わんぱくルンバの冒険日記

2003年06月30日(月) 初呼び出し

 ルンバが保育園に入ったのは昨年9月。
 保育園では子どもが発熱すると、親にお迎えコールをすることになっている。入園したばかりのころは、いつ電話がかかってくるかとビクビクして過ごしたものだった。1歳クラスの時は、それまでほとんど病気をしなかったルンバも、1カ月に1度は熱を出して保育園をお休みしていた。けれど、お迎えコールがかかってきたことは、ただの一度もなかった。最近ではだいぶ強くなってきたのか、4月半ばに風邪で休んで以来、病欠をしていなかった。

 ところが今日、初めてお迎えコールがかかってきたのである。

 時刻は午後3時、お昼寝が終わった頃のことだった。
 家にかかってきた電話に出ると、担任の先生。昼寝から起きたルンバの顔が赤いので熱を計ったところ、38.2度あるという。4時半までに迎えに行く約束をして電話を切った。

 今朝は元気だったし、熱もなかった。保育園でも、なんとなくダラダラしてはいたものの、普通に遊んでいたそうだ。ただ、昼食はあまり食べなかったらしい。

 実は昨日、「こどもの国」というところに家族で遊びに行った。
 とても広い公園で、ルンバはいろいろな大きさの滑り台や遊具に夢中になって何度も繰り返し楽しみ、公園中をたくさん歩いた。最後に「せせらぎ」で大好きな水遊びを堪能し、真夏日のなか、とにかくたくさん遊んだのだった。だから、疲れが出てしまったのかもしれない。
 迎えに行くと、ルンバの姿が見当たらない。一人の先生に、
「いま事務室にいますよ」
 と声をかけられる。見ると、先生に抱かれたルンバが事務室から出てくるところだった。

「いま外に出るって言い出したんですけど、熱があるから中にいなさいって言って、事務室に連れていっていたんですよ」
 と先生。現在の熱は38.5度、少し上昇。確かに顔も赤いし、体も熱い。でも機嫌はいいし、元気だ。鼻水や咳のような風邪の症状も特に見られない。やっぱり疲れが出たのだろうか。

 この晩、ルンバは夕食もろくに食べずに、8時過ぎには
「ルンバくん、ねむいの」
 と言い出して、私の膝でコトンと寝てしまった。夜中に起きるかと思ったけれど、朝6時半まで爆睡。

 翌朝(7月1日)目覚めると、ケロリとした顔で、豆乳やらアセロラ玄米黒酢ドリンクやらを飲み干し、ミニクロワッサンを1個食べた。少し間を置いて熱を計ると、もう平熱だ。大事を取って保育園は休んだが、昼食にはうどんを平らげ、元気に過ごした。ただし昼寝は4時間。回復した様子を見ると、やっぱり週末の疲れが出たということらしい。今回は土曜日が雨で日曜日が晴れだったので仕方なかったのだが、週末の遊び、ハードなものはなるべく土曜日にしたほうがいいなというのが、今さらながらの今回の教訓だった。



2003年06月27日(金) 今年初プール!

 朝起きて、嬉しくなった。なんていいお天気! 絶好のプール日和である。

 登園すると、先生たちがプールの支度をしていた。園庭にはもともと小さなプールが設けられているのだが、その周囲にもビニールプールが何個か置かれている。どうやら、小さい子たちはビニールプールで遊ぶらしい。

 プールを見つけたルンバは、早速そばに寄って手を入れ、ちゃぷちゃぷと遊んでいた。トイレに行って、お着替えしないと入れないんだよと言い聞かせると、素直に教室に戻る。そして私は保育園を後にした。

 さて、初プールはどうだったかというと。
 入る前に先生方がいろいろな約束事を話すと、ルンバはじーっとよく見、よく聞いていたそう。水に入ると、それはもう大喜びで、キャッキャッとはしゃいでいたそうだ。ところが。

