しゃぼん暮らし
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2006年11月30日(木) 閑話(3)



たのまれ仕事でお習字の一日

そのかんをぬって年賀状づくり

猪、亥、山鯨、亥の春

気がつくとevenevenevnevn・・・・・・・・・・・・・・

evenを連ねてかいていて止まらない


2006年11月29日(水) 閑話(2)


日刊現代の『寺山修司・人生万才』の懸賞に当たり
吉田光彦氏イラストのオリジナルシャツが送られてきた


2006年11月27日(月) 閑話(1)



眼鏡をかけたときのメイク方法を教えてください(大阪府・30代女性)


2006年11月24日(金) たどれ ゆめじ

音譜がまだあたまのなかで踊る数日

そとのおとがじゃまになる


オーケストラと

その舞台はなにもかも初めてで



昔、

こどもたちが赤ちゃんだった頃

遠くの花見台の公園のなかのおおきなホールに
バスに乗ってでかけたことがあった

ホールの練習風景をりんせつした小部屋で見学できる窓があった

窓からきらきらした金管が鳴るのを眺めた


あれはもう思い出みたいになっていた
まだ乳飲み子のしめっぽいこどもたちと私



何度かめのオケあわせの練習のとき



稽古場のホールに窓があった


ひかりを目のなかに映しながら


指揮者のひとみを 指をみつめた



2006年11月23日(木) 演奏会のお知らせ




■上大岡混声合唱団創立50周年記念演奏会 

2006.11.23(木・祝)

        16:30開場17:00開演

   神奈川県立音楽堂・全席自由1000円


Requiem
    (Mozart)

季節へのまなざし
(伊藤海彦・荻久保和明)

         指揮・中村皇
         ピアノ・押川涼子    
         
         管弦楽・古典アンサンブル 


合唱団HP http://www.geocities.jp/kami_kon/           


2006年11月13日(月) ふゆのいりぐち

手紙を書いている

喫茶店


レジのところにきた帰りがけの若者
顔見知りをみつけたのかむこうの席の紳士と挨拶
目をしたにしているわたしの頭上を
いくつもの声が飛び交う

さむくなったねぇ、あったかそうなのきてるじゃないか、うん、もこもこ、このした、ももひきはいてるんだ、あったかいよお、じゃあ、またあ、おお、またなあ、、





2006年11月07日(火) 羽の遊具


静かに過ごす数日


風がつよくて体育のじかん
棒高は中止になったらしい

仕事場では
〈すきなうどんランキング〉をしていた



2006年11月04日(土) 検体187058



夜の貧血


駅の階段で意識がとおのいて救急車に乗せられて
しまう


こんなことははじめてで

自分でじぶんに驚いた


駅の階段にからだをのばしてあずけたときに
通りすがりの紳士が「これを枕に」とご自身の鞄をさしだして
わたしのぐったりした頭を支えてくれる

駅員さんを呼んでくれた



しばらく記憶なし


「こんなにあおいかおになるんだ」と
ちかくで誰かがかんしんしているのが

聞こえた


気がついて「帰ります」と言ってみたのだが

もうすでに救急車が到着していて
マスク胡麻塩頭の救急隊員さんの説得力にまけて

搬送される


切符も出さないで改札を通る

駅の天井をただ横たわって見ながら
すばやく運ばれる


点滴




帰り道、夜のタクシーに姉妹は興奮気味だった



2006年11月03日(金) ガーデンプレイス


礼服のひと、寝癖なし



最近ひろたさん(夫)の周囲は結婚式ラッシュ、休日ごとにご祝儀袋に名前をかいて送り出す

休日ごとに乾杯の音頭をとったり
祝辞とか他カップルのエピソードをひとまえで話している彼の姿が

まったく想像できない


「きょうはどんなことをはなすの?」

「・・・しょ」

「なに?」

「・・しょしん、について」




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