ぼくたちは世界から忘れ去られているんだ

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2004年08月06日(金) 天使の涙
「だって、あたしが救う、って云っていいよ、って云ってくれたのジュンだけなんだもん。あとの人はみいんな、あいつのところ行け、って云ったんだよ。だから見かねてあの人がすぐ帰って来い、とかいうんだよ」
いまいちわかってないトモヨが訊ねる。
「あの人って?」
あたしと天使様は声をそろえる。
「神様」
天使様は続ける。
「あたし、落ちこぼれなの。一度も誰かを救ったことがないの。金髪だって、染色だし。ワンピースだってお下がりだよ。でもさあ、がんばってるのに」
そう云うと天使様は涙を流した。大粒の、きらりと光る、それはそれは美しい涙だった。あたしはもらい泣きした。情けない話だ。


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