えすぱっ子
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2002年04月28日(日) クラブ選手権 静岡県予選 ジュビロ磐田戦

02年04月28日14:03開始 ジュビロ豊田町グラウンド
 日本クラブユース選手権(U-18)大会 静岡県予選
 対 ジュビロ磐田ユース

▼布陣
先発:                終了間際:

−−−−− 鈴木真 −阿部−−−−−− −−−−− 山本真 −阿部−−−−−−

−−大瀧−−−−−−−−−−枝村−− −−岡村−−−−−−−−−−枝村−−

−−−−− 杉山浩−山本真 −−−−− −−−−−−大瀧− 杉山浩 −−−−−

−−篠田−−高山−−森安− 杉山拓 − −−篠田−−高山−−森安− 杉山拓 −

−−−−−−−−風間−−−−−−−− −−−−−−−−風間−−−−−−−−

交代:後半16分:鈴木→岡村(そのまま左SHに)

ジュビロ磐田ユース:

−−−−−−神谷−−中林−−−−−−

−−−−大杉−−−−−−沼野−−−−

−−−−−−渥美−−岩本−−−−−−

−−橋本−−榎本−−峰村−−荻原−−
                   交代:後半00分:中林→笹垣
−−−−−−−−細田−−−−−−−−    後半33分:榎本→坂本


▼試合展開

 静岡西部は、私の出身地。だから、土地の実情は、よく分かっている。車社会だということも、良く分かっている。だが、それにしても、元気のない地元商店街。歩いてグラウンドに行くまで「ジュビロード」を通ったが、何人の歩行者がいただろう。「W杯日本代表キャンプ特需」を期待しているようだが、恐らく代表は完全非公開。よしんば公開されファンが殺到したとしても、あの商店街に金を落とすとは思えない。静岡西部は工業の町。商店街に明るい兆しは見られない。
 さて、1ヶ月前の中日本ユースリーグでは、1−1の痛み分け。その時の清水は、浩太・阿部・大瀧を静岡選抜の遠征・練習で欠き、篠田も出場しなかった。今回は彼らが復帰したものの、今度は仁科と渡邊を欠いていた(帯同メンバーにも不在)。天野は帯同していたが、出場せず。中学生・山本真希がボランチに入った。
 一方の磐田はU-16代表の遠征で、主力の早生まれ2年生・船谷の他、有望1年生を大幅に欠いた。怪我人多発のGKを含め、ベストからは数段落ちる陣容である。

[前半]
 静岡ダービーという意識、何よりも静岡を1位抜けすれば、東海予選で名古屋と当たらずに全国切符を獲得できることもあって、立ち上がり、特に磐田に固さが見られた。勢いは清水。開始3分に中学生・山本真希が奪取から素早く繋ぎ、阿部がダイレクトで叩くと枝村が右サイドを抉る。センタリングに鈴木が競り勝つも、勢い無くゴール上へ。しかし5分、篠田が奪取して前の大瀧に渡すと、大瀧はキープしながらDFを引きずってあれよあれよとゴールラインまでドリブル。そこから低くゴールラインギリギリを平行移動したセンタリングは、枝村が流し込むだけで良かった。清水先制、1−0。
 その後も、高山・森安が積極的に前でボールを奪っては、アウトサイドにフィード、固さの抜けない磐田を、ほぼ一方的に攻め立てるが、それは前掛かりの危険性を内包していた。10分、中央の渥美に最終ラインがプレスに行くと、前に出た右サイド裏にこぼされ、飛び出した神谷が全くのフリー。そのままドリブルで侵入すると、余裕を持って風間との1対1を制する。1−1。同点。これで、漸く磐田の固さが解け、積極的な中盤プレスが機能しはじめる。だが、これに臆することなく、清水は攻撃姿勢を崩さない。繋ぐ意識の高い清水がボール支配で優位を保つが、磐田は中盤勝負を避け、シンプルな裏へのロングフィードで牽制する。
 22分、真希が奪うと簡単に大瀧に渡し、そこから大きなサイドチェンジ。枝村が右サイドを刻んでセンタリングを送るも、鈴木の頭には届かず。24分、浩太の奪取から即座にフィードも阿部が競り負ける。しかし、弾いたボールは大瀧が拾い、巧くキープしながらドリブル、先制点同様の展開でセンタリングに枝村が中距離でダイレクトで狙うも、ゴール右に外れる。その直後、相手ゴールキックを拾い左に展開すると、再び大瀧からセンタリング。真希が完璧に捉えた低い弾道のボレーは、GKが正面で弾く。

