冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will


2009年07月26日(日) ウォーロック 第61号 1992年1月

 「ゲームブック製作講座」はこれで最終回。内容はテストプレイとデバッグ方法についてで、これは軽視されがちですが大事ですよね。普通にクリアできないバランスのゲームブックだったり、パラグラフがつながっていない箇所に出会うとかなり悲しいですから。

 「名作ゲームパイプライン」はゲームブックの話題。双葉のペパーミントゲームブックシリーズと「送り雛は瑠璃色の」について語っています。すごい組み合わせだな。共通点は「現代を舞台にしていて主人公が学生」「一つ一つのシーンが印象に残る」だそうですが、それなら「ティーンズパンタクル」も仲間に入れてあげてほしい。
 しかし、ペパーミントゲームブックシリーズのことに触れたコラムって、商業誌ではこれが最初で最後ではないだろうか。シリーズの中でも樹かりんさんと、沙藤いつきさんの作品をオススメにしているのは、私もまったく同意。難点としてこのシリーズが入手困難なことをあげていましたが、発売していた最初からそんな感じだったのか。
 「送り雛は瑠璃色の」のくだりでは作者の思緒さんをいきなり呼んで、対談が始まってました。そういえば59号のこのコラムでは、「送り雛は瑠璃色の」がなぜまったく話題にならなかったのかいまだにわかりません。と書いている箇所がありましたが、あんまりこの作品にハマらなかった自分は、何か小難しい文学のような物語とあの怖いイラストじゃ、一般受けしないだろうなと思っていました。それにリメイクしたクイーンズブレイドが旧版のロストワールドよりもヒットしたみたいに、話題になるかは作品の内容だけでなく売り込み方とか他の要素も大きいのですよね。いいものを出せば売れるとは限らないのが現実です。
 このコラムのオチの方では、「“ペパーミント”って、読んだあとに実生活との落差を感じて気がめいるんですよ。��少女小説“もこれが嫌だから読まないんです。」と書いているくだりがありましたが、これは今のライトノベル「平凡な男の子がいきなり事件に巻き込まれて、いつの間にか女の子達にモテモテ小説」に通じるものがありますなぁ。


山口プリン |HomePage

My追加