白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2007年02月25日(日) 同じ座席で

 




日比谷公園が見えるカフェ



上の、カフェにはずいぶんと、
お世話になりました。


神保町に、数年間、
オフィスがあった、その時代、
フレックスを取り抜け出して、
ふうと、ひと呼吸。



コアタイムが、なかったため、
午後二時過ぎに、来てみたり、
午後六時前に来てみたり、
つかのまの、休息を、楽しんだことです。




同じ、座席に腰掛けて、
残業の鬼でありました、
あの頃を、思い出し、
お茶を、飲みました。







○あたたかい、拍手を賜りありがとうございます…!


先週中は、オフのほう、
少し、つまっていたために、
日記のほうが、飛びまして、
申し訳ありません…


拍手の画面であたたかい、
clapのほう、拝見し、
そんな、日々にも励まされ、
いやされていました。



心から、感謝をこめ、
インビジブルな投げキッスを、
白虎さんよりお贈りするよう、
お願いをしました。









2007年02月22日(木) ロシアの天白虎

 
  
 
優しさにつき、あれこれと、考えていたとき。

或る小説の、或るキャラが、思い出されました。


あまりにも、優しくて、
読んでから、日を経ても、
この胸を、痛ませる、
ムイシュキン公爵。


彼は、「白痴」という題の、
長編ものの、主役であり、
自分が「ロシアの鷹通」と、
心ひそかに呼んでいる、
年齢二十六、七の、青年なのですが。

台詞をひとつ、見てみても、
彼が、どんなに純粋な、
心を持った、人物か、
天白虎的な人物か、
見える、気がします。



「どうぞ聞いてください!私もおしゃべりするのがよくないことは知っています。むしろいきなり実例を示したほうがいいのです。…(中略)…私は一本の木のそばを通り過ぎるとき、それを見ることによって、幸福を感じない人の気持がわかりかねます。人と話をしながら、自分はその人を愛しているのだという想いによって、幸福を感じずにいられるでしょうか!ああ、私はただうまく表現することができないのですが……すっかり途方にくれてしまった人でさえ、これはすばらしいなと思うような美しいものが、至るところにころがっているではありませんか。赤ん坊をごらんなさい、神々しい朝焼けの色をごらんなさい、育ちゆく一本の草をごらんなさい、あなたがたを見つめ、あなたがたをいつくしむ眼をごらんなさい……」

「白痴(下)」 pp534-535 ドストエフスキー 木村浩訳



彼の持つ、正義感、
一途さと、優しさが、
天白虎好きな自分には、
ちょっと、たまりません…



そして、ここからこの日記、
「ふじょし」のモードになりますが、
こちらのロシアの天白虎、
レフ・ニコラエヴィチ・ムイシュキン公爵は、
実は、実は、実は……

頭がよく、かっこよく、
ちょこっと粗野な、青年に、
やばいだろうと、いうほどに、
執着され、ストーカーされ、愛されていまして。


下の、シーンを読んだとき、
私は思わず目のやり場に、
困ったほどでした…


「足がいうことをきかないんだよ」公爵はつぶやくように言った。「こわいからなんだ、それは自分でもよくわかっている……こわいのがやんだら、立てるさ……」
「じゃ、ちょいと待ってろよ。おれが二人の床をとっちまうから。そして、おまえさんはもう寝るといいや……おれもおまえさんといっしょに寝るからな……それから話を聞こうじゃねえか……だって、おまえさん、おれはまだわからねえんだからな……おれはまだすっかりわかっちゃいねえんだから。(略)」
 こんなわけのわからない言葉をつぶやきながら、ロゴージンは床を敷きにかかった。
どうやらこの二つの床は、もう朝のうちから彼なりに考えついたものらしかった。前の晩は長椅子の上で寝たのだが、長椅子の上では二人並んで寝るわけにはいかなかった。ところが、彼はいまやどうしても並んで床を敷きたかったのである。そこで、彼は懸命になって、二つの長椅子から大きさの異なるクッションをはずし、部屋の端から端へと突っきって、厚いカーテンの入口のすぐそばまで運んだのである。なんとか寝床ができあがった。彼は公爵に近寄り、歓喜にあふれて、やさしくその手を取ると、助けおこして、寝床のほうへ連れていった。