「はい、今日はもう終わりだよ。お片づけだよ〜」
 と先生から声がかかった途端、
「イヤ!!!!」
 が始まり、大泣き。なだめすかしても、なかなか上がろうとしない。

 やっとのことでプールから上がって、ごはんまでたどりつくと、ケロッとして、
「ルンバくん、ないちゃったの〜」
 なんて言っていたそうだ。

 先生からは「いやあ、まいりました」とのお言葉。
 すみません…。プール大好き息子なもので。でも、初プールはとっても楽しめたようで、良かった、良かった。



2003年06月26日(木) 歩かない?

 保育園で避難訓練があり、近くの中学校まで行ったそうだ。2歳児は先生たちが分担して手を引き、連れていったらしいのだが、どうもルンバ、今日は歩く気分じゃなかったらしい。年齢のせいもあるだろうけれど、気分屋なところがあるルンバは、気持ちが乗らないと、ひたすら脱力で、ちっとも歩こうとしないのだ。
 連絡帳には
「だるそうに歩いてひっぱられていました」
 と書かれていた。
 それを見た時は、あーあ、しょうがないな、くらいに思っていた。

 翌朝、登園すると、ちょうど保健の先生が教室にやってきたところだった。最初に話題になったのは、ルンバの虫刺されのあまりのひどさ。腕も足も顔も、とにかく、ありとあらゆるところが刺されて、ものすごい状態になっている。園でも気付いた時には虫よけやかゆみ止めを塗ってくれるそうだが、それでも防ぎきれない。しかもかいてしまうので、刺された周辺が湿疹みたいな状態になってしまうこともある。

 家でもまめに虫よけを塗るくらいしか防御のしようがないので、予防についてはそんな話だったのだけれど、
「かきこわしてしまうと、プールに入れないよ」
 と言われてギクリ。そうなのだ、それが一番気になっていたのだ。大好きなプールに入れなくてはかわいそうなので、私だってなんとかしてあげたい。しつこいくらいに虫よけをやるしかないのだろう。常々悩んでいたことなので、ここでまず、ちょっと気持ちが落ち込む。

 さらに。
 避難訓練の話になった。
 だるそうに歩こうとしないルンバの手を引いたのは、保健の先生だったらしいのだ。
「ルンバくん、とにかく歩かないですね。おうちでも自転車とかばかりじゃなくて、なるべく歩かせるようにしてください。もし公園などに行っても座ってジッとして遊ぶのが好きなら、行き帰りは歩いて行くとかしないと」
 と、「ダメですねえ」のニュアンスをひしひしと感じさせるような感じでまくし立てられた。

「公園に行ったら動き回ってますし、近所なら行き帰りは歩きです。歩かせてはいると思うんですが…」
 そう言っても、先生は、本当にそうか?という顔つきだ。
「避難訓練だから急がなきゃいけないし、一生懸命手を引っ張ったけど、とにかく歩かない。それに、よく転びますね。ほかの子に比べて弱いという感じがしますよ。もう少し気をつけてあげてください」
 そう言われて、結局は「すみませんでした」で締めくくらざるをえなくなった。

 帰途、私はものすごく落ち込んだ。一気にまくし立てられたことと、自分がいま妊娠していることから、確かに妊娠以前に比べベビーカーや自転車に頼る部分が増えてはいるという後ろめたさのためだった。

 でも、そんなに歩かせていないだろうか…?
 ルンバはそんなに歩かないだろうか…?

 確かに抱っこをねだってばかりの時もあるけれど、保育園からの帰り道、1時間以上かけて歩いて帰ったりしているじゃないか。公園に行けば隅から隅まで歩き回り、すべての遊具を征服しなきゃ気が済まない。お出かけした時だって、なんだかんだで結構歩いているはずだ。

 そして、ルンバはそんなによく転ぶだろうか…?

