カタルシス
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2003年02月28日(金)  ファイナル・ロード 

昨日のうちに作っておいた更新ページを、仕事から帰って再チェックする。
日付が変わる時間までのんびりと、それでも気持ちだけは何となくソワソワして過ごした。

2月が終わるその時間に サイト閉鎖を知らせるページに更新をかけ、うまくUPされているかを確認してから、今まで上げていたページを全てWEBから引き下ろした。





本日をもちまして

スプリングベル・ファンサイト『SBマニア』は

運営を終了させて頂きます

今までお立ち寄り下さり誠にありがとうございました







去年の建国記念日から公開していたサイトだったので、丁度一年くらいの運営でしたが、沢山の人に助けてもらったり、喜んでもらえたり、楽しんでもらえたり、時にはトラブって一人テンパってみたりと 色んなことがあった一年でした。
自分的にもあちこちこだわって作った我が子のようなサイトだったので、皆に見てもらえてとても嬉しかったし、重宝したと言ってもらえて誇らしく思います。
今日まで本当にありがとうございました。
今後はまた、別の場所でお会い致しましょう☆

管理人:これ


2003年02月27日(木)  救いの神 

結局パソコンのHDを初期化して必要最低限の機能のみ復活させる。
メールと、ネットと、HP更新の為のソフト最優先。

まずメールを復活させてみたが、きれいサッパリ初期化してしまったので、今までもらった有り難いメールの数々やアドレス帳は電子の彼方へサヨウナラ(涙) 解っていたこととはいえ、やっぱりイタイ…・。

改めて設定したあと、一度受信してみたら何通かメールが届いていて、その中にあの「ぶちまけメール」の返信が混じっていた。
タイトルのあたまに「Re:」と着いただけなので、すぐにそれと解り一瞬硬直する。

え? …ええ?! 庭瀬くんから返信が来た?!!
あのぶちまけメールに???

ありえねぇだろ(汗)

恐る恐る開いてみたら、私が送った長さに匹敵するような長文が打ち込まれていて 私の愚痴の一つひとつに丁寧にコメントが返されていた。
ぶっちゃけ「避けられるかも」と思っていたくらいだから、この返信は飛び上がるほど嬉しかった。おまけにいままでの履歴が一切消し飛んでしまってヘコんでいたところだ、嬉しさ倍増くらいじゃ収まらん勢いでパラメーターが上がった訳よね、庭瀬メーター。

何だか一気に元気が出てきたので、気だるく進めていた復旧作業もテンポ良くこなし始める。
いよいよ明日が2月最終日、ちゃんとキレイに更新してやんぞー! 押忍!


2003年02月26日(水)  最近のイチオシ 

吉祥寺PlanetKにてグルタミンのライブ。
今日は何と新曲が3曲もあった。 うわー、うわー!

『エンプティ』 『夕暮れは猫』 『バイブレーション』

猫以外は激しい系。(激しい系?)猫は曲ステキなんだけど歌詞が聞き取れず残念無念。

彼らにはこの勢いのまま突っ走って欲しいっスね〜v


2003年02月25日(火)  背に腹を変えたい 

パソコンの不調がどうにもならなくなってきたので、とうとうリカバリーの為に外付けHDを買うことにした。
といってもそれほどパソコン関係に詳しいわけじゃないので、店員を捕まえて状況を説明し適したものを提案してくれと頼んだら、「それでしたらコレでしょう!」と1商品を勧められた。

価格的にも中庸だったそれを買うことにして、足早に店を後にする。とにかく早いとこパソコン復活させなくちゃ(汗)月末までカウンドダウンやんかいさ。

今夜も深夜まで復旧作業…


2003年02月24日(月)  憂晴 

昨日のライブの感想を送るついでに、とうとう我慢できなくなり、最近テンションが低い理由をN.U. 庭瀬くんに宛てて、どエラい長文メールで送ってしまった。

送ったあとで「ウザいメールだぁ」とか「イタいファンだよな」とか自己嫌悪が押し寄せて来たが、送ってしまったものは仕方ないし、誰かにぶっちゃけたかったというのもあったので、返信は期待せずに忘れればいいや!
と割り切ることにした。

もうね、スプリングベルのことやブルームのことや千綿さんetcのことを、実名挙げて打ち込んじゃったのさ。あとは野となれ山となれって気分でね。受け取る側にしてみたら迷惑千万だろうけどもね(苦笑)

…サイアク嫌われなければイイな、と。
ちょっと不安になってみたり?