 だが、後から振り返れば、攻勢にも関わらず、清水は追い込まれていた。磐田の組織的なプレスの前に清水の連携は付け焼き刃で、主軸たる浩太・阿部が消されていた。この2人に徹底マークを付けるのは当然のことだが、下級生中心の前線周囲の選手たちは、彼らをフリーにする動きよりも、自ら突破することを選択した。
  「チャレンジとカバーリングの関係の歪曲」。
 チャレンジ成功率の高い阿部や浩太が、チャレンジする周囲のカバーに追われて、試合から消えた。さらに最終ラインは、鋭い読みで中盤に飛び出してプレスを仕掛ける高山だけでなく、森安・拓也も同様にチャレンジしたため、カバーの動きは皆無に等しかった。特に清水の右サイドは一触即発の不安定さを、抱え続けた。
 28分にはロングボールを競り切れず、磐田が森安を振り切って、左45度の角度から強烈なシュート。これは風間が弾いたが、倒れていた森安がクリアできず、再び同じ位置から危険なシュート。幸いにも、ゴールを外れる。ロスタイムには、またも中央から左サイド(清水の右サイド)の裏を破られ、1対1。これは辛くも相手シュートミスに救われた。

[後半]
 後半開始と同時に、清水はポジションチェンジ。山本真希をFW、鈴木真司を左MF、大瀧義史を左ボランチに。大瀧を浩太の補佐役にしたことで、ある程度は浩太も持てるようになるが、逆にパスを受ける前線の4人が連携無視で突破を図る、「香車」を4枚前に並べたような状態。個人技志向に、拍車を掛けただけであった。
 20分には、中央から左にスルーパスを出されると、DFが振られ、大杉の折り返しに中央沼野がフリー。落ち着いて決められ、1−2。逆転。続けざまに25分、CKをニアの大杉に軽く流し、神谷が詰めて、1−3。さらに30分には、左サイドからのハイボールに風間が競り負けると、笹垣が落としたところを冷静に神谷が押し込み、1−4。万事は休した。

 それにしても、磐田は意気込みが違った。前述の通り、確かに東海大会出場2枠の内の順位戦に過ぎないかもしれないが、1位は愛知1位(名古屋)と対戦せずに全国切符を掴む機会を得られるのだ。磐田は序盤こそ固さもあったが、中盤での激しいプレス、そして自分たちは中盤を避け、ローリスクのロングフィード、逆転後の時間稼ぎなど、結果を追求する姿勢が伺えた。
 対して清水は、この試合の意味合いを理解していたのであろうか? 抜群の相性を見せていた枝村ではなく、中学生の真希を浩太のボランチに組ませた。何より、先制点を奪った時の清水と、逆転に成功した時の磐田の喜び方の違いを見ると、明らかに気持ちの強さで後手を踏んでいたように思える。これで清水は「グランパスユース史上最強」の呼び名の高い名古屋を倒さずには、全国の地すら踏めない。相応の覚悟を持って、臨んでもらいたい。

(後日談)
 この試合、私が最も苛立ったのは、清水に「決戦」の意識が薄かったこと。しかし、実は東海の全国大会出場枠は昨年と同じ「3」で変わらなかったそうで。つまり、東海大会で名古屋に負けたとしても、3位決定戦に勝ち抜ければ、全国に出場できます。そうであれば、磐田相手でもリスクチャレンジを崩さなかったこと(悉く失敗したが)も評価できますし、東海大会で強敵である名古屋と戦っておくのも、悪くない。東海大会で優勝すれば、全国の組み分けで優遇されるかといえば、そうでもないことを、過去に清水自身が証明してますから(苦笑)。全く手前勝手な批判を反省してます。



