だなんてことも聞いてしまい 聞こうとしていたわけじゃなかっただけに微妙な気分になりました

何でかな 知りたい本当のことは 何も知らないままなのにねー(苦笑)

18時半に入って座敷を借り切っていたので「そろそろお時間です」と声かけられたのが21時頃 いつもなら全然宵の口な時間なんですが 私は今夜も自宅でお仕事しなければいけなかったので 店員の呼び声を期にお暇することにしました 友人たちは残るかな?と思いましたが 雨降って来ちゃったし 日曜だから明日は普通にお仕事デーなので 友人2人と一緒に店を出ることになりました 座敷でバイバイして出てきたら 玄関には別の人たちをお見送りしていたハリマオメンバー(BサンダーさんとG石橋さん)と夢奥様がいらして 我々もしっかりお見送りしてもらっちゃったのでした えへへー

外へ出たら結構寒く薄着だった私は閉口… 7分袖のチャイナ1枚着ただけだったので電車に乗っている間は良かったにしても 地元の駅から家までがブルブル… 高円寺からは上りで一旦新宿に出て帰ったのでずっと屋根の下移動で傘いらず 地元に着いたら微妙な降りだったため傘ではなくタオルを買い頭からかぶって自転車で疾走して帰りました! やっぱり冷えた!サムー!!

帰宅後 明日の入稿に備えてデータを整理 今夜はそれほど遅くならずに床に就けました
というかもう さすがに夜更かしは限界だよ(苦笑)
 

『真実の囁き』1996年/アメリカ

 


2006年10月21日(土)  家族八景 

午前中から作業再開 上巻分の戻し待ちをしながら下巻の作業にとりかかる 全体の文末にCDの取扱いに関する文章を打ち込んで レイアウトを調整 昼過ぎには一段落したので これも先方へ送信して一息入れることにした

今日明日で妹の学校が文化祭を催している 彼女は今朝普通の時間に登校して行った 出店の係が15時までで 終わったら自由に帰って良いそうなので 母と2人14時頃着くように行って出店やフリマをひやかしてから 妹をピック後作品展示の見学をしよう と算段をつけていた 予定していた作業時間が少し押してしまったので 実際に学校へ到着したのは14時半くらいだったが まま予定通りの動きをすることができた

デザインや工作の展示を見るのはやっぱり楽しい プロとは違う学生特有の粗さや甘さや生産性を無視した突飛な作品ばかりが並んでいる でも それが面白いと思う部分なんだな プロの作品を見るときは仕事の美しさやプロットの手堅さに感心するものだが 学生のうちにしか作れない冒険のような制作物を見るのに 損得勘定なんぞしていては始まらない 辛口なツッコミは入れつつも内心かなり面白がっている 制作系の学園祭はそこが楽しいんだ

見ていてふと 母校の学園祭の日取りを気にしてみた まだであれば 見に行ってみようかな…

作品展示を見学の途中 妹のクラスの教室を横切り隣接した実習室で 先ほどまで行っていたらしき「手作り飛行機」なる企画の後片づけをしている壮年男性の姿があった この部屋にいるのだし風貌からもこの学校の先生であることは容易に想像ができた きっと妹は何らかの授業でお世話になっているだろう 「先生?」と妹に尋ねようとしたら横にいた母の方が声高らかに「あらコンニチハ先生!」と挨拶をした その様子からも彼らが顔見知りであることがわかった

実は母は夏頃からここで開かれている「漆の教室」に通っているのだ 今我々の前で軽く笑みを浮かべて挨拶を返しているこの人こそが 母に漆細工の手ほどきをしてくださっている先生様というわけだ 当然妹は通常の授業でお世話になっているので 初対面は私一人

「いつも娘ともどもお世話になってます〜 あ これも娘です」
と紹介され 若干苦笑いでご挨拶
「娘さんがお2人とはいいですねー」
穏やかそうな雰囲気の紳士然とした人物で 一言二言交わしただけで“好き系”の人だと判断 妹が話す先生たちの様子でも 彼に対する否定的な意見は聞いていなかったこともあり その場では好感が持てた 当たり障りのない挨拶をして 展示の見学に戻る

学園内をぐるりと一回りしてから3人で帰ることにする

出店で何か食べるつもりだったので 午前中は作業に没頭していたこともあり大したものを口にしていなかった私だったが 母と一緒にいると やれ高いだの家で作ったらもっと美味しいだのと言い出して「でも食べたいなら買えば?」的な態度でいるので 正直何かを買って食べ歩くような雰囲気ではなく… 結果4時半を回るまでろくな物を食べていない状態に追いやられていた
まー そんな極端にお腹が減っていたわけでもないので 無理矢理食べることもないと思い歩き回っていたのだが さすがに夕方にもなれば腹の虫が騒ぎ出すというもの 妹は妹で出店でホットケーキを作っていたにも関わらず 作るばかりで自分では少しも食べることがなかったのだそう 母とて昼を控えてこの学祭に来ているのだから それなりにお腹は減っているはずだ
「何か食べて帰ろうよ」という私の提案に反対する者はなかった というか2人とも帰りに何を食べるか楽しみにしていた風だったので 私の提案などなくともどこぞへか寄っていたんだろう まぁ結果オーライだな

妹のリクエストで食べるものが寿司に決定 私がいるので自動的に回転寿司を目指すことになった(←刺身&ワサビ苦手) 行きつけ?の店に行くはずが途中で違う道に入ってしまい途端に3人揃って「「「あ!」」」っと声を上げた これはいつも自宅へ帰るときに曲がる角だ
「あらら〜ゴメンゴメン いつものクセで曲がっちゃった!」と母 少し先で道を変えて元のルートに戻るとそのまま店へ向かった

5時ちょっと前 食事時に行くといつも順番を待つ店だが さすがにこんな半端な時間には混雑しておらず すんなりテーブルへ通された 4本あるレーンは1本が使われておらず 我々が通されたレーンも1本丸々ではなく半ばくらいで折り返すようにコンベアを弁で間仕切り 回転する部分を短く起動させていた 「へえ〜あんな風にも回せるんだ」初めて見る光景にちょっと感心

勝手知ったる何とやらで 回っていないネタをインタホンで注文 どんどん注文 私はサビ抜きを注文 ひたすら注文 そのうち回る皿の密度が増してきたな?と思ったら いつの間にかレーンは全面開放され 我々が席を立つ頃には使われていなかったレーンにも客が通され始めた 時間は18時を過ぎた頃 かっこうの“夕飯時”というわけだ

今日の流れからすれば今の食事は我々にとって“遅いランチ”であったのだが もうこのあと夕飯を食べることもないだろうと思い 満腹になるまでしっかりガッツリ食べてきたので 本家へは寄らず自宅へ送ってもらうことになった 駐車場から車に乗り込む我々

寿司屋から自宅までは1本道 途中で街道を左に反れて小道に入るが それは最後の十数メートルにしかならない 本家はその少し手前で右折する 我々を乗せた車はその1本道を快適に走行し そのうち右隣へと斜線変更をした

…あれ?

と思う間に対向車の切れ目を見計らって右折
車は本家の前にある駐車場を目指していた

「…おかん」
「あ!またやっちゃった!!」

見事なまでの帰巣本能というべきなのか それとも記憶能力や注意力の老… ゴホリ-3
いずれにせよ 1日のうちに2度 それも数時間の間に似たようなミス?をしていることに 少なからず不安を感じた

自宅に送られなかったこと自体は大したことじゃない 歩いて数分の近さなのだから足を使えば済むことだ が 気になったのはどちらも母が自分で提案した行動予定であったことと 気づくまでに間があったこと 些細なことではあるが 毎日四六時中一緒にいるわけではない我々にとって 目に見える父母の“衰え”は焦燥を煽るものなのだ

人間年を取れば全ての部分において衰えはやってくる それは頭では充分理解していることだが 実際に目の当たりにしたときに現実を認識するのは その“頭”とは違う器官だ
幼い頃から見上げてきた存在 我が身を守ってくれていた存在が その立場を逆転しようとしている 元気で健康で若々しかった姿は年月を経て影を背負い皺を刻み それでも尚私の目の前で気丈に立っている
いずれ必ずやってくる“その日”を想像すると 涙が出そうだ

両親の住む目と鼻の先での暮らしを「いざというときに頼れる距離」と甘く考えていた我々だったが「いざというときに駆けつけられる距離」に認識が変わり始めている “離れることの不安”が別の意味を持つようになってきた