(「同」 pp660-661)



……「彼はいまやどうしても並んで床を敷きたかったのである。」


……「歓喜にあふれて、やさしくその手を取ると、助けおこして、寝床のほうへ連れていった。」



…うん、わかるよロゴージン。
公爵かわいいもん…




恐れ多くも文学で、
いけなく萌えて、みましたが、
このシーン、ここからが、
涙ぐむほど切なくて、
何度も何度も思い出し、
じん…となっています。



作者、ドストエフスキーに、
「無条件に美しい人」、
「完全に美しい人」と、
云われたムイシュキン。


あまりに心が優しいと、
人は、この世でどうなるか、
その、切ない解答が、
書かれた名編です。









○あたたかい拍手を賜りまして、ありがとうございます…!


もったいなく、あたたかい、
おひとつおひとつのclap、
心より、感謝をし、
拝受をしています。


私がcalpをいただき、
幸せになるよう。


おばかなサイトでありますが、
少しでも、笑ったり、
していただけたら嬉しいと、
そう、願います。

がんばらなきゃあです。








2007年02月18日(日) 拍手御礼





球乗りくまさん



○あたたかな、優しい拍手をありがとうございます…!


お時間を取り、拙宅を、
お訪ねくださいました上、
さらに、お時間をいただき、
あたたかい、clapを、
とても、とても、嬉しくて、感激しております。



> 2/18 21時台に、『〜「どれだけ想像できるか」…本当にその通りですね。〜』の
メッセージをくださった貴女さまへ



こんばんは、初めまして、貴女さま


「初めまして」とご挨拶を、
させていただけますことが、
まずはとても嬉しくて、幸せでおります。


そして、大変あたたかな、
ご丁寧な、お言葉を、
日記にお贈りくださいまして、ありがとうございます。


頂戴しましたお言葉を、
拝読させていただいて、

「先の、日記を上げていて、本当によかった…」

そう思い、感激し、胸がつまりました。



実は、二次創作中で、
何かをそっと、云うよりも、
こうした日記の場において、
何かについて、云うほうが、
自分には、不安やら、緊張があります。

それは、自分に自信のない、
表れなので、しょうけれど、
一度、日記を上げてから、
数時間後に、読み返し、
「…うわ、偉そうだ…
自分、何様や〜(涙)」と、
後悔し、削除ボタンを、押したりしています。

それで、優しいお言葉を、
頂きました、あの日記も、
アップの直後、読み返し、
「…え、偉そうだ…(涙)」
そう思い、一度、削除をしかかったのですが。


でも、思い入れがあって、消せないでいました。


貴女さまが、くださった、
お言葉を、拝見し、
削除をせずに、よかったと、胸が、熱くなり。

そして、こうしてあたたかに、
ご共感を、いただけて、
自分はなんて、幸せと、感激しております。



実は、お贈りくださった、
お言葉を、拝見し、
「想像する」と、いうことを、
もう一度、あらためて、考えてみました。


そして、お風呂で手や足を、伸ばしてみたときに。

はっと、突然ある言葉が、胸によぎりました。


「思いやり」、「思いやる」、それらの言葉です。



湯船を出、辞典を見ると、

「思い遣る:

1) その人の身になって考える。」  (「大辞林」 松村明編 p372 三省堂)