▼試合結果
清水エスパルスユース 1−4 ジュビロ磐田ユース
 得点:前半05分:清水・枝村 匠馬 (大瀧 義史 ・左クロス)
    前半10分:磐田・神谷 優 (渥美 順仁 ・スルーパス)
    後半20分:磐田・沼野 成吉 (大杉 健悟 ・左クロス)
    後半25分:磐田・神谷 優 (大杉 健悟 ・ポストプレー)
    後半30分:磐田・神谷 優 (笹垣 亮介 ・ポストプレー)


▼選手寸評
風間 翔太  4.0 ボールの処理に不安。コーチングも効果的なポジション修正がない。

杉山 拓也  5.0 突破技術は無双の成功率を誇ったが、自らの裏にスペースを提供。
森安 洋文  4.5 個人では空中戦・地上戦で優位を譲らずも、カバーリングの意識欠如。
高山 純一  5.5 全てに次元の違いを見せたが、振り回されて隙を見せる。
篠田 大輔  5.5 攻守で周囲を結合させようと奔走。大瀧・岡村の攻撃力を引き出す。

枝村 匠馬  5.5 突破・キープとも良好だが、拓也の攻撃参加後のカバーに欠けた。
山本 真希  5.0 高い個人能力で攻撃を司るも、周囲を「生かす」意識を保持せず。
杉山 浩太  5.0 余裕を得れば好機を演出したが、密着マークで全般には確度が落ちた。
大瀧 義史  6.0 僚友篠田の後援を得て冴えを見せる。ボランチ後は浩太の補佐に励む。

鈴木 真司  4.5 味方パスがズレた後の、守備の淡泊さが気になる。FWでは意欲的。
阿部文一朗 5.5 前半は生かされず。逆転後は自らも突破で好機に絡むも、結果出ず。

岡村総一郎 6.0 ドリブルという明確な目的を遂行すべく、阿部・篠田を上手く動かす。



2002年04月20日(土) クラブ選手権 静岡県予選 掛川JFC戦

4月20日(土)11:00開始 磐田市安久路グラウンド
 対 掛川JFC

某所にて情報を頂いたもの。感謝感激雨霰。

布陣
−−−−−鈴木−−阿部−−−−−

−大瀧−−枝村−−浩太−−真希−

−篠田−−高山−−森安−−拓也−

−−−−−−−風間−−−−−−−

現段階では、4−2−3−1は、本番モードでは使えないのかも知れず。3年生を浩太と高山、拓也しか起用せず、期待値の高い下級生を抜擢した布陣。右アウトサイドには、中学生の姿(山本真希)まで。そのパフォーマンスには、エスパユースヤクザの中では、菊地直哉登場以上の衝撃だという声も。


試合結果
清水エスパルスユース 6ー0 掛川JFC
 得点:阿部文一朗3、鈴木真司2、山本真希

山本マキちゃん(爆)の得点は、右サイドから切れ込んでのドリブルシュート。真司の2点目はPA外から、後方からの浮き球パスをダイレクトボレーループシュートというキャプ翼並みのスーパーシュート(笑)で、GKの頭上を越えてネットに収めたのだとか。



2002年04月13日(土) 中日本スーパーリーグ 富山第一高校戦

8時半。朝起きて、すぐに時之栖スポーツセンターに電話。
「清水エスパルス−富山第一の試合会場を教えてください。」
「高校生の試合は、裾野グランドの3面ある方で行われますよ。」

おお、やはり。「御殿場サッカー場」だからといって、御殿場市に位置する時之栖グランド(別称、御殿場グランド)の方に行ったら、とんでもないことになるところだった。なにしろ、両者は同じ時之栖スポーツセンターとはいえ、5km以上離れているのだ。侮れないぜ、御殿場サッカー場。そして、中日本ユースリーグ。胸を撫で下ろし、一路御殿場へ。

途中、やや迷いながら50分ほど歩いて裾野グランドに到着。もう、15時近くだ。岐阜工業−東京学館新潟の試合を観戦しながら、待つ。しかし、待てど待てどオレンジ色のユニフォームが現れる気配はなく、別のグラウンドでは、同じ試合予定時刻(15時半)の四日市中央工−丸岡の試合が始まってしまった。
おかしい。まさか、朝の話が、早くも変更になったというのか。あ、侮れないぜ、中日本ユースリーグ。慌てて、再び電話。
「清水エスパルス−富山第一の試合会場は、変更になったのですか?」
「いえ、試合開始が10時に変更になって、もう終わってしまったんですよ。

え?
いや、確かに朝の電話では、試合時間までは聞かなかったけどさあ…。本当に侮れないぜっ、中日本ユースリーグ!!