姉妹間ではそんな話をすることがあるものの 本人たちに言うことはなく 一番近くにいて頼りにしたいはずの人間が 一番遠い場所で安穏と余所を向いている

窓の外の風景に見とれるのも結構だが 自分の家の火事に気づかず焼け死ぬことのないように

たまには家ん中を振り返れ馬鹿野郎












帰宅したら大量のFAXが届いていた 昼までに送った冊子の戻しだ
途中で詰まっているようだったので たまった用紙を取り除きリスタンバイさせてから 先方に連絡してつづきを送ってもらうようお願いした 取り敢えず届いている分から修正開始 その作業中に残りのFAXと 切り絵作家の画像スキャンがメールで届いた

16ページある中の2〜15ページはモノクロ1色で文字のみの構成 1・16ページは俗に言う表紙・裏表紙なのでフルカラーで写真が入る 表紙は切り絵作家の作品がメインなので私がするのはその絵の配置程度 裏はその絵の雰囲気に合わせた配色の中で演奏者の写真とプロフィールをレイアウトする

文字ページの修正と表紙・裏表紙 それからケースの裏面(背表紙含む)になる「トレイ」のレイアウトをして まとめて先方に送信したのが日付変更の数分前だった

21時から『踊る〜』のスピンオフ第2弾『容疑者 室井慎次』があったので それが見られるようだったらいいなぁと思っていたが 全然無理だった… 自動的に来週放映される『容疑者〜』のスピンオフ『弁護士 灰島秀樹』は元ストーリーを知らずに見ても面白くないと判断し スルー決定
録画しても多分見ないと思うし わざわざDVD借りて来てまで気になる作品でもないので(ヒドイ)再びTV放映されるか 友人からDVDが借りられるようなことがあれば 見てみてもいいかな と自己完結

作業中からメッセンジャを繋げていたら 終わった頃に話しかけられ タラタラつづけてしまうこと数時間 翌日休みなのをいいことにまたぞろ6時過ぎまで話し込んでしまった 今回はちょっとヘビィなこととかも聞いてしまって 少なからず考えてしまう部分があり ちょっとナーバスになった
起き続けてヒーローを見ても良かったが 午後人と会う約束があったし 夜は久々バンドのライブが控えていたので 大人しく休んでおこうと判断 ライブから帰ったらまた戻しが来ているだろうしね…(苦笑) ビデオ録画の予約を入れてから就寝
 

『家族八景』1986年/日本

 


2006年10月20日(金)  刑事(デカ)まつり 

CD盤面早々に微修正指示あり すぐに直して先方へ確認
本職はニュースレターの大量印刷のつづきでプリンタフル回転 どうかそのまま好調を保ってくれたまえ
盤面校了が出たので入稿用にデータを整えて印刷所へ送信 同じデータをCDに焼いて紙焼き見本を同封の上こちらも印刷所へ送付 とりあえず「CD盤面レイアウト」は手を離れた

ハウスメーカー用ニュースレター第一弾を先方に送付 この案件は送り先がいくつかあることと枚数が多いことが理由で できたものから順にサッサと送り出してしまうようになっている このあと更にA3のレターを2ツ折り+3ツ折りの計6折りして専用の封筒に封入し顧客に宛てて郵送するという手間が残っているので 手元に届くのは早い方が先方もありがたいのだ 当然のことながらそんな折りの作業はうちでは請け負わない 根本的に人手がないし今の時点で結構面倒なことさせられてるのに これ以上やってられるか!って話

とりあえず今日はそれほど残業することなく退社 帰宅後は「CD冊子」のレイアウト作業を進める予定だ



21時からTV放映されていた『逃亡者 木島丈一郎』にひっかかり まんまと最後まで見てしまう 人気ドラマ『踊る大捜査線』のスピンオフ映画『交渉人 真下正義』の さらにスピンオフドラマだ 以前に一度TV放映され『交渉人〜』のDVDボックスには特典DVDとして付随している 私は去年それを友人宅で見せてもらっていた つまり見たことのある2時間ドラマなのだ なのに なのに…

き じ や ん カ ワ ユ ス ! orz

寺島進自体も好きなんだけれども 木島丈一郎ってキャラクターがいちいちキュートでツボを刺激してきやがるんだ! 特に今みたいな仕事が立て込んでて精神的にもソワソワしつづけているときに あのキャラは癒し以外の何ものでもなかった
「こんなん見てる場合じゃない!汗」と思いつつ やめられなかった心の渇きを 許してくれ…

という訳で 夜中少々遅くまでかかって作業を続行 この冊子の入稿は23日(月)なので結果的に明日明後日は作業のために使うことになる ちなみに日曜の夜は1年以上ぶりのハリマオライブ これだけは何が何でもハズせないので 他の時間に根を詰めるしかない とにかく それにさえ行ければ他は何とでも…

作業の内容は主にルビふりと文字詰め調整と改行整理といったところ 先方から指示されている単語に小さな文字で読み仮名をいれていく 句読点や括弧が文頭に来ないようスペーシング 見た目に不自然な改行箇所がないかをチェック ついでに誤字脱字にも気づいたら修正を入れる 以上が私の仕事
原稿の内容自体は先方から送られてきたテキストをダダ流しにしているものなので私のタイプミスだとかは心配無用だけれど 明らかにおかしな文字が打ち込まれいたり漢字変換が変なものには手を加えた

とりあえず日付が変わった頃合いに上巻分が終わったので そこまでを送信して今夜は終了
 

『刑事(デカ)まつり』2003年/日本

 


2006年10月19日(木)  ハード・ラン 

ハウスメーカー用ニュースレターが校了したので印刷開始
平行して自動車メーカーの原稿レイアウトを仕上げ 先方へ送信 似顔絵に取りかかるころには打ち合わせへ出掛ける時刻になってしまっていたので 営業さんには悪いが今日の外出はパスすることにした つか マジ終わんねーよ!

業務中にCD盤面の戻し指示がメールにて届く それほど大幅な修正はなかったので帰ってから少し作業すれば良いと判断 メールを自宅に転送してその場は終了
帰宅後 修正・微調整をし送信 同じものを会社にも送っておいて 明日最終の返事が来たら会社で修正してそのまま入稿(送信&CD送付)の予定
 

『ハード・ラン/栄光への疾走』1989年/アメリカ

 


2006年10月18日(水)  WORKING TRASH 

本職の方の進み具合
月曜にハウスメーカー用のニュースレター原稿(A3モノクロ両面)を先方に送信していて返事待ち 先方の企業は“火・水 休業”のため この案件は明日まで不動
次いで自動車メーカーの方のニュースレターが昨日で中身の原稿を揃えてきたので 今日からこちらでレイアウトを開始 ここは新規の似顔絵を13人分描く作業も同時進行なのでちょっとボリュームがあってキツイ でも明日にはハウスメーカーの戻りが来てしまうので それまでに先方へレイアウト出ししなきゃスケジュールが狂ってくるので少し急ぎめに作業を進める

副業の方の進み具合
昨夜送った第一稿の戻しがあるまでは待機 丁度良いので今日は本職の方を集中してやっつけることにして ちょっと残業

明日はハウスメーカーの某支店までニュースレターとは別件の打ち合わせに「できれば参加して欲しい」と言われていたが ちょっと似顔絵が終わらなさそうな気配だったので断る方向で考え始める とりあえず明日当日の様子で決めることにしよう 

帰宅後 CDの返事が来ていないことだけは確認して 就寝
 

『ワーキング・ガーイ/WORKING TRASH』1990年/アメリカ

 


2006年10月17日(火)  怪しき逃亡者 

まだ本職の方が落ち着いているので 本格的に忙しくなる前にと思い 定時退社 送ってもらった見本だけではイマイチ情報が足りなかったので 帰りに新宿紀伊國屋へ立ち寄って古典邦楽のジャケットレイアウトを棚の端から黙々とチェック

引き出しては裏表を見て ブツブツ言いながら元に戻す を繰り返していたら不審に思われたらしく 頻繁に店員が近くの棚の整理にやって来てました が そんなこと気にしておられなかったので とにかく目についたCDを片端から見て回りました ほとんどの棚を見尽くして退散
多分相当怪しまれていたんだと思いますが 時間がなかったので敢えて気づかぬふりで押し通しました あああ どんどん面の皮が厚くなっていく!

