「隙 間」

2002年08月14日(水) 旅行記その一

 お盆休みも終わってしまったね。今年は奈良に行ってきた!
 学生時代の修学旅行とかで皆が行く定番のひとつのはずなのに、一度も行ったことがなかった・・・
 奈良だけでない。京都もそうだった!コツコツと京都の方は訪れ続け、そろそろ奈良でしょ!と、いざ未知の大和路へと足を踏み入れた・・・

「燈花会(とうかえ)」というイベント(?)の、丁度最終日に奈良を訪ねた。それは何かというと、春日大社・東大寺等の四ヶ所で、庭園・池・参道をロウソク等でライトアップするイベントだ。お盆の送り火を幻想的に、盛大にやってしまおう、というもの・・・かな?

 文化遺産・世界遺産の、木造建築物だというのに、ホントのロウソクを灯したアンドンを、それこそ何千何万個と並べたてる!しかも、アンドンといっても、プラスチックのでかいカップ!よく、消防がこんな企画を許可したもんだ・・・

 実際、アンドンそのものに火が付いて、メラメラ燃えていたモノもあった(苦笑)
で、ひと休みして別の会場に移ろうと腰をあげたとたん!

「あら、今日やらないんですか?」
「は?何が・・・ですか?」

 オバチャンが、引き止めてきた。しばし、見つめ合う(苦笑)

「あと10分くらいで大文字焼きが始まる思たんですけど・・・。ここからは見えないんやろか?ちょっと聞いてみるから、まっとってくださいね!」

 親切なオバチャンはひとしきり訊ねまわると、

「見えるかわからんけど、やるのはたしかみたいですよ!もうちょっと座って待ってみたら?」

 そういうと、つと人混みの中へと去っていった。オバチャンは見ないでいいんだろうか・・・?

 まあそれはさておき、思わぬ情報をもらった!
 あと10分で立ち去ってしまうところだったのを、オバチャン!止めてくれて、ありがとう!(苦笑)

 おかげ様でちらっとだけど、見れた!「大」の字の「払い」の部分が!(笑)
 全体を眺めるには、よほどいい場所を早くから確保しないとだめだね、まして偶然居合わせた場所からなんて、そううまくいくはずがない!

 でも、綺麗だった〜!炎の灯りって、幻想的で見入っちゃうね・・・

 旅先での小さな出会い(?)がもたらした幻想の世界。
 幸先がいいね!明日は法隆寺に行く予定。念願の「夢殿」だ!

 しまった!柿が無い!鐘が鳴らないじゃないか・・・(苦笑)



2002年08月10日(土) 休日の昼下がり?

今日、キリストを信仰していると自称する韓国人留学生二人の男性にナンパされた(苦笑)
近くの教会で集会があるから、来てみないか?とのお誘いだった。

・・・勧誘!?

日頃そういった輩にモノ申したいと思っていたので、頭の中で「カーン!」と、ゴングが鳴り響くのが聞こえた!(苦笑)

(以下ダイジェスト)

(韓国留学生、以下韓)「あなたは、聖書、読んだことありますか?」
(自分、以下自)   「かじる程度なら・・・」

(うん、嘘はついてない。本屋で立ち読みくらいはしたしね)

(韓)「私、聖書読んで、変わった!悩みや辛い事、みんな書いてある。神様の御言葉に、全部あるね?神様ホントにいるのよ!」
(自)「そりゃあ、いるだろうね」
(韓)「人間の事、最初に創ったから、全部わかってるの」
(自)「そうだろうね〜」
(韓)「あなた、信じてるもの、ありますか?」
(自)「ひとつ、って事はないけど、一応、仏教徒だと思ってるよ」

(うん、この間葬儀もあったし、仏壇もあるし、これも嘘じゃない)

(韓)「ひとつを信じる、いいこと。キリストを信じる、大変救われる」
(自)「ひとつを信じるのは善いことだね。でも、ひとつしか信じられないのは、寂しいことだよ」
(韓)「?」

(自)「キリスト教もいい。仏教もいい。儒教、道教、神道、色々勉強したいね」
(韓)「でも、キリストひとつ信じて殉教する、素晴らしい!」
(自)「殉教が素晴らしいっ!?」

(何かが切れた!苦笑)

(自)「へえ、人間をわかってる。その神は、自分の為に死ね、と言ってるんだ!それが素晴らしい、て言うんだ!ほほぉ〜、変だねぇ!」
(韓)「死んだらどこへ行くか、不安ないの?あなた」
(自)「“生は死の始まりであり、死は生の始まりである、ただ肉体という殻が無くなるだけで魂は不変である。何故、死を恐れることがあろう”、荘子の言葉だけど、わかる?」

(しまった、韓国は儒家国家だった!)

