雑記帳

2005年03月20日(日) 世界の終わりの物語

世界の終わりの物語 パトリシア・ハイスミス著 扶桑社 2001/1

短編集

生体実験の遺体を埋めたオーストリアの墓地に、異常繁殖する巨大キノコの謎。放射性廃棄物の処理に困ったアメリカ政府が打った秘策と、そのかげで起きた恐るべき事故。高級高層マンションを突然襲う、巨大ゴキブリの恐怖。おそろしく、おぞましく、そしてとびきり面白い、愚かな人間たちの物語。<紹介より

画像がぽんと浮かぶ。キノコ最高。

評価 ○



2005年03月19日(土) 時の旅人クレア1,2,3

時の旅人クレア1,2,3 ダイアナ・ガバルドン著 ソニーマガジンズ 2003/1

第二次大戦終結直後、従軍看護婦だったクレアは夫とともにスコットランドのハイランド地方で休暇を過ごしていた。ある日、地元の人間に教えられてストーン・サークルを訪れた彼女は、突如異様な感覚に襲われ、意識が混濁する。
気がつくと、古めかしい衣装の戦士たちが眼前で戦いを繰り広げていた。逃げかけた彼女を捕らえた男の顔を見ると、夫にうりふたつ。こともあろうに、その男は夫の先祖だった。クレアは18世紀にタイムスリップしていたのだ!<紹介より

王家の紋章とハーレクインを足した作品。2巻はハーレクインのノルマシーン満載。1,3だけでも話は十分わかる。さくさく。

評価 ○(かるく)



2005年03月18日(金) 鏡の森

鏡の森 タニス・リー著 産業編集センター 2004/10

白雪姫のものがたり。陵辱され妃に。生まれた娘を認識しない。娘は小人と地の底へ。老いた母は娘を殺すためおいかけてくる。

女性の屈折した心理。タニス・リーらしいといえる。

評価 ○



2005年03月17日(木) 血族の物語上下

血族の物語上下 ピーター・ディッキンソン著 ポプラ社 2003/5

今や「月のタカ」族は俺たちだけだ。早く狩りを覚えて幼い子達を守らなければ。そして「月のタカ」のお告げをたよりに、乾ききった大地を、水のにおいを追って旅して行くんだ。20万年前のアフリカを舞台にしたファンタジー。<紹介より

この時代を舞台にしたものとしてエイラ・アリューシャンとともによく名があがる作品。子どもの成長に視点をあてている。大人がいないぶんきれいな展開。

評価 ○



2005年03月16日(水) ケーブ・ベアの一族

ケーブ・ベアの一族上下 ジーン・アウル著 ホーム社 2004/9

エイラ-地上の旅人

人類の黎明期を知恵と勇気で生き抜くエイラ。
大地震で両親を失ったクロマニオン人の少女・エイラはネアンデルタール人の一族に拾われ、<種>の違う人間ととももに生きることに。様々な障壁を乗り越えて成長するエイラの壮大な物語。<紹介より

エイラだ! と、飛びついたはいいが再翻訳ものでした。月一冊ペースで刊行されるとのこと。未読部分は秋以降。それをまつ。

評価 ○(この上下巻が一番ドラマがあっておもしろい)