自宅に戻ってレイアウト続行
まずは盤面レイアウトが最優先なのでそっちから手をつけますが ほとんど職場で作っておいたので 自宅では調整程度で終了 日付が変わってすぐくらいに無事第一稿を送信しました

後は戻しを待って本入稿です 週末までには何とか間に合いそうだぞ☆
 

『怪しき逃亡者』1993年/アメリカ

 


2006年10月16日(月)  円盤戦争バンキッド 

CDのお仕事のスケジュールが具体的になってきました

「盤面は20日までですが 事前チェックがしたいのでそれより前にください」
と昨夜遅くに打診を受け ジャケットの没画像が届きました 本チャンは鋭意制作中とのこと 「着物姿の女性2人」が「三味線の糸巻き」?に変更するとかで 全然違うイメージのものに指し変わるらしいです(苦笑)

週明けて本日夕方 冊子の入稿が23日との連絡が届きました スケジュール出たと思ったらエラくタイトで失笑するほかありません
とりあえずケース裏とジャケット(冊子の表紙・裏表紙)は後回しです

ええと単純に これだと出し戻しの余裕がないよね うん どこにもないね!
とにかく一番急ぎの「盤面」を仕上げるべく 鋭意努力の子です!!
 

『円盤戦争バンキッド』1977年/日本

 


2006年10月15日(日)  ファッション・タイム 

母が知人から貰ってきた衣料ブランド『ルック』の即売会案内をチラつかせて 覗きに行ってみない?と言い出したのが昨夜のこと 朝9:15〜10:45までの時間制限つきでなんだか慌しそうだなぁと思いつつ 母がわくわくしている様子が伺えたので付き合うことにした
どのみち私はCDセットの仕事で一日家で作業するつもりだったから 外出の予定がなく 午前中のそのくらいの時間なら別に融通してできないことはなかった

『ルック』とは『レナウン』傘下ブランドだそうだが 正直言えば初めて聞いたアパレルブランドだった サイトを探すにも「Look」や「ルック」では旅行代理店ばかりが引っかかってしまい リストアップが難しい レナウン傘下というのを手がかりに あちこちを経由してやっと辿り着いてみたら なんとも特色の捉えにくい至って平凡な商品を扱うブランドだった・・・ とりあえず「マリメッコ」た「ポール&ジョー」を買い付けているらしいことくらいには反応してけれども・・・

⇒●レナウンLOOK

時間に合わせて会場へ行ってみたら そのときになって入場券が1人1枚必要だということに気がつき 1枚しかないのに3人で行ってしまった我々はどうなるのか?と思っていたところ 並ぶべき列を見つけるなり母は周囲の人に「チケット余ってませんか?」と聞き回り始めた
私と妹はその姿にいささか恥ずかしさも感じつつ でもあの社交性がスゴイんだよなぁーと素直に感心もした 程なくして戻ってきた母の手には見事に3枚のチケットが握られており 妹と2人で驚愕! ホンの数分でしっかり人数分を確保してきたよ!! 私らにはできないッ・・・ 母とは実に逞しい生き物である(いや 我が家だけのことかもな)

開場時間を迎え列が前進を始める 我々の前には既に大勢がいたらしく 建物の角を曲がり廊下を抜け屋根をくぐった辺りで 直接は見えていなかった“大勢の客”を想像することができた これは結構 大変な混雑かも知れない(汗)

会場は普段ハンガーにかけた衣類を蛇行するパイプにぶら下げて 移動していく衣類に何らかの処置を施している工場のようで 天井が低く 女性の身長でも手を上げると蛇行している弁つきのパイプに指先が触れるような現場だった そのパイプにズラリと衣類がかけられている

通路が狭く見通しも悪いため往来するだけでも難儀をした オマケに皆限られた時間の中で少しでも得な買い物をしようと目を血走らせているので 正直ちょっと怖くなるような異様な雰囲気につつまれている
ザッと見て回ったが 対象年齢が我々姉妹には似つかわしくない設定だったので 本気になって吟味することもなく 冷やかし気分で場内を1周したら 人ごみを避けた出口近くの一角で待機し 母が出てくるのを待つことにした その近くに端布を提供する売り場があったので 何となくその辺を物色して時間をつぶすことにする

母が端布のコーナーにやってきた
布と値段を見比べながら「あら安い!」と感嘆の声をあげる 常連客らしき年配の女性が「ものは良いし破格で絶対いいですよ 私は端布だけを買いに毎回来るんです」と話しかけてきた 俄然買う気になってしまった我が母&妹
妹もなにやら物色に夢中のご様子だ 洋裁とか全然できない自分に端布はあまり魅力を感じるものじゃなく かといってオバさんデザインの服に気に入るものがあるでもないので 彼女等が楽しそうに買い物している様子を見ながらまったり気分になっていた(←※6時までメッセンジャしてた人)

帰宅してCDセットのレイアウトにとりかかる
小冊子のレイアウトはほぼ決めたぞ〜 ウス!
取り敢えず今日はちゃんと仕事した 頑張った!(←普段は自宅での仕事があまりはかどらないタイプ)
 

『ファッション・タイム』1937年/アメリカ

 


2006年10月14日(土)  憂鬱は眠らない 

天気が良かったので朝から洗濯機をひと回し
昼になって父母からランチの声かけがあったのでついて行くことにして出かけた
一緒に誘われていた妹は 今日夕方に浅草まで鰻を食べに行く約束をしているとかで 変にお腹を満たしたくないと 昼頃に出かけて浅草の前に乃木坂にあるギャラリーに立ち寄ってから鰻に臨む体勢のようだった よって父母とのランチは私だけ参加

車で迎えに来てくれたので「どっかで郵便局に寄って欲しいんですが」と交渉「先に行ってくれたらランチはご馳走できるよ」とつづけたら まっ先に郵便局に寄ってくれた やぁやぁそんなストレートな両親が大好きサ!

手頃な店を探しながらドライブの最中に そういや弟はどうなってんの?と尋ねてみたら
「今朝は早く帰って来たけどすぐにまた出かけちゃったわ」
という母 聞いててなんだか違和感があったので

「“今朝”帰って来るのって“早い”の?」

とツッコんでみたら 一瞬の沈黙のあと父母が揃って「ああ!そうか!!」と声を上げた
「明るい時間に家にいたから“早い”イメージがあった!」
・・・だよね 朝帰って来たってことは 夜に帰って来れなかったってことじゃんね
つか 大丈夫か?両親の方まで感覚がオカシくなってきてるぞ(黙)

何でもイイヨと言ったのに 思いつかなかったのか そういう気分だったのか 家族で何度か行っている手打ちうどんの店に到着 お値段の割りに食べでのあるランチメニューを総なめする勢いで通っているようなのは私の気のせいなのか?(苦笑)まぁ安くつくから出資側としてはありがたいことなんだが

食べ終えてどこかに寄るのか?と尋ねる父に 母は「あっち行って あっち!」と手振りで指示 どこに行きたいのかをなかなか言わなかったので駐車場から車道に出るまでの間 右だ左だと騒いでいたので 埒があかないと思った私が
「オカンはこのあとどこに行きたいの?」と整理づけさせるつもりで質問したら「新宿」と曰うた もちろん車で行くという意味ではなく どこか駅に降ろして欲しいようだったのだが 弟から定期を借りてきているので その有効沿線上の駅がいいと言う

だから それを先に 言いなさいよ(苦笑)

父もそれを聞いてやっと「だったら○○の駅が一番近いな」とコース設定することができ 右だ左だのやり取りが全く必要ないものだったと判明した

相変わらずのテンションだよなぁ うちの母上

そんな訳でランチ後は帰宅路の途中で母を駅に降ろし 私と父だけで家近くまで 私は自宅の前で降ろしてもらい父はさらに一人で本家へと帰って行った 別れ際「夜は来るのか?」と聞かれたので 用事もなかったし今日は妹がいないので 行ってあげた方が良さそうだなーと思い「行くよー」と返答しておいた

一度自宅に戻り何やかかんやか済ませてから 夜になって本家へでかける 新宿から帰って来ていた母と夕飯を用意し テーブルに落ち着いて少ししたくらいに 何と渦中の弟くんがご帰宅あそばされた! こんな時間に帰って来るなんて久しぶりなんじゃね?!

一応ゴハンがまだだというので 取り急ぎもう一席を用意 大抵が大きく作って取り分け系の家庭なので 多少の人数増減には対処できてしまうのだ というか そういう幅を作ってくれていることに気づいているかお前?ありがたく思ってるか息子よ??

食卓に出ていたワインを彼にもと思ったのであろう父が 棚から追加のグラスを持ってきた そして注ごうとした直前にこんなやりとりをした
「お前今夜は泊まってい行くんだろ?」
「あ はい そうします」


・・・ちょっと待てい

「おとん 何かそれオカシくない??それを訊くなら“今夜はもう出かけないんだろ?”じゃないの? あの子の家は一体どこなの?!」

「おおー 言われてみればそうだなぁ」

言われて気づくんじゃない! そういう感覚になってきていることに危機感を持たなきゃダメだ!つか そういう感覚になるんだったら とっとと彼を家から出して本当に“その状態に”してしまえぃ!