2003年02月23日(日)  スペア依存 

花緯さんを家に1泊させて今夜は新横浜でN.U.ワンマンにご一緒する。
去年の10月にSBと対バンだった時聴いてくれて、あまつさえ気に入ってくれたので彼女の誕生日にかこつけてミニアルバムをプレゼント?した。そして今回は昨日の千綿さんと連日になったのをいいことに、誘いの声をかけてみたという訳。
宿を提供すると持ちかけたら、割合すぐに良い返事をくれた。わーいv

午前中までゆっくりして、昼頃目指して新横浜まで。現地で友人Oと合流、駅近くで遅めの昼食を摂る。
時間を見計らって会場入りしたら、既席は埋まっていて座れそうがなかった。それでも1つはイスが確保できたので、この後愛知まで帰らなくちゃいけない花緯さんの体力が少しでも温存できればと、彼女に座ってもらうことにした。

こちらもみっちり2時間以上の濃密ライブで、ワンマンの時は必ずミニコントのような寸劇を曲間に挟むので、芸人みたいなステージになることがあるのだけれど、それでも最後は見事なハーモニーできっちりシメて終わるので、そんな彼ら独自のメリハリに内心小憎らしいなと舌打ちしてしまう。

こうやってまた、魅力にハマっていくんだよね…(苦笑)

帰りの時間が迫っていた花緯さんは我々を置いて一足先に会場を出てしまったが、その時すでに出口付近にメンバー2人が待機していて「ありがとうございましたー」と頭を下げられたらしい。
片方は別のお客さんの相手をしていたそうだが、もう片方はちゃんと花緯さん狙いで声を掛けてくれたので、「とても良かったです!」と言って手を出したら握手してくれたとか。

そんな喜びメールが届いたので「どっち?」と訊いたら「多分庭瀬くん」とのお答え。

ああ、やっぱり(笑) にわかに花緯さんも庭瀬マジックにかかりつつあるみたね。プ。


2003年02月22日(土)  ブラボー!兄貴 

渋谷 CLUB QUATTRO にて千綿ヒデノリのバンドスタイルワンマン。
奇跡的にチケットの番号が良かったので、開場に間に合うように必死に道を急いだ。
このキャパで、この入りで、オールスタンディングで、最前列から2列目!
例えもみくちゃにされたってこの近さは譲れないゼ!

今までアコースティックでしか聴いたことがなかった千綿さんのバンドスタイル(実に3年振りだそう)はものすごく楽しみだったので、この距離でライブが堪能できるなんて嬉し過ぎる。
とにかく今日この時間だけは他のことを一切考えないで楽しむんだ! おう!

すぐ近くに愛知から来てた花緯さんとTさん。二人とも私より背が高いので前を譲ってくれた。ありがとー、ありがとーv

サポートにいつものギター可久さんと、ブルームの松ヶ下氏(ギター&ピアノ)、ドラムはカレイドスコープの児島さん、ベースにツアー御用達のお仲間・バラさん。私的にはバラさんのみ初お目見え。
アップテンポの曲でスタートしたライブはみっちり2時間を費やした。





すっごい良かったっス!


うわー! 千綿さんサイコー!! バンドスタイル万歳!!!
最後まで綺麗な声でしっかり歌い上げていた彼が、アンコールを終えて最後のお辞儀をした瞬間 汗だくの顔から雫がボロリ。

「?!」
2列目のど真ん中という至近距離で見ていた私には、それが汗じゃないってことがすぐに解った。
ついさっきまで満面の笑顔で、音程を外すことなく声を張り上げていた彼の目と鼻が、赤い。

うそ!何で泣いとん?!

正直言ってびっくりした。 そんな雰囲気全然なかったのに…
サッと踵を返した彼の様子に“それ”と勘付いたファン側にもすすり泣く人が出てきて、思わず周囲をキョロキョロしてしまう。

ええい!アンタ達まで泣くなー! シメっぽくなるだろうがぁッ!

私は感動すると泣くよりニコニコしちゃう方だから、こんな良いライブの後でしみったれた涙なんて流したくない。勘極まってひとつ涙を落としてしまった千綿さん本人には、途中で上擦ったりしなかった部分にプロ根性を感じたし、涙を落として尚気丈に去っていった後ろ姿には潔さすら感じたので、彼の涙は「あり」だと思えたが、後からとってつけたように泣き出すファンの心理は今ひとつ図りかねる。おまけに、涙ぐむ程度なら黙認もするが、すすり泣くわ咳き込むわで「どうなのそれ?」とヒートアップしていた熱も一気に冷めてしまった。

泣くなら彼と同じタイミングで泣けよ。
「私も泣いてます!」ってポーズしてるみたいで 萎えるよ…(黙)


2003年02月21日(金)  ガソリン補給 

西荻窪でVESSEのライブなんだけどトリで出番が21:30くらいだっつーんで、有り余る時間を有効に使うべく、吉祥寺の美容院で髪を切ることにした。
19時に予約を入れて散髪、散髪…

それでも1時間くらいの時間が残ったので、西荻窪に移動して駅前のファミレスへ先に来ていた友人Oと合流してのんびりお夕飯。食後は遅刻しないよう時間に気を付けて会場入りする。

VESSEのパワーは毎回スゴい。VESSE的にいまいちな日でも、他の人達とは明らかに画したテンションを誇っている。あのアクの強さは善し悪し以前の強烈さだ。
そんな彼らのライブに、体や心が弱っているときに行くとどうなるか?

