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| 2007年05月31日(木) | 《えみめくり》 |
夏にむかって《えみめくり》更新です。
めくり、ひさびさ、ですね。
四月、五月とまとめて更新されています。
撮影は大谷コーチ、コーディネイトは山崎さん、
今回おおものを送ったため
野外、すてきなところで撮影してくれてます、ぜひぜひごらんあれ。
よろしかったらご感想なども。
こちら劇団新人類人猿のＨＰからどうぞ。
紙のＰスペースhttp://www.amy.hi-ho.ne.jp/psfin/
| 2007年05月30日(水) | 今こそ五月�� |
ガラス屋さんがくるのを待っていた
テープで修繕していたけど
はらはら破片がこぼれてきた
どうして壊れたのか忘れてしまったくらい
前のことだ
ぶあついガラスがなかから育つように
こちらのほうにこぼれてくる
□
あかるい
草や花をみながら
とても遅いけれど
ゆるゆると距離だけは走った五月
草の匂いのなかで
街灯がひんやり灯るの
走りながらみていると
やたらしあわせになった
□
□
舟越保武氏のものを
ながめている
もうずっと
しろい石から彫りだされてゆく顔を
こんな顔になってみたいなあ、
なれないとわかっているから思う
ひとはどうしていつまでも無垢なるものに
憧れてしまうのだろうかな
□
ひろたさん(夫)は会社の旅行で
石垣島へ
空港で
夜勤明けの眠そうなひとに届け物
ひろたさんが飛ぶのをみるの
おもしろかった
□
あおむしロック
阿佐ヶ谷「よるのひるね」
貸本屋みたくすてきな空間
雪舟さんの言葉と音にふれる
ひととき
凝ってたところがほぐれてゆくような
本人は伏し目だけど
こちらの姿勢がよくなる
不思議なかんじ
(いろいろリフレインしてる、まだ)
□
夕刻
地下鉄で旅帰りの娘を待つ
つよい風が吹きこんで
雨の匂いをつれてきてははこびあげして
足元からゆびさきから
待っているひとたちの気配から
「ながい旅だった」と小６
それでも笑顔いっぱいで
(けごんのたきがよかった)
(しろいきりみたいなんだよ)
□
鉄路を思い描く
□
□
(佐々木信綱)
おこたり諫むる夏が来ぬ。
『夏が来ぬ』
□
では、また。
| 2007年05月29日(火) | 今こそ五月�� |
□
おんがくと日曜日
□
〈和夫百連符〉
ある日曜日
若草の塗料で看板をかいて待っている
団の先輩、和夫さんと仲間達の音楽会
ようやく到着してピアノにむかう夜勤明けのひと
『フィリオ・ペルドゥート』
フルート、オカリナ、リコーダー合奏など
調が変わると楽器が変わるハモニカ、
ケースのなかにたくさんのハモニカ、
『納涼』(滝廉太郎)のやわらかなテナー、高校生のお嬢さんの伴奏で『初恋』(越谷達之助)を歌うソプラノ母、など
みなさんの語り(MC)も素晴らしくすてきで
楽しかった
わたしは先輩たちからお呼びがかかり
女声四声でマドリガルを、イギリスのかろやかな牧歌・恋唄
『今こそ五月』『わたしのいとしいひとが微笑むと』
ひとりひとパート四人で歌う
先輩達みんなとてもうまくて
わたしひとりでハーモニーを乱していたような(汗)
でも、ドライブをつけたうつくしい声が 上から下から
重なってくると嬉しくなる
ピアノ連弾もたくさん聴いた
ラフマニノフのはげしい調べを
中学生の息子さんと母が弾く
「わたしがずっとピアノをおしえてたんですけど
部活で忙しくてやめちゃって、、今日はひさしぶりの連弾です」
ふたりの背中をみていた
自分の息子とピアノを弾く、ってどんなかんじなのかなあ、
肘とか腕のはこびがやはり似ている
□
日曜日のノミド
ななかいめ
いつもありがとうございます。
本番前 地上で風に吹かれるのがすき。
□
□□□□□□□□
とノートの一行に
ちいさくヒヒヒヒヒ・・・
とかき
ちいさい矢矢矢矢・・・・
をそえる
ママ・・・・
と続けて
疑
という文字まで
(ある子供の漢字練習帳面上)
動きがはやく
最初はなにをしているのか、わからなかった
「こっちのほうが憶えられる」ときっぱり
(ほんとう？)
(雨の日に飴がもらえる塾)
(こんげつはあんまり出番がなかったね)
(らいげつだね)
□□□
□
□
音楽祭にて
『初心のうた』(木島始作詞・信長貴富作曲)をうたう
混声合唱
舞台にたっていて ７０人の声や音がクリアなかんじ
ぴーん、となる
おわったあと指揮のナカムラ先生が
わたしたちだけに聞こえる声で
「ブラボゥ」
と
□
□
日曜の軍手
劇団時代から
こういうのとは離れられないなあ
と苦笑しつつ
平台を運ぶ
《震災ＥＸＰＯ》でそういえば
軍手パペットなるものをみたな
□
| 2007年05月28日(月) | 今こそ五月�� |
今朝
とてつもなく早く起きて
(目覚めてしまう)
修学旅行にゆく娘をみおくりました
そよそよと風がふいて
手をふると
五月もいってしまいますね
以下
五月のための覚え書き
□
350ageの鬼太郎は
燃料のちがう銀河鉄道で旅立つ
□
あまだれ、を弾くのか
あまだれ、のように
いっぽんゆびで
□
野毛山動物園
クジャクはあおーん、と鳴くのですか
(わたしはここの動物園の出している四季報がすき・ちなみに春号は)
「夜行獣舎で生活をしている、ヨザルのブラッド叔父さんと甥っ子のジョニー君の関係も複雑です。」
(先代からのかくしつがあるらしい)
□
遊園地
《恐怖の館》で泣きわめく子供
暗い水路をトロッコのようなもので渡ってゆく
カーディガンで目隠ししてだっこしていても泣きやまない
ひんやりしたスモークや光、おどろおどろしい声
とうとうわたしはラーラーラー♪と唄いだし
恐怖をやわらげようと試みるが
館を出ても涙目
「ママはあてにならない」
夕凪の橋をのひのびとしながら
渡る
□
映画『朱霊たち』を観た
観客はわたしとみしらぬ紳士のふたりきり
踊りの場面になるとそのひとは座席から身をのりだす
みしらぬ同士、ふたりとも、
いつまでもロビーの写真などをながめて帰る
□
「曇っているんじゃなくて、濁っている」
わたしからすれば
どうみてもうつくしいアイス・アッサムが
取り替えられてゆく
カウンターへもどるグラス
女主人が違いを説明している
とてもかわいた声
ここちいい
□