そんな私たちのやり取りを前に「やぁやぁ どうもスミマセン」とワザとらしく頭を掻いてみせる弟

別にこの子が嫌いなわけじゃないし この家に居ること自体をどうこう言おうっていうのではない 居るなら居るで義理を果たせと言いたいんだ してもらってばかりで自分から何か返すでなく いつまでも甘えているつもりなんだろ? お前はどこのお大尽じゃ!って話よ

大学は9月で卒業したことになっているので 今や彼は名実ともに立派な社会人なのだ バイトと言いつつ 単位をクリアしたあとは学校へ行かずに昼から夜まで働いてるんだから いっぱしの収入も得ているハズだろ だったら家にいくらか入れるのが常識的な行為じゃないのか 独立資金だというなら その金全部持ってっていいから 荷物まとめて家から出ろ 君の部屋をぶち抜いて居間を改装すれば ゆったりリビングができるんだね〜って計画が浮上しているのを知っているのか? ぶっちゃけそういうことであれば私も妹も資金援助するくらいの気があるんだぞ(ミニシアターとかにしたら素敵だ) 君の部屋は今や 我が家にとって無駄なスペースなんだっつの

その立場の微妙さに 気づいてないんだろ?

もうさー 父母もどっかで見切りつけなきゃダメなんだよ 放っておいたらおいただけズルズルしてるよ 甘えられるだけ甘える体勢だよ

彼には大阪の両親の元を離れ単身東京で暮らし働いている彼女がいる 大学の同級生だが 彼女は彼と一緒に出かけたり遊んだりしながらも しっかりキッチリ単位をクリアし 就活もして無事内定をとり 危ういこともなく卒業 その後就職して順調に日々を過ごしている 実家のお父様が車を買い換えたのを理由に軽ながらも娘にマイカーを与えてくれた 現在彼女の愛車はその大阪ナンバーの軽自動車なわけだが 何故かそれを常用しているのはうちの弟なのである 中野に住む彼女の家からその車で自宅までやってきて ご近所迷惑も顧みず駐車禁止の道路の片側を占領している
うちの両親にしてみたら 車は彼女からの借り物だし 停めてる場所はマンション住民の共用敷地内の公道だしで 何かあったときの不安を抱えながら心労を募らせている いくら「車で来るな」「駐禁すんな」と言ってみても やったもん勝ちの精神で弟はそ知らぬ顔 といった態度

見てても聞いててもムカつくっちゅーんじゃッ

ワインを飲み交わしながら父に彼女とのことをツッコまれたら
「まぁ一応 結婚とかも考えてはいるんですが・・・」とボソボソ言い出した

ほほう 結婚考えてたんだ! じゃあサクサクっと彼女と部屋でも借りて独立しなよ 親元でぐずぐずしてたらマザコンと思われて愛想尽かされちまうぜ! ほら早く!ほら早く!!(怒笑)

途中で浅草から戻った妹がやってきた 食後のお茶だけご一緒する
茶の準備係を任命された弟は お茶の用意だけしたら自分は飲まずに自室へこもってしまった

ちっ・・・ 逃げやがった

基本はもちろん彼が悪い でも それをさせてしまっている両親にも問題があるのは確かだ
私と妹とて完全に親離れできているかといったら それは多分できていないと思うけど 少なくとも経済的な負担だけはかけていないつもりだ 助けになりこそすれ 脛を齧るような真似はしたくない

最近CMで「何のために働くのか」「仕事が好きだから」なんてのがあるけれど 自分にはそんなウソ臭い考えは一切ない 働くのは「食うため」だ「生活費」を稼ぐためだ 自分の好きなことをするためだ 自分の暮らしの文化度を向上させるためだ
そのためだったらどんな仕事でもしなきゃいけない 働けないのなら自分の生活を削らなきゃいけない

そういうことだ

どうせ働くのなら少しでも好きなことを とか 得意な分野で とか思うだけであって 根底には「自分で生きていくため」に必要なことだと理解し我慢し妥協しているに過ぎない

実年齢とか地位とか収入の高低じゃなく やったことやしたいことの後始末やつじつま合わせを 他人を巻き込まずにケリつけるってことが“大人”なんじゃないの? 少なくとも自分だけでバランスを取れないヤツを 大人とは言わないだろ

あんたはもっと大人にならなきゃダメだ
自分で収拾つけられないで 他人の犠牲の上に成り立ったものに 自由なんてない
親子なんだし甘えるなとは言わないよ 向こうだって甘えられるのが嬉しかったりしてるんだろうから 適度に頼ることは悪いことじゃないと思う でも利用するのとそれは意味が違うものだし 依存してる自覚がないのであれば それはとても危ないことだと思うわけ

日々のニュースを見てみたら解っても良さそうなもんなのにな
ある日突然その日がやってくるかも知れないんだぞ
親がいなくなる日 家がなくなる日 全てが壊れる日 絶対ないなんて言い切れるものは一つもないじゃないか そのときになって後悔したって遅いだろ 何もできない自分に気づいたって遅いだろ

何もしなかったことを後悔したって 遅いだろ

あーもームカつく
あの父母はアンタだけの親じゃないんだっちゅーんじゃ!ギリリッ
 



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夜中メッセンジャをつなげてネトしていたら 先日知り合った北海道の方から話しかけられたので やり取りをしていたら2人共通の知り合いがログインしてきたので更にその人も巻き込んで 3人でメッセすること数時間・・・
朝の6時になって そろそろヤバイだろうと思いお開きにした なんだか最近こんな調子だぞ? 現実逃避というか ストレスのハケ口にしちゃってるのかな自分

ううう 体にもお肌にも超良くない! でも誘われたらまたハマってしまいそうでコワイ!! うええん・。
 

『憂鬱は眠らない』織田哲郎&大黒摩季

 


2006年10月13日(金)  真実の行方 

最近週末になるとヒドく背中がこります
肩こりが背中全体に広がったような感じです
痛い・・・ 痛いんだよ! じっと座ってられないくらい痛いんだ!!orz

針とか灸とか整体とかマッサージとか モーレツに施したい気分です

寄る年波ってヤツですかね やっぱ(鬱)





家帰ってTVをつけたら「『ダ・ヴィンチ・コード』は嘘っぱちである」をテーマにしたような番組がやっていたので 他に見たいものもなかったし そのまま見続けていたら結構興味深い取材をしてて 基本的には面白く見ていたんですけども 何かにつけて『ダ・ヴィンチ・コード』『ダ・ヴィンチ・コード』としつこく繰り返すので若干ウンザリしました

『ダ・ヴィンチ・コード』の作者が「すべて真実を書いている」と言ったところで 本当にそれを鵜呑みにしている人間なんてそう多くないと思うんだけど どうなのかね?
この番組 色々調べて取材して 新事実や興味深い文献を発見・公表してて面白いなーと思ったのに あの「でっちあげです」とか「嘘なのです」みたいな注釈はマイナスの印象を受けたんですが

あのね 主張すんならすればいいのよ『ダ・ヴィンチ・コード』も然り TV番組も然り 持てる知識と裏付けと奇抜な仮説で世間の度肝を抜いてくれ どんな内容であれ よくできていれば面白いと人は思うと思うんだ ただし それが「事実」かどうかまでを決めつけるのはいかがなものかと
そんなもん その時代に生きて、その場に居合わせた人間でなきゃ解らないことだし 完全に当事者にしか知り得ないことや 意図的に曲げられた記録なんかも存在するわけで その中の真偽を判断するのが生身の人間である時点でまた 思い込みや間違いや悪意が発生してるかも解らないものでしょう?