(韓)「世の中、皆、信じるものない。皆、自分のお金の為、名誉の為、勝手の為、家族の為ばかり!」

(あん?何言ってんだ、こいつ)

(自)「あなた、韓国の人だよね?家族の為って何がいけないの?大切な人、友達とか、大切なものとかの為、素晴らしい事じゃないの?」

(挙げ足とりだけど、結果オーライ)

(自)「あなたが今、キリストを信じていようが、自分の国のモノ、教えも大事にしようよ」

(韓国は儒家国家だったはずと思ったけど・・・。間違ってないよな?)

(韓)「この世は、神が創った」
(自)「だろーね。で神って誰?見たの?誰が?神って目に見えない抽象じゃないの?それを人が理解しやすいように、形としてのイメージを持たせてるんでしょ?色んな考え、信仰があるけど、突き詰めりゃ、唯一絶対のモノに行き着くと思うよ?」

(韓)「山頂はひとつで、道は沢山ある、て言うことね・・・?」
(自)「そう、だからたったひとつからの景色しか観ない、それはもったいないでしょ?色々から観たいし、ひとつだけでいいってんなら、それでもいいよ。でも私は違うね!」
(韓)「わかった。あなた、もう一度聖書読んでください。聖書わからない人と話、わかりあえない」

(最後の言葉、どこかで聞いた覚えが・・・苦笑)

(自)「機会があったら、いつかは読むよ。でも、あなたも私も、勉強不足だね!もっと説得力のある話が出来るようになってから、誰かに話すようにした方がいいよ、あなたも」

 苦笑いしながら、彼はすっと右手を差出し、日韓友好の契りを交わし去っていった・・・。潔い(?)後ろ姿だった・・・(苦笑)

 かくして、エセ多神教徒(?)と韓国代表キリスト教徒との交流会は、幕を閉じたのだった・・・

 ひとつこの場を借りて詫びなければいけない。言う必要ないのかもしれないが、彼とのやり取りのなかで、

(韓)「キリスト教がベストセラーです。何故でしょう、わかりますか?」
(自)「布教活動のおかげでしょ。植民地や十字軍の・・・。なんで、エルサレムでもめてんのさ?わかる?」

と、不勉強な知識のまま、勢いだけで発言してしまった。関係各者の方々に、深くお詫び申し上げます。
 更に、あまり公の場で触れるべき事では無いモノに触れている事に対しても、重ね重ね、お詫び申し上げます。

でも、ちょっと楽しめた時間だった・・・(苦笑)



2002年08月07日(水) 更新!

 いっやぁ〜、久しぶりだ(苦笑)

 月イチ更新じゃ、日記とは言わないね。一度手を付けなくなると、ここまで触ろうとしなくなるなんて・・・。うん、いい勉強になった!
 開き直りの前口上はけこまで(笑)

 色々あったねぇ。

 え?言わないと何があったかわからないって?何、今更聞く耳なんか持ち合わせていないってか?まあ、聞いてみるもんだ!つまらない話に金を取る気は、さらさら無いってえことさ。お代はいらねえよ!(苦笑)

 手始めはこの話。

 篠原美也子さんのライブに行かなくなって、とんと日が経った。忙しかったり、すったもんだがあったりした。
 とある日、ROOM493(篠原さんのサイト)から、ビッグ・ニュースが伝えられた!

 結婚、そして妊娠!
 これは、一緒に伝えられたわけじゃないけど、ホントに衝撃だった。
 充分魅力的な女性だったから、いつかは誰かと(?)とは覚悟をしていたけど、・・・別に自分がその「誰か」になろうなんて大それた妄想をしていたわけじゃあない。

 我が子をニュー・リリース!なんて予定日を発表するなんて、ホントの子供のことなんだか、新曲のことなんだか、最初はわからなかったね。粋なことをしてくれる!
 で、気が着くともうお盆が目の前!

 休みの予定は前もって計画しておこう、と前に反省していたはずなのに、後の祭り・・・

 駆け足でいくぞ、盆休み!短期集中、でも、癒しを忘れず!

 さて、どうなることやらお楽しみ!

 予約も何もしていない時点で、波瀾万丈は目に見えている?
 乞う、ご期待!


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