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Mi Pensamiento Diario

昨日の出来事

昨日の晩、たぁ〜っぷりと寝たから疲れもとれて、今朝はかなりいい気分だった。でもどうして7時なんていうような、とんでもなく早い時間に起きちゃったんだろう。できることならお昼くらいまでゆっくりと寝ていたかったのに…。予定外の早起きをしたから朝っぱらからマウスを使えるようにしてたの。何度マウスのディバイスを入れ直してもうまくいかなかったから、今日はシステムを入れ直しちゃった。思えば、先日友達と一緒にサウスダコタ・ワイオミング旅行へ行った時も、帰ってきてからパソコンが変っていってシステムを入れ直したんだっけなぁ。去年の暮れ、実家に帰った時は全然おかしくならなかったのに…。もしかしたら車のトランクに入れちゃうのがいけないのかな。車って結構振動があるもんね。そんな中に何時間も入ってるんだから微妙におかしくなるのかもね。今度から後部座席に置いておこうかな。でもなぁ、何となくそれは気が進まないなぁ。まぁ、しばらくはパソコンを持ってどこかへ行くっていうことがないから、その間に考えておこうかな。
さて、昨日一体何がムースを疲れさせたかというと、ちょっとしたアクシデントがあったからなの。昨日の朝、カンザスシティーで用事を済ませたあと、カンザスシティーの街でも観光しようかなって思ったんだ。行く前にニグロリーグベースボール博物館っていうのとアメリカンジャズ博物館っていうのがあるのは、ネットで調べてたから知ってたけど、でもどこにあるかなんて知らなかったの。だからモーテルの人に野球の博物館ってどこにあるのって聞いたらわかんないっていわれたんだ。街の中にあるのは知ってるけど、いったことないし…って。考えてみれば、住んでる人って意外と知らないのかも。しかもムースが泊まってたモーテルは街の中心からはずれてたから。昔、もしムースが東京で横浜のことを聞かれたら知らないって答えてただろうなぁ。今は横浜のことはちょっとはわかるけど、そんなに詳しくないし…。時間もあったし、どうにか探し出そうと思ったんだけど、面倒臭くなっちゃったからやめちゃった。
まっすぐ家に帰ってもよかったんだけど、せっかく遠出をしたんだからって思って、寄り道をすることにしたんだ。で、カンザスシティーからは車でそこまで移動をしてたんだけど、走り始めて少ししたら、右の後ろの方から何か変な音が聞こえるの。変だな、変だなって思ってたから、途中パーキングエリアで止まって車の周りを見たんだけど、何らおかしなところはなかったの。大丈夫かなって思ってまた走り始めたんだ。やっぱり変な音は消えない。でも、気にしないでそのまま行こうって思ってた矢先、突如車がガタガタっていい出したの。高速道路のど真ん中で。もう、ビックリして路肩に車を止めちゃった。でね、車から降りてすべてのタイヤを見回したんだけど、どのタイヤもパンクはしてないの。あれぇーって思ったんだ。でも、パンクしてないからいいかなって思って、とりあえず次の街まで行ってそこで車を見てもらおうって思ったの。で、もう1度エンジン始動。アクセルを踏んだとたん、また変な音が。その瞬間、途方にくれちゃった。だって高速道路のど真ん中で、しかも周りは一面の野原。携帯電話とかそういった類のものを持っていないからどこかへ連絡しようにも連絡できない。どうしようって思ったの。とりあえず、車がどうなったかが知りたかったからボンネットを開けてエンジンを見たの。そんなの見たって何がわかるって訳ではないんだけど、お約束のようにちょっとそんなこともやってみた。でも、エンジンはおかしくなさそうだったの。で、またまた車の周りを見たら、後ろのバンパーの右側部分がなぜだか壊れてたんだ。でも、あぁーこのせいで車がガタガタいってたんだぁーって思ったの。これだったらって思って、手でバンパーをちょこりとひん曲げて再度スタートを試みたの。でもやっぱり変。もう1度止まって、右後ろのバンパーを見た瞬間、ある事に気がついたの。タイヤがダメになってたんだ。今までになかったこと。どんな状態かというと、タイヤの表面がはがれていたの。それではがれていた表面のゴムでずーっとバンパーっていうかフェンダー?を傷つけてたの。このときのムース、かなりパニックってました。でも、タイヤを代えればどうにか走れるってわかったから、さっそくタイヤ交換開始。タイヤの交換自体はやったことがあるから大きな問題じゃなかったんだけど、高速道路の路肩でタイヤ交換なんてやったことがないからかなりあせってた。だってすぐ横を大型のトレーラーが時速約120kmで通り過ぎていくんだよ。その風圧ったらすごいの。いくら最近太ったからといっても、何があっても飛ばされないようなくらい太ったわけじゃないから、トレーラーの風圧に耐えながらジャッキアップしてたんだ。その時、ざらざらアスファルトに手を何度もこすっちゃって手は血だらけ。なぜだかわからないけど、両手から血が出てるし。ひりひりして痛いし。手は真っ黒だし。途方にくれながらもどうにか次の街までって思いながら、タイヤ交換を続けてたんだ。タイヤ交換自体は問題ないって思ってたけど、ちょー久しぶりだったからやり方を忘れちゃって、スペアタイヤのボルトが閉まんなぁ〜いって思う一幕も。ちゃんと思い出したから大丈夫だったけど。
