白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2002年10月31日(木) 素敵サイトさまのご紹介/そのCPは文学で始まった…

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、本日リンクのページに、とっても素敵なサイトさまをお迎えいたしました。
「フルーツ・サーベル」さま。
1000HITをゲットしてくださった理真さまが運営なさっている
イラスト中心のサイトさまです。

もう、バナーの翡翠さんの悠然たる微笑みからして、
これは反則ですよね〜。すでに私はこちらのサイトさまで何度KOされ、
リングに沈んだことか知れません。(でもいいのです。幸せだから…
もっと沈めて……)

白虎好きの貴女様は、ぜひぜひ裏の秘密のお部屋をご訪問ください。
もう、くーらくーらきちゃうこと請け合いです。(書いたらまた行こう…)
そして裏ではすでに、私が弾けた書き込みをしております…どうぞ笑って許してください…

理真さま、ご許可くださって本当にありがとうございました(はあと)。


本日の嬉しかったこと。
ひっそりお慕いしていた白虎サイトのオーナーさまからメールを
いただく。
(み、見ていてくださったのですね…(感涙)さきほどご返信させていただきました。)

茨道CPに開花なされそうとのこと…(いえそのあれです。…はい。)

ああもう、ぜひぜひ、機会がありましたなら、
茨道に赤い絨毯を敷いてお待ち申し上げております〜。


ああ、本当に読みたいです…素敵な方々が書かれた友幸…
翡鷹も大歓迎です…

(とここで江○ちゃんに私信。というか告白。
私がイワ○とアリ○ーシャに翡翠と鷹通を重ねたって言ったら
お、怒る…?(ドキドキ)でもあれを読んでからなの…
このCPにはまったの…。

…………コニャックでも飲んでこよう。 )


ではでは今夜はこのへんで。
みなさまいつもいらしてくださってありがとうございます。
ふつつか者ではございますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。



2002年10月30日(水) こよひは月も…

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


昨日頂戴したイラスト「月の記憶」ですが、今日も事あるごとに
うっとりと思い起こし、余韻に浸っておりました。
で、どうしてこんなにツボなのだろうと考えるともなく考えて
いたのですが、突然はっと思い当たることがありました。

わかった!「立田姫」だ!!


「立田姫」というのは、竹久夢二が描いた1m四方もある
大きな屏風絵なのですが、夢二自身が「自分の一生涯における
総くくりの女だ、ミス・ニッポンだよ」と語った最高傑作で、
私も郷土美術館で実物を見たときには、魂を抜かれたように茫と
見とれた思い出があります。大好きな絵です。

立田姫は豊作を司る秋の女神で、優雅で美しい白い顔、柔らかな
女性らしい身体を持ち、あでやかな朱の振袖を着て
富士を背景に静かに舞っています。
瞳は閉じたままで。
全てを許すような、人の哀しみを引き受けるような表情が
優しくて切なくてちょっとたまらない感じです。

イラスト「月の記憶」の鷹通は、ポーズも衣装も全く違いますが、
どこかこの立田姫に通じる魅力があり、そんなところにも
無意識に惹かれたのだろうなあと今日は考えておりました。


夢二は詩や短歌もまたいいのですよね。
「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ
こよひは月も出ぬそうな」(別冊太陽「竹久夢二」より引用)
ほか、情景の浮かぶ切ない作品がいっぱい。

装丁家・デザイナーとしてもセンス抜群ですし、
ちょっと稀有な方だなあと思います。

…そういえば、鷹通は女性だったら夢二好みの人かも知れません。
雰囲気とか。


本日の嬉しかったこと。

素敵なサイトさまへのリンクのご許可をいただく。わーい!
近日中に、ご案内させていただきたいと思います。
ほんとに素敵なのですよ〜!一目惚れしてメロメロになりましたの…


本日の嬉しかったこともうひとつ。

ひっそりとお慕いしていた白虎サイトのオーナーさまが、
サイトを見てくださっていたことを知る。
ほんとにほんとに嬉しいです…もったいないお言葉を
ありがとうございました(深々)。

ではではこのへんで。おやすみなさいませ〜。



2002年10月29日(火) 素敵なイラストを頂戴しました/キリリクお題のお知らせ

こんばんは。お元気ですか?桂子です。

さて、はじめに更新のお知らせです。
先日アップいたしましたSS「月の記憶」に寄せて、
秘色さまがとっても素敵なイラストを描いてくださいました。

イラストコーナーからも、SSの当該作からもリンクを繋げておりますので、
ぜひぜひご覧になってくださいませ。

イラストのほう、秘色さまよりお知らせをいただいた今朝より何度も何度も
拝見しているのですが、見るたびに新鮮で優しくて切なくて
胸がきゅうんとしています。

私が感動しましたのは、創作中では(単に描写力がないため…)割愛した
鷹通や友雅の透明感のある美しい衣装、
鷹通が髪を下ろしているところ、眼鏡をかけていないところなどを、
秘色さまはまるで私の頭の中をご覧になったかのように、
描き出したかったイメージそのまま、いえそれより何倍も美しく
描いてくださったことでした。


二人の表情がとてもとても好きです。
愛する人を残してゆかなければならない気持ち。
愛する人のいない世界でまたひとりで生きてゆかなければならない気持ち。
それらが、私が百の言葉を尽くすよりもあのイラストには
溢れるばかりに表されていて、ただ感動しました。

秘色さま、素敵なイラストを本当にありがとうございました。


続いて、1000HITをゲットしてくださった理真さまより、
リクエストを頂戴しましたのでお知らせいたします〜。
カップリングは翡幸で、あとはおまかせくださるとのことで、
早速お話を練っております。(うんしょ。こらしょ。)
少しでもお気に召していただけるよう、愛をこめてがんばります。
少々お時間を頂戴するかと思いますが、どうぞ待っていてやってくださいね。

(私信:理真さまへ 新しいTOPも拝見しました。
すっごく素敵です〜!お仕事お忙しいご様子ですが、どうぞご無理
なさらないでくださいね…)


ではでは今夜はこのへんで。おやすみなさいませ〜。



2002年10月28日(月) 1000HITキリリク創作アップのお知らせ

こんばんは。お元気ですか?桂子です。

さて、本日、佐倉トモさまへ献上いたしました
1000HITのキリリク創作「L'ETRANGER」をアップいたしました。
異国シリーズの一作で、「とつくにの月」の前のエピソードとなります。
少し長めになりますが、よろしかったら覗いてやってくださいませ…
(私信:トモさま、ご丁寧なメールをありがとうございました。
すごく嬉しかったです。)

実は、こちらのエピソードは、頭の中にはあったのですが、
なんとなく書き出すきっかけがつかめなくて、
このまま書かずに終わりになるかなあと思っていました。

が、思いがけなくもこうしてリクエストをいただけて、
「ああ!これで大手を振って書く事ができる…」と、
とても嬉しかったです。
トモさまのおかげで、日の目を見させることができました。
本当にありがとうございました。


本日の「そうだったんだー」。

3年ほど前になりますが、お付き合いのある印刷会社の営業の方が、
打ち上げの飲み会でこんなことを豪語されていました。

「空気と水以外のものになら何にでも刷ってみせます!」


さすが天下の大○本。
聴衆一同、そのカッコよさに惜しみない拍手を贈ったものでした。


時は流れて現在。

本日、貸してもらった「ヒカ碁」を楽しく読んでいた私は、
コラムコーナーで、以下のようなほ○たさんのコメントに行き当たります。

「さすが空気以外のものになら何にでも刷ってみせると豪語した○○」
(今手元にないのですが大体はこのような内容でした)


…そうか。
水は制覇したのか!!