 いや、私と出かける時には、そんなに転ばない。そう考えて、そういえば「先生が手を引っ張って、急いで歩いていた」のだということを思い出した。ルンバがよく転んだのは、もしかすると、ダランとしたルンバにイライラした先生が、せかすように無理に引っ張ったからかもしれない。その場を見ていないから何とも言えないけれど、そんな気がした。

 1日経って、ようやく私も落ち着いた。もちろん、ルンバをなるべく歩かせるように気を配るようにしようとは思うけれど、そう気にすることでもないという結論に達した。悩んで損した気分になってきた。最近は育児のことで何か言われて落ち込むということがすっかり減っていたけれど、やっぱり気になることを言われれば、簡単に動揺するし、落ち込む。まだまだ未熟な自分を痛感した出来事だった。



2003年06月25日(水) プール開き

 今日は保育園のプール開きだった。
 と言っても、外はあいにくの雨。プールに入るのはおあずけで、プールでの約束事のお話を聞いたり、魚つりゲームをして遊んだらしい。ルンバはきっと「ざんねん!」と思っていたことだろう。

 というのも、昨晩、プールの用意をしていた時のこと。新調した水泳帽と水着をルンバに試着させたところ、ノリノリになってしまい、
「見て見て〜〜! ルンバくん、かっこいい?」
 と言いながら踊りだした。そうして、
「プール、たのしいの?」と聞くので
「すっごく楽しいよ」
 と答えると、プール道具とは別の、いつもお出かけする時に持っていくリュックをやおら背負い、玄関で靴をはいて、
「いってきまーす!」
 と一人で出かけようとする始末。
 こんな夜にそんなかっこで、どこに行くというのだ、ルンバ。

「今日はもうお外暗いから、プールはできないんだよ。明日、朝になったら、できるかもしれないよ。朝まで待とうね」
 と説得し、彼を納得させるのが、どんなに大変だったことか。

 明日はどうか晴れますように。



2003年06月24日(火) ひどい扱い

 今月初めに出産した従妹のお祝いと、里帰り先の病院での健診を兼ねて、半年ぶりに実家に帰ってきた。

 久々に見る新生児ちゃんは、とっても小さくて、可愛かった。ルンバにもこんな時期があっただなんて信じられない。ルンバは「あかちゃんだ」と興味津々な様子。
「○○ちゃんだよ」
 と名前を教えてあげると、
「ちがうよ、あかちゃんだよ!」
 と訂正されてしまった。

 実家では、猫のももたに会えて大喜び。以前のように見境なく追い掛け回すことがなくなったので、ルンバが来るといつも2階からおりてこなくなるももたも、今回は割と居間などで過ごすことが多かった。猫好きのルンバは、ももたが触らせてくれるのが嬉しくてたまらなかったらしく、
「ももちゃんに、いいこいいこしよっか」
 と何度も私を誘いに来て(一人でなでるのは怖いらしい)、ももたをなでては嬉しそうにしているのだった。
 そうして、
「ルンバくん、ももちゃん だーいすきなの!」
 と熱烈なラブコールをしていた。

 もう一人、今回の帰省でルンバに大好きと言われた人物がいた。それは現在高校1年生の、私の従弟。彼は子どもが大好きで、ルンバが生まれた時から、実家に行くたびに遊びに来てくれるのだった。
 今回も例にもれずわが家にやって来て、心ゆくまでルンバと遊んでくれた。ルンバはそれがとても嬉しかったらしく、
「ルンバくん、おにいちゃん だいすきなの!」
 と言って抱きついていたのであった。

 今回はさすがに、おじいちゃん、おばあちゃんのこともしっかりわかるようになり、「ねえねえ、おじいちゃん」「おばあちゃん」と話しかける。それなのに、ルンバへのインパクトが欠けるのか、いつまでもひどい扱いをされている人物が一人。私の弟、つまりルンバの叔父である。

