わんぱくルンバの冒険日記

2003年10月28日(火) オムツはいつ外れるか?(39)

 20日にお産のために入院するまで、ルンバはなるべく昼間パンツで過ごさせていた。「おむつバイバイ」が気に入っていた彼は、次は何の動物が出てくるかなというのを楽しみに、結構成功率が上がっていたのだ。

 でも入院中、ルンバの面倒を見てくれるのは父。母は仕事をしているため、夜しかいない。父ではトイレの世話まではおぼつかないので、その間はオムツで過ごさせることに。後戻りしてしまうんじゃないかなとイヤーな予感がしていたのだ。

 退院してきてから、またルンバにパンツをはかせるようにしたが、やっぱり失敗が多い。昨日も最初2回はおもらし。夕方になってやっとトイレを思い出しのか、夕方2回成功してホッとした。

 それも束の間、今日はまた失敗続きだ。おもらしの後始末をしながら悲しくなって、
「ママ、ルンバくんが大好きなの。だからトイレがんばってね。ルンバくんがおもらしすると、ママ悲しいんだ」
とルンバを抱きしめた。

 するとその次から、ルンバがトイレに走るではないか! 私の気持ちを察してくれたのだろうか? がんばれ!

 夜はルンバがパンツをはいたまま、私もつい一緒に寝てしまった。ハッと気付いて確認すると、すでにおもらしした後。ずいぶん大量なのに、ちっとも起きやしない。ちょっとは気づけよ〜。夜のおしっこは相変わらず大量で、昼間のトイレトレよりさらに遠い道のりなのである。



2003年10月14日(火) 多かったり少なかったり

 このごろルンバが謎の言葉を発していた。
 「かがむし」である。

 なにかの虫だということだけは確かなのだが、一体何を指しているのか、見当がつかなかった。それが、ふとした拍子にひらめいてしまった。

 「蚊」だったのだ。

 実家は草木の茂った庭があるせいか、蚊が多い。こんなに涼しくなったというのに、ひとたび庭に出ると、ブンブンと周囲を飛び交い始める。耳元でブーン…というイヤな音を聞くたびに、ルンバは
 「かががいる」
 「かがむしがいる!」
 と騒いでいたのだった。

 周囲の大人が「蚊がいる」と言っているのを聞き、「かが」までが虫の名前だと思ってしまったのだろう。さらに「むし」を付け加えて、オリジナルの言葉にしてしまった。そういえば最近、「クモ」のことを「クモむし」とか言っているしなあ。言葉がかなりしっかりしてきた一方で、まだまだ解読不能のオリジナル語を生産してしまうお年頃なんだなあ。

 先日、近所を散歩していたら、ルンバが
 「き がある!」
 「あ、あっちにも き!」
 と叫んだ。指差していたのは「木」。てっきり木のことを言っているのだと思っていたら、なんだか話が食い違う。…彼が指差していたのは、「柿」だったのだ。なぜか「か」が抜け落ちてしまい、「き」だけになってしまったらしい。まったくもう、多かったり、少なかったり。3歳児の言葉は、まだまだ難しい。



2003年10月12日(日) 舞台俳優も真っ青

 このごろルンバが可愛らしいことを言う。
 食事の時、「これ、だれが作ったの?」と質問してくるので「ママだよ」とか「おばあちゃんだよ」と答えると、
 「作ってくれてありがとうね、ママ」
 「作ってくれてありがとうね、おばあちゃん」
 と言うのである。

 感情表現も舞台俳優ばりに大げさで、食卓に運ばれてきた料理を見ては
「うわあ〜、おいしそう〜〜!」
 とものすごく感情を込めて、とびきり可愛く言ってみたり、今日なんてお客さんが来ることを伝えると、
「えー、本当?! すてきぃ!!」
 と叫んでいた。両手はグーで、口元に添えたブリッコポーズである。素敵なんて言葉、どこで覚えてきたんだ。

 おかげですっかり「ルンバは調子がいいんだから」と言われている彼なのであった。


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