元気がもらえるか、薙ぎ倒されるか、だろうな。(苦笑)

幸い私は前者だったので、遅い時間にも関わらずワクワクした足取りで帰路に就けた。今年に入って雑食加減に拍車がかかっている気がする。…原因が何かなんて簡単に分かるけどね。

今日のハコ『TARNING』の表に続く階段の壁には所狭しとポスターやチラシが貼られていて、中には1月にスプリングベルと対バン?だった「最鋭輝(もとき)」のチラシが数枚あった。結構ここで演っているらしい(笑)
その間に紛らすように3月の1000人ライブ告知ステッカー(N.U.)をペタリとやってきた。

地道に布教中〜


2003年02月19日(水)  テンション・メーター 

渋谷ON AIR NESTでのN.U.のライブを 仕事帰りにプラっと聴きに行く。
中に入ったらもう1曲目が始まっていて、前の方はコアなファンで埋まっていたので一番後ろでボ〜っと眺めてた。彼らのクリアなアコギの音はやっぱりホッとさせてくれる。
最後の曲で珍しく弦を切ってた庭瀬くん。庭瀬くんだけじゃなく宇田さんもだけど、彼らが弦を切るのなんて初めて見たのでちょっと驚いた。
たまたま見たことなかっただけかな?

彼らの後に「ゑこらい」が歌うというので、つい興味半分居残ってしまい 結局全てのプログラムが終わるまで場内に残るハメになる。

終演後、隅の段差に腰掛けて N.U.をはじめ演奏を聴いた人達のアンケートを書いていたら、それぞれのバンドのメンバーがチラホラ顔を見せ初め、中にはアンケートボックスを抱えた庭瀬くんの姿もあった。
アンケートを書きながら様子を伺うと、入れ替わり立ち替わりファンの子から贈り物を渡されている。そうだよな、昨日誕生日だもん、横浜からわざわざこっちまで彼らに会いに来ちゃうよね(苦笑)

N.U.のファンは彼らの地元横浜近辺の、しかも中高生〜という若年層が多い。なので、平日の都内ライブにこんなに「いつもの顔ぶれ」いるというのは実はスゴいことなのだ。

そんなことに感心しつつ、再びアンケートに気を戻して書き込みを続けていたら、いつの間にか目の前に庭瀬くんが立っていた。
「あ、おつかれさま。」
「いつも来てくれてありがとね、メールもありがとう。」
「いやいや、プレゼントとかは持って来てないし」
「なんやー期待しとったのに(笑)」
この距離の近さには毎回びっくりすんのよね。そんなに愛嬌振りまいて何を狙っているのやら(苦笑)

「入って来たの分かったで」
「うそ、また調子良いこと言って。」
「ホンマやて!あの辺におったやろ?」
「…マジすか(汗)」
驚くだろ普通、そんなこと言われたら。

そのまま会話が続いたのでアンケートにも書いていたことを直接本人に振ってみた。
「弦切ってたね、初めて見た。そんだけ気合い入ってたってこと?」
「うーん、でも切っちゃアカンよね、気合い入っても切らんようにせんとちゃんとした演奏にならんやん」
「エライ!しょっちゅうブッツンブッツンやる人いるけど、今の言葉を聞かせてやりたいね。もっともそういう時は容赦なくアンケートでツッコむけど。」
「うわー、厳しいファンやなぁ」
「何でも誉めて欲しい? 悪かった時文句いう分、良かったときは目一杯褒めちぎったげるのに。」
「プロデューサーみたいやね」
「たかがファン、されどファンですから。」
なんて話をしてた。

「今日は来て良かった、元気出た。」
「ってか、妙に元気なかったよね?“元気出せー!”って歌ったら弦切れた(笑)」
「!」

さすがにそれはリップサービスでしょーよ兄さん!(苦笑)

でも、ここんとこずっと気付けばスプリングベルのことを考えていて、テンション低かったのは確かだし、お世辞にもそんなこと言ってもらえるのはやっぱり嬉しくて、一気に庭瀬氏好感メーターの針が振り切れた。
と、同時に「罪作りな男に違いないコイツ!」と警戒心も強まる。