私は歴史とか好きだし とんでもーな仮説や作り話も結構面白いと思って見てしまう人間なんだけれども ドキュメンタリーを「断言」口調でナビゲートする番組や資料は好きじゃないんだ 可能性が「0」じゃない限り 99%の確信がおける説でもそれは あくまで「かも知れない」仮説に過ぎないのだと 語る側には伝えて欲しい
与えられた情報を元に 何を信じて、何を信じないか それを決めるのは個人個人であるべきなんじゃないかと でなきゃただの潜在操作になっちゃうじゃんか

昨日見た番組は私に多くの情報を与えてくれたけれど 他の説を名指しで否定しつづけた姿勢にはどうにも好感がもてなかったよ せっかく良い仕事してんのに勿体ないなーと思った

歴史には年代が古ければ古いだけ「暗黒部分」てものが多くなるわけで そのブラック・スポットに何が入るのかを推理し 喪失してしまった「回路」を思い思いにつなげてみるのが面白いんだと思ってる 真っ直ぐな線をつなぐ者もあれば ぐるぐるに絡まった線をつなぐ人がいるかも知れないし つながりゃいいんだよそんなもん だって元々真っ黒なんだから そこにあった本物の線は なくなっちゃってんだから

「お前間違ってる!」って言えるのは 本物の線を見たことある人だけなんだから

あり得ない説や成り立たない説は淘汰されて消えていくもんなんだから 放っておきゃいいんだよ 仮説のつぶし合いってナンセンスだと思うぜぇー
 

『真実の行方』1996年/アメリカ

 


2006年10月12日(木)  怪談かさねが渕 

にわかに仕事がイヤなことに・・・
一つひとつはままイイとして 何ゆえにそれが一気に3件もかぶさるんでしょうか こっちの都合も聞かずにホイホイ受けて来ないでくださいよ!
パソコンは何台かあっても 体は一つしかないんだよ!

今更慌ててスケジュール調整してもね 結局私がやらなきゃいけないんでしょソレ 解ってんだよ だってやる人他にいないもんね

実際にキツくなるのは来週からのようなので 今のうちに内職の方少し進めておかなくちゃ あーあーあー・・・





そして何故か今日から放送開始のドラマ『Dr.コトー診療所』をしっかり鑑賞 しかも本家で夜ゴハンご馳走になってます いわゆる現実逃避ってやつですかね いや コトーさんは見たくてみたものだし 来週から忙しくなるんだから今のんびりしておくのは悪いことじゃないんだ! そうだそうだ!
 
しかし コトーさんはシリーズごとに何となく気にして見ているのだけれど 小さい島で一つの家で色んなことが起こり過ぎだよな〜・・・ 事件がなきゃ話にならないのはわかるけど 現実味はないよね ドラマなんだから当たり前か(苦笑) ああ吉岡くん年齢と苦労が顔に出てきたナ・・・
 

『怪談累(かさね)が渕』1957年/日本

 


2006年10月11日(水)  彼女たちの時間 

そんな訳でション誕だヨ☆ 祝41歳 SPF+++41(笑)
キミのデコを愛ス

現在AXNその他にて放送中の洋ドラマ『デッド・ゾーン』にご出演のショーン・パトリック・フラナリーさん
役のキャラはアレな感じですが 俳優としてはオイシイ役回りです
これで知名度回復しないかなー なんて淡過ぎる期待(苦笑)

⇒●デッド・ゾーン(公式)
⇒●デッド・ゾーン(AXN)

⇒●ショーンが演じている「グレッグ・スティルソン」(この写真久々に超マジカッチョブー!)


昨晩の血迷った行動の所為で日中眠気覚ましなど飲んで仕事をしておりました 今夜は歴史つながりの友達と飲み会なので ぶっ倒れないようにペース配分せねばなりません(既に配分できてない)
待ち合わせは池袋に19時 春日からはバスで20分程で着けるので 定時の18時に出られれば余裕で間に合います

結果的には定時を少し過ぎましたが 18時半前のバスに乗れたので充分間に合いました 東側出口の宝くじ売り場で友人2人と合流し 3人で開宴です

歴史の集まりといったら大人数でワイワイやるのが定番なんですが たまには落ち着いて話をしたいね的なお誘いだったので 別段他に声をかけることもなく 発案者が集めた3人だけで杯を交わす会になりました 皆同年代の女子ばかりです

一人は書店勤務 一人は10年勤めた先を夏に辞めて現在休憩中 歴史好きで知り合った人たちですが それだけでつづく付き合いなどたかが知れています 不定期ながらつながっていられるのはその他の部分でも同調するものがあるからこそです なのでまぁ 今日も今日とて歴史寄った話などはせず お互いの近況や経験則での意見交換など 普通の女の子たちがしている会合となんら変わらない集まりでした つか 私たち普通の女の子だしっ(え)

2人は明日も通常勤務 残る1人は自由の身ながら飯能の更に奥に住まいがあるので終電が早く 23時には電車に乗れるよう 少々慌しく店を後にしつつ このくらいの比重の集まりだったら顔見せの意味も込めて 時々催したいなよーと思いながら家路についたのでした

そして さすがに疲れが出て ソッコーで撃沈

お布団てステキだ・・・
 

『彼女たちの時間』2001年/フランス

 


2006年10月10日(火)  坊やはお寝み 

連休明けのお仕事は どうしてこう鬱屈に感じるんでしょう(苦笑)

日が明けて10/11になったら 米俳優ショーン・パトリック・フラナリー氏のお誕生日です 何となくソワソワ 関連サイトさんがお誕生日更新とかしていないかしら? とメッセンジャにログインしたままネットサーフをしていたら 処刑人スキーのお友達から話かけられたので ついつい応答

日付の変わる1時間前くらいからやり取りし始めたたので せっかくだから誕生日カウントダウンとかしちゃいましょう(笑)なんて話をしながら 日付変更の瞬間を異様なテンションで迎える私 自室に一人なのに怪しいったらないよ・・・

そしてそのままどうもない話なんかに突入し 気がついたら4時でした



え!4時ってヤバくね?!



ボク普段の起床時刻6:50なので・・・ 寝る前にフロ入ったり 朝起きて髪洗ったりする時間を考えたら ちょっと焦りが出てきたので慌てて先方に「そろそろ寝ます!」と言って退散させていただきました

ををを・・・ 明日はお互い普通に仕事だというのに いい大人がするこっちゃないヨ(汗) せめて週末とかにします ごめんなさい!!(色んな人に)
 

『坊やはお寝み』1933年/アメリカ

 


2006年10月09日(月)  失われた時を求めて 

昨日分刻みで動いていた反動のように 今日は徹底して引きこもり 例によってネト中毒ですた 体育の日なのにねぇ〜

朝は遅くまで寝てないで普通に起きる TVはほとんど見ない 気づくと外が暗い


・・・一体一日何して過ごしてたのアタシ?!


一日なんてあっちゅう間だよー 一寸の光陰矢の如し!
時間なんていくらでも無駄に使える 怖えぇ〜
うっかりしてたらオバアチャンとか イヤだなぁ・・・(笑えない)
 

『失われた時を求めて〜影なき狙撃者〜』1962年/アメリカ

 


2006年10月08日(日)  ミサイル珍道中 

13時に竹橋で待ち合わせて国立公文書館で開催中の『明治宰相列伝』展を観に行く

⇒●国立公文書館 『明治宰相列伝』

文書の展示がメインだろうから 大して時間はかからないだろうとタカをくくっていたら さすがは国立イヤホンガイドが無料貸出していたので興味半分で借りてみたら これがまぁ随分なボリュームで!
展示物だけでは分からないことや補足説明が結構充実していたので 1ブース1ブース聞き入っていたら思いの外時間がかかってしまった
実は今日は分刻みで予定を詰めていたので 内心ヒヤヒヤものだったりする

それでも見始めてしまったものを切り上げる意思の強さもなく 最後まで見て聞いて 大急ぎで次の場所へと移動した

竹橋
↓(メトロ東西線〜銀座線)
新橋


15時半に新橋でもう一人の友人と会う予定があったので 14時半に新橋着の予定を立てていたのだが 展示に時間を取られて15時の着になった それでも約束までには間に合ったのでとりあえずよしとする 私も友人も食事をしていなかったので約束の前に何か腹に入れておこうという時間が 短くなってしまったという程度か

駅の地下レストラン街のパブに腰を落ち着け 友人と合流する前にある程度食べてしまおうと思っていたら 予定を繰り上げて到着したらしい相手から連絡が入り 落ち着く間もなくお迎えにあがる 待ち合わせの場所と店は目と鼻の先だったので 友人を拾って店まで戻り 我々は食事のつづき 相手はティータイムに突入

更に次の予定が差し迫っていたのでお互いの用事を速やかに済ましてから 余った時間で歓談となった 用事というのはチケットの引渡しで e+の会員が1人1公演しか申し込むことができない3Daysある公演のチケットを 1公演を私が 1公演を別の友人が そして3公演目を愛知在住の友人に代理申込みしてもらっていたのだった 皆コブクロつながりの友人で その問題の公演というのもコブクロの関東公演という訳

愛知に住む彼女は今回の公演には不参加なので 事前にチケットの清算をしておかねばならない 気安く会える相手ではないのでスケジュールが合わなければお互いチケットと代金を送り合うことになったのだが 今回たまたま彼女が上京する用があるというので急遽会うことになった それが今日だったという寸法だ