試合結果
4月13日(土) 10:00キックオフ(御殿場高原サッカー場)

富山第一高校 2−5 清水エスパルス
 得点:阿部文一朗(鈴木真司)、阿部文一朗(なし)、阿部文一朗(杉山浩太)、
    阿部文一朗(天野数士)、阿部文一朗(杉山浩太)
  ※( )内はアシスト。
 警告:杉山浩太(反スポーツ的行為)、村越大三(ラフプレー)

後半だけで、5得点の逆転勝ち。浩太は暴言でも吐いたのでしょうか。「反スポーツ的行為」を「反スポ」と略す中日本ユースリーグは、やはり侮れない(笑)。しかし、ブンは、もうどうにも止まらないですな。通算18得点。浩太も7アシスト。


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以下、不貞腐れたエスパサポによる、試合観戦記。


●名古屋グランパス8ユース−藤枝東高校
「グランパス8」は、どう考えても変だろ、中日本ユースリーグのパンフレット(笑)。

▼布陣
○名古屋グランパス8ユース    ○藤枝東高校

−−−−−津田−−神谷−−−−−◇−−−−−森下−−海野−−−−−

−−−深谷−−平林−−森敬−−−◇−−−田中−−成岡−−山本−−−

−−−−−−−24−−−−−−−◇−−−−−−−岡田−−−−−−−

−稲垣−−鈴木−−諸江−−富岡−◇−小林−−佐塚−−大井−−河合−

−−−−−−−森美−−−−−−−◇−−−−−−−清野−−−−−−−

名古屋の24番は、判別不明。少なくとも、パンフの選手ではない。下級生だろうが、かなり良い動きをしていた。マックス鈴木が常に余り、その前にSBを絞らせ3人のCBにする変則的な4バック。

藤枝東は、ベストメンバーと言ってよいだろう。山本と海野の位置は逆かもしれないが、ゴール裏観戦で識別できないまま、前半終了時に山本は交代。まだ、怪我の具合が悪いそうだ。後半、新1年生の赤星(清水JY出身)・長原(ジュビロ掛川JY出身)ら、クラブジュニアユース出身のU16代表選手が登場。他は、石橋(3年生)や、松下・木村・立田ら2年生が出場したようだ。


▼試合展開
出だしこそ押し込まれる場面があったものの、徐々に名古屋ペース。4バック1ボランチの藤枝東は、平林・神丸らドリブラーを揃える名古屋の中央突破に予想以上の脆さを見せた。
06分、名古屋、神丸の右CKをマックス鈴木が完璧ヘッドも枠上。
08分、藤枝東、混戦からネットを揺らすも、GKチャージ?でノーゴール。
23分、名古屋、24番のスルーパスに、津田がフリーでシュートは、右ポスト内側。
25分、名古屋、神丸の右CK、ファーの深谷が折り返し、ゴール3M右前の森敬史が頭で
   叩きつけるもGKが反応、掻き出す。
36分、名古屋、数分前にブラールド監督から、前線に常に3人残せと強気の指示。
   DFの跳ね返しを待ち受けていた平林、中央突破。藤枝東、ズルズル下がる。
   PAに差し掛かり、漸く当たりに行ったところを右に大きく開く神丸へ。
   その折り返しをファーで胸で落とした平林、即座、右足一閃。1−0。
39分、藤枝東、成岡の中途半端なキープを平林が奪い、フリーになるが前半終了の笛。

