白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2007年07月29日(日) 投票と妄想


 


投票を、したときは、晴天でしたのに。


家で、選挙の特番を、確かめる頃には。


まるで、BGMのよう、空が、荒れました。





そして、小さな妄想の、嵐も吹きました――






「鷹通」

「はい」

「投票に、ゆくけれど、君は、家に居る?」

「いえ、友雅さん――

会場へ、着くまでは、ご一緒をしますよ。


――友雅さんは、そう云えば、
欠かさずに、投票に、おいでになりますね」

「…まぁ、一応出身が、あの学部であるし…

政治家に、なっている、友人も居るから」

「あぁ…そうでした。

友雅さんは、慶応の、法学部でしたね」

「ふふ、鷹通と…
ライバルになるかな?」





友雅は、内部生。(法学部は多い…)

明るい三田の、キャンパスが、よく、似合いそう。




一方の、鷹通は、
早稲田大学 政経が、より、似合いそう。


(そして、大隈講堂が、これも、似合うなあ……)





翌年に、鷹通が、成人になったら。

晴れて、会場内までも、共に、ゆくでしょう――


















  



2007年07月28日(土) Welcome Guests!

 




「やぁ、いらっしゃい」

 



銀座のポール・スチュアートで、友雅を見ました。



「いいものが、揃うから、
入ってみるといい。


買い物に、迷ったら、
君の、コンシェルジュになって、相談にも乗るよ。



――ただし、私は売約済み。


悪く、思わずに――」




















2007年07月25日(水) 「がんばれ景時」 応援菌

 





「やーい意気地なし〜」

「男なら押し倒せー」
    
「…オリゼーちゃんったら〜〜…

もぉカンベンしてよ〜……」





オリゼーちゃん; こうじかび。日本酒づくりに大活躍。

日本の国菌とも。


こう見えて、世話好きで、
大体のことは、自分でできると思っている。

 

白虎の肩に、のっていて、
皆に、はっぱをかけてたら、かわいいなと思う……



 

  
((C)『もやしもん』 ttp://www.kamosuzo.tv/top.html)




















2007年07月21日(土) 「ある日の執務室」 (CEOシリーズパロディ)


 


『ある日の執務室』





「――やっと、済んだねぇ……」

「ええ、CEO――


株主総会・説明会、お疲れ様でした」

「プレスリリースも終わったし。
役員も、このあとは、羽を…伸ばすだろう。


……と、云うわけで。
我々も、マンションで、慰労会をしよう」

「え、ご自宅で……?」

「ふふ…ベッドでね。


なにせ、今期の決算は、大変だったから……
ここ最近、鷹通を、寂しくさせたろう?」

「……いえ、そんなこと。


それに、あした…朝一で、
コンプライアンス委員会の、会議もありますし――」

「あぁ、大丈夫。

だって、委員の連中も、きっと、今夜は騒ぐから、頭は回らない」

「……。

CEO。
それは、いかがかと……」

「鷹通」

「?」

「……あまり、文句を並べると、この部屋で襲うよ……?」


















  



2007年07月20日(金) チェンジな友雅さん


 

この春に、置いていた、
拍手お礼のメッセージ、
友雅さんの、挨拶を、
例の、変換サイトにて、語変換しました。


ルー大柴な、友雅殿。



(……ある意味で、ものすごく、
ベリーマッチにフィットだぜ! な、気も、するような……)



原文(友雅の御礼): http://tapestry.whitesnow.jp/3temporal/claptomo1.html

上のルー語版: http://tapestry.whitesnow.jp/3temporal/claptomolou.html




お時間が、ありましたら、覗いてみてください……





(参)ルー語変換サイト:http://lou5.jp/


















 



2007年07月17日(火) 「君に、四人から」 (幸鷹さん)


 