さすが技術の大○本。
(…というか、決め台詞だったんですねそれ…)


こんなカッコいい印刷所さんは、実は相当のお茶目さんでもあります。

やはり3年ほど前。

わたくし「あのー…今、刷り出しが届いたんですけど、
     ○○さん……本文の1ページ目から刷っちゃいましたね…(涙)」
○○さん「…は?」(←何が悪いのだろうという声)
わたくし「…前書き。前書きが抜けてます〜〜(滂沱の涙)」

       (しばしの間)

○○さん「…うわあああ!!!!」(驚愕の雄たけび)


絞られただろうなあ○○さん……気の毒に……
(教訓:「台割は大切に」)

ところでヒカルを見ているとクラ○ドとかジ○ンとかを
どうしても連想してしまう私です。
そいでもってお気に入りは伊角さんと左為ちゃんとアキラくんです。
っていうか、アキラくんの意地っ張りなところが
どうも幸ちゃんに重なってしまいます。髪型のせいでしょうか…


ではでは今夜はこのへんで。
風邪がはやっております。
どうぞあたたかい格好でお出かけくださいね。



2002年10月27日(日) 777HITキリリク創作アップのお知らせ

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、本日、777HIT御礼のキリリク創作「月の記憶」と、
その抱き合わせ創作「突然嵐のごとく」をアップいたしました。
秘色さま(らぶ)に謹んで献上させていただきます。
2作とも秘色さまに頂いたお題から生まれたものなのです。
方向性が正反対なのですが、両方ともない頭を使い心だけは
詰め込みました。どうぞ受け取ってくださいませ…
そして、ほんとに素敵なお題をありがとうございました。

(私信:秘色さまへ ご丁寧なメールをありがとうございました。
すみませんお疲れのときにお気を遣わせてしまい…(涙)
のちほどゆっくりご返信させてくださいませ。
もうもう御本最高でした。じたばたしました。イラストもきゅうんと
なりました……っていうかこんな素晴らしすぎる方にあのようなものを
押し付ける私って絶対失礼千万。士道不覚悟だと思いました…。)

なお、「突然嵐のごとく」は、むかーし昔のトリュフォー監督の
仏映画のタイトルのもじりです。
お洒落で美しく泥沼。あやかりたいものです(おいおい)

また、明日付けで、佐倉トモさまへ献上いたしました1000HITの創作を
アップする予定です。
よろしければぜひまたお立ち寄りくださいませ…(叩頭)

本日の散歩。

代官山をプラプラ。ひたすらプラプラ。
雑貨屋さんにインテリアショップにクリスマスショップに
セレクトショップ。

疲れたらカフェに行って(二度も行ってしまいました…
あまつさえ昼日中からワインかっくらってました…)
また出て歩く。

ショップに行ったら好みのコートとスカートがあり、
上手な営業トークに気持ちよく乗せられて購入(ころころ)。
スカートですが、ヒップハンガーのロングスカートで
生地が斜めに切り返しになっているんですね。
こういう小細工の効いたお洋服に目がないのです…
さあ。これで太れないぞ…(背水の陣)

帰りに渋谷で「はる通」ほか一連の遙かものもゲットし、
ほくほくと家に帰りました。

帰ると嬉しいメールが何通か来ていてさらにまたほくほく。

ああ楽しきかな白虎の道…(茨道?獣道?)

そんな秋の日曜日でした。
ではではみなさま、おやすみなさいませ〜。



2002年10月26日(土) SS更新のお知らせ

こんばんは。お元気ですか?桂子です。

さて、さきほどSS「君なき部屋で」をアップしてまいりました。
小さな創作なのですが、よろしかったらご覧になってくださいませ…


なお、順番が前後してしまったのですが、キリリク創作のほうも、
準備が整い次第アップさせていただきたいと思います。
ご足労をおかけしますが、またどうぞよろしくお願いいたします…


「君なき部屋で」

ユーミンのある曲を聴きながら書きました。

これまで、どこから翡翠に手をつけていいのか悩んでいたところで、
さっき家族が横で「寒くなったから」といっておもむろにユーミンを
聴き始めたのですね。

そしたら。
ああ。こういう世界だ…と頭に「ぱん」と来るものがあって、
おかげで書き始めることができました。
ありがとう家族。


本日のヒット。

会社の仲のいい先輩からカタカタFAXが。

「○○ちゃん。五條さんの新刊ゲットしたよ〜。
もー。タイトルも恥ずかしかったけど、
帯はもっと恥ずかしかった……」

…………帯?


思わず昨日買ったその本のカバーをひっぺがえして見る。

曰く。
『もう一度俺と一緒に夢を見よう』

「…………」

ちなみにタイトルは、
『君の夢はもう見ない』
(装丁は黒地にバラの花)

「…………」


かっこいい五條閣下。
大好きな五條閣下。

でも貴女のセンスはちょっと…ちょっと…
ベッタベタの80年代ですね…

好きですけど。ベタ。


そんなところで、ではではまた〜。



2002年10月25日(金) 創作とわたくし

こんばんは。お元気ですか?桂子です〜。


本日は、仕事を終えて帰宅したら、通販させていただいた御本が届いていて、
「わーい!」と嬉しく読みふけっておりました。(はい。白虎本です。)

もうもう素敵なお話で幸せでした。

そして、世の中にはこんなに素敵な創作を書かれる方がおられるのに、
私が創作をしている意義って…?と、ちょっとへこんでしまいました…

文章の流れとか語彙とかももちろん、構成とかいろいろ、
「そうか…ちゃんと長編を書くなら、こういう風に書かなければいけないんだ…」
と、今更ながら痛感しました。

でも、そんなことを思うほどの素敵な作品を読めるのは、
やっぱり幸せなことです。

うーん。これだから、わたくしの「読みたい欲」は、
白虎に転んで相当の時間が流れた今も、いや増すばかりなのですよね〜。
素敵な作家の方々に感謝感謝です。


で、「書きたい欲」もふつふつと湧いています。
なんといいますか…もう、ちょっと綺麗なものとか言葉とか
目に入ったら、「何かのシーンに使えないだろうか…」なんて
すぐに考えてしまうこの頃で。

でも、脳のメモリ不足のため、一瞬「これ使える!」とか思っても、
すぐに忘れてしまうんですよね……しく。

(ですので、弊サイトであまり日を置かずに更新がありましたときは、
「ああ!今書かないと忘れる〜!!今寝たら忘れる〜!!」
…という危機感に、わたくしが駆られた結果だと、
そのようにご推察いただければと思います……恥)


ではでは今夜はこのへんで…
みなさまどうぞよい週末を〜!



2002年10月24日(木) 週末の更新の予定/もっと白虎を…

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


はじめに、この週末の更新予定ですが、
777HITのキリリク創作が、さきほどほぼ仕上がりました。
近々にキリ番を踏んでくださった秘色さまに献上させていただき、
土曜日の夜か日曜日の朝には、サイトにアップできればと考えております。
よろしければまた、覗いてやってくださいませ…

(私信:1000HITを踏んでくださった理真さまへ。
今日にはとてもお心のこもったメールをいただきありがとうございました。
また、ご返信させていただきますね〜!(らぶ))


本日のLaLa。

みなさまご覧になられたでしょうか?

本文は……ま、まあ、鷹通のかわいいコマがありましたし!
(……と自分を慰めてみる。)
次の全サの白虎リフィルに期待したいと思います〜。
(私信:江○ちゃん。1ページ目のやっちゃんがことごとく綺麗で
もえませんでしたー?)

ところで漫画の蘭ちゃんて、「サードガール」の美百合ちゃんに
似ていると思うのは私だけでしょうか。
こういうタイプの女の子キャラって好きなのですよね…

そいでもって、同作品の美也さんが、どうも幸鷹に重なる私です…
(あ、西村しのぶさんの作品です。昔から大好きで…。)


ではでは本日はこのへんで。
みなさま明日もお元気で〜! 