後半、名古屋が時間稼ぎも混ぜるなど消極的になり、交代選手を大量投入した藤枝東のサイド攻撃が機能する。名古屋は単純な放り込みが多くなったが、それは大井・長原の長身CBの餌食となった。
10分、名古屋、GKに一度弾かれるも、その後の中途半端な飛び出しを見逃さず、森敬史
   が脇下にシュート。追加点。2−0。
11分、藤枝東、左センタリングに海野がフリーでヘッドも、GK瞬時に体を倒し、弾く。
15分、藤枝東、こぼれ球を赤星が強烈ミドル。DFに当たりコースが変わるも左ポスト。
37分、藤枝東、右からの展開をニアで受けた赤星、折り返しが手に当たり、ハンドの判定。
   PKは成岡でなく赤星。しかし、これを森美棋が右に飛んで防ぐ。

名古屋グランパス 2−0 藤枝東高校


●四日市中央工高校−丸岡高校
名古屋−藤枝東戦のハーフタイム、10分間弱だけ観戦。四中工は、跳ね返し能力に長け、組織が整備された4バックで丸岡の侵入をゴールから20Mほど前からは全く譲らず、確度の低いミドルやスルーパスによる攻撃に抑えていた。

四日市中央工高校 4−0 丸岡高校


●岐阜工業高校−東京学館新潟高校
後半20分程から観戦。着いて5分ほどで岐阜工が得点。しかし、DFの選手から「盛り上げようぜ」と声が掛かるほど、淡々とする前線。どうやら、試合の大勢は決まっていたらしい。…と思ったら、あれはノーゴールだったそうな(後日談)。盛り上がらないはずだ(爆)。
その後の試合内容は、むしろ学館新潟。高いDFラインを保ち、アウトサイドで数的有利を作っては裏を突いた。しかし、決定機にシュートの精度がない。良いFWが一人いるだけで、だいぶ変わると思う。対する岐阜工は、少ないタッチで相手の高いラインの裏を、効果的に脅かしていた。

岐阜工業高校 1−1 東京学館新潟高校



2002年04月09日(火) サテライト練習参加

サテライトの練習スケジュール変更のお知らせ

今月からサテライトの練習の一部に、清水エスパルスユースの選手数名(5名程度)が参加することとしました。これにより、高校の終業時間に合わせて、サテライトの練習スケジュールが、一部変更となりました。
 【変更】→4/9(火)、4/16(火)


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公式HPより。

練習参加自体は珍しいことではないですが、サテライトの練習時間を動かして、定期的に練習参加するのは、異例のことかと思います。5名というと、今年の二種選手(高山・仁科・浩太・阿部・枝村)と同じ人数ですね。彼らが、そのまま練習参加となるのかな。
ナビスコ杯もあるので、エディーの高1デビューにも期待したいです。サテライトでは、既に2試合連続で高山と浩太がベンチ入りしてますので、彼らがデビューの有力候補でしょうが。
追われる立場のユース昇格選手たちにも、頑張ってほしいです。17時からの練習、というのは、彼らにも一種の刺激になると思いますし。



2002年04月07日(日) JY:ナイキ杯 東海予選

今年は、普及枠が東海に割り当てられ、東海枠は「2」。静岡・愛知・岐阜・三重から、県予選優勝チーム1チームのみが参加し、全4チームによるトーナメントで争うため、1回戦に勝利した時点で全国出場が決まります。
ところが、静岡優勝の清水が当たったのは、愛知優勝、タレント揃いのグランパス。両者、普及枠の恩恵に与れず、天国と地獄の1回戦となりました。


▼試合結果
○ナイキ杯 東海予選準決勝
4月7日(日) 11:20キックオフ(長良川球技メドウ)

清水エスパルス 2V−1 名古屋グランパスエイト
 得点:岩本、望月雄


○ナイキ杯 東海予選決勝
4月7日(日) 14:30キックオフ(長良川球技メドウ)

清水エスパルス 3−0 伊勢SC
 得点:池田、町田、望月雄


全国大会は5月3日から5日まで、Jヴィレッジにて。



2002年04月06日(土) 中日本スーパーリーグ 大垣工業戦

中日本ユースリーグの試合結果が、エスパルスのHPで紹介されています。

▼試合結果
4月6日(土) 14:00キックオフ(杭瀬川スポーツ公園 A)