 今回、実家には3泊4日した。弟は割と家にいて、私たちにつきあってくれた。ルンバとだって遊んでくれたんである。しかしルンバときたら、勤めから帰ってきた弟の顔を見るなり、彼を指差して毎日こう言うのだ。

「これ、なに?」

 名前を覚えていないだけでなく、「なに」呼ばわりである。まあ、「だれ」という言葉をまだ知らないので、仕方がないと言えば仕方がないのだが。

 何度弟の名前を教えても、その場では覚えることができず(わざとだったのか?)、結局、顔を見てちゃんと名前が言えるようになったのは、自宅に戻ってきてから。弟の写真を見て、最初のうちは相変わらず「これなに?」と言っていたが、ようやく名前で呼べるようになったのだった。

 お世話になったのにすまなかったねえ、弟よ。これにこりずに、またルンバの面倒を見てやってください。



2003年06月19日(木) オムツはいつ外れるか?(20)

 このごろ、ルンバのトイレが難航中だ。保育園では布パンツで過ごしているが、家ではトイレに行きたがらなくなってしまった。特に無理強いしてもいなかったのだが、なにか心境の変化があったのだろうか。

 保育園に出かける前のトイレだけは毎日続いていたのに、それも行きたがらない。
「ぜったい、いや!」
 と言って、便器に座ることさえ断固拒否。

 保育園からの帰宅後すぐにおしっこが出ることが多いので、家に着いてすぐに誘っても「いや!」ばかり。そして出てしまってから、「おしっこ、でちゃった」。うーん、どうしたものか。春に進級する前は、すぐにでもオムツがはずれそうな勢いだったのになあ。

 あまりトイレ、トイレと言ってルンバのストレスをためるのもよくない気がするので、とりあえずは本人のやる気が復活するのを待とうと思っている。10月に出産を控えているので、この夏にはずれてくれると本当は助かるんだけれど。焦っても仕方がない、と自分に言い聞かせる日々だ。



2003年06月16日(月) 2歳6カ月歯科健診

 ルンバただいま2歳8カ月。遅くなってしまったのだが、2歳6カ月歯科健診に行ってきた。

 とは言うものの、3〜4カ月おきに定期的にかかりつけの歯科医院に健診に通っているルンバ。2歳6カ月歯科健診は保健所ではなく医療機関で受けるので、かかりつけ医に行く。いつもと違うのは、自治体から届いた2歳6カ月健診の受診用紙と母子手帳を携えていることくらい。

 前回は待っている間から健診の間、さらには精算が済むまで、ルンバがジッとしていてくれなくて非常に苦労させられたので、覚悟して臨んだ今回の健診。フタを開けてみれば、拍子抜けするくらいにいい子で受診するルンバがいた。

 待合室では絵本を読んで過ごし、診察室に通されると、先生が来るまでは歯科医院で借りたオモチャで遊ぶ。そして先生登場。前回は暴れるルンバを私の膝に乗せ、私が押さえつけて、なんとかやっと受診したのだけれど、今回は一人で座ると言う。私のお腹も大きくなっていて、抱っこはちと苦しい状態なので、ありがたい。

 横に立って様子を見ていると、先生に促されるまま、大きな口を開けて診察を受けるルンバ。「イーッとして」と言われれば、ちゃんとイーッとする。とにかくどうしちゃったのっていうくらい従順なのだ。

 その後、歯科衛生士さんが歯磨きがきちんとできているか、汚れ具合をチェック。そして最後にフッ素塗布。ほとんどイヤイヤも暴れもせず、無事に健診終了! えらいぞルンバ!!

