曖昧な優しさは時に

人を傷つけてしまう

はっきりクールに

言えればいいのに

心の痛みを考えると言えない

「それは優しさじゃない」

「そんな事わかってる」

そんな杓子定規のように

生きてはいけないよ

曖昧に愛して

曖昧に濁して

曖昧にさよなら

傷つくのはイヤだし

傷つける事もしたくない

曖昧なのが　好き・・

気持ちキラキラ安らいだ

ありがとう

あなたのおかげ

いつも勝手に甘えてごめん

なのに優しくしてくれて

甘いキャンディみたいだね

でも溶けて無くならないでね

いつもいつも

そばにいて欲しい

キャンディボックスの中に

大事に入れておきたいの

なんだか知ったかぶりに

偉そうなこと言って

本当の苦労も知らないクセに

見苦しい

世間の常識をそのまま

自分の意見みたいに

ちっとも賢く見えないよ

綺麗事と嘘は似ている

それは本当の事じゃないから

本当の痛みを知らないから

軽々しい言葉が言えるんだ

なぁなぁの仲はやめよう

口だけの慰めもいらない

傷一つないアンタに

わかるわけない

わかってるよ

傷つけようなんて思ってないって事

そんな事する人じゃないって事も

ただ疲れただけ

お姫様扱いされて

いい気になってたのは私

我侭に振り回してごめんね

自分の首を締めていた

お互いに苦しむ事になるなんて

こんなはずじゃなかったね

もう少しだけ　時間をちょうだい

綺麗に別れる方法を探すから・・・

好き以外にどんな言葉がある？？

宇宙に叫びたい

見える星全部に伝えたい

大声でこの想いを

こんなに近くにいるのに

不思議だね

さっきまで逢ってたのに

おかしいね

もう逢いたい

抱き合いたい

触れ合いたい

ＫＩＳＳしたい

翻弄されたい

狂いたい

完全な人間なんていないよ

欠点があるからこそ

悪い所があるからこそ

可愛くていとおしい

アタシは好きだよ

そんなアナタも

こんなアタシも

限られた命だからこそ

生きるの

アタシとアナタを

大切にして・・・

毒薬が好き

爆弾が好き

メチャメチャに

壊れたい

苦しみたい

泣きたい

抱かれたい

逝かされたい

消されたい

危険が好き

破滅が好き

アナタが・・好き・・・

ＴＥＬが出来なかったのは

恋をしてるから

緊張するのは

嫌われたくないから

だけど声を聞きたかった

アリガトウ

気持ち伝わったね

アイシテル

言葉なんていらない

欲しいのは

ただ　アナタだけ・・・

「傷つけてばかりだったけど

お前だけを愛してた」

愛するってどういう事？？

優しさと愛は違うモノ？？

優しいだけじゃその人の為にならない？？

愛とは時には厳しいモノなの？？

わからない、わからない

愛が欲しい、愛が欲しい

優しくされたい、優しくされたい

我侭・・・ですか？？

疲れ果てて歩けない

早く空に帰して欲しい

あの銀色の月が呼んでる

寄り掛かる木さえ無い

立ち止まり泣く事も許されない

足には重い鎖が付いている

背中の十字架が熱いよ

誰か翼をつけてよ

私をここから逃がして

息さえ出来ない空間の中で

偽りの笑顔はもういらない

「今夜の月、綺麗だよ。見てみなよ。」って

メールが来た

中秋の名月だもん

満月で綺麗だよ

だけど彼は知らない

こんな夜に女が悪魔になる事を

これから起きる出来事を

これから出来る心の傷を

噛み付かれて流れる

血の色を

着々と準備は出来ている

あとはどうやって

仕留めるか・・・

満月の夜はご用心・・・

近づき過ぎず　離れ過ぎず

ちょうどいい距離にいる

手を伸ばせばすぐに繋げる

足が触れ合って安心する

優しい目で見つめ合う

柔らかい猫ッ毛の髪

硬く張った筋肉

長い睫毛

スッと通った鼻筋

笑った時の八重歯

いとおしい

全てが欲しい

離したくない

抱きしめたい

ブルーのグラスに太陽が突き刺さって

反射してまぶしくて

心地よい風がレースのカーテンを

揺らしては逃げていく

鏡に映ったまやかしの現実と

甘い吐息の中に溶けていく夢

数え切れない偽物のコレクション

一つ一つ手にとっては

じっと眺めて味わって捨てる

欲しかったホンモノをつかみ損ねて

いつも逃がしてしまう

いくら追いかけても掴めない

幻の蜃気楼だ