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| 2005年10月31日(月) | 素案 |
「過呼吸になってるよ」と
おしえてくれるひとがいる
昔は息が出来ないことがあんなに苦しかったのに
お味噌汁をつくって
お餅を焼いて
お椀のなかに
落とすのが楽しいのだ
ちいさい箸でしんみょうに
最近のこどもたちの朝食
わたしの姉妹がふうふういいながら
食べている
ふゆがくるなあ
| 2005年10月30日(日) | 『カーテン』 |
鬼子母神
路地から路地
境内が薄闇につつまれるのをみてる
開場まで
劇団唐組『カーテン』の楽日(『電子城�供戮硫�訂版)
二時間四十五分、ながかったけど面白かった
先日の紙ピアノ朗読会での踊る（暴れる？）きっかけの音楽が
劇中何度も使われていて可笑しかった
帰りに顔見知りの写真家さんに会う
とてもひさしぶり
草臥れた様子で
近くまでおくってあげたくなるが
まるで反対方向で時間も遅いので
あきらめた
ともあれ
いい日曜日だったな
と
帰りの電車で
ファンシーケースから出てきたな
と
小花模様のそれのチャックがすうっとひらいて稲荷君（役者さん）
が顔を出すのが舞台のはじまりだった
そこからはじまったな、と
思っていた
| 2005年10月29日(土) | とびいりステップ |
中庭でダンスを終えた少女のようなひと
あしさきでひきずってる紙
幾重にもからまるながい切り絵のような紙の屑
をうしろから追いかけるように
紙をぴょんぴょんと跳びながら
走ってゆく
戯れているのだ
ちいさい雨がふっている
「ママー、はずかしからやめてー」
と姉妹が追ってくる
受信だけしてる電話ボックスのまわりで
横浜トリエンナーレ
二回目のきょう、ひろたさん(夫)に
フリーパスを買ってもらってほくほく
埠頭
倉庫
小屋小屋小屋
足場足場
鉄筋
闇闇闇
サーカス
今度はじぶんの作品をこっそり貼っつけにこよう
(嘘です、んなことしません)
| 2005年10月27日(木) | なまえに海あるひと［１］ |
探索
伊藤海彦
という名前が
書庫の扉をひらく正午
『旋律と風景』『季節の濃淡』『夢の汀』『走る歌・江ノ電』
等々
海彦一覧
をこれからくずしてゆく予定
このひとのゆったりした語りとともに過ごす
来年の学校新聞の特集のひとつに
校歌特集をする
作詞者であるこのひとのことを調べていたら
運命的にめぐりあうことってある
本にも
わがむすめたちの歌っている校歌
校歌
って歌の出会い方としてはきみょうだ、と思う
この小学校ができてから
１０年間、校歌がなかったのは
なぜだ
ふるすぎて正確な資料がない
おずおず校長室を訪ねると
現存するのはいろいろな不思議な楽譜たち
(このシリーズ続きます)
| 2005年10月26日(水) | ふよみ |
「移動ドは苦手できがくるいそう」
(わたしもだよ)
とこころで言う
楽譜に小節数などをかきこんでゆく
じぶんのパートにマーカーをひく
オーケストラ譜の番号もかきいれてゆく
(わたしにとってははじめてのオケつき合唱)
モーツアルトの手紙を
これからどんどん汚してゆくのだ
これから出会ってゆくたくさんの音たち
『k.626 ＲＥＱＵＩＥＭ』
一年間レクイエムを歌い続ける
| 2005年10月25日(火) | 「肉で歌え！」 |
ヴォイトレ
ゴノカミ先生の楽器的身体パーツにみとれつつ
すすむ
オブリガード
「小さい魚が身体の中心を泳いでいるように」
「深くうすく」
午後からバイトの面接
こんなにいい声が出るからだいじょうぶ
と自信満々でのぞむ
誤算だ
| 2005年10月24日(月) | 惚れなおし熱 |
微熱が続いている
これは惚れなおし熱
と決めています
夏から秋まで
なんとなくイベントが続いていて
ニッキおやすみがちでした
ときどきみにきてくださってたかた
ありがたう
のんびり再開
晩秋ではないか
| 2005年10月22日(土) | 朗読会のお知らせ |
「紙ピアノの鳴る夕べーpieces of voicesー」
朗読 伊津野重美
ゲスト 飯田有子・佐藤りえ・田中槐
東直子・広田栄美・穂村弘
日時 １０月２２日(土) 開場16:30 開演17:00
会場 LAPIN ET HALOT(ラパン・エ・アロ) 03-5469-2570
表参道
料金 前売り2300円 当日2500円
ご予約・お問い合わせ officePigeonblood@hotmail.co.jp
主催 pigeonblood
協力 荻原裕幸
■この秋、伊津野重美さんの歌集『紙ピアノ』の発刊にあわせて企画された
過去の朗読コラボ作品を中心とした朗読会です。
すごいメンバーにまざらせてもらって恐縮ですが
ひろたもちょこっと出ます。
あるときはあやしい黒子、舞台監督、あるときは笛の係、
ペインティング係、そして観客、と
いつのさんのいろんな企画に参加してきましたが
朗読は久しぶりです。
御来場お待ちしています。
| 2005年10月03日(月) | グレイス・イン |
帰巣曲
秋
△
広報委員会号外プロジェクト・モクロミン
ナビキャラ試作中
質問会で「タブー」を
「タヴゥ、」と
ゆっくり言う
発音しながら相手のひとみを見る
△
レイさいきんおもちゃの刀をふりまわしている
「なんていう名前?」
「?」
「めいとう・まさむね、とか刀にも名前があるんだよ」
「ふうん」
「レイちゃんの刀の 名前はなに?」
「・・・ぼろばかる」
△
「黒板にメニュウのあるのはいい店」ｂｙ大谷コーチ
某店の巨大お品書きを作成中、金文字と銀文字(う、ひゃ)
△
宇宙遊泳
ユイが手をふっていた、秋の空
△
競争
ロミオッーと叫んでわたしたちは出会い(アベック競争)
背中の子がくるみあんパンを食らい(親子競争)
ダウン症のひととビール瓶を足でたてながら(瓶おこし競争)
走る
△
モーツアルト
音楽堂がひとであふれかえる
わたしは数日、貧血がひどくて
練習中になんども気が遠くなって迷惑をかけてしまった
なんたるふかく、不覚中の不覚(！)
本番は耳鳴りしたけれどのりきる
それにしても団の先輩達の底力・・・
すごいモーツアルトにくわわらせてもらった
△
横浜トリエンナーレはじまる
『アート・サーカス』
いつゆこうかな きっと何度もゆく
いっしょにゆこうよ
△
「野バラ、あと、野バラ、」
花屋の店先で携帯ではなしているひと
あとお花がどれくらい要るの
△
ペレニアル
多年草植物
カレンダーめくって笑いあう
△
ひょっこりひょうたん島
ホールづいている
ひょうたん島にこんなに苦戦するとは・・・
明日、もう明日・・・
みなとみらいの大ホール、こっちはママさんコーラス
〈かながわ童謡フェスティバル〉ゲスト安田祥子さん
の前座(ほか、『蘇州夜曲』も唄う)
転調がおおくテンポがはやく音がとりにくく
気がつくと『ひょっこり漂流島』に・・・
アルトは五人しかいなくて「とびこみがいい」とほめられ？
ている
△
△
