白日の独白
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2007年09月24日(月) 別離

好きな人が南の島へ行くと言った。
僕が淋しくなると言うと「今だってほとんど会わない」と言った。
君の言う通りだ。ここ数年間は1年に3回会えればいい方だ。
それでも僕は淋しいと言った。そういうことじゃないんだ、と。
「何処に居ても同じだし嫌になったら帰ってくるから」と呆れたように言った。
君は僕と違って何処にも掴まる所がなくても立っていられるのだ。知っていたけれど。
僕はずっと君に憧れていた。君みたいになりたいと想っていた。
これまで少しも君には近付けないでいる。きっとこれからも君にはなれないだろう。
南の島で落ち着いたら僕を扶養にしてねと言った。
君は笑って「嫌。」と言った。「私は自分のことで手一杯なの」


2007年09月19日(水) 独占

彼女は100人位の人を愛しているし100人位の人は彼女を愛している。
だけど彼女はたった1人には愛されていない。
そのことで彼女は孤独を感じ焦燥感に苛まれ不安にのみこまれる。
また酔って電話をかけてきた。
うんうん。そうだよね。頭ではよく解るよ。でも凄くクダラナイ。
だってね、大丈夫なんだよ。
僕は君がしあわせになるまでは傍にいるから。
君が必要とする限り僕は、君のモノなんだから。


2007年09月12日(水) 不変

どうして4階になんか住んでいるんだろう?もう一千万あったら15階に住めたのにと彼女に愚痴っていたらそんな所に住んだら青が飛び降りちゃうってママが解っているからなんじゃない?と言われてどうして彼女は僕が飛び降りることばかり考えていることを知っているのだろう?と想ったけれど考えてみれば最近は馬鹿みたいなので流石に言うことはないが僕が小学生の頃には高い所へ行くと下で僕を呼ぶ声がするから飛び降りなくちゃいけない気がするんだとか何とかそんなことを時々言っていたので多分彼女からしてみたら冗談のつもりなのだろうが困ったような顔をしていたので本当の所は冗談なのかがわからないけれど彼女はいつも困ったような顔をしているような気がするけれどどう想う?どうだろう?能面によく似ているとは想うというようなことを想い出しながら犬の散歩をさせる親子と夕焼けを眺めた午後


2007年09月07日(金) 閑暇

台風で大荒れだって聞かなかったのかな〜?
五月蝿いテレビが益々調子に乗って五月蝿くしてたよねぇ?
という訳で少しは遠慮しろよ。っつーか考えろ。
この死にたがりのロクデナシめ。
なんてね(笑)嘘ですよ。ぜーんぜん本心とは無関係。
僕がそんな口汚い事言うと想う?
あら、心外だわ。


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