相手には今日のスケジュールを伝えてあるので 時間になったら切り上げて退散することは難しくない チケットと代金のやり取りを済ませたあとは その時間まで3人で喋り倒して時間とともに慌しく解散となった 遠くから来てくれてるのに申し訳ない気もしたが仕方ない

新橋
↓(都営浅草線)
東銀座


大急ぎで新橋演舞場へ向かった
今日は『獅童流 森の石松』を見ることになっている 劇場ではまた一人別の友人と合流することになっていて 今回のチケット手配は彼女の手によるものだ
目当ては3人揃って客演している橋本じゅん氏や八十田勇一氏で ぶっちゃけ獅童くんは添え物的感覚でしか見ていない いや 見れるものなら楽しむけれどもメインではないよって話

⇒●e+ Theatrix! 『森の石松』

実は今回はそんなに無理して観なくてもいいかなーと思っていたのだが 友人が職場のツテで割引席が取れるかも知れないというので 席の良し悪しはこの際求めないことにして 割引で見られるものなら是非お願いします と彼女に頼って手に入れたチケットだった 席は1階の最後列と確かに振るわぬ席ではあったものの そんなの端から承知の上なのでオペラグラス持参で臨んだ

獅童くんは例の飲酒運転のあと ほとんどの仕事を自粛する中 唯一この舞台だけは予定通りの出演をした というか 主演だし舞台だしで降りるに降りられなかったのが実情だと思うが まぁいつまでも隠れているわけには行かないだろうし 良い舞台を魅せてくれれば世間様の評価も少しは上がるかも知れないので頑張って欲しいところ

石松は腕が立ち人情味あふれる人柄だが 酒好きが高じて陥れられ 遂には命をも落としてしまうキャラクター 獅童くんまでそんな悲劇に見舞われぬよう祈りたい

⇒●新橋演舞場10月公演「獅童流 森の石松」について

【あらすじ】新進演出家の石井は、「森の石松」の演出中。しかし、舞台稽古が思いのままにならず、苛立ちの日々を送っていた。ある日の夜、突然の雷に撃たれ、気を失ってしまう。呼ばれる声を耳にして、石井が起き上がると、そこは清水港の浜辺。“石さん”と呼ばれている自分は、どうやら“森の石松”になったらしいことに気付いた。そういえば、頭にもマゲが……。「自分は演出家の石井」だと周囲に主張して暴れる石井だったが、受け入れられず、石松=石井は、親分の次郎長から、金比羅代参を命じられ、旅に出ることになるのだが……。(e+ Theatrix!より)

えっとー・・・ そんなに期待していたつもりはなかったんだけど どうにも間延び感がー・・・ 肩こった(苦笑)
とはいえ 本公演は3日にスタートしたばかりだから まだこなれてないのは仕方がないことと 諦めるしかないのかな 先日の赤ブーツといい やはり舞台は公演期間終盤の方が完成度合い高いんだな!と 当たり前のようでなかなか実感することがなかった事実に 今回激しく納得してしまった
みんな頑張ってるのは判るけど 空回り〜な感じがしてちょっと辛かったス

話の筋書き自体はそう悪いものではないと思ったものの オチがありがち過ぎてちょっと萎えた もっと奇想天外な展開は・・・ 無理言いないなってな(苦笑)そんなもん私にだって考えつかないもんさ 他人に要求したって無茶だわな でも 読めちゃうオチは面白くないよ もっと捻ってくるか いっそ単純明快ストレートにしちゃってくれ その方がスッキリ観られるから

役者寄り感想

獅童くん・・・スゲェ頑張ってる でもやや空回り感あり 後半の立ち回りは圧巻
じゅんさん・・・出番少ない!少ないったら少ない!!(消化不良)
八十ちん・・・大政良かった〜!やっぱりもっと出て欲しかったけど オイシイとこは抑えてて◎
高橋和也・・・意外に一番の大穴だったかも・・・ 現代キャラはそうでもなかったけど時代劇に切り替わった途端魅力爆発 時代劇メインになったらいい!絶対いい!!
高岡早紀・・・影が薄かったじょ!可愛かったしもっと出て欲しかった というか全体的に女性が目立たない舞台だったなぁ
笹野高史・・・よく見るオッチャンだけど この人名脇役と思う 何気に見かける度に「好きだ・・・」と思う役者さん
吉田日出子・・・舞台にはこういう役どころが欠かせない 素敵なおば様万歳!
ベンガル・・・歌上手いし憎めない都鳥親分も悪くなかったんだけどね・・・ すんごく眠くなった場面があった 申し訳なし・。

こんな感じかな
つまらなくはなかったけど 特別面白くも感じなかった ごめん 次の機会があったら公演は終盤の方を狙うとするよ・・・
 

『ミサイル珍道中』1962年/イギリス

 


2006年10月07日(土)  頭髪乱丁 

かねてからの予報通り 今日は朝からスキッとド快晴
いわゆるひとつの「台風一過」です

午前中に美容院の予約をしていたので ギンギンの日差しの中フラフラ自転車で店を目指しました 天気は良かったけど風はまだ強くて 気を抜くと倒れそうになるので道中緊張しっぱなしでした

シャンプー&カットで約1時間
毎回「頭皮が荒れているようなので・・・」と低刺激の溶剤を使ってもらって カラーリングとかはご法度状態だなぁと痛感します それでもそろそろ縮毛矯正がとれかかってきているので 次くらいにはかけ直したい旨を担当さんに伝えました 「確かにそろそろかけた方が良さそうですね」と苦笑いされちゃったよ・・・ チクショウ私のヒネクレ毛めッ(涙)

仕上げにつけてもらった「髪のクセを抑える」溶剤に興味を示したら 体よくセールスされたので 取り敢えず今は保留にしておいて 帰りに薬局で似たような物がないか物色してみました

そしたらあったよ まんまそれっぽいモノが(笑)
美容院で売られているのは一般市場には出回らない商品なので 全く同じものというわけにはいきませんが 聞いた説明の成分や効能とほぼ一致するものを発見したので 試しのつもりで買ってみました
⇒●ロレアル『エルセーヴ リスインテンス オイルエッセンス』

ついでにNIVEAの美白ボディエッセンス(薬用ホワイトニングストレッチアップ)も購入
⇒●NIVEA

首周りの手入れ用にこれまたお試し気分で 潤いついでに白くなれたら理想的とか思って まぁ市販品にどれだけ信憑性があるかなんて たかが知れておりますが

気のもの 気のもの 

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春山さんのお誕生日だったのでmixi経由でメッセージ送ってみました
すぐに返事がきてた(笑) やっぱり気遣いの人だなぁ
 

『頭髪乱丁〜青春の約束〜』1994年/中国

 


2006年10月06日(金)  マイ・スイート・ホーム 

朝から大雨だったので 両親に交渉して学校まで車で送ってもらうことになっていた妹に便乗して 最寄の駅まで乗せて行ってもらいました とは降りた駅でバスを待って バスに乗ってしまえば職場までは徒歩で1・2分です 行きは何とかなりそうだったので 帰り用に合羽持参で臨みました

帰りも相変わらず降りつづけていたので パンツの裾を折り鞄ごと上から合羽を羽織って駅まで歩きました 雨もすごかったんですが 風もひどくてまるで台風のようです そのままでは肌寒い状態でしたが合羽が丁度良い防寒着になりました 見てくれはさておき有難かった(苦笑)

そんな訳で寄り道も買い物もせずに自宅へ直行
雨風が凌げる「家」があるって 素晴らしい!
 

『家に帰ろう-マイ・スイート・ホーム-』竹内まりや

 


2006年10月05日(木)  雨の日にふたたび 

昨日のリベンジでチケット引換え コンビニへ向かう

ザンザン降り雨の中

・・・・・・・・・。

ええい何と忌々しい!!