清水エスパルス 7−0 大垣工業高校
 得点:阿部文一朗(枝村匠馬)、大滝義史(杉山拓也)、杉山拓也(杉山浩太)、
    阿部文一朗(杉山浩太)、オウンゴール、阿部文一朗、阿部文一朗
 ※( )内はアシスト。

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ポゼッションサッカーで圧倒しながら、最後は疲弊した相手をブンが力ずくで粉砕した試合展開だったと予想。
しかし、ブン、一体どれだけ得点を奪うんだ? これで7試合13得点。現在までに、清水の奪った得点が19得点だから、実に7割弱を稼ぎ出しています。しかも、磐田戦などは、お休みだったわけだし。
ちなみに浩太も、これで5アシスト。彼は2試合休んでいるので、5試合での数字です。



2002年04月01日(月) 選手名簿 2002年度版

▼基本布陣(名前の横は学年)

−−−−−−−−−−仁科克英3−− 阿部文一郎2 −−−−−−−−−
          (鈴木真司1)
−−大瀧義史2−−−−−−−−−−−−−−−−−−−杉山拓也3−−
                          (山本真希JY)
−−−−−−−−−−枝村匠馬1−−−杉山浩太3−−−−−−−−−−

−−森安洋文2−−−高山純一3−−−渡邊優希3−−−天野数士3−−
  (篠田大輔2)
−−−−−−−−−−−−−−山本海人2−−−−−−−−−−−−−−

 春先こそ4−2−3−1を試した時期もあったが、結局は伝統のフラット4−4−2で落ち着いた。
 左SBでは、クラブ選手権途中から森安が篠田からポジションを奪取。右MFでは、中学生の山本真希がポジションを奪おうかという勢いだったが、公立校である学校の都合や受験勉強といった事情もあって出番を減らした。
 それ以外は不動のメンバーでクラブ選手権を制覇。だが、シーズン終盤ではトップへの合流と怪我で、圧倒的存在を誇った杉山浩太が離脱。鈴木真司や岡村総一郎といった新鮮な戦力が登場したが、浩太の穴は余りに大きく、不完全燃焼に近い形でシーズンを終えた。また、高山・仁科といった魅力的な素材が見送られるなど昇格基準が厳しさを増した一方、3年生が次々に大学の強豪から内定をもらい、ユース生の進路が多様化した印象を受けた。


▼選手名簿(背番号順)
 日本クラブユース選手権の選手名簿を基本にしている。その時は勝又が外れ、2番(山本真希)から26番(鈴木真司)までの25人が登録されている。高円宮杯では、勝又と杉崎が外れ、背番号1に前田、鈴木が26番から12番に変更された。

01:勝又 英人 GK 3年 84.04.26 182/73 静岡:中郷西中 →(静岡学園)
02:山本 真希 MF 中3 87.08,24 174/64 静岡:大津小SSS →(島田二中)
03:上埜 健太 MF 1年 86.04.06 169/61 静岡:暁秀中  →(静岡学園)
04:高柳 亮太 DF 2年 85.06.27 178/66 静岡:清水JY →(清水東高)
05:篠田 大輔 DF 2年 85.07.26 168/59 静岡:清水JY →(静岡学園)
06:渡邊 優希 DF 3年 84.08.17 173/66 静岡:清水JY →(静岡北高→JAPANサッカーカレッジ)
07:杉山 拓也 MF 3年 84.11.10 180/65 静岡:清水JY →(静岡農業→中央大)
08:大瀧 義史 MF 2年 85.05.05 165/57 静岡:清水JY →(常葉橘高)
09:獅子内善雄 FW 2年 85.05.07 170/65 青森:八戸東中 →(静岡学園)
10:杉山 浩太 MF 3年 85.01.24 173/60 静岡:清水JY →(静岡学園)→清水