「嬉しいこと言ってくれるじゃん。やっぱプレゼントあげる、手ぇ出して。」
言われるままに差し出された掌を取り、持っていたペンで「幸」とデカデカ書いてやった。お金かからないし"消え物"だし、この人なら許されるだろうと思ったんでね(苦笑)

「よくよく考えてみたら名前、“幸せ一郎”なんだね。その手で幸せ掴んで下さいな。」
庭瀬くんの下の名前は「幸一郎」。よく「選挙に出れそうな名前やろ?」なんて本人は茶化してるけど、〜郎って名前が好きな私にはかなりポイントの高い名前なんだ。

掌に書かれた文字を見ながら「なるほど〜 ウマイ!」と笑っている本人に、書き上げたアンケートを渡して
「そんじゃね」と出口に向かう。

「ホンマありがとねー」
「こっちこそ ありがとう」
手を振って会場を後にした。

ささくれてた気分を癒してもらえた気がした。
気持ちが落ち着くまで、しばらく精神安定剤になってもらおうかなー(苦笑)


2003年02月18日(火)  真夜中の手品師 

N.U. 庭瀬くんの誕生日だったので、日付が変わったくらいに「おめでとメール」を送る。
きっとファンの子から一杯届いてるだろうからサラっと短めに。
おめでとーう。28歳(笑)←いや、実際はもっと色々書きましたが

ったら、即行で返信が来てビビった(汗)
日頃から「掲示板とメールのチェックすんのが趣味やねん」と言っている彼だけど、自分の誕生日になったかならないかのタイミングでメールチェックするなんて君、よっぽどやで?

「なんかテレるけど嬉しい。ありがと〜。」
だって。かわいい返信よネ(笑)
みんなに似たような内容で返してるんだろうけど、一人一人に返信しようって根性がイイ。

明日は都内でライブだけど、全体的に無気力気味だった私。
でも、このメールみたら聴きに行こうって気になった。
むーん、またもや庭瀬マジック?


2003年02月17日(月)  奮戦記 

昨日の未明からパソコンの調子が悪い…
二晩を費やして色々足掻いてみたが一向に直らず。

今月末でサイト閉鎖したいのにTOPページでその告知ができないので、仕方なく掲示板にてごあいさつ。
スプリングベルがいなくなっちゃうんだったら、このサイトの意味もないしスパっと閉鎖しよう。と決心したのが先週末。潔いと言ってもらったが、どちらかというと不貞腐れてなげやりな気分。「もう知ったことか」的思考。

我ながら なかなか後ろ向き(苦笑)


2003年02月16日(日)  白い日常 

雨の中、気を取り直して池袋までランチに出掛ける。
友達と3人で『つばめグリル』のハンバーグを食べに行こうと前々からの約束だった。
ちなみにどちらも歴史つながり!

昼に集まってメトロポリタンのレストラン街にある『つばめグリル』でお食事。何だって唐突に『つばめグリル』なのかというと、V6がやってる美味しい店紹介の番組でハンバーグの1位を獲得したのを見ていた友達が、「食べてみたい!」と強く誘って来たのが今日の会食のきっかけだった。

そんな訳だったので、3人揃ってその「1位」のメニューを注文し、待つこと数十分(結構長かった)ホイルの乗った鉄板皿が運ばれてきた。

おおー、包み焼きなのか。
ホイルを割って中を覗くと、ハンバーグと付け合わせのポテトがデミグラスソースに埋もれるようにしてグツグツしている。あらあら、確かにこれは美味しそうね。包み焼きだったのでハンバーグはジューシーなまま中まで熱々。プレートも鉄板だから保温体勢は万全の感である。冬の寒い中に食べるにはもってこいのメニューだv

店特製のデミグラスソースは赤ワインの風味がして、ごろんと塊のようなフォルムのハンバーグとの相性が良く美味だったし、ボリュームもかなりのもの。むしろ女性にはちょっと多めなくらいの重量感で、当初食べる気満々だったデザートは断念した(苦笑)

完食しての感想。
確かに美味しかったけど、「1位」ってほどの衝撃はなかったように思う。味は良かったけれどちょい濃いめで後半キツく感じたのは、個人的な好みの問題か? あとはやっぱり結構な量なので、お腹が減ってる時や男性同伴で行くのがベストかと。それから、単品で1,100円ってちょっと高めな気がした(貧乏くさ!)