 ところで本日、歯科衛生士さんに言われたこと。ルンバは舌の力がものすごーく強いほうなのだそうだ。下の歯の内側を磨く時、その舌で力強く抵抗されるので、非常に磨きづらいんである。
「もうちょっと大きくなって、自分で舌をどけてくれるようになるまで、磨きづらいと思いますが、がんばって磨いてみてください」
 とのアドバイス。舌まで力持ちだったのか、ルンバ。どうりで歯磨きの時に苦労するはずである。

 それでもここ数カ月のルンバは、某しまじろうビデオで覚えた「はみがき機関車」の歌に合わせて磨いてやると、あまり抵抗しない。まずは自分で磨き、仕上磨きで私に交替する時には、こちらから「運転手、交替は?」と促すと、なぜだか「しんこう〜(進行)」と言って交替し、割におとなしく仕上をさせてくれる。ただし「しんこう」を言う前に勝手に仕上磨きをすると、そりゃあもう大騒ぎ。いろいろと彼なりの手順があるのである。

 健診の帰りは、いい子にしていたご褒美に、ルンバの大好きな近所のペットショップに寄って、心ゆくまで子犬や子猫を見せてあげた。帰宅すると、夫に
「ルンバくん、じょうずに あーん したよ!」
 と得意気に報告していたルンバだった。



2003年06月12日(木) 身体測定

 身体測定がありました。ルンバ2歳8カ月。
 身長:90.6cm、体重:14.2kg。

 体重が初の14kg台に! 最近、なんでもよく食べるもんなあ。顔が丸いよ、ルンバ。



2003年06月09日(月) ハサミに挑戦

 どんよりした天気の1日。保育園に行くと、教室に机を出して何人かが座り、工作をしていた。どうやらハサミに初挑戦しているらしい。

「ルンバくん、ハサミ使ったことあります?」
 と先生に聞かれ、
「まだないです」。

 みんなの様子を見てやってみたくなったルンバ、自分のイスを出してきて、輪に加わる。ハサミがあくと、真剣な顔で折り紙を切り始めた。

 チョキ、チョキ、チョ…キ……。

 たどたどしい手付きながら、小さく切った紙片がヒラヒラと落ちる。
「初めてにしては、なんとか上手に切ってますね」
 と先生。

 ふと見ると、ルンバの口からペロンと舌が…。ベーとしながら折り紙を切っているのだ。どうやら真剣に取り組むと、ルンバは舌が出てしまうらしい。その姿のおかしいこと。先生も
「写真に撮りた〜い」
 とか言い出す始末。

 私が保育園を後にしてからも、ルンバは舌を出しながら、チョキチョキチョキチョキとはさみに夢中になっていたそうだ。



2003年06月06日(金) 食欲旺盛

 このごろ、料理をするのが楽しい。
 ルンバが何でも食べてくれるのである。

 離乳食期のルンバは、好き嫌いのない大食漢だった。しかし2歳過ぎた頃からだろうか。主食類ばかりを食べて、野菜をあまり食べてくれなくなってしまったのだ。夕食を全部食べることはまれで、どうにかして野菜を食べさせようとしても、ほとんど食べてくれない日々だった。

 給食ではお友達と一緒に食べるからか、野菜なども食べているとのことだったので、家でもいつか食べてくれるだろうかと思い悩むばかり。

 ところが最近、ルンバの食欲が復活した。きっかけは、保育園からの帰り道を何度か歩いたことだろうか。かなり長い道のりなので、全部ではないにしても、歩けばルンバもさすがにお腹が空く。そんな日は家に着くなりもう待ちきれない!という様子で、がっついて食べてくれる。そして歩かない日も食べるようになり、おかずも好き嫌いせずいろいろと食べてくれるようになってきたのだ。

 物の名前に興味を持つ年ごろであることも関係しているのかもしれない。いままで自分があまり食べなかった野菜が出てくると、
「これなに?」
 と聞き、
「ブロッコリー?食べちゃおーっと」
 とか言いながら嬉しそうにほお張るのだ。

 そうなるとこちらも張り切ってしまう。いままで食べてくれなかった食材を、これはどうだ、これはどうだと手を変え品を変え出しながら、食べてくれるわが子を見ては、また新たな料理に挑戦する。うー、楽しい〜!

