冒険記録日誌
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| 2003年10月05日(日) |
彼のハートにおまじない(樹かりん/双葉文庫) その4 |
話も終盤に差し掛かって、いろいろなドラマが発生します。 マリィの正体。 飛鳥君の裏切り。 ろくろっ組のボス、幻城寺美影の真実。 そして大占術奥義之書の正体とは──。
などと書くと凄そうですけど、どうにもストーリーが行き当たりばったりに展開している気がします。 大半の選択誌はそれほど重要でないものか、常識的に行動すれば問題のないものばかり。 読者の入る余地があまりないですな。 そもそもの始まりだったマリィとの対決が、途中でなし崩しに消滅してしまったのはなんだかなー。 とりあえず代わりにろくろっ組のボス、幻城寺美影との戦いが最後の山場となります。 相手の心を読み合う凄まじい思念力の戦いの末に麗香が勝利。 麗香も飛鳥君もマリィも幻城寺美影もみんな仲良くハッピーエンドです。 めでたしめでたし。
<追伸> おい、これ超能力者じゃなくて占い師の物語じゃなかったのか?
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