その後、西武の中にあったデリでお茶だけ頼んでダラっと歓談。
私がちょっとミーハー心を出してかった映画雑誌の表紙がたまたま『ロード・オブ・ザ・リング』で、この二作目を観てきたばかりの友達が我々に熱弁を奮い始めたのがきっかけで映画話に突入。私はさほど映画に固執するものがなかったので聞き手にまわって2人の話を面白がる。

もう一人の方は只今ジョニー・デップが大フィーバー中らしく、レンタルラッシュが起こっているという。何故今更デップなのか解らなかったが、私も割合好きな方の俳優だったので観たことのある数作品のネタで話をつなげた。

ふと、さっきの雑誌をめくっていた友達の手が止まったので、何かと思い誌面を覗くと グッズやバックナンバーの通信販売のページに見入っている様子。
「何か欲しいの?」と尋ねれば
「ジョニー。」と友達(苦笑)

結局その子の通販のために、買った雑誌を貸すことになった。

夕方、あまり遅くなる前に帰るつもりだったので17時を目安に席を立つ。と、何気に目をやった大きなガラスの向こう側、見えていた街路に降りしきる 白いかたまり。

「雪だ!」

寒いと思ったらとうとう降り出してきたか! チロチロという程度ではなく、ザンザンと降り落ちてくる様子には 風情よりも薄ら恐怖を感じてしまう。特に友達の1人は秩父の奥の方に住んでいるので、雪は交通を遮断する恐るべき対象だ。にわかに落ち着きを失う我々。

「は、早く帰ろう」
「そうしよう」
「そうだね」

先ほどまでののんびりしたテンションを一変させて、私鉄・JR・地下鉄に道分かれ 池袋の地を後にしたのだった。


2003年02月15日(土)  心ノ距離 

昨日のSB解散事後報告に打ちのめされ、テンション下がり過ぎて半分行く気がなくなってきていたN.U.のワンマンライブ。
それでも、このまま引き籠もったら自分がヤバいと思って、ダルい体にムチを打ち新横浜まで出向くことにした。今は少しでも気持ちを浮上さすことをしなくっちゃ…(汗)

こんな精神状態で聴くN.U.のアコースティックな音色は体中によく響く。アコギの乾いた音と、N.U.の2人のハモりが少しだけ胸の痛みを忘れさせてくれた。
うう、来て良かったよ。ありがとうN.U.さん〜〜〜(涙)・。

健気にも用意してい来たサティのチョコレートを 渡してさっさと帰ろうと思って誰かスタッフでもメンバーでも預けられる人を探して場内をキョロキョロしていたら、不意にすぐ横から声をかけられたので振り向くと、そこにはいつの間に来たのか庭瀬くん。
「メールくれたから来てると思ってた」と持ち前の愛嬌でニコニコとしている。

実はチケットの予約をするついでに「2人は紅茶と珈琲だとどっち派?」なんて質問メールをしてあって、ちゃんと返信ももらっていたのも「行かなくちゃ…」という強迫観念に駆られた理由のひとつだったんだな。チョコ作れなかったから、サティにオマケのお茶でも付けようと思ってて。

その時ご丁寧に「俺は紅茶派、宇田は珈琲派やで!」と好みを二分する返事をよこしやがったので、仕方なくそれぞれ別にチョコとセットにして2個、色違いのラッピングをした。
「あ、良かった。誰かに渡して帰ろうと思ってたんだ、はいコレ。一日遅れだけど。」
紙袋を渡すと、その場で中身を覗き込んで すぐにこっちに向き直る。

「もしかしてバレンタイン?!」
「もしかしなくてもそうでしょ…」
彼らは毎週金曜日に関内で路上ライブを慣行していて、昨日はバレンタイン当日だったからお客さんにお菓子を配ったとかいう話を掲示板で見て知っていたし、その場でたくさんのチョコをもらって帰ったというメンバー本人の御礼書き込みも見ていたので、
「今更だけど、一応もらってやってよ。」という気分だった訳。

「うわー、ありがとう!お茶だけやと思ってたわ。ホンマありがとうね。」
そんなやり取りの最中にお手伝いスタッフのあきこさんが来て、しばらく3人でどうもない会話を続けていたのだけれど、他のファンの子らが庭瀬くん待ちをしている風情で集まりだしたので、
「もういいから、あっち行っといでよ(苦笑)」と背中を押した。
そのままあきこさんと話の続きをして、キリの良いところで退散して来る。

新横浜は相変わらず遠かったけれど、ちょっと元気になれたかな?