2002年10月23日(水) キリ番についてのお知らせ/雑記

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、1000HITを踏んでくださった佐倉トモさまより、
お題を頂戴いたしました。(ありがとうございます〜!)
詳細は…すみません、こちらのお題に関しましては、
直前まで明かさないほうが面白いかもしれないと
思いましたため、勝手ながら創作が出来ました際に
公表させていただきたいと思います。
どうぞご了承くださいませ…
(トモさま、素敵なお題をありがとうございました。
とても嬉しかったです…頑張りますね。)


本日のヒット。
ひっそりお伺いしているサイトさまで、
ものすごく素敵な幸ちゃんとひーさんのイラストを拝見。
そのときのわたくし↓

「う…わあああああああ!!!!(狂&愛&壊)」

この方が描かれる友幸があったら私は死ぬかもしれないと
思いました。(ありえません…)

…でも、死んでもいいから生きている間に
キリ番を踏みたいと思いました…(それも無理でしょう…)


ところで、昨日から寒いと思っておりましたら、
わたくし風邪を引きました…
申し訳ございません、本日は短いですがこれにて
失礼させていただきます〜。

みなさまもどうぞお体にお気をつけくださいね。



2002年10月22日(火) キリ番ご参加のお礼/素敵サイトさまのご紹介

こんばんは。寒くなりましたね…。桂子です。


さて、昨夜のことですが、弊サイトもおかげさまで
1000HITを達成することができました。
1000…4桁なのですね。夢みたいです…
(って夢オチだったらどうしよう…)
みなさま、こんなサイトを可愛がってくださって本当にありがとうございます。

そして、1000HITのご申告もいただきました。ありがとうございます〜!
今回は、ちょうどネット的にラッシュの時間帯にあたりましたようで、
お二人さま同時に踏んでいただきました。

そして何が嬉しかったかと申しますと、
お二人さまともに、昨夜とても温かなメールをくださったのです…嬉しい…
嬉しくてちょっと昨日はつうんと目に来ました。
「あ、いかんいかん(照れ)」と思いつつ、ご返信さしあげたわたくしでした。

ゲッターさまを五十音順にご紹介いたしますと、
佐倉トモさま。理真さま。のお二人さまとなります。
(お題はどうぞ、ごゆっくりご検討くださいませね)
ご申告いただき本当にありがとうございました。

キリ番という企画は実は、
管理人が一番嬉しいものなのかも知れないと、考えた昨日の夜でした。

そして、おかげさまで幾つかのメールを頂戴するようになり、
みなさまがどんな風にお話を読んでくださっているのかが
おぼろげにわかるようになってまいりました。
「異国」が思いもかけず、みなさまの愛とご理解を得ているようで、
嬉しくて感激しています…
お忙しいのに、メールをくださって本当にありがとうございます。
心の糧として大切にさせていただきます(感涙)


さて、更新情報です。
本日、「Frontier」さまをリンクのページにお迎えいたしました。
私がネット環境を得ました当初より、とてもとても好きで、
通いつめておりますサイトさまです。
優しいお話も切ないお話も、繊細で愛に溢れていて本当に素敵なのですよね。
モニターを前に、何度涙したことか知れません。

仲村さま、ご許可くださって本当にありがとうございました。


本日のヒット。
「猫の建築家」(森博嗣 作 佐久間真人 画)
絵本なのですが、いろいろ考えさせられました。
美しさってなんだろう?
そう考えているうちに、お話が書きたくなりました…。


ではではみなさまお元気で〜!



2002年10月21日(月) キリリクお題のお知らせ/私たちがやったこと

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、777hitをゲットしてくださった秘色さまより、
詳細なリクエストを頂戴いたしました〜。

「必死に無様に鷹通に想いを伝える友雅」

こちらです。
ああん。この一文だけで切なくなってしまいます…

うちの友さん(あ、「異国」の人です…)、
今のところ人でなしろくでなし状態なので、
こちらのキリリク創作ではできれば名誉を挽回させてあげたいなあと思います。

秘色さま、素敵なシチュエーションのリクエストをありがとうございました。
しばらくお時間を頂戴するかと思いますが、心をこめて創作いたしますので、
どうぞ待っていてやってくださいね。


本日のヒット。
「私たちがやったこと」(レベッカ・ブラウン著 柴田元幸訳)

愛し合う二人が、お互いしかいらない二人が、
合意のもとに一人は目をつぶし、一人は耳の中を焼いて、
互いが互いを補って暮らしていくことを選んだその結末。

読んでいる間震えました。こんなに息がつまる切ないお話ははじめて。
途中であまりに苦しくなって目が自然にページを離れようとして、
驚いて戻すことさえありました。

こういうお話を白虎で書けたらどんなに素晴らしいだろうと思いました。


ではでは今夜はこのへんで。
おやすみなさいませ〜。



2002年10月20日(日) 素敵サイトさまのご紹介/SS更新のお知らせ

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


今日は家族と外で食事をしてきたのですが、
「明日からはぐっと冷えるそうなので、気をつけてくださいね」と
お店のオーナーさんに言われました。

そういえば、去年は夏即冬、といいますか、
サンダル即ブーツ、という感じだった記憶がありますが、
今年は秋らしい過ごしやすい日がわりと多い気もします。

夏にも冬にも弱い私(要するに「軟にして弱」)には、
とてもありがたいことです…

さて、更新のお知らせです。

その1
本日、「年々歳々」さまをリンクページにお迎えいたしました。
昨日の日記にて触れさせていただいた親友・江畔さまのサイトです。

今朝、彼女に「うちからリンクはったから、チェックしといてね〜」
と連絡しましたところ、ほどなくメールがまいりました。

「リンクしていただいてホントにありがとう〜(感涙)。
……でも、キミ、ちょっとほめ過ぎ(笑)。って言うか、嘘つきー(笑)。
だいいちオチがないよ!(笑) オチは??!」


…………オチ??!!


さすがはわたくしの心の師匠。
チェックの観点が並ではありません。(冗談よん)

そして、ここでもう一度言わせてください。
本当にすごいんですよ彼女…もう、文章といい知識といい…
多分、一文読んでいただければ、彼女が只者でないこと、
そして紹介文が正しいことが、お分かりいただけるのではないかと
思います。ぜひぜひご訪問くださいませ〜。


更新その2です。

本日、SS「接吻」をアップいたしました。
「異国シリーズ」の最新作となります。
少し長めになるのですが、よろしければご覧になってくださいませ…

そして、翡翠と幸鷹側のエピソードを、気に掛けてくださった方、
メッセージをありがとうございました(めちゃ嬉しいです…)。
少し時間がかかりそうですが、「接吻」まで行きましたので、
そろそろ心の準備に入りたいと思います。

それから、次のキリ番が近づいてまいりました。
わわ…びっくりです。でも嬉しいです(感涙)
(777番につきましては水面下で準備中ですので、
気長にお待ちいただければ嬉しいです〜。)
よろしければ、ぜひお気軽にご参加くださいませ。


ではでは今夜はこのへんで。
おやすみなさいませ〜。



2002年10月19日(土) 素敵サイトさまのご紹介/秋色々

こんばんは。お元気ですか?桂子です。

さて、はじめに更新のお知らせです。
リンクのページに、「自家中毒」さまをお迎えいたしました。
大人の女性のためのセンス抜群の創作が満載です。
(ちょうどこのサイトのために、人がすなる創作というものを
してみようかしら…と思い立ちましたのと、
ほぼ同時期にこちらのサイトさまの存在を知ったのですが、
作品を拝見して「……だめ。わたしなんかだめ。わーーーっ!!」
…と、しっぽを巻いて脱兎しそうになりました。事実です。
でも書いてしまったあたり(しかも茨道へ直行)、
わたくしもたいがい厚顔です……)

秘色さま、蘇芳さま、ご許可くださってありがとうございました。


続きまして本日のヒットです。

親友(にして心の師匠!)のサイトが仮オープン。
ついさきほどメールが届きまして、マッハの速さで
襲撃しました。(って襲ったらあかんやん…)

…うふふふふふふふ……(←怪しい人。)

「遙か」と「フジミ」の素晴らしすぎるコンテンツが
幾つもアップされておりました。
準備が整い次第、こちらよりリンクをはらせていただく予定ですので、
ご興味がおありの方はぜひぜひ、ご訪問くださいませ〜。

(…これを機に。告白します。
実は私、トウノイアンだったのです…
トウノイアンで、トモマサスキー。
こういう、一見恵まれていて実は脆いところのある人たちに、
とっても弱い私です…。)


本日のヒット2。
先輩のお宅でリーガ三昧。
うーん。やっぱりスペインリーグのサッカーは面白い。
倉敷保雄さんは「カリスマ・アナウンサー」というより
もう「萌えアナウンサー」とお呼びするほうが似つかわしいような…

アナウンス例:
「ガスレンジからおろした熱いミルクを、
ひとつだけ吹いてやって冷ましてやれば、
おまえなら飲めるだろ?っていう感じで、
クライフェルトが難しいボールをパスしてサビオラが決めました」

…それ。妄想。ていうか創作。
さすが、「コミックマーケットで売ってたりして。イルハン本♪」
の大暴言をとばした人だけのことはあります…

5時間近くぶっつづけできゃあきゃあ言いながら
ビデオを回し、暗くなる頃には先輩と二人ふらふらでした。

お土産に庭のお花をいただいて帰る。
色とりどりの菊の花。
わーい。幸せ〜!


