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| 2007年04月29日(日) | 〈ノミドレトロ〉 |
４月２９日(日)17:30start18:00open
赤阪ノミド音楽会vol.7
千代田線赤坂駅より徒歩３分
丸の内線・銀座線赤坂見附駅より徒歩５分
赤阪〈橋の下〉
http://www.asahi-net.or.jp/~qq6t-ookb/
出演
ＫＯＯＭＯＯＮ(久米貴g,vo・吉田茂生g)
ひろたえみvo＋入間川正美cello
ＳＥＮ(千成郁子g,vo・吉田茂生g)
当日びっくりゲスト(琴)あり?
■あっというまに緑の季節ですね、ノミドライブ７回目。
連休のころでおいそがしいかな、ぽっかり時間があいたら
昭和の日、橋の下でおあいしましょう。
| 2007年04月11日(水) | 春ののど飴�� |
○
横浜日劇閉館
最終上映は無料『ﾆｭｰｼﾈﾏﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ』
どやとやと近所のおじちゃんおばちゃんや
遠方からきた若者達など
ぎっしりとふるい場内を
うめつくす
私とひろたさんはうしろのほうで立ち見、
ふたりの子供達は足元で座りこんで
「まだ？、まだ？」
はじめて少年があらわれた
あの子のくるくるした瞳が
スクリーンのなかから
こちらをみている
○
春の綿雲
屋上から
てまねきしているのか
さよならしているのか
わからないよ
○
○
蓄音機館に春キタリ
金沢蓄音機館(過去の夏日記)が新職場、と、
友人から
○
校庭
桜ポスター表彰式
おじさん達のながい挨拶の間
待たされすぎたのか
賞品を手にしたとたん列からだだっと飛び出し、走り出す
こども
○
○
| 2007年04月09日(月) | 春ののど飴�� |
巻き舌と口笛は春休みの課題
「イタリア人になれるよ」
○
硬貨を
セロハンテープで貼りつけてある
どんな思い出の とおい
ヒルトンホテルの春
一年間の役目を終える頃
わたしという集金係に
あえないそのひとはひとづてに
二百円と、慰労のみじかい文面、
ホテルの便箋と封筒が
しろい
その空白と百円玉ふたつ、やわらかな文字のバランスが
とても清潔で色っぽい
○
すべてが殺戮される
ことに神はいないと思うか
けれども自分が生かされる
ということにおいて
神はいると思うか
ルワンダのあるひとつの《記録》について
指揮者がすこしはなしたあと練習は終了
○
とてもながいあいだ
考えている
資料を読んでは
考えるだけ
の日々
○
ある休日
高円寺純情商店街へ
ウクレレライヴを娘とふたりで
ところがおおいなるカン違いで日にちを間違えていたことに
会場についてから
気づく
「ママ、今日じゃなかったの？よかった、ここじゃないと言われるのかと思った」
○
○
| 2007年04月06日(金) | 春ののど飴�� |
春休みはとてもいそがしく過ぎてゆきました、
以下おぼえがき・・・
○
ノミドライブ、ありがとうございました。
なんとこのシリーズ皆勤のお客様がいるのですね。
遠方より
採りたての土筆をもってきてくれた方ありがとう。
次回は昭和の日、ノミドvol.７、いまスタッフに不評なチラシ
(ちいさすぎ、なくしそう、)をちまちま作成中。
○
ヒコバエ ひこばえす、ひこばえて、
樹木の切り株や根本から新芽が生える
知人がおおきくガンを切って よく手紙をかいて送っていたら
とつぜん娘の同級生が亡くなりお通夜に参列したり
する おもいもかけない八歳の棺
○
塾は春特で大忙し、採点がいつまでも終わらず
くらくらする
肩が凝り、眼が痛く、本が一度にたくさん読めなくなった
ご飯つくるスピードがやたらはやくなってしまうし
国語の問題で『100万回生きた猫』(佐野洋子)が出題されている
ア100万回生きたこと
イ100回万回しんだこと
ウ100回万回言ったこと
ねこは 自分に見むきもしないねこに なにを じまんしましたか。１つえらび○をつけましょう。
○
県民ホール三階席
ベンジャミン・ブリテン『戦争レクイエム』を鑑賞
四百人の合唱団のなかから一人を捜しながらみるのは
途中であきらめる
とても重苦しい、けれど興味ふかく聴いていた
音をひとつひとつ
しっかりと置いてゆくような
(しかし、あの映像は・・なんかなあ)
○
ジャズ喫茶〈映画館〉
〜朧夜に舌の長さをくらべあふ〜
朗読会・伊津野重美さん・村井康司氏
俳句と短歌と詩とジャズと楽隊
息の楽器がおおいせいか
春の風が吹いてくるような
とても面白く刺激的な二時間、はじめてその言葉たちとであうような
スリルに満ちた瞬間がたくさんあった
後日
印象にのこった楽曲の原曲をきいてみているのだけれど
まったく風合いが違っていてビックリ
またも楽しんでしまう
○
チョコバナの日
お花見の屋台でチョコバナナを待つ子供
「チョコを溶かすから、あと１時間はかかるよ」と言われている
○
日本家屋のどでかい本棚に文字をたのまれる
色がうまくのらなくて でも
とても可笑しい一日
ふるい本をひらいてすべての頁を汚したくなる
○
新学期
最上級生のユイ
「頼られキャラはいやだ」
○
○
| 2007年04月02日(月) | これまでのおはなしたちについて |
桜の花びらを頭にのせたまま
文庫本を読む男の
うつむいたままの
からだをはこぶ電車があることの
しあわせたち