トロトロと、っていっても時速約90kmで、高速道路を走ってるとガソリンスタンドのマークのついた看板が見えたの。ここのガソリンスタンドで聞けば、タイヤ屋さんがわかるって思ってすぐにその出口で降りちゃった。そしてすぐにガソリンスタンドへ。ガソリンスタンドのおばさんに聞いたらすぐそばに整備工場は2つあるとのこと。どこまでできるかわからないけど、とりあえずホッとしちゃった。もしダメでも、次の街までは16kmくらいしか離れてないことも高速道路の看板で知ってたから。ただ、着いた時間がちょうど12時。1時まではお昼だから何にも出来ないよっていわれちゃった。そっかぁーって思ったけど、とりあえず整備工場の方へ歩いていったの。そうしたら整備工場の人の乗った車がムースの方へ向かってきたの。で、ムースのところに来た時に止まって、何か用かって聞くから、車のタイヤを交換してぇ〜っていったら、これからお昼へ行くから1時以降だなって。もちろん、待ってるぅーっていったの。そうしたら隣りにもう1件あるからそっちで聞いてごらんって。だから隣りの整備工場へも行って聞いたの。そしたらムースの乗ってた車に合うサイズのタイヤがなかったの。残念って思って、1時までボケーっと待つことに。ミズーリ州の空をボーっと眺めてた。アメリカって広いなぁとか考えながら。
午後1時。整備工場のおじさん達がお昼休みを終えて帰ってきたの。整備工場のシャッターが開いた瞬間、車を入れてっていわれて、すぐに工場の中へ。タイヤもちゃんとあったし、ラッキーって思った。待ってる間、ヒマだったからデジカメで車の写真を数枚撮ってたんだ。そう、上の写真は整備工場内で撮ったもの。タイヤはミシュランだったのにねぇ。もうミシュランは使わないって心に決めた瞬間かな。タイヤ交換は大体30分で終了。高速道路のど真ん中で止まってから交換完了するまで約2時間半が過ぎてた。疲れがドーっと出ちゃった。ちゃんとしたタイヤが入ってからも気分的にはハラハラドキドキ。ちょっと走ったらパーキングエリアがあったから、そこで右の後ろのタイヤを見ちゃった。フェンダーのところにも問題がなさそうだし、大丈夫かなって思って何となく安心。しばらく走り続けたら、気分も段々よくなっていってたから、そのまま寄り道したかった場所へ。
この写真の橋、どこかで見たことある人も多いのでは。ミーハーなムース、映画の撮影地へ行ってきちゃった。クリント・イーストウッドとメリル・ストリープの映画、「マジソン郡の橋」で出てきた橋。ローズマンブリッジっていう橋です。ムースはこの映画を見たことがあるから見に行ってちょっと感動。着いた時間が遅かったので、フランチェスカ(メリル・ストリープの役名)の家へは行けなかったけど…。っていうかどこにあるのかも知らなかっただけです。橋の場所は高速道路のパーキングエリアの案内所で聞いてきたからちゃんとわかったんだけどね。実はこれが見たかったのがカンザスシティーへいった1番の理由かな。っていうのはこれだけ見に行くのはちょっと…って思ってたの。そこにカンザスシティーへ行けば、次の日にマジソン郡の橋に寄れるって思ってわざわざお出かけしたのです。そうそう、この「マジソン郡の橋」の作者、ロバート・ジェ−ムス・ウォラーってアイオワ州のシダー・フォールズというところに住んでる人なんだって。ムースの部屋と相互リンクをしてる楽園茶屋の管理人、パグのしっぽさんはアイオワ州のシダー・フォールズにいらっしゃった方。しかもロバート・ジェ−ムス・ウォラーが教鞭をとっていた大学を卒業されてるの。アイオワがどんなところかわからない人にでも「マジソン郡の橋」の作者が教鞭をとっていた大学を卒業して、作者の住んでだ街にいたっていえば、みんなに覚えてもらえるかも。なぁーんてくだらないことを考えちゃった。パグのしっぽさんはきっとアイオワのことは詳しいと思うので、アイオワのことを聞いてみるのもよいのでは?リンクからジャンプできるのでぜひ訪問してみてください。
昨日はこんな感じで1日中大変だったのです。今はもう家にいるので一安心。やっぱり北緯45度の北の国はのんびりしててとってもいいね。カンザスシティーのような街は都会を忘れてしまったムースには大きすぎる街。でも、ムースって東京で生まれ育ったとは思えない。最近、自分で自分のことをそう思う。ムースの心はすっかり田舎色に染まったかな。


2002年06月15日(土)




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