2005年03月15日(火) ボーイズ・ドリーム

ボーイズ・ドリーム アレックス・シアラー著 PHP研究所 2003/6

有名になるためにフライドポテト大食いに挑む。世界一になって本にのるんだ!!!少年の愚直なまでの思いが子どもらしくていい。

評価 △



2005年03月14日(月) スノードーム

スノードーム アレックス・シアラー著 求竜堂 2005/1

ミニチュア細工。ドームの中に建物をつくる飾り物。(正式名はなんだろうか?よく土産物としてみる。)その中に世界を作り上げた男と少年のものがたり。

フェッセンデンの宇宙によく似たイメージ。リングでもこの設定使っていた。市アラー作品は読みやすい。3,4冊読了したが同じ設定のものがなく器用な作家なのかも。

評価 ○



2005年03月13日(日) 小説 ニッポン消滅

小説 ニッポン消滅 キム・スンホ著 小学館 2001/10

地殻変動のため日本が消滅する。生き残るため各地へ侵略を開始する。そんななかガイアと交流を実現させた人物がいた。

ifもの、辛辣なものかと想像しながら読み始める。ファンタジーであった。きれいな終わり方。肩すかし。

評価 △



2005年03月12日(土) イエスの遺伝子

イエスの遺伝子 マイクル コーディ著 徳間書店 1998/3

神の遺伝子の謎が明らかにされるとき、ひとつの真理があらわれる―。最先端科学がもたらす恐怖を描いた傑作冒険ミステリー。<紹介より

テンプル騎士団の名をよくみる。娘を助けるためにトンデモに飛び込みそれが大当たりという流れ。エンタメ。



2005年03月11日(金) 図説毛全書

図説毛全書 マルタン・モネスティエ著 原書房 2005/2

図説シリーズ。

タイトルで借りだし。鬘関係図多し。奇形全書と同じ写真をもちいている。
さすがにどうどうと持ち歩いて読むことはしなかった。表紙の美女がよい。



2005年03月10日(木) しゃっくりがいこつ

しゃっくりがいこつ マージェリー カイラー著 セーラー出版 2004/10

絵本

タイトル通り。しゃっくりを止めるまで。砂糖一匙でとまるとは・・・しらなかった。



2005年03月09日(水) エヴァが目ざめるとき

エヴァが目ざめるとき ピーター ディッキンソン著 徳間書店 1994/8

覚醒したとき、エヴァは猿の中にいた。子どもならではの適応力で猿の生理も受け入れ生涯を全うする。

新しい神話が生まれるか?設定は近未来SF。児童書。読者を選びそうだ。



2005年03月08日(火) 注意読本

注意読本 五味太郎著 ブロンズ新社 2002/9

ねぼうに注意、天気予報に注意、世間に注意…。そして注意のしすぎに注意! 子どもから大人まで「なるほど」の「じょうぶな頭とかしこい体になるため」の生活絵本。<紹介より

色の鮮やかさ。リズム。ついつい手に取る作家。



2005年03月07日(月) 愛蔵版のばらの村のものがたり全8話

愛蔵版のばらの村のものがたり全8話 ジル バークレム 講談社 2001/6

繊細な絵。パステルカラー。女性好み。
ネズミのものがたり。



2005年03月06日(日) M・C・エッシャー―グラフィック

M・C・エッシャー―グラフィック M.C.エッシャー タッシェン・ジャパン

正直物足りない。



2005年03月05日(土) デ・キリコ

デ・キリコ ペル ジムフェレール著 美術出版社 1994/10

現代美術の巨匠シリーズ

つるんとした頭部と針金のようなシルエット。趣味



2005年03月04日(金) マグリット

マグリット ペレ ジムフェレル著 美術出版社 1987/10

現代美術の巨匠シリーズ

趣味です。はい。 石が浮いてる有名な絵だけでなく他もふかかい。



2005年03月03日(木) シャボン玉の図像学

シャボン玉の図像学 森洋子著 未来社 1999/5

「人間は泡沫なり(homo bulla)」という思想は、西欧美術のなかで、どのように描かれてきたか。人生やこの世の栄華、富、名声、美などの寓意となって、16~19世紀の絵画や図像集に思いがけない画面効果をもたらしたシャボン玉の豊富な図版資料や文芸作品を渉猟し、生の価値観をさぐる、世界でも類のない学際的な歴史研究。バブルの文化史。文化史。<紹介より

図像学はミステリ等でとりあげられることも多く、雑学として楽しい。



2005年03月02日(水) すぐわかる画家別近代日本版画の見かた

すぐわかる画家別近代日本版画の見かた 岡本祐美著 東京美術 2004/2

画家毎の特徴を紹介。このシリーズは初心者は要チェックかも。



2005年03月01日(火) ニッポン昔話

ニッポン昔話 花輪和一著 小学館 2000/12

宇宙人などがでてくる漫画。よくある設定だが絵にひかれる。


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