皆様も(*´Д`)ハァハァできたらイイナ!
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2002年03月18日(月)

今月のGファン〜プラアレロマンス『僕を愛してください』街中痴話喧嘩でゴゥゴゴゥの巻〜


今月号はあまりにも辛子がとてつもなく舞い上がるような内容ばっかりでしたので日記には収められないと判断したためこちらの方でレポート形式に書いていきますねv

まずは扉。

兄上ラブリィv…おっといけねぇ。プラチナが乗り移ってきやがったよ。(汗拭)

それはさておき最初の3ページは私、結構ラブいです。ジルさんとベリルンルンのお二人。かっこよいよ、ジルさんvv

場面変わって(オイ、それだけか!!)プラムとアレク。サフィルスを探して街の門までやってきました。しかし手形が無いと門番は通してくれないらしい。アレクもプラムも勿論持っていません。

なんてったって初めてのお使いですから。(違)

お約束のごとくプラムがアレクの事を『この人は王子ですよ〜?』と門番に言いますがこれまたお約束で門番はアレクの事なんか知りません。当たり前ですが門前払い…(ギャグにもなりゃしねぇよ)

どうしようかとアレクが真剣に悩んでいたらプラムが奥の手があると言い出してきました。アレクも言っていましたがそんなモノがあるなら早く出しなさい。

にくきゅーパ〜ンチ!!(←アレク曰く正面突破)

すかさず突っ込みを入れるアレク。大阪人としてボケには突っ込むその精神はホメますがさすがに大きな擬音語文字でガコンと書かれてるくらい杖(鎌?)で殴るのはヤメましょう。痛いです。

そんな矢先に出てきました。


手形を持ったフードを目深にかぶった白マントに青色全身タイツ(だれも突っ込まないよね…このファッション。確かにかっこいいけどさ…)のアレクだけの超絶美形天才王子様(←アレクだけの、と言う言葉を抜いたら大変楊ゼン臭いです、説明が。)プラチナ様が。←どうやら辛子にとっては様付けは必須らしい。

芸能人が変装をしているかの如くフードを目深にかぶっているのになぜかアレクは一発で判りやがりました。

それはきっと愛のチカラ。(突っ込み急募)

「ぷ、プラチナぁぁ!!」

アレク、当然の如く驚く。
どーでも良いですけどこのコマ、どさくさに紛れてプラムさんがアレクに抱きついてるため辛子にとっては次のコマのプラチナが

「兄…上?」
(な、何でここにいるんだ?あぁ…良かった元気そうだ。…いや、少しやつれたか?きっと兄上のことだ、夏風邪でもうっかりひいてしまったんだろう。全く、しょうがないな…だが、そこがまた愛らしいと言うか…(悦)しかし久しぶりに会えたからか…むちゃくちゃ可愛くなっているのは気のせいか?は!いかん。今はどんなに愛していても俺と兄上は敵同士。…どうするか…。て、言うかさっきからなんだ?このケモノは。良く見てみれば馴れ馴れしくも『俺の』兄上に抱きついているではないか!!……(静怒)切り刻んでくれるッツ!!)←心の声。(0.5秒)

という感じにしか見えません。(末期ですv)

それで、剣を構えるプラチナ(笑)
アレクも条件反射で鎌を構えます。(ああ、もう。今回ベタギャグのオンパレードだな)

「あにってことは〜 兄弟ですか〜?」

すかさずプラムの質問。

「兄弟って言うか 敵って言うか…お前使者の癖に知らないのか?」

全くです。アレクさん、プラス10点。

そして、このときのプラチナ様の心の声。
(て言うか…兄弟以前に俺は兄上が一人の魔人として好きでラブで愛している―――――――――――ッツ!!)

