Leonna's Anahori Journal
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2006年10月30日(月) 秋の虫

 
携帯電話を二台持つようになったことは以前にも書いた通り。
で、二台目(仕事用)は付いてるカメラの画素数が、以前から持ってる携帯の3倍以上ある。これを活用しないってほうはないだろう。

そんなことを思っていた折りも折り、出マシタ、夜のダイニングキッチンに、壁を這い上がる巨大カマキリ。秋になっても、虫虫大行進だ。
 
 


 
 
このキッチンの白いタイルは一辺9.5センチの正方形。いかに大きなカマキリであるかがおわかりいただけるかと思う。
こういう事態になると、もう、写さずにはおられぬ性分のチマリス、さっそくダイニングの椅子の上へ立ち上がって新携帯片手に迫ります。
さらに近くで写そうと、左手に持った折込み広告の上へカマキリを誘導するチマリス。ただならぬ気配に歩みを止め、ぐるりと首を回し、ガンを飛ばしてけん制する大カマキリ。






…するとそのとき、大カマキリの三角形の頭と正面から対峙したその瞬間に、手にした携帯が、ブルブルブルッときました。
驚愕のあまり携帯を放り投げそうになるチマリス。携帯ばかりか自分自身が椅子から転げ落ちそうに。同僚のTちゃん、またなんという絶妙のタイミングで業務連絡メール送ってくれるんだ…

このあとカマキリには、気の毒ですが、晩秋の寒空の下へ出ていただきました。しかし、あんな大きな虫が一体いつどこから進入したんだか。
それにつけても携帯で写真撮る時には着信に気をつけないと。特に大きな昆虫に肉薄しているときは、要注意だ。
 
 
 
 


2006年10月29日(日) オイスターバー

 
きのう。

生ガキが食べたい、生ガキが食べたい、あー生ガキが食べたいー、と、ずっと言い続けていた友人と一緒に都内某所のオイスターバーへ行く。

世界各地の生ガキが食べられるということで、ブロン(フランス種。でも産地はアメリカだった)だの、タスマニアのブラック・パールだの、あれこれ食べてみた。
 
 
 

 
 
 
外国の牡蠣はトロッと濃厚な味で、木苺のソースなんかかけて食べると旨い。
でもやっぱりこの季節、美味しいのは日本の牡蠣だねえ。三陸とか、北海道のやつ。外国の牡蠣は、その土地へ行って食べるのが当然のことながら一番美味しいのではないだろうか…

てなことを思いつつ、話しつつ、少し食べ過ぎてしまったようなのだ。牡蠣を。で、お勘定、二人で1万2千円も払ったん(泣)。
その土地へ行って食べれば、美味しいだけじゃなくてリーズナブルだったよねぇ、きっと…

ちょっとやりすぎちゃったね、と反省はしたが、それでもまだ小腹が空いているのが嘆かわしい(だってカキなんて、いっくら食べても満腹感には至らないじゃない?)。結局、帰ってから、うどん作って食べました(大泣)。
 
 
 




↑つわももどもが夢のあと、ですか…。ま、いっか、一回くらいならこういうのも。

 
 
 
 


2006年10月10日(火) 二台持ち

会社内の人間5人の共有メールがジャンジャンドカドカとわが携帯アドレスへ入ってくる。これではたまーに入ってくる友人の、たまゆえに大切なメールが埋もれてしまう。参ったなとおもっているところへボスからとどめの一言、「あっそうだ、こんどからお前さんの名刺にも携帯番号載せといてよ」、だそうだ。ビャー。

それが一週間ほど前のことで、気の小さい私は悩みに悩んだ。そしてその数日後、やっとの思いでボスのところへ行って切り出した。「あ、あのあのあのあのーーー、仕事用にもう一台別の携帯持つっていうのはダメですか」。

するとマイボス応えて曰く「あっ、その方がいい?…ん、だよな!なら、そうして。すぐ行っておいでよ、ドコモ」、ですと。なんだよなんだよなんなんだよー、悶々と過ごしたあの数日間は一体何だったの。
 
 
そんなわけで、ケータイという文明の利器を手にしてからやっと一年半、いまだにこの“新世紀の飛び道具”にうまくなじむことの出来ない私ですが、なじめないままに二台目を購入、二台持ちのオンナとなったのであります。
 
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ところが。携帯電話屋さんというのが、これまた馴染めない場所なんだな、私にとっては。挙動不審の借り猫状態になってしまう。
それで、もう一台持つなら今度は黒っぽいのがいいなとか、軽くて小さくて使い易いのがいいなとか漠然と思ってはいたのだけれど、気がつくとただ黒っぽいだけでどうしてソレにしたのか本人にもよくわからない、地味で無骨なケータイを持ち帰ってしまっていたのです。

しかも、ボタンを押すとワンタッチでパカッと開くんだよコレが。でもって手が小さいから、開いた瞬間、慣れなくて取り落とす(!)
おいおい大丈夫なのかよ。仕事用のケータイ、開けただけで落っことすって…
 
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気をとりなおして、地味なケータイを少しは愛せるようにお色直してあげることにしました。おきている問題に対してとっている行動が違っているような気もするけど、ま、いいじゃん。気にしない、気にしない。アタシはいつだってカタチから入るの。

かなり以前、姪っ子の携帯電話が光る石でビッカビカにデコレーションしてあるのをみて内心、興味津々だった私。真似事でもいいから何かちょっと貼り付けてみたい…そんな思いを抱きつつ、昼休み、K子嬢のデスクへ行って「携帯電話に貼るきれいなシールを入手するにはどこへ行けばよかとですか?」と訊いてみた。

すると。「あー、シール?あるよー。よかったら使うー?これとこれと、これもいいわ、使っても」って、出てくるわ出てくるわ、机の引き出しからピカピカ光る小さなシールの束。一体どうなってるんだろう、きょうびの勤め人(女子)の机の中は…

もちろん姪がつけてたようなゴリゴリした四角いダイヤモンドみたいなのは無かったけれど、「素晴らしすぎますよ、充分です」とお礼を言い、はやる心を抑えつつ、マイケータイを初デコレーションしてみた。その結果がコレ。↓
 
 
 
 

 
 
 
 
…じきに飽きて、もう全部剥がしちゃいましたけど。でも、ちょっと可愛いかったな、水玉携帯。

いまは革製銀色のロングストラップだけです。パカッと開けても一応落とさなくなりましたし。ええ、勿論、毎日まじめに仕事してます。






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