そんな秋の一日でした。
ではではみなさま、おやすみなさいませ〜。



2002年10月18日(金) SS更新のお知らせ/雑記

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、初めに更新のお知らせです。
さきほどSS「九千六百キロの夜」をアップしてまいりました。
「異国シリーズ」の一作になります。
断片のようなごく短いものですが、
よろしければご覧になってくださいませ…


本日のヒット。
仕事で新宿京○プラザホテルにゆく。
何がヒットかと申しますと、ここ、実は
「異国」の一作で翡翠が鷹通を連れ込ん…いえ、
誘い出した(…ってどちらでも大差なしですね…)
ラウンジのモデルにさせていただいた場所なのです。

会議スペースやロビー、洗面室に至るまで、
もう内心うきうきしながら(……)、
舐めるように内装をチェックしてまいりました。

…だからといって、それが何の役に立つのかは、
まったくもってわからないのですが…


充分楽しんでまいりましたが、本音はやっぱり、
スイートタイプのお部屋ですとか、
デラックスタイプのお部屋ですとか、
そういう部屋のバスルームですとか、
そういうものが一番見たかった……

(ああ、今、わたくしの思考はきっとみなさまに
スケルトン状態ですね…)


本日のヒット2。
「池澤夏樹詩集成」…のはさみ込み付録、
「池澤夏樹・須賀敦子 対談」

…すごい。豪華すぎ。

実はこれ、あまりに控えめに入っていたため
(全14頁なのですが中綴じにせず折ったままの状態)、
あやうく広告と思って捨てかけたのですね。
が、「んん?」と思ってよく見ると、上のタイトルが付いていたのです。
…ほっ。

その中に、
「一時間早起きしたら詩は書ける」というエリオットの言葉が
引用されていて、私はすぐに、
「一時間早起きしたらSSはどうだろう?」と脳内置換いたしました。(おい…)
…でも、ことわたくしに限っては、実行性に欠けそうです。
めっちゃ夜行性なので…



明日は先輩のお宅にお呼ばれいただきましたため、
日記の更新が少し遅くなるかも知れません。
が、更新はいたしますのでお気が向かれましたら
ちょこっと覗いてやってくださいませ…

いつも本当にありがとうございます。
ではでは今夜はこのへんで…



2002年10月17日(木) キリ番ご参加の御礼/素敵サイトさまをお迎えしました

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、本日ですが、初めて設置させていただいたキリ番、
777ヒットを迎えることができました。
みなさまにはいつもご贔屓にしていただき、
心より深謝申し上げます。

また、とても嬉しいことに、早速、
キリ番を踏んでくださった方よりご丁寧なメールを頂戴しました。
本当に、感激し通しの一日でございました。

なお、思いがけなくも、ゲットしてくださった方は、
私が日々ひっそりとお伺いさせていただいている、
素敵なサイトの管理人の方でいらっしゃっいました。
もう、わたくし天にも昇る心地でございます…
(あ、今成層圏を越えましたね…さ、酸素酸素…)
秘色さま(@「自家中毒(自家発電)」さま。
日々、グレイテストな日記創作を更新されていらっしゃいます)、
改めまして、ありがとうございました。


次のキリ番は1000で設定させていただいております。
よろしければぜひまたお気軽に、ご参加くださいませ…


ちなみに…わたくしは、日々素敵なサイトさまを
楽しく回らせていただいているのですが、
キリ番の運にはどうも見放されているようです…しくしく。

でも…実は、「もしキリ番を踏んで、
リクエストを思いつかなかったらどうしよう…」なんて
無用な心配をしてしまう小心者でもございまして。
その辺がいまいちツキが回ってこない原因なのかも知れません…
(キリ番のご案内ページに、
「カップリング以外おまかせもありです」と書かせていただいたのは、
実はそんな自分の経験(?)があったからなのでございました…)


本日のお知らせその2です〜。

以前より、とてもお世話になっております、
「茶芸館」さまをリンクページにお迎えいたしました。

はい。わたくしはもう随分長く、こちらの管理人さまの
追っかけをさせていただいております。(こらこら…)

助教授ラブ。社長も愛しております〜。
幸せになってね…(うるうる)


まくらさま(またの名を真倉和彦さま)、
ご許可くださって本当にありがとうございました。


ではでは今夜はこのへんで。
みなさまどうぞ明日もお元気で…!



2002年10月16日(水) 四ツ谷に禅に/言の葉さやげ

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


今日は一日ぽかぽかと暖かな日でした。
ちょうど、朝から外出でしたため、
「ああ。気持ちいい…このままばっくれて
公園でうたた寝でもできたらどんなに…」

…恐ろしいことになるだろうと。

一瞬で現実に立ち返ったわたくしでございました。


今日は四ツ谷付近を通りかかったのですが、
あの付近は緑が多くて閑静で、いつも素敵だなあと思います。

春の桜もいいものですが、秋の街路もなかなかで。
一軒、素敵なレストランがあるのですが、
ここにいつ友鷹を連れてこようかと算段しながら
歩くのもまた楽し…(…いや、傍目にはきっと不気味なだけだろう…)


本日のヒット。
友人が「禅」に転ぶ。(…転ぶものなのかそれは…)
国際結婚をして海外に居住する幼馴染であるのだが、
昔からとっぴな行動をしては、常に驚かせてくれている。
この前日本に一時帰国したと思ったら、どこかのお店で
目覚めたらしい。
「家族にやめろってしばかれたけど、
やはり持っていってしまいました。床の間台。
重かったーー。あと掛け軸とかお香とか」

……うん。わたしもそこにいたらしばいてあげた。
だってあなたのおうちは正真正銘の西洋建築。
「洋風」でさえないのだよ…(何故か友さん口調)

将来は禅デザイナーを目指すと気合い入りまくりの彼女。
ますます目が離せない感じだ。(だから禅デザイナーって何…)

…よおし。今度の差し入れは「六種の薫物」で決まりだ〜!
(あれ?違います?)


本日のヒット2。
好きな詩人さんのエッセイを読む。
「言の葉さやげ」(茨木のり子著)。
文のリズムが詩のようで、読んでいる間ずっと気持ちが高揚した。

「整理されたなかに、未整理の部分を含んだ言葉も、
或る緊張を強いて美しい。
もともと人間は、そういう存在だからだろう」

中でも、上の一文に胸をつかれるものがありました。

大好きな詩人さんに、また惚れ直してしまいました…


ではでは長くなりましたがこのへんで…
みなさまいつもありがとうございます。
明日もどうぞお元気で!