ハイ、誰か息の根止めてください。(人生諦め)

アレクが真剣に戦うか逃げるか考えてるときにプラムはプラアレファンにとって狂喜乱舞してくれるような一言を吐いてくれました。

「そうです!兄弟なのでしたら僕らも一緒に〜…」

勿論門番の答はノー。
緊張感ないですね。(笑)

しかしそこはプラチナ様。愛しい兄上が困っているのを見捨てるわけがありませんv

手形にあらかじめ特別な細工されてあった『王族である証明』で、アレクとプラムも一緒に街の中に入れてあげます。

愛のチカラv(しつこい)

街に入れてはしゃぐプラム。後ろを並んで(←ポイント)歩くプラチナ様とアレク。

何だか若夫婦(プラアレ)とその子供(プラム)みたいじゃのう…v(待て)

さて、ここから今までのちょっと悲しい出来事を二人とも微妙に隠しつつその責任追及をして痴話喧嘩をはじめます。(大いなる勘違い)
でも、安心して!たまには喧嘩も必要なことなの!そうしてお互いの見識を深めていってさらにラブラブになっていくの、本当の恋人たちって言うのはvv(死ネ)

喧嘩をしている間に天使たちが街を襲撃しにやってきます。
プラムは間に入って

「どうして喧嘩するですか!? 兄弟なのに!!」

と、もうこれまたプラアレファンにとってありがたい発言をしちゃってくれます。
ありがとう、プラム。…アンタ、キューピッドじゃよぅ…☆

そこで今月号はおしまい。
来月号へと続きます。予測というかいちプラアレイヤーの純粋な希望としては(笑)プラチナ様とアレク、なんだかんだ言いながらも二人(の愛のチカラv/ウザイ)で天使をやっつけてお互いを見直すんじゃないかと。

んで、ラブラブ街道一直線!!(それはないです)





記事のほうに小説の挿絵が載ってました。プラチナサイドだけど挿絵を見る感じ、
アレクの悩殺イラストが何枚かあったのでプラアレ話とみなしてぜんぜん構わないんじゃないかと!!(超興奮)もしかしたら満月の夜の秘湯温泉密会もあるっぽい?攻め視点(間違)の小説ですかー。好きなんですよね、実はvv(ヲイv)


お粗末さまで下vv(滅殺)

2002年03月14日(木)

ただ、それだけのこと。(プラアレ)


プレゼントというものはどうしていつも選ぶのに迷うものか。
そしてそれに想いが篭っていれば尚更の話。
世界で一番大好きな人。
大好きだと伝えてくれたお返しに大好きだと伝え返したい。


ただ、それだけのことなのに。


「…判らない…。」

プラチナは小さくうめいた。

「…どうしてだ…?」

もう一度。

「いったい…俺は今まで何を見てきたんだ…ッツ!!」

声が震えていた。

「兄上が貰って嬉しいモノが判らんッツ!!」

溜まっていたものを放出するかのように椅子から勢い良く立ち上がり叫んだ。

「ハイ、そこ。静かに執務してくださいね!!」<ズベシ>

今にも城下町へプレゼントを買いに行かんばかりのプラチナに重力の魔法をかけて止める。
床に寝る羽目になったプラチナはジェイドをきつく睨む。

「解け!ジェイド。もう時間がないんだ!!」

さも重要そうな急用っぽく訴えるが、『ホワイトデーのお返しを買いに行く』と言うものは政務と重要性を比べたら、前者のほうが大切に思うとはいかがなものか?

「…計画的なあなたらしくない…。」

フゥ、とため息ひとつついて椅子には座ったままでプラチナのほうを向く。

「…仕方ないだろう?…何を送れば一番喜んでくれるか判らなかったのだから…」
「…確かに。アレク様はほしいもの、大好きなものが沢山ありますからねぇ…」

何も欲しがらないプラチナ様よりは難しそうですね、と付け足す。

「お前は、もう用意してあるのか?…プレゼント。」
「当たり前ですよ。」

いともさらりと答えるジェイドにプラチナは一瞬驚いたような表情をして、素早く重力の魔法を解き、詰め寄った。

「何をプレゼントするつもりなんだ?参考にするから教えろ!!」
「言っちゃっていいんですか?」
「いい。言え!」
「一晩かけて『愛してる』ことを伝えてやるんですよ。それはもう体に忘れられないくらい刻み付けるように。」

プラチナの動きが止まる。何とか体が再起動したのは数十秒後。

「…お前に訊いた俺が馬鹿だった…。」

額に手をやってどうにか頭痛をおさめようとした。

「おやぁ?これ以上に『愛』の篭ったプレゼントはありませんよ?アレク様、絶ッツッツッツッツ対喜びますって♪」
「判ったからもうお前は喋るな…。」

せっかくおさまりかけていた頭痛は悪化した。
あの幼い兄にそれはさすがに駄目だろう。…いや、幼くなくともサフィルスを見れば結果はわかる。つまり、ジェイドだから出来るテなのだ。人付き合いが下手な自分には到底無理な話。
と、そのとき。

