ぼくたちは世界から忘れ去られているんだ

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2004年08月02日(月) 天使とママとあたし
 もちろん、へばりついていたといってもロフトから顔を出していただけである。いつの間にかこの家はリフォームしたらしい。しかし一瞬、本当にへばりついてるかと思った。驚いた。
「今日は、どんな用事で来たの?」
嫌な質問。
「特に用事はないんだけど」
するとママはがっかりしたように云った。
「今日、わたし誕生日だから来てくれたのかと思ったわ」
「そう、そうなのよ!秘密にしてたの、あったりー」
「うそよ。わたしの誕生日は半年先よ」
やられた。さすがです。
「パパは?」
「仕事」
よかった。パパは苦手なんだ、あたし。
「いやー、今までありがと、これからもよろしくってことで」
なんだなんだあたしは何を云ってるんだ。
「じゃあね!」
そう云うとあたしは実家を足早に去った。ばっかみたい。

 天使様が纏わりついてくる。
「ねえ、救われた?救われた?」
「んなわけないでしょ。あたしあの人苦手なんだから」
「実の母親じゃない」
「そうだけど」
「じゃあもっと仲いいはずよ」
「苦手なもんは苦手なの!」
「じゃあ、次はトモヨさん家ね」
「トモヨは旅行中だよ」
「うそでしょ、リサーチ済みよ」
「ばれた?」
「ばれたー」

 と、いうわけで、次はトモヨん家。


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