そんな、言葉が目の前の、紙面に現れます。


人の身になり考える。

想像をしてみる――


ああ…そうでした。

「思いやる」と、いう文字は、
耳慣れた、言葉ゆえ、
逆に、深くは考えず、捉えていましたが。


「優しさは、想像を、することじゃないかな」


それは、なじんだこの言葉、
「思い遣る」、その語義が、
本当は、そっと、教えてくれていたのですね。



貴女さまが、お時間を、
取って、綴ってくださった、
とても、嬉しいお言葉に、
今日、大切な気付きを、頂戴しました。


ですので今日、こちらこそ、お礼を申します。


とても、優しいお言葉で、
受け止めて、いただいて、
学ばせて、いただいて、
幸せを、くださって、
こちらこそ、本当に、ありがとうございました。













2007年02月16日(金) 拍手御礼





梅の向こう、そっと、夕陽が落ちてゆきました

  




○あたたかな拍手を賜りまして、ありがとうございます…!

> 2/16 1時台に、
「優しさとは…生まれつきだと思っていた。だから君の一言で、はっと目が覚めたよ。〜」
のメッセージをくださった貴女さまへ


…き。

きゃあー…っ!!

…とっ、友雅さんっ…!!


(もしや、ドクターさまですか?
ああっ、もったいない…!!

…仮○室ではその後は…
…いえ、ごふごふごふ…)


興奮しすぎ、すみません、
こんばんは、貴女さま
そして、友雅さま


先の、日記にほんとうに、
優しいお言葉を頂き、ありがとうございます。

お言葉を、拝見し、
どんなにどんなに嬉しくて、感激したでしょう。


優しさは、生まれつき、
変えられない、ものだって、
私もほんの、最近まで、信じておりました。


けれど、年を、取るほどに、
生きるのが、楽なのは、どうしてなのだろう。

年を、重ねてゆくほどに、
周りの人との関係が、
優しくなって、くることは、どうしてなのだろう。


それを、考えていたとき、
はっと、なったのです。


それは、恐らく誰も皆、
年を、こうして取るうちに、
身の内の、「優しさ」を、育てているからだ。


誰かに「優しく」されたとき、
その価値を学んで。

「優しく」されなかったときも、
逆に、学びとり。


そうやって、誰も皆、優しくなるからだ。

皆が、自分で努力して、優しくなるからだ。


だから、こうして生きるうち、
誰もが優しさを増すから、
無駄な、摩擦が減ってきて、生きやすくなるんだ。


そんな風、考えが、変化をしたのです。



文に、起こすと本当に、
短いもので、ありましたが、
とても、気持ちを込めていた、
くだりにお言葉をいただき、
胸が、つまってしまうほど、感激をしました。



それで、お礼をあらためて、
申し上げたいです。


貴女さまが、もうずっと、
何年も、自分めに、
贈ってくださる優しさは、
上の、気付きの大切な、きっかけであります。


貴女さまの、優しさに、
触れるたび、私こそ、はっと、目が覚めます。


今回も、ほんとうに、
さりげない、あたたかい、
大きな優しさをいただき、
心から、心から、感謝をしています。


また、学ばせていただき、ありがとうございました。













2007年02月14日(水) what we can do





「友雅先生、これは、どういう動物なのですか?」

「これは、ペンギンで…
四十年ほど前までは、地球に居たんだよ」

「どの、場所にです?」

「南極といってね――

今は、なくなったのだけど、
広い、広い、氷のね、大地があったんだ。

その後、地球がどんどんと、暖かくなってね。

氷がみんな、溶けてゆき、
彼らが暮らす、その場所が、なくなってしまった。


私もその、原因だ。何も…しなかった。


綺麗な星で、あったのに、それを…残せずに。

君たちに、引き継げず、本当にすまない――」







多分、優しさというのは、
生来持った、ものでなく、
努力で身に付けられるもの、
示せるものである。


そしてその、努力とは、
想像を、どれだけ多く、できるかだと思う。


「これを、云ったらこの人を、
傷つけるだろうか」

「これを、云ったらこの人を、
励ませるだろうか」

何か、ひとこと言う前に、
何か、ひとこと書く前に、
何か、行動する前に、想像をすること。



それは、地球に対しても、
同じことが云えて。

今、暖房をするのが、必要であろうか?