コンコン。

小さく、とても遠慮がちにノックがされた。
この時間のこのノックは決まって一人だけ。
仕事が終わってプラチナを迎えにきた奈落王・アレク。

「プラチナ…お仕事終わった…?」

これまた遠慮がちに扉を開ける。
プラチナはまだ執務が終わっていないのを思い出し困ったような顔をしてまだだと告げようとした。が。

「ああ、これはアレク様。今ちょうど終わったところですから。」

予想外の言葉がジェイドから発せられる。
驚いてジェイドの方を向くプラチナ。ジェイドはウィンクをして合図してきた。

『このお仕事どもは明日に回しましょう。…今日はアレク様に免じて、ね?』

結局はジェイドもアレクに甘いのだな、と再確認させられたような気がした。

「さぁさぁ。時間は有効に使いましょうねーv」

執務室から二人を追い出す。それは気を使っているからか。

バタン。

締め出しを食らった感じが否めないのは何故だろうかなどと思いながらプラチナは廊下を歩き始める。
兄と手を繋ぎながら。

「なぁなぁ、プラチナっ!今日って『ほわいとでー』って言うの知ってた?『ばれんたいんでー』のお返しをする日なんだって♪」
「あぁ、知っている…」

兄はもう自分に対するお返しを考えてあるのだろうか?そう、思って内心ギクリとする。

(嗚呼。今思えばバレンタインに渡したあの指輪をお返しとして今日渡せばよかったのかもしれんな…。)

などとぼんやり考えて歩いているプラチナはもちろんアレクの話なんて聞いちゃいない。それに目ざとく気づくアレク。

「もー!!俺の話聞いてないだろプラチナー!!」

ポカリとひとつ叩く。

「す、すまない…。」
「ちゅーいりょくさんまんー!!」

今度はぽかぽかと何回も叩いてきた。…痛くは無いのだけれど。

「…で、何の話だったんだ?」

一通りの制裁が終わったところで話を戻した。

「あのさ、プラチナはお返し…用意してくれてる?」

ギクリとする。背中にはいやな汗が流れる。
だが、下手なうそをついて隠しとおせる自信はまったく無い。ここは素直に白状して謝り、兄の欲しいものを聞いてみることにしようと思った。

「すまない…兄上の欲しそうなものが判らなくて…。」

プラチナはとっさに身構える。アレクがかんしゃくを起こすと予測していたからだ。が。

「謝らなくていーよ!俺も用意してなかったんだよ、わかんなかったから♪」

帰ってきたのは予想外の言葉。

「…は?」

拍子抜けして思わず情けない声をだしてしまった。

「だって俺、ばれんたいんでーですら何あげようか迷いに迷ったんだぞ?プラチナが…指輪…くれたのすっごく嬉しかったけど…。俺、どうやって返したらいいかわかんないんだよ…。だって、ほわいとでーってばれんたいんでーの時に貰った気持ちに応えるプレゼント用意しなくちゃいけないんだよな?俺、一生懸命考えたんだよ。プラチナがどれくらい俺を好きであのプレゼントくれたのかなぁって…。そしたら考える前よりもわかんなくなった。」

…これは…もしかして拒絶の言葉なのでは?と、瞬間プラチナの頭に不吉な予感が駆け抜けた。
と、そのとき首に暖かな体温がくっついてきた。

「あに…うえ…?」
「でもね、それって俺がわかんなくなるくらいプラチナは俺のこと好きッてことじゃないの…?」

体温が密着する。珍しく兄から抱きついてきてくれているのだ。

「俺ね、プラチナのこといっぱいいっぱいすごくすごーく好きだよ?世界でいちばん!!でもね、『どれくらい?』って訊かれたらわかんない。たぶん、数や量では言い表せられないくらい『大好き』なんだよ。」
「兄上…。」

拒絶ではない。違う。それとはまったく正反対の…。

「だからそれに見合う感謝のプレゼントなんていくら考えても見つかりッこないんだよ、きっと。だからね、おあいこv…なんて思うのはじいしきかじょーかなぁ?あ、それともじこまんぞく?」

アレクは少し体を離してにこっと笑った表情を見せてきた。
全く敵わない。
どうしてそんなに自分では考え付かない、嬉しい答をいつも用意してくれているのだろうか?

