冒険記録日誌
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| 2013年10月17日(木) |
ソーサリーの魔法レッスン その19 |
「魔界の滅亡」発売記念ということで、ソーサリーの魔法レッスンのコーナーです。 「いやいやいやいや、全然ソーサリーは関係ないだろ」というツッコミは重々承知! 本当はドルアーガネタで何かやるべきなのでしょうが、「魔界の滅亡」が未プレイという私ではそれは無理というものなのです。 そんなわけで無理矢理関連付けるために、今回はソーサリーやドルアーガの塔でお馴染みだった、創元推理文庫のゲームブックをテーマにします。他のゲームブックでもしもソーサリーの魔法が使えたら?というネタでいきましょう。 下の例題を読んで適切な呪文を一つ選んでください。
(例題) もしも「ゼビウス」でソーサリーの魔法が使えたら
優れた超能力戦士であるあなた(P・J)は、潜入したゼビウス星で絶体絶命の危機に追い込まれていた。 「お客様。もしかして料金をお持ちでないのでしょうか?」 ボーイが無表情に尋ねる。 ここは東の町で大きな商業ビルの地下食堂街にある高級料理店。 コロロ調の椅子に座り、舌もとろけんばかりのフランス料理の味を堪能したあなたがレジに行くと、金貨40枚という請求書を見せられたのだ。 隣の中華料理屋ならはるかに安い値段でたらふく食べられたはずだが、後悔してももう遅い。所持金は金貨10枚しかないのだ。 なんとが言い逃れられないかと考えたが、ゼビウス星は甘い星ではない。 店内は裕福そうな服装をした品のよい客達でにぎわっていたが、あなたに話しけるボーイだけでなく、ガタイのいい従業員達が店の入り口や厨房の奥から、あなたを遠巻きに見つめる視点を痛いほど感じていた。 この状況から逃れられる呪文を一つ選べ。またあなたはゼビウス星に潜入する際に荷物を持ち込む余裕がなかった為、魔法に必要な道具などは全て地球に置いてきている。
GOD LAW DUD FOG YAZ
選んだら下を読むこと。あなたの運命は?
(GOD) 体力点を1減らす。君は呪文を唱え、ボーイを魅了してごまかそうとした。 しかし、残念ながらこの呪文には金の装身具が必要であり、効果はまったく現れない。 あなたは袋叩きにあい、ゼビウス星で手に入れた金目のものをはぎ取られたうえで、町の外につまみ出される。 さらに体力点を3減らしておくこと。
(LAW) 体力点を4減らす。この呪文は相手を言いなりにする力を持つが、知能の低い相手でなければならず、店の人間には効力がないようだった。 あなたは袋叩きにあったうえ町の外に叩き出される。さらに体力点を3減らしておくこと。 呪文の疲労と合わせて、あなたは行き倒れ寸前だ。
(DUD) 体力点を2減らす。あなたがポケットから、小粒ながら光り輝く宝石を取り出した。 目を丸くして宝石を見つめているボーイに、困った顔をしながら金貨の持ち合わせがないので、仕方なくこれで支払いたいと申し出る。 支払いは承諾され、あなたは無事に店を出る。ほっと息をつきながら、呪文の効果がきれ宝石が消滅する前に足早に立ち去った。
(FOG) 体力点を2減らす。あなたが呪文を唱えると、あたりは突然暗闇になり地下食堂街はパニックに陥った。 唯一見えている君は、何も見えず右往左往する従業員たちを避けながらなんとか店から逃げ出した。
(YAZ) 体力点を1減らす。呪文を唱えるとあなたは透明になった。 唖然とした顔のボーイを尻目に、あなたはクスクス笑いながら店を出ようとする。が、後ろから肩をつかまれてしまう。 「透明なのに?俺の姿が見えるのか!?」 「急にわけのわからない言葉を言い出したと思ったら、クスクス笑ったり、透明だの何言ってんだ?」 従業員達は呆れ顔をしていたが、あなたを病院に連れて行った。 その日のゼビウス星の芸能ニュースでは、自分が透明になれると思い込んで無銭飲食をしたという男の話題が小さく紹介された。 この呪文を唱える時は真珠の指輪を用意しておいた方がいい。
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