2002年10月15日(火) 更新のお知らせ/舞い舞い中です〜

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、初めに更新のお知らせです。
さきほど、SS「二度とは来ないその春の」をアップしてまいりました。
単発ものでは、初めてきちんと書いたかも知れない「友雅×鷹通」です…

よろしければ、ちょこっと覗いてやってくださいませ…


上のSSですが、その名の通り「春」のお話でしたため、
打ち込み中は春の気分にひたろうと、「東京」というアルバムを聴いていました。

「東京」は、もう10年近く前の、
サニーデイ・サービスというグループの作品なのですが、
毎年春が来るたびに、棚から取り出して聴いている名盤です。
(スピッツのマサムネさんもこれが好きだと言っていました…)

ジャケットがまず桜。
1曲目の歌詞の内容が、
春の中へ駆け出す少女を眩しい思いで見ている男の話。

…うーん。友鷹を書くにはうってつけのBGMのような気が…


そんな、季節感を無視してひねり出したSSですが、
少しでも何かを感じていただけたなら、とても嬉しいです。

(いえ、お恥ずかしい話ですが、このSSの二人とは、
長編にしてもっとお付き合いしたかったなあとか、
少しだけ思ってしまいまして…
はい。出来不出来は関係なく、「これでこの子たちとはお別れなんだ」
と思うと、すごく寂しくなってしまったんです…莫迦です……)


それから、さきほど更新のリンクを確認するため
トップに入って来たのですが、本日で700を越えました模様です。
ちょっとびっくりいたしました…
みなさまありがとうございます…(感涙)


びっくりといいますと、実は昨夜、
とても嬉しいメールを頂戴し、一人舞い舞いしておりました。
SSの続きを気にしていただけて、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
ひとりよがりだったらどうしよう、とくじけそうなときには、
また読みかえさせていただき、元気をいただこうと思っております。
(…ええ。蘭殿にはもう友雅をびしばしにしばいていただこうと
思っております!(←えっ…??))

ではでは本日はこのへんで。
なにやら外は嵐のようです。
不安定な(ほんとに…)時節柄、お風邪にはお気をつけくださいね。



2002年10月14日(月) 「日曜の朝、午前10時」(ミニSS)/雑記



「日曜の朝、午前10時」(友雅×幸鷹)




その日。
遅めの朝食をとりながらふと彼が言った。

「…ねえ。今日の夜もここにいていい?」
「明日、ここから出社なさるのですか?」
「うん。…だめかな」
「いいですよ。…どうも私はあなたには甘いな」
「ふふ。他の人には厳しいの?幸鷹は」
「そう言った人がいたのは確かです」

「ははっ」と彼が珍しく笑った。

いつもの儚い微笑でなく。
朝の白い光より、なおその笑顔は眩しくて。
朝陽の中に溶けそうで。

私は無性に嬉しくなり、彼に微笑みを返したのだった。





こんばんは。お元気ですか?桂子です。


上のミニSSは、時期としましては「季節の狭間 過ぎ行く日々」の少し前にあたるものです。
(何かのついでにSSの中に再録するかも知れません…)

タイトルは、サイモン&ガーファンクルの1stアルバムのタイトル曲
「水曜の朝、午前3時」を元にさせていただきました。
この曲は、とても綺麗で、綺麗過ぎて切ない曲です。
サイモン&ガーファンクルの曲は旋律も歌詞も静謐な美しさがあって、
上のようにシングルカットされていないものにも掘り出し物の名曲が多く、
かなり気に入っております。

そしてこういう胸を打つ曲を聴くと、「ああ!白虎を書きたい」病が
またもや頭をもたげるこの頃のわたくしなのでした…


昨日、今日と家族が大風邪を引きまして、
遊ぶ予定を取りやめ、様子を見つつ、
家でゆっくり後輩に借りたDVDなど鑑賞しておりました。

…そしたらこれがまたいい映画で…
ああ!白虎で大林○彦風ストーリーも素敵!…とか。

いろいろな白虎をどんどん書ける才能・力量・スピードが
切実に欲しいです…


ちなみに。今日の午前中などは、
昨日「再会」をアップしました影響で、「翡翠×鷹通」
が大暴走。いけないことになっておりました…(ええっ?)


ではでは、今夜はこのへんで。
いつも見てくださってありがとうございます。
好きなものを書いて、それを見ていただけるというのは、
ほんとうに幸せなことだと日々思っています。
そして、見てくださった方のお心に、
何か少しでも響くものがありますよう、
いつも願ってやみません…。




2002年10月13日(日) 更新のお知らせ(SS・キリ番設置)

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


最初に、更新のお知らせです。
本日、SS「再会」をアップいたしました。
「異国シリーズ」の1作となります。
いつもより少し長めになってしまったのですが、
よろしければご覧になってくださいませ…

このシリーズも(自分の中では)長い付き合いに
なりつつあります。

本当は本筋だけをだーっと進めるべきかとも思うのですが、
「あのシーンも書きたい」「この間の二人も書きたい」と、
お話を書くたびにその隙間のことを書きたい気持ちが
ふつふつと湧き上がり、ついつい横道に逸れてしまいます…

3歩進んで2歩下がるようなじれったいシリーズですが、
気持ちだけはいっぱいに込めておりますので、よろしければ、
長い目で見守ってやってくださいませ…


また、更新その2になりますが、
インデックスのページ(カウンターのあるページ)に、
「キリ番について」のお知らせを設けました。
(詳細はそこから別ページにリンクを貼っております)
よろしければぜひご参加くださいませね。

…あの、キリ番のページには、
ひっそりと第4のカップリングを混ぜ混ぜしております。

…いえ、「再会」も書きましたので、もういいかなと思いまして…

あ、行かないでくださいまし〜(よよと泣き縋る)。


今日は名古屋でイベントがあったのですよね。
こちらをご覧くださっている方で、ご参加なさった方は
おられますか?
楽しいひとときを過ごされましたでしょうか。
また、よい御本はゲットされましたでしょうか。

わたくしも長く遙か本・白虎本ハンターをしておりますが、
こちらのジャンルの作家さまは、
優しくて大人の素敵な方が多くいらっしゃって、いいなあと思います。
イベントでも、とても温かな対応をしていただけるので、
ついつい調子に乗ってお声かけしてしまったり。

通販もわりとよく利用するのですが、お返事とか書いていただけると
もう嬉しくて舞い舞いしてしまいます。(←「夢想花」状態。)

でも、そういうお慕いしている方々に「サイト開設いたしました」と
未だ告白(?)できなくて、どうしようかなあと思案することがあります。

でも、一番どきどきした親友への大告白は無事済ませましたので、
(その折は驚かせてしまってごめんね○○ちゃん。
でも温かく見守ってもらえて応援してもらえてめちゃ感激しました。
本当にありがとう。愛してるよん。)
あとはいつかいいタイミングがあれば、
こそっと…打ち明けてみようかな……勇気が出たら…


ではでは、みなさま、風邪が流行っているようですので、
どうぞお体に気をつけてくださいね。



2002年10月12日(土) 更新のお知らせ/東映に剣客商売に

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


さて、本日イラスト「青年剣士」をアップいたしました。
「前髪の鷹通」と迷った末、無難な上のタイトルに…
よろしければちょこっと覗いてやってくださいませ〜。

(…はい。江戸ブームはまだ続いていたのでございました…)


絵を描くのは半月振りで、ペンタブを握る手がうまく動かない〜
と思ったら、単に寒さでかじかんでおりました。
(こんなところで季節の移り変わりを感じるとは…)

恐れ多くも参考にしましたのは、
「美剣士」というあやしげなるタイトルのついた
昔のスチール集です(ワイズ出版刊)。

中村綿之助さんの立ち姿に惚れ惚れ…
弟の嘉葎雄さんと二人、本当に美しい剣士ぶりなのでした。

少し前に友人の家で、この兄弟二人が仲良し殿様役で出た
映画を見たのですが(「殿様弥次喜多」)、
今、この2000年代にあのような映画が出回ったらもう!
たいへんなことになるだろうといういちゃつきぶりでした…
「弥次さん(はあと)」
「喜多さん(はあと)」

という感じで、瞳を交わしつつ、楽しく船出をする二人の美しい殿様。
…昔の東映映画って一体!?


江戸気分を引きずったまま、
今日は「剣客商売」(池波正太郎著))を読み返す。
…三冬ちゃん、かわいい〜!
(三冬ちゃんというのは老中の娘にして女武芸者、
剣術命の凛々しい美少女なのです。岩崎陽子さんの漫画「無頼」に
そっくりの女剣士が出ていて、会社の皆で盛り上がったことが。
…というか、「追分」の幸ちゃん、
三冬ちゃんとちょっとキャラが被っているかも…すみません…)


このシリーズには「剣客商売読本」というのも出ていて、
その中の「〔剣客商売〕食べ物一覧」というのが中々ナイスな
企画だったりします。

「鉄鍋で煎りつけた鴨肉に芹をあしらったもの」
「もみ海苔をたっぷりとふった蛤飯」
「茄子の角切に、新牛蒡のささがきの味噌汁」

……な、生唾が……(ごくり)

池波さんはエッセイも沢山お書きになっていますが、
やはり食べ物の描写が秀逸で。
読むと無性に天麩羅とか鰻とか食べたくなってしまいます。


ああ。またお腹が空いてきそうです…
ではでは今宵はこのへんで。
(今からSSを書きに行ってまいります〜。
今日は家族が深夜まで飲み会なので思いっきりできます。(←何を?))