それでも今日はさすがに無事引換えができたので 取り敢えず納得して帰った
既に足元がぐちょぐちょなため 無感情を心がける

家に着いて一段落したら民放で『レッド・ドラゴン』が始まろうとしていた 気にはなりつつも未見の映画だったので 丁度いいと思いそのまま鑑賞

『レッド・ドラゴン』

【内容】「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と続いたトマス・ハリス原作の“ハンニバル・レクター3部作”の1作目にあたるサイコ・スリラー。かつて死闘を演じた元FBI捜査官とレクター博士の、連続殺人事件解明に向けての攻防を緊張感たっぷりに描く。監督は「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー。レクター博士には引き続きアンソニー・ホプキンス。対する元FBI捜査官には「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン。

【あらすじ】FBI捜査官ウィル・グレアムは、連続殺人の捜査のため、精神科医のハンニバル・レクター博士に助言を受けていた。だが、偶然目にしたものからレクターが犯人であると判明、苦闘の末に逮捕する。しかし、これが影響して精神的疲労が募り、現役を引退。今は家族とフロリダで静かに暮らしていた。そんな彼のもとをある日、元上司のジャック・クロフォードが訪れる。彼はウィルに、最近起きた二家族惨殺事件の捜査協力を願い出た。一度は断るウィルだったが、殺された家族の状況を知るうち捜査に加わるようになる。それでもなかなか犯人像を割り出せないウィルは、やむなく拘禁中のレクターのもとへ意見を聞きに出向くのだが…。(allcinema ONLINEより)


アンソニー・ホプキンス
エドワード・ノートン
レイフ・ファインズ
くらいしか出演者の予備知識なかったけれど何気にいろんな人が出てたんだ ハーヴェイ・カイテル渋〜v
エミリー・ワトソンの顔を見ながら「最近民放で見た…何だっけ??」としばらく考えていたら 『リベリオン』だった(^^;)ゞ そして『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマンはやっぱりキモ系… 白ッ!

ノートンやっぱりカッコイイ フツーにカッコイイす 内心「ちっ…」って思ってしまうのは何故なんだ(黙) 前々から気になってる『25時』と妹にすすめられている『ダウン・イン・ザ・バレー』を本気で見てみようという気になったサ チキショウめ

レイフが若ー キャラクターの所為かも知れないけど顔がツルツルしてて妙に幼く見えた(そういう顔なんだYO) 体はスゴかったけど 背中や腰まわりがキレイだなーと感心した

そしてホプキンス翁
彼の名を頭に刻んだのが『羊たちの沈黙』だった私にとって レクター博士は代名詞を越えた存在なわけで
博士怖いー… 紳士的な態度の奥の不遜な性格がー… 全てを見透かす眼がー… 時系列的に『羊たち〜』より前ってな姿には見えてないのがイタイところではあるものの ご老体のクセによくやってくれている
前作は最後の「これから古い友人を夕食にね…」っていう台詞が強烈に残っていまるけれども 今回のも最後の台詞が残るように作られていた そういうベタな創り込みもたまに見る分には楽しめるものだなと思ったのだった

そういや羊〜も民放で見ただけだな自分 何回か見てるクセに字幕で見たことがない おやまぁ(笑)じゃあ折角なんで『ハンニバル』も民放でやってくれたら見よう そうしよう


ついでの話

この時期にこの作品を放映なのは『カポーティ』の公開に合わせてるのかな?と勘ぐっていたのだけれど 特に何のアナウンスもなく普通に次週予告

『エグゼクティブコマンド』

… 初 め て き く 映 画 な ん で す が

私が無知なだけ? でもセレクションが極端なのは確かだろ
つか そんなスタンスのテレ東をこよなく愛してしまっている自分は

終わっているのだろウカ・・・
 

『雨の日にふたたび』1972年/アメリカ

 


2006年10月04日(水)  空白の日 

10時から『トーチソング・トリロジー』の電話先行予約が開始だったので 周囲の隙を見て会社からコール・コール・コール・・・
黙々とリコールをつづけていたら10分ほどでつながった!やった!!

と思ったのに 操作の途中で変な機械音が鳴り そのまま終わる気配がない 数分待ってみたものの どうやら途中で何かおかしくなって切れてしまったっぽい ちなみに携帯からではなく固定電話を使っていたので 電波の具合が悪かったというオチはなしだ

ムッカー!! c-(`皿´#)

急いでリコールを再開 せっかくつながったってのに一体何なんだ!
再びつながって操作を始めたものの 希望する枚数と日程の折り合いがつかず 結局3人行きたいところを2枚分しか確保できなかった 他の誰かが取っていてくれてると良いのだけれど・・・

最終的には平日1人分(友人予約)と土曜の夜に2人分(私予約)を押さえるのが精一杯だった 土日の昼を希望していた人の分が取れなかったので 一般発売のときに再び挑戦することにして 今回はこれにて勘弁してもらうことにする
まずは今回の引換えが明日の22時までだそうなので 気をつけておかねば・・・


昼休み 久しぶりに郵便局で小為替を買った 以前は口頭で額面を告げればすぐ手配してくれたのに 何やら専用の申込み用紙を渡されてきにゅうするよう言われた ・・・こんなもんができたんだ(浦島感覚)

世の中の移り変わりに若干ついて行けてないアタシ


仕事帰り 早めに上がれたので忘れないうちにとトーチソング〜のチケットを引換えに指定のコンビニに立ち寄った
専用電話の窓口に依頼をして引取りの操作をしたら しっかり待たされた挙句
「まだ引換え可能日になっていません」というアナウンスが返ってきた
「え?明日までだと思うんですが・・・」と尋ねると
「明日の午前9時から21時までが引換え可能です」

予約電話の案内を思い出す
「引換え期間が1日となっておりますのでお気をつけください」
のあ?!Σ(`□´;)“1日”ってそういう意味かよ??!


というわけで まんまと勘違いで無駄足を踏んでしまったのだった・・・

しかし

その後聞いたら1枚確保していた友人も 家にいたところをわざわざ外出してJRの窓口(←ここでも引換えができる)へ行ったら 私と同じことを言われ 手ぶらで戻る羽目になったらしい





案内の仕方が悪いんじゃボケェ!
GO・TO・HELL!!





以上 報告を終わります! (内輪ネタ)





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追記
今日はさり気に某アーティストのとある記念日「10.4」でした
自分ら何となく気にしていますが ご本人さんらはどうしちゃってるんでしょうな
まぁ今更な話ですけどもね

今日記をさかのぼってみたら 2002・2003・2004・2005とも 何かしらちゃんと書いてんのね自分
健気だなー(自分で言うナヨ)
 

『空白の日』Plastic Tree

 


2006年10月03日(火)  恋のQピッド 

某様からのタレ込みにより速報をGET

ニコラス&セシリア、極秘婚で母に謝罪 2006/10/02(月) 18:54:54更新 【中国情報局】

 一度は破局したものの、最近になって復縁をアピールしていた香港人俳優の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)と女優・張柏芝(セシリア・チョン)がフィリピンで結婚していたことが分かった。中国紙各紙が伝えた。
 2人の事務所の意向を受け、結婚はニコラスの両親にも秘密だったが、後にマスコミの取材を受けたニコラスが結婚を認めたことから、公になった。
 ニコラスの母親で女優の狄波拉(デボラ・ライ)は結婚を事前に知らせられなかったことに大きなショックを受けており、このことについてニコラスは「急ぎすぎて母をないがしろにしていた。本当に申し訳ないことをした」とコメントしている。
 セシリアが既に妊娠しているとの報道もあるが、ニコラスはこれを否定。結婚後、セシリアが女優を続けるかどうかについては、「セシリアのマネジャーの考えを尊重する」と語った。(編集担当:恩田有紀)


⇒●元記事

何だ結局そうなるのかー フェイ・ウォンとヨリを戻したとかだったらもうちょい驚いたかもな(いや あそこまでこじれてたら無理だろう)
「ニコが電撃結婚!」とメールをもらって 相手方に新顔を期待してしまった私は間違ったファンでしょうか(苦笑)

なんちゅうか「おめでとう」より「ご愁傷様」な気分
んん〜・・・ 結婚生活頑張って!ニコちん☆(^^;)
 
⇒●その他ニコ関連


ついでに見つけた「Rumor(=噂)」

『ジェット・リー×アンディ・ラウ×金城武の豪華共演が実現か?』2006/10/02
ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の豪華共演が計画されている模様。73年の傑作カンフー・アクション「ブラッド・ブラザース」のリメイクで、監督にはピーター・チャンが予定されているとのこと。


確かに豪華と思うけど…
無理にくっつけないでいいよ と思うのは私だけ?(苦笑)
 

『恋のQピッド』2001年/香港

 


2006年10月02日(月)  時の冒険者 

仕事が早く上がれそうだったので 渋谷でレイトショー映画を観て帰ろうという気分になり 渋谷へ行くんだったら・・・と 渋谷勤務の友人に「映画観に渋谷行くんですがもしおヒマでしたらゴハンでもご一緒しませんかー?」とお誘いメールを出してみた
程なくして快諾の返信 ヤタ☆ お一人様だと入れる店が限られるので道連れができて切実にラッキー♪

