事務局 日誌
DiaryINDEXpastwill


2003年09月30日(火) 病院訪問

久し振りに西新潟病院を訪問。守岡君に体調の優れない中大会に参加してくれたお礼を。同室のALS患者さんSさんに簡単な報告と新屋さんのポプリを。やはり参加できなかったTさんにもポプリを。今回参加した約20名の県内患者さんの他に数倍の出られなかった方達が。全てに今回の大会の成果が反映されるにはどうしたら?
信楽園訪問:山崎恵美子さんにシンポで紹介させて頂いたお礼を。この方は目も開かないけれど週二・三回「ホスピスボランティアの会」のメンバーが整髪顔面清拭語りかけに来て下さって、お声掛けに時々涙をにじませておられる方。「ホスピスボランティアの会」の息の長い活動には頭が下がります。
種の会のAさんがご主人入院で食事介助に通っていらっしゃるのでお顔見に。「人生は一瞬にして変わります」と動かなくなった手足を持ち上げて見せようとなさるご主人。「介護者人生になりました」とAさん。
帰りに廊下で名札を見つけてたまたまお見舞いしたYさんは、子供の頃障害がひどくてはまぐみ学園にも入れなかったというイワユル障害者。グループホームを経て恋愛結婚。子供さんがもう中学生。「チョット軽い手術で入院です」とお見舞いに来ていたお兄さんよりもたっぷりした上半身と笑顔でお元気そうでした。
病院は色々な人生が詰まっているところですね。


2003年09月28日(日) 松潟の園

10月1日開設の身体障害者療護施設「松潟の園」を見学してきました。
濁川インターを降りて右手新潟リハビリテーション病院の看板を頼りに5分ほどのこぎれいな施設です。
居室34(全室個室7.5畳)。定員入所31(ALS1含む)、短期3,通所8.職員:所長、事務2,生活支援(相談)4,介護支援心16,看護師4,リハ1,医師1(嘱託)。数字だけ見ても分かりにくいでしょうが、4交替なので一人で5名ほどの障害者の生活を食事排泄入浴介助を含めて6〜8時間看る、と言う位のイメージでしょうか。その中の一人にALSの方がおられる、と考えると、重度になってからの入所はかなり難しいのではないかと感じました。
ある程度のことは出来てお話しも出来る頃からデイサービスなどで通い、職員も本人も慣れた上でショート、短期の入所、というあたりが現実的な利用法でしょうか。
利用条件:18歳以上で身体に障害を持ている方。支援費制度に基づき市町村より受給者証を交付されている方。
既に65名の希望者の中から20名が決まっているとのことです。新潟市住民とは限りません。オープンしてからも見学はOKですので当事者で関心のある方まずは見学をお勧めします。(025−258−0002担当東海林さん)
土日の案内美の最後に駆け込んだら、渡辺昌弘さんという以前福祉カレッジの学生で総会ボランティアをしたことがあるという方が案内して下さいました。あれこれ難しい質問をして最後ALS協会の者ですと言ったら阿部所長と東海林先生(と遁所さんは呼びます)が対応して下さいました。
ほぼ豊栄、という市のはずれではありますが新潟市では初めてのALS用居室のある療護施設です。上手に連携しながら折角できたものを無駄にならないよう上手く連携して使いこなしていけたらと思います。

一ヶ月ぶりの超日誌。またよろしくお願いします。


事務局超日記