この紙は、これ以上、使い道はないか?

これを、買うのをやめたなら、
地球の温暖化によって、
溺れ死ぬ、シロクマを、救えるんじゃないか?


そう、想像することが、
大事になっている。



そして、想像のためには、
正しい想像のためには、
ものの、仕組みを知ることが、
まずは、大切で。


正しい知識に基づいた、
正しいかたちの想像が、
地球に暮らす、者として、大事になっている。



私が生きている間に、
ペンギンは、もう、姿を消すのかも知れない。

この街は、水底に、沈むかも知れない。


冬という、季節はもう、なくなるかも知れない。





どんな、楽しい妄想も、
この、地球が正常に、生きてこそできうる。



「The planetary emergency of global warming and
what we can do about it

(“an inconvenient truth” Al Gore p.1 p/b Bloomsbury, 2006)



もし、機会があったなら、
本の、「不都合な真実」、ぜひ、見てください。


もし、機会があったなら、劇場へもどうぞ。


「何が、自分にもできるか」、解答があります。









○あたたかい、拍手を賜り、ありがとうございます…!


あたたかい、励ましを、
こんな、ささやかなサイトに、
惜しみなく、お贈りくださりありがとうございます。


お気持ちを、胸に抱き、
頑張ってゆきます。






2007年02月13日(火) 拍手御礼




 
大宰府天満宮から来た、
白い、「飛び梅」ちゃん。





○あたたかい、お気持ちと拍手をありがとうございます…!


本当に、もったいない、
あたたかいclapをいただき、
お気持ちに、じんわりと、あたたまっています。



> 2/13 4時台に、
「ララDXの鷹通さんには〜」のメッセージをくださった貴女さまへ


こんばんは、貴女さま

楽しいお言葉を掛けていただきありがとうございます〜!


あの一コマの鷹通さん、貴女さまがお書きのとおり、
本当に、「何かもかも、いけなさすぎ」ですね!


私も初めて読んだとき、

「…は?

はあ!?」

油断をしていたせいなのか、
予測不能の一コマに、
頭の中が、真っ白に、ハレーションしました…


> 隠しておきたい!(>_<)

仰るとおりです!

私が友雅殿ならば、
とにかくそのへんの衣を、
がばっと鷹通にかぶせて、
有無を云わせず拉致ります。
問答無用です。


ときに、あちらの鷹通さん、
貴女さまがお描きになる、
あの美しい鷹通さんに、似ている気がします。


貴女さまが、京編で、
いつか、お描きになっていた、
髪を下ろした鷹通さんを、
彷彿とさせます。



また、機会がありましたら、
髪を下ろした鷹通さん、
ぜひぜひ見せてくださいね。
かぶりついちゃいます。


お忙しい中、あたたかい拍手と、
嬉しいお言葉をくださり、ありがとうございました…!











2007年02月10日(土) 遙か、再開/拍手御礼

 
 

「遙か」の漫画の連載が、DXで再開。

嬉しくて、買ってから、何回も見ている。


冒頭の、ある言葉が、
まるで、自分に云われたかの、
錯覚をもたらし。

「…うん、もちろんよ…!」と、
紙面に向かい、胸で云う、私がいたりする。



展開は、大変に、シリアスであるけど。

懐かしい、顔ぶれが、
コマに、出現するたびに、
それだけで、嬉しくて、
胸が、じんとなり。

神子ちゃんの、健気さに、
藤姫ちゃんの、思いやりに、
なんて、いい子たちだろうと、
目が、熱くなる。


そして、白虎に関しては、
出番の割と、多かった、
友雅殿を、差し置いて、
私を沸騰させたのは、鷹通さんであり。

以下、数行反転で、
ちょこっと叫んでみるけれど、
また二ヶ月、萌えながら、暮らせると思った…



(反転開始)


垂れ髪だけで、罪なのに、
眼鏡も外し、その上に、
あの、しどけなさ……!!

