白日の独白
索引|←|→
消去された過去は存在していなかった過去でしょうか。 多分存在しない過去とは少し違うと想います。 新しい御伽噺を創りましょう。
「青には誰かが必要だと想うよ」 そこから先の君の言葉は聞こえなくて(或いは聞こうとしなくて)わからない。 僕に誰かが必要だと想う、君のその理由。 誰かって誰? それは美味しくて、御腹が一杯になって、安心して眠れる?
【誰のことも好きにならないし誰からも好かれない】 それを望んだのは僕だし、事実空気みたいに当たり前のことだった。 【誰のことも愛さないし誰からも愛されない】 となるとどうだろう。途端に色味が変化してくるのは気のせいか。 【愛さないのではなく愛せない】 ぶっ壊れたままで居続けるということが薄ら寒くなってきた。
とかね。どうでもいいとは想うのも本当なんですよ。
某所にてされた他己紹介を暇に任せてぼんやりと検討。 キーワードは『鋭利』『スピード』『感覚』『思考』『毒』といった所。 果たして意図的に恣意的に正反対の何者かを装おうことは可能だろうか。 こうなったら敢て完璧に無意味なひとり遊びでもしてみようかと想う。
|