うん、なれたかも。


2003年02月14日(金)  聖なる殉教者の日 

ここんとこ毎日朝昼晩とチェックしていたスプリングベルの公式サイトに変化あり。
色気がないというか、解りやすいというか、TOPページがドーンと「スプリングベル解散のお知らせ」に差し変わっていた。

…そうきたか。

約束の「来週」が終わるギリギリに更新された公式サイト。
年が明けてから悶々と繰り返しシュミレーションしていた最悪の結果が今、現実のものとして目の前に晒されているというのに、意外にもこの瞬間 自分の中には何の感慨もなく、ただ自嘲気味な笑いが漏れただけだった。

自分のサイトの掲示板に、公式サイトに動きがあった旨を書き込んで わざわざリンクまで入れてやる。私から説明なんかしたくないし、直接あのページを見て各々で感じてもらいたい。ネット環境のない友人には携帯からメールで知らせて、一段落したと思った頃にひと月振りのメールマガジンが届いた。

携帯電話の液晶に くっきりと浮かび上がる「解散」の文字。

また 笑いが出た。

例えば12月のワンマンでメルマガ配信を希望して、アンケートにアドレスを記載した人には1発目の配信がこの解散の報になる訳なの?

馬鹿じゃねえ?

無様にも程があるだろうよ。本当、情けないったらない。そして何よりも惨めな

自分

ああ情けない。阿呆らしい。ここまで馬鹿にされると怒りすら感じない。
ただ何もかもが億劫に思えて、何も考えたくなくて、とにかくダルかった。

今日一日こんな風に薄ら笑いして過ごすのか?
おまけにバレンタイン当日かよ。
うぜぇな…


2003年02月09日(日)  マンスリー・コブクロ 

デックスお台場内の小香港で友人2人と待ち合わせのんびりと昼食。
夕方からSTUDIO DREAM MAKERにてコブクロのライブを堪能し、終演後ゆりかもめで新橋へ出て「新橋モダン食堂」なる洋食屋さんで早めの夕飯にする。
友人のうちの1人は愛知からの遠征なので、新幹線の時間がくるまでダラダラと歓談。
三人集まれば姦しいってのは本当だわ(苦笑)


2003年02月08日(土)  乾杯おんど 

午前中映画を観ていた友人2人に昼から合流して、銀座のナイルレストランにてムルギーランチを食べました。
時期が時期だったので、三越に向かい3人でバレンタインのチョコを物色。私の目的はただ一店、東京では日本橋と銀座の三越にしか店舗がないチョコレートの専門店『サティ』。

毎年この時期になると、あげる分があってもなくても、必ず自分用に買いに来てしまう魅惑のチョコレートなんです。
もちろん店舗はあるので、年がら年中どの季節に来ても買うことはできるのですが、時期を決めていないと無差別に 買っちゃ食い、買っちゃ食い、を繰り返してしまいそうなので、一応自粛のつもり。あとは、この季節はバレンタインBOXが出て、ちょっとお買い得になるので適度にそれ狙いで。(笑)

本日同行の友人2人もチョコ好きなので、バレンタイン商戦でゴッタ返す中 気合いと根性で買い物を済ませて来たのでした。
その後ちょっとお茶をして、夕方早い時間に解散。

私はそこから新橋に向い友人Oさんと合流、2人で知人の版画個展を覗きに行きました。三越で買った『たねや』の和風チョコを手土産に会場を尋ねたら、丁度本人が居てお互いにご挨拶。どなたかの差し入れだったワインを開封して振る舞ってくれたのですが、グラスがなく湯飲みで渡されました(笑)
私は下戸なので嘗める程度で終わりましたが、友人Oはイケる口なので結構飲んでいた模様。

“湯飲みで酒”ってシチュエーションに「榎本釜次郎」を連想した私は、所詮ただの幕末オタクさ…(黙)




※榎本釜次郎(えのもとかまじろう)
=武揚(たけあき/ぶよう)。幕末〜明治にかけて活躍した実在の人物。
無類の酒好きで、猪口で ちびり ちびりとやる時代に湯飲みでごぁ!っと煽って「無粋モン」と苦笑されていたような人だったらしい。
基本的には江戸育ちなのでチャキチャキした性格だったんだろうけど、オランダ留学したり、兵学学んだりして、最終的には蝦夷共和国樹立の構想を描くものの殲滅の危機にさらされた結果、明治政府に降伏。構想は実現することなく潰えた。その後子爵の称号を与えられ、明治の元勲にも名を連ねている。
幕末というか、佐幕派好きには賛否両論の人(苦笑)


2003年02月06日(木)  底なし沼の底 

日付が変わって少し経った深夜、バイクメンの掲示板にメンバーの書き込みが入った。
「休止とは言わない」と書かれていたけれど、しばらくライブはお休みとのこと。

…バイクメンまで?