…友雅さん、立ち寄り先を、間違っていなさる!!



(反転終了――)







次に、彼らに逢えるのは、新年度のはじめ。

「遙か」を知り、七度目の、春が、もうそこに。

 






○あたたかな、励ましの拍手をありがとうございます…!


いただいた、お気持ちを、
大切に、抱き締めて、
ほんわりと、幸せに、妄想いたします。

 
 
 

 



2007年02月09日(金) あの、アル・ゴアの…/拍手御礼

 


 

地球の映画を観たあとで、
六本木から、目に入れた、
人が、灯した灯



アル・ゴアの、渾身の声、「不都合な真実」を観た。



もらったものが、大きすぎ、
頭の整理がまだだけど、
アル・ゴアという、存在が、
数年前の、挫折を越え、
国でなく、思想でなく、
地球ありきの考えで、
この行動を、起こしてくれ、
感謝をするしかない。


 



 
○あたたかい拍手を賜りまして、ありがとうございます…!
 
 
あたたかいclapを戴き、
心のパワーがういんういんとチャージされています。

お気持ちに、少しでも、
報いることができるよう、
頑張ってゆきます。

 
> 2月9日午前1時台に、
「こんばんは!〜」のメッセージをくださった貴女さまへ


こんばんは!貴女さま

今日、お昼のことですが、
拍手の画面を確認し、
貴女さまからのメッセージに、
「わはっ」とおおうけさせていただきました…!


「(匿名希望(笑))」とメッセージに、
お書きになられていましたので、
ウフフ〜と、ひとり、嬉しく想像しております。


お時間のほう、ゆうべは大丈夫でいらっしゃったでしょうか…?


「また!!」と書いていただけて、とっても幸せです。


またどうぞ、いつでも遊びにいらしてくださいね。


 




 
 



2007年02月07日(水) 書店が消える/拍手御礼

 

 
三年前に、転勤し、
今は、中国地方にて、働く先輩が。


「ついに、近くの洋書屋が、つぶれてしまったよ…

本の、題材に使える、
洋書がないか、リサーチを、頼むかもしれない」

そんな、話を東京の、私たちに云った。


ネットの上で、簡単に、本が買える時代。


洋書は特に、高いため、
「送料無料」になりやすく、
さらに、概して重いので、
ネットの上で、買えるなら、
わざわざ洋書屋へ赴く、理由はないけれど。


けれど、全国どこででも、
洋書が買える、便利さと、
本を、直接確かめて、
吟味ができる、便利さは、
どちらが欠けて、いいという、話にはならない。



私も専門書籍など、
近い、本屋にないものは、
アマゾンで、クリックし、購入するけれど。


けれど、多用をしすぎると、
本屋がなくなるだろうかと、
ちょっと、不安になることが、
このごろ増えている。



本屋で買う、メリットは、
中の、吟味ができるのは、
もちろんのことであるけれど、
未知の、書籍に会えるのも、大きな点である。

(だから、目的がなくても、毎日でも覗く。)


ネットで買うと、いうことは、
「狙い撃ち」という、その点で、
電子辞典を、引くことと、似ていると感じる。


紙の、辞典であるならば、
言葉を捜す、最中に、
「こんな、言葉もあるのか」と、
思わぬ楽しい遭遇も、できたりするけれど。


電子辞典を、引くときは、
単語を「狙い引き」するので、
目的は、果たせるが、
ほかの、言葉を学んだり、することはできない。



ネットの書籍の販売も、
経済的な、電子辞書も、
今の世に、必要なのは、間違いないけれど。


もし、そればかりになって、
目的以外の「散策」が、
できない時代になったなら、寂しいなと思う。








○もったいない、あたたかな拍手をありがとうございます…!


