鶴は千年、生活下手

2015年09月28日(月) 修学旅行の様子

今日は、修学旅行の代休。

息子が修学旅行から帰ってきて、一番驚いたこと。
それは、学校がある前の夜には必ず飲んでいる薬を、飲んでいな
かったこと。
飲まなくても、イライラしたり興奮しすぎたりしなかったのかと
訊ねると、息子は6年生の中だとイライラはあんまりしないのだ
と答えた。
へえーっ、と感心した。
それほど、今年は交流級にいる方が落ち着くということなのか。

パニックになったりはしなかったのかと訊ねると、ハイキングの
時に、「くま注意!」という看板があるのを見て、怖いと感じた
ことで「どうしよう!どうしよう!」が始まっちゃったとのこと。
それでどうしたのかと聞いたら、一番の仲良し君やいつも一緒に
遊んでいる子が「大丈夫だから」と優しく何度も言ってくれて、
落ち着くことが出来たということだった。
一緒に行動する生活班というグループに、いつも遊んでいる仲良
しの子たちがいてくれて、ほんとに良かったと思った。
詳しい話は、先生の話も聞かないとわからないのだが、とにかく
彼らが行きのバスの中から、ずっと一緒に行動してくれていたと
いうことに、改めてお礼を言いたい気持ちだ。
今度遊びにきた時に、ちゃんとお礼を言っておこうと思う。
自閉症スペクトラムの子を持つ母の気持ちを、友達にもきちんと
伝えていきたいと思う。

行く前に、お土産リストを作っていたが、なにやらとても気に入
ったものがあったようで、少し変更したよと、帰ってきた息子は、
嬉しそうにお土産の袋を開けた。
ソーラー電池のかわいい招き猫の置物が出てきた。
これは、他の友達にも評判が良かったらしく、かわいいかわいい
ってみんな言ってたよと、自慢げだった。
確かにかわいくて、我が家の好みにぴったりだった。
日光彫り体験の完成品の、可愛らしく三猿が刻まれたプレートも
飾ってある。

後半は雨模様だったようだが、無事に行って帰ってこられたこと
に感謝である。
みんな、ほんとにありがとう。



2015年09月25日(金) 息子の留守と快眠

息子、修学旅行中である。
息子のいない夜、寝る前は何となくそわそわする母。
眠ってしまえば、なんだかとても良く眠れて、普段息子に対して
神経を向けながら寝ているんだなと感じた。
それは母であれば乳児の頃からそうなのだが、未だに川の字で寝
ている我が家では、それがまだ続いているということなのだろう。

小学校では、グループメールというのがあって、それに登録する
こととなっている。
そのグループメールで、修学旅行の様子を知らせてくれる。
ホテルに到着しましたとか、午前中の活動が終わりましたとか。

あいにくと、2日目の後半から雨になってしまったが、3日目は
午前中に少し活動して、あとは帰ってくるだけだから、雨でも可。
そわそわしている母は、夫が帰るまでの夜間、手持ち無沙汰だ。
夜中に帰宅する夫に、寝床からお帰りと声をかけ、夫が家にいる
ことで安心して眠りについたのだった。
よく眠れるということには、神経を使っていないことと、夫が家
にいてくれることが必要条件だったようだ。

姉が、くも膜下出血の手術をした後で、よく言っていた。
一人だと、怖くて昼寝も出来ないのだと。
ちゃんと目が覚めるのか、不安なのだと。
なんだかわかるのである、その気持ち。
まあ、わたしは昼寝は出来るけどね。
だけど、その不安は、ある程度年齢が行くと少なからず出てくる
不安なのではないかと思う。
それに気づかないふりをして、眠っているのだろう。

睡眠は、難しいことなのかも。



2015年09月15日(火) 2学期が始まって2週間が経って

長い休みの後は、なかなか学校のリズムに戻れないことが多く、
昨年などは2学期になって突然書写ができなくなったりした。
今年は、なんだか順調にいっているようで、これも交流級の環境
のおかげだろうか。

9月も2週間くらいは水泳の授業があるが、半分くらいは気温が
低かったり、台風の影響と前線の影響の雨だったりで、各学年が
1度出来たかどうかだった。
夏がどんどん暑くなり、9月も暑い中で運動会の練習をするのは
心配だからと、5月の最終日曜日に運動会をするようになったが、
今年は5月の方が暑くて9月の方が涼しそうである。
しかし、今年の9月は雨が多いことも事実。
春か秋かは難しいなと思う。
運動会が春ならば6年生の修学旅行は9月になり、運動会が秋な
らば修学旅行は6月になる。
来週に差し迫ってきた修学旅行にむけて、6年生は様々な準備活
動に精を出している。

それにしても、大雨だった栃木県。
日光は大丈夫なのか。
鬼怒川温泉の被害は報道されたが、日光のことは特に報道されて
いないように思う。
大丈夫ということなのかな?

2学期に、交流級で息子の自己紹介を発表する機会があり、それ
を見学に行った。
交流級の子ども達に対して、支援級のことを理解してもらう授業
の一環で、そこでの自己紹介だった。
もともとは、研究授業の中で発表されたもので、パソコンを使っ
て説明するものだ。
その中で、今頑張っていることの一つとして、「療育センターで
自分と向き合う練習をがんばっている。」と発表していた。
発達障害である息子は、一緒に行動する人や、将来的には一緒に
仕事をする人に、自分の特性を知ってもらわなければならない。
そのためには、まず自分が自分の特性を知っていなければならな
いのだ。

「自分と向き合う練習」。
それは、母にとってもいろんな発見が出来る場面でもある。


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市屋千鶴 [MAIL]