ああもう、どこまで落ちるんだろう私のテンション。
そろそろドン底に近いと思うんだけどね…(鬱)


2003年02月05日(水)  尾が切れる 

昨日の悶々を自分サイトの掲示板でぶちまける。

一昨年の5月にスプリングベルに出会って以来、ずっと不便を感じていた「情報」を補えればと、その年の冬から作成に取りかかりマネージャーの検閲を経て去年の2月に開設したこのスプリングベルのためのサイト。
本家のサイトができるまでは、ここが唯一の情報源だからと思って ライブの予定やセットリストのUPはマメにやってきたつもりだったし、写真は検閲が厳しいので一切載せない方針でいた分、出来る限りの速報を心がけて自分としては頑張って来た方だとの自負もある。だからと言っちゃナンだけど、

言いたいことも言わせてもらうぞ。 と。

個人的にカチンとくることは多々あったけれど、それはそれ、あくまでも個人的な問題として公にすることは控えていた。けれども、今のこの状態は正直言ってもう限界だ。明らかに「個人」で収まる程度の「不義理」じゃない。

何でもいいから公式見解を述べて欲しいよ。
活動がないこと自体は、淋しいとは思うけど「怒り」や「不快」にはなってない。
でも、発信して然るべき連絡を寄越さずに、待っている側を放置しているのは不誠実だと思われて仕方がないんじゃないか? 誰だって理由も解らず「無視」を決め込まれたら不愉快だし、腹だって立つ。

そんな思いのたけを掲示板に書き込んだあと、程なくして花緯さんから「事務所からの返事」とタイトルされたメールが届く。開くと事務所から花緯さんに宛てたメールの転送だった。
「今はまだ何とも言えませんが、来週中には公式サイトでお知らせできるようにするつもりです。もう少々お待ちください。」
というような内容である。

…ふーん、来週ね。 もそっと待ってみますかね。


2003年02月04日(火)  片恋 

2月に入ったのに相変わらず何の音沙汰もないスプリングベルの活動状況。
折角事務所で立派なHPを立ち上げてても、何も更新されないんじゃ意味がない。

12月のワンマン以降メルマガの1通も来やしないし、あの日のアンケートにアドレスを記載してくれた人には何らかの挨拶が行っているんだろうか? なんて、しないでも良い心配までしてしまう有様で。
だって週1配信だって明記してあったし、メルアド知らせた段階で個人情報の開示になるんだから、「登録ありがとうございました」とか「こんなメールが届きますよ」的なものがすぐに届かなきゃ気味が悪いじゃん普通。まぁ皆が皆そんなに神経質だとも思わないけど、まるまる1ヶ月何もなきゃ「メルアド何に使われるんだろう?」くらい思われたっておかしくないって言いたい訳よ。
例えば「活動しばらくお休みします」「メールの配信しばらくできません」の一言で解決することだと思うんだけどな。事務所ってその辺のことどこまで真剣に考えてるんだろうか。

なーんて鬱憤を、スプリングベル友達の花緯さんと電話でぶちまけ合ってみる。
お互い溜め込んだ1ヶ月分の文句は、なかなかに凄惨を極める内容だった。そんな悪口雑言の中にも切実な愛があるってことをお互い解っているから交わせる会話なんだけれども。

「そのことについて事務所にメールで問い合わせをしてみたんだ」と花緯さんは言っていた。
私も「そろそろ何かしてくれないと こっちから動くぞ」という気があったので、彼女の問い合わせに対する事務所側の反応を待ってから考えることにした。

何でこんなことで一喜一憂 …二憂 …三憂くらいしてるんだろうね私達は(黙)
スプリングベル、可愛さ余って憎さ百倍ってやつ?

でも本当はやっぱり 大好きなんです・。


2003年02月02日(日)  バンドマンに悪人は無し 

昼間六本木まで出向いてボブバンドのアコースティックライブを聴きに行く。
時期が時期だったので、昨日作ったチョコレート菓子を人数に足るように持参して、会場の六本木プリンスホテルを目指した。

なんでこんなトコでライブしてんだろ(苦笑)
まぁホテル企画のバレンタインイベントの一貫だったようだけど、ボブバンドだと異色過ぎねーか?

と思っていたら、実は彼らの友達の「Chaos'B(チャオズビー)」という女の子2人のピアノ&ボーカルユニットがメインの企画だったらしく、彼女らと別にいたもう1組のカルテットも“ホテルで生演奏”が様になるような系統だった。
ボブはそんな中で大人し目にオリジナルの楽曲を披露していて、コンセプトを「高校の吹奏楽部」という設定にしていたことからも、学生風の格好で各人揃えていたのが 普段のお祭りキャラと極端なギャップになって、ただ座っているだけでも笑いが取れていた。