お時間をさいてくださった、
おひとつおひとつのclap、
もったいなく、感謝をし、
手のひらを、合わせる思いで拝領しています。


> 2/7 20時台に、「〜、先日は〜」の、
メッセージをくださった貴女さまへ

こんばんは、貴女さま

お忙しい中、いつもながら、
自然に笑みが、こぼれ出る、
あたたかなお言葉をいただきまして、ありがとうございます。

先月には、ほんとうに、
あたたかいお便りをいただき、
お葉書を読ませていただいて、
ふんわりと、とても幸せな気持ちになりました。

こちらこそ、あらためて、
あたたかなお気持ちを本当に、ありがとうございました。


(日本酒チョコ、わぁ〜!とっても美味しそうですね…!)

 
 




 



2007年02月06日(火) 彼のユニークネス/拍手御礼



 
可愛いおしりにノックアウト…

 


村上春樹を話題にしたら、
彼の話を読みたくなり、
「蛍・納屋を焼く・その他の短編」を、再読してみた。


こちらを初めて読んだのは、
村上春樹の小説を、
デビュー作から順に読み、
その不思議さにはまっていった、
十五年ほども前だけど、
中でもこれは、印象に、残った本だった。


「なんだこりゃ?」と、云いますか、
今まで自分が読んできた、
小説というくくりでは、
なんだか表せないような、不思議な一冊で。


今、もう一度読んでも、やっぱり変わっている。






少し、話は飛ぶけれど、
最近感じていることは、
真に、「新しい」ものとは、
村上春樹の話のよう、
「なんだこりゃ?」の、あるものを、
云うのかなと思う。


「なんだこりゃ?」が、あるものは、
新しいものと評価され、
それが、非常に強いなら、
「新しい」という価値を越え、
「ユニーク」と呼ばれる。




村上春樹がこの今も、
これだけ注目されるのは、
新しいという価値を越え、
彼の持つ、「ユニークネス」、
「なんだこりゃ?」を、世界の皆が、待つからだと思う。
 







○あたたかい拍手を賜りまして、ありがとうございます…!


朝昼晩、真夜中に、
夕方に、明け方に、
いろんな時間にボタンのほう、
ぽちっと押していただいて、
あたたかいお気持ち本当に、沁みております。


ボタンの名、本当は、
「もっと、頑張りなさい」とか、
「まだまだ萌えが足りん」とか、
そういう名前をつけたりも、
してみたかったのですけれど、
こちらの素敵なシステムは、
お借りしているものであり、
また、遷移後に出てくる、
「拍手送信完了」の、
バーが、固定でありまして、
変えるとボタンとそのバーが、
大きく違ってしまうため、断念をしました…


普段、私はひきこもり、
たこ壷に住んでいるので、
いらしてくださる方々と、
距離が、近付いた気がして、じん…となっています。


優しいお気持ちを抱き締め、精進いたします。










2007年02月04日(日) 風に、ご用心

  



 


お日様も、青空も、微笑む日曜日。


電車に乗り、高台にある、公園に出かけた。



うきうきと、歩いていたら、
風が、びゅうっとマフラーを、取り上げようとした。
 


 
道端に、店先に、
春は、芽生えているけれど、
冬も、まだまだ頑張って、踏ん張っているよう。









 
 
 




2007年02月02日(金) ○樹的友幸妄想

  
 

先の、日記のあと。


「友雅×幸鷹」なら、
村上春樹も意外にはまるかも…と考えた。

以下、村上さん的友幸妄想(友雅視点)。





「それが、どこであれ」





そんな風にして私たちは知り合い、
会って二度目の夜、
私は彼を部屋に入れた。



彼とワインを開け、
チーズをつまみ、
題さえ忘れた映画を見、
そしてセックスをし、眠った。













翌朝、彼は消えた。
なに一つあとを残さず。




行き先がどこであれ、もう彼は戻らない気がした。



 







(終/むずかしい…)



 
 
 
 


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