有川譲様


十七歳の誕生日、おめでとうございます。


友雅さんと、鷹通くん、
そして、翡翠と私から、
とても、ささやかなのですが、これを、贈ります。


(あなたが話題に出していた、圧力鍋ですよ。

……何か、作ってくれという、意味ではありません。)



なお、うつけな翡翠から、
あなたに祝いの酒などが、ゆくかも知れません。

あれは、あなたを買っていて、
どうも、あなたを飲み仲間に、引き込みたいようで……


酒は、二十歳になってから。
どうぞ、遠慮をなさらずに、受け取り拒否のこと。





そう云えば、期末試験が、片付く頃ですね。

晴れた、明るい夏空は、しばらく先ですが。

この梅雨が、明けたなら、皆で、会いましょう。




では、このへんで。

どうぞ、優しいあの方と、幸せなこの日を。


















 



2007年07月13日(金) 「かけようか」 (友雅)


 


可愛い君に、目を付ける、人が…いないよう。


私では、ない者が、君を…見るときは。


君が、蛙に見えるよう、魔法をかけようか。









(「青山二郎展」で逢った、或る、展示から)


















 



2007年07月11日(水) クローゼット


  
PCに、たくわえた、
話のストックは。


買ったけど、着ていない、洋服に似ている。





『このネタは、暑い日を、
待って、上げたいな』


『普段着ネタが、続くから、
次は、ほんの…少しだけ、
おめかしができたら…』





服の、手入れをするように、
文字に、手を入れて。



時や、季節が動くのを、
待つことが楽しい。















 



2007年07月08日(日) なんて素敵に○○さん

 




新丸ビルの、バーガー店、
「ワンズドライブ」前。


ここの、バーガーのソースは、
やたら、うまいです。

 



今は昔、わたくしは、
氷室冴子の小説の、
「なんて素敵にジャパネスク」が、
もう、大好きで。


その、漫画版のほうも、
山内直実という方が、
うまく、料理をされていて、
キャラも、テンポもイラストも、
とても、好きでした。



その、山内直実さん、
最近は、「ジャパネスク」を、再開されていて。

コミックスで、うきうきと、追っているのですが。


そういえば、この方は、
十二国の、同人を、なさっていたなあと…


この間、思い出し、
サイトなど、ないかなと、
同人用の、筆名で、検索をしました。




その結果、サイトには、会えませんでしたが…


別の、サイトでこの方の、
絵に、逢いました。



同人名義でえがかれた、
それは、紛れもない…



山内さんの、お手による、友雅殿でした。







もう、おさすがです――

さすが、平安コミックの、大ベテランの方。



「ジャパネスク」、その他にて、
目に、馴染んだ絵柄にて、
ふっと、微笑む友雅は、
自然、そのもので。



瑠璃姫や、鷹男らと、
「ジャパネスク」に、出てきても、
すっと、流しそうなほどに、
ノー違和感でした。




山内先生、白虎sの、漫画が見たいです……




















2007年07月05日(木) 「さて、その味は?」 (友雅さんと、景時さん)

 








「やぁ、景時くん――

土曜のアド街見た?」

「…え、あど、ええ…??」

「あぁ、知らないの?
土曜の夜に、やっている、情報番組さ。


まぁ、私も毎週は、見ては…いないけど。

ほら、テレビを見るよりも、したいことがあるし…」

「は、あはははは〜…」

「…で、そちらの番組で、
君たちに、ゆかりある、街が…出ていてね。

そこで、大変面白い、菓子を、見たんだよ」

「はあ、何でしょう〜」

「――江ノ電もなか、ゆず餡。

いい、名前だろう…?」

「――」

「…ふふ。
食べて、みたくない…?
ゆず味の…もなか。


どんな、香りがするだろう。

どんな、味だろう…」

「…と、友雅さん〜〜っ!!」

「…ははっ、可愛いねえ〜
顔が、真っ赤だよ?


君が、そうしてうぶだから、
いつまでも、君たちは、進みが遅いんだ。


ほら、このもなかを食べて、度胸を付けなさい」



















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