11:阿部文一朗 FW 2年 85.04.02 181/73 静岡:清水JY →(静岡星美)
12:杉崎 太雄 FW 1年 86.06.15 173/58 静岡:長泉中  →(清水東高)
13:仁科 克英 FW 3年 85.01.17 174/70 広島:清水JY →(静岡工業→国士大)
14:小林 拓矢 DF 2年 85.04.16 172/61 静岡:清水JY →(静岡学園)
15:岡村総一郎 MF 1年 86.11.01 167/51 静岡:清水JY →(静岡学園)
16:風間 翔太 GK 1年 86.05.02 173/70 静岡:清水JY →(静岡北高)
17:天野 数士 DF 3年 84.04.08 177/69 静岡:清水JY →(静岡学園→専修大)
18:森安 洋文 DF 2年 85.04.23 176/66 米国:Dallas Texans SC→(静岡星美)
19:杉山 雄也 DF 1年 86.12.30 182/69 静岡:清水JY →(静岡学園)
20:高山 純一 DF 3年 84.08.18 178/67 静岡:清水JY →(清水商業→筑波大)

21:山本 海人 GK 2年 85.07.10 187/75 静岡:清水JY →(静岡学園)
22:田淵 将天 MF 2年 85.05.21 172/66 新潟:白新中  →(静岡学園)
23:村越 大三 DF 1年 86.05.15 173/66 静岡:清水JY →(清水工業)
24:枝村 匠馬 MF 1年 86.11.16 175/65 静岡:清水JY →(静岡市立)
25:望月 祐甫 DF 1年 86.09.11 174/68 静岡:清水JY →(静岡学園)
26:鈴木 真司 FW 1年 86.08.29 166/63 静岡:清水JY →(静岡中央)

01:前田 陽平 GK 中3 87.06.22 179/65 静岡:長田東SSS →(静岡長田南中)


▼選手寸評(誕生日順)
○3年生
17:天野 数士 巧みな足技を持つDF。中学時代ほどではないが身体能力も高い。
01:勝又 英人 ハイボールの競り合いに強さを見せるGK。
06:渡邊 優希 「知恵と勇気」に溢れた守備の先導者。効率的な機動力を誇る。
20:高山 純一 判断・技術・身体の守備万般で完成度は高い。パスカットのキレは絶品。
07:杉山 拓也 加速するアスリート。瞬発・持久の両面に長け、鋭い突破を繰り返す。
13:仁科 克英 周囲と最適の距離を保つ万能型FW。受ける際の反応速度は鋭敏。
10:杉山 浩太 抜群の技術と独特の戦術眼で得点の最短距離を導く「ユースの王子様」。

○2年生
11:阿部文一朗 一定水準以下のDFは、そのフィジカルで粉砕する「最終兵器ブン」。
14:小林 拓矢 
18:森安 洋文 局面での競り合いで強さと技術を誇る、潜在力の高い帰国子女。
08:大瀧 義史 余裕を得れば、多種多彩な左足で得点を演出する異才。
09:獅子内善雄 身体能力で振り回す起爆剤。身長に油断すれば制空権すら奪われる。
22:田淵 将天 
04:高柳 亮太 冷静沈着にスペースを埋める燻し銀の職人肌。
21:山本 海人 恵まれた体格で制空権を掌握する、自信に満ちたGK。
05:篠田 大輔 機微を捉える能力に秀で、攻守に過怠なく信頼できる左SB。

○1年生
16:風間 翔太 低身ながら、機敏な飛び出しを見せるGK。
23:村越 大三 
26:鈴木 真司 自分本位の積極性と、それ相応の突破力と左足を誇る「壊れた玩具」。
25:望月 祐甫 
15:岡村総一郎 強気に突破を挑み続けるドリブラー。俊足でDFの網を通り抜ける。
24:枝村 匠馬 着実なキープから的確に長短のパスを使い分ける、中盤の幹部候補生。
19:杉山 雄也 長身だが足下の技術と速さがあり、潜在能力に期待の大きい選手。
03:上埜 健太 
12:杉崎 太雄 

○中学生
01:前田 陽平 高円宮杯で背番号1で登録。機敏なステップワークを見せ、PKが得意。
02:山本 真希 マサキと読む。2番が多い。菊地直哉以上のインパクトを噂される。



▼記録
・クラブ選手権 優勝
・高円宮杯   ベスト16(1回戦敗退)
・Jユース杯  ベスト8 (2回戦敗退)



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ひかる。 @H.P. [MAIL]

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