 このごろルンバが特に好きなのはミディトマト、きゅうり。大根サラダなどもシャキシャキ感がたまらないらしい。よく食べるので、顔もまん丸くなってきた。

 ただし食事に時間はかかる。いつも1時間くらいはかかっているだろうか。それでも、食べてくれればそれでヨシなのだ。さて、今日のごはんは何にしようかな。



2003年06月04日(水) 熱愛発覚?!

 最近ルンバがあやしいんである。
 以前ルンバの話に出てくる保育園のクラスメートは、男の子の名前だけだった。それがこのごろ、Sちゃんという女の子の名前が必ず出てくるようになってきた。おや?と思っていた朝の出来事。

 朝、保育園に行くと、クラスの子たちはほとんどが園庭に出て遊んでいた。とりあえず支度をしようとルンバと2人で教室に入り、引き出しに着替えを補充したりしていたところ、Sちゃんがやってきた。

 するとルンバ、四つん這いになり、
「だんごむしむしむしむし〜〜〜」
 と、だんごむしになったつもりで、Sちゃんに近づいたかと思ったら、おおいかぶさるようにしてギューと抱きついたのである。Sちゃんが動こうとすると
「だーめだよ」
 と言いながら抱きついている。
 見ている母は、よその娘さんになんてことを!とドキドキである。

 やっと抱擁をとくと、今度は二人でキャッキャと言いながらテラス中を追いかけっこし始めた。その様子はまるで、
「ほーら、つかまえてごらん!」
「こいつぅ、まてまて〜!」
「キャハハハハハ」
 と言って海辺でたわむれるカップルのようである。

 どうやらルンバはSちゃんのことが相当好きらしい。この、おませさん。小さいなりに、子どもの世界にもいろいろありますなあ。



2003年06月02日(月) つわり?!

 ルンバが変わった。
 以前は食べなかった「すっぱいもの」を、好んで飲食するようになったのである。

 まず、柑橘類。
 祖父母からもらった柑橘類が段ボールにいっぱいあるわが家、ルンバはこのごろ夕食を終えると自分で箱から出してきて、
「あけて!(皮をむいて、の意)」
 と催促。

 まず1個ペロリと平らげ、たいていそれでは足りなくて、
「もういっこ、みかん」
 と言いながらおかわりを持ってくる。
 そうしてすっぱそうに顔をゆがめながら、
「すっぱい、あまい!」
 と言ってパクパク食べているのだった。

 それから、はやりの「お酢」。
 生協で購入したリンゴ黒酢を水割りにしてあげてみたら、喜んで飲んだ。それじゃあと、さらにすっぱいアセロラ玄米黒酢ドリンクをあげてみると、
「すっぱいよ」
 と言いながら、喜んで飲むではないか。このドリンク、確かに甘みもあるけれど、大人が飲んでも結構すっぱいシロモノ。以前のルンバだったら絶対に飲まなかったであろう味だ。

 そしてきわめつけは酢の物。
 大人用の一品として、わかめときゅうりの酢の物を作ったら、ルンバはそれをお皿ごと抱え込んでしまい、一人で半分ほど平らげてしまったのだ。これには本当に驚いた。どうも、好物のきゅうりが食べたかったからのようなのだが。

 この話を保育園の先生にしたら、
「お母さんにつわりがないから、代わりにルンバくんがつわり?」。
 そ、そういうこと?!

 以前、栄養士さんから「子どもの味覚は10歳くらいまでかけてゆっくり作られる。その間の好き嫌いは一時的なものなので、一時期食べなくても、忘れたころに食卓に出せば食べたりする」という話を聞いたことがあったが、なるほどなと思わせるルンバの変化なのだった。


 < 過去  INDEX  未来 >


よん [BBS] [MAIL] [HOMEPAGE] [2人目妊娠記&近況]

My追加