2002年10月11日(金) 静物画のような


こんばんは。日が落ちるのが早くなりましたね。
お元気ですか?


早速ですが、本日のヒットです。

「イカロスの森」(黒川創著)を購入し、読む。
最初の3行で「あ。こういう文章好き〜」と感激。
読み終えて、思わず最初にまた戻る。

書店に入ったときは、購入するつもりも、
そもそもこの本の存在すら知らなかったのです。

目的の本をゲットし、さあ出ようかと思ったそのとき。
文芸書の平積みコーナーに、見たことのない素敵な装丁の本が。

「むむ…?」
と近寄って見ると、まずタイトルがちょっといい。
帯を見ると「池澤夏樹氏絶賛!」とある。
そして版元は新潮社。

……ゆきずりの恋の予感。

そして、扉を開けて3行で好きになったのでした。

ドラマチックなお話ではないけれど、
全体に漂う詩的な雰囲気、
静物画のように寡黙な文章の世界に、
2時間弱、うっとりとひたっておりました。


よく見れば芥川賞候補作とあり、ああ、なるほど…と納得。

そういえば、受賞作はまだ未読でした…
これより評価が高かったということは、
本当にレベルが高いのだろうなあ…手にとってみよう…。


こういう素敵な本を読むと、「ああ!白虎書きたい〜」
と思います。

書けるのはちっともその経験が反映されないものなのですが(しくしく)。

素敵に書いてあげたいのに、思いばかりが先走ります。

でも、がんばりますので、またよろしかったら
お時間のあるときに覗いてやってくださいね。


この週末は3連休ですね。
遠方にお出掛けになられる方、
どうぞお気をつけていってらっしゃいませ。
(あ、イベントに行かれる方もおいでですか?
どうぞ楽しんでくださいね。…あの、お勧めの白虎作家さんなど
おられましたらこっそりと……いえ……)

ご自宅や近場などでのんびり過ごされる方、
どうぞ秋の休日をお楽しみくださいませ。

お仕事のご予定がおありの方、
私も持ち帰りあります〜。ご一緒にがんばりましょう〜。



2002年10月10日(木) 江戸モード持続中/DX/キリ番設定(予定)のお知らせ

こんばんは。お元気ですか?桂子です。


昨夜深夜に「なんちゃって時代物」をアップしました影響で、
今日は一日江戸モードに入っておりました。

まず、お昼は天ぷら屋さんへ。(あ、ランチです。安いです。)
休憩時間に読み返したのは「用心棒日月抄」(藤沢周平著)。
仕上げに、帰ってきてから「江戸商売図絵」(三谷一馬著)を
ぱらぱらとめくってみたり。

「用心棒日月抄」は、以前にN○Kで「腕におぼえあり」という
タイトルでドラマになっていたのですが、私はそちらから
入ったのですね。(主演の村上弘明さんがとてもかっこよかったのです。)

で、原作も読みやすく面白くて、「これはいい〜!」と
お気に入りシリーズになりました。

「江戸商売図絵」は、タイトルのとおり江戸の庶民の商売、
生業の姿を絵と解説で表した文庫本です。
「こんなのも商売…?」と、今の感覚からは小首を傾げたくなるような、
不思議で面白い生業がたくさん紹介されています。
一例が「庄助しょ」。
竹箒を持って店の前を通り、「朝から晩まで掃除をしょ〜」
といって掃除の真似をしては、銭を貰っていたそうです。
うーん。なんて大らかなんだ…

でも、このぐらい、「不要では?」と思うものが
そこかしこに残っているほうが、
必要なものしかない世の中よりも、どこかほっとできて
住みやすいのかも知れないですね。
絵だけでも楽しいですし、なかなか考えさせられるグッドな本でした。


ちなみに、今日は仕事中などもふと気を許すと、
昨夜書いた脱藩者のひーさんとちょっと抜けてる幸さんが、
ル○ン○と銭○のとっつあんよろしく頭の中を駆け回り、
じゃれあって遊んでおりました…(楽しかった…というか
わたくしかなりお手軽な人間のようです…)


そうそう!今日はDXをゲットいたしました。
幸ちゃんとひーさんはそうなのですね!
ちょっと嬉しかったり。
というか、い○○みさんて、どこか白虎スキーな感じが…?
(いや、さすがにそれは白虎者の気のせい気の迷い…)
イラストには……でしたね。くすん。
でも、コミックス次巻の表紙に期待大です〜。


最後に、いつのまにやら500HITを達成いたしておりました。
みなさまいつも見てくださって、見捨てないでいてくださって、
本当にありがとうございます。

遅ればせながら、777あたりで一度、
「キリ番」など設定できればと考えております。
その折には、お気が向かれましたらぜひリクエストなど
お伝えくださいませ。

例によって例の如くなSSになるかと存じますが、
愛と感謝をこめて、創作させていただければと思います。

(カップリングは、友雅×鷹通、翡翠×幸鷹、
友雅×幸鷹の3パターンからお好きなものを1種…という感じで
考えております)

詳しくはまた改めて、ご案内させていただきますね。

ではでは、今日はこのへんで…



2002年10月09日(水) 司馬さん礼賛/夢は白虎江戸物…?/(追加)更新しました

こんにちは。桂子です。

昨日こちらの日記に「いつか江戸物云々…」と書きましたその
舌の根も乾かないうちに、
思わず…その…更新してしまいました…

あの、「追分」というタイトルでアップいたしましたので、
よろしければさくっとご覧になっていただければ
とても嬉しく思います。

(ほんとうになんちゃってものですが、書いていて楽しかったです…)


(以下、昨日の日記です)



こんばんは。お元気ですか?桂子です。


今日は元気に働いてまいりました。
1日休むとメールがたまりまくっていて朝びっくりしました。

昔、私が新人の頃にはまだ各人にPCが支給されておらず、
ワープロを共有で使っていたのですね。
なので、有休を取って出社しても、あるのは電話のメモや
FAXぐらい。こんなことはなかったのですよねえ。しみじみ。


さて本日のヒットです。
文藝別冊『司馬遼太郎の「戦国時代」』をゲット。
その中の安西水丸さんのエッセイにとても共感。
彼が書いたように私も、司馬さんの作品では「夏草の賦」が大好きで。
長曾我部元親というそれほどメジャーではない人物が主人公なのですが、
「竜馬がゆく」の坂本竜馬(龍馬)などに比べてスケールが大きすぎない分、
共感の度合いが大きいのです。タイトルもいいんですよ〜。

司馬さんの作品ではあとは(…といっても分母は少ないのですが)、
吉田松陰と高杉晋作を描いた「世に棲む日日」、
「菜の花の沖」などもかなり好きです。
友雅が江戸にいたとしたら、ほんの少し
高杉のテイストが入るかなあなんて思います。
文武両道に秀でているところ、とてもおモテになるところなどは。
でも、「おもしろきこともなき世をおもしろく」
はかっこいいけどちょっと友雅とは違うかなあ…
むしろ翡翠が近いかも…

そして、個人的に一番好きなのは、、
土方さんがかっこよすぎる「燃えよ剣」。これはもう最高です。
アンソロジー的な「新選組血風録」も好きですね。たまりません…。
どうしてあんなにキャラを立てられるのだろう…

司馬さんといえば昔、サークルの先輩が卒論を
「もし読んでもらえたらとても嬉しい」ぐらいの気持ちで
彼に送ったところ、しばらくして葉書1枚にびっしりお礼と
感想が書かれて送られてきて、一生の宝物だと
感激されていたことがありました。

実物も見せていただいたのですが、几帳面そうな
司馬さんらしい字だったようなかすかな記憶があります。

そんなかっこいい司馬さんも今はいらっしゃらないのですね。
寂しい…。


とか書いているうちに、
いつか機会があれば白虎でパラレル江戸物など
書いてみたい気もしてまいりました。
…ああでも、わたくしの江戸の知識なんぞ
杉浦日向子さんのエッセイとか
池波さんの時代物とかぐらい……うう……

ど、どなたか…などと思いつつ、
ではではまた〜。



2002年10月08日(火) 更新のお知らせ/「アルジ○ーノン」始まる

こんばんは。お元気でお過ごしですか?