「…そうだな。俺もきっとそうなんだろう。」

柔らかに微笑んで口付けをひとつ落とした。

「これはホワイトデーのお返しではないからな?!」

こんな簡単なものでは表せられない。

これ、この限りない『好き』という想いを伝えるためのひとつの手段。


その想いに報いることが出来る唯一のお返しはきっと…

―――――『永遠に愛すこと』―――――


□□後書き□□

何の計画も、それこそ漫画で言うネームもきらずに書いた小説。
ヤバヤバ〜…(汗)
いやね、バレンタインがあるんだからホワイトデーも書かなきゃ!!
他キャラのホワイトデーはどうなったの?って?

知るか!!←えらそう。

だって最近プラアレサイト様更新してくれないんだもーん!!私が頑張るしかないじゃないですか!!←誰もお前に期待なんざしとらんし、他カップリング愛好者様に失礼だ。

うぅ…皆様プラアレを〜プラアレを〜!!(禁断症状出てます)

…プラアレラブラブ隊作っちゃろか…(切れた)

2002年03月10日(日)

学園天獄〜受験勉強編〜(キリリク・プラアレ)


「うぅ〜…」

頭を抱えて小さく唸る金髪の主はパストゥール家の長男・アレクサンドルことアレク。

「…兄上。」

それを静止するかのように呼ぶ銀髪の主は次男・プラチナ。

「だって、だって〜…わっかんないんだもん…こんなのふかのーふかのー!!」
「不可能じゃない。現に俺だって出来るんだ。兄上に出来ないことはないだろう?」

今、プラチナはアレクに勉強を教えていた。
彼らは今、都内にあるとある中学校の3年生に属している。…つまり、受験生。受験勉強の真っ最中だ。近所からは『愚兄賢弟』と言われてはいるがアレクはやれば自分よりも出来るとプラチナは知っていた。だから今もこうして熱心に家庭教師を引き受けている。…他ならぬ愛しい兄の願いだからとは敢えて言わないが。

「無理!!」
「決め付けるんじゃない。兄上はやれば出来るんだ。何てことはない。」

アレクはやれば出来る。…のだがいかんせんやる気と根気がない。だから結果、『愚兄』と呼ばれてしまう。

「無理無理!!俺これだけはぜぇぇぇ――――ったい!無理!!」
「兄上!」
「関数なんて大ッ嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

叫びながらテーブルに乗っかっていた筆記用具をがしゃがしゃと落としていくアレク。いつものことながらこの兄の可愛らしい…もとい、迷惑極まりない(とは微塵にも思っていないのが世界最強のブラコンの名を欲しい侭にしているプラチナたる所以か)かんしゃくにはほとほと困らされる。(それすらも嬉しいとかおもってるあたりもうダメダメである。)
叫んで呼吸を乱したアレクは大きく肩を上下に揺らして呼吸を整える。それを見ながらプラチナはいつものように八つ当たりとしてテーブルから落とされた筆記用具を元に戻していった。

「…だがな兄上、これが出来ないと都立奈落高校には入れないぞ?」

当然の話である。高校受験には関数は必須。都立では5本の指に入るほどのこの高校の入試なら尚更無視することは出来ない。

「いーよ、もう!!俺、私立天上学園に入るから!!プラチナも受験勉強しなくていーんだからいいだろ?!」

実はこの学園には推薦入試が存在する。
そしてアレクとプラチナはこの推薦資格を天上学園の生徒会長・セレスからもらってたりするのだ。

「せっかくだが…俺はそこには行かない。何が何でも奈落高校に行くつもりだ。…天上学園には兄上一人で入学してくれ。」
「えぇ――――――――――――?!なんでぇ??」