定時に出れば18時半には渋谷着だったのだけれど ちと押してしまったので19時着 待っていてくれた友人と合流して まずは一旦映画館へ立ち寄り前売りのチケットを入場整理券にしてもらう(厳密には前売り券の裏面にスタンプでナンバリングされるだけ)
もらった番号を見たら「0001」番

・・・・・・どんだけ気合入った客やねん orz

今夜見ようとしているのはドイツ産"パロディSFアホ映画" レイトショーは21時過ぎからなので 時間配分の都合とはいえこの番号はちょっと恥ずかしく 逃げ去るように受付を離れた

友人と2人映画館の界隈を探索 映画館があったのは駅を出て246を越えた一角で 館は「さくら坂」に面して建っている この辺は飲み屋や小洒落たバーなどが多く 純粋に食事だけを目的にするには 少々相場が高い「大人の街」だった 取り敢えずさすがに今日はカレーを避けようと思い それだけは友人に伝えておく
時間は十二分にあったが 雨の中をいつまでもフラフラしていたくなかったので 目についた沖縄料理の店へ入ってみることにした ここもやはり「食べる」よりも「呑む」がメインの店だったので必然的にメニューもつまみ系が多くなっている それでも2人ならつつき合いができるので まぁいいかーという気分で席に着いた

注文したものは以下の通り
★ゴーヤちゃんぷる
★島豆腐と海ぶどうのサラダ
★うちなーロール
★ラフテー
★沖縄風焼きそば(イカ墨)
★ソーキそば

飲み物はソフトドリンクオンリーで 友人が琉球モロミ酢ソーダ割り 私がうっちん茶(温)を最初に頼んだが 友人はモロミ酢がイマイチだったらしく2杯目にサンピン茶(冷)を注文していた(苦笑)

えーと 味は悪くなかったス でも全体的に濃い味で とにかくしょっぱい!o(>.<;)"" 酒のつまみだからって 塩っ辛過ぎるヨ!!冷めると塩気が余計に引き立ってしまうので 料理が運ばれてくる度に大急ぎで食べきる感じだ ヤーモゥ喉が渇いて苦しかった〜 飲まずに食べちゃいけない料理だったサ

という訳なので あまり飲みメインじゃない私たちは おそらくリピートしないだろうけれども 雰囲気は悪くない店だったので 興味のある人はぐるなび覗いてみるといいよ

⇒●沖縄料理 あしびな〜

映画の時間までダラダラ居座り 店を出たところで友人と分かれた 彼女は駅へ向かい私は坂を上がる


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そんな経緯を経て めでたく『ドリームシップ エピソード1/2』を鑑賞

【あらすじ】
300年後、遠い昔の遥かな未来、地球の運命は3人のオカマに託された…。西暦2304年、地球は火星植民地の反乱をうけ、人類滅亡の危機に瀕していた。宇宙船ドリームシップ号の乗組員は、地球の元老院の特命を受け、300年前のアメリカのネバダ州"エリア51"へ向かう。果たして彼らは地球を救うことができるのだろうか。(シアターN渋谷 作品紹介より)


見るからにアホ 分かってたけどアホ まぁいいよ許せる範疇だったし(苦笑)

完全に役者目当てで鑑賞に臨んだ映画なので この際内容はもう二の次だ 目当ての彼が全編に渡って姿を見せてくれていたので 彼目的で観るには ままアリな感じ SFだけじゃなく色んな映画のアホなパロディが散りばめられていたので それもそれで結構楽しめた

★スタートレック
★スター・ウォーズ
★ロックユー!
★バック・トゥ・ザ・フューチャー
★クイック&デッド
★ターミネーター
辺りは間違いなく埋め込まれてた

怪しいか?と思って見ていたのが
★パイレーツ・オブ・カリビアン
★フィフス・エレメント

もっとあったかも知れないけれどSFはあまり見ないのでスルーしている可能性大 挑戦してみたい人 その辺チェックよろすく

ちなみにお目当て俳優は独俳優ティル・シュヴァイガー氏 映画のお気に入り俳優に入っているので気になる方はそちらをドゾ
⇒●映画ページ

今回の相手役のお姫様 綺麗な人だったなー
顔立ちとか典型的なドイツ美人って感じ!笑
⇒●アーニャク・リング(Anja Kling)
 

『前世紀探険(夢幻旅行記/時の冒険者)』1954年/チェコ

 


2006年10月01日(日)  頭ガイ骨に ずっとへばりついている 

夕方から揚々とお出かけ グルタミンin吉祥寺♪
余裕を持って出たつもりがいつもの如くギリギリ着になってしまい 慌てて会場を目指した 先に着いていた友人が入口につづく階段の上で 場内を映すモニタを見ながら待機していたので それに合流して中へ入ることにした 既に先のバンドが後片付けに入っているタイミングだったので やっぱりギリギリ到着だ(苦笑)

今日も今日とて配置は逆 もうしばらくはこのままの体勢でつづけるんだろうなぁと理解する 別に自分的にイヤなわけじゃないし 本人たちが演りやすいようにするのがベストだと思う そして どうでもいいがカッコイイ
どうしてくれようコンチクショウ

本日のセットリスト
──────────
1)感動がやってくる
2)穴だらけ
4)頭ガイ骨内部
4)ジェットスパイス
5)バーター35
6)自由なる生命
7)ウルトラハッピー
──────────

ううう・・・ やっぱり『ウルトラハッピー』が好きな模様
歌詞を落ち着いて聞くと『バーター35』も捨て難い

毎回思うけども豪さんの詞のセンスってどこから来てるんだろう? 一言で印象を語るなら哲学的
さして難しいことを言っているわけでもないような気にもなり 逆に根の深いことを指しているような気にもなる なまくら読解力の自分に彼の語る何たるかが捉え切れているとも思えないが 耳に残ったフレーズに鈍痛を覚えることが割合多い ちゃんと確認したくてバンドサイトで詞の内容を改めて見ると詩的で幻想的だったりすることもある ううーん不思議 それがいいのかも知れないけど

次のバンドも何となく最後まで聞いてしまって 時間を見て慌ててゴハンを食べに会場を出た 今日もメンバーとはあまり話ができなかったけれど ライブが堪能できたからいいや 自然に話せる雰囲気のときに近寄ってみよう

友人2人とともに夕飯の店を吟味する 何があったっけ?いつもパスタじゃつまらんね等々 アーケードを練り歩きながらキョロキョロしていたら 行きつけのカレー屋がこの時間でも1100円のセットの看板を出しているのに気がつき「・・・え 今でもこの値段???」と3人の足を止める

チェーン店だが味は保証済み 昼にはよく利用しているが店舗によってはディナーがお高いので あまり夜に入ろうとは思わない店だ でも カレー2種が選べてナンとライスがお変わり自由 ランチだとこれにドリンクがつくが この際そこまで贅沢を言う気はない

恐る恐るドアを開くと いとも普通に出迎えられたので ホッとして入店 カレー2種で1100円のセットは +200円でカレーが3種選べるようになる 夜にカレーなんてカロリー高いのだから2種でも充分だったろうに 3人が3人とも「3種のセットで!」と声高に注文 思い思いのカレーを選びご満悦でテーブルを囲んだ
腰を落ち着けて ふとある事実に気がつく私


私3日連続でカレーじゃね?


・・・いや いいんだ 好きだし 飽きてないし でもカロリーはスゲーと知っているので 若干お腹の肉を気にしてみたりもし・・・
しばらくは夕飯を質素に済ませようと心に誓った

⇒●インド料理サムラート

食事をしながらお互いのよしなし事を話っこ 私は先日会社をフケたことを白状したら大分2人に笑われた 職種の似ている一人がこんな話に付き合ってくれるのは判るけど もう一人は全然畑が違う話だろうに よく毎回付き合ってくれるよなーと思う 聞き流したりせずにちゃんと聞いてくれるところがありがたいというか 素晴らしい 実際頭に残しててくれなくても こんなときの話なんてーものは その場で聞いてもくれる人があれば結構鬱憤が晴れるものだ その役を頻繁に回してしまっている彼女には いつも散々ぶちまけてから「彼女にはよく判らない類の話だったろうになぁ〜」と反省するのだが まぁ次の鬱憤が溜まるとそんなこと すっかり忘れ去ってるんだよねぇ・・・
ああ本当ゴメンよ 私もアナタの話を聞くから許してちょ・。

本日は日曜日 それぞれ明日があるので長っ尻はせずにゴハンを済まして解散となった
2人は上り電車 私は下り電車なので ホームでお別れ

アデュ!(内輪ネタ)
 

『頭ガイ骨内部』グルタミン

 


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