さて、初めに更新のお知らせです。
さきほどSS「季節の狭間 過ぎ行く日々」をアップしてまいりました。

…ええと、友雅×幸鷹でございます。
例によって例の如くでございます……

よ、よろしければご覧になってくださいまし…


あの、今日書いていて気付いたのですが、
わたくし友さんと鷹通くんのそういうシーン、
ほとんど手付かずだったのですね。

仮にも、「友雅×鷹通」を看板に掲げておきながら、
これってこれって……

(しかも、友さんと幸さんはあーんなことやこーんなことや、
既にいろいろなさっておいでだというのに…
いえその私のお脳の中ではですが…

…いや、友鷹さんはまだましとして。
翡翠さんと幸さんなんて、未だ手すら握らずじまいじゃないか…)


すみません…不甲斐ないわたくしを許してください……
いつか必ずリベンジを…
砂の城が出来るようならぶらぶを…


次に、本日の出来事です。

実は、熱出して会社を休んでしまいました…
こんこんと寝続けて、起きたのは夕方の5時過ぎ。
その頃には体調もだいぶ快方に向かっており、
しばらくお布団の中で次に書くものなどぽわわんと浮かべておりました。

――そして。
1時間後にはむくりと起き出し、
性懲りもなくパソに向かう、現金なわたくしがおりました。


夜。
かしょかしょとあらかた打ち終わったところで
ドラマ「アルジ○ーノンに花束を」が始まる。

実は、原作は昔読んで泣きました。
あれは、単行本の表紙がとても綺麗なのですよね。
文庫の表紙もいい感じになっていましたが。

結末はどうもってゆくのだろう…
でも、あのタイトルを使うなら、もうああするしかないような…

悩みつつ、本日はこのへんで…
どうぞみなさまお風邪にはお気をつけくださいね。



2002年10月07日(月) 故郷へ帰る人

こんばんは。ごきげんいかがですか?桂子です。


今日は後輩の壮行会があり、ただ今帰宅いたしました。
場所は銀座だったのですが、あまり平日の夜に行く事がないので
新鮮な気持ちで街を眺めてきました。

壮行会では、もう十数年もの付き合いになる後輩、先輩、同期が集まり、
昔話に花が咲きました。

ここ数年、地元で転職先を見つけて帰ってゆく人が増えていて、
その度に少し寂しくなったり、里心がついたりしています。

でも、既に生活の基盤が今の場所に定まって久しく、
たぶん今の仕事を続けたいなら、ここに留まるのが良策なので、
しばらくは…ひょっとしたら一生、地元に帰ることはないのかも知れない
と思います。

それでも、死ぬ間際にはきっと六甲山のあのやさしい姿を
思い浮かべるのだろうなあと思います。


友雅や鷹通、翡翠や幸鷹が死ぬ前に思い浮かべる情景って、
一体どんなものなのでしょうね。
風景なのか、人なのか、それともあるワンシーンなのか。
そのあたりを想像するのも興味深いなあと思います。

ではでは今日はこのへんで。
日中と夜間の寒暖の差がありますので、どうぞご自愛くださいますよう。



2002年10月06日(日) 「色は匂えど」(白虎4人(?)ミニSS)

『色は匂えど』


「ねえ、鷹通。11月の連休に紅葉狩りに行かないかい?」

10月も中旬に入ったある日の夜。
食後のエスプレッソを楽しみながら、
雑誌の宿特集を見ていた友雅が言った。

「紅葉狩りですか?そういえば去年はばたばたしていて
ゆっくり見る機会がありませんでしたね。
どこへ行きましょう?」
「日光などはどうだろう。
都心から近いし、朝早く出ればそれほど渋滞もひどくないと思う」
「日光…ああ、いろは坂ですね?
山の紅葉が美しいと人に聞いたことがあります」
「あそこはあまり子どもが来ないからね。
のんびりできると思うんだ」
「じゃあ、早速計画を立てましょう。
日帰りですか?それともどこかに…」
「うん。良さそうな温泉宿を見つけたのだけど、
せっかくだから一泊しない?
ピークの時期からは外れるから、空きはあると思うんだ」
「ええ、ぜひ。泊まりがけは久し振りですね」
「そうだね」

毎日寝起きは一緒だけれど、泊まりがけとなるとまた
気分が違うもの。
鷹通に退屈な思いをさせているとは思わないけれど、
いつもの日常に少し彩りを加えてみるのは、
恋の鮮度を保つ大切な秘訣だ。

なにせこの恋は、人生の終わりまで持っていくつもりなのだから。

「…じゃあ、宿はこのあたりでいいかな?
明日にでも予約しておくよ」
「ありがとうございます。…あ。
せっかくですから翡翠さんたちもお誘いしてはどうでしょう」
「……は?」
「前に、幸鷹さんも、最近忙しくて遠出していないんだと
おっしゃっていたんです。
でも、もう今はひと段落していらっしゃるかも知れませんし、
皆で出かけられたらきっと楽しいと思うのですが…」


…私はちっとも楽しくないよ鷹通…


そう思ったが、遠慮がちに自分を見つめる鷹通に、
とてもノーとは言えない友雅であった。

「……友雅さん?」
「あ?――いや。なんでもないよ。
それはいい思いつきだね。
じゃあ、彼らへの連絡は君が取ってくれるかな?
その結果を見て私は宿の手配をするよ」
「はい。すぐに電話してみますね」

嬉々として電話に向かう鷹通の後姿を、ため息交じりに見送る友雅であった。



数分後。
「友雅さん、幸鷹さんの携帯に繋がりました。
お二人ともOKだそうです」
「…そう。それはよかった」

笑顔が引きつらないようにするのも楽ではない。

何せあの二人。
ことあるごとに鷹通を構い、私の反応を見て楽しんでいるあの二人。
一緒に旅行でもしようものならそれこそ四六時中、
よってたかって私達の邪魔をしてくるに違いない!


……ああ。秋の休日。
鷹通と二人、秋風を感じ、紅葉を愛でながら、
温泉でしっぽりと肌を寄せ合うはずだった秋の休日……


リビングのテーブルに置かれた雑誌をぱらぱらとめくり、
楽しげに旅の算段をする鷹通とは裏腹に、
今や潰えかけている男の夢を、遠い眼差しで浮かべる友雅がいた――






はい、長文お疲れさまでございます〜。

夕方、出かけたときに本屋で「サ○イ」の紅葉特集を読んでいたら、
上の二人のやりとりがぽわぽわと浮かんでまいりました。

白虎さん4人勢ぞろい、いつか書いてみたかったのですね。
…って、名前しか出ておりませんね。今気付きました…。

なお、続きも書いてみたいところなのですが、
白虎さんの温泉ネタは既にとても素敵なものを幾つも(←……)
拝読したことがありますため、この先を続ける勇気が持てず……
こんな中途半端なところで止めてしまって申し訳ございません。

続いていたなら、多分こんな感じでしょうか。

<ドライブ中の4人。
運転手は友雅、助手席に鷹通、後部座席に翡翠と幸鷹がいる>

翡翠「鷹通、さっきから無口だね。ひょっとして酔ったのかい?」
鷹通「いえ…大丈夫です。ご心配おかけして申し訳ありません…」
翡翠「地図を見ていて酔ったのだろう。ナビは幸鷹がやってくれるから、
   君は後部座席で少し横になってはどうだい?
   ほら、私の膝なら空いているし」
友雅&幸鷹「翡翠っ!!」


ではでは、長くなってしまいましたが今夜はこのへんで…。
いつも本当にありがとうございます。
明日からもみなさまお元気で!!