終演後リーダーとボーカルの子に声をかけて菓子を渡すと
「もしかしてこれ、バレンタインですか?!」と訊かれたので、
「うん、昨日焼いたの。そんな甘くしてないつもりだけど、チョコだからね(苦笑)苦手だったら女の子陣にあげてちょうだいな。あんま日持ちしないから、とっとと食べちゃってね。」と返したら
「自分で食います!全部食いますよ!」と。(笑)
「じゃあ私らは次があるからお先に〜」
「ども、ありがとうございましたー!こんど一緒に飲みましょうねー!」
「はいはーい」
お互い社交辞令だな…(^^;)

次の予定というのはハリマオのライブ。
高円寺で出番は一番目だったんだけど、さすがに直接移動するには時間が有り余っていたので、プリンスホテルから地下鉄の入口に着くまでの間にあったジョナサンで、友人と2人遅めのランチをの〜んびり摂ることにした。

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高円寺18時着。SHOW BOATにてハリマオのライブを楽しむ。

演奏側にしてみたら客足が鈍い1番手に、彼らは敢えて甘んじている。理由は“早く打ち上げに行きたいから”なんてこと言っているけれど、実のところはどうなのか。
もっと考えていることがあるのかも知れないが、言葉通りの様な気がしないでも ない(苦笑)

今日の打ち上げでは元Bahaha Orchestraベースの梅ちゃんさんが隣になったので、一方的にだが彼を知っていた私は勇気を出して話しかけてみる。すると、…思いの外話やすい人だった。
現在別のバンドで活動中だという話も聞いていたし、そのバンドのCDを友人に借りて聴いたということを告げたら、活動予定を知らせますから とメールアドレスを聞かれた。教えたらすぐに確認のメールをくれて、結果メルアド交換が成立。

…何やら実にさり気ないやり取りで、あっっさり連絡先教えてもらっちゃったなぁ。
向こうにしてみりゃ初対面の人間なのにイイんかのぅ?(苦笑)

チョコ菓子はハリマオ用にも用意してあったので各人に渡したら、ボブ以上に反応してもらえて良い気分だった。終電を逃さぬように中座して来たのだが、その後食べてくれたらしく、わざわざ夢立さんから「あんまり美味しかったのでメールしました!」なんてメッセージが携帯に届き、電車の中でニヤけてしまう。和泉さんにも直に感想を頂いたし、お世辞でも喜ぶそぶりに作った甲斐を実感させてくれる。
ハリマオ良い人達やな〜…

そういえば帰り際、皆さんに「お先です」と挨拶して帰ろうとしたら、わいわいガヤガヤで私らになんか目もくれない人達が多い中、元Bahahaの櫻井さんがちゃんとこっちを向いてニコリと手を振ってくれた。同じくオカッチさんもちゃんと反応してくれて、ものっそい嬉しくなって手を振り返したんだった。梅ちゃんさんはずっと話し相手してくれてたし、
Bahahaも良い人達揃いや〜v

なんだか幸せな夜 ニコニコ♪


2003年02月01日(土)  ぽったり庵 

地元のレンタル屋で『ハリー・ポッターと賢者の石』を借りてくる。

3作目にゲイリー・オールドマンの出演が決定したので、それを見るなら1・2作目を見とかにゃならんだろう、と ポッター未見の妹が重い腰を上げたのだった。

私的にもサイト巡りで見ていたマニアな人達推薦の場面なんかを再確認してみたかったので、異論なく鑑賞に同席、半月前に2作目を観たばかりだったので1作目を見ながら子役達の小ささに思わず「かわいい!」を連発してしまう。

矛盾はやっぱり否めない部分が山ほど残っているものの、やはり1作目の方が面白いな。うん。

映画館で観たときは原作も何も事前学習のないままで見たので、誰に固執することなく全体を漠然と見ていたのだが、その後サイトで登場人物を把握したりそれぞれのバックボーンも知識にインプットされると見る目が変わってくるもので、2作目を観てからはますますそれに拍車がかかり、にわかポッタリアンに化しつつあった。

それがこのレンタル再見で踏み固められてしまう。

オリバーが可愛い。
やっぱり可愛いです この子!!
演じているショーン・ビガースタッフくんは1作目当時で19歳。一応大人なんで2作目で見かけたときも、メインの子役達(厳密にはハリーとロンとドラコ)の様な外見的な成長感はなく、すんなり馴染むことができた。でも彼、3作目以降は出演契約してないというのでちょっとガッカリだ。

妹にこの彼をおすすめしてみたところ、割合反応が似ていたので脈有りと見た。
可愛いかろ? な、可愛いかろ?!
オリバーは今後も絡んでくるキャラクターなハズだから、キャスティングが変わるのか 或いは次回のみ出演しないのかは全く不明。できればオリバーは彼で通して欲しい。

予定していなかったことだが、オリバーの魅力に負けて買い置きの180分テープを使ってしまった…
何したかなんてのはノーコメント(バレバレだよ)


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