くじら浜
 夢使い







氷河   2002年11月24日(日)

ヒマラヤの麓ルクラから歩くこと5日、
標高5200mの地で見たあの雪のかたまり
遥か何万年前かの雪がカチカチに凍ってそこにあった。

とけて水になり蒸発してまた天に昇っていく雪
いつまでもその姿を変えずそこにある雪

ぼくの雪はどの雪なのかと想像した。


冬になるといつもあの氷河達を思い出す。







白でもなく赤でもなく    2002年11月21日(木)

少しずつ染まっていく様は
あたかも夢で空を飛ぶような
暗闇を必死に掻き分けながら
白の中に入っていきました

皮膚の痛みが赤々と腫れたなら
その陽に照らされ
刻一刻と山も明けるでしょう

痛みはひいたのではなくて
山と重なり空と重なり
白と交ざり青と交ざり
皮膚に確かに刻まれました。







深呼吸   2002年11月13日(水)

窓から入る朝の光を受けたら
なぜか力が漲る

それは宇宙にいる胎児が
母のへその尾で栄養を補うような
それは地に眠る蝉が
天から落ちる水を吸うような

生命の源はいつもそこにあり

そしてぼくは深く息を吸いました。







フリマ   2002年11月09日(土)

北品川商店街(旧東海道53次)では、
露店やバザー、お祭りが頻繁に行われます。
今日はフリマの日でした。
きれいなお姉ぇちゃん↓








今日の朝陽   2002年11月05日(火)


AM 6:25





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