予想外のプラチナの返答に不満も露な声を漏らすアレク。それもその筈、この綺麗でかっこいい弟が今まで一度も自分からの誘いを断ったことなんてなかったからだ。

「まず、天上学園は私立だからバイトは一般的に許されていないからな。」
「バイトなんてしなくてもいーじゃん。こづかい貰えるんだし。」
「だが、私立だと学費も馬鹿にならないだろうが。そうなると必然的にこづかいは減る。」
「…う、そうか…。」
「それに奈落高校のほうが30分も近い。…寝ぼすけな兄上の事だ、少しでも多く寝たいんじゃないか?」
「…うう、そだけど…」
「そして最後に。奈落高校は完全週休二日制だが、天上学園は未だに土曜日の休みが施行されていないそうだ。」
「…ううう…それはヤだ…」

行きはよいよい帰りは怖い。

「…それでも、兄上は楽をしたいからと言って天上学園に行きたいと言うんだな。…まぁ、頑張れよ。ちなみにあそこと奈落高校では授業の内容もスピードも多少は違うはずだから入学後は勉強を聞いてこられても教えてあげられないかもしれないな。」
「…意地悪。」
「俺は事実を述べたまでだ。」

確かに。だから下手な反論は出来ない。

「だって…俺、…ずっとプラチナと一緒にいたいのに…。」

うつむいたアレクから小さく嗚咽の声が漏れる。泣いているのだ。予測していた(というかそうなるようにプラチナが仕向けた)からいつもの様にプラチナは慌ても焦りもせずに落ち着いてそんなアレクを見下ろしていた。
その様子がアレクに更なる不安を与えた。…プラチナはもう自分のことがいらないんじゃないかと。

「…何で、いってくれないんだよ…?天上学園に一緒に行くって…。ずっと一緒にいるって…」
「兄上のためだろうが。」

やけに落ち着いた声。

「うそっぱち!俺のためなら天上学園行くってゆってくれるだろ!!」
「落ち着け。」

怒りが爆発する一歩手前でプラチナはアレクを抱きしめる。
アレクはさっきよりも酷くなった嗚咽を漏らしながらぎゅっとプラチナの胸にしがみついた。

「確かに勉強は大変かも知れないが…奈落高校の方が兄上は楽だろう?…俺だって一緒にいたいが…今だけの苦しいのから逃げる為に兄上を甘やかしては兄上が未来、不幸になってしまうんだ…わかってくれ。俺は昔から言っているだろう?『兄上はやれば出来る』って…。俺も出来る限り力になるから今は頑張ろう?」

優しく、落ち着いた声で癒そうとするかのようにアレクの頭を撫でながらプラチナは独白した。
アレクの嗚咽は小さくなっていく。

「…俺のことばっかり…。お前はいいの?」

数分してアレクから発せられた言葉は少しばかり『照れ』が混ざっている。

「…俺は、兄上が幸せならそれでいい。」

緩やかに微笑むプラチナを見てアレクは照れくさそうに笑い返した。

「うん。お前はそーゆーやつだよね。ごめんね?わがまま言って…俺、改めて頑張るから!」
「気にするな、いつものことだ。」
「いつものことって…そんなにいつもわがまま言ってばっかじゃないゾ!!」
「言っている。」
「言ってない!」

怒り顔のアレクに軽くキスを施す。いつもの、『仲直りの証』に。

「兄上は…いろいろと自覚が足りなさ過ぎるんだ。…俺にどれだけ愛されてるかも…わかってないんだろう?」

普段は見せないいたずらっ子のような笑みを至近距離で見せられて、…改めて愛の告白をされてなんだかドキドキしてしまう。
照れ隠しのため視線をそらそうとしたら両手で顔を捕らえられてしまって真正面から視線をぶつけられた。

「それに、俺は俺で満足させてもらっている。…こうやって、な。」

そして今度は深く、キス。
『愛している』事を全身で訴えているかのように。


アレクは決意新たに自分のためにもプラチナのためにも勉強を頑張ろうと思った。

…明日から。(笑)


□□後書き□□

頼まれてもいないのに学園モノ…ちゅーか、現代モノです。
霜月悠夜さんからのキリリク(?)です。…何でもいいって言ってくださったのですよ…(苦笑)

…これってもしかしないでも今までの中でパチモン番付1位?(笑)
あぁ〜…何かいいですねーvパラレルパラレルルリリンパ♪(某魔女ッ子)
私はただいま大変某サイトさんのプラアレご主人様×飼い猫に萌えております…vvストライクだよ、ゆ○らさん…ッツ!!(鼻血垂れ流し)今度何か描いて送りつけちゃいますわ――――んv(迷惑)


      

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