冒険記録日誌
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| 2002年05月13日(月) |
光神話パルテナの鏡 神殿の悪魔を倒せ(双葉文庫) その4 |
再スタート。
中盤まで同じように進んだ後、偽メデューサを倒したあとの3つの扉の前まできました。 原因を考えるに、どうもこの選択を間違ったようです。 違う扉を開けると、そこはおとぎの国でした。 森の中で赤ずきんちゃんが歩いています。 草原では羊飼いの少年がオオカミがきたぞーと叫んでいます。 街に出れば王様の行進に出会います。 気のいい「裸の王様」かと思って突っ立っていたら、鞭でぶたれちゃいました。 「王様の耳はロバの耳」の王様だったようです。 このゲームブックって、ギリシャ神話のお話しじゃなかったのかな。細かいことを気にしてはいけないのでしょうが。
ともかくおとぎの国は正解のルートだったようで、聖なるアイテムがいくつも手に入りました。 ところが夜の町に場面が一転します。するとさっき出会った羊飼いの少年とかロバの耳の王様とかが、みすぼらしいマッチ売りの姿をして近づいてくるではありませんか。 「マッチはいりませんか。マッチはいりませんか。助けて」 「聖なるアイテムで救ってくれ。なんで王様のわしがマッリ売りをしなくてはならんのじゃ」 こっちが知りたいです。 でも困っている人を放置できません。聖なるアイテムを全部あげちゃいました。 すると今度は以前出会った肥満悪魔がやってきました。こいつもマッチ売りの姿をしています。 「マッチはいりませんかぁ」 「コビルじゃないか。どうしてこんなことに」 「メデューサ様にばれてしまった。俺はもうだめだ」 「俺のためにこんな事になって」 「俺はもう死ぬ。聖なるアイテムがあれば助かるかもしれんが」 「コビル。しっかりするんだ!」 盛り上がっているところすいませんが、僕は彼をそれほどよく知りません。 なにか重大なイベントを通過せずにきたようで、お話しに置いていかれます。 それに聖なるアイテムはもうありません。 助ける方法はただ一つ。僕の命を差し出せば、なぜか助かるそうです。 よくわからないけど助けた方がいい気がしてきたので、身代わりになります。 僕の体に覆い被さって泣きじゃくるコビル君を後に、僕の意識はスゥーーーと、遠のいていきます。
「合格じゃ」 気が付くと例の老人がいて、聖なるアイテムを返してくれました。 どうやら本物のメデューサの城へ進めるようです。 もうなにがなんだかわかりません。次はいよいよ悪魔メデューサとの対決です。
続く
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