2002年10月05日(土) 10月の花嫁


こんばんは。お元気ですか?桂子です。


本日は結婚披露宴にお招きいただき、
お祝いに行ってまいりました〜。


絵に描いたような秋晴れの空の下、
閑静な住宅街にあるレストランで行われた
披露宴。

純白のドレスに身を包んだ友人は、
普段のキュートな雰囲気から一転、
華やかで気品あるとても美しい花嫁さんに変身していました。

新郎さんは終始でれでれ…。

もう、これぞ幸せの構図だあ!と嬉しくなってしまいました。
(私も友雅にこの位でれでれさせてあげたい…
とそれはこっちに置いといて。)

見てるだけでこちらまで嬉しく楽しくなってしまう
披露宴っていいですね。
いえ実際、関西系のお二人だったこともあり、
お客様からのツッコミの頻度が高く、
めちゃ笑わせていただいたのですが…

(たとえばケーキ入刀時。
慣例に従い、ナイフがケーキに少し触れる程度にとどめたところ、
場内から一声。「まだ切れてへんで〜」)


そんな、秋の善き日でございました。

今日はこれから家族と、幸せのおすそ分けに頂いたケーキを
少し頂こうかと思います。
紅茶でも入れてゆっくりと…。

ではでは、本日はこのへんで〜。



2002年10月04日(金) 更新のお知らせ/気になる兄貴

こんばんは。お元気ですか?桂子です。

さて、さきほどSS「冬の扉」をアップしてまいりました。
今回は友雅×鷹通になっております。
いつもより少し長めなのですが、
よろしければお時間のあるときにでもご覧になってくださいませ…


本日のヒット。
由緒正しき某サッカー雑誌にて、戦慄の連載始まる。


「新連載・週刊カーン」

タイトル:「オーリの『その手でつかめ!』」

とどめにミニコラムタイトル:「近ごろの兄貴」



…………



…ええんか?


要するに、あの名GKカーン様が、よろずの相談事に答えてくれる
悩み相談室なのですね。
「カーン選手本人が、優しく(?)喝を入れてくれます」

…どうしよう。素敵過ぎる。毎週読んでしまいそう!!


実は、わたくし某漫画「エロイカ」の影響で、
ドイツの気風が大好きなのですね。
そいでもってカーンさんて、真面目でかっこよくてそして
ツッコミどころありありのところが、愛する某少佐に似ている気がして、
さらに惹かれてしまうのです。

がんばれカーン!日本のファンも応援しているぞ!


ではでは、今宵は失礼いたします〜。
みなさま、どうぞよい週末を!!




2002年10月03日(木) 『真冬の夜の過ごし方』/回る大輪転機

『真冬の夜の過ごし方』



「友雅さん、予報によると今夜は冷え込むそうですよ。
私は大丈夫ですが……暖房を付けたままで寝ましょうか?」
「いや、君がいいなら私も構わないよ。不経済だしね」
「そうですか?では消しておきますね」



私が暖房を付けないわけ。
それは、寒いと君が無意識のうちに、
私にくっついてくれるから。


あたたかく、幸せな眠りに
つくことができるから。







こんばんは。お元気ですか?桂子です。

まずは、400HITありがとうございます〜!!
毎日、誰かが見てくださっているということの幸せを、
ひたすら噛み締めております。

本当に短いSSしかなくて、
しかも感動とか涙をさそう類のものでもなく、
力不足な内容ではありますが、
日々深化する白虎への愛を、
これからも表してゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


本日のお仕事。

立会いのため、印刷工場にお邪魔する。

♪ まわるまわるよ 輪転機はまわる

  昨日別れたゲラたちとも

  生まれ変わって めぐりあうよ ♪

(元歌は名曲「時代」です……すみません……)

あの、ふつうの厚みのある印刷物というのは、
輪転機という大きな印刷機で刷られるのですね。

巨大なトイレットペーパー型のロール紙が、
刷版という筒型のハンコみたいなものに
どんどんどんどん巻き込まれ、
インクを盛られていくわけです。

ちなみにインクは水分を含んでいますので、
刷ったままの状態だとふにゃふにゃで不都合が生じます。

このため、刷られた紙はこれまた巨大なドライヤーで
「ぶおおおおん」と乾かされてゆくのでございます。

乾かされた紙は何重にも折られ、余分な余白を断ち切られ、
そしてようやく刷り本が完成と相成ります。

ここから先は製本所さんの出番となるわけですが、
手塩に掛けた我が子(?)が、
ものすごい速さでどんどん刷られてゆくのを見るのは、
本当に嬉しく感慨深いものがあります。

「これでもうほぼ完成だ!」
という喜びと、
「これでもう、修正はできないぞ…」
という諦め。

そんな、the point of no return に立った
今日のわたくしでございました。


ちなみに。
隣の印刷機では漫画が刷られておりました。
可愛い美少女がにっこりと。
何の漫画だったんだろう……


ではではこのへんで失礼いたします〜。




2002年10月02日(水) 詩人の言葉/BON JOVI渋谷でライブ!


「急いでいる時に立ち止まり、空を見るのはいいものだ」

と言った、ロシアの詩人さんがいたそうです。

いい言葉だなあと思い、今日、夕方休憩に出た帰りに空を見上げてみました。

うわー、秋の空だー。

光がやわらかくっていいですね。
夏のぱっきりした空もそれはそれで爽快で好きですが。

昔は詩とか格言のたぐい、共感できる頻度は少なかったのですが、
年々ちょっとずつ「ああ、そうそうー」と頷けるようになってきて、
年をとるのもいいものだ、なんて思ったりしています。

国語の教科書なんかも、今読んだら「いいー!」という作品が、
実はてんこもりなのかも知れません…


…とかしみじみしているうちに、テレビでBON JOVIライブが
始まりました。
つい最近、渋谷の小さな会場で演ったものだそうです。わお。
う、うらやましすぎる…生BON JOVIですか…
昔はギターのリッチーさんが好きだったのですが、
こうして見るとボーカルのジョンさんのオーラはすごいです…キラキラです…
圧倒的な華を持つ人っているのですよね。友雅さんとか。

ああ、家族が既に釘付けに…。
ではちょっと失礼いたしまして、
しばし懐メロと新曲にひたってまいります〜。




2002年10月01日(火) 嬉しく懐かしい味(雑記)

こんばんは。台風が縦断しておりますね。

さきほどまで、「外を歩けば10分で靴の中で金魚が飼える」
(先輩談)ような激しい雨が断続的に降っていましたが、
今は、家の付近は一時的に小康状態です。

みなさまのお近くは大丈夫でしょうか。


さて、本日の嬉しかったことです。

昔の上司が陣中見舞いに、お菓子を差し入れてくださる。
モロゾフのプリン、アンリ・シャルパンティエのフィナンシェに
マドレーヌ。
どれも、とても美味しかった。
人の優しさのこもった食べ物は、ほんとうに嬉しく美味しいものだと
しみじみ思いながら、ひと口ひと口ゆっくり味わった。

アンリ・シャルパンティエというと、昔、
神戸は御影にとても素敵な喫茶室がありました。
サロンのような、ゆったりくつろげる上品な店内。
夕方以降にクレープシュゼットを注文すると、明かりを落として
ロマンチックな炎のパフォーマンスを見せてくれたものでした。
たぶんまだ、芦屋店ではこのパフォも健在だと思うのですが…
御影のあの場所がもうないかと思うととても寂しいです。
年をとるにつれ、少しずつ、
懐かしい場所や風景を失っていくものなのですね。

モロゾフも確か神戸…ですよね。
大丸にやはり喫茶室があって、六甲山が見えるのが好きでした。

うーん、今日はすっかり郷愁にとりつかれてしまいました。
こちらを見てくださっているみなさまは、
どこで見てくださっているのでしょう…。
考えるとなんだか嬉しくなります。
いつもありがとうございます。
ではではまた…。


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