白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2007年05月29日(火) 通りすがりに

 
  



 
 

前を、通るのが楽しい、
パリ発の、お花屋さん、
「モンソーフルール」です。

 

店先に、飾られた、
ブーケになった、花々が、
とても、かわいくて。



「この色は、あの人に、
似合うかもしれない」


「我が家にも、安いのを、
買って、みたいなぁ……」



そんな、思いが湧いてきて、
にこにこするのです。




















2007年05月26日(土) Red, Red Rose

 
 

青山ユニマット美術館へ、
「シャガールとエコール・ド・パリ コレクション」を、
今日、観に行った。



シャガールは、花の絵で、
一点とても、いいものに、
会えたのが嬉しく。



また、先日乃木坂の、
ポンピドゥー展の会場で、
ひと目でとりこにさせられた、
キスリングの、はっとする、
作品にも会えた。




キスリングは、今年まで、
あまり、ご縁がなかったが、
七年前、フランスで、
ベルト・モリゾの絵に出会い、
そこで、いきなり一番に、
大事な画家に、なったよう、
この、出会いもいいほうへ、
向かったら嬉しい。




そして、ルオーやユトリロや、
モディリアニ、ピカソなど、
そうそうたる、顔ぶれの、
絵が、並ぶ中。



今日、私が一番に、
長く、見入った作品は、
まるで、幸鷹さんのよう、
高貴な美しさに満ちた、
世界の藤田が表した、
紅い、薔薇だった。



藤田のえがく、女性画の、
乳白色の、なまめいた、
肌と、同じよう。



つややかな、花びらに、
ビロードの、葉のさまに、
思わず息も、呑むほどに、
強く、魅せられた。





ワイエスの、展示も見、
美を、いっぱい取り込んで、
一階の、喫茶にて、
お茶を、飲んだなら。



もう、日傘も鞄へと、
しまい、歩いてゆけるほど、
外苑前は、夕暮れの、
青の、中だった。

















 



2007年05月25日(金) さぼうるの落書き

 





神田・神保町にある、
名物喫茶、「さぼうる」の、
壁面の落書き。





「さぼうる」は、昔から、
神田の出版人たちが、
つどう、たまり場で。


私も大先輩である、
女性の編集者の方に、
「面白い場所なの」と、
微笑まれ、連れられて、
行ったのが最初だ。



出版人、以外にも、
大学教授と思われる、
風貌の人やら。


この街に、ふさわしい、
ユニークな、人々が、
楽しげに、語るのを、
見られ、面白い。




もっと、お話ししたいけど、
ここは、将来SSで、
書いて、みたいから……




それまでは、こうやって、
時に、ふらりと訪れて、
壁面を、眺めつつ、
珈琲を飲みたい。


















2007年05月24日(木) ...Happily Ever After

 
 

 
ひーさんに、愛をこめ、
叫ぶ、この日です。




ひーさんおめでとう……!!




ゆきちゃんと、楽しんで、長生きしておくれ。























2007年05月21日(月) ジャン・フランソワとわたくし

 
 
 
「表参道 Echika」にある、
ジャン・フランソワのパンたちに、
目がないわたくしは。


先週末の、土曜日に、
青山へ、行ったとき、
それはもう、うきうきと、
「パンだ、パンだ、パンだ〜」と、
そこへ、ゆきました。



オレンジの、クロワッサン、
マンゴー入りの、タルトさん、
レーズンと、ワイン入り、香ばしいバゲット……



三つ、トレーに載せまして、
レジに、歩いてゆきますと、
レジの、女の子がにこり、私を迎えます。



「いらっしゃいませ。お持ち帰りで、よろしかったですか…?」

「あ…こちらでいただきます」

「こちらすべてですか…?」



驚いた、瞳をし、私を見る彼女。


思わずおのれのトレーを見、
確認するわたし。



(…み、三つだし…
不自然じゃないけど…


…でも、そういえば……


全部、ビッグな大きさで、
トレーの空きの、面積が、
めっちゃ、少ないわ……)



「…い、いえ、この一つ、持ち帰りにします……」






席に、戻ったわたくしは、
待っていた、家族から、
けげんな目で、見られつつ、
テイクアウトの袋から、
パンをまた、取り出して、
トレーに載せました。
(…ここで、食べるため…)




ごめん、お嬢さん……
可憐なお嬢さん……




外からは、見えないが、
胃が、でかいのじゃ……






もらった袋は有効に、活用しております。



















 



2007年05月18日(金) 残る青

  





日没後の恵比寿。


日が暮れて、なおずっと、青い空が残る。

















 



2007年05月16日(水) ラッシュです。



 
 
〜〜今後の萌え買いスケジュール〜〜




『恋愛操作』 ドラマCD 5月30日発売

『あなたの隣に座らせて』 (恋愛操作のキャラ登場) 新装版 6月1日発売

『恋愛操作2』 6月8日発売



(ドラマCDと「恋愛操作2」、
二点を買った人向けに、
録り下ろしドラマCDの、全サの予定も有り。)



そして、6月8日には、ラ○DX発売……!



うーん、怒涛の萌えラッシュ。

(…こういうペースで更新を、できたらいいのになぁ……)






「白虎」&「恋愛操作」のファンの、皆様方――


手に手を取って、ご一緒に、萌え上がりましょうね……!
















 



2007年05月14日(月) 『生意気な遺伝子 Long Version』 (ネタバレ有り)

 
 
 
この歳に、なりますと、
性的描写が隠れなく、
アピールされた、作品は、
以前より、どこかしら、
気後れがするけど。



性的描写が強くても、
下世話でない、作品や、
輝くような、作品も、むろん、あるもので。



なので、「賭けだ」と思いつつ、
評判や、直感を、
頼りにし、えいやっと、買うことがあります。




上の、BLCDは、
中原さん、ご自身が、
聴いて欲しいと、サイトにて、
仰られたのを見。


購買欲が、わいてきて、
公式ページに飛んだなら、
鬼畜だと、書いてあり、
「ううん、どうしよう……」と、
迷いを持ちました。




でも、中原さんならば、
信頼ができるし。



『青の軌跡』の中原さん、かなり、良かったし。




そう思い、意を決し、
郵便局に、ゆきまして、
ドキドキと、振り込みを、済ませたことでした。






結論を、云いますと、
ひーさんも、驚きの(?)、
鬼畜な攻めさんに。


中原さんの、受けさんは、
これでもかー、これでもかーと、
がんがん攻められて。



やおいな二次で、お馴染みの、
あの台詞、この台詞、
それが、かの方の口から、
次々発せられ。


さらに、あーんなこともされ、
まさかのプレイもされまして、
あごが、外れそうなほどに、驚愕をしました……。




でも、その中原さんも、
お相手の、攻めさんも、
いいお仕事を、されていて、大熱演であり。



また、井上さん役に、
幸鷹口調で迎え撃つ、
クールな中原氏の声も、
ツボに、クリティカル……




とどめには、終盤で、
中原さんの、受けさんが、
譲のスチルで聴くような、
こちらの胸に、杭を打つ、モノローグを語り。




驚くやら、萌えるやら、
思わず涙が滲むわで、
77分聴き終えて、大満足でした……






こちら、評判が良ければ、
続編の、検討も、ありそうな気配が…?




もし、こちらのCDに、
ご興味が、おありなら、
どうぞ、公式のページを、お訪ねくださいませ……








(中原茂さんオフィシャルサイト 「essence」:
ttp://www.nakaharashigeru.com/
(頭にh)
「仕事情報」から、CDのページに飛べます。)














2007年05月11日(金) とりいそぎ日記

 
 
 
こんにちは。お元気ですか、桂子です。


中原茂さんが、ホームページでプッシュをなさっているのを見、
ドキドキしながら予約をした、
『生意気な遺伝子 Long Version』が届きました。
(*BLもののCDです。苦手な方はご注意を……。)



まず、ジャケットの眼鏡美人氏に、
「どこの天白虎さん??」と、
ほとんどびっくりしましたが、
中を聴くと、想像以上に天白虎さんでした。



中原さんは大熱演、
おまけに井上さんも共演で、
(井上さんもある意味で、友雅さん的役どころ……。)
二人がお話しするだけでも、ドキドキものでした……。



これは大変に、いいお買い物を致しましたです。



続きはまた、改めて、書き込みにまいります。

















2007年05月05日(土) 見下ろして





西新宿の、某ホテル、45階より。


ここは、窓から新宿の、
中心の、街の灯を、一望できるのに。


ノーチャージで、あるという、奇跡のラウンジで。



ビルの灯を、目の前に、
ぜひ、白虎萌え話も、してみたい場所です。





(Y様へ プラネタリウム、サイトを見ました…!
すっごい綺麗そう…!
もうもう楽しみです。)






















2007年05月03日(木) 夜に歩けば

 
 
 

公園で ガサッとカエル 前を飛び






夜に、お散歩していたら、
緑の多い、公園で、
カエルとこんばんは。


うおー、カエルやんっ! と、
驚いて、見ていたら、
また、ガサッと音がして、
右手から、二匹目が、
前を、横切った。


茂る、葉っぱの匂いやら、
水を、含んだ空気やら、
人が、気持ちがいい晩は、
カエルらが、跳ねるのも、
うんと、頷ける。






桜が散り、寂しいと、思っていたけれど。

今は、桜の葉の向こう、
見える、まあるい月だとか、
夜の、飛行機雲などに、
目を、奪われて。


そして、大地に咲く花や、
こんな、地面の生き物が、
また、面白い。



















2007年05月01日(火) マグナムが撮った東京

 
 
 
東京都写真美術館に、
「マグナムが撮った東京」を、先日見に行った。


ロバート・キャパが発案の、
マグナム・フォトと、称される、
フォトジャーナリスト集団が、
戦後から、現在まで、
東京の、風景を、撮りだめた写真が。


年代順に、並べられ、
昭和から、平成の、
この都市の、変遷を、
外国人の、視点から、眺められるものだ。


戦後、間もない浅草や、
ストリッパーの小屋。

銀座の街を、闊歩する、着飾った人たち。



竹の子族、大喪の礼、
バブルの頃の、建物に、
バブル後の若者。



知らない時代の東京の、
混沌の、風景に、熱量を感じて。


知った、時代の東京は、
なぜか、記憶にあるよりも、
古くさく感じた。





2004年の写真での、
つい最近の、風景も、
記憶より、古く見え、気恥ずかしいわけは。


それは、外国の人には、
あの頃の、この街は、
こう、映ったと。


中に居た、人間が、
撮った、ものでなく。

外からの、ものだから、
そんな、気持ちが一層に、
するのであろうかと。


家に、帰って数日し、
ふと、考えた。





家の、鏡で見るよりも、
外の、鏡で見るほうが、
自分の顔の、アラなどに、気が付くことがある。


それと、同じであろうかと、
少し、考えた。





外国の、人々の、
日本への、先入観、
それも、幾分影響は、与えただろうけど。


一方で、美化のない、
率直な、東京が、
暴かれて、いたことも、
本当だと思う。




恥ずかしく、そしてまた、いとしいと思った。

 




















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