冒険記録日誌
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| 2003年04月19日(土) |
輝け!ゲームブック魔法使いコンテスト 「パンタクルシリーズ」 |
たけたろう「エントリーナンバー15番。創元推理文庫からパンタクルシリーズでおなじみ、大島いずみちゃんです」 山口プリン「違うだろ!しかも彼女は霊能力者だし」 たけたろう「はいはい、本当はドルアーガの塔でもお馴染みのメスロンさんの登場でした」 山口プリン「やっとでましたね。脇役として出演したドルアーガの塔シリーズ、ティーンズパンタクル、主役として登場したパンタクル、パンタクル2といろんなところで活躍している魔法使いです。最近パンタクルも見事に復刊されましたし、大半のゲームブックファンはご存知のキャラクターでしょう」 たけたろう「さあ、注目の得点はどうなりますか」
名声点:★★★★★★★ 芸術点:★★★★★★★ 呪文数:★★★(パンタクルなら15種類。ただし冒険中に多少増える) 戦闘力:★★★★★ 便利度:★★★
たけたろう「やはりというか、名声と芸術点が高いです」 山口プリン「なにせドルアーガの塔の住民までも、東洋の若き天才魔法使いとして名前が知れ渡っていたほどですからね。それに派手な戦化粧をしたビジュアル系魔法使いとして、ゲームブックブーム当時の彼の人気は際立っていました」 たけたろう「呪文の威力は、ソーサリーにはかないませんか?」 山口プリン「攻撃魔法は“火界”の呪文とか申し分ない内容ですけど、防御系の魔法が物足りないですから。しかし一見すると、戦闘にしか使えなさそうな魔法や、体が小さくなる“ほっけ縮劣拳”のような使えなさそうな魔法でも、彼は工夫していろいろな使い方をしていたのが印象的です」 たけたろう「中には使えそうで実は使えない魔法もありましたけどね。それからパンタクル2の魔法は1と違うものでしたが、これはどんな感じですか」 山口プリン「パンタクル2の魔法はさらに攻撃的です。ゴーレムを呼び出して土木作業をするシーンなんかもありましたけど、ほとんど戦闘中心の内容でした」 たけたろう「後半はなんだか効果がよく分からない呪文も登場しましたね」 山口プリン「“愛の呪い”とかですか(苦笑)。これも攻撃魔法でしたが“パラグラフが長くなっちゃうから”というコメントがついて、説明がカットされていました。今考えても理由になってないですねぇ」 たけたろう「この呪文で敵を倒すのって、いったいどんな死に方なんでしょうかね?」 山口プリン「例えばソーサリーの主人公にかけてみます。想像するに、リーブラ様に対して妄想が膨らみ、ハァハァと呼吸は荒く夜も眠れずに衰弱死・・・。つまり萌え死にするのですな」 たけたろう「ううっ。それはある意味、もっとも残